JPH09280232A - 自動車のデッキクロスメンバ取付け用ナット及びこのナットを用いる自動車のデッキクロスメンバ取付構造並びに取付方法 - Google Patents

自動車のデッキクロスメンバ取付け用ナット及びこのナットを用いる自動車のデッキクロスメンバ取付構造並びに取付方法

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JPH09280232A
JPH09280232A JP11581596A JP11581596A JPH09280232A JP H09280232 A JPH09280232 A JP H09280232A JP 11581596 A JP11581596 A JP 11581596A JP 11581596 A JP11581596 A JP 11581596A JP H09280232 A JPH09280232 A JP H09280232A
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JP
Japan
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nut
cross member
mounting
front pillar
deck cross
Prior art date
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Application number
JP11581596A
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Makoto Yasuda
誠 安田
Toru Inoue
井上  徹
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Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 〔課題〕 自動車のデッキクロスメンバをフロン
トピラーの外側から固定できるデッキクロスメンバ取付
け用の効果的なナットを提供する。 〔解決手段〕 自動車のデッキクロスメンバ22の端
面に外周に形成されたネジ16でねじ込まれるナット1
0であって、このナット10に、前面から挿入される締
付け用ボルトをねじ込めるネジ孔18と、同じく前面か
ら挿入される回転用の工具26を挿入できるナット回し
孔20をそれぞれ形成したことを特徴とする自動車のデ
ッキクロスメンバ取付け用ナット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のデッキク
ロスメンバ取付け用ナット及びこのナットを用いる自動
車のデッキクロスメンバ取付構造並びに取付方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6は自動車の運転席部分の斜視図であ
るが、この部分には、ステアリングコラムAやインスト
ルメントパネル(以下、インパネという)Bを保持し、
ボディーを補強するために両フロントピラーC間にデッ
キクロスメンバ(以下クロスメンバという)Dが掛け渡
されている。而して、このクロスメンバDは金属製のパ
イプで構成される。
【0003】この場合、クロスメンバDはフロントピラ
ーCに固定されなければならないが、その方法として、
フロントピラーCの外側からボルトを横方向に通してク
ロスメンバDにねじ込んで固定する方法が考えられる。
しかし、両フロントピラーC間の寸法誤差やクロスメン
バDの寸法誤差はあまり高精度にはできないから、どう
しても、クロスメンバDの長さを短めにしておかざるを
得ない。この状態でボルトを締め付けると、フロントピ
ラーが変形してしまう。
【0004】このため、従来は、以下の二通りの方法に
よっていた。図7は第一の方法を示す説明図であるが、
この方法は、クロスメンバDとフロントピラーCそれぞ
れに相互に交錯するブラケットE、Fを取り付け、イン
パネBに孔(作業孔)をあけてこの作業孔からボルトを
通してブラケットE、F同士を固定するものである。図
8は第二の方法を示す説明図であるが、この方法は、作
業孔をインパネBに斜めにあけておくものであり、これ
に伴ってクロスメンバDとフロントピラーCに取り付け
るブラケットE、Fの形状を変えたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両方法とも、
クロスメンバとフロントピラーにブラケットを取り付け
なければならないから、その分、重量や工数の増加を来
す。又、作業孔から締付部までに相当距離があるから、
作業性が悪い。更に、インパネに形成された作業孔を後
で塞がなければならないから、塞ぎ部材を別に必要とす
る。といった欠点があった。本発明は、このような課題
を解決するものであり、クロスメンバを固定するのに効
果的なナットを案出し、フロントピラーの外側から固定
できるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、自動車のデッキクロスメンバの端面に外周に形成さ
れたネジでねじ込まれるナットであって、このナット
に、前面から挿入される締付け用ボルトをねじ込めるネ
ジ孔と、同じく前面から挿入される回転用の工具を挿入
できるナット回し孔をそれぞれ形成したことを特徴とす
る自動車のデッキクロスメンバ取付け用ナット、そし
て、このナットの外周のネジとネジ孔のネジとが逆向き
に形成されていることを特徴とするクロスメンバ取付け
用ナットを提供する。
【0007】又、本発明は、前記したナットによってク
ロスメンバとフロントピラー間の隙間を埋め、フロント
ピラーに締付け用ボルトを通して該ナットにねじ込んで
デッキクロスメンバをフロントピラーに固定することを
特徴とするクロスメンバ取付構造を提供する。
【0008】更に、本発明は、フロントピラーの外側か
ら前記したナットのナット回し孔を操作して該ナットの
前面をフロントピラーの裏面に当接させ、フロントピラ
ーの外側から締付け用ボルトを通して該ナットのネジ孔
にねじ込んでデッキクロスメンバをフロントピラーに固
定することを特徴とするクロスメンバ取付方法を提供す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係るクロスメンバ
取付け用ナット(以下、ナットという)の一部断面側面
図、図2は背面図であるが、このナット10は頭部12
と胴部14とからなり、胴部14の外周にはネジ16が
形成され、頭部12と胴部14にかけての中心部にはネ
ジ孔18とナット回し孔20とがそれぞれ形成されたも
のである。
【0010】尚、本例では、ナット回し孔20を六角形
にし、ネジ孔18の後部にそれよりも小さい径で形成し
たものを示した。一方、ネジ16とネジ孔18のネジと
は同じ方向でもよいが、後述する理由から互いに逆向き
に形成されたものの方が好ましい。即ち、ネジ孔18の
ネジを右ネジにすれば、ネジ16は左ネジにするのであ
る。
【0011】図3〜図5はこのナット10を用いてクロ
スメンバ22をフロントピラー24に固定する場合の説
明図であるが、先ず、ナット10をクロスメンバ22の
端面に頭部12までねじ込んだ状態で(クロスメンバ2
2の端面にはこれに対応するネジ孔が形成されている)
フロントピラー24間の所定の取付け位置に持って行く
(図3)。
【0012】次に、フロントピラー24の外側からナッ
ト回し孔20に六角レンチ等の工具26を挿入し(これ
を許容するように、フロントピラー24には所定の作業
孔28があいている)、これを操作してナット10の頭
部12の前面をフロントピラー24の裏面に当接させる
(図4)。
【0013】この状態になったときに、締付け用ボルト
30をフロントピラー24の外側から作業孔28を通し
てナット10のネジ孔18にねじ込めば、クロスメンバ
22の固定(取付け)が終了する(図5)。
【0014】この場合、ネジ16とネジ孔18のネジと
が逆向きになっておれば、締付け用ボルト30を締める
ときの摩擦によってナット10が連れ回りしても、ナッ
ト10は、締付け用ボルト30のねじ込み方向とは逆、
即ち、フロントピラー24側に移動するから、フロント
ピラー24との間に隙間があかない(締付け用ボルト3
0をねじ込んでもフロントピラー24が変形しない)。
【0015】以上、本発明の二三の実施の形態を説明し
たが、本発明は、これらに限定されず、種々変更された
形態をとる。例えば、ナット回し孔20は、ネジ孔18
の前部に形成されたものであってもよい。但し、この場
合は、ナット回し孔20の径をネジ孔18の径よりも大
きくしなければならないから、フロントピラー24に形
成される作業孔28の径が大きくなるという欠点がある
が、ナット回し孔20が作業孔28に近いから、工具2
6の挿入が容易である上、工具26がネジ孔18の部分
を通過しなくてもよいから、ネジ孔18のネジを傷付け
ないという利点がある。
【0016】又、ナット回し孔20も六角形に限らず、
種々の多角形のものが考えられる。場合によっては、孔
でなく、頭部12の前面に径方向に形成された溝や点在
して穿設された小穴であってもよい。要は、作業孔28
から何らかの工具を挿入してこれを回転できればよいの
である。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明によれば、次のような効果
が期待できる。 a)クロスメンバを取り付けるのに、フロントピラーの
外側からボルトを横方向に通して固定できるから、作業
が容易、且つ、効率的にできる。 b)クロスメンバにナットを取り付けるだけでよく、ク
ロスメンバやフロントピラーにブラケットは不要である
から、部品点数削減、重量軽減が図られ、コストを低減
できる。 c)インパネにも作業孔を必要としなから、塞ぎ材やそ
の塞ぎ工数を不要とし、コスト低減を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すクロスメンバ取付け用ナッ
トの一部断面側面図である。
【図2】本発明の一例を示すクロスメンバ取付け用ナッ
トの背面図である。
【図3】本発明の一例を示すクロスメンバ取付けの状態
の説明図である。
【図4】本発明の一例を示すクロスメンバ取付けの状態
の説明図である。
【図5】本発明の一例を示すクロスメンバ取付けの状態
の説明図である。
【図6】自動車の運転席部分の斜視図である。
【図7】従来例を示すクロスメンバ取付けの状態の説明
図である。
【図8】従来例を示すクロスメンバ取付けの状態の説明
図である。
【符号の説明】 10 クロスメンバ取付け用ナット 12 〃 の頭部 14 〃 の胴部 16 〃 の外周に形成されたネジ 18 〃 の中心部に形成されたネジ孔 20 〃 のナット回し孔 22 デッキクロスメンバ 24 フロントピラー 26 工具 30 締付け用ボルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のデッキクロスメンバの端面に外
    周に形成されたネジでねじ込まれるナットであって、こ
    のナットに、前面から挿入される締付け用ボルトをねじ
    込めるネジ孔と、同じく前面から挿入される回転用の工
    具を挿入できるナット回し孔をそれぞれ形成したことを
    特徴とする自動車のデッキクロスメンバ取付け用ナッ
    ト。
  2. 【請求項2】 外周のネジとネジ孔のネジとが逆向きに
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動車
    のデッキクロスメンバ取付け用ナット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のナットによってデ
    ッキクロスメンバとフロントピラー間の隙間を埋め、フ
    ロントピラーに締付け用ボルトを通して該ナットにねじ
    込んでデッキクロスメンバをフロントピラーに固定する
    ことを特徴とする自動車のデッキクロスメンバ取付け用
    ナットを用いる自動車のデッキクロスメンバ取付構造。
  4. 【請求項4】 フロントピラーの外側から請求項1又は
    2記載のナットのナット回し孔を操作して該ナットの前
    面をフロントピラーの裏面に当接させ、フロントピラー
    の外側から締付け用ボルトを通して該ナットのネジ孔に
    ねじ込んでデッキクロスメンバをフロントピラーに固定
    することを特徴とする自動車のデッキクロスメンバ取付
    け用ナットを用いる自動車のデッキクロスメンバ取付方
    法。
JP11581596A 1996-04-12 1996-04-12 自動車のデッキクロスメンバ取付け用ナット及びこのナットを用いる自動車のデッキクロスメンバ取付構造並びに取付方法 Pending JPH09280232A (ja)

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JPH09280232A true JPH09280232A (ja) 1997-10-28

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JP11581596A Pending JPH09280232A (ja) 1996-04-12 1996-04-12 自動車のデッキクロスメンバ取付け用ナット及びこのナットを用いる自動車のデッキクロスメンバ取付構造並びに取付方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182169A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Calsonic Kansei Corp 車両用コックピットモジュール脱着部構造
JP2012218486A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Aoyama Seisakusho Co Ltd 鉄道車両の内装部材取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182169A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Calsonic Kansei Corp 車両用コックピットモジュール脱着部構造
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