JPH09280941A - 振動検知装置 - Google Patents

振動検知装置

Info

Publication number
JPH09280941A
JPH09280941A JP15500996A JP15500996A JPH09280941A JP H09280941 A JPH09280941 A JP H09280941A JP 15500996 A JP15500996 A JP 15500996A JP 15500996 A JP15500996 A JP 15500996A JP H09280941 A JPH09280941 A JP H09280941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
vibration
movable
magnetic
magnetic field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15500996A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatoshi Goto
忠敏 後藤
Yasuhiro Yuasa
康弘 湯浅
Shuichi Tanaka
秀一 田中
Nobuyuki Akatsu
伸行 赤津
Kazuya Sakamoto
和也 坂元
Hiroshi Sakamoto
宏 坂本
Akio Yamamoto
明男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP15500996A priority Critical patent/JPH09280941A/ja
Publication of JPH09280941A publication Critical patent/JPH09280941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定以上の振動又は衝撃の有無を検知するこ
と。その応答性の感度調整。 【解決手段】 ケース1内に鋼球2が移動自在に収納さ
れ、外部から加えられる機械的振動に応じて鋼球2が相
対的に変位すると、この変位に応じて、所定の配置で設
けられたスイッチ部がオン又はオフ出力を生じる。磁石
4が適宜の配置でケース1に設けられ、振動が付加され
ていない中立状態において鋼球2に対して吸引力を及ぼ
してその動きを抑制する。これにより、振動に対する鋼
球2の初期可動応答性が可変制御される。鋼球2に及ぼ
される磁気的吸引力を可変調整する手段(位置可変調整
のコア部3を設ける、または磁石4の位置を可変調整す
る、又は磁石4を取り替える、又は電磁石とする等)を
設けることにより、該応答性の感度調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震動のような機
械的振動又は衝撃の有無を検知する装置に関し、特に所
定量以上の振動又は衝撃の有無を検知する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スピーカのボイスコイルと逆の原理で機
械的振動を電気信号に変換することにより振動を検知す
るようにしたものは、動電形振動センサとして知られて
いる。また、圧電素子に加わる機械的歪を振動として検
知するようにしたものは、圧電形振動センサとして知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来知られた動電形振
動センサは、バネによって専ら一方向の振動をピックア
ップするものであり、地震動のような横方向及び縦方向
の多方向の複雑な振動現象を検知することができなかっ
た。また、バネによるイナーシャによって一定以上の振
動には応答しないようにすることはできるが、これも一
定方向にしか応答し得ず、精度が悪かった。一方、圧電
形振動センサは、圧電素子そのものをバネ要素として用
いるため固有振動数が高く、減衰もほとんどかからない
ため、地震動のような振動検知には全く不向きであっ
た。いずれにせよ、従来の振動検知装置は、本来検知不
要な微振動やノイズ的な振動をキャンセルしてそれに応
答しないようにする対策が不十分であり、誤動作が多か
った。そのため、地震動を検知して、例えば自動的にガ
スボンベの元栓を締めるように自動システムを構成する
ような場合において、従来の振動検知装置を使用した場
合は地震動以外の振動を誤検出して、誤動作するという
問題点があった。本発明は上述の点に鑑みてなされたも
ので、地震動のような機械的振動または衝撃の有無を検
知する装置において、本来検知不要な微振動やノイズ的
な振動又は衝撃をキャンセルしてそれに応答しないよう
にした振動検知装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る振動検知装
置は、本体部と、重力に従って前記本体部に対して相対
的に移動可能に配置された可動磁性体部と、前記本体部
において所定の配置で設けられ、該本体部に対する前記
可動磁性体部の相対的位置に応じてオン又はオフ出力を
生じるスイッチ部を具え、外部から加えられる機械的振
動に応じた前記本体部に対する前記可動磁性体部の相対
的変位に応じて前記オン又はオフ出力を得る振動検知装
置において、中立状態における前記可動磁性体部に非接
触的に近接する配置で、前記本体部に設けられた磁界発
生部を更に具備し、該磁界発生部の発生する磁界による
吸引力により前記機械的振動に対する前記可動磁性体部
の可動応答性を制御することを特徴とするものである。
無振動又は無衝撃時において、可動磁性体部は自重によ
り所定の中立状態に位置する。磁界発生部は例えば永久
磁石あるいは電磁石であってよく、これが、中立状態に
おける可動磁性体部に非接触的に近接する配置で、本体
部に設けられている。この構成により、磁界発生部の発
生する磁界による吸引力により可動磁性体部が引き付け
られ、外部より加えられる機械的振動に対する前記可動
磁性体部の可動応答性が制御される。すなわち、磁界発
生部を本体部の所定位置に取付けることにより、その磁
力によって可動磁性体部の自由な動きが或る程度抑制さ
れることになり、検知不要な微振動やノイズ的な振動が
外部から加えられたとしても、該磁界発生部の発する磁
界の吸引力によって可動磁性体部が容易には動かず、そ
のような微振動やノイズ的な振動又は衝撃をキャンセル
してそれに応答しないようにすることができる、という
優れた効果を奏する。
【0005】磁界発生部を取り付けたり、取り外した
り、あるいは、異なる磁力を発する磁界発生部に取り替
えたりすることにより、可動磁性体部の自由な動きを抑
制する力の大きさを調整・制御することができる。より
好ましくは、前記磁界発生部により前記可動磁性体部に
対して及ぼされる磁力の強さを調整する手段を更に具え
ることである。このような調整手段の具体例は種々に設
計することができる。磁界発生部が永久磁石の場合、そ
の磁界を導出するための磁性体コア部を設け、この磁性
体コア部の配置をねじ等の適宜の手段によって可変調整
することにより、該磁性体コア部の一端部の前記可動磁
性体部に対する突出量(つまりギャップ量)を可変調整
することにより、前記可動磁性体部に対して及ぼされる
磁力の強さを調整することができる。あるいは、磁界発
生部(例えば永久磁石)の配置そのものをねじ等の適宜
の手段によって可変調整することにより、前記可動磁性
体部に対して及ぼされる磁力の強さを調整することがで
きる。あるいは、磁界発生部を電磁石によって構成すれ
ば、その励磁電流を可変調整することにより、前記可動
磁性体部に対して及ぼされる磁力の強さを調整すること
ができる。
【0006】従って、本発明を別の観点に従って定義す
ると、本発明に係る振動検知装置は、本体部と、重力に
従って前記本体部に対して相対的に移動可能に配置され
た可動磁性体部と、前記本体部に設けられた永久磁石
と、前記永久磁石が発生する磁界内において位置調整可
能に配置され、一端部がギャップを隔てて前記可動磁性
体部に近接し、この位置調整によって該ギャップの距離
を可変調整することにより前記可動磁性体部に対する前
記永久磁石の磁界による吸引力を調整できるようにした
磁性体コア部と、前記本体部において所定の配置で設け
られ、該本体部に対する前記可動磁性体部の相対的位置
に応じてオン又はオフ出力を生じるスイッチ部とを具
え、外部から加えられる機械的振動に応じて生ずる前記
本体部に対する前記可動磁性体部の相対的変位に応じて
前記オン又はオフ出力を得るようにしたものである。こ
れにより、前述の通り、磁性体コア部の位置調整によ
り、該磁性体コア部の一端部の前記可動磁性体部に対す
るギャップ量が可変調整され、前記可動磁性体部に対し
て及ぼされる磁力の強さを調整することができる。
【0007】更に本発明を別の観点に従って定義する
と、本発明に係る振動検知装置は、本体部と、前記本体
部に設けられた起磁力調整可能な直流磁場発生部と、前
記直流磁場発生部が発生する磁場内において、重力に従
って前記本体部に対して相対的に移動可能に配置され、
該磁場の磁力に応じた制動力が付加される可動磁性体部
と、前記本体部において所定の配置で設けられ、該本体
部に対する前記可動磁性体部の相対的位置に応じてオン
又はオフ出力を生じるスイッチ部とを具え、外部から加
えられる機械的振動に応じて生ずる前記本体部に対する
前記可動磁性体部の相対的変位に応じて前記オン又はオ
フ出力を得るようにしたものである。これにより、前述
の通り、直流磁場発生部の電気的起磁力調整によって前
記可動磁性体部に対して及ぼされる磁力の強さを調整す
ることができる。
【0008】一実施形態において、前記本体部は非磁性
体からなる凹曲面状のケースを含み、前記可動磁性体部
は、該ケース内において転動自在に収納された球体から
なるものであってよい。別の実施形態において、前記可
動磁性体部は、前記本体部において振り子状に設けられ
て成るものであってもよい。なお、本発明は、繰返し的
な振動に限らず、瞬間的な衝撃や一定以上の傾き検出に
も応用可能なものであり、本発明でいう機械的振動の範
疇には「衝撃」や「傾き」をも含めるものとする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明しよう。図1は、本発明の
振動検知装置の一実施形態を示す縦断面略図である。非
磁性及び非導電性体からなる凹曲面状のケース1(すな
わち本体部)は、例えばボウルのような部分的球形状を
している。ケース1の上部は適宜に蓋又はカバーされて
いるとよい。このケース1内においては、鉄等の磁性体
からなる鋼球2が収納されており、該鋼球2は、重力に
従ってケース1内で移動自在である。従って、無振動時
は、図示のように、自重によってケース1の最底部に鋼
球2が位置することとなり、鋼球2のこの位置が中立位
置である。ケース1の外側の下面には適量のギャップを
空けて永久磁石4が固定又は半固定して配置されてお
り、該永久磁石4が発生する磁界内においては、磁性体
コア部3が、ねじ式又はその他適宜の手段を介して位置
調整可能に配置されている。この磁性体コア部3の先端
部がギャップを隔て前記可動磁性体部すなわち鋼球2に
近接している。永久磁石4の磁界内に配置された磁性体
コア部3は磁化され、その先端部より磁力線が発され
る。従って、磁性体コア部3の位置を可変調整すること
によってその先端部と鋼球2との間に形成されるギャッ
プの距離が可変調整され、鋼球2に及ぼされる磁力が該
ギャップ量に応じて可変調整される。これにより、磁石
4によって鋼球2に及ぼされる吸引力が可変調整され、
外部より加えられる機械的振動に対する鋼球2の可動応
答性が可変制御される。すなわち、鋼球2が磁石4に前
記ギャップ量に応じた力で吸引されることにより、該鋼
球2の自由な動きが或る程度抑制されることになり、検
知不要な微振動やノイズ的な振動が外部から加えられた
としても、該鋼球2が容易には動かず、そのような微振
動やノイズ的な振動をキャンセルしてそれに応答しない
ようにすることができる。ここで、鋼球2が動きだす境
界的な振動条件は、前記ギャップ量に応じた吸引力によ
って可変調整することができるものである。勿論、磁性
体コア部3を雄ねじで構成する場合、磁石そのものに雌
ねじを切る必要は全くなく、特に図示していないが、雌
ねじを設けた適宜の部材を磁石4に固定し、磁石4には
磁性体コア部3の通過を許す空間が設けられていればよ
い。
【0010】ケース1に対する鋼球2の相対的変位を検
知するためのスイッチ部は、ケース1の内側において適
宜に配置してよい。例えば、図2に示すように、ケース
1の最底部における鋼球2の中立位置に対応して、2つ
の電気的接点5a,5bを配置し、鋼球2が該中立位置
に位置しているときは、鋼球2が両接点5a,5bに接
触して、該接点間を電気的に閉成するように構成しても
よい。外部から与えられる振動によって鋼球2がケース
1に対して所定量以上相対的に変位すると、鋼球2が該
中立位置から外れて少なくとも一方の接点5a,5bに
接触しない状態となり、該接点間が電気的に開放され
る。このようにして、スイッチ部すなわち電気的接点5
a,5bからは、外部から与えられる所定量以上の機械
的振動の有無に応じて、オン・オフ出力を生じる。接点
5a,5bの出力は、適宜の処理回路6に入力され、振
動検知信号として適宜の制御や表示等のために利用され
る。なお、図2は一例にすぎないものであり、適宜の変
更が可能である。例えば、図2のように同一面に2つの
接点5a,5bを併設すると可動磁性体部2が球体であ
るため、接点の高さ(厚み)を或る程度とらないと、鋼
球2が比較的わずかな量だけ動いただけで接点オフ出力
が出てしまう。これに対して、鋼球2が比較的大きな量
だけ動いたときに接点オフ出力が出るようにするには、
例えば、一方の接点5aを適宜の幅を持たせてケース1
の最底部に配置し、他方の接点5bをその上方に適宜の
幅を持たせて適宜の手段を介して配置し、中立位置にあ
る鋼球2が上下の接点5a,5b間に位置して該接点を
導通するようになっていればよい。そすれば、鋼球2が
或る程度動いて、上下の接点5a,5b間から外れたと
きに接点オフ出力が得られるようにすることができる。
【0011】また、図2の例はスイッチ部すなわち電気
的接点5a,5bが常閉接点として構成されているが、
これに限らず、常開接点として構成してもよい。例え
ば、図3に示すように、ケース1を底部1aと蓋部1b
とによって構成し、中立位置から所定距離離れた箇所で
底部1aと蓋部1bとの間の距離が鋼球2の直径よりも
小さくなるようにし、その箇所における底部1aと蓋部
1bにおいてそれぞれ接点7a,7bを設ける。これに
より、鋼球2が中立位置にあるときは、接点7a,7b
間が開放されており、振動によってケース1が傾いて鋼
球2が接点7a,7bの箇所まで動くと、接点7a,7
b間が閉成される。これに限らず、電気的接点の構成
は、その他、適宜に設計してよい。
【0012】以上のように、ケース1と永久磁石4は一
体化されており、鋼球2がケース1に対して相対的に自
由に動き得るようになっている。使用状態においては、
この検知装置を、振動を検知しようとする場所又は設備
にねじ止め又は貼り付けその他の適宜の手段によって固
定又は半固定式に取り付ける。そうすると、外部から該
検知対象場所又は設備に機械的振動(例えば地震動)が
加わると、それに応じて、ケース1と永久磁石4とから
なる検知装置の一体構造体が振動される。磁石4による
吸引力により鋼球2の動きが規制若しくは緩衝されてい
るので、外部から加わる振動が小さい場合や瞬間的なも
のである場合などは、鋼球2は容易には動かず、そのよ
うな微振動やノイズ的な振動をキャンセルしてそれに応
答する出力が生じないようにすることができる。外部か
ら加わる振動が所定よりも大きい場合は、磁石4による
吸引を振りきって鋼球2が動きだす、これによって電気
的接点部(5a,5b,7a,7b)から振動を検知す
るオン又はオフ出力が得られる。ここで、磁性体コア部
3の位置を可変調整することにより、前記ギャップ量が
可変調整され、鋼球2に対して及ぼされる磁石4による
吸引力が調整され、鋼球2の動きを規制する力若しくは
緩衝力が可変調整される。従って、検知目的(例えば地
震振動検知)に照らしてノイズ的な振動をキャンセルし
て、所望の振動により能く応答する検知信号を得るよう
にすることができる。
【0013】磁石4内に挿入される磁性体コア部3の位
置を可変調整する手段は、図示のようなねじ式に限ら
ず、スライド構造あるいはラッチスライド構造など、適
宜に設計してよい。また、磁力線を導出するための磁性
体コア部3を設けずに、磁石4そのものを動かすことに
より、中立位置における鋼球2に対する磁気的吸引力を
可変調整するようにしてもよい。図4は、その一例を拡
大して示す断面図であり、円筒状の磁石4の周囲に雄ね
じ8aを設け、ケース1の下面に雌ねじ8bを設けてな
り、ケース1に対して磁石4を自由に近づけたり遠ざけ
たりする位置調整ができるようにしたものである。この
場合も、磁石4の位置を可変調整する手段は、図示のよ
うなねじ式に限らず、スライド構造あるいはラッチスラ
イド構造など、適宜に設計してよい。また、永久磁石4
そのものを別の性能の永久磁石に取り替えたり、用途に
応じて取り外したりあるいは取り付けたりする、という
調整によって本発明の目的を達成するようにしてもよ
い。図5は、その一例を拡大して示すもので、ケース1
の下面に適宜の着脱機構9を設け、この着脱機構9を介
して、永久磁石4を取り付けたり、取り外したり、ある
いは磁力の異なる永久磁石に適宜取り替えるようにす
る。
【0014】可動磁性体部は上記実施例のような鋼球2
に限らず、その他の適宜の構造を使用してよい。図6
は、可動磁性体部として振り子状の構造のものを用いた
例を示している。非磁性及び非導電性のケース11内の
上方において、第1の電気的接点を構成する導電性支持
部12aが設けられており、この導電性支持部12aに
対して振り子状の可動磁性体部13の上部球13aが揺
動自在に支持されている。振り子状の可動磁性体部13
は、上部球13aと下部球13cとを腕部13bで連結
してなる構造であり、下部球13cが振り子の錘に相当
し、全体が導電体であって、少なくとも下部球13cが
磁性体からなるものであり、例えば素材としては鉄が適
している。ケース11内の下方において、第2の電気的
接点を構成する導電性ボックス12bが設けられてお
り、このボックス12b内に振り子状の可動磁性体部1
3の下部球13cが入り込んでいる。第1の電気的接点
である導電性支持部12aと第2の電気的接点である導
電性ボックス12bのそれぞれから出力用導線が引き出
され、適宜の処理回路6に入力される。振り子状の可動
磁性体部13の下部球13cが中立位置で静止している
とき、接点はオフであり、振動に応じて下部球13cが
振れて図示の2点鎖線のように導電性ボックス12bの
壁面に接触すると、第1の電気的接点である導電性支持
部12a、振り子状の可動磁性体部13の上部球13
a、腕部13b、下部球13c、第2の電気的接点であ
る導電性ボックス12bが導通し、接点オンの出力を生
ずる。
【0015】ケース11の外側の下面には永久磁石4が
固定又は半固定して配置されており、該永久磁石4が発
生する磁界内においては、図1と同様に、磁性体コア部
3が、ねじ式又はその他適宜の手段を介して位置調整可
能に配置されている。この磁性体コア部3の先端部が、
ケース11とボックス12bの壁面を通過して該ボック
ス12b内の空間に入り込み、ギャップを隔て前記可動
磁性体部すなわち下部球13cに近接している。前述と
同様に、永久磁石4の磁界内に配置された磁性体コア部
3は磁化され、その先端部より磁力線が発される。従っ
て、磁性体コア部3の位置を可変調整することによって
その先端部と球13cとの間に形成されるギャップの距
離が可変調整され、球13cに及ぼされる磁力が該ギャ
ップ量に応じて可変調整される。これにより、前述と同
様に、磁石4によって振り子球13cに及ぼされる吸引
力が可変調整され、外部より加えられる機械的振動に対
する振り子球13cの可動応答性が可変制御される。
【0016】なお、上記各実施形態で永久磁石4に代え
て電磁石を使用してもよいのは勿論である。その場合、
電磁石の励磁電流を可変調整することにより、可動磁性
体部(鋼球2又は振り子球13c)に及ぼされる磁気的
吸引力を可変調整することができるので、磁性体コア部
3を設けないようにしてもよいし、あるいは設けたとし
てもその位置を可変調整しないようにしてもよい。ま
た、直流電磁石に限らず、交流磁界発生装置を使用して
もよい。また、ケース1における可動磁性体部(鋼球2
又は振り子球13c)の位置が相対的に変位したことを
検知するためのスイッチ部は、可動磁性体部の接触の有
無に応答する上記のような電気的接点に限らず、その他
の適宜のオン・オフ出力発生機構を採用してよい。例え
ば、光学的検出器を使用してもよい。なお、前記可動磁
性体の質量を適宜選定することによっても、振動に対す
る応答特性を選定することができる−例えば小きざみな
振動には応答せず、ゆっくりした大きな振動に応答する
ようにすることができる−ので、これにより、所望の地
震波に対して共振特性をもたせるようにすることもで
き、検知目的(例えば地震波検知)に照らしてノイズ的
な振動をキャンセルして、所望の地震波振動により能く
応答する検知信号を得るようにすることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、永久磁石
あるいは電磁石による吸引力によって可動磁性体部の初
期動に対して抑制を与えるようにしたので、検知不要な
微振動やノイズ的な振動又は衝撃あるいは傾きが外部か
ら加えられたとしても、可動磁性体部が容易には動き出
さず、そのような微振動やノイズ的な振動をキャンセル
してそれに応答しないようにすることができる、という
優れた効果を奏する。また、可動磁性体部に対して及ぼ
される磁気的吸引力を可変調整することにより、振動の
検知感度調整を容易に行うことができる、という優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動検知装置の一実施形態を示す
縦断面略図。
【図2】図1の検知装置における電気的接点の構成例を
示す平面略図。
【図3】図1の検知装置における電気的接点の別の構成
例を示す縦断面略図。
【図4】図1の検知装置の変形例を示すもので、磁石の
配置を可変調整できる例を示す縦断面略図。
【図5】図1の検知装置の別の変形例を示すもので、磁
石を取外し又は取替えできる例を示す縦断面略図。
【図6】本発明に係る振動検知装置の別の実施形態を示
す縦断面略図。
【符号の説明】 1,11 ケース 2 鋼球 3 磁性体コア部 4 永久磁石 13 可動磁性体部 5a,5b,7a,7b,12a,12b 電気的接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤津 伸行 東京都東大和市新堀2−1453−43 (72)発明者 坂元 和也 東京都羽村市川崎1丁目1番5号、MAC 羽村コートII−405 (72)発明者 坂本 宏 埼玉県川越市山田896−8 (72)発明者 山本 明男 東京都国立市西1−13−29 KMハイツ 101

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、 重力に従って前記本体部に対して相対的に移動可能に配
    置された可動磁性体部と、 前記本体部において所定の配置で設けられ、該本体部に
    対する前記可動磁性体部の相対的位置に応じてオン又は
    オフ出力を生じるスイッチ部とを具え、外部から加えら
    れる機械的振動に応じた前記本体部に対する前記可動磁
    性体部の相対的変位に応じて前記オン又はオフ出力を得
    る振動検知装置において、 中立状態における前記可動磁性体部に非接触的に近接す
    る配置で、前記本体部に設けられた磁界発生部を更に具
    備し、該磁界発生部の発生する磁界による吸引力により
    前記機械的振動に対する前記可動磁性体部の可動応答性
    を制御することを特徴とする振動検知装置。
  2. 【請求項2】 前記磁界発生部により前記可動磁性体部
    に対して及ぼされる磁力の強さを調整する手段を更に具
    えたことを特徴とする請求項1に記載の振動検知装置。
  3. 【請求項3】 本体部と、 重力に従って前記本体部に対して相対的に移動可能に配
    置された可動磁性体部と、 前記本体部に設けられた永久磁石と、 前記永久磁石が発生する磁界内において位置調整可能に
    配置され、一端部がギャップを隔てて前記可動磁性体部
    に近接し、この位置調整によって該ギャップの距離を可
    変調整することにより前記可動磁性体部に対する前記永
    久磁石の磁界による吸引力を調整できるようにした磁性
    体コア部と、 前記本体部において所定の配置で設けられ、該本体部に
    対する前記可動磁性体部の相対的位置に応じてオン又は
    オフ出力を生じるスイッチ部とを具え、外部から加えら
    れる機械的振動に応じて生ずる前記本体部に対する前記
    可動磁性体部の相対的変位に応じて前記オン又はオフ出
    力を得る振動検知装置。
  4. 【請求項4】 本体部と、 前記本体部に設けられた起磁力調整可能な直流磁場発生
    部と、 前記直流磁場発生部が発生する磁場内において、重力に
    従って前記本体部に対して相対的に移動可能に配置さ
    れ、該磁場の磁力に応じた制動力が付加される可動磁性
    体部と、 前記本体部において所定の配置で設けられ、該本体部に
    対する前記可動磁性体部の相対的位置に応じてオン又は
    オフ出力を生じるスイッチ部とを具え、外部から加えら
    れる機械的振動に応じて生ずる前記本体部に対する前記
    可動磁性体部の相対的変位に応じて前記オン又はオフ出
    力を得る振動検知装置。
  5. 【請求項5】 前記本体部は非磁性体からなる凹曲面状
    のケースを含み、前記可動磁性体部は、該ケース内にお
    いて転動自在に収納された球体からなる請求項1乃至4
    のいずれかに記載の振動検知装置。
  6. 【請求項6】 前記可動磁性体部は、前記本体部におい
    て振り子状に設けられて成るものである請求項1乃至4
    のいずれかに記載の振動検知装置。
JP15500996A 1996-02-15 1996-05-27 振動検知装置 Pending JPH09280941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15500996A JPH09280941A (ja) 1996-02-15 1996-05-27 振動検知装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5391496 1996-02-15
JP8-53914 1996-02-15
JP15500996A JPH09280941A (ja) 1996-02-15 1996-05-27 振動検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09280941A true JPH09280941A (ja) 1997-10-31

Family

ID=26394645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15500996A Pending JPH09280941A (ja) 1996-02-15 1996-05-27 振動検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09280941A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016532120A (ja) * 2013-09-03 2016-10-13 ベルト・グルントマンBert GRUNDMANN 車両ホイールの路面グリップのロスを検出するための加速度センサ、特に二重化された加速度センサ、装置、及び方法
CN111551245A (zh) * 2020-04-17 2020-08-18 王飞 一种便于安装的公路房建施工用噪音检测装置
CN115575666A (zh) * 2022-09-29 2023-01-06 中北大学 一种自供电全向性风向风速传感器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016532120A (ja) * 2013-09-03 2016-10-13 ベルト・グルントマンBert GRUNDMANN 車両ホイールの路面グリップのロスを検出するための加速度センサ、特に二重化された加速度センサ、装置、及び方法
US9989554B2 (en) 2013-09-03 2018-06-05 Bert Grundmann Acceleration sensor, especially duplex acceleration sensor, arrangement and method for detecting a loss of adhesion of a vehicle tire
US10882499B2 (en) 2013-09-03 2021-01-05 Bert Grundmann Acceleration sensor, especially duplex acceleration sensor, arrangement and method for detecting a loss of adhesion of a vehicle tire
CN111551245A (zh) * 2020-04-17 2020-08-18 王飞 一种便于安装的公路房建施工用噪音检测装置
CN111551245B (zh) * 2020-04-17 2022-04-15 王飞 一种便于安装的公路房建施工用噪音检测装置
CN115575666A (zh) * 2022-09-29 2023-01-06 中北大学 一种自供电全向性风向风速传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6826844B2 (en) Downsized sensor unit with increased accuracy
US11698433B2 (en) Acoustic vector sensor
JPH09280941A (ja) 振動検知装置
JPH10160459A5 (ja)
JP3760190B2 (ja) 多方向振動検知装置
JPH1114444A (ja) 振動検知装置
JPH08240477A (ja) 感震器
JPH112561A (ja) 振動検出センサ
RU2046374C1 (ru) Самоустанавливающийся трехкомпонентный сейсмоприемник
JP2514351B2 (ja) 傾斜検出スイツチ
JP2006071319A (ja) 振動検出装置
JP2626037B2 (ja) 加速度センサ
JPH07294546A (ja) 加速度センサ
JPH1038675A (ja) 感震器
JPH1038673A (ja) 感震器
JPH09101323A (ja) 加速度センサ
JPH1123267A (ja) 傾斜、振動検知装置
JPS62242821A (ja) 地震計
JPH07246367A (ja) 振動発生装置
JPS59128408A (ja) 傾斜角センサ
JPH10339662A (ja) 感震装置
JPH1038674A (ja) 感震器
JPH10197331A (ja) 感震装置
JPH1082607A5 (ja)
JPH04113033U (ja) 送電線の振動検出システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040513

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Effective date: 20040726

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040831