JPH09276016A - 接合部を備えた貴金属装身具の製造方法 - Google Patents

接合部を備えた貴金属装身具の製造方法

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JPH09276016A
JPH09276016A JP8518396A JP8518396A JPH09276016A JP H09276016 A JPH09276016 A JP H09276016A JP 8518396 A JP8518396 A JP 8518396A JP 8518396 A JP8518396 A JP 8518396A JP H09276016 A JPH09276016 A JP H09276016A
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JP
Japan
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precious metal
joint
manufacturing
ring
joined
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Pending
Application number
JP8518396A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kawakami
保博 川上
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P-SU KK
Original Assignee
P-SU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロー付けや溶接のような接合面のロー目をなく
すことができ、また加熱により軟化しないので接合部を
艶のある硬い材料とすることができる、良好な品質の接
合部を備えた貴金属装身具の製造方法を提供しようとす
るものである。 【解決手段】貴金属装身具の接合部を形成するに際し、
接合する貴金属素材の両端部を突き合わせて加圧するこ
とにより、塑性変形を起こさせて酸化部分が接合部から
隆起状に排除され、貴金属素材内部の無酸化部分が現れ
て接合されるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は接合部を備えた貴
金属装身具の製造方法に関し、接合面が変色したり、軟
化して脆弱化することのない接合部を備えた貴金属装身
具の製造方法を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、接合部を備えた貴金属装身具の製
造手段としては、ロー材を用いてロー付けするものがほ
とんどであった。すなわち、ロー材を加熱して溶融さ
せ、接合面に融着させて接合していた。
【0003】また、上記ロー材を使用せずに、ロー付け
に代えてより高温で溶接することも行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロー付
けや溶接においては接合面にロー目等が出たり、また外
部からの熱により軟化してしまって、製品に傷が着きや
すくなったりするという欠点があった。
【0005】また上記ロー付けや溶接作業には熟練を要
し、しかも装身具の製造工程における自動化を阻害する
要因ともなっていて、量産性を向上させにくいという欠
点もあった。
【0006】この発明の接合部を備えた貴金属装身具の
製造方法は従来例の上記欠点を解消しようとするもので
あり、ロー付けや溶接のような接合面のロー目をなくす
ことができ、また加熱により軟化しないので接合部を艶
のある硬い材料とすることができる、良好な品質の接合
部を備えた貴金属装身具の製造方法を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の接
合部を備えた貴金属装身具の製造方法は、貴金属装身具
の接合部を形成するに際し、接合する貴金属素材の両端
部を突き合わせて加圧することにより、塑性変形を起こ
させて酸化部分が接合部から隆起状に排除され、貴金属
素材内部の無酸化部分が現れて接合されるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、この発明の接合部を備えた貴金属装
身具の製造方法は上記において、不活性ガスの雰囲気下
で加圧してもよい。
【0009】さらに、この発明の接合部を備えた貴金属
装身具の製造方法は上記において、貴金属装身具の素材
を金、金合金、銀、銀合金、プラチナ、プラチナ合金か
ら選ぶこともできる。
【0010】なおこの発明においては、上記塑性変形を
起こさせて酸化部分を接合部から隆起状に排除し、貴金
属素材内部の無酸化部分で接合させることにより、当該
接合部分が極めて高い真空状態となり、この高真空状態
に起因して確実に貴金属の接合が行なわれるものと思わ
れる。
【0011】この発明の接合部を備えた貴金属装身具の
製造方法によれば、ロー付けや溶接のような接合面のロ
ー目をなくすことができ、また加熱により軟化すること
がないので接合部を艶のある硬い材料とすることができ
る、良好な品質の接合部を備えた貴金属装身具の製造方
法を提供することが可能である。
【0012】また、塑性硬化した貴金属素材を軟化させ
ないで接合できるため、素材が光沢を有し、極めて装飾
性に富んだ、指輪やイヤリング、あるいはブローチ等か
らなる各種の装身具を提供することができるようになっ
た。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、この発明の
接合部を備えた貴金属装身具の製造方法の実施の形態に
ついて説明する。
【0014】図1は、この発明の接合部を備えた貴金属
装身具の製造方法を指輪の製造に適用した例を示す概略
図である。
【0015】図中1,2は所定のレール3上を走行する
ようにした一対のクランプで、プレス等の手段でリング
状に打ち抜き、あるいはリング状に折り曲げて形成した
指輪素材4のそれぞれ端部を把持している。
【0016】上記指輪素材4の先端5はクランプ1,2
から突出させてあり、指輪素材4の先端5が互いに当接
するようクランプ1,2を所定の圧力で突き合わせるこ
とにより、塑性変形しながら接合される。
【0017】上記圧力としては、例えば貴金属素材が2
4金の場合、約1200kg/cm2程度以上が必要で
ある。なお貴金属素材としては、24金、その他の金合
金、純銀、銀合金、純プラチナ、あるいはプラチナ合金
等から選ぶことができる。そしてそれぞれの素材に応じ
て加圧すべき圧力を決めることができる。
【0018】図2に、上記指輪素材4の先端5が塑性変
形しながら接合される状態を示す。すなわち、通常空気
中の酸素による酸化作用を受けた表面を有する指輪素材
4の先端5が上記所定の圧力を受け、酸化部分が突き合
わせ部位から隆起状に外側に押し出される。したがって
一定の塑性変形を受けた接合部位は、指輪素材4内部の
無酸化状態の新しい面で形成されており、なおかつ接合
部分が極めて高い真空状態となって確実に貴金属の接合
が行なわれる。
【0019】また、加圧時にはある程度の放熱が観察で
きるが、貴金属素材が上記ロー付けや溶接のような高温
に曝されることがなく、貴金属素材の軟化やロー付け面
の現出等のない、艶のある表面状態の、しかも硬くて傷
の着きにくい製品を得ることができるようになった。
【0020】上記加圧工程は大気圧下で行なうことがで
きるが、不活性ガス、例えばアルゴンガス、窒素ガス、
水素ガス等の存在下で行なうこともできる。また真空状
態で行なってもよいことはもちろんである。
【0021】もちろん、上記加圧のための手段として
は、プレス機、油圧機械、空圧機械のみならず、上記圧
力を得ることができるものであれば、どのような機械器
具を使用してもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明の接合部を備えた貴金属装身具
の製造方法によれば、ロー付けや溶接のような接合面の
ロー目をなくすことができ、また加熱により軟化するこ
とがないので接合部を艶のある硬い材料とすることがで
きる、良好な品質の接合部を備えた貴金属装身具の製造
方法を提供することが可能である。
【0023】また、塑性硬化した貴金属素材を軟化させ
ないで接合できるため、素材が光沢を有し、極めて装飾
性に富んだ、指輪やイヤリング、あるいはブローチ等か
らなる各種の装身具を提供することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の接合部を備えた貴金属装身具の製造
方法を、指輪の製造に適用した例を示す概略図である。
【図2】指輪素材の先端が塑性変形しながら接合される
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,2 クランプ 3 レール 4 指輪素材 5 先端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貴金属装身具の接合部を形成するに際
    し、接合する貴金属素材の両端部を突き合わせて加圧す
    ることにより、塑性変形を起こさせて酸化部分が接合部
    から隆起状に排除され、貴金属素材内部の無酸化部分が
    現れて接合されるようにしたことを特徴とする接合部を
    備えた貴金属装身具の製造方法。
  2. 【請求項2】 不活性ガスの雰囲気下で加圧する請求項
    1に記載の接合部を備えた貴金属装身具の製造方法。
  3. 【請求項3】 貴金属装身具の素材が金、金合金、銀、
    銀合金、プラチナ、プラチナ合金から選ばれてなる請求
    項1に記載の接合部を備えた貴金属装身具の製造方法。
JP8518396A 1996-04-08 1996-04-08 接合部を備えた貴金属装身具の製造方法 Pending JPH09276016A (ja)

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JP8518396A JPH09276016A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 接合部を備えた貴金属装身具の製造方法

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