JPH09275456A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09275456A
JPH09275456A JP8108570A JP10857096A JPH09275456A JP H09275456 A JPH09275456 A JP H09275456A JP 8108570 A JP8108570 A JP 8108570A JP 10857096 A JP10857096 A JP 10857096A JP H09275456 A JPH09275456 A JP H09275456A
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JP
Japan
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unit
analog
line
codec
voice
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JP8108570A
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English (en)
Inventor
Masahito Otani
雅人 大谷
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は安価かつ簡単な構成でアナログ回線と
ディジタル回線双方でファクシミリ通信と音声通信を行
うことのできるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、システム制御部1
6が信号切換部4を制御して、モデム部7をNCU部3
とコーデック部5に切り換えて接続し、PSTN回線と
ISDN回線を切り換えてファクシミリ通信を行う。ま
た、信号切換部4によりコーデック部5をNCU部5に
接続し、システムメモリ部17にA則又はμ則でコーデ
ィングされて記憶されている音声応答メッセージを、P
/S変換部8でP/S変換した後コーデック部5でデコ
ードして信号切換部4及びNCU部3を介してPSTN
回線に送出し、さらに、信号切換部4の接続状態にかか
わらず、システムメモリ部17の音声応答メッセージを
P/S変換部8でシリアルデータに変換して直接レイヤ
1信号制御部9及びISDN I/F部10を介してI
SDN回線に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、ディジタル回線とアナログ回線の双
方に接続されるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置は、音声メッセ
ージの録音/再生を音声合成IC(Integrated Circui
t:集積回路)や音声録音再生LSI(Large Scale Int
egratedcircuit:大規模集積回路)等の音声を取り扱う
専用のICが行っている。
【0003】ところが、ISDN(Integrated Service
s Digital Network:サービス総合デジタル網)等のデ
ィジタル回線とPSTN(公衆電話回線網)等のアナロ
グ回線の双方に接続されるファクシミリ装置、すなわ
ち、G3機能とG4機能を備えたファクシミリ装置にお
いては、アナログ信号をディジタル回線上に送出するた
めに、ディジタル信号に変換する必要があり、そのた
め、コーディックというA/D変換回路やD/A変換回
路を備えているとともに、音声をアナログ回線とディジ
タル回線で取り扱うために、音声合成ICや音声録音再
生LSIを備えている。例えば、音声メッセージの再生
を行うには、まず、音声合成ICで音声メッセージのデ
ィジタルデータをアナログ信号に変換してからコーデッ
クに入力し、コーデックで再度ディジタルデータに変換
するという手順により処理している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、特に、ディジ
タル回線とアナログ回線の双方に接続されるファクシミ
リ装置にあっては、A/D変換及びD/A変換を行うコ
ーデック以外に、音声信号をディジタル変換及びアナロ
グ変換する音声合成ICや音声録音再生LSIを別に備
えた構成となっていたため、ファクシミリ装置の回路構
成が複雑で大型化するとともに、高価なものになるとい
う問題があった。
【0005】そこで、請求項1記載の発明は、モデム手
段をコーデック手段とアナログ通信制御手段に切り換え
て接続するとともに、コーデック手段とアナログ通信制
御手段との接続・切り離しを行うことにより、アナログ
回線とディジタル回線を選択的に利用してファクシミリ
通信を行うことができるとともに、記憶手段にA則ある
いはμ則に従って記憶されている音声応答メッセージを
直接ディジタル回線に送出したり、コーデック手段でア
ナログデータに変換した後、アナログ回線に送出するこ
とができるようにして、従来のように、音声合成ICや
音声録音再生LSIを省いてアナログ回線とディジタル
回線の双方でファクシミリ通信と音声応答データの送出
を行うことのできるファクシミリ装置を簡単な構成で、
かつ、安価なものとすることを目的としている。
【0006】請求項2記載の発明は、モデム手段をコー
デック手段とアナログ通信制御手段に切り換えて接続す
るとともに、コーデック手段とアナログ通信制御手段と
の接続・切り離しを行うことにより、アナログ回線とデ
ィジタル回線を選択的に利用してファクシミリ通信を行
うことができるとともに、記憶手段にA則あるいはμ則
に従って記憶されている音声応答メッセージを直接ディ
ジタル回線に送出したり、コーデック手段でアナログデ
ータに変換した後、アナログ回線に送出することができ
るようにし、また、コーデック手段をアナログ通信制御
手段に接続することにより、アナログ回線から送られて
くる音声メッセージをA則あるいはμ則に従ってコーデ
ック手段でコーディングして記憶手段に記憶することが
できるとともに、ディジタル回線から送られてくる音声
メッセージをそのまま記憶手段に記憶させることがで
き、従来のように、音声合成ICや音声録音再生LSI
を別に設けることなく、アナログ回線とディジタル回線
の双方でファクシミリ通信と音声の送出とアナログ回線
とディジタル回線の双方から送られてくる音声メッセー
ジの記憶を行うことのできるファクシミリ装置を簡単な
構成で、かつ、安価なものとすることを目的としてい
る。
【0007】請求項3記載の発明は、音声入力手段から
入力されたアナログの音声信号をコーディング手段でA
則あるいはμ則でディジタル変換して、記憶手段に音声
応答メッセージとして記憶することにより、任意の応答
メッセージを記憶させて、音声合成ICや音声録音再生
LSIを別に設けることなく、アナログ回線とディジタ
ル回線の双方に送出することのできるファクシミリ装置
を簡単な構成で、かつ、安価なものとすることを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、アナログ回線に接続され、当該アナ
ログ回線との通信制御を行うアナログ通信制御手段と、
信号の変調及び復調を行うモデム手段と、ディジタル回
線に接続され、当該ディジタル回線との通信制御を行う
ディジタル通信制御手段と、前記ディジタル通信制御手
段に接続され、A則あるいはμ則に従ってアナログ信号
をコーディング及びデコードするコーデック手段と、前
記A則あるいはμ則に従ってコーディングされた音声応
答データを記憶する記憶手段と、前記モデム手段と前記
コーデック手段と前記アナログ通信制御手段とを切り換
えて接続する切換手段と、前記切換手段により前記モデ
ム手段を前記アナログ通信制御手段と前記コーデック手
段に切り換えて接続させて、前記アナログ回線と前記デ
ィジタル回線を選択的に利用してファクシミリ通信を行
い、前記記憶手段の前記音声応答データを直接前記ディ
ジタル通信制御手段に出力して前記ディジタル回線に送
出させ、また、前記切換手段により前記コーデック手段
を前記アナログ通信制御手段に接続させて、前記記憶手
段の前記音声応答データを前記コーデック手段によりア
ナログデータにデコードさせた後、前記アナログ回線に
送出させる制御手段と、を備えることにより、上記目的
を達成している。
【0009】ここで、アナログ回線としては、例えば、
PSTN回線等であり、ディジタル回線としては、例え
ば、ISDN回線等である。
【0010】アナログ通信制御手段は、例えば、NCU
(網制御手段)等であり、ディジタル通信制御手段は、
例えば、Bチャネル伝送制御手段、Dチャネル伝送制御
手段、レイヤ1信号制御手段等である。
【0011】切換手段は、制御手段の制御下で動作し
て、モデム手段とコーデック手段とアナログ通信制御手
段とを選択的に切り換えて接続する。
【0012】したがって、アナログ回線によりファクシ
ミリ通信を行う場合には、モデム手段とアナログ通信制
御手段を切換手段により接続し、ディジタル回線により
ファクシミリ通信を行う場合には、モデム手段とディジ
タル通信制御手段を切換手段により接続する。また、記
憶手段に記憶されている音声応答メッセージをアナログ
回線に送出する場合には、切換手段によりコーデック手
段とアナログ通信制御手段を接続して、コーデック手段
でディジタルの音声応答メッセージをアナログ変換して
アナログ回線に送出し、記憶手段に記憶されている音声
応答メッセージをアナログ回線に送出する場合には、記
憶手段の音声応答メッセージを直接ディジタル通信制御
手段を介してディジタル回線に送出する。
【0013】上記構成によれば、切換手段によりモデム
手段をコーデック手段とアナログ通信制御手段に切り換
えて接続し、また、コーデック手段とアナログ通信制御
手段との接続・切り離しを行うので、アナログ回線とデ
ィジタル回線を選択的に利用してファクシミリ通信を行
うことができるとともに、記憶手段にA則あるいはμ則
に従って記憶されている音声応答メッセージを直接ディ
ジタル回線に送出したり、コーデック手段でアナログデ
ータに変換した後、アナログ回線に送出することがで
き、従来のように、コーデック手段の他に、音声合成I
Cや音声録音再生LSIを設けることなく、アナログ回
線とディジタル回線の双方でファクシミリ通信と音声応
答データの送出を行うことのできるファクシミリ装置を
簡単な構成で、かつ、安価なものとすることができる。
【0014】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、アナログ回線に接続され、当該アナログ回線との通
信制御を行うアナログ通信制御手段と、信号の変調及び
復調を行うモデム手段と、ディジタル回線に接続され、
当該ディジタル回線との通信制御を行うディジタル通信
制御手段と、前記ディジタル通信制御手段に接続され、
A則あるいはμ則に従ってアナログ信号をコーディング
及びデコードするコーデック手段と、前記A則あるいは
μ則に従ってコーディングされた音声応答データを記憶
する記憶手段と、前記モデム手段と前記コーデック手段
と前記アナログ通信制御手段とを切り換えて接続する切
換手段と、前記切換手段により前記モデム手段を前記ア
ナログ通信制御手段と前記コーデック手段に切り換えて
接続させて、前記アナログ回線と前記ディジタル回線を
選択的に利用してファクシミリ通信を行い、前記記憶手
段の前記音声応答データを直接前記ディジタル通信制御
手段に出力して前記ディジタル回線に送出させ、また、
前記切換手段により前記コーデック手段を前記アナログ
通信制御手段に接続させて、前記記憶手段の前記音声応
答データを前記コーデック手段によりアナログデータに
デコードさせた後、前記アナログ回線に送出させ、さら
に、前記切換手段により前記アナログ通信制御部と前記
コーデック手段との接続と切り離しを行わせて、前記ア
ナログ回線からの音声メッセージを前記コーデック手段
によりコーディングさせた後、前記記憶手段に記憶さ
せ、また、前記ディジタル回線からの音声メッセージを
そのまま前記記憶手段に記憶させる制御手段と、を備え
ることにより、上記目的を達成している。
【0015】ここで、制御手段は、アナログ回線により
ファクシミリ通信を行う場合には、モデム手段とアナロ
グ通信制御手段を切換手段により接続し、ディジタル回
線によりファクシミリ通信を行う場合には、モデム手段
とディジタル通信制御手段を切換手段により接続する。
また、記憶手段に記憶されている音声応答メッセージを
アナログ回線に送出する場合には、切換手段によりコー
デック手段とアナログ通信制御手段を接続して、コーデ
ック手段でディジタルの音声応答メッセージをアナログ
変換してアナログ回線に送出し、記憶手段に記憶されて
いる音声応答メッセージをアナログ回線に送出する場合
には、記憶手段の音声応答メッセージを直接ディジタル
通信制御手段を介してディジタル回線に送出する。さら
に、制御手段は、アナログ回線から送られてくる音声メ
ッセージを取り込む場合には、切換手段によりアナログ
通信制御手段をコーデック手段に接続させて、コーデッ
ク手段でアナログの音声メッセージをコーディングさせ
て、記憶手段に記憶させ、ディジタル回線から送られて
くる音声メッセージを取り込む場合には、ディジタル回
線からの音声メッセージをディジタル通信制御手段で取
り込ませて、直接記憶手段に記憶させる。
【0016】上記構成によれば、モデム手段をコーデッ
ク手段とアナログ通信制御手段に切り換えて接続し、ま
た、コーデック手段とアナログ通信制御手段との接続・
切り離しを行うので、アナログ回線とディジタル回線を
選択的に利用してファクシミリ通信を行うことができる
とともに、記憶手段にA則あるいはμ則に従って記憶さ
れている音声応答メッセージを直接ディジタル回線に送
出したり、コーデック手段でアナログデータに変換した
後、アナログ回線に送出することができ、また、コーデ
ック手段とアナログ通信制御手段との接続・切り離しを
行うので、アナログ回線から送られてくる音声メッセー
ジをA則あるいはμ則に従ってコーデック手段でコーデ
ィングして記憶手段に記憶させることができるととも
に、ディジタル回線から送られてくる音声メッセージを
そのまま記憶手段に記憶させることができる。その結
果、従来のように、音声合成ICや音声録音再生LSI
を別に設けることなく、アナログ回線とディジタル回線
の双方でファクシミリ通信と音声の送出及びアナログ回
線とディジタル回線の双方から送られてくる音声メッセ
ージの記憶を行うことのできるファクシミリ装置を簡単
な構成で、かつ、安価なものとすることができる。
【0017】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記ファクシミリ装置は、拡声出力さ
れた音声を取得して、アナログの音声信号に変換する音
声入力手段をさらに備え、前記切換手段は、前記音声入
力手段を前記コーデック手段に接続する機能を有し、前
記制御手段は、前記切換手段により前記音声入力手段を
前記コーデック手段に接続させ、前記コーデック手段に
より前記音声入力手段からのアナログの音声信号をコー
ディングさせた後、前記記憶手段に前記音声応答メッセ
ージとして記憶させるものであってもよい。
【0018】上記構成によれば、音声入力手段から入力
されたアナログの音声信号をコーデック手段でA則ある
いはμ則でディジタル変換して、記憶手段に音声応答メ
ッセージとして記憶するので、任意の音声応答メッセー
ジを記憶させて、音声合成ICや音声録音再生LSIを
別に設けることなく、アナログ回線とディジタル回線の
双方に送出することのできるファクシミリ装置を簡単な
構成で、かつ、安価なものとすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0020】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の第1の実施の形態を示す図である。図1は、本発明
のファクシミリ装置の第1の実施の形態を適用したファ
クシミリ装置1の回路ブロック図であり、本実施の形態
は、アナログ回線とディジタル回線を選択的に利用して
ファクシミリ通信を行うとともに、記憶手段にA則ある
いはμ則に従って記憶されている音声応答メッセージを
直接ディジタル回線に送出し、また、コーデック手段で
アナログデータに変換した後、アナログ回線に送出する
もので、請求項1に対応するものである。
【0021】図1において、ファクシミリ装置1は、I
/Oポート部2、NCU部3、信号切換部4、コーデッ
ク部5、Bチャネル伝送制御部6、モデム部7、パラレ
ル/シリアル(P/S)変換部8、レイヤ1信号制御部
9、ISDN I/F部10、Dチャンネル伝送制御部
11、記録部12、読取部13、画像メモリ部14、符
号化・復号化部15、システム制御部16、システムメ
モリ部17及び操作表示部18等を備えており、上記各
部は、システムバス19により接続されている。
【0022】NCU部(アナログ通信制御手段)3に
は、アナログ回線、例えば、PSTN(Public Swiched
Telephone Network:公衆電話網)が接続されており、
NCU部3は、直流ループの形成やDP信号の送出等を
行って、PSTN回線とのインターフェースを行う。
【0023】信号切換部(切換手段)4は、モデム部7
からの入力信号の出力先をNCU部3あるいはコーデッ
ク部5に切り換えて出力し、また、モデム部7への出力
信号の入力元をNCU部3あるいはコーデック部5に切
り換え、さらに、NCU部3への出力信号の入力元をモ
デム部7あるいはコーデック部5に切り換える。
【0024】すなわち、信号切換部4は、図2に示すよ
うに、3つのスイッチSW1、スイッチSW2及びスイ
ッチSW3を備えており、スイッチSW1は、その共通
端子C1が、モデム部7の送信端子MDMTXに接続さ
れ、その切換端子A1が、スイッチSW3の切換端子A
3に、その切換端子B1が、コーデック部5の送信端子
G4TXに、それぞれ接続されている。スイッチSW2
は、その共通端子C2が、モデム部7からの受信端子M
DMRXに接続され、その切換端子A2が、NCU部3
の受信端子G3RXに、その切換端子B2が、スイッチ
SW3の切換端子B3とコーデック部5の受信端子G4
RXに接続されている。スイッチSW3は、その共通端
子C3が、NCU部3の送信端子G3TXに接続され、
その切換端子A3が、上述のように、スイッチSW1の
切換端子A1に、その切換端子B3が、スイッチSW2
の切換端子B2に接続されているとともに、コーデック
部5の受信端子G4RXに接続されている。
【0025】したがって、信号切換部4は、スイッチS
W1〜スイッチSW3をそれぞれ切換端子A1〜A3に
接続することにより、モデム部7とNCU部3を接続
し、また、スイッチSW1〜スイッチSW2をそれぞれ
切換端子B1〜B2に接続することにより、コーデック
部5とモデム部7を接続する。そして、スイッチSW3
を切換端子B3に接続することにより、コーデック部5
とNCU部3を接続する。
【0026】I/Oポート部2は、システム制御部16
とのハンドシェイクを行い、信号切換部4及びNCU部
3の制御を行う。
【0027】コーデック部(コーデック手段)5は、I
TU(International Telecommunication Union:国際
電気通信連合)−T勧告のG.711(64Kbpsの
音声符号化則)の規定によるA則あるいはμ則に従って
アナログ信号をディジタル信号に変換し、また、ディジ
タル信号をアナログ信号に変換する。
【0028】Bチャネル伝送制御部6は、ISDN通信
におけるBチャネル上でのレイヤ2以上のプロトコルを
制御するもので、使用されるプロトコルは、サービスに
よって異なるが、G4ファクシミリ通信の場合、回線交
換モードのレイヤ2、3では、LAPB(Link Access
Procedure-Balanced:平衡型リンク・アクセス手順)と
呼ばれるX.75、X.25規格、さらに上位では、
T.70、T.62、T.6等に沿ったデータ構造にし
て送出し、また、LAPBに沿ったデータ構造の通信デ
ータを受信する。
【0029】モデム部(モデム手段)7は、プロトコル
信号、画情報、V.21及びV.17等の規格に従って
変・復調処理を行い、また、DTMF信号の送出を行
う。
【0030】P/S変換部8は、システムバス19上の
パラレルデータをシリアルデータに変換してコーデック
部5やレイヤ1信号制御部9に出力する。
【0031】レイヤ1信号制御部9は、ISDN通信の
D及びBチャネル上での物理条件以外の部分、すなわ
ち、伝送符号、フレーム構成、電気的特性及びDチャネ
ル競合等の制御を行う。
【0032】ISDN I/F部10は、Dチャネル及
びBチャネル上でのレイヤ1の物理条件を満足させるた
めのインターフェースを行うもので、コンセントの形状
やピン配列等のISDN回線と物理的な接続を行う。
【0033】Dチャネル伝送制御部11は、ISDN通
信のDチャネル上でのレイヤ2及びレイヤ3のプログラ
ムを制御するもので、LAPD(Link Access Procedur
e onthe D-channel:Dチャネル用リンク・アクセス手
順)と呼ばれフレームフォーマット、情報転送手順、メ
ッセージフォーマット、回線交換手順及びパケット交換
手順等の制御を行う。
【0034】したがって、上記Bチャネル伝送制御部
6、レイヤ1信号制御部9、ISDNI/F部10及び
Dチャネル伝送制御部11は、全体としてディジタル通
信制御手段として機能する。
【0035】記録部12は、例えば、サーマル素子を利
用したサーマル記録装置、あるいは、電子写真式記録装
置等が使用され、受信画像や読取部13で読み取った画
像等を記録紙に記録出力する。
【0036】読取部13は、例えば、CCD(Charge C
oupled Device)を利用したイメージスキャナ等が利用
されており、原稿を走査して、原稿の画像を所定の解像
度で読み取る。
【0037】画像メモリ部14は、RAM(Random Acc
ess Memory)やハードディスク等で構成され、読取部1
3により読み取られて符号化・復号化部15で符号化さ
れた原稿の画像データを蓄積し、また、受信した符号化
画像データを蓄積する。
【0038】符号化・復号化部15は、画情報の画像メ
モリ部14への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を図
るためのものであり、所定の符号化方式に従って画情報
を符号化し、また、符号化された画情報を復号化する。
【0039】システムメモリ部(記憶手段)17は、フ
ァクシミリ装置1としての基本プログラムや後述する切
換制御処理プログラム、音声応答処理プログラム等が格
納されているとともに、ファクシミリ装置1の制御に必
要な各種データ、特に、後述する切換制御処理や音声応
答処理に必要なデータやコーデック部5で上記A則やμ
則によりコーディングされた音声応答メッセージデータ
等を記憶する。
【0040】システム制御部(制御手段)16は、シス
テムメモリ部17内のプログラムに従ってファクシミリ
装置1の各部を制御して、ファクシミリ装置1としての
シーケンスを実行するとともに、切換制御処理及び音声
応答処理を実行する。
【0041】操作表示部18は、テンキーやスタートキ
ー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ
(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーから
は、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイに
は、操作キーから入力された命令内容やファクシミリ装
置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。
【0042】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、通信モードに応じてアナログのP
STN回線とディジタルのISDN回線に音声を1つの
コーデック部で音声処理して、送出するところにその特
徴がある。以下、この信号切換・音声処理について図2
に基づいて説明する。
【0043】まず、PSTN回線でのモデム部7による
通信を行う場合について説明する。この場合、システム
制御部16は、I/Oポート部2を介して信号切換部4
を制御し、図2に示す状態、すなわち、スイッチSW1
〜スイッチSW3をそれぞれ切換端子A1〜A3に接続
させる。このとき、モデム部7がNCU部3に接続さ
れ、モデム部7を利用したPSTN回線での通信を行う
ことができ、G3のファクシミリ通信を行うことができ
る。
【0044】次に、ISDN回線でのモデム部7による
通信を行う場合について説明する。この場合、システム
制御部16は、I/Oポート部2を介して信号切換部4
を制御し、スイッチSW1とスイッチSW2を切換端子
B1と切換端子B2側に切り換えて接続させる。このと
き、モデム部7がコーデック部5に接続され、モデム部
7を利用したISDN回線での通信を行うことができ
る。
【0045】次に、PSTN回線へ音声応答メッセージ
を送出する場合について説明する。この場合、システム
制御部16は、I/Oポート部2を介して信号切換部4
を、図2に示す状態からスイッチSW3を切換端子B3
側に切り換えて接続させ、コーデック部5をNCU部3
に接続させる。この状態で、システム制御部16は、シ
ステムメモリ部17に予め記憶されている音声応答メッ
セージデータをP/S変換部8に転送して、P/S変換
した後、コーデック部5に転送する。なお、このシステ
ムメモリ部17の音声応答メッセージデータは、上述の
ように、コーデック部5により予めA則あるいはμ則に
従ってコーデックされて、ディジタルデータとして記憶
されている。
【0046】コーデック部5は、P/S変換部8から転
送されてくるディジタルの音声応答メッセージデータを
アナログの音声応答メッセージデータにデコードし、信
号切換部5に出力するが、いま、信号切換部4は、コー
デック部5をNCU部3に接続しているため、音声応答
メッセージは、コーデック部5から信号切換部4及びN
CU部3を介してPSTN回線を通して、相手先に音声
応答メッセージを送出する。
【0047】次に、ISDN回線へ音声応答メッセージ
を送出する場合について説明する。この場合、信号切換
部4は、そのスイッチSW1〜スイッチSW3の状態
は、どのような状態であってもよい。すなわち、ISD
N回線に音声応答メッセージを送出する場合は、システ
ム制御部16は、システムメモリ部17にA則あるいは
μ則によりコーディングされて予め記憶されている音声
応答メッセージを読み出して、パラレルデータとしてP
/S変換部8に転送し、P/S変換部8で、シリアルデ
ータに変換して、レイヤ1信号制御部9及びISDN
I/F部10を介して、ISDN回線に送出する。すな
わち、システムメモリ部17に記憶されている音声応答
メッセージは、上述のように、既にA則あるいはμ則に
よりコーディングされているので、シリアルデータに変
換した後、そのままISDN回線に送出することがで
き、信号切換部4を通す必要が無い。
【0048】このように、本実施の形態によれば、通信
する回線がPSTN回線であるかISDN回線であるか
により、モデム部7を信号切換部4によりNCU部3と
コーデック部5に切り換えて接続し、PSTN回線とI
SDN回線のいずれを利用しても、ファクシミリ通信を
行うことができ、また、予めA則あるいはμ則によりコ
ーディングされた音声応答メッセージをシステムメモリ
部17に記憶して、PSTN回線へ送出するときには、
コーデック部5でアナログ信号にデコードした後送出
し、ISDN回線へ送出するときには、P/S変換した
後、そのまま送出することができる。したがって、音声
合成ICや音声録音再生LSIを用いることなく、コー
デック部5のみで、音声応答メッセージをPSTN回線
及びISDN回線に送出することができ、ファクシミリ
装置1の回路部品を削減して、ファクシミリ装置1を簡
単な構成で、かつ、安価なものとすることができる。
【0049】図3及び図4は、本発明のファクシミリ装
置の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、アナログ回線とディジタル回線を選択的に利用して
ファクシミリ通信を行うとともに、記憶手段にA則ある
いはμ則に従って記憶されている音声応答メッセージを
直接ディジタル回線に送出したり、アナログデータに変
換した後、アナログ回線に送出し、また、アナログ回線
から送られてくる音声メッセージをA則あるいはμ則に
従ってコーディングして記憶手段に記憶するとともに、
ディジタル回線から送られてくる音声メッセージをその
まま記憶手段に記憶させるもので、請求項2に対応する
ものである。なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記図1と同様の構成
部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0050】図3は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を適用したファクシミリ装置20の回路ブ
ロック図であり、ファクシミリ装置20は、上記第1の
実施の形態のファクシミリ装置1と同様の構成である
が、信号切換部21が異なるとともに、P/S変換部8
の代わりにP/S・S/P変換部22が設けられ、さら
に、信号切換部21にマイク23が接続されている。
【0051】信号切換部21は、図4に示すように、4
つのスイッチSW1〜SW4を備えており、スイッチS
W1は、その共通端子C1が、モデム部7の送信端子M
DMTXに接続され、その切換端子A1が、スイッチS
W3の切換端子A3に、その切換端子B1が、コーデッ
ク部5の送信端子G4TXに、それぞれ接続されてい
る。スイッチSW2は、その共通端子C2が、モデム部
7の受信端子MDMRXに接続され、その切換端子A2
が、NCU部3の受信端子G3RXに、その切換端子B
2が、スイッチSW3の切換端子B3とコーデック部の
受信端子G4RXに接続されている。スイッチSW3
は、その共通端子C3が、NCU部3の送信端子G3T
Xに接続され、その切換端子A3が、上述のように、ス
イッチSW1の切換端子A1に、その切換端子B3が、
スイッチSW2の切換端子B2に接続されているととも
に、コーデック部の受信端子G4RXに接続されてい
る。スイッチSW4は、その共通端子C4をスイッチS
W1の切換端子B1と切換端子D4に切り換えて接続
し、切換端子D4は、接地されている。
【0052】したがって、信号切換部4は、スイッチS
W1〜スイッチSW4を適宜切り換えることにより、モ
デム部7とNCU部3、コーデック部5とモデム部7を
接続するとともに、コーデック部5とマイク23及びコ
ーデック部5とNCU部3とを接続する。
【0053】P/S・S/P変換部22は、システムバ
ス19上のパラレルデータをシリアルデータに変換して
コーデック部5やレイヤ1信号制御部9に出力し、ま
た、コーデック部5からのシリアルデータ(コーディン
グデータ)をパラレルデータに変換して、システムバス
19上に取り込む。
【0054】マイク23は、例えば、ハンドセットのマ
イクであり、ファクシミリ装置1のオペレータの発声し
た音声をアナログの音声信号に変換して、信号切換部2
1に出力する。
【0055】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置20は、通信モードに応じてアナログの
PSTN回線とディジタルのISDN回線に音声応答メ
ッセージを1つのコーデック部で音声処理して送出し、
また、マイクから入力された音声をディジタル変換し
て、システムメモリ部17に音声応答メッセージとして
格納するところにその特徴がある。以下、この信号切換
・音声処理について図4に基づいて説明する。
【0056】まず、音声応答メッセージの録音を行う場
合について説明する。この場合、システム制御部16
は、I/Oポート部2を介して信号切換部21を制御
し、スイッチSW2とスイッチSW3は、いずれの状態
にあってもよいが、スイッチSW1は、その共通端子C
1を切換端子A1に接続し、スイッチSW4は、その共
通端子C4を切換端子B1に接続させ、マイク23をコ
ーデック部5に接続させる。この状態で、オペレータが
マイク23を使用して、音声応答メッセージを入力する
と、入力された音声応答メッセージは、マイク23でア
ナログの音声信号に変換され、信号切換部21を介して
コーデック部5に入力される。コーデック部5は、入力
されるアナログの音声応答メッセージをA則あるいはμ
則に従ってディジタルの音声応答メッセージにコーディ
ングし、シリアルデータとしてP/S・S/P変換部2
2に出力する。P/S・S/P変換部22は、コーデッ
ク部5から入力されるシリアルの音声応答メッセージを
パラレル変換し、システム制御部16は、P/S・S/
P変換部22のパラレル変換したディジタルの音声応答
メッセージをシステムバス19を介してシステムメモリ
部17に転送して、システムメモリ部17に記憶させ
る。
【0057】したがって、従来のように、音声合成IC
や音声録音再生LSIを用いることなく、ISDN通信
に必要なコーデック部5を利用して、マイク23から入
力された音声応答メッセージをA則あるいはμ則に従っ
てコーディングして、システムメモリ部17に記憶させ
ることができ、オペレータが自己の音声により任意の音
声応答メッセージを適宜記憶させることのできるファク
シミリ装置20の構成を簡単なものにすることができる
とともに、ファクシミリ装置20を安価なものとするこ
とができる。
【0058】次に、PSTN回線でのモデム部7による
通信を行う場合について説明する。この場合、システム
制御部16は、I/Oポート部2を介して信号切換部2
1を制御し、図4に示す状態、すなわち、スイッチSW
1〜スイッチSW3をそれぞれ切換端子A1〜A3に接
続させ、スイッチSW4を切換端子D4に接続させる。
このとき、モデム部7とNCU部3が接続され、モデム
部7を利用したPSTN回線での通信を行うことがで
き、G3のファクシミリ通信を行うことができる。
【0059】次に、ISDN回線でのモデム部7による
通信を行う場合について説明する。この場合、システム
制御部16は、I/Oポート部2を介して信号切換部2
1を制御し、図4の状態からスイッチSW1とスイッチ
SW2を切換端子B1と切換端子B2側に切り換えて接
続させる。このとき、モデム部7がコーデック部5に接
続され、モデム部7を利用したISDN回線での通信を
行うことができる。
【0060】次に、PSTN回線へ音声応答メッセージ
を送出する場合について説明する。この場合、システム
制御部16は、I/Oポート部2を介して信号切換部2
1を、図4に示す状態からスイッチSW3を切換端子B
3側に切り換えて接続させ、コーデック部5をNCU部
3に接続させる。この状態で、システム制御部16は、
システムメモリ部17に予め記憶されている音声応答メ
ッセージデータをP/S・S/P変換部22に転送し
て、P/S変換した後、コーデック部5に転送する。な
お、このシステムメモリ部17の音声応答メッセージデ
ータは、上述のように、コーデック部5により予めA則
あるいはμ則に従ってコーデックされて、ディジタルデ
ータとして記憶されている。
【0061】コーデック部5は、P/S・S/P変換部
22から転送されてくるディジタルの音声応答メッセー
ジデータをアナログの音声応答メッセージデータにデコ
ードし、信号切換部21に出力するが、いま、信号切換
部21は、コーデック部5をNCU部3に接続している
ため、音声応答メッセージは、コーデック部5から信号
切換部21及びNCU部3を介してPSTN回線を通し
て、相手先に音声応答メッセージを送出する。
【0062】次に、ISDN回線へ音声応答メッセージ
を送出する場合について説明する。この場合、信号切換
部21のスイッチSW1〜スイッチSW4の状態は、図
4の状態にある。すなわち、ISDN回線に音声応答メ
ッセージを送出する場合は、システム制御部16は、シ
ステムメモリ部17にA則あるいはμ則によりコーディ
ングされて予め記憶されているパラレルの音声応答メッ
セージを読み出して、P/S・S/P変換部22に転送
し、P/S・S/P変換部22で、シリアルデータに変
換して、レイヤ1信号制御部9及びISDN I/F部
10を介して、ISDN回線に送出する。すなわち、シ
ステムメモリ部17に記憶されている音声応答メッセー
ジは、上述のように、予めシステムメモリ部17に記憶
されている音声応答メッセージ及び上記録音処理でシス
テムメモリ部17に録音された音声応答メッセージも、
既にA則あるいはμ則によりコーディングされているの
で、シリアルデータに変換した後、そのままISDN回
線に送出することができ、信号切換部21を通す必要が
無い。
【0063】このように、本実施の形態によれば、音声
合成ICや音声録音再生LSIを用いることなく、マイ
ク23から入力した音声応答メッセージをコーデック部
5でA則あるいはμ則に従ってコーディングして、シス
テムメモリ部17に記憶させることができ、また、この
ように入力してA則あるいはμ則に従ってコーディング
した任意の音声応答メッセージや予めシステムメモリ部
17にA則あるいはμ則に従ってコーディングされて記
憶されている固定の音声応答メッセージを、PSTN回
線及びISDN回線へ送出することができる。したがっ
て、任意の音声応答メッセージを格納して、適宜、PS
TN回線とISDN回線に送出することのできるファク
シミリ装置20の回路部品を削減して、ファクシミリ装
置20を簡単な構成で、かつ、安価なものとすることが
できる。また、通信する回線がPSTN回線であるかI
SDN回線であるかにより、モデム部7を信号切換部2
1によりNCU部3とコーデック部5に切り換えて接続
することにより、PSTN回線とISDN回線のいずれ
を利用しても、ファクシミリ通信を行うことができ、フ
ァクシミリ装置20の利用性を向上させることができ
る。
【0064】図5及び図6は、本発明のファクシミリ装
置の第3の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、音声応答メッセージをPSTN回線及びISDN回
線に送出するとともに、PSTN回線及びISDN回線
から送られてきた音声メッセージをコーデック部でコー
ディングしてシステムメモリ部に記憶するもので、請求
項3に対応するものである。なお、本実施の形態は、上
記第1の実施の形態と同様のファクシミリ装置に適用し
たものであり、本実施の形態の説明においては、上記図
1と同様の構成部分には、同一の符号を付してその詳細
な説明を省略する。
【0065】図5は、本発明のファクシミリ装置の第3
の実施の形態を適用したファクシミリ装置30の回路ブ
ロック図であり、ファクシミリ装置30は、上記第1の
実施の形態のファクシミリ装置1と同様の構成である
が、信号切換部31が異なるとともに、P/S変換部8
の代わりにP/S・S/P変換部32が設けられてい
る。
【0066】信号切換部31は、図6に示すように、4
つのスイッチSW1〜SW4を備えており、スイッチS
W1は、その共通端子C1がモデム部7の送信端子MD
MTXに接続され、その切換端子A1が、スイッチSW
3の切換端子A3に、その切換端子B1が、コーデック
部5の送信端子G4TXに、それぞれ接続されている。
スイッチSW2は、その共通端子C2が、モデム部7の
受信端子MDMRXに接続され、その切換端子A2が、
NCU部3の受信端子G3RXとスイッチSW4の共通
端子C4に、その切換端子B2が、スイッチSW3の切
換端子B3とコーデック部の受信端子G4RXに接続さ
れている。スイッチSW3は、その共通端子C3が、N
CU部3の送信端子G3TXに接続され、その切換端子
A3が、上述のように、スイッチSW1の切換端子A1
に、その切換端子B3が、スイッチSW2の切換端子B
2に接続されているとともに、コーデック部の受信端子
G4RXに接続されている。スイッチSW4は、その共
通端子C4が、スイッチSW2の切換端子A2とNCU
部3の受信端子G3RXに接続され、切換端子D4が、
開放されており、共通端子C4をスイッチSW1の切換
端子B1と切換端子D4に切り換えて接続する。
【0067】したがって、信号切換部31は、スイッチ
SW1〜スイッチSW4を適宜切り換えることにより、
モデム部7とNCU部3、コーデック部5とモデム部7
を接続するとともに、NCU部3への出力信号の入力元
をモデム部7とコーデック部5に切り換え、また、NC
U部3からの入力信号のコーデック部5への出力のオン
/オフの切り換えを行う。
【0068】P/S・S/P変換部32は、システムバ
ス19上のパラレルデータをシリアルデータに変換して
コーデック部5やレイヤ1信号制御部9に出力し、ま
た、コーデック部5からのシリアルデータ(コーディン
グデータ)をパラレルデータに変換して、システムバス
19上に取り込む。
【0069】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置30は、通信モードに応じてアナログの
PSTN回線とディジタルのISDN回線に音声応答メ
ッセージを1つのコーデック部5で音声処理して、送出
し、また、PSTN回線やISDN回線を介して相手先
から送られてきた音声メッセージをコーデック部5でデ
ィジタル変換して、システムメモリ部17に格納すると
ころにその特徴がある。以下、この信号切換・音声処理
について図6に基づいて説明する。
【0070】まず、PSTN回線を介して相手先から送
られてくる音声メッセージを録音する場合について説明
する。この場合、システム制御部16は、I/Oポート
部2を介して信号切換部31を制御し、スイッチSW1
は、図6の状態、すなわち、共通端子C1を切換端子A
1に接続した状態とし、スイッチSW4を、図6の状態
からNCU部3をコーデック部5に接続する状態、すな
わち、共通端子C4を切換端子B1に接続させた状態と
する。この状態で、PSTN回線から音声メッセージが
送られてくると、当該アナログの音声メッセージは、N
CU部3から信号切換部31を介してコーデック部5に
入力される。コーデック部5は、入力されるアナログの
音声メッセージをA則あるいはμ則に従ってディジタル
の音声メッセージにコーディングし、シリアルにP/S
・S/P変換部32に出力する。P/S・S/P変換部
32は、コーデック部5から入力されるシリアルの音声
メッセージをパラレル変換し、システム制御部16は、
P/S・S/P変換部32のパラレル変換したディジタ
ルの音声メッセージをシステムバス19を介してシステ
ムメモリ部17に転送して、システムメモリ部17に記
憶させる。
【0071】したがって、従来のように、音声合成IC
や音声録音再生LSIを用いることなく、PSTN回線
を介して相手先から送られてくる音声メッセージをコー
デック部5を利用して、A則あるいはμ則に従ってコー
ディングして、システムメモリ部17に記憶させること
ができ、留守録機能を備えたファクシミリ装置30の構
成を簡単なものにすることができるとともに、ファクシ
ミリ装置30を安価なものとすることができる。
【0072】次に、ISDN回線を介して相手先から送
られてくる音声メッセージを録音する場合について説明
する。この場合、信号切換部31の各スイッチSW1〜
SW4は、どのような状態であってもよい。この状態
で、ISDN回線から音声メッセージが送られてくる
と、当該ディジタルの音声メッセージをISDN I/
F部10を介してレイヤ1信号制御部9に取り込み、レ
イヤ1信号制御部9からシリアルデータとしてP/S・
S/P変換部32に転送する。P/S・S/P変換部3
2は、このシリアルの音声メッセージデータをパラレル
データに変換し、システム制御部16は、このパラレル
データをシステムバス19を介してシステムメモリ部1
7に転送して、システムメモリ部17に音声メッセージ
として記憶させる。
【0073】したがって、ISDN回線を介して相手先
から送られてくる音声メッセージをP/S・S/P変換
部32でパラレルデータに変換して、システムメモリ部
17に記憶させることができ、留守録機能を備えたファ
クシミリ装置30の構成を簡単なものにすることができ
るとともに、ファクシミリ装置30を安価なものとする
ことができる。
【0074】次に、PSTN回線でのモデム部7による
ファクシミリ通信を行う場合について説明する。この場
合、システム制御部16は、I/Oポート部2を介して
信号切換部31を制御し、図6に示す状態、すなわち、
スイッチSW1〜スイッチSW3をそれぞれ切換端子A
1〜A3に接続させ、スイッチSW4を切換端子D4に
接続させる。このとき、モデム部7とNCU部3が接続
され、モデム部7を利用したPSTN回線でのファクシ
ミリ通信を行うことができ、G3のファクシミリ通信を
行うことができる。
【0075】次に、ISDN回線でのモデム部7による
ファクシミリ通信を行う場合について説明する。この場
合、システム制御部16は、I/Oポート部2を介して
信号切換部31を制御し、図6の状態からスイッチSW
1とスイッチSW2を切換端子B1と切換端子B2側に
切り換えて接続させる。このとき、モデム部7がコーデ
ック部5に接続され、モデム部7を利用したISDN回
線でのファクシミリ通信を行うことができ、G4のファ
クシミリ通信を行うことができる。
【0076】次に、PSTN回線へ音声応答メッセージ
を送出する場合について説明する。この場合、システム
制御部16は、I/Oポート部2を介して信号切換部3
1を、図6に示す状態からスイッチSW3を切換端子B
3側に切り換えて接続させ、コーデック部5をNCU部
3に接続させる。この状態で、システム制御部16は、
システムメモリ部17に予め記憶されている音声応答メ
ッセージデータをP/S・S/P変換部32に転送し
て、P/S変換した後、コーデック部5に転送する。な
お、このシステムメモリ部17の音声応答メッセージデ
ータは、上述のように、コーデック部5により予めA則
あるいはμ則に従ってコーデックされて、ディジタルデ
ータとして記憶されている。
【0077】コーデック部5は、P/S・S/P変換部
32から転送されてくるディジタルの音声応答メッセー
ジデータをアナログの音声応答メッセージデータにデコ
ードし、信号切換部31に出力するが、いま、信号切換
部31は、コーデック部5をNCU部3に接続している
ため、音声応答メッセージは、コーデック部5から信号
切換部21及びNCU部3を介してPSTN回線を通し
て、相手先に音声応答メッセージを送出する。
【0078】次に、ISDN回線へ音声応答メッセージ
を送出する場合について説明する。この場合、信号切換
部21のスイッチSW1〜スイッチSW4の状態は、図
6の状態にある。すなわち、ISDN回線に音声応答メ
ッセージを送出する場合は、システム制御部16は、シ
ステムメモリ部17にA則あるいはμ則によりコーディ
ングされて予め記憶されているパラレルの音声応答メッ
セージを読み出して、P/S・S/P変換部32に転送
し、P/S・S/P変換部32で、シリアルデータに変
換して、レイヤ1信号制御部9及びISDN I/F部
10を介して、ISDN回線に送出する。すなわち、シ
ステムメモリ部17に記憶されている音声応答メッセー
ジは、上述のように、予めシステムメモリ部17に記憶
されている音声応答メッセージ及び上記録音処理でシス
テムメモリ部17に録音された音声応答メッセージも、
既にA則あるいはμ則によりコーディングされているの
で、シリアルデータに変換した後、そのままISDN回
線に送出することができ、信号切換部31を通す必要が
無い。
【0079】このように、本実施の形態によれば、音声
合成ICや音声録音再生LSIを用いることなく、PS
TN回線を介して相手先から送られてきた音声メッセー
ジをコーデック部5でA則あるいはμ則に従ってコーデ
ィングして、システムメモリ部17に記憶させることが
でき、また、ISDN回線を介して相手先から送られて
きた音声メッセージをそのままシステムメモリ部17に
記憶させることができ、簡単な構成で、かつ、安価に留
守番録音することができる。また、予めシステムメモリ
部17にA則あるいはμ則に従ってコーディングされて
記憶されている音声応答メッセージを、音声合成ICや
音声録音再生LSIを用いることなく、PSTN回線及
びISDN回線へ送出することができるとともに、通信
する回線がPSTN回線であるかISDN回線であるか
により、モデム部7を信号切換部31によりNCU部3
とコーデック部5に切り換えて接続することにより、P
STN回線とISDN回線のいずれを利用しても、ファ
クシミリ通信を行うことができ、ファクシミリ装置30
の利用性を向上させることができる。
【0080】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、切換手段によりモデム手段をコーデック手段
とアナログ通信制御手段に切り換えて接続し、また、コ
ーデック手段とアナログ通信制御手段との接続・切り離
しを行うので、アナログ回線とディジタル回線を選択的
に利用してファクシミリ通信を行うことができるととも
に、記憶手段にA則あるいはμ則に従って記憶されてい
る音声応答メッセージを直接ディジタル回線に送出した
り、コーデック手段でアナログデータに変換した後、ア
ナログ回線に送出することができ、従来のように、コー
デック手段の他に、音声合成ICや音声録音再生LSI
を設けることなく、アナログ回線とディジタル回線の双
方でファクシミリ通信と音声応答データの送出を行うこ
とのできるファクシミリ装置を簡単な構成で、かつ、安
価なものとすることができる。
【0082】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、モデム手段をコーデック手段とアナログ通信制
御手段に切り換えて接続し、また、コーデック手段とア
ナログ通信制御手段との接続・切り離しを行うので、ア
ナログ回線とディジタル回線を選択的に利用してファク
シミリ通信を行うことができるとともに、記憶手段にA
則あるいはμ則に従って記憶されている音声応答メッセ
ージを直接ディジタル回線に送出したり、コーデック手
段でアナログデータに変換した後、アナログ回線に送出
することができ、また、コーデック手段とアナログ通信
制御手段との接続・切り離しを行うので、アナログ回線
から送られてくる音声メッセージをA則あるいはμ則に
従ってコーデック手段でコーディングして記憶手段に記
憶させることができるとともに、ディジタル回線から送
られてくる音声メッセージをそのまま記憶手段に記憶さ
せることができる。その結果、従来のように、音声合成
ICや音声録音再生LSIを別に設けることなく、アナ
ログ回線とディジタル回線の双方でファクシミリ通信と
音声の送出及びアナログ回線とディジタル回線の双方か
ら送られてくる音声メッセージの記憶を行うことのでき
るファクシミリ装置を簡単な構成で、かつ、安価なもの
とすることができる。
【0083】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、音声入力手段から入力されたアナログの音声信
号をコーデック手段でA則あるいはμ則でディジタル変
換して、記憶手段に音声応答メッセージとして記憶する
ので、任意の音声応答メッセージを記憶させて、音声合
成ICや音声録音再生LSIを別に設けることなく、ア
ナログ回線とディジタル回線の双方に送出することので
きるファクシミリ装置を簡単な構成で、かつ、安価なも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置の信号切換部の詳細な
回路構成を示す図。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図4】図3のファクシミリ装置の信号切換部の詳細な
回路構成を示す図。
【図5】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図6】図5のファクシミリ装置の信号切換部の詳細な
回路構成を示す図。
【符号の説明】
1、20、30 ファクシミリ装置 2 I/Oポート部 3 NCU部 4、21、31 信号切換部 5 コーデック部 6 Bチャネル伝送制御部 7 モデム部 8 P/S変換部 9 レイヤ1信号制御部 10 ISDN I/F部 11 Dチャネル伝送制御部 12 記録部 13 読取部 14 画像メモリ部 15 符号化・復号化部 16 システム制御部 17 システムメモリ部 18 操作表示部 19 システムバス 22、32 P/S・S/P変換部 23 マイク SW1〜SW4 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ回線に接続され、当該アナログ回
    線との通信制御を行うアナログ通信制御手段と、信号の
    変調及び復調を行うモデム手段と、ディジタル回線に接
    続され、当該ディジタル回線との通信制御を行うディジ
    タル通信制御手段と、前記ディジタル通信制御手段に接
    続され、A則あるいはμ則に従ってアナログ信号をコー
    ディング及びデコードするコーデック手段と、前記A則
    あるいはμ則に従ってコーディングされた音声応答デー
    タを記憶する記憶手段と、前記モデム手段と前記コーデ
    ック手段と前記アナログ通信制御手段とを切り換えて接
    続する切換手段と、前記切換手段により前記モデム手段
    を前記アナログ通信制御手段と前記コーデック手段に切
    り換えて接続させて、前記アナログ回線と前記ディジタ
    ル回線を選択的に利用してファクシミリ通信を行い、前
    記記憶手段の前記音声応答データを直接前記ディジタル
    通信制御手段に出力して前記ディジタル回線に送出さ
    せ、また、前記切換手段に前記コーデック手段を前記ア
    ナログ通信制御手段に接続させて、前記記憶手段の前記
    音声応答データを前記コーデック手段によりアナログデ
    ータにデコードさせた後、前記アナログ回線に送出させ
    る制御手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】アナログ回線に接続され、当該アナログ回
    線との通信制御を行うアナログ通信制御手段と、信号の
    変調及び復調を行うモデム手段と、ディジタル回線に接
    続され、当該ディジタル回線との通信制御を行うディジ
    タル通信制御手段と、前記ディジタル通信制御手段に接
    続され、A則あるいはμ則に従ってアナログ信号をコー
    ディング及びデコードするコーデック手段と、前記A則
    あるいはμ則に従ってコーディングされた音声応答デー
    タを記憶する記憶手段と、前記モデム手段と前記コーデ
    ック手段と前記アナログ通信制御手段とを切り換えて接
    続する切換手段と、前記切換手段により前記モデム手段
    を前記アナログ通信制御手段と前記コーデック手段に切
    り換えて接続させて、前記アナログ回線と前記ディジタ
    ル回線を選択的に利用してファクシミリ通信を行い、前
    記記憶手段の前記音声応答データを直接前記ディジタル
    通信制御手段に出力して前記ディジタル回線に送出さ
    せ、また、前記切換手段により前記コーデック手段を前
    記アナログ通信制御手段に接続させて、前記記憶手段の
    前記音声応答データを前記コーデック手段によりアナロ
    グデータにデコードさせた後、前記アナログ回線に送出
    させ、さらに、前記切換手段により前記アナログ通信制
    御部と前記コーデック手段との接続と切り離しを行わせ
    て、前記アナログ回線からの音声メッセージを前記コー
    デック手段によりコーディングさせた後、前記記憶手段
    に記憶させ、また、前記ディジタル回線からの音声メッ
    セージをそのまま前記記憶手段に記憶させる制御手段
    と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、拡声出力された
    音声を取得して、アナログの音声信号に変換する音声入
    力手段をさらに備え、前記切換手段は、前記音声入力手
    段を前記コーデック手段に接続する機能を有し、前記制
    御手段は、前記切換手段により前記音声入力手段を前記
    コーデック手段に接続させ、前記コーデック手段により
    前記音声入力手段からのアナログの音声信号をコーディ
    ングさせた後、前記記憶手段に前記音声応答メッセージ
    として記憶させることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のファクシミリ装置。
JP8108570A 1996-04-04 1996-04-04 ファクシミリ装置 Pending JPH09275456A (ja)

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