JPH09277689A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JPH09277689A
JPH09277689A JP9702996A JP9702996A JPH09277689A JP H09277689 A JPH09277689 A JP H09277689A JP 9702996 A JP9702996 A JP 9702996A JP 9702996 A JP9702996 A JP 9702996A JP H09277689 A JPH09277689 A JP H09277689A
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cylinder
plate
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Kazuyoshi Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏移りの発生を防止し、また、多重印刷時に
おけるだぶり画像の発生を低減して、良好な印刷物を得
ることができる孔版印刷装置を提供する。 【解決手段】 版胴1と押圧手段18とが、版胴1の上
部周面において接離自在であることを特徴とする孔版印
刷装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタを巻装して
印刷を行う孔版印刷装置の印刷部に関する。
【0002】
【従来の技術】多孔性の支持円筒体に樹脂あるいは金属
網体のメッシュスクリーンを複数層巻装した構成の回転
自在な版胴と、熱可塑性樹脂フィルム(厚み1〜3μm
程度のものが一般的である)に和紙繊維または合成繊維
あるいは和紙と合成繊維とを混抄したものからなる多孔
性支持体を貼り合わせたラミネート構造のマスタとを用
い、マスタの熱可塑性樹脂フィルム面をサーマルヘッド
で加熱穿孔製版した後に版胴に巻装し、版胴内部に設け
られたインキ供給手段より版胴の内周面にインキを供給
して、プレスローラー等の押圧手段で印刷用紙を版胴に
押圧することにより、版胴開孔部、マスタ穿孔部より滲
出したインキを印刷用紙に転移させて印刷を行う感熱デ
ジタル孔版印刷装置がよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この孔版印刷装置で
は、装置を所定時間放置した後に使用する場合あるいは
途中で印刷を一時停止して再度印刷を再開する場合等に
備えて、放置後のインキ不足によって損紙が発生するこ
とを防止するために、未使用状態で放置しても蒸発しに
くく、かつ、印刷されて印刷用紙に転移したときには速
やかに浸透して乾燥する、オイルの中に水分を分散させ
た油中水型のエマルジョンインキが一般的に用いられて
いる。しかし、印刷用紙に転移したインキは瞬時に用紙
繊維間に浸透するわけではなく、所謂、浸透乾燥といわ
れる状態となるまでにはある程度の時間が必要である。
【0004】上述の孔版印刷装置では、版胴の下方に配
設されたプレスローラーあるいは版胴と同径の圧胴等の
押圧手段によって版胴に対して印刷用紙を押圧し、イン
キ供給手段から供給されるエマルジョンインキを印刷用
紙に転移させて印刷を行い、印刷された印刷用紙を連続
的に用紙受け台の排紙トレイに排出積載している。従っ
て、インキの乾燥に要する時間が短いと、先に排出され
た印刷用紙の画像が次に排出積載された印刷用紙の裏面
に付着して汚してしまう、所謂、裏移りという不具合が
発生してしまうという問題点があった。
【0005】版胴に巻装されているマスタの多孔性支持
体に充填されているインキには、インキ供給手段と押圧
手段とに挟まれる形で圧力が作用し、インキはマスタの
穿孔部より押し出される形で印刷用紙に転移し、印刷用
紙がマスタと離れるときにインキが切断される形で印刷
が行われる。従って、印刷用紙がマスタと離れるとき
に、印刷用紙に転移する余分なインキが少なければ裏移
りも少なくて済むことになる。
【0006】しかし、従来の孔版印刷装置では、図13
に示すようにインキが上方から下方に移動する形となっ
ているため、インキの自重等も作用して印刷用紙がマス
タと離れるときにインキの流れが止まりにくく、インキ
は印刷用紙に引き出される形で熱可塑性樹脂フィルムの
穿孔部分より大量に転移して付着してしまい、裏移りの
発生を防止することができなかった。特に、インキ転移
量が多くなるべた画像の印刷等では余分に転移するイン
キ量も多くなり、裏移りが発生し易かった。
【0007】そこで、特公昭63−59393号公報に
開示されているように、段階的にメッシュスクリーンの
メッシュ値を高くしてインキの分散を向上させて裏移り
等を改善するものがあるが、マスタの多孔性支持体とし
て用いられている和紙繊維や合成繊維等は空隙が大きく
通過抵抗も小さいため、多孔性支持体に充填されたイン
キが止まりきらずに、印刷用紙が離れるときに必要量以
上に転移してしまうことを防止あるいは減少させること
ができず、裏移りが発生してしまうことが避けられなか
った。
【0008】また、近年では印刷物のカラー化に伴い、
孔版印刷装置を用いた多重(多色)印刷も頻繁に行われ
ている。従来の多重印刷では、1色目のインキが転移さ
れた印刷用紙を再度給紙部にセットし、2色目あるいは
同様に3色目のインキを転移させることで多重印刷を行
っていた。そのため、一度印刷された印刷用紙を再度給
紙部にセットする作業や排出された印刷用紙をきれいに
揃え直す作業が面倒であり、また、複数回の印刷を行う
こととなって印刷時間が長くなってしまうという問題点
があった。
【0009】そこで、複数の版胴を並べて配置し、1工
程で多重印刷を行う孔版印刷装置の提案が望まれてい
る。版胴を並べて配置した構成に限らず、最初の版胴で
印刷された印刷用紙を次の版胴に接触させて印刷を行う
場合には、最初の版胴から印刷用紙に転移したインキは
次の版胴のマスタ表面に転移し、次の印刷用紙に再転移
しながら印刷されることが繰り返されることになる。例
えば最初の版胴で黒インキを印刷し、次の版胴で赤イン
キを印刷する場合、次の版胴には黒インキで印刷された
印刷用紙が通過することにより、黒インキが転移した部
分がマスタ表面にでき、次の印刷用紙が通過するときに
再転移されることとなる。このときに、印刷用紙の位置
が変動(バラツク)してしまうと、転移したインキが画
像の周辺にはみ出た状態のだぶり画像が発生してしま
う。このだぶり画像は、多孔性支持体から引き出されて
用紙に転移するインキが多いほど、次の版胴に転移した
インキが堆積し易くなり、現れ易くなる。
【0010】本発明の目的は、裏移りの発生を防止し、
また、多重印刷時におけるだぶり画像の発生を低減し
て、良好な印刷物を得ることができる孔版印刷装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
版胴と、前記版胴に印刷用紙を押圧する押圧手段とを有
する孔版印刷装置において、前記版胴と前記押圧手段と
が、前記版胴の上部周面において接離自在であることを
特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置において、さらに、前記版胴が前記押圧手段
に対して接離自在に設けられていることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置において、さらに、前記押圧手段が前記版胴
に対して接離自在に設けられていることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1、請求項
2または請求項3記載の孔版印刷装置において、さら
に、前記押圧手段が前記版胴と略同径の圧胴であること
を特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項3記載の孔
版印刷装置において、さらに、前記押圧手段がプレスロ
ーラーであることを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、第1の版胴と、第
2の版胴と、第1及び第2の版胴に対して接離自在であ
り、第1の版胴に印刷用紙を押圧した後、第2の版胴に
該印刷用紙を押圧する圧胴とを具備し、前記印刷用紙に
対して多重印刷が可能な孔版印刷装置において、前記圧
胴と第1の版胴とが、第1の版胴の上部周面において接
離自在に設けられていることを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の孔
版印刷装置において、さらに、前記圧胴を、第1の版胴
との当接後に設定回転空転させた後、第2の版胴に当接
させる制御手段を有することを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項4、請求項
6または請求項7記載の孔版印刷装置において、さら
に、前記圧胴の近傍に、前記圧胴の外周面に向けて放熱
する発熱手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項4、請求項
6、請求項7または請求項8記載の孔版印刷装置におい
て、さらに、前記圧胴の近傍に、前記圧胴の外周面に向
けて送風する送風手段を有することを特徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、第1の版胴と、
第1の版胴に印刷用紙を押圧する第1のプレスローラー
と、第1の版胴の用紙搬送方向下流側に配設された第2
の版胴と、第2の版胴に前記印刷用紙を押圧する第2の
プレスローラーとを具備し、前記印刷用紙に対して多重
印刷が可能な孔版印刷装置において、第1のプレスロー
ラーが第1の版胴の上部周面に対して接離自在に設けら
れていることを特徴とする。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を採用した孔
版印刷装置要部の概略側面図である。同図において、版
胴1は、複数の開孔部1aを有する多孔性支持板1b
と、多孔性支持板1bの外周に複数層巻装された樹脂あ
るいは金属網体からなる図示しないメッシュスクリーン
とから構成されている。版胴1は図示しないフランジに
固着されており、この図示しないフランジは、インキ供
給パイプを兼ねた版胴軸2を支軸として、後述する版胴
アーム9,9間に回転自在に支持されている。版胴1
は、図示しない版胴駆動手段により駆動力を伝達されて
図の反時計回り方向に回転駆動される。
【0022】版胴1内の版胴軸2には図示しない側板対
が固着されており、この図示しない側板間には、インキ
ローラー3とドクターローラー4とがそれぞれ回転自在
に支持されている。
【0023】インキローラー3は、ギヤあるいはベルト
等の図示しない駆動力伝達手段によって版胴駆動手段か
らの駆動力を伝達されて、版胴1と同期して図の反時計
回り方向に回転駆動され、版胴1の内周面にインキを供
給する。
【0024】インキローラー3の外周面と僅かに隙間を
もってその外周面が位置するように配設されたドクター
ローラー4は、図示しない駆動手段によって図の時計回
り方向に回転駆動され、インキローラー3の外周面とで
形成された楔状のインキ溜まり5のインキをインキロー
ラー3の外周面に均一に供給する。
【0025】また、版胴軸2には、図示しないインキパ
ックから図示しないポンプによって供給されるインキ
を、インキ溜まり5に向けて送り出すためのインキパイ
プ6が取り付けられている。
【0026】多孔性支持板1bの外周面上には、版胴軸
2と平行に配設されたステージ部7と、ステージ部7と
でマスタの先端部を挟持するクランパー8とが配設され
ている。クランパー8は軸8aで多孔性支持板1bに枢
着され、図示しない開閉部材で回動される。
【0027】図2に示すように、版胴軸2はその両端部
近傍を一対の版胴アーム9,9に取り付けられており、
各版胴アーム9,9は、筐体側板10(図3参照)に植
設された支軸11,11にそれぞれの一端を回動自在に
支持されている。一方の版胴アーム9の他端には切欠部
9aが形成されており、その近傍には一端を筐体側板1
0に固着された引張バネ12の他端が固着されている。
この引張バネ12の付勢力により、版胴アーム9には支
軸11を中心に図2において反時計回り方向の回動力が
付与されている。また、引張バネ12の取付位置よりも
支軸11側寄りには、版胴アーム9に植設された支軸9
bによって回転自在に支持されたカムフォロア13が配
設されている。
【0028】一方の版胴アーム9の近傍には、ストッパ
ー14、ソレノイド15、カム16が配設されている。
一端14aが鈎型に形成され、この一端14aの近傍部
において筐体側板10に取り付けられたソレノイド15
のプランジャ15aを枢着されたストッパー14は、そ
の他端を筐体側板10に植設された支軸14bに回動自
在に支持されている。また、ストッパー14の略中央部
には、一端を筐体側板10に固着された引張バネ17の
他端が取り付けられており、ストッパー14は、ソレノ
イド15の作動不作動の切り換えによって、一端14a
を切欠部9aに対して係脱自在に設けられている。
【0029】カムフォロア13の上方には、図示しない
駆動手段によって版胴1と同期して回転する支軸16a
に固着されたカム16が配設されている。カム16の外
周面には、カムフォロア13の外周面が引張バネ12の
付勢力によって当接しており、カム16の回転に応じて
版胴アーム9,9が支軸11を中心に揺動して版胴1が
上下動する。カム16の凸部とカムフォロア13とが当
接したときにソレノイド15の作動が断たれると、切欠
部9aと一端14aとが係合可能となっている。
【0030】版胴1の上方には、版胴1と共に印刷部を
構成し、版胴1の上下動によってその外周面を版胴1の
上部周面に対して接離可能に配置された押圧手段として
の圧胴18が配設されている。版胴1と略同径の圧胴1
8は圧胴軸19に回転自在に支持されており、ギヤやベ
ルト等の図示しない駆動力伝達手段によって版胴駆動手
段からの駆動力を伝達され、図1の時計回り方向に版胴
1と同期して同じ周速度で回転駆動される。
【0031】圧胴18の外周面には、ステージ部7及び
クランパー8と対応する部位に凹部18aが形成されて
おり、版胴1と圧胴18とが同期して回転したときにス
テージ部7とクランパー8とが干渉しないように構成さ
れている。
【0032】凹部18aの回転方向上流側段部には、印
刷用紙を挟持する押さえ爪20が配設されている。押さ
え爪20は回動自在な支軸20aに固着されており、支
軸20aは、図示しないトーションコイルの付勢力によ
って、図1において反時計回り方向の回動力を付与され
ている。
【0033】支軸20aの一端には、図3に示すよう
に、その一端部に回転自在なカムフォロア21を有する
アーム22が固着されている。また、筐体側板10側の
カムフォロア21に対応する部位には、移動自在なカム
板23が配設されている。カム板23は、筐体側板10
に対して摺動自在なスタッド23aと接続片23bとを
有している。接続片23bは、その自由端が曲折された
略L字形状を呈しており、自由端の先端部には、図示し
ない制御手段からの指令によりカム板23を移動させる
ソレノイド24のプランジャと、一端を孔版印刷装置本
体に取り付けられた引張バネ25の他端とが取り付けら
れている。この構成により、カム板23は、通常時は引
張バネ25の付勢力によって図の実線位置におかれ、図
示しない制御手段からの指令によってソレノイド24が
励磁したときには図の二点鎖線位置におかれる。カム板
23が図の二点鎖線位置を占めると、カム板23とカム
フォロア21とが当接し、圧胴18の回転に伴って押さ
え爪20が給紙位置及び排紙位置で開閉する。
【0034】圧胴18の周辺部には、レジストローラー
対26、剥離爪27、排紙トレイ28が配設されてい
る。レジストローラー対26は、図示しない給紙部から
給送される印刷用紙をくわえ込み、押さえ爪20が給紙
位置に達して開放されたタイミングに合わせて送り出
す。これにより印刷用紙が圧胴18の外周面上に巻装さ
れる。
【0035】孔版印刷装置本体に固定された剥離爪27
は、押さえ爪20が排紙位置に達して開放される位置の
近傍に配設されており、圧胴18の外周面上より印刷済
み用紙を剥離する。剥離された印刷済み用紙は排紙トレ
イ28に排出積載される。
【0036】版胴1の、図1における左下方には、製版
部が配設されている。製版部は、マスタロール29、サ
ーマルヘッド30、プラテンローラー31、切断手段3
2、マスタ搬送ローラー対33、ガイド板34等から主
に構成されている。
【0037】熱可塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを
貼り合わせたマスタ35を巻成してなるマスタロール2
9は、その芯部29aを図示しないマスタ貯容手段に回
転自在に支持されている。
【0038】サーマルヘッド30は多数の発熱素子を具
備しており、図示しない原稿読取部からの画像情報に応
じて各発熱素子に通電を行い、マスタ35に熱溶融穿孔
製版を行う。
【0039】サーマルヘッド30と対向配置されたプラ
テンローラー31は、図示しない側板にその支軸31a
を回転自在に支持されており、図示しないステッピング
モーターで回転駆動される。プラテンローラー31に
は、図示しない付勢手段によって付勢されたサーマルヘ
ッド30によってマスタ35が押圧されている。
【0040】プラテンローラー31のマスタ搬送方向下
流側に配設された切断手段32は、可動刃32aと固定
刃32bとから構成されており、固定刃32bに対して
可動刃32aが上下動または回転移動する周知の構成で
ある。
【0041】マスタ搬送ローラー対33は駆動ローラー
33aと従動ローラー33bとから構成され、各ローラ
ー33a,33bは、金属軸と導電性を有するクロロプ
レンゴムあるいはシリコンゴム等の弾性体ローラーとか
ら構成されている。マスタ搬送ローラー対33のマスタ
搬送速度はプラテンローラー31のそれよりも速くなる
ように設定されており、プラテンローラー31とマスタ
搬送ローラー対33との間でマスタ35に対して一定の
張力が付与されている。
【0042】ガイド板34は孔版印刷装置本体に固着さ
れており、マスタ搬送ローラー対33によって搬送され
るマスタ35を版胴1に向けてガイドする。
【0043】上記構成に基づき、以下に第1の実施例の
動作を説明する。図示しない原稿読取部に原稿がセット
され、オペレーターによって製版スタートキーが押され
ることにより、版胴1と圧胴18とが版胴駆動手段によ
って回転駆動され、図示しない排版装置によって使用済
みマスタが版胴1の外周面より剥離廃棄される。その
後、版胴1はクランパー8が真下に位置する給版待機位
置まで回転して停止し、図示しない開閉手段によってク
ランパー8が開放されて、版胴1は給版待機状態とな
る。
【0044】原稿読取部にて読み取られた画像情報は、
CCD等で電気信号に変換された後、A/D変換器、製
版制御装置等を経由してサーマルヘッド30の発熱素子
にパルス状に通電される。サーマルヘッド30の作動と
共に、プラテンローラー31と駆動ローラー33aとが
作動し、マスタ35は、その熱可塑性樹脂フィルムを加
熱穿孔されつつ搬送され、製版動作が行われる。このと
き、マスタ搬送ローラー対33によりマスタ35に所定
の張力が付与され、マスタ35へのしわの発生が防止さ
れている。
【0045】製版されたマスタ35は、ガイド板34に
案内されて版胴1へと搬送される。そして、プラテンロ
ーラー31を駆動する図示しないステッピングモーター
のステップ数より、マスタ35の先端がステージ部7と
クランパー8との間の所定位置まで搬送されたと判断さ
れると、図示しない開閉手段が作動してクランパー8を
図1の時計回り方向に回動させ、ステージ部7とでマス
タ35の先端を吸着挟持する。
【0046】クランパー8によるマスタ35の挟持後、
版胴1はマスタ搬送速度と略同速度で図1の反時計回り
方向に回転を開始し、版胴1の外周面上にマスタ35が
巻装される。図示しないステッピングモーターのステッ
プ数より1版分の製版が完了したと判断されると、可動
刃32aが移動してマスタ35を切断すると共にプラテ
ンローラー31とマスタ搬送ローラー対33の作動が停
止される。切断されたマスタ35の後端は版胴1の回転
によって引き出され、マスタ35の版胴1への巻装動作
が完了する。このとき、版胴アーム9とストッパー14
とが係合されて版胴1は圧胴18とは当接しない離間位
置に保持されている。
【0047】そして、図示しない給紙装置より1枚の印
刷用紙が分離給送される。印刷用紙は、レジストローラ
ー対26によってタイミングをとられた後、開放してい
る圧胴18と押さえ爪20との間に向けて給送され、圧
胴18の外周面上に巻装される。
【0048】レジストローラー対26の近傍に設けられ
た図示しない用紙検出手段により、圧胴18と押さえ爪
20との間への印刷用紙の挿入が検知されると、ソレノ
イド15への通電がなされ、版胴アーム9とストッパー
14との係合が解除される。版胴1は、カム16の回転
に伴い、引張バネ12の付勢力によって上昇し、印刷用
紙を介して圧胴18と当接する。この当接により、イン
キローラー3によって版胴1の内周面に供給されたイン
キが開孔部1a、図示しないメッシュスクリーン、マス
タ35の穿孔部を介して印刷用紙に転移される。インキ
を転移された印刷用紙は、押さえ爪20が開放位置で開
放された後に、剥離爪27によってその先端部より圧胴
18の外周面上から剥離され、排紙トレイ28に排出さ
れる。そして、版胴1が圧胴18との離間位置に達する
と同時にソレノイド15への通電が断たれ、版胴アーム
9とストッパー14とが係合されて版胴1は圧胴18と
当接しない離間位置に再び保持され、版付動作が完了す
る。
【0049】版付動作完了後、オペレーターによって図
示しない印刷スタートキーが押されると、版胴1が高速
で回転駆動されると共に図示しない給紙部より印刷用紙
が連続的に給送されて印刷動作が行われる。
【0050】上述のように、本発明の第1の実施例を採
用した孔版印刷装置によれば、版胴1の上部周面におい
て印刷用紙を介して圧胴18が当接するため、印刷用紙
へのインキの転移は、図4に示すように、下方から上方
へと移動する形となる。従って、印刷用紙がマスタ35
と離れるときにインキの流れが止まり易く、インキはマ
スタ35に引き留められる形となり、印刷用紙に転移す
るインキ量が抑制されて裏移りの発生を防止することが
できる。
【0051】なお、上記実施例では版胴1を回転自在か
つ上下動自在、圧胴18を回転自在な構成としたが、版
胴1を回転自在、圧胴18を回転自在かつ上下動自在な
構成としてもよい。
【0052】図5は、本発明の第2の実施例を採用した
孔版印刷装置要部の概略側面図である。この第2の実施
例は、第1の実施例と比較すると、版胴1に代えて版胴
36を用いた点と、圧胴18に代えてプレスローラー3
7、剥離爪38、用紙搬送手段39を用いた点において
のみ相違し、他の構成は同一である。
【0053】版胴36は、複数の開孔部36aを有する
多孔性支持板36bと、多孔性支持板36bの外周に複
数層巻装された樹脂あるいは金属網体からなる図示しな
いメッシュスクリーンとから構成されている。版胴36
は図示しないフランジに固着されており、この図示しな
いフランジは、インキ供給パイプを兼ねた版胴軸2を支
軸として、図示しない側板間に回転自在に支持されてい
る。版胴36は、図示しない版胴駆動手段により駆動力
を伝達されて図の反時計回り方向に回転駆動される。ま
た、版胴36の内部には、第1の実施例と同様のインキ
ローラー3、ドクターローラー4、インキパイプ6が配
設され、インキ溜まり5が形成されている。
【0054】版胴36の上方には、図示しないアーム部
材に回転自在に支持された支軸37aに固着されたプレ
スローラー37が配設されている。図示しないアーム部
材は、図示しないカム等の揺動手段によって版胴1の回
転と同期して揺動され、プレスローラー37は、版胴1
の上部周面より離間する図の実線位置と版胴1の上部周
面に当接する図の二点鎖線位置とに選択的に位置決めさ
れる。
【0055】プレスローラー37の左方であって版胴1
の上部周面近傍には、その先端を版胴1の上部周面に対
して進退自在とされ、版胴1の外周面上から印刷用紙を
剥離する剥離爪38が配設されている。剥離爪38は、
孔版印刷装置本体に回動自在に支持された支軸38aに
固着されており、図示しない回動手段によって版胴1の
回転と同期して回動される。
【0056】剥離爪38の上方には、印刷された印刷用
紙を搬送する用紙搬送手段39が配設されている。用紙
搬送手段39は、駆動ローラー40、従動ローラー4
1、搬送ベルト42、吸引ファン43等から主に構成さ
れている。
【0057】細切れローラーからなる駆動ローラー40
と従動ローラー41とは図示しない側板にそれぞれ回転
自在に支持されており、駆動ローラー40は図示しない
駆動手段によって回転駆動される。駆動ローラー40と
従動ローラー41との間には、ゴム等の高摩擦抵抗部材
で構成され、その表面に複数の開孔を有する複数の搬送
ベルト42が掛け渡されており、従動ローラー41は駆
動ローラー40の駆動力を伝達されて従動回転する。こ
の回転駆動により、搬送ベルト42は図5の矢印方向に
移動される。各ローラー40,41間には印刷用紙を吸
引する吸引ファン43が配設されている。吸引ファン4
3は回転することにより図において上方への吸引力を生
じさせ、搬送ベルト42の開孔を通じて印刷用紙を搬送
ベルト42上に吸引する。吸引された印刷用紙は搬送ベ
ルト42によって搬送され、用紙搬送手段39の左方に
配設された排紙トレイ44上に排出積載される。
【0058】上記構成に基づき、以下に第2の実施例の
動作を説明する。図示しない原稿読取部に原稿がセット
され、オペレーターによって製版スタートキーが押され
ることにより、第1の実施例と同様に図示しない排版装
置によって使用済みマスタが版胴36の外周面より剥離
廃棄された後、版胴36は給版待機位置まで回転して停
止し、図示しない開閉手段によってクランパー8が開放
されて、版胴36は給版待機状態となる。
【0059】版胴36が給版待機状態となると、第1の
実施例と同様に製版動作が行われる。製版されたマスタ
35はガイド板34に案内されて版胴36へと搬送さ
れ、その先端がステージ部7とクランパー8とで吸着挟
持された後に版胴36が図5の反時計回り方向に回転す
ることで、版胴36の外周面上に巻装される。
【0060】その後、可動刃32aが移動してマスタ3
5を切断すると共にプラテンローラー31とマスタ搬送
ローラー対33の作動が停止され、切断されたマスタ3
5の後端は版胴36の回転によって引き出されてマスタ
35の版胴36への巻装動作が完了する。版胴36は回
転を継続し、ホームポジションにて停止する。
【0061】版胴36がホームポジションに位置決めさ
れると、図示しない給紙装置より1枚の印刷用紙が分離
給送される。印刷用紙は、レジストローラー対26によ
ってタイミングをとられた後、版胴36とプレスローラ
ー37との間に向けて給送される。そして、図示しない
揺動手段によってプレスローラー37が図5の二点鎖線
位置に揺動されることにより、印刷用紙が版胴36の上
部周面に圧接される。
【0062】この圧接により、インキローラー3によっ
て版胴36の内周面に供給されたインキが開孔部36
a、図示しないメッシュスクリーン、マスタ35の穿孔
部を介して印刷用紙に転移される。インキを転移された
印刷用紙は、剥離爪38によってその先端部より版胴3
6の外周面上から剥離され、用紙搬送手段39によって
排紙トレイ44に排出されて版付動作が完了する。
【0063】版付動作完了後、オペレーターによって図
示しない印刷スタートキーが押されると、版胴1が高速
で回転駆動されると共に図示しない給紙部より印刷用紙
が連続的に給送されて印刷動作が行われる。
【0064】この第2の実施例においても、第1の実施
例と同様に版胴36の上部周面において印刷用紙を介し
てプレスローラー37が当接するため、印刷用紙へのイ
ンキの転移は下方から上方へと移動する形となり、印刷
用紙に転移するインキ量が抑制されて裏移りの発生を防
止することができる。
【0065】図6は、本発明の第3の実施例を採用した
孔版印刷装置要部の概略側面図である。この第3の実施
例は、第1の実施例と比較すると、圧胴18の上方に、
第2の版胴である版胴45及び製版済みマスタを作成し
て版胴45に供給する第2の製版部を配設した点におい
てのみ相違し、他の構成は同一である。
【0066】版胴45は、版胴1と同様に、複数の開孔
部45aを有する多孔性支持板45bと、多孔性支持板
45bの外周に複数層巻装された樹脂あるいは金属網体
からなる図示しないメッシュスクリーンとから構成され
ている。版胴45は図示しないフランジに固着されてお
り、この図示しないフランジは、インキ供給パイプを兼
ねた版胴軸46を支軸として、後述する版胴アーム5
2,52間に回転自在に支持されている。版胴45は、
図示しない版胴駆動手段により駆動力を伝達されて、版
胴1と同期して図の反時計回り方向に回転駆動される。
【0067】版胴45内の版胴軸46には図示しない側
板対が固着されており、この図示しない側板間には、イ
ンキローラー47とドクターローラー48とがそれぞれ
回転自在に支持されている。
【0068】インキローラー47は、ギヤあるいはベル
ト等の図示しない駆動力伝達手段によって版胴駆動手段
からの駆動力を伝達されて、版胴45と同期して図の反
時計回り方向に回転駆動され、版胴45の内周面にイン
キを供給する。
【0069】インキローラー47の外周面と僅かに隙間
をもってその外周面が位置するように配設されたドクタ
ーローラー48は、図示しない駆動手段によって図の時
計回り方向に回転駆動され、インキローラー47の外周
面とで形成された楔状のインキ溜まり49のインキをイ
ンキローラー47の外周面に均一に供給する。
【0070】多孔性支持板45bの外周面上には、版胴
軸46と平行に配設されたステージ部50と、ステージ
部50とでマスタの先端部を挟持するクランパー51と
が配設されている。クランパー51は軸51aで多孔性
支持板45bに枢着され、図示しない開閉部材で回動さ
れる。
【0071】図7に示すように、版胴軸46はその両端
部近傍を一対の版胴アーム52,52に取り付けられて
おり、各版胴アーム52,52は、筐体側板10(図3
参照)に植設された支軸53,53にそれぞれの一端を
回動自在に支持されている。一方の版胴アーム52の他
端には切欠部52aが形成されており、その近傍には一
端を筐体側板10に固着された引張バネ54の他端が固
着されている。この引張バネ54の付勢力により、版胴
アーム52には支軸53を中心に図7において時計回り
方向の回動力が付与されている。また、引張バネ54の
取付位置よりも支軸53側寄りには、版胴アーム52に
植設された支軸52bによって回転自在に支持されたカ
ムフォロア55が配設されている。
【0072】一方の版胴アーム52の近傍には、ストッ
パー56、ソレノイド57、カム58が配設されてい
る。一端56aが鈎型に形成され、この一端56aの近
傍部において筐体側板10に取り付けられたソレノイド
57のプランジャ57aを枢着されたストッパー56
は、その他端を筐体側板10に植設された支軸56bに
回動自在に支持されている。また、ストッパー56の略
中央部には、一端を筐体側板10に固着された引張バネ
59の他端が取り付けられており、ストッパー56は、
ソレノイド57の作動不作動の切り換えによって、一端
56aを切欠部52aに対して係脱自在に設けられてい
る。
【0073】カムフォロア55の上方には、図示しない
駆動手段によって版胴45と同期して回転する支軸58
aに固着されたカム58が配設されている。カム58の
外周面には、カムフォロア55の外周面が引張バネ54
の付勢力によって当接しており、カム58の回転に応じ
て版胴アーム52,52が支軸53を中心に揺動して版
胴45が上下動する。カム58の凸部とカムフォロア5
5とが当接したときにソレノイド57の作動が断たれる
と、切欠部52aと一端56aとが係合可能となってい
る。
【0074】版胴45の、図6における右上方には、第
2の製版部が配設されている。第2の製版部は、先に説
明した製版部と同様に、マスタ66を巻成してなるマス
タロール60、サーマルヘッド61、プラテンローラー
62、切断手段63、マスタ搬送ローラー対64、ガイ
ド板65等から主に構成されている。なお、各構成は、
先に説明した製版部と同様であるので、個々の詳細な説
明は省略する。
【0075】以下に、この第3の実施例の動作を説明す
る。図示しない原稿読取部に原稿がセットされ、オペレ
ーターによって製版スタートキーが押されることによ
り、版胴1、版胴45及び圧胴18が版胴駆動手段によ
ってそれぞれ回転駆動され、図示しない排版装置によっ
て使用済みマスタが版胴1及び版胴45の外周面より剥
離廃棄される。その後、版胴1はクランパー8が真下に
位置する給版待機位置まで回転して停止し、図示しない
開閉手段によってクランパー8が開放されて、版胴1は
給版待機状態となる。
【0076】版胴1が給版待機状態となると、第1の実
施例と同様に製版動作が行われる。製版されたマスタ3
5は、ガイド板34に案内されて版胴1へと搬送され
る。そして、プラテンローラー31を駆動する図示しな
いステッピングモーターのステップ数より、マスタ35
の先端がステージ部7とクランパー8との間の所定位置
まで搬送されたと判断されると、図示しない開閉手段が
作動してクランパー8を図6の時計回り方向に回動さ
せ、ステージ部7とでマスタ35の先端を吸着挟持す
る。
【0077】クランパー8によるマスタ35の挟持後、
版胴1はマスタ搬送速度と略同速度で図1の反時計回り
方向に回転を開始し、版胴1の外周面上にマスタ35が
巻装される。図示しないステッピングモーターのステッ
プ数より1版分の製版が完了したと判断されると、可動
刃32aが移動してマスタ35を切断すると共にプラテ
ンローラー31とマスタ搬送ローラー対33の作動が停
止される。切断されたマスタ35の後端は版胴1の回転
によって引き出され、マスタ35の版胴1への巻装動作
が完了する。このとき、版胴アーム9とストッパー14
とが係合されて版胴1は圧胴18とは当接しない離間位
置に保持されている。
【0078】次に、版胴45がクランパー51が真上に
位置する給版待機位置まで回転して停止し、図示しない
開閉手段によってクランパー51が開放されて給版待機
状態となる。
【0079】原稿読取部にて読み取られた画像情報は、
CCD等で電気信号に変換された後、A/D変換器、製
版制御装置等を経由してサーマルヘッド61の発熱素子
にパルス状に通電される。サーマルヘッド61の作動と
共に、プラテンローラー62とマスタ搬送ローラー対6
4とが作動し、マスタ66は、その熱可塑性樹脂フィル
ムを加熱穿孔されつつ搬送され、製版動作が行われる。
このとき、マスタ搬送ローラー対64によりマスタ66
に所定の張力が付与され、マスタ66へのしわの発生が
防止されている。
【0080】製版されたマスタ66は、ガイド板65に
案内されて版胴45へと搬送される。そして、プラテン
ローラー62を駆動する図示しないステッピングモータ
ーのステップ数より、マスタ66の先端がステージ部5
0とクランパー51との間の所定位置まで搬送されたと
判断されると、図示しない開閉手段が作動してクランパ
ー51を図1の時計回り方向に回動させ、ステージ部5
0とでマスタ66の先端を吸着挟持する。
【0081】クランパー51によるマスタ66の挟持
後、版胴45はマスタ搬送速度と略同速度で図6の反時
計回り方向に回転を開始し、版胴45の外周面上にマス
タ66が巻装される。図示しないステッピングモーター
のステップ数より1版分の製版が完了したと判断される
と、切断手段63が作動してマスタ66を切断すると共
にプラテンローラー62とマスタ搬送ローラー対64の
作動が停止される。切断されたマスタ66の後端は版胴
45の回転によって引き出され、マスタ66の版胴45
への巻装動作が完了する。このとき、版胴アーム52と
ストッパー56とが係合されて版胴45は圧胴18とは
当接しない離間位置に保持されている。
【0082】そして、図示しない給紙装置より1枚の印
刷用紙が分離給送される。印刷用紙は、レジストローラ
ー対26によってタイミングをとられた後、開放してい
る圧胴18と押さえ爪20との間に向けて給送され、圧
胴18の外周面上に巻装される。
【0083】レジストローラー対26の近傍に設けられ
た図示しない用紙検出手段により、圧胴18と押さえ爪
20との間への印刷用紙の挿入が検知されると、ソレノ
イド15への通電がなされ、版胴アーム9とストッパー
14との係合が解除される。版胴1は、カム16の回転
に伴い、引張バネ12の付勢力によって上昇し、印刷用
紙を介して圧胴18と当接する。この当接により、イン
キローラー3によって版胴1の内周面に供給されたイン
キが開孔部1a、図示しないメッシュスクリーン、マス
タ35の穿孔部を介して印刷用紙に転移される。そし
て、版胴1が圧胴18との離間位置に達すると同時にソ
レノイド15への通電が断たれ、版胴アーム9とストッ
パー14とが係合されて版胴1は圧胴18と当接しない
離間位置に再び保持される。
【0084】版胴1が圧胴18より離間した後、圧胴1
8はさらに回転を継続する。そして、圧胴18の外周面
上に巻装されて版胴1からのインキを転移された印刷用
紙の画像部が、版胴45の外周面上に巻装された製版済
みのマスタ66の画像部と対応する位置に到達すると、
ソレノイド57への通電がなされ、版胴アーム52とス
トッパー56との係合が解除される。版胴45は、カム
58の回転に伴い、引張バネ54の付勢力によって下降
し、印刷用紙を介して圧胴18と当接する。この当接に
より、インキローラー47によって版胴45の内周面に
供給されたインキが開孔部45a、図示しないメッシュ
スクリーン、マスタ66の穿孔部を介して印刷用紙に転
移される。
【0085】版胴1及び版胴45から印刷用紙にインキ
が転移されると、ソレノイド24に通電がなされてカム
板23がカムフォロア21と当接可能位置に位置決めさ
れる。カム板23の位置決め後、圧胴18が押さえ爪2
0の開放位置まで回転すると、印刷用紙は剥離爪27に
よってその先端部より圧胴18の外周面上から剥離さ
れ、排紙トレイ28に排出される。そして、版胴45が
圧胴18との離間位置に達すると同時にソレノイド57
への通電が断たれ、版胴アーム52とストッパー56と
が係合されて版胴45は圧胴18と当接しない離間位置
に再び保持され、版付動作が完了する。
【0086】版付動作完了後、オペレーターによって図
示しない印刷スタートキーが押されると、版胴1及び版
胴45が高速で回転駆動されると共に図示しない給紙部
より印刷用紙が連続的に給送されて印刷動作が行われ
る。
【0087】上述のように、本発明の第3の実施例を採
用した孔版印刷装置によれば、版胴1の上部周面におい
て印刷用紙を介して圧胴18が当接するため、印刷用紙
へのインキの転移は下方から上方へと移動する形とな
り、印刷用紙に転移するインキ量が抑制される。その
後、この印刷済みの印刷用紙を介して版胴45が圧胴1
8に当接するので、印刷用紙から版胴45へのインキの
転移が抑制され、多重印刷時におけるだぶり画像の発生
を低減することができる。
【0088】なお、上記実施例では版胴1及び版胴45
をそれぞれ回転自在かつ上下動自在、圧胴18を回転自
在な構成としたが、版胴1及び版胴45をそれぞれ回転
自在、圧胴18を回転自在かつ上下動自在な構成として
もよい。
【0089】図8は、本発明の第4の実施例を採用した
孔版印刷装置要部の概略側面図である。この第4の実施
例は、第2の実施例と比較すると、用紙搬送手段39の
左方に、第2の版胴である版胴67、プレスローラー6
8、製版済みマスタを作成して版胴67に供給する第2
の製版部、剥離爪69、用紙搬送手段70、ガイド板7
1を配設した点においてのみ相違し、他の構成は同一で
ある。
【0090】版胴67は、複数の開孔部67aを有する
多孔性支持板67bと、多孔性支持板67bの外周に複
数層巻装された樹脂あるいは金属網体からなる図示しな
いメッシュスクリーンとから構成されている。版胴67
は、版胴36と同様に図示しないフランジに固着されて
おり、この図示しないフランジは、インキ供給パイプを
兼ねた版胴軸2を支軸として、図示しない側板間に回転
自在に支持されている。版胴67は、図示しない版胴駆
動手段により駆動力を伝達され、版胴36と同期して図
の反時計回り方向に回転駆動される。また、版胴67の
内部には、第1の実施例と同様のインキローラー3、ド
クターローラー4、インキパイプ6が配設され、インキ
溜まり5が形成されている。
【0091】版胴67の上方には、図示しないアーム部
材に回転自在に支持された支軸68aに固着されたプレ
スローラー68が配設されている。プレスローラー68
は、プレスローラー37と同様に、版胴67の上部周面
より離間する図の実線位置と版胴67の上部周面に当接
する図の二点鎖線位置とに選択的に位置決めされる。
【0092】プレスローラー68の左方であって版胴6
7の上部周面近傍には、孔版印刷装置本体に回動自在に
支持された支軸69aに固着され、図示しない回動手段
によって版胴67の回転と同期して回動される剥離爪6
9が配設されている。
【0093】剥離爪69の上方には、印刷された印刷用
紙を搬送する用紙搬送手段70が配設されている。用紙
搬送手段70は用紙搬送手段39と同様に構成されてい
る。
【0094】用紙搬送手段39とプレスローラー68と
の間の印刷用紙搬送経路上には、印刷用紙の搬送をガイ
ドするガイド板71が配設されている。ガイド板71は
孔版印刷装置本体に固着されている。
【0095】版胴67の左下方には、第2の製版部が配
設されている。第2の製版部は、第3の実施例と同様に
構成されている。
【0096】上記構成に基づき、以下に第4の実施例の
動作を説明する。図示しない原稿読取部に原稿がセット
され、オペレーターによって製版スタートキーが押され
ることにより、図示しない排版装置によって使用済みマ
スタが版胴36及び版胴67の外周面より剥離廃棄され
た後、版胴36は給版待機位置まで回転して停止し、図
示しない開閉手段によってクランパー8が開放されて、
版胴36は給版待機状態となる。
【0097】版胴36が給版待機状態となると、第1の
実施例と同様に製版動作が行われる。製版されたマスタ
35はガイド板34に案内されて版胴36へと搬送さ
れ、その先端がステージ部7とクランパー8とで吸着挟
持された後に版胴36が図8の反時計回り方向に回転す
ることで、版胴36の外周面上に巻装される。
【0098】その後、切断手段32が作動してマスタ3
5を切断すると共にプラテンローラー31とマスタ搬送
ローラー対33の作動が停止され、切断されたマスタ3
5の後端は版胴36の回転によって引き出されてマスタ
35の版胴36への巻装動作が完了する。版胴36は回
転を継続し、ホームポジションにて停止する。
【0099】版胴36がホームポジションに位置決めさ
れると、版胴67が給版待機位置まで回転して停止し、
図示しない開閉手段によってクランパー8が開放され
て、版胴67が給版待機状態となる。
【0100】版胴67が給版待機状態となると、第3の
実施例と同様に製版動作が行われる。製版されたマスタ
66はガイド板65に案内されて版胴67へと搬送さ
れ、その先端がステージ部7とクランパー8とで吸着挟
持された後に版胴67が図8の反時計回り方向に回転す
ることで、版胴67の外周面上に巻装される。
【0101】その後、切断手段63が作動してマスタ6
6を切断すると共にプラテンローラー62とマスタ搬送
ローラー対64の作動が停止され、切断されたマスタ6
6の後端は版胴67の回転によって引き出されてマスタ
66の版胴67への巻装動作が完了する。版胴67は回
転を継続し、ホームポジションにて停止する。
【0102】版胴36及び版胴67がそれぞれホームポ
ジションに位置決めされると、図示しない給紙装置より
1枚の印刷用紙が分離給送される。印刷用紙は、レジス
トローラー対26によってタイミングをとられた後、版
胴36とプレスローラー37との間に向けて給送され
る。そして、図示しない揺動手段によってプレスローラ
ー37が図8の二点鎖線位置に揺動されることにより、
印刷用紙が版胴36の上部周面に圧接される。
【0103】この圧接により、インキローラー3によっ
て版胴36の内周面に供給されたインキが開孔部36
a、図示しないメッシュスクリーン、マスタ35の穿孔
部を介して印刷用紙に転移される。インキを転移された
印刷用紙は、剥離爪38によってその先端部より版胴3
6の外周面上から剥離され、用紙搬送手段39によって
搬送される。
【0104】ガイド板71に案内され、用紙搬送手段3
9によって搬送された印刷済みの印刷用紙は、版胴67
とプレスローラー68との間に向けて送り込まれる。そ
して、図示しない揺動手段によってプレスローラー68
が図8の二点鎖線位置に揺動されることにより、印刷用
紙が版胴67の上部周面に圧接される。
【0105】この圧接により、インキローラー3によっ
て版胴67の内周面に供給されたインキが開孔部67
a、図示しないメッシュスクリーン、マスタ66の穿孔
部を介して印刷用紙に転移される。インキを転移された
印刷用紙は、剥離爪69によってその先端部より版胴6
7の外周面上から剥離され、用紙搬送手段70によって
排紙トレイ44に排出されて版付動作が完了する。
【0106】版付動作完了後、オペレーターによって図
示しない印刷スタートキーが押されると、版胴36及び
版胴67が高速で回転駆動されると共に図示しない給紙
部より印刷用紙が連続的に給送されて印刷動作が行われ
る。
【0107】この第4の実施例においても、第3の実施
例と同様に版胴36の上部周面において印刷用紙を介し
てプレスローラー37が当接するため、印刷用紙へのイ
ンキの転移は下方から上方へと移動する形となり、印刷
用紙に転移するインキ量が抑制される。その後、この印
刷済みの印刷用紙を介してプレスローラー68が版胴6
7に当接するので、印刷用紙から版胴67へのインキの
転移が抑制され、多重印刷時におけるだぶり画像の発生
を低減することができる。また、本実施例は、3色、4
色といった多色多重印刷においても適用することが可能
である。
【0108】図9、図10は、本発明の第1の実施例の
変形例をそれぞれ示している。この変形例は、第1の実
施例と比較すると、圧胴18の上部周面近傍部に、発熱
手段としてのヒーター72、または送風手段としてのフ
ァン73を配設した点においてのみ相違し、他の構成は
同一である。
【0109】上記構成とし、圧胴18上の印刷済みの印
刷用紙にヒーター72またはファン73によって放熱あ
るいは送風を行うことにより、印刷用紙上のインキの乾
燥を促し、裏移りの発生をより一層防止することができ
る。なお、この構成は第3の実施例にも適用可能であ
り、その場合には、多重印刷時におけるだぶり画像の発
生をより一層低減することができる。なお、このヒータ
ー72またはファン73を第3の実施例の変形例として
用いることもできる。また、発熱手段または送風手段の
配置位置及び配設個数はこの限りではなく、任意の位置
に任意の個数配設することが可能である。
【0110】図11は、本発明の第3の実施例の他の変
形例に用いられる制御手段74のブロック図である。周
知のマイクロコンピューターにより構成される制御手段
74は、孔版印刷装置の図示しない操作パネルから信号
を入力され、図示しない版胴駆動手段、ソレノイド1
5、ソレノイド24、ソレノイド57に信号を出力す
る。また、図示しない操作パネルには、製版スタートキ
ー、印刷スタートキー等の動作命令キーと、テンキー等
の数値入力キーの他、圧胴18に所定回転の空転を行わ
せる空転モードキーが配設されている。
【0111】以下、上述の空転モードキーが押された場
合の動作を説明する。製版動作及び版付動作が完了し、
孔版印刷装置が印刷待機状態となったときに、オペレー
ターによって図示しない操作パネル上の空転モードキー
が押され、テンキーで印刷枚数が設定された後に印刷ス
タートキーが押されると、印刷動作が開始される。
【0112】制御手段74からの指令により、図示しな
い版胴駆動手段が作動して版胴1、圧胴18及び版胴4
5がそれぞれ回転駆動される。図示しない給紙装置より
1枚の印刷用紙が分離給送され、印刷用紙は、レジスト
ローラー対26によってタイミングをとられた後、開放
している圧胴18と押さえ爪20との間に向けて給送さ
れ、圧胴18の外周面上に巻装される。
【0113】レジストローラー対26の近傍に設けられ
た図示しない用紙検出手段により、圧胴18と押さえ爪
20との間への印刷用紙の挿入が検知されると、制御手
段74から指令が送られてソレノイド15への通電がな
され、版胴アーム9とストッパー14との係合が解除さ
れる。版胴1は、カム16の回転に伴い、引張バネ12
の付勢力によって上昇し、印刷用紙を介して圧胴18と
当接する。この当接により、インキローラー3によって
版胴1の内周面に供給されたインキが開孔部1a、図示
しないメッシュスクリーン、マスタ35の穿孔部を介し
て印刷用紙に転移される。そして、版胴1が圧胴18と
の離間位置に達すると同時にソレノイド15への通電が
断たれ、版胴アーム9とストッパー14とが係合されて
版胴1は圧胴18と当接しない離間位置に再び保持され
る。
【0114】版胴1が圧胴18より離間した後、圧胴1
8はさらに回転を継続して空転する。そして、圧胴軸1
9に設けられた図示しない回転数検出手段により、圧胴
18が所定回転の空転を終えたと制御手段74が判断
し、圧胴18の外周面上に巻装されて版胴1からのイン
キを転移された印刷用紙の画像部が、版胴45の外周面
上に巻装された製版済みのマスタ66の画像部と対応す
る位置に到達したと制御手段74が判断すると、制御手
段74から指令が送られてソレノイド57への通電がな
され、版胴アーム52とストッパー56との係合が解除
される。版胴45は、カム58の回転に伴い、引張バネ
54の付勢力によって下降し、印刷用紙を介して圧胴1
8と当接する。この当接により、インキローラー47に
よって版胴45の内周面に供給されたインキが開孔部4
5a、図示しないメッシュスクリーン、マスタ66の穿
孔部を介して印刷用紙に転移される。
【0115】版胴1及び版胴45から印刷用紙にインキ
が転移されると、制御手段74から指令が送られてソレ
ノイド24に通電がなされ、カム板23がカムフォロア
21と当接可能位置に位置決めされる。カム板23の位
置決め後、圧胴18が押さえ爪20の開放位置まで回転
すると、印刷用紙は剥離爪27によってその先端部より
圧胴18の外周面上から剥離され、排紙トレイ28に排
出される。そして、版胴45が圧胴18との離間位置に
達すると同時にソレノイド57への通電が断たれ、版胴
アーム52とストッパー56とが係合されて版胴45は
圧胴18と当接しない離間位置に再び保持される。
【0116】上述のように、上記変形例を採用した孔版
印刷装置によれば、版胴1の上部周面において印刷用紙
を介して圧胴18が当接するため、印刷用紙へのインキ
の転移は下方から上方へと移動する形となり、印刷用紙
に転移するインキ量が抑制される。さらに、圧胴18が
所定回転空転することにより、印刷用紙上のインキを乾
燥させ、その後、この印刷済みの印刷用紙を介して版胴
45が圧胴18に当接するので、印刷用紙から版胴45
へのインキの転移がさらに抑制され、多重印刷時におけ
るだぶり画像の発生をより一層低減することができる。
【0117】また、上述の制御手段74を用い、図12
に示すような、圧胴が版胴の上部周面とは当接しない、
通常の多重印刷装置を制御することも可能である。この
場合においても、一方の版胴と当接した後に圧胴が空転
してインキを乾燥させることにより、印刷用紙から他方
の版胴へのインキの転移が抑制されて、だぶり画像の発
生を低減させる効果がある。
【0118】なお、上記各実施例中及び各変形例中でい
う版胴の上部周面とは、版胴の中心軸を通る水平線より
も上方に位置する版胴の外周面をいう。
【0119】
【発明の効果】請求項1、請求項2または請求項3記載
の発明によれば、版胴と押圧手段とが版胴の上部周面に
おいて接離自在であるので、印刷時において版胴から印
刷用紙に転移されるインキは下方から上方へと移動する
形となり、印刷用紙に転移するインキ量が抑制されるこ
とにより、裏移りの発生を防止することができる。
【0120】請求項4記載の発明によれば、版胴と圧胴
とが版胴の上部周面において接離自在であるので、印刷
時において版胴から圧胴上の印刷用紙に転移されるイン
キは下方から上方へと移動する形となり、印刷用紙に転
移するインキ量が抑制されることにより、裏移りの発生
を防止することができる。
【0121】請求項5記載の発明によれば、版胴とプレ
スローラーとが版胴の上部周面において接離自在である
ので、印刷時において版胴から印刷用紙に転移されるイ
ンキは下方から上方へと移動する形となり、印刷用紙に
転移するインキ量が抑制されることにより、裏移りの発
生を防止することができる。
【0122】請求項6記載の発明によれば、圧胴と第1
の版胴とが、第1の版胴の上部周面において接離自在で
あるので、印刷時において第1の版胴から圧胴上の印刷
用紙に転移されるインキは下方から上方へと移動する形
となり、印刷用紙に転移するインキ量が抑制されること
により、圧胴と第2の版胴との当接時において印刷用紙
から第2の版胴へのインキの転移が抑制され、多重印刷
時におけるだぶり画像の発生を低減することができる。
【0123】請求項7記載の発明によれば、第1の版胴
との当接後に圧胴を設定回転空転させることにより印刷
用紙上のインキを乾燥させ、その後、圧胴と第2の版胴
とを当接させるので、印刷用紙から第2の版胴へのイン
キの転移がさらに抑制され、多重印刷時におけるだぶり
画像の発生をより一層低減することができる。
【0124】請求項8記載の発明によれば、圧胴上の印
刷用紙に発熱手段によって放熱を行うことにより、印刷
用紙上のインキの乾燥を促し、通常印刷時には裏移りの
発生をより一層防止することができ、また、多重印刷時
にはだぶり画像の発生をより一層低減することができ
る。
【0125】請求項9記載の発明によれば、圧胴上の印
刷用紙に送風手段によって送風を行うことにより、印刷
用紙上のインキの乾燥を促し、通常印刷時には裏移りの
発生をより一層防止することができ、また、多重印刷時
にはだぶり画像の発生をより一層低減することができ
る。
【0126】請求項10記載の発明によれば、第1のプ
レスローラーが第1の版胴の上部周面に対して接離自在
であるので、印刷時において第1の版胴から印刷用紙に
転移されるインキは下方から上方へと移動する形とな
り、印刷用紙に転移するインキ量が抑制されることによ
り、第2のプレスローラーの押圧時において印刷用紙か
ら第2の版胴へのインキの転移が抑制され、多重印刷時
におけるだぶり画像の発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を採用した孔版印刷装置
要部の概略側面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に用いられる版胴の揺動
機構を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に用いられる押さえ爪の
開閉機構を示す部分側断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるマスタから印刷
用紙へのインキの転移状態を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施例を採用した孔版印刷装置
要部の概略側面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を採用した孔版印刷装置
要部の概略側面図である。
【図7】本発明の第3の実施例に用いられる版胴の揺動
機構を示す側面図である。
【図8】本発明の第4の実施例を採用した孔版印刷装置
要部の概略側面図である。
【図9】本発明の第1の実施例の変形例を示す孔版印刷
装置要部の概略側面図である。
【図10】本発明の第1の実施例の変形例を示す孔版印
刷装置要部の概略側面図である。
【図11】本発明の第3の実施例の変形例に用いられる
制御手段のブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施例の変形例に用いられる
制御手段を適用可能な孔版印刷装置を示す模式図であ
る。
【図13】従来の孔版印刷装置を用いて印刷を行う際の
マスタから印刷用紙へのインキの転移状態を説明する図
である。
【符号の説明】
1,36,45,67 版胴 18 押圧手段(圧胴) 37,68 押圧手段(プレスローラー) 72 発熱手段(ヒーター) 73 送風手段(ファン) 74 制御手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】版胴と、前記版胴に印刷用紙を押圧する押
    圧手段とを有する孔版印刷装置において、 前記版胴と前記押圧手段とが、前記版胴の上部周面にお
    いて接離自在であることを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】前記版胴が前記押圧手段に対して接離自在
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の孔版
    印刷装置。
  3. 【請求項3】前記押圧手段が前記版胴に対して接離自在
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の孔版
    印刷装置。
  4. 【請求項4】前記押圧手段が前記版胴と略同径の圧胴で
    あることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項
    3記載の孔版印刷装置。
  5. 【請求項5】前記押圧手段がプレスローラーであること
    を特徴とする請求項3記載の孔版印刷装置。
  6. 【請求項6】第1の版胴と、第2の版胴と、第1及び第
    2の版胴に対して接離自在であり、第1の版胴に印刷用
    紙を押圧した後、第2の版胴に該印刷用紙を押圧する圧
    胴とを具備し、前記印刷用紙に対して多重印刷が可能な
    孔版印刷装置において、 前記圧胴と第1の版胴とが、第1の版胴の上部周面にお
    いて接離自在に設けられていることを特徴とする孔版印
    刷装置。
  7. 【請求項7】前記圧胴を、第1の版胴との当接後に設定
    回転空転させた後、第2の版胴に当接させる制御手段を
    有することを特徴とする請求項6記載の孔版印刷装置。
  8. 【請求項8】前記圧胴の近傍に、前記圧胴の外周面に向
    けて放熱する発熱手段を有することを特徴とする請求項
    4、請求項6または請求項7記載の孔版印刷装置。
  9. 【請求項9】前記圧胴の近傍に、前記圧胴の外周面に向
    けて送風する送風手段を有することを特徴とする請求項
    4、請求項6、請求項7または請求項8記載の孔版印刷
    装置。
  10. 【請求項10】第1の版胴と、第1の版胴に印刷用紙を
    押圧する第1のプレスローラーと、第1の版胴の用紙搬
    送方向下流側に配設された第2の版胴と、第2の版胴に
    前記印刷用紙を押圧する第2のプレスローラーとを具備
    し、前記印刷用紙に対して多重印刷が可能な孔版印刷装
    置において、 第1のプレスローラーが第1の版胴の上部周面に対して
    接離自在に設けられていることを特徴とする孔版印刷装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079736A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置
JP2002079733A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置
JP2014168910A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム

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