JPH09281020A - 積層管破裂耐久度測定方法 - Google Patents
積層管破裂耐久度測定方法Info
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- JPH09281020A JPH09281020A JP9515096A JP9515096A JPH09281020A JP H09281020 A JPH09281020 A JP H09281020A JP 9515096 A JP9515096 A JP 9515096A JP 9515096 A JP9515096 A JP 9515096A JP H09281020 A JPH09281020 A JP H09281020A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は自動車用ブレーキホースの破裂耐久
度を測定する方法として好適な積層管破裂耐久度測定方
法に関し、外部から目視できない層に破裂を生じさせる
破裂耐久度を測定することを目的とする。 【解決手段】 内管ゴム層14、下糸層16、中間ゴム
層18、上糸層20および外皮ゴム層22の5層で構成
されるブレーキホース10の破裂耐久度を測定する。ブ
レーキホース10の耐破裂性に寄与する割合が最も大き
な層である下糸層16と、その内周側に存在する内管ゴ
ム層14とを抽出して抽出体とする。抽出体の内部に圧
力を作用させた後、抽出体を目視しつつその圧力を徐々
に増加させる。抽出体に破裂が生じた時点の圧力を下糸
層16の破裂圧とする。下糸層16の破裂圧に基づいて
ブレーキホース10の破裂耐久度を求める。
度を測定する方法として好適な積層管破裂耐久度測定方
法に関し、外部から目視できない層に破裂を生じさせる
破裂耐久度を測定することを目的とする。 【解決手段】 内管ゴム層14、下糸層16、中間ゴム
層18、上糸層20および外皮ゴム層22の5層で構成
されるブレーキホース10の破裂耐久度を測定する。ブ
レーキホース10の耐破裂性に寄与する割合が最も大き
な層である下糸層16と、その内周側に存在する内管ゴ
ム層14とを抽出して抽出体とする。抽出体の内部に圧
力を作用させた後、抽出体を目視しつつその圧力を徐々
に増加させる。抽出体に破裂が生じた時点の圧力を下糸
層16の破裂圧とする。下糸層16の破裂圧に基づいて
ブレーキホース10の破裂耐久度を求める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層管破裂耐久度測
定方法に係り、特に、自動車用ブレーキホースの破裂耐
久度を測定する方法として好適な積層管破裂耐久度測定
方法に関する。
定方法に係り、特に、自動車用ブレーキホースの破裂耐
久度を測定する方法として好適な積層管破裂耐久度測定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開昭59−1082
56号に開示される如く、管体にガス圧を作用させるこ
とにより管体の破裂圧を測定する方法が知られている。
上記従来の測定方法は、先ず、管体に対してその内側か
らガス圧が作用させ、次いで、ガス圧を徐々に増加させ
ながら管体に破裂が生ずるのを目視することにより実現
される。上記従来の方法によれば、管体に破裂が生ずる
タイミングを正確に検知することができる。従って、そ
の際のガス圧を読み取ることにより、正確に、管体の破
裂圧を測定することができる。
56号に開示される如く、管体にガス圧を作用させるこ
とにより管体の破裂圧を測定する方法が知られている。
上記従来の測定方法は、先ず、管体に対してその内側か
らガス圧が作用させ、次いで、ガス圧を徐々に増加させ
ながら管体に破裂が生ずるのを目視することにより実現
される。上記従来の方法によれば、管体に破裂が生ずる
タイミングを正確に検知することができる。従って、そ
の際のガス圧を読み取ることにより、正確に、管体の破
裂圧を測定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば自動
車用ブレーキホース等の如く、破裂圧の異なる複数の層
を有する管体においては、その内部に作用するガス圧が
増加される過程で、外部から目視できない層にのみ破裂
が生ずる場合がある。積層管の破裂耐久度を管理するう
えでは、積層管の破裂圧(その圧力が積層管に作用した
場合に積層管が完全に破裂する圧力)を把握する他、積
層管の破裂耐圧(その圧力が積層管に作用した場合に積
層管の破裂に最も影響のある層に破裂が生ずる圧力)を
把握することが便利な場合がある。
車用ブレーキホース等の如く、破裂圧の異なる複数の層
を有する管体においては、その内部に作用するガス圧が
増加される過程で、外部から目視できない層にのみ破裂
が生ずる場合がある。積層管の破裂耐久度を管理するう
えでは、積層管の破裂圧(その圧力が積層管に作用した
場合に積層管が完全に破裂する圧力)を把握する他、積
層管の破裂耐圧(その圧力が積層管に作用した場合に積
層管の破裂に最も影響のある層に破裂が生ずる圧力)を
把握することが便利な場合がある。
【0004】しかしながら、上記従来の方法は、目視に
よって管体の破裂を確認し、その破裂が確認された際の
ガス圧を破裂圧とする方法である。従って、積層管が、
外部から目視できない部分に最も耐破裂性に寄与する割
合の大きな層を備えている場合には、上記従来の方法に
よってその積層管の破裂耐圧を、すなわち、その積層管
に破裂耐久度を正確に測定することはできない。
よって管体の破裂を確認し、その破裂が確認された際の
ガス圧を破裂圧とする方法である。従って、積層管が、
外部から目視できない部分に最も耐破裂性に寄与する割
合の大きな層を備えている場合には、上記従来の方法に
よってその積層管の破裂耐圧を、すなわち、その積層管
に破裂耐久度を正確に測定することはできない。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、外部から目視できない部分に最も耐破裂性に寄
与する割合の大きな層を備える積層管の破裂耐久度を、
精度良く測定する積層管破裂耐久度測定方法を提供する
ことを目的とする。
であり、外部から目視できない部分に最も耐破裂性に寄
与する割合の大きな層を備える積層管の破裂耐久度を、
精度良く測定する積層管破裂耐久度測定方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、複数の層が積層されてなる積層管の破
裂耐久度を測定する方法であって、前記複数の層のうち
積層管の耐破裂性に寄与する割合が最大である層の破裂
圧を測定する工程と、前記耐破裂性に寄与する割合が最
大である層の破裂圧に基づいて前記積層管の破裂耐久度
を求める工程と、を備える積層管破裂耐久度測定方法に
より達成される。
に記載する如く、複数の層が積層されてなる積層管の破
裂耐久度を測定する方法であって、前記複数の層のうち
積層管の耐破裂性に寄与する割合が最大である層の破裂
圧を測定する工程と、前記耐破裂性に寄与する割合が最
大である層の破裂圧に基づいて前記積層管の破裂耐久度
を求める工程と、を備える積層管破裂耐久度測定方法に
より達成される。
【0007】本発明において、第1の工程では積層管の
うち最も耐破裂性に寄与する割合の大きな層の破裂圧が
測定される。本工程では、最も耐破裂性に寄与する割合
の大きな層を抽出したうえで破裂圧の測定が行われるた
め、その層の破裂圧が正確に測定される。本発明の第2
の工程では、第1の工程で測定された破裂圧に基づい
て、積層管の破裂耐久度が求められる。積層管の破裂耐
久度は、最も耐破裂性に寄与する割合の大きな層の破裂
圧に大きく影響される。従って、第2工程では、積層管
の破裂耐久度が精度良く求められる。
うち最も耐破裂性に寄与する割合の大きな層の破裂圧が
測定される。本工程では、最も耐破裂性に寄与する割合
の大きな層を抽出したうえで破裂圧の測定が行われるた
め、その層の破裂圧が正確に測定される。本発明の第2
の工程では、第1の工程で測定された破裂圧に基づい
て、積層管の破裂耐久度が求められる。積層管の破裂耐
久度は、最も耐破裂性に寄与する割合の大きな層の破裂
圧に大きく影響される。従って、第2工程では、積層管
の破裂耐久度が精度良く求められる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
積層管破裂耐久度測定方法の被測定体である自動車用ブ
レーキホース10(以下、単にブレーキホースと称す)
の部分切断図を示す。
積層管破裂耐久度測定方法の被測定体である自動車用ブ
レーキホース10(以下、単にブレーキホースと称す)
の部分切断図を示す。
【0009】ブレーキホース10の一端には、自動車用
ブレーキ装置の油圧回路との接続を図るためのジョイン
ト12が接続されている。ジョイント12は、内部に貫
通路を有する金属製の部材である。ブレーキホース10
は、内管ゴム層14、下糸層16、中間ゴム層18、上
糸層20および外皮ゴム層22からなる5層構造のホー
スである。ブレーキホース10の中央部には、ジョイン
ト12の貫通路と連通する油圧通路24が形成されてい
る。
ブレーキ装置の油圧回路との接続を図るためのジョイン
ト12が接続されている。ジョイント12は、内部に貫
通路を有する金属製の部材である。ブレーキホース10
は、内管ゴム層14、下糸層16、中間ゴム層18、上
糸層20および外皮ゴム層22からなる5層構造のホー
スである。ブレーキホース10の中央部には、ジョイン
ト12の貫通路と連通する油圧通路24が形成されてい
る。
【0010】ブレーキホース10は、例えばマスタシリ
ンダ(図示せず)等の液圧源と、各車輪に配設されるホ
イルシリンダ(図示せず)とを連通するホースとして用
いられる。ブレーキホース10は、油圧通路24にブレ
ーキフルードが充填された状態で使用される。ブレーキ
ペダル(図示せず)が踏み込まれてマスタシリンダ圧P
M/C が昇圧されると、その液圧がブレーキホース10を
介して各ホイルシリンダに伝達される。その結果、マス
タシリンダ圧PM/C が昇圧されて各車輪に制動力が発生
する。
ンダ(図示せず)等の液圧源と、各車輪に配設されるホ
イルシリンダ(図示せず)とを連通するホースとして用
いられる。ブレーキホース10は、油圧通路24にブレ
ーキフルードが充填された状態で使用される。ブレーキ
ペダル(図示せず)が踏み込まれてマスタシリンダ圧P
M/C が昇圧されると、その液圧がブレーキホース10を
介して各ホイルシリンダに伝達される。その結果、マス
タシリンダ圧PM/C が昇圧されて各車輪に制動力が発生
する。
【0011】ブレーキホース10の油圧通路24には、
ブレーキ操作が行われる毎に高圧の液圧が発生する。か
かる液圧は、ブレーキホース10に対して、油圧通路2
4を径方向に拡大させる力として作用する。車両用ブレ
ーキ装置において良好な操作性を得るうえでは、上述し
た油圧通路24の拡径量が少ないほど有利である。
ブレーキ操作が行われる毎に高圧の液圧が発生する。か
かる液圧は、ブレーキホース10に対して、油圧通路2
4を径方向に拡大させる力として作用する。車両用ブレ
ーキ装置において良好な操作性を得るうえでは、上述し
た油圧通路24の拡径量が少ないほど有利である。
【0012】ブレーキホース10においては、内管ゴム
層14、下糸層16、中間ゴム層18、上糸層20およ
び外皮ゴム層22のそれぞれが、油圧通路24の拡径を
抑制する方向の抗力を発生する。従って、これら5層の
うち何れかの層に破裂が生ずると、その破裂部位におい
て油圧通路24が拡径され易くなり、車両用ブレーキ装
置の操作性が損なわれる事態が生ずる。
層14、下糸層16、中間ゴム層18、上糸層20およ
び外皮ゴム層22のそれぞれが、油圧通路24の拡径を
抑制する方向の抗力を発生する。従って、これら5層の
うち何れかの層に破裂が生ずると、その破裂部位におい
て油圧通路24が拡径され易くなり、車両用ブレーキ装
置の操作性が損なわれる事態が生ずる。
【0013】このため、ブレーキホース10の破裂耐久
度を管理するうえでは、ブレーキホース10の破裂圧
(その圧力が作用した場合にブレーキホース10が完全
に破裂する圧力)を把握する他、ブレーキホース10の
破裂耐圧(その圧力が作用した場合にブレーキホース1
0の耐破裂性に寄与する割合が最大である層に破裂が生
ずる圧力)を把握することが必要である。
度を管理するうえでは、ブレーキホース10の破裂圧
(その圧力が作用した場合にブレーキホース10が完全
に破裂する圧力)を把握する他、ブレーキホース10の
破裂耐圧(その圧力が作用した場合にブレーキホース1
0の耐破裂性に寄与する割合が最大である層に破裂が生
ずる圧力)を把握することが必要である。
【0014】ブレーキホース10の油圧通路24に液圧
が発生すると、その液圧は内管ゴム14層に伝達され
る。その結果、内管ゴム層14が拡径方向に膨張する
と、下糸層16に拡径方向の力が伝達される。同様に、
下糸層16が拡径されると中間ゴム層18に拡径方向の
力が伝達され、また、中間ゴム層18が拡径されると上
糸層20に拡径方向の力が伝達され、更に、上糸層20
が拡径されると外皮ゴム層22に拡径方向の力が伝達さ
れる。このように、油圧通路24内の液圧に起因して生
ずる力は、ブレーキホース10の内周側の層から外周側
の層に向けて順次伝達される。このため、ブレーキホー
ス10の各層が拡径方向に受ける力は、その層が内周側
に位置するほど大きなものとなることが多い。
が発生すると、その液圧は内管ゴム14層に伝達され
る。その結果、内管ゴム層14が拡径方向に膨張する
と、下糸層16に拡径方向の力が伝達される。同様に、
下糸層16が拡径されると中間ゴム層18に拡径方向の
力が伝達され、また、中間ゴム層18が拡径されると上
糸層20に拡径方向の力が伝達され、更に、上糸層20
が拡径されると外皮ゴム層22に拡径方向の力が伝達さ
れる。このように、油圧通路24内の液圧に起因して生
ずる力は、ブレーキホース10の内周側の層から外周側
の層に向けて順次伝達される。このため、ブレーキホー
ス10の各層が拡径方向に受ける力は、その層が内周側
に位置するほど大きなものとなることが多い。
【0015】ところで、内管ゴム層14、中間ゴム層1
8および外皮ゴム層22を構成するゴム部材は、下糸層
16および上糸層20を構成する繊維材に比して伸縮性
に優れている。このため、拡径方向に最も大きな力を受
ける内管ゴム層14は、内管ゴム層14に次いで大きな
力を受ける下糸層16に比して優れた耐破裂性を示す。
つまり、ブレーキホース10を構成する5層の中では、
通常、下糸層16が最も低い耐破裂性を示す。このた
め、ブレーキホース10においては、下糸層16に破裂
を生じさせる液圧をブレーキホース10の破裂耐圧とし
て把握することができる。また、ブレーキホース10の
破裂耐久度を管理するためには、下糸層16に破裂を生
じさせる液圧を精度良く測定し得ることが必要である。
8および外皮ゴム層22を構成するゴム部材は、下糸層
16および上糸層20を構成する繊維材に比して伸縮性
に優れている。このため、拡径方向に最も大きな力を受
ける内管ゴム層14は、内管ゴム層14に次いで大きな
力を受ける下糸層16に比して優れた耐破裂性を示す。
つまり、ブレーキホース10を構成する5層の中では、
通常、下糸層16が最も低い耐破裂性を示す。このた
め、ブレーキホース10においては、下糸層16に破裂
を生じさせる液圧をブレーキホース10の破裂耐圧とし
て把握することができる。また、ブレーキホース10の
破裂耐久度を管理するためには、下糸層16に破裂を生
じさせる液圧を精度良く測定し得ることが必要である。
【0016】ブレーキホース10の破裂圧、すなわち、
ブレーキホース10を完全に破裂させる圧力は、油圧通
路24に所定圧力を作用させた後、ブレーキホース10
を目視しつつその圧力を徐々に増加させ、ブレーキホー
ス10に破裂が生じた時点で油圧通路24に作用してい
た圧力を読み取ることで、精度良く測定することができ
る。以下、上記の測定方法を目視破裂測定と称す。
ブレーキホース10を完全に破裂させる圧力は、油圧通
路24に所定圧力を作用させた後、ブレーキホース10
を目視しつつその圧力を徐々に増加させ、ブレーキホー
ス10に破裂が生じた時点で油圧通路24に作用してい
た圧力を読み取ることで、精度良く測定することができ
る。以下、上記の測定方法を目視破裂測定と称す。
【0017】しかしながら、下糸層16は、中間ゴム層
18、上糸層20および外皮層22に覆われており、外
部から目視することはできない。このため、ブレーキホ
ース10そのものを被測定体として目視破裂測定を行っ
たのでは、ブレーキホース10の破裂耐圧、すなわち、
下糸層16に破裂を生じさせる圧力を測定することはで
きない。本実施例の積層破裂耐久度測定方法は、ブレー
キホース10から下糸層16および内管ゴム層24を抽
出し、その抽出物を被測定物として目視破裂測定を実行
することにより、高精度な破裂耐圧測定を可能とした点
に特徴を有している。以下、かかる特徴部について説明
する。
18、上糸層20および外皮層22に覆われており、外
部から目視することはできない。このため、ブレーキホ
ース10そのものを被測定体として目視破裂測定を行っ
たのでは、ブレーキホース10の破裂耐圧、すなわち、
下糸層16に破裂を生じさせる圧力を測定することはで
きない。本実施例の積層破裂耐久度測定方法は、ブレー
キホース10から下糸層16および内管ゴム層24を抽
出し、その抽出物を被測定物として目視破裂測定を実行
することにより、高精度な破裂耐圧測定を可能とした点
に特徴を有している。以下、かかる特徴部について説明
する。
【0018】図2は、本実施例の積層破裂耐久度測定方
法において目視破裂測定の被測定体とされる抽出体26
の斜視図を示す。抽出体26は、ブレーキホース10か
ら外皮ゴム層22、上糸層20および中間ゴム層18を
除去することにより得ることができる。
法において目視破裂測定の被測定体とされる抽出体26
の斜視図を示す。抽出体26は、ブレーキホース10か
ら外皮ゴム層22、上糸層20および中間ゴム層18を
除去することにより得ることができる。
【0019】本実施例の測定方法では、先ず第1の工程
において、抽出体26を被測定体とした目視破裂測定が
実行される。かかる目視破裂測定によれば、測定の過程
で抽出体26に、すなわち、下糸層26に破裂が生ずる
タイミングを、目視により正確に検知することができ
る。従って、上記第1の工程によれば、抽出体26の破
裂圧、すなわち、下糸層26の破裂圧を精度良く測定す
ることができる。
において、抽出体26を被測定体とした目視破裂測定が
実行される。かかる目視破裂測定によれば、測定の過程
で抽出体26に、すなわち、下糸層26に破裂が生ずる
タイミングを、目視により正確に検知することができ
る。従って、上記第1の工程によれば、抽出体26の破
裂圧、すなわち、下糸層26の破裂圧を精度良く測定す
ることができる。
【0020】次に、第2の工程において、抽出体26の
破裂圧に基づいてブレーキホース10の破裂耐久度が求
められる。ブレーキホース10の形態においては、下糸
層16の外周に、中間ゴム層18、上糸層20および外
皮層22が配設される。このため、抽出体26の形態に
おいて下糸層16に破裂を生じさせる圧力、すなわち抽
出体26の破裂圧と、ブレーキホース10の形態におい
て下糸層16に破裂を生じさせる圧力(以下、ブレーキ
ホース10の実破裂耐圧と称す)とは必ずしも一致しな
い。
破裂圧に基づいてブレーキホース10の破裂耐久度が求
められる。ブレーキホース10の形態においては、下糸
層16の外周に、中間ゴム層18、上糸層20および外
皮層22が配設される。このため、抽出体26の形態に
おいて下糸層16に破裂を生じさせる圧力、すなわち抽
出体26の破裂圧と、ブレーキホース10の形態におい
て下糸層16に破裂を生じさせる圧力(以下、ブレーキ
ホース10の実破裂耐圧と称す)とは必ずしも一致しな
い。
【0021】しかしながら、抽出体26の破裂圧は、ブ
レーキホース10の何れの層にも破裂を生じさせない圧
力領域を保証する値である。従って、実用上は、抽出体
26の破裂圧を、そのままブレーキホース10の破裂耐
圧として用いることが可能である。そこで、本実施例に
おいては、第1の工程で測定された抽出体26の破裂圧
を、第2の工程において、そのままブレーキホース10
の破裂耐圧として把握している。そして、本実施例にお
いては、その破裂耐圧を、ブレーキホース10の破裂耐
久度として扱うこととしている。
レーキホース10の何れの層にも破裂を生じさせない圧
力領域を保証する値である。従って、実用上は、抽出体
26の破裂圧を、そのままブレーキホース10の破裂耐
圧として用いることが可能である。そこで、本実施例に
おいては、第1の工程で測定された抽出体26の破裂圧
を、第2の工程において、そのままブレーキホース10
の破裂耐圧として把握している。そして、本実施例にお
いては、その破裂耐圧を、ブレーキホース10の破裂耐
久度として扱うこととしている。
【0022】尚、ブレーキホース10の実破裂耐圧と、
抽出体26の破裂圧との差は、中間ゴム層18、上糸層
20および外皮ゴム層22の存在に起因するものであ
る。そして、中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴ
ム層22の存在に起因する下糸層16の耐破裂性の向上
率は、中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴム層2
2の諸元(材質、肉圧等)が一定であれば、常にほぼ同
一となる。従って、抽出体26の破裂圧に対して所定値
を加算することにより、または、抽出体26の破裂圧に
対して所定値を乗算することにより、ブレーキホース1
0の実破裂耐圧を求めることも可能である。
抽出体26の破裂圧との差は、中間ゴム層18、上糸層
20および外皮ゴム層22の存在に起因するものであ
る。そして、中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴ
ム層22の存在に起因する下糸層16の耐破裂性の向上
率は、中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴム層2
2の諸元(材質、肉圧等)が一定であれば、常にほぼ同
一となる。従って、抽出体26の破裂圧に対して所定値
を加算することにより、または、抽出体26の破裂圧に
対して所定値を乗算することにより、ブレーキホース1
0の実破裂耐圧を求めることも可能である。
【0023】更に、ブレーキホース10の破裂圧、すな
わち、その圧力が油圧通路26に作用した場合にブレー
キホース10が破裂する圧力も、抽出体26の破裂圧
と、中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴム層22
の強度とによって決定される特性値である。このため、
中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴム層22の諸
元が一定であれば、ブレーキホース10の破裂圧につい
ても、抽出体26の破裂圧に対して所定値を加算するこ
とにより、または、抽出体26の破裂圧に対して所定値
を乗算することにより求めることができる。
わち、その圧力が油圧通路26に作用した場合にブレー
キホース10が破裂する圧力も、抽出体26の破裂圧
と、中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴム層22
の強度とによって決定される特性値である。このため、
中間ゴム層18、上糸層20および外皮ゴム層22の諸
元が一定であれば、ブレーキホース10の破裂圧につい
ても、抽出体26の破裂圧に対して所定値を加算するこ
とにより、または、抽出体26の破裂圧に対して所定値
を乗算することにより求めることができる。
【0024】ブレーキホース10の破裂耐久度を管理す
るうえでは、本実施例の場合の如く、抽出体26の破裂
圧をブレーキホース10の破裂耐久度として把握すれば
良い場合の他、ブレーキホース10の実破裂耐圧をその
破裂耐久度として把握する必要がある場合、および、ブ
レーキホース10の破裂圧をその破裂耐久度として把握
する必要のある場合が生じ得る。これらの場合には、上
述した第2の工程において、抽出体26の破裂圧に対し
て、それぞれ所定値を加算または乗算することにより、
所望の特性値を得ることができる。
るうえでは、本実施例の場合の如く、抽出体26の破裂
圧をブレーキホース10の破裂耐久度として把握すれば
良い場合の他、ブレーキホース10の実破裂耐圧をその
破裂耐久度として把握する必要がある場合、および、ブ
レーキホース10の破裂圧をその破裂耐久度として把握
する必要のある場合が生じ得る。これらの場合には、上
述した第2の工程において、抽出体26の破裂圧に対し
て、それぞれ所定値を加算または乗算することにより、
所望の特性値を得ることができる。
【0025】上述の如く、本実施例の積層管破裂耐久度
測定方法によれば、外部から目視することのできない下
糸層16の破裂圧に大きく影響されるブレーキホース1
0の破裂耐久度を、正確に測定することができる。従っ
て、本実施例の積層管破裂耐久度測定方法によれば、ブ
レーキホース10の耐久性を正しく評価するうえで重要
な特性値を正確に測定することが可能である。
測定方法によれば、外部から目視することのできない下
糸層16の破裂圧に大きく影響されるブレーキホース1
0の破裂耐久度を、正確に測定することができる。従っ
て、本実施例の積層管破裂耐久度測定方法によれば、ブ
レーキホース10の耐久性を正しく評価するうえで重要
な特性値を正確に測定することが可能である。
【0026】次に、図3を参照して、本実施例の積層管
破裂耐久度測定方法に用いられる破裂圧測定装置につい
て説明する。図3は、抽出体26の破裂圧の測定に用い
られる破裂圧測定装置30のシステム構成図を示す。破
裂圧測定装置30は、吸水通路32を備えている。吸水
通路32には、所定圧力の水が供給されている。吸水通
路32はフィルタ34およびバルブ36を備えると共
に、ポンプ38の吸入口38aに連通している。ポンプ
38は、吸入口38aと共に、吐出口38b、エア導入
口38c、および、吸入口38aおよび吐出口38bに
連通するポンプ室を備えている。また、ポンプ38は、
ポンプ室が、エア導入口38cに供給される空気圧によ
って圧縮されるように構成されている。ポンプ38の吐
出口38bには、水圧通路40が連通している。水圧通
路40には、その内圧を検出する液圧計42が配設され
ている。
破裂耐久度測定方法に用いられる破裂圧測定装置につい
て説明する。図3は、抽出体26の破裂圧の測定に用い
られる破裂圧測定装置30のシステム構成図を示す。破
裂圧測定装置30は、吸水通路32を備えている。吸水
通路32には、所定圧力の水が供給されている。吸水通
路32はフィルタ34およびバルブ36を備えると共
に、ポンプ38の吸入口38aに連通している。ポンプ
38は、吸入口38aと共に、吐出口38b、エア導入
口38c、および、吸入口38aおよび吐出口38bに
連通するポンプ室を備えている。また、ポンプ38は、
ポンプ室が、エア導入口38cに供給される空気圧によ
って圧縮されるように構成されている。ポンプ38の吐
出口38bには、水圧通路40が連通している。水圧通
路40には、その内圧を検出する液圧計42が配設され
ている。
【0027】破裂圧測定装置30は、恒温槽44を備え
ている。恒温槽44の内部には、水圧通路40に連通す
る加圧器46が配設されている。加圧器46の内部に
は、加圧シリンダ48が形成されていると共に、上述し
た水圧通路40と加圧シリンダ48とを導通または遮断
するバルブ50、および、加圧シリンダ48の内部を摺
動する加圧ピストン52が備えられている。
ている。恒温槽44の内部には、水圧通路40に連通す
る加圧器46が配設されている。加圧器46の内部に
は、加圧シリンダ48が形成されていると共に、上述し
た水圧通路40と加圧シリンダ48とを導通または遮断
するバルブ50、および、加圧シリンダ48の内部を摺
動する加圧ピストン52が備えられている。
【0028】本実施例の測定方法において破裂圧の被測
定体とされる抽出体26は、図3に示す如く、恒温槽4
4の内部に配設される。抽出体26の油圧通路24の一
端は、加圧シリンダ48に連通される。また、抽出体2
6の油圧通路24の他端は、密栓54により閉塞され
る。従って、抽出体26の油圧通路24には、加圧シリ
ンダ48の内圧に等しい圧力が導かれる。
定体とされる抽出体26は、図3に示す如く、恒温槽4
4の内部に配設される。抽出体26の油圧通路24の一
端は、加圧シリンダ48に連通される。また、抽出体2
6の油圧通路24の他端は、密栓54により閉塞され
る。従って、抽出体26の油圧通路24には、加圧シリ
ンダ48の内圧に等しい圧力が導かれる。
【0029】破裂圧測定装置30は、高圧空気通路56
を備えている。高圧空気通路56は、バルブ58および
フィルタ60を備えている。また、高圧空気通路56に
は、その内部に供給されている空気圧を検出する空気圧
計62が配設されている。高圧空気通路56の内部を流
通する高圧空気は、電動減圧弁64の流入口64aおよ
び手動減圧弁66の流入口66aに供給されている。
を備えている。高圧空気通路56は、バルブ58および
フィルタ60を備えている。また、高圧空気通路56に
は、その内部に供給されている空気圧を検出する空気圧
計62が配設されている。高圧空気通路56の内部を流
通する高圧空気は、電動減圧弁64の流入口64aおよ
び手動減圧弁66の流入口66aに供給されている。
【0030】電動減圧弁64および手動減圧弁66に
は、それぞれ流入口64a,66aと共に流出口64
b,66bが設けられている。電動減圧弁64および手
動減圧弁66は、それぞれ、流入口64aと流出口64
bとの導通状態、または、流入口66aと流出口66b
との導通状態を制御するスプールバルブ64c,66c
を備えている。また、電動減圧弁64および手動減圧弁
66は、それぞれ、流出口64b,66bに発生する空
気圧を、スプールバルブ64c,66cの側面に導く空
気圧還流通路64d,66dを備えている。空気圧還流
通路64d,66dを介してスプールバルブ64c,6
6cの側面に導かれる空気圧は、共に、スプールバルブ
64c,66cを閉弁方向に付勢する力として作用す
る。
は、それぞれ流入口64a,66aと共に流出口64
b,66bが設けられている。電動減圧弁64および手
動減圧弁66は、それぞれ、流入口64aと流出口64
bとの導通状態、または、流入口66aと流出口66b
との導通状態を制御するスプールバルブ64c,66c
を備えている。また、電動減圧弁64および手動減圧弁
66は、それぞれ、流出口64b,66bに発生する空
気圧を、スプールバルブ64c,66cの側面に導く空
気圧還流通路64d,66dを備えている。空気圧還流
通路64d,66dを介してスプールバルブ64c,6
6cの側面に導かれる空気圧は、共に、スプールバルブ
64c,66cを閉弁方向に付勢する力として作用す
る。
【0031】電動減圧弁64は、フォースモータ64e
を備えている。フォースモータ64eは、スプールバル
ブ64cを開弁方向へ付勢する力を発生する。従って、
電動減圧弁64の流入口64aと流出口64bとの導通
状態は、フォースモータ64eがスプールバルブ64c
を付勢する力と、空気圧還流通路64dを介して導かれ
る空気圧がスプールバルブ64cを付勢する力とのバラ
ンスに応じて制御される。
を備えている。フォースモータ64eは、スプールバル
ブ64cを開弁方向へ付勢する力を発生する。従って、
電動減圧弁64の流入口64aと流出口64bとの導通
状態は、フォースモータ64eがスプールバルブ64c
を付勢する力と、空気圧還流通路64dを介して導かれ
る空気圧がスプールバルブ64cを付勢する力とのバラ
ンスに応じて制御される。
【0032】手動減圧弁66は、手動操作によってスプ
ールバルブ66cを開弁方向に付勢することができるよ
うに構成されている。従って、手動減圧弁66の流入口
66aと流出口66bとは、手動操作によってスプール
バルブ66cが開弁方向に操作されている場合は開弁状
態となり、一方、かかる手動操作が行われておらず、か
つ、空気圧還流通路64dに大気圧を超える空気圧が導
かれている場合は閉弁状態となる。
ールバルブ66cを開弁方向に付勢することができるよ
うに構成されている。従って、手動減圧弁66の流入口
66aと流出口66bとは、手動操作によってスプール
バルブ66cが開弁方向に操作されている場合は開弁状
態となり、一方、かかる手動操作が行われておらず、か
つ、空気圧還流通路64dに大気圧を超える空気圧が導
かれている場合は閉弁状態となる。
【0033】電動減圧弁64の流出口64bおよび手動
減圧弁66の流出口66bは、それぞれ切り換え弁68
の第1流入ポート68aおよび第2流入ポート68bに
連通されている。切り換え弁68は、第1および第2流
入ポート68a,68bと共に、流出ポート68cを備
えている。流出ポート68cは、ポンプ38のエア導入
口38cに連通されている。切り換え弁68は、外部か
ら供給される駆動信号に応じて、電動減圧弁64およ
び手動減圧弁66を共にポンプ38から遮断する中立位
置、電動減圧弁64をポンプ38に連通させる電動増
圧位置、および、手動減圧弁66をポンプ38に連通
させる手動増圧位置の3位置を実現する。
減圧弁66の流出口66bは、それぞれ切り換え弁68
の第1流入ポート68aおよび第2流入ポート68bに
連通されている。切り換え弁68は、第1および第2流
入ポート68a,68bと共に、流出ポート68cを備
えている。流出ポート68cは、ポンプ38のエア導入
口38cに連通されている。切り換え弁68は、外部か
ら供給される駆動信号に応じて、電動減圧弁64およ
び手動減圧弁66を共にポンプ38から遮断する中立位
置、電動減圧弁64をポンプ38に連通させる電動増
圧位置、および、手動減圧弁66をポンプ38に連通
させる手動増圧位置の3位置を実現する。
【0034】破裂圧測定装置30を用いて抽出体26の
破裂圧測定を行う場合、先ず、ポンプ38のエア導入口
38cへの空気圧の供給が停止された状態で、所定温度
に調整された恒温槽44の内部に抽出体26をセットす
る。次に、バルブ36を開弁状態としてポンプ38のポ
ンプ室内に水を供給する。次いで、バルブ36を閉弁状
態、かつ、バルブ50を開弁状態とした後、切り換え弁
68を電動増圧位置に切り換えて、エア導入口38cへ
の空気圧の供給を開始する。
破裂圧測定を行う場合、先ず、ポンプ38のエア導入口
38cへの空気圧の供給が停止された状態で、所定温度
に調整された恒温槽44の内部に抽出体26をセットす
る。次に、バルブ36を開弁状態としてポンプ38のポ
ンプ室内に水を供給する。次いで、バルブ36を閉弁状
態、かつ、バルブ50を開弁状態とした後、切り換え弁
68を電動増圧位置に切り換えて、エア導入口38cへ
の空気圧の供給を開始する。
【0035】上記の設定によれば、ポンプ38のエア導
入口38cには、電動減圧弁64によって調圧された空
気圧が供給される。その結果、ポンプ38の吐出口38
bには、すなわち、抽出体26の内部には、電動減圧弁
64によって調圧された空気圧に応じた圧力が発生す
る。電動減圧弁64は、液圧計42によって検出される
水圧が所定の変化率で上昇するようにフォースモータ6
4eの付勢力を変化させる。その結果、抽出体26に作
用する圧力は、ポンプ38のエア導入口38cに空気圧
が供給され始めた後、徐々に昇圧される。
入口38cには、電動減圧弁64によって調圧された空
気圧が供給される。その結果、ポンプ38の吐出口38
bには、すなわち、抽出体26の内部には、電動減圧弁
64によって調圧された空気圧に応じた圧力が発生す
る。電動減圧弁64は、液圧計42によって検出される
水圧が所定の変化率で上昇するようにフォースモータ6
4eの付勢力を変化させる。その結果、抽出体26に作
用する圧力は、ポンプ38のエア導入口38cに空気圧
が供給され始めた後、徐々に昇圧される。
【0036】以後、目視により抽出体26の破裂が検出
された時点で液圧計42に表示されている液圧を読み取
れば、その液圧値を抽出体26の破裂圧として把握する
ことができる。このように、図3に示す破裂圧測定装置
30によれば、簡易かつ正確に、抽出体26の破裂圧を
測定することができる。従って、破裂圧測定装置30を
用いて本実施例の積層管破裂耐久度測定方法を実行すれ
ば、簡易かつ正確に、ブレーキホース10の破裂耐久度
を測定することができる。
された時点で液圧計42に表示されている液圧を読み取
れば、その液圧値を抽出体26の破裂圧として把握する
ことができる。このように、図3に示す破裂圧測定装置
30によれば、簡易かつ正確に、抽出体26の破裂圧を
測定することができる。従って、破裂圧測定装置30を
用いて本実施例の積層管破裂耐久度測定方法を実行すれ
ば、簡易かつ正確に、ブレーキホース10の破裂耐久度
を測定することができる。
【0037】尚、上記の実施例においては、ブレーキホ
ース10が前記請求項1記載の「積層管」に、下糸層1
6が前記請求項1記載の「耐破裂性に寄与する割合が最
大である層」に、また、抽出体26の破裂圧そのものが
前記請求項1記載の「積層管の破裂耐久度」に、それぞ
れ相当している。
ース10が前記請求項1記載の「積層管」に、下糸層1
6が前記請求項1記載の「耐破裂性に寄与する割合が最
大である層」に、また、抽出体26の破裂圧そのものが
前記請求項1記載の「積層管の破裂耐久度」に、それぞ
れ相当している。
【0038】ところで、上記の実施例においては、破裂
耐久度の被測定体がブレーキホース10に限定されてい
るが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわ
ち、本発明に係る積層管破裂耐久度測定方法は、複数の
層からなる積層管の破裂耐久度を測定する方法として広
く適用することができる。更に、上記の実施例において
は、抽出体26の破裂圧を積層管の破裂耐久度と扱うこ
ととしているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、抽出体26の破裂圧に基づいて、積層管の実破裂耐
圧または積層管の破裂圧を求め、それらを積層管の破裂
耐久度として把握しても良い。
耐久度の被測定体がブレーキホース10に限定されてい
るが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわ
ち、本発明に係る積層管破裂耐久度測定方法は、複数の
層からなる積層管の破裂耐久度を測定する方法として広
く適用することができる。更に、上記の実施例において
は、抽出体26の破裂圧を積層管の破裂耐久度と扱うこ
ととしているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、抽出体26の破裂圧に基づいて、積層管の実破裂耐
圧または積層管の破裂圧を求め、それらを積層管の破裂
耐久度として把握しても良い。
【0039】また、上記の実施例においては、ブレーキ
ホース10が備える複数の層のうち最も耐破裂性の低い
下糸層16が、積層管の耐破裂性に寄与する割合が最大
の層として扱われているが、耐破裂性に寄与する割合が
最大の層は、必ずしも最も耐破裂性の低い層に限定され
るものではない。すなわち、下糸層16の更に内周側
に、実質的にブレーキホース10の耐破裂性に影響を与
えない低強度の層が存在するような場合には、やはり、
下糸層16が耐破裂性に寄与する割合が最大の層とな
る。
ホース10が備える複数の層のうち最も耐破裂性の低い
下糸層16が、積層管の耐破裂性に寄与する割合が最大
の層として扱われているが、耐破裂性に寄与する割合が
最大の層は、必ずしも最も耐破裂性の低い層に限定され
るものではない。すなわち、下糸層16の更に内周側
に、実質的にブレーキホース10の耐破裂性に影響を与
えない低強度の層が存在するような場合には、やはり、
下糸層16が耐破裂性に寄与する割合が最大の層とな
る。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、積層管を
構成する複数の層のうち、積層管の耐破裂性に寄与する
割合が最大である層の破裂圧を正確に測定することがで
きる。また、その破裂圧に基づいて、精度良く積層管の
破裂耐久度を求めることができる。従って、本発明に係
る積層管破裂耐久度測定方法によれば、積層管の耐久性
を正しく評価することができる。
構成する複数の層のうち、積層管の耐破裂性に寄与する
割合が最大である層の破裂圧を正確に測定することがで
きる。また、その破裂圧に基づいて、精度良く積層管の
破裂耐久度を求めることができる。従って、本発明に係
る積層管破裂耐久度測定方法によれば、積層管の耐久性
を正しく評価することができる。
【図1】本発明の一実施例である積層管破裂耐久度測定
方法において破裂耐久度の被測定体とされる自動車用ブ
レーキホースの部分断面図である。
方法において破裂耐久度の被測定体とされる自動車用ブ
レーキホースの部分断面図である。
【図2】本実施例の積層管破裂耐久度測定方法において
破裂圧の被測定体とされる抽出体の斜視図である。
破裂圧の被測定体とされる抽出体の斜視図である。
【図3】本発明の積層管破裂耐久度測定方法の実行に適
した破裂圧測定装置のシステム構成図である。
した破裂圧測定装置のシステム構成図である。
10 自動車用ブレーキホース(ブレーキホース) 14 内管ゴム層 16 下糸層 18 中間ゴム層 20 上糸層 22 外皮層 24 油圧通路 26 抽出体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花井 清 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐藤 桂樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 池田 文男 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 伊藤 晃治 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の層が積層されてなる積層管の破裂
耐久度を測定する方法であって、 前記複数の層のうち積層管の耐破裂性に寄与する割合が
最大である層の破裂圧を測定する工程と、 前記耐破裂性に寄与する割合が最大である層の破裂圧に
基づいて前記積層管の破裂耐久度を求める工程と、 を備えることを特徴とする積層管破裂耐久度測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9515096A JPH09281020A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 積層管破裂耐久度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9515096A JPH09281020A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 積層管破裂耐久度測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09281020A true JPH09281020A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14129778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9515096A Pending JPH09281020A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 積層管破裂耐久度測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09281020A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011247749A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Tokai Rubber Ind Ltd | ホース評価試験装置 |
| CN111458229A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-07-28 | 广州东弛自动化设备有限公司 | 一种压缩机壳体的耐压测量装置及控制方法 |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP9515096A patent/JPH09281020A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011247749A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Tokai Rubber Ind Ltd | ホース評価試験装置 |
| CN111458229A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-07-28 | 广州东弛自动化设备有限公司 | 一种压缩机壳体的耐压测量装置及控制方法 |
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