JPH09279111A - ゴムとガラス繊維との接着剤 - Google Patents
ゴムとガラス繊維との接着剤Info
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- JPH09279111A JPH09279111A JP8086714A JP8671496A JPH09279111A JP H09279111 A JPH09279111 A JP H09279111A JP 8086714 A JP8086714 A JP 8086714A JP 8671496 A JP8671496 A JP 8671496A JP H09279111 A JPH09279111 A JP H09279111A
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- adhesive
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- C09J115/00—Adhesives based on rubber derivatives
- C09J115/005—Hydrogenated nitrile rubber
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- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3412—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2666/00—Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
- C08L2666/02—Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials
- C08L2666/14—Macromolecular compounds according to C08L59/00 - C08L87/00; Derivatives thereof
- C08L2666/16—Addition or condensation polymers of aldehydes or ketones according to C08L59/00 - C08L61/00; Derivatives thereof
-
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L61/00—Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L61/04—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
- C08L61/06—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
- C08L61/12—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols with polyhydric phenols
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐劣化特性に優れ、かつ粘着性に優れたゴム
とガラス繊維との接着剤を提供する。 【解決手段】 水素添加ニトリルブタジエンゴムラテッ
クス及びレゾルシンホルムアルデヒド樹脂からなるH−
NBR系RFLに下式 【化1】 (上式中、Rは炭化水素基である)で表されるエチレン
尿素化合物を添加する。
とガラス繊維との接着剤を提供する。 【解決手段】 水素添加ニトリルブタジエンゴムラテッ
クス及びレゾルシンホルムアルデヒド樹脂からなるH−
NBR系RFLに下式 【化1】 (上式中、Rは炭化水素基である)で表されるエチレン
尿素化合物を添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイミングベル
ト、ゴムホース等のゴム製品の補強用に用いられるガラ
ス繊維と前記ゴム製品との接着剤に関する。
ト、ゴムホース等のゴム製品の補強用に用いられるガラ
ス繊維と前記ゴム製品との接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】タイミングベルト、ゴムホース等のゴム
製品の補強材としてガラス繊維が従来より用いられてい
る。ゴム製品は繰り返し屈曲応力を受けるため屈曲疲労
が生じ、補強材であるガラス繊維とゴムマトリックスの
間に剥離が生じたり、ガラス繊維が磨耗して強度低下が
生じやすい。従って、このゴムとガラス繊維とを接着す
るため、従来はビニルピリジン−スチレン−ブタジエン
ゴム(VP−SBR)とレゾルシン−ホルムアルデヒド
樹脂からなる混合液(VP−SBR系RFL)によりガ
ラス繊維とゴムが接着されている。
製品の補強材としてガラス繊維が従来より用いられてい
る。ゴム製品は繰り返し屈曲応力を受けるため屈曲疲労
が生じ、補強材であるガラス繊維とゴムマトリックスの
間に剥離が生じたり、ガラス繊維が磨耗して強度低下が
生じやすい。従って、このゴムとガラス繊維とを接着す
るため、従来はビニルピリジン−スチレン−ブタジエン
ゴム(VP−SBR)とレゾルシン−ホルムアルデヒド
樹脂からなる混合液(VP−SBR系RFL)によりガ
ラス繊維とゴムが接着されている。
【0003】しかしながら、上記のようなVP−SBR
系RFLは耐熱性や耐水性が十分ではなく、従ってエン
ジンにおいて用いられるタイミングベルト等のような高
温下において用いられるゴム製品では熱劣化やゴムとガ
ラス繊維の間の剥離を引き起こすおそれがあった。さら
に、ゴム材料として水素化ニトリルゴムのような耐熱性
の高い材料を使用するようになり、このようなゴムとガ
ラス繊維の間の接着性を向上させることも必要であっ
た。
系RFLは耐熱性や耐水性が十分ではなく、従ってエン
ジンにおいて用いられるタイミングベルト等のような高
温下において用いられるゴム製品では熱劣化やゴムとガ
ラス繊維の間の剥離を引き起こすおそれがあった。さら
に、ゴム材料として水素化ニトリルゴムのような耐熱性
の高い材料を使用するようになり、このようなゴムとガ
ラス繊維の間の接着性を向上させることも必要であっ
た。
【0004】このような問題を解決するため、特開平4
−41580 号公報では、特定のフェノール化合物を配合し
たVP−SBR系RFLが提案された。この開示された
RFLを用いてガラス繊維を処理すると、ゴムとガラス
繊維の間の耐熱性に優れた接着を提供し、かつ耐熱性ゴ
ムとガラス繊維の間の接着力をも向上させる。
−41580 号公報では、特定のフェノール化合物を配合し
たVP−SBR系RFLが提案された。この開示された
RFLを用いてガラス繊維を処理すると、ゴムとガラス
繊維の間の耐熱性に優れた接着を提供し、かつ耐熱性ゴ
ムとガラス繊維の間の接着力をも向上させる。
【0005】しかしながらこのVP−SBR系RFLに
用いられているビニルピリジン−スチレン−ブタジエン
ゴムはそれ自体が耐熱性が低いため、上記のRFLにお
いても耐熱性は満足なものではない。従って、このVP
−SBRに代えて耐熱性、耐水性に優れた水素添加ニト
リルブタジエンゴム(H−NBR)を使用することが考
えられる。このH−NBRを用いるRFL(H−NBR
系RFL)は、ポリエステルやアラミド等の有機繊維の
接着剤として従来より用いられており、耐熱性、耐水性
に優れ、熱劣化や膨潤を起こしにくいことが知られてい
る。しかしながら、このH−NBR系RFLは粘着性に
乏しく、適用できる繊維種が限定されてしまう。すなわ
ち、ガラス繊維は繊維自体がもろく、有機繊維のように
撚りをかけた後にRFL処理をすることができず、従っ
て繊維束をRFLに含浸し、乾燥硬化させた後に撚りを
かける必要があるが、乾燥後のRFLに粘着性がないと
容易に撚りが戻ってしまい、繊維がばらけてしまうとい
う問題がある。
用いられているビニルピリジン−スチレン−ブタジエン
ゴムはそれ自体が耐熱性が低いため、上記のRFLにお
いても耐熱性は満足なものではない。従って、このVP
−SBRに代えて耐熱性、耐水性に優れた水素添加ニト
リルブタジエンゴム(H−NBR)を使用することが考
えられる。このH−NBRを用いるRFL(H−NBR
系RFL)は、ポリエステルやアラミド等の有機繊維の
接着剤として従来より用いられており、耐熱性、耐水性
に優れ、熱劣化や膨潤を起こしにくいことが知られてい
る。しかしながら、このH−NBR系RFLは粘着性に
乏しく、適用できる繊維種が限定されてしまう。すなわ
ち、ガラス繊維は繊維自体がもろく、有機繊維のように
撚りをかけた後にRFL処理をすることができず、従っ
て繊維束をRFLに含浸し、乾燥硬化させた後に撚りを
かける必要があるが、乾燥後のRFLに粘着性がないと
容易に撚りが戻ってしまい、繊維がばらけてしまうとい
う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記のような耐熱性、耐水性の高いH−NBR系RFLに
おいて、その粘着性を高め、ゴム補強用ガラス繊維とゴ
ムとの接着剤として使用することができるものを提供す
ることを目的とする。
記のような耐熱性、耐水性の高いH−NBR系RFLに
おいて、その粘着性を高め、ゴム補強用ガラス繊維とゴ
ムとの接着剤として使用することができるものを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明によれば、水素添加ニトリルブタジエンゴムラ
テックス及びレゾルシンホルムアルデヒド樹脂からなる
H−NBR系RFLに下式
め本発明によれば、水素添加ニトリルブタジエンゴムラ
テックス及びレゾルシンホルムアルデヒド樹脂からなる
H−NBR系RFLに下式
【化2】 (上式中、Rは炭化水素基である)で表されるエチレン
尿素化合物が添加される。
尿素化合物が添加される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において使用される水素添
加ニトリルブタジエンゴムラテックスとは、不飽和ニト
リルと共役ジエンを主成分としてなり、必要に応じてエ
チレン性不飽和モノマー等のような他の共重合可能なモ
ノマーを共重合させた共重合体の共役ジエン単位を水素
化したものである。すなわち、不飽和ニトリル−共役ジ
エン共重合ゴムの共役ジエン単位を水素化したもの、不
飽和ニトリル−共役ジエン−エチレン性不飽和モノマー
共重合ゴムの共役ジエン単位を水素化したもの等が例示
される。この水素添加ニトリルブタジエンゴムラテック
スは通常の重合法及び水素化法により製造され、特に限
定されない。
加ニトリルブタジエンゴムラテックスとは、不飽和ニト
リルと共役ジエンを主成分としてなり、必要に応じてエ
チレン性不飽和モノマー等のような他の共重合可能なモ
ノマーを共重合させた共重合体の共役ジエン単位を水素
化したものである。すなわち、不飽和ニトリル−共役ジ
エン共重合ゴムの共役ジエン単位を水素化したもの、不
飽和ニトリル−共役ジエン−エチレン性不飽和モノマー
共重合ゴムの共役ジエン単位を水素化したもの等が例示
される。この水素添加ニトリルブタジエンゴムラテック
スは通常の重合法及び水素化法により製造され、特に限
定されない。
【0009】この水素添加ニトリルブタジエンゴムラテ
ックスの製造に使用されるモノマーは、上記のように不
飽和ニトリル、共役ジエン及びエチレン性不飽和モノマ
ー等であり、その具体例として以下のものが例示され
る。
ックスの製造に使用されるモノマーは、上記のように不
飽和ニトリル、共役ジエン及びエチレン性不飽和モノマ
ー等であり、その具体例として以下のものが例示され
る。
【0010】不飽和ニトリルとしては、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等を使用することができる。共
役ジエンとしては、1,3-ブタジエン、2,3-ジメチルブタ
ジエン、イソプレン、1,3-ペンタジエン等を使用するこ
とができる。また、エチレン性不飽和モノマーとして
は、不飽和カルボン酸(例えばアクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸)、前記不飽和カルボン酸
のエステル(例えばメチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリ
レート)、前記不飽和カルボン酸のアルコキシアルキル
エステル(例えばメトキシメチルアクリレート、エトキ
シエチルアクリレート、メトキシエトキシエチルアクリ
レート)、アクリルアミド、メタクリルアミド、N-置換
アクリルアミドもしくはメタクリルアミド(例えばN-メ
チロールアクリルアミド、N,N'- ジメチロールアクリル
アミド)等を使用することができる。
ル、メタクリロニトリル等を使用することができる。共
役ジエンとしては、1,3-ブタジエン、2,3-ジメチルブタ
ジエン、イソプレン、1,3-ペンタジエン等を使用するこ
とができる。また、エチレン性不飽和モノマーとして
は、不飽和カルボン酸(例えばアクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸)、前記不飽和カルボン酸
のエステル(例えばメチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリ
レート)、前記不飽和カルボン酸のアルコキシアルキル
エステル(例えばメトキシメチルアクリレート、エトキ
シエチルアクリレート、メトキシエトキシエチルアクリ
レート)、アクリルアミド、メタクリルアミド、N-置換
アクリルアミドもしくはメタクリルアミド(例えばN-メ
チロールアクリルアミド、N,N'- ジメチロールアクリル
アミド)等を使用することができる。
【0011】このニトリルブタジエンゴムラテックス中
の不飽和ニトリルの含有量は、特に制限はないが、得ら
れるH−NBR系RFLの粘着性の観点から10〜50重量
%であることが好ましい。上記モノマーを共重合させた
水素添加ニトリルブタジエンゴムラテックスの具体例と
しては以下のものを水素化したものが例示される。ブタ
ジエン−アクリロニトリル共重合体ゴム、イソプレン−
ブタジエン−アクリロニトリル共重合体ゴム、ブタジエ
ン−メチルアクリレート−アクリロニトリル共重合体ゴ
ム、ブタジエン−アクリル酸−アクリロニトリル共重合
体ゴム、ブタジエン−エチレン−アクリロニトリル共重
合体ゴム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリ
レート−ビニルクロロアセテート−アクリロニトリル共
重合体ゴム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアク
リレート−ビニルノルボルネン−アクリロニトリル共重
合体ゴム。
の不飽和ニトリルの含有量は、特に制限はないが、得ら
れるH−NBR系RFLの粘着性の観点から10〜50重量
%であることが好ましい。上記モノマーを共重合させた
水素添加ニトリルブタジエンゴムラテックスの具体例と
しては以下のものを水素化したものが例示される。ブタ
ジエン−アクリロニトリル共重合体ゴム、イソプレン−
ブタジエン−アクリロニトリル共重合体ゴム、ブタジエ
ン−メチルアクリレート−アクリロニトリル共重合体ゴ
ム、ブタジエン−アクリル酸−アクリロニトリル共重合
体ゴム、ブタジエン−エチレン−アクリロニトリル共重
合体ゴム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリ
レート−ビニルクロロアセテート−アクリロニトリル共
重合体ゴム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアク
リレート−ビニルノルボルネン−アクリロニトリル共重
合体ゴム。
【0012】レゾルシンホルムアルデヒド樹脂としては
従来公知のものを使用することができ、例えばレゾルシ
ンとホルムアルデヒドを水酸化アルカリ、アミン、アン
モニア等のアルカリ性触媒を用いて反応させることによ
り得られるレゾール形の水溶性樹脂が例示される。
従来公知のものを使用することができ、例えばレゾルシ
ンとホルムアルデヒドを水酸化アルカリ、アミン、アン
モニア等のアルカリ性触媒を用いて反応させることによ
り得られるレゾール形の水溶性樹脂が例示される。
【0013】本発明の接着剤においては、通常水素添加
ニトリルブタジエンゴムラテックス100 重量部に対しレ
ゾルシンホルムアルデヒド樹脂を5.0 〜15.0重量部添加
して用いられる。これらの水素添加ニトリルブタジエン
ゴムラテックスとレゾルシンホルムアルデヒド樹脂から
なるH−NBR系RFLに添加されるエチレン尿素化合
物とは下式
ニトリルブタジエンゴムラテックス100 重量部に対しレ
ゾルシンホルムアルデヒド樹脂を5.0 〜15.0重量部添加
して用いられる。これらの水素添加ニトリルブタジエン
ゴムラテックスとレゾルシンホルムアルデヒド樹脂から
なるH−NBR系RFLに添加されるエチレン尿素化合
物とは下式
【化3】 を有するものである。
【0014】上式中、Rは炭化水素であり、芳香族及び
脂肪族のいずれであってもよい。このRの例としては下
式
脂肪族のいずれであってもよい。このRの例としては下
式
【化4】 又は下式
【化5】 が例示される。このエチレン尿素化合物においては、そ
の粘着性を高めるためには分子量が低いことが好まし
い。また、このエチレン尿素化合物中のRが耐熱性に寄
与すると考えられるが、R中の炭素鎖が長いと耐熱性が
低下するため、Rの炭素鎖は短い方が好ましい。従っ
て、上記式においてはnは1であることが好ましく、
n’は6以下であることが好ましい。
の粘着性を高めるためには分子量が低いことが好まし
い。また、このエチレン尿素化合物中のRが耐熱性に寄
与すると考えられるが、R中の炭素鎖が長いと耐熱性が
低下するため、Rの炭素鎖は短い方が好ましい。従っ
て、上記式においてはnは1であることが好ましく、
n’は6以下であることが好ましい。
【0015】このエチレン尿素化合物の添加量は、RF
L固形分に対し0.6 〜8.0 重量%であることが好まし
い。エチレン尿素化合物の添加量が0.6 重量%より少な
いと所望の粘着性を発揮することができず、一方8.0 重
量%より多いとRFL 液に凝集物が発生し、加工が困難と
なることがあるからである。
L固形分に対し0.6 〜8.0 重量%であることが好まし
い。エチレン尿素化合物の添加量が0.6 重量%より少な
いと所望の粘着性を発揮することができず、一方8.0 重
量%より多いとRFL 液に凝集物が発生し、加工が困難と
なることがあるからである。
【0016】
【実施例】水95.5g に10%水酸化ナトリウム水溶液1.2g
を加え、この水溶液にレゾルシノール4.5g及びホルマリ
ン(37%水溶液)6.6g添加し攪拌後、20℃において20時
間反応させ、レゾルシンホルムアルデヒド樹脂水溶液を
調製した。この水溶液と、H−NBRラテックス(日本
ゼオン製ゼットポール2020、90%水素添加、固形分40
%)及び水、並びに下式
を加え、この水溶液にレゾルシノール4.5g及びホルマリ
ン(37%水溶液)6.6g添加し攪拌後、20℃において20時
間反応させ、レゾルシンホルムアルデヒド樹脂水溶液を
調製した。この水溶液と、H−NBRラテックス(日本
ゼオン製ゼットポール2020、90%水素添加、固形分40
%)及び水、並びに下式
【化6】 で表されるエチレン尿素化合物(明成化学工業製FS50、
固形分27.5%)(以下エチレン尿素化合物1とする)を
以下の表1に示す量加えて混合し、室温において3日放
置後、190 ℃で10分の熱処理を加えてフィルム化し、サ
ンプル1〜8を得た。また、エチレン尿素化合物とし
て、下式
固形分27.5%)(以下エチレン尿素化合物1とする)を
以下の表1に示す量加えて混合し、室温において3日放
置後、190 ℃で10分の熱処理を加えてフィルム化し、サ
ンプル1〜8を得た。また、エチレン尿素化合物とし
て、下式
【化7】 で表されるエチレン尿素化合物(明成化学工業製DM-13
0、固形分20%)(以下エチレン尿素化合物2とする)
5.9gを用いて、同様にしてフィルム化し、サンプル9を
得た。また、比較として、エチレン尿素化合物を添加し
ない系において同様にしてサンプル10を得た。さらに、
H−NBRラテックスのかわりにVP−SBRラテック
ス(日本ゼオン製ニッポール2518GL、固形分40%)200g
を使用することを除き同様にしてサンプル11を得た。
0、固形分20%)(以下エチレン尿素化合物2とする)
5.9gを用いて、同様にしてフィルム化し、サンプル9を
得た。また、比較として、エチレン尿素化合物を添加し
ない系において同様にしてサンプル10を得た。さらに、
H−NBRラテックスのかわりにVP−SBRラテック
ス(日本ゼオン製ニッポール2518GL、固形分40%)200g
を使用することを除き同様にしてサンプル11を得た。
【0017】
【表1】
【0018】これらのサンプルについて、各フィルムの
劣化特性及び粘着性を以下のようにして測定した。 (1) 劣化特性 得られたフィルム(厚さ1.0mm)を所定の寸法にカット
し、140 ℃の炉内に200時間、及び95℃の水中に100 時
間放置したものをそれぞれ熱劣化特性測定用サンプル及
び水劣化特性測定用サンプルとした。これらのサンプル
からダンベル状に切り出した試験片を用い、常法に従い
引張試験を行い、未劣化品、熱劣化品及び水劣化品の各
サンプルについで引張強度と弾性率を測定した。また、
劣化処理前の各サンプルの寸法に対する熱劣化及び水劣
化後の各サンプルの寸法変化を測定し、寸法変化率を求
めた。
劣化特性及び粘着性を以下のようにして測定した。 (1) 劣化特性 得られたフィルム(厚さ1.0mm)を所定の寸法にカット
し、140 ℃の炉内に200時間、及び95℃の水中に100 時
間放置したものをそれぞれ熱劣化特性測定用サンプル及
び水劣化特性測定用サンプルとした。これらのサンプル
からダンベル状に切り出した試験片を用い、常法に従い
引張試験を行い、未劣化品、熱劣化品及び水劣化品の各
サンプルについで引張強度と弾性率を測定した。また、
劣化処理前の各サンプルの寸法に対する熱劣化及び水劣
化後の各サンプルの寸法変化を測定し、寸法変化率を求
めた。
【0019】(2) 粘着性 上記の熱劣化サンプル及び水劣化サンプルから1.5cm ×
1.5cm のサンプルを2枚切り出し、平板状の上下の圧縮
治具に接着した後、試験片同士が接する状態において、
120 ℃雰囲気で荷重2kgf を加え10分間放置し、その後
1.0mm/分の速度でこの試験片を引き剥がした。この引き
剥がす際の荷重を測定した。
1.5cm のサンプルを2枚切り出し、平板状の上下の圧縮
治具に接着した後、試験片同士が接する状態において、
120 ℃雰囲気で荷重2kgf を加え10分間放置し、その後
1.0mm/分の速度でこの試験片を引き剥がした。この引き
剥がす際の荷重を測定した。
【0020】こうして測定した上記サンプル1〜11の劣
化特性及び粘着性を以下の表2に示す。なお、サンプル
1〜6及び9は本発明の実施例であり、サンプル7、
8、10及び11は比較例である。
化特性及び粘着性を以下の表2に示す。なお、サンプル
1〜6及び9は本発明の実施例であり、サンプル7、
8、10及び11は比較例である。
【0021】
【表2】
【0022】サンプル8は、調製したRFL液が凝集し
てしまい、フィルムを形成することができなかった。劣
化特性については、H−NBRラテックスを主体とする
サンプル1〜6及び9では、VP−SBRラテックスを
主体とするサンプル11と比較して極めて良好な耐劣化特
性を示した。すなわち、劣化による弾性率の増大及び熱
収縮率の増大は熱収縮応力の増大につながり、強度を上
回る時点においてガラス繊維に塗布した接着剤に破壊が
発生することになる。また、水膨潤率が大きく、寸法が
大きく変化することは、ゴム製品中の補強材である芯線
の構造及び寸法が変化し、機械的特性に影響することに
なる。さらにこれは、接着剤は透水しやすいことを意味
し、ガラス繊維と接着剤との間の界面に存在するシラン
カップリング剤へ水を供給することになり、シランカッ
プリング剤の加水分解を引き起こす可能性が生じ、接着
剤がガラス繊維から剥離する結果につながる。これらの
処理剤の破壊や剥離は、ゴム製品使用時における動的応
力により促進されることになる。
てしまい、フィルムを形成することができなかった。劣
化特性については、H−NBRラテックスを主体とする
サンプル1〜6及び9では、VP−SBRラテックスを
主体とするサンプル11と比較して極めて良好な耐劣化特
性を示した。すなわち、劣化による弾性率の増大及び熱
収縮率の増大は熱収縮応力の増大につながり、強度を上
回る時点においてガラス繊維に塗布した接着剤に破壊が
発生することになる。また、水膨潤率が大きく、寸法が
大きく変化することは、ゴム製品中の補強材である芯線
の構造及び寸法が変化し、機械的特性に影響することに
なる。さらにこれは、接着剤は透水しやすいことを意味
し、ガラス繊維と接着剤との間の界面に存在するシラン
カップリング剤へ水を供給することになり、シランカッ
プリング剤の加水分解を引き起こす可能性が生じ、接着
剤がガラス繊維から剥離する結果につながる。これらの
処理剤の破壊や剥離は、ゴム製品使用時における動的応
力により促進されることになる。
【0023】一方、粘着性については、サンプル7のよ
うにエチレン尿素化合物の添加量が0.5 重量%ではその
効果が発揮できず、エチレン尿素化合物の添加量の増加
につれて粘着性発現の効果が期待でき、サンプル1のよ
うに添加量が1.5 重量%において、VP−SBRラテッ
クスを主体とするサンプル11並みの粘着性が発揮でき
た。しかしながら、エチレン尿素化合物を3.0 重量%ま
で増しても、粘着性はそれほど変化しなかった。
うにエチレン尿素化合物の添加量が0.5 重量%ではその
効果が発揮できず、エチレン尿素化合物の添加量の増加
につれて粘着性発現の効果が期待でき、サンプル1のよ
うに添加量が1.5 重量%において、VP−SBRラテッ
クスを主体とするサンプル11並みの粘着性が発揮でき
た。しかしながら、エチレン尿素化合物を3.0 重量%ま
で増しても、粘着性はそれほど変化しなかった。
【0024】
【発明の効果】ゴムとガラス繊維との接着剤として、水
素添加ニトリルブタジエンゴムを使用することにより得
られるゴム複合製品の耐熱性、耐水性を高めることがで
き、かつこの接着剤にエチレン尿素化合物を添加するこ
とにより、この接着剤の粘着性を改善することができ
る。
素添加ニトリルブタジエンゴムを使用することにより得
られるゴム複合製品の耐熱性、耐水性を高めることがで
き、かつこの接着剤にエチレン尿素化合物を添加するこ
とにより、この接着剤の粘着性を改善することができ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 (1) 水素添加ニトリルブタジエンゴムラ
テックス、 (2) レゾルシンホルムアルデヒド樹脂、及び (3) 下式 【化1】 (上式中、Rは炭化水素基である)で表されるエチレン
尿素化合物からなることを特徴とするゴムとガラス繊維
との接着剤。 - 【請求項2】 前記エチレン尿素化合物固形分含量が水
素添加ニトリルブタジエンゴムラテックス及びレゾルシ
ンホルムアルデヒド樹脂に対し0.6 〜8.0 重量%である
ことを特徴とする、請求項1記載のゴムとガラス繊維と
の接着剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8086714A JPH09279111A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | ゴムとガラス繊維との接着剤 |
| US08/835,519 US5847033A (en) | 1996-04-09 | 1997-04-08 | Adhesive for bonding rubber and glass fiber |
| EP97105773A EP0801122A3 (en) | 1996-04-09 | 1997-04-08 | Adhesive for bonding rubber and glass fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8086714A JPH09279111A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | ゴムとガラス繊維との接着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09279111A true JPH09279111A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=13894573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8086714A Pending JPH09279111A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | ゴムとガラス繊維との接着剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5847033A (ja) |
| EP (1) | EP0801122A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09279111A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7082998B2 (en) | 2003-07-30 | 2006-08-01 | Halliburton Energy Services, Inc. | Systems and methods for placing a braided, tubular sleeve in a well bore |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4401713A (en) * | 1980-09-16 | 1983-08-30 | Teijin Limited | Polyester fiber composite material useful for reinforcing rubber articles and process for producing the same |
| JPH0778206B2 (ja) * | 1987-04-01 | 1995-08-23 | 日本ゼオン株式会社 | ゴムと有機合成繊維の接着剤 |
| US5017639A (en) * | 1987-03-31 | 1991-05-21 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Adhesive for bonding rubber to fibers |
| EP0350773B1 (en) * | 1988-07-07 | 1993-06-16 | Sumitomo Dow Limited | Adhesive composition |
| JPH0441580A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-12 | Sumitomo Dow Ltd | ゴムとガラス繊維コードとの接着剤組成物ならびに該接着剤組成物にて被覆されたゴム補強用ガラス繊維コード |
| JP2894798B2 (ja) * | 1990-06-27 | 1999-05-24 | 日本硝子繊維株式会社 | ゴム補強用ガラス繊維の処理剤 |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP8086714A patent/JPH09279111A/ja active Pending
-
1997
- 1997-04-08 EP EP97105773A patent/EP0801122A3/en not_active Withdrawn
- 1997-04-08 US US08/835,519 patent/US5847033A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0801122A3 (en) | 1999-10-06 |
| US5847033A (en) | 1998-12-08 |
| EP0801122A2 (en) | 1997-10-15 |
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