JPH09280282A - ブレーキ装置 - Google Patents

ブレーキ装置

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JPH09280282A
JPH09280282A JP8089667A JP8966796A JPH09280282A JP H09280282 A JPH09280282 A JP H09280282A JP 8089667 A JP8089667 A JP 8089667A JP 8966796 A JP8966796 A JP 8966796A JP H09280282 A JPH09280282 A JP H09280282A
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JP
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brake
hydraulic
command
hydraulic pump
pressure cylinder
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JP8089667A
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Mitsuhiro Aoki
光博 青木
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ブレーキホイル1の下部に設けたブレー
キ機構と、前記ブレーキ機構を動作させる油圧装置とを
備え、前記ブレーキ機構が、ブレーキアーム2と、前記
ブレーキアームに固定されたブレーキシュー3とを含
み、前記油圧装置が、前記ブレーキアームに固定された
油圧プランジャー14と、前記油圧プランジャーが摺動
する圧力シリンダー13と、前記圧力シリンダー内へ作
動油を送る油圧ポンプ12と、前記油圧ポンプの駆動、
停止を制御する制御器11と、前記制御器へブレーキ開
閉の指令を出すブレーキ指令回路10とを含むものであ
る。 【効果】 従来の電磁式で発生していたセリや動作の緩
慢を解消でき、動作量の変化による動作不良を解消でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベーターの
巻上機等における油圧式などのブレーキ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁式のブレーキ装置の構成につ
いて図16を参照しながら説明する。図16は、従来の
電磁式のブレーキ装置の構成を示す図である。
【0003】図16において、1はブレーキホイル、2
はブレーキアーム、3はブレーキシューである。また、
4はエレベーターの巻上機に取り付けられた電磁ブレー
キ装置のプランジャー、5は電磁ブレーキ装置の励磁用
コイル、6はブレーキ保持用のコイルバネ、7はプラン
ジャー4の動作をうけて作動するレバーである。なお、
ブレーキシュー3はレバー7の動作とともに開閉する。
ブレーキホイル1は、ブレーキシュー3で回転を抑えら
れる。
【0004】つぎに、従来の電磁式のブレーキ装置の動
作について説明する。エレベーター起動時に、ブレーキ
開放指令が出て励磁用コイル5が給電されると、吸引力
によりプランジャー4が図16上、下方向へ押し出さ
れ、レバー7がピンを中心に回動し、ブレーキシュー3
を開放してエレベーターが起動可能となる。
【0005】一方、給電が断たれると、励磁用コイル5
の励磁が消勢され、プランジャー4は元に復帰、つまり
図16上、上方向へ移動する。プランジャー4の復帰と
ともに、レバー7がコイルバネ6の力で元に戻りブレー
キシュー3が閉じてブレーキホイル1を押さえる。
【0006】通常、プランジャー4の鉄心が励磁用コイ
ル5の筒状(スリーブ)内を摺動しているので、偏摩耗
するとセリが発生する。
【0007】さらに、レバー7はピンを支持に回転す
る。従って、ピン部分の油切れ等により回動部が固くな
って、動作が緩慢になりブレーキシュー3が開かなくな
る。そして、エレベーターの運転に支障を来すことにな
る。
【0008】その他、プランジャー4の動作量が設定以
上に変化すると、動作不良になってしまい、その都度、
動作量の設定直しが必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電磁式のブレーキ装置では、通常、プランジャー4の鉄
心が励磁用コイル5の筒状(スリーブ)内を摺動してい
るので、偏摩耗するとセリが発生するという問題点があ
った。
【0010】また、レバー7のピン部分の油切れ等によ
り回動部が固くなり、動作が緩慢になりブレーキシュー
3が開かなくなり、エレベーターの運転に支障を来すこ
とになるという問題点があった。
【0011】さらに、プランジャー4の動作量が設定以
上に変化すると、動作不良になってしまい、その都度、
動作量の設定直しが必要になるという問題点があった。
【0012】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、セリや動作の緩慢、動作量の変化
による動作不良を解消することができるブレーキ装置を
得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るブレーキ
装置は、ブレーキホイルの下部に設けたブレーキ機構
と、前記ブレーキ機構を動作させる油圧装置とを備えた
ものである。
【0014】また、この発明に係るブレーキ装置は、前
記ブレーキ機構が、ブレーキアームと、前記ブレーキア
ームに固定されたブレーキシューとを含み、前記油圧装
置が、前記ブレーキアームに固定された油圧プランジャ
ーと、前記油圧プランジャーが摺動する圧力シリンダー
と、前記圧力シリンダー内へ作動油を送る油圧ポンプ
と、前記油圧ポンプの駆動、停止を制御する制御器と、
前記制御器へブレーキ開閉の指令を出すブレーキ指令回
路とを含むものである。
【0015】また、この発明に係るブレーキ装置は、前
記ブレーキ機構が、ブレーキシューを含み、前記油圧装
置が、前記ブレーキシューに固定された油圧プランジャ
ーと、前記油圧プランジャーが摺動する圧力シリンダー
と、前記圧力シリンダー内へ作動油を送る油圧ポンプ
と、前記油圧ポンプの駆動、停止を制御する制御器と、
前記制御器へブレーキ開閉の指令を出すブレーキ指令回
路とを含むものである。
【0016】また、この発明に係るブレーキ装置は、前
記制御器が、エレベーターの走行指令の後、前記ブレー
キ指令回路によりブレーキ開放指令が出されると前記油
圧ポンプを駆動して前記ブレーキシューを前記ブレーキ
ホイルから離れるようにするものである。
【0017】また、この発明に係るブレーキ装置は、前
記制御器が、エレベーターの停止指令の後、前記ブレー
キ指令回路によりブレーキ閉指令が出されると前記油圧
ポンプを逆駆動して前記ブレーキシューを前記ブレーキ
ホイルに接触するようにするものである。
【0018】また、この発明に係るブレーキ装置は、前
記圧力シリンダーに設置され前記油圧プランジャーの位
置を検出する第1のリミットスイッチと、前記ブレーキ
アームの位置を検出する第2のリミットスイッチとをさ
らに備えたものである。
【0019】また、この発明に係るブレーキ装置は、前
記油圧プランジャーの移動を停止させるためのストッパ
ーと、前記圧力シリンダー内の作動油の量を調整するた
めのバルブとをさらに備えたものである。
【0020】さらに、この発明に係るブレーキ装置は、
ブレーキシューを含み、ブレーキホイルの内側に設けら
れたブレーキ機構と、前記ブレーキシューに固定された
油圧プランジャーと、前記油圧プランジャーが摺動する
圧力シリンダーと、前記圧力シリンダー内へ作動油を送
る油圧ポンプと、前記油圧ポンプの駆動、停止を制御す
る制御器と、前記制御器へブレーキ開閉の指令を出すブ
レーキ指令回路とを含み、前記ブレーキ機構を動作させ
る油圧装置とを備えたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態1に係るブレーキ
装置の構成について図1及び図2を参照しながら説明す
る。図1は、この発明の実施の形態1の構成を示す図で
ある。また、図2は、この実施の形態1の電気回路を示
す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。
【0022】図1において、1はブレーキホイル、2は
ブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ保
持用のコイルバネである。
【0023】また、同図において、10はブレーキ開閉
の指令を出すブレーキ指令回路、11は上記指令に基づ
き後述する油圧ポンプの駆動、停止を制御する制御器、
12は後述する圧力シリンダー内へ作動油を送る油圧ポ
ンプ、13は圧力シリンダー、14は一般的な油圧装置
を構成している油圧プランジャーである。なお、ブレー
キ指令回路10及び制御器11は、機械室に設けられて
いる制御盤の一部を構成している。
【0024】さらに、15は圧力シリンダー13の外周
に設置され、油圧プランジャー14の位置を検出する常
閉スイッチであるリミットスイッチ、16は油圧ポンプ
12に設けられ停電時に開くように構成された安全バル
ブ、17はブレーキアーム2の位置を検出する常閉スイ
ッチであるリミットスイッチである。
【0025】図2において、LBはブレーキ開放リレ
ー、Pはポンプ始動リレー、PMは油圧ポンプモータ、
Bは安全バルブ用電磁コイルである。また、LBaはブ
レーキ開放リレーLBの常開スイッチ(接点)、Pa及
びPbはポンプ始動リレーPの常開スイッチ及び常閉ス
イッチである。
【0026】つぎに、この実施の形態1の動作について
図3から図5までを参照しながら説明する。図3〜図5
は、この発明の実施の形態1の動作を示すフローチャー
トである。
【0027】ブレーキ指令回路10において閉路するこ
とにより、制御器11を付勢、油圧ポンプ12を起動す
る。この油圧ポンプ12の起動により作動油の圧力が高
められ、油圧プランジャー14を左右に押し開く。
【0028】ステップ50〜52において、運転方向が
決定すると、エレベーターの走行指令が出たか否かが判
断され、YESであれば次のステップ52へ進み、NO
であればステップ50へ戻る。ブレーキ指令回路10が
閉路することにより、ブレーキ開放指令となり、その指
令が出ているか否かが判定され、YESであればステッ
プ53へ進み、NOであればステップ50へ戻る。
【0029】ステップ53〜57において、制御器11
によって、油圧ポンプ駆動指令が発せられ油圧ポンプ1
2に伝送される。油圧ポンプ12が駆動されると、圧力
シリンダー13内の作動油圧力が上昇し、油圧プランジ
ャー14が左右に押し出され、ブレーキシュー3が同時
に開放される。
【0030】ステップ58〜61において、油圧プラン
ジャー14がリミットスイッチ15を動作させて閉路す
ると、それが油圧ポンプ12運転停止させる停止指令と
なる。上記停止指令により油圧ポンプ12が停止する。
それにより、ブレーキシュー3の開放状態を保持し、ブ
レーキの一連の開放動作が終了する。
【0031】他方、ステップ70〜75において、エレ
ベーター運転停止指令が出ると、ブレーキ閉指令が出た
か否かが判断され、YESであれば次のステップ72へ
進み、NOであればステップ70へ戻る。油圧ポンプ駆
動指令(逆回転)出ると、油圧ポンプ12は運転(逆回
転)する。
【0032】ステップ76〜79において、圧力シリン
ダー13内の圧力が低下し、油圧プランジャー14がコ
イルバネ6の反力で戻される(圧力シリンダー13内に
引き込まれる)。そして、ブレーキシュー3が閉じる。
ブレーキアーム2がリミットスイッチ17を動作させて
閉路すると、それが油圧ポンプ12を運転停止させる停
止指令となる。上記停止指令により油圧ポンプ12が停
止し、一連のブレーキ閉動作が終了する。
【0033】次に、停電時の動作について説明する。ス
テップ80〜84において、停電が発生すると、通常、
安全バルブ16用の電磁コイルは励磁しているが、通電
が断たれて安全バルブ16が開く。この安全バルブ16
が開くことにより、作動油が圧力シリンダー13より油
圧ポンプ12側へ戻る。そうすると、油圧プランジャー
14はコイルバネ6の反力で戻される(圧力シリンダー
13内に引き込まれる)。そして、ブレーキシュー3が
閉じる。こうして、停電時のブレーキ閉動作が終了す
る。
【0034】図2の電気回路の動作について以下説明す
る。ブレーキ開放リレーLBは、ブレーキ始動指令リレ
ーの常開スイッチ(接点)が閉じて付勢される。ポンプ
始動リレーPは、ブレーキ開放リレーLBが付勢される
ことにより閉じられる常開スイッチLBaにより、付勢
される。油圧ポンプモータPMは、ポンプ始動リレーP
が付勢されているとき閉じる常開スイッチPaにより、
閉路Aを構成し、運転を開始する。その後、リミットス
イッチ15が油圧プランジャー14により開くと、上記
閉路Aが開路され、油圧ポンプモータPMが停止する。
【0035】また、ポンプ始動リレーPが消勢している
ときに閉じている常閉スイッチPbにより、閉路Bが構
成され、油圧ポンプモータPMが運転を開始(逆回転)
する。その後、リミットスイッチ17が油圧プランジャ
ー14により開くと、上記閉路Bが開路され、油圧ポン
プモータPMが停止する。
【0036】安全バルブ用電磁コイルBは、通常、通電
中は励磁されていて、安全バルブ16は閉じている。通
電が断たれる(停電)と、上記電磁コイルBが消磁し、
安全バルブ16は開く。
【0037】この実施の形態1は、コイルバネ6に抗し
た押し開き力を、従来のプランジャー4とコイル5の電
磁式から、油圧プランジャー14と圧力シリンダー13
の油圧式にしたので、従来の電磁式で発生していたセリ
や動作の緩慢を解消することができる。また、従来のレ
バー7を介した間接押し付けでなく、油圧プランジャー
14がブレーキアーム2を直接押し開くので、動作量の
変化による動作不良を解消することができる。
【0038】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係るブレーキ装置の構成について図6を参照しながら説
明する。図6は、この発明の実施の形態2の構成を示す
図である。
【0039】図6において、1はブレーキホイル、2は
ブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ保
持用のコイルバネである。また、10はブレーキ指令回
路、11は制御器、12は油圧ポンプ、13は圧力シリ
ンダー、14は油圧プランジャーである。
【0040】さらに、同図において、18はストッパ
ー、19は油圧制御バルブである。
【0041】ブレーキ開放指令により油圧ポンプ12が
回転し、油圧プランジャー14はストッパー18に接触
するまで圧力シリンダー13により押し出され、ブレー
キシュー3が開放される。このとき、油圧ポンプ12は
回転を続け、油圧が上昇し過ぎると、油圧制御バルブ1
9により作動油が油圧ポンプ12に戻され、圧力シリン
ダー13内の圧力は一定に保たれる。その結果、ブレー
キの開放状態が保持される。なお、油圧ポンプ12の駆
動指令と同時に、油圧制御バルブ19のコイルが励磁さ
れ、油圧制御バルブ19が半開状態となっている。
【0042】ブレーキ閉指令により油圧ポンプ12は停
止、同時に油圧制御バルブ19のコイルも消磁され、油
圧制御バルブ19は全開状態となり、上記実施の形態1
と同様の動作でブレーキシュー3は閉じる。なお、停電
時も通常のブレーキ閉動作と同様の動作でブレーキシュ
ー3は閉じる。
【0043】すなわち、上記実施の形態1では、圧力シ
リンダー13へ作動油を送り出す油圧ポンプ12をリミ
ットスイッチ15で制御したが、この実施の形態2で
は、圧力シリンダー13の余剰な油量は油圧制御バルブ
19から油圧ポンプ12へ戻されるので、最初の作動油
の送り出しはストッパー18まで押し出すものである。
【0044】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
係るブレーキ装置の構成について図7を参照しながら説
明する。図7は、この発明の実施の形態3の構成を示す
図である。
【0045】図7において、1はブレーキホイル、2は
ブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ保
持用のコイルバネである。また、10はブレーキ指令回
路、11は制御器、12は油圧ポンプ、13は圧力シリ
ンダー、14は油圧プランジャー、15はリミットスイ
ッチ、16は安全バルブ、17はリミットスイッチであ
る。
【0046】さらに、同図において、20は圧力セン
サ、21はモータ内蔵ナット、22はネジ棒である。
【0047】圧力センサ20によりコイルバネ6の圧力
を検出し、エレベーター停止中に圧力の変化があれば、
モータ内蔵ナット21を回転させ、ネジ棒22を左右に
移動することにより、常にコイルバネ6の圧力を一定に
保つ。一定に保つことにより、ブレーキシュー3がブレ
ーキホイル1を押さえる力が一定になる。その結果、ブ
レーキスプリング圧(コイルバネ6の圧力)の調整のメ
ンテナンスが不要になる。
【0048】すなわち、この実施の形態3では、コイル
バネ6に圧力センサ20を設置し、油圧プランジャー1
4の圧力の変化を検出して、これを補正するように、コ
イルバネ6のボルトの締め込み又は戻しをモータ内蔵ナ
ット21で行うものである。
【0049】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係るブレーキ装置の構成について図8を参照しながら説
明する。図8は、この発明の実施の形態4の構成を示す
図である。
【0050】図8において、1はブレーキホイル、2は
ブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ保
持用のコイルバネである。また、10はブレーキ指令回
路、11は制御器、12は油圧ポンプ、13は圧力シリ
ンダー、14は油圧プランジャー、15はリミットスイ
ッチ、17はリミットスイッチである。
【0051】さらに、同図において、23は圧力セン
サ、24は圧力タンク、25は送油バルブ(ブレーキ開
用制御バルブ)、26は戻油バルブ(ブレーキ閉用制御
バルブ)である。
【0052】電源が投入されると、油圧ポンプ12は、
圧力タンク24に作動油を蓄える。また、油圧ポンプ1
2は、圧力センサ23の圧力検出により、圧力タンク2
4内の圧力がある所定値になると停止する。ブレーキ開
放指令により、送油バルブ25のコイルが励磁されるこ
とにより、送油バルブ25が開き、ひいてはブレーキシ
ュー3が開放される。また、ブレーキ閉指令により、戻
油バルブ26のコイルが消磁されることにより、戻油バ
ルブ26が開き、ひいてはブレーキシュー3が閉じる。
停電時も同様である。
【0053】すなわち、この実施の形態4では、圧力タ
ンク24に所要の油量を送り込み、ブレーキ開放指令で
送油バルブ25を開き、一気に圧力シリンダー13に作
動油を送りブレーキシュー3を開放する。また、ブレー
キ閉指令で戻油バルブ26を開き、一気に圧力シリンダ
ー13内の作動油を油圧ポンプ12へ戻すものである。
【0054】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
係るブレーキ装置の構成について図9を参照しながら説
明する。図9は、この発明の実施の形態5の構成を示す
図である。
【0055】図9において、1はブレーキホイル、2は
ブレーキアーム、3はブレーキシューである。また、1
0はブレーキ指令回路、11は制御器、12は油圧ポン
プ、13は圧力シリンダー、14は油圧プランジャーで
ある。
【0056】さらに、同図において、27はリリーフバ
ルブ、28はストッパー、29はリリーフバルブ、30
は停電補償用バッテリーである。
【0057】ブレーキ開放指令により油圧ポンプ12が
駆動し、油圧プランジャー14がストッパー28に接触
するまでブレーキアーム2を押し出し、ひいてはブレー
キシュー3が開放される。その後も、油圧ポンプ12は
回転を続け、圧力が上昇し過ぎると、作動油はリリーフ
バルブ27により油圧ポンプ12に戻され、上記実施の
形態2と同様に開放状態が保持される。
【0058】ブレーキ閉指令により油圧ポンプ12は逆
回転に駆動され、上記実施の形態1と同様にブレーキシ
ュー3が閉じられる。その後も、油圧ポンプ12は逆回
転を続け、その圧力によりブレーキシュー3はブレーキ
ホイル1を押さえる。圧力が上昇し過ぎると、作動油は
リリーフバルブ29により油圧ポンプ12に戻され、ブ
レーキホイル1を押さえる力を一定に保たれる。エレベ
ーター停止中も同様に保持される。停電時は、停電補償
用バッテリー30により、エレベーター停止中と同様に
保持される。
【0059】すなわち、この実施の形態5では、油圧プ
ランジャー14をストッパー28まで送油し、余剰の油
量はリリーフバルブ27で油圧ポンプ12へ戻し、ブレ
ーキ閉指令で逆回転し余剰の油量はリリーフバルブ29
で油圧ポンプ12へ戻し、停電補償用バッテリー30に
より停電時の補償を行うものである。
【0060】実施の形態6.この発明の実施の形態6に
係るブレーキ装置の構成について図10を参照しながら
説明する。図10は、この発明の実施の形態6の構成を
示す図である。
【0061】図10において、1はブレーキホイル、2
はブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ
保持用のコイルバネである。また、10はブレーキ指令
回路、11は制御器、13は圧力シリンダー、14はプ
ランジャー、15はリミットスイッチ、16は安全バル
ブ、17はリミットスイッチである。また、23は圧力
センサ、24は圧力タンク、25はブレーキ開用制御バ
ルブ、26はブレーキ閉用制御バルブである。
【0062】さらに、同図において、31はエアポンプ
である。
【0063】電源が入ると、エアポンプ31が運転し、
圧力タンク24に空気圧を蓄える。エアポンプ31は、
圧力センサ23の圧力検出により、圧力タンク24内の
圧力がある一定値になると停止する。ブレーキ開放指
令、閉指令、停電時の動作は、上記実施の形態4と同様
である。
【0064】実施の形態7.この発明の実施の形態7に
係るブレーキ装置の構成について図11を参照しながら
説明する。図11は、この発明の実施の形態7の構成を
示す図である。
【0065】図11において、1はブレーキホイル、2
はブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ
保持用のコイルバネである。また、10はブレーキ指令
回路、11は制御器、12は油圧ポンプ、13は圧力シ
リンダー、14は油圧プランジャー、15はリミットス
イッチ、16は安全バルブ、17はリミットスイッチで
ある。
【0066】さらに、同図において、32は摩耗検出セ
ンサ、33はエレベーターの制御盤である。なお、作図
上、制御盤33を2つ描いてあるが、実際には1つであ
る。
【0067】ブレーキシュー3が摩耗すると、ブレーキ
シュー3内に設けた摩耗検出センサ32の2本の針がブ
レーキホイル1に接触して通電し、エレベーターの制御
盤33は、それを表示器に表示する。その結果、ブレー
キシュー3の取り替え時期を制御盤33により簡単に確
認できる。
【0068】実施の形態8.この発明の実施の形態8に
係るブレーキ装置の構成について図12を参照しながら
説明する。図12は、この発明の実施の形態8の構成を
示す図である。
【0069】図12において、1はブレーキホイル、2
はブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ
保持用のコイルバネである。また、10はブレーキ指令
回路、11は制御器、12は油圧ポンプ、13は圧力シ
リンダー、14は油圧プランジャー、15はリミットス
イッチ、16は安全バルブ、17はリミットスイッチで
ある。また、32は摩耗検出センサ、33はエレベータ
ーの制御盤である。
【0070】さらに、同図において、34は電話制御装
置、35は電話回線、36は監視センターである。
【0071】上記実施の形態7と同様の方法で、ブレー
キシュー3の摩耗を検出すると、その摩耗情報をエレベ
ーターの制御盤33横に取り付けた電話制御装置34に
より電話回線35を使用して監視センター36へ通報す
る。
【0072】実施の形態9.この発明の実施の形態9に
係るブレーキ装置の構成について図13を参照しながら
説明する。図13は、この発明の実施の形態9の構成を
示す図である。
【0073】図13において、1はブレーキホイル、2
はブレーキアーム、3はブレーキシュー、6はブレーキ
保持用のコイルバネである。また、10はブレーキ指令
回路、11は制御器、12は油圧ポンプ、13は圧力シ
リンダー、14は油圧プランジャー、15はリミットス
イッチ、16は安全バルブ、17はリミットスイッチで
ある。また、33はエレベーターの制御盤、34は電話
制御装置、35は電話回線、36は監視センターであ
る。
【0074】さらに、同図において、37はブレーキシ
ュー3内に設けられた温度センサである。
【0075】ブレーキの構造部の不具合等により、ブレ
ーキシュー3が開かずにブレーキホイル1が回転して摩
擦熱によりブレーキシュー3の温度が一定以上に上昇す
ると、それを温度センサ37により検出し、エレベータ
ーの制御盤33に通報する。制御盤33は、エレベータ
ーを最寄り階に停止させ、使用できない休止状態にする
と同時に、上記実施の形態8と同時に監視センター36
へも通報する。その結果、ブレーキの焼損を未然に防ぐ
ことができる。
【0076】実施の形態10.この発明の実施の形態1
0に係るブレーキ装置の構成について図14を参照しな
がら説明する。図14は、この発明の実施の形態10の
構成を示す図である。
【0077】図14において、1はブレーキホイル、3
はブレーキシューである。また、10はブレーキ指令回
路、11は制御器、12は油圧ポンプ、13は圧力シリ
ンダー、14は油圧プランジャーである。さらに、27
はリリーフバルブ、29はリリーフバルブ、30は停電
補償用バッテリーである。
【0078】この実施の形態10では、ブレーキシュー
3が油圧プランジャー14に直接取り付けられており、
ブレーキ開放指令、ブレーキ閉指令、停電時の動作は上
記実施の形態5と同様である。
【0079】実施の形態11.この発明の実施の形態1
1に係るブレーキ装置の構成について図15を参照しな
がら説明する。図15は、この発明の実施の形態11の
構成を示す図である。
【0080】図15において、1はブレーキホイル、3
はブレーキシュー、6はブレーキ保持用のコイルバネで
ある。また、10はブレーキ指令回路、11は制御器、
12は油圧ポンプ、13は圧力シリンダー、14は油圧
プランジャーである。さらに、18はストッパー、19
は油圧制御バルブである。
【0081】この実施の形態11は、ブレーキシュー
3、油圧プランジャー14、圧力シリンダー13等のブ
レーキ機構部をブレーキホイル1の内側に配置したもの
である。ブレーキシュー3は、油圧プランジャー14に
直接取り付けてあり、ブレーキ開放時は、油圧プランジ
ャー14が互いに内側に移動し、ブレーキシュー3がブ
レーキホイル1から開く構造となっている。また、ブレ
ーキ閉時は、コイルバネ6の力によりブレーキシュー3
をブレーキホイル1に押し付ける構造となっている。な
お、ブレーキ開放指令、ブレーキ閉指令、停電時のブレ
ーキ閉動作は、上記実施の形態2と同様である。
【0082】
【発明の効果】この発明に係るブレーキ装置は、以上説
明したとおり、ブレーキホイルの下部に設けたブレーキ
機構と、前記ブレーキ機構を動作させる油圧装置とを備
えたので、従来の電磁式で発生していたセリや動作の緩
慢を解消でき、動作量の変化による動作不良を解消でき
るという効果を奏する。
【0083】また、この発明に係るブレーキ装置は、以
上説明したとおり、前記ブレーキ機構が、ブレーキアー
ムと、前記ブレーキアームに固定されたブレーキシュー
とを含み、前記油圧装置が、前記ブレーキアームに固定
された油圧プランジャーと、前記油圧プランジャーが摺
動する圧力シリンダーと、前記圧力シリンダー内へ作動
油を送る油圧ポンプと、前記油圧ポンプの駆動、停止を
制御する制御器と、前記制御器へブレーキ開閉の指令を
出すブレーキ指令回路とを含むので、従来の電磁式で発
生していたセリや動作の緩慢を解消でき、動作量の変化
による動作不良を解消できるという効果を奏する。
【0084】また、この発明に係るブレーキ装置は、以
上説明したとおり、前記ブレーキ機構が、ブレーキシュ
ーを含み、前記油圧装置が、前記ブレーキシューに固定
された油圧プランジャーと、前記油圧プランジャーが摺
動する圧力シリンダーと、前記圧力シリンダー内へ作動
油を送る油圧ポンプと、前記油圧ポンプの駆動、停止を
制御する制御器と、前記制御器へブレーキ開閉の指令を
出すブレーキ指令回路とを含むので、従来の電磁式で発
生していたセリや動作の緩慢を解消でき、動作量の変化
による動作不良を解消できるという効果を奏する。
【0085】また、この発明に係るブレーキ装置は、以
上説明したとおり、前記制御器が、エレベーターの走行
指令の後、前記ブレーキ指令回路によりブレーキ開放指
令が出されると前記油圧ポンプを駆動して前記ブレーキ
シューを前記ブレーキホイルから離れるようにするの
で、従来の電磁式で発生していたセリや動作の緩慢を解
消でき、動作量の変化による動作不良を解消できるとい
う効果を奏する。
【0086】また、この発明に係るブレーキ装置は、以
上説明したとおり、前記制御器が、エレベーターの停止
指令の後、前記ブレーキ指令回路によりブレーキ閉指令
が出されると前記油圧ポンプを逆駆動して前記ブレーキ
シューを前記ブレーキホイルに接触するようにするの
で、従来の電磁式で発生していたセリや動作の緩慢を解
消でき、動作量の変化による動作不良を解消できるとい
う効果を奏する。
【0087】また、この発明に係るブレーキ装置は、以
上説明したとおり、前記圧力シリンダーに設置され前記
油圧プランジャーの位置を検出する第1のリミットスイ
ッチと、前記ブレーキアームの位置を検出する第2のリ
ミットスイッチとをさらに備えたので、従来の電磁式で
発生していたセリや動作の緩慢を解消でき、動作量の変
化による動作不良を解消できるという効果を奏する。
【0088】また、この発明に係るブレーキ装置は、以
上説明したとおり、前記油圧プランジャーの移動を停止
させるためのストッパーと、前記圧力シリンダー内の作
動油の量を調整するためのバルブとをさらに備えたの
で、従来の電磁式で発生していたセリや動作の緩慢を解
消でき、動作量の変化による動作不良を解消できるとい
う効果を奏する。
【0089】さらに、この発明に係るブレーキ装置は、
以上説明したとおり、ブレーキシューを含み、ブレーキ
ホイルの内側に設けられたブレーキ機構と、前記ブレー
キシューに固定された油圧プランジャーと、前記油圧プ
ランジャーが摺動する圧力シリンダーと、前記圧力シリ
ンダー内へ作動油を送る油圧ポンプと、前記油圧ポンプ
の駆動、停止を制御する制御器と、前記制御器へブレー
キ開閉の指令を出すブレーキ指令回路とを含み、前記ブ
レーキ機構を動作させる油圧装置とを備えたので、従来
の電磁式で発生していたセリや動作の緩慢を解消でき、
動作量の変化による動作不良を解消できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るブレーキ装置
の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るブレーキ装置
の電気回路を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るブレーキ装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るブレーキ装置
の動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係るブレーキ装置
の動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るブレーキ装置
の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係るブレーキ装置
の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係るブレーキ装置
の構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係るブレーキ装置
の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態6に係るブレーキ装
置の構成を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態7に係るブレーキ装
置の構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態8に係るブレーキ装
置の構成を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態9に係るブレーキ装
置の構成を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態10に係るブレーキ
装置の構成を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態11に係るブレーキ
装置の構成を示す図である。
【図16】 従来の電磁式のブレーキ装置の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 ブレーキホイル、2 ブレーキアーム、3 ブレー
キシュー、6 コイルバネ、10 ブレーキ指令回路、
11 制御器、12 油圧ポンプ、13 圧力シリンダ
ー、14 油圧プランジャー、15 リミットスイッ
チ、16 安全バルブ、17 リミットスイッチ、18
ストッパー、19 油圧制御バルブ、20 圧力セン
サ、21 モータ内蔵ナット、22 ネジ棒、23 圧
力センサ、24 圧力タンク、25 送油バルブ(ブレ
ーキ開用制御バルブ)、26 戻油バルブ(ブレーキ閉
用制御バルブ)、27 リリーフバルブ、28 ストッ
パー、29 リリーフバルブ、30 停電補償用バッテ
リー、31 エアポンプ、32 摩耗検出センサ、33
エレベーターの制御盤、34 電話制御装置、35電
話回線、36 監視センター、37 温度センサ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキホイルの下部に設けたブレーキ
    機構と、 前記ブレーキ機構を動作させる油圧装置とを備えたこと
    を特徴とするブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ機構は、ブレーキアーム
    と、前記ブレーキアームに固定されたブレーキシューと
    を含み、 前記油圧装置は、前記ブレーキアームに固定された油圧
    プランジャーと、前記油圧プランジャーが摺動する圧力
    シリンダーと、前記圧力シリンダー内へ作動油を送る油
    圧ポンプと、前記油圧ポンプの駆動、停止を制御する制
    御器と、前記制御器へブレーキ開閉の指令を出すブレー
    キ指令回路とを含むことを特徴とする請求項1記載のブ
    レーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ機構は、ブレーキシューを
    含み、 前記油圧装置は、前記ブレーキシューに固定された油圧
    プランジャーと、前記油圧プランジャーが摺動する圧力
    シリンダーと、前記圧力シリンダー内へ作動油を送る油
    圧ポンプと、前記油圧ポンプの駆動、停止を制御する制
    御器と、前記制御器へブレーキ開閉の指令を出すブレー
    キ指令回路とを含むことを特徴とする請求項1記載のブ
    レーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御器は、エレベーターの走行指令
    の後、前記ブレーキ指令回路によりブレーキ開放指令が
    出されると前記油圧ポンプを駆動して前記ブレーキシュ
    ーを前記ブレーキホイルから離れるようにすることを特
    徴とする請求項2又は3記載のブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御器は、エレベーターの停止指令
    の後、前記ブレーキ指令回路によりブレーキ閉指令が出
    されると前記油圧ポンプを逆駆動して前記ブレーキシュ
    ーを前記ブレーキホイルに接触するようにすることを特
    徴とする請求項2又は3記載のブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 前記圧力シリンダーに設置され前記油圧
    プランジャーの位置を検出する第1のリミットスイッチ
    と、前記ブレーキアームの位置を検出する第2のリミッ
    トスイッチとをさらに備えたことを特徴とする請求項4
    又は5記載のブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 前記油圧プランジャーの移動を停止させ
    るためのストッパーと、前記圧力シリンダー内の作動油
    の量を調整するためのバルブとをさらに備えたことを特
    徴とする請求項4又は5記載のブレーキ装置。
  8. 【請求項8】 ブレーキシューを含み、ブレーキホイル
    の内側に設けられたブレーキ機構と、 前記ブレーキシューに固定された油圧プランジャーと、
    前記油圧プランジャーが摺動する圧力シリンダーと、前
    記圧力シリンダー内へ作動油を送る油圧ポンプと、前記
    油圧ポンプの駆動、停止を制御する制御器と、前記制御
    器へブレーキ開閉の指令を出すブレーキ指令回路とを含
    み、前記ブレーキ機構を動作させる油圧装置とを備えた
    ことを特徴とするブレーキ装置。
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