JPH09282629A - 浮上式磁気ヘッドおよびこの磁気ヘッドを用いたディスク装置 - Google Patents

浮上式磁気ヘッドおよびこの磁気ヘッドを用いたディスク装置

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JPH09282629A
JPH09282629A JP8629696A JP8629696A JPH09282629A JP H09282629 A JPH09282629 A JP H09282629A JP 8629696 A JP8629696 A JP 8629696A JP 8629696 A JP8629696 A JP 8629696A JP H09282629 A JPH09282629 A JP H09282629A
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JP
Japan
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slider
disk
magnetic head
transverse groove
flying
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Withdrawn
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JP8629696A
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English (en)
Inventor
Toshio Kazama
敏雄 風間
Tomohiro Koda
朋弘 甲田
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Sony Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光磁気ディスク装置などに設けられる高浮上
式の磁気ヘッドでは、スライダの浮上面とディスクとの
間に、スライダの浮上距離よりも大きい異物が介在する
と、ディスクの記録部にダメージが与えられ、またスラ
イダの浮上姿勢が不安定となって、データエラーが発生
することがあった。 【解決手段】 スライダ11のディスク対向面にスライ
ダ11を横断する横断溝15が形成され、この横断溝1
5以外の全領域が浮上面11aとなっている。ピボット
22aによる支持点Sの真下に異物が介在すると、従来
は弾圧力Fが異物を介してディスクに作用し、ディスク
の記録部にダメージが与えられることがあったが、支持
点Sの真下の近傍に横断溝15が形成されると、前記異
物が溝内に逃げやすくなる。また横断溝15の前後の領
域で浮上力が安定し、スライダ11の姿勢が良好にな
る。よって、データエラーが発生しにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するディスク
上の空気流により浮上して前記ディスクに対向する浮上
式磁気ヘッドおよびこの磁気ヘッドを用いたディスク装
置に係り、特に、スライダの浮上面の面積が広い高浮上
式の磁気ヘッドおよびこの高浮上式の磁気ヘッドが使用
される光磁気記録方式などのディスクをドライブするデ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浮上式の磁気ヘッドは、回転するディス
ク上の空気流による浮上力を受けるスライダと、このス
ライダに搭載されてディスクの記録部に磁界を与える磁
界発生部とを有している。この浮上式の磁気ヘッドのう
ち、スライダのディスクに対面する浮上面の面積が広く
ディスクからの浮上距離の大きい高浮上式のものは、例
えば光磁気記録方式のディスクが装填される光磁気ディ
スク装置などに使用される。
【0003】図6(A)は上記高浮上式の磁気ヘッドH
aの側面図、図6(B)はその底面図である。浮上式の
磁気ヘッドHaは、ディスクDの回転に伴う空気流の上
流側となる先端面が後端面よりも浮上距離が高くなる。
図6(A)ではディスクDの移動方向を矢印で示してお
り、磁気ヘッドHaの浮上姿勢との相対位置関係を示す
ために、ディスクDを斜めの向きで示している。
【0004】光磁気ディスクなどに使用される前記高浮
上式の磁気ヘッドHaは、スライダ1がセラミック材料
により形成されており、その平面形状は矩形状で、その
下面(ディスク対向面)の全域が浮上面1aとなってい
る。スライダ1に搭載された磁気コア2は図6(B)に
示すように前記浮上面1aに現れている。
【0005】上記スライダ1を支持する支持機構として
は、板ばねにより形成されたロードビーム3と、このロ
ードビーム3に固定された支持板4と、支持板4とスラ
イダ1との上面1bとを連結する薄い板ばね製のフレキ
シャ5とから構成されている。前記支持板4にはディス
クDの方向へほぼ球面形状にて突出形成されたピボット
4aが一体に形成されており、このピボット4aの先端
が支持点Sにてスライダ1の上面1bに当接している。
フレキシャ5の弾性支持により、スライダ1は前記支持
点Sを支点としてα方向とβ方向へ揺動自在となってい
る。また前記ロードビーム3の弾圧力Fが、ピボット4
aからスライダ1に与えられ、スライダ1がディスクD
に押圧されている。ロードビーム3がスライダ1をディ
スクDに押圧する前記弾圧力Fは2gf(グラム重)程
度である。
【0006】ディスクDが図6(A)の矢印方向へ走行
すると、ディスクDの上面の空気流により、スライダ1
は前記弾圧力Fに対抗して浮上し、またスライダ1はピ
ボット4aによる支持点Sに対して空気流の上流側がや
やα方向へ持ち上がる姿勢となる。光磁気記録方式のデ
ィスクDは、記録部D1の下面が透明な樹脂層D2で覆
われ、記録部D1の上面が厚さ10μm程度の樹脂カバ
ー層D3で覆われている。透明な樹脂層D2には光ヘッ
ドが対向し、光ヘッドの対物レンズから照射されるレー
ザ光のエネルギーにより記録部D1が加熱され、且つ磁
気ヘッドHaの磁気コア2から磁界が与えられて、記録
部D1に信号が記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】浮上式の磁気ヘッドが
用いられるディスク装置のうち、例えばハードディスク
装置などではディスク装置全体が密閉されているため、
スライダとディスクとの間に異物やほこりが介入しにく
い。またハードディスク装置用の浮上式の磁気ヘッドは
浮上距離を比較的低く設定するために、スライダの浮上
面にディスク上の空気流の流れに沿う溝が形成されてい
るのが一般的である。よって、ディスク上に微小な異物
やほこりが有ったとしても、前記溝により異物などがス
ライダの下面から逃げやすくなり、異物やほこりによる
影響を受けにくい。
【0008】これに対し、光磁気記録方式のディスクが
装填されるディスク装置では、ディスクがカートリッジ
に収納され、カートリッジに形成された窓がシャッタに
より閉鎖されるものとなっており、ディスクの気密性は
一応保たれている。しかし、ディスク装置は前記カート
リッジの装填口を有する非密閉状態であるため、装置の
内部に異物やほこりが侵入しやすく、ディスク装置内で
前記シャッタが開放されたときにカートリッジの窓から
ディスクの表面に前記異物やほこりが付着することが起
こりやすくなっている。
【0009】そこで、光磁気記録方式のディスクDの磁
気ヘッドが対向する上面に故意に異物やほこりを付着さ
せて記録・再生動作を行い、データエラーが発生する率
の測定を行なってみた。まずディスクの表面に微細なほ
こりを付着させると、ほこりによる顕著な記録エラーが
生じないことが確認された。その理由は、微細なほこり
が付着したディスクを使用した場合には、このほこりが
スライダ1の浮上面1aとディスクDの表面との間で潤
滑剤的な役割を果たし、ほこりにより磁気ヘッドの動作
にあまり影響を与えることがないからであると考えられ
る。
【0010】しかし、ディスクDの上面に、スライダの
浮上距離よりも大きい異物を間隔を開けて配置し、磁気
ヘッドHaの浮上面1aとディスクDの表面との間に前
記の異物が介入する過酷な条件を設定すると、低い確率
ではあるがデータエラーが発生することが確認された。
【0011】上記の実験の結果、データエラーが発生し
た原因は以下の(1)(2)にあると考えられる。 (1)前記実験では、記録・再生動作中に、スライダ1
とディスクDとの間に、スライダ1の浮上距離よりも大
きな異物が介入する場合を条件として設定した。この場
合、異物が図6(A)においてd1で示す位置に介入す
ると、スライダ1はピボット4aによる支持点Sを支点
としてα方向へ揺動し、また異物がd2の位置に介入す
ると、スライダ1がβ方向へ揺動するため、異物がディ
スクDの記録部D1に与えるダメージが小さいものと予
測できる。ただし、異物が前記支持点Sの近傍であるd
3の位置に介入すると、ピボット4aの位置にてスライ
ダ1を2gf(グラム重)程度で弾圧しているロードビ
ーム3の弾圧力Fがd3の位置にある異物を介してディ
スクDの樹脂カバー層D3を押圧する。その結果、弾性
体である樹脂カバー層D3から記録部D1に強い力が作
用し、記録部D1に損傷またはそれに近いダメージが与
えられ、その結果低い確率ではあるが、データエラーが
発生しやすくなるものと予測される。
【0012】(2)高浮上式の磁気ヘッドHaでは、ス
ライダ1の下面の全域が同一平面とされた(または若干
の曲面となった)浮上面1aとなっているが、ディスク
Dの回転に伴う空気流により前記浮上面1aに与えられ
る浮上圧力の分布を等圧線で示すと図6(B)に示すよ
うになる。浮上力は等圧線を示す環状線の中心側が高
圧、外周側が低圧でP2<P1である。図6(B)に示
すように、浮上力が高くなる部分が、ピボット4aによ
る支持点Sの真下ではなく、これよりも後方に位置して
いるため、スライダ1は、支持点Sとの関係で、α方向
とβ方向で示すピッチング動作において安定性の低いも
のとなっている。したがって、前記の比較的大きな異物
が、スライダ1とディスクDとの間に介入し、またはス
ライダ1とディスクDとの間を通過していくときに、ス
ライダ1のピッチング方向の揺動が安定状態となるまで
に時間がかかり、その結果、磁気コア2と記録部D1と
の間のスペーシングが大きくなり、記録部D1における
データエラーが発生する確率が比較的に高くなるものと
予測される。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、スライダの底面のほぼ全域が浮上面とされた高浮
上式の磁気ヘッドおよびこれを用いたディスク装置にお
いて、スライダの浮上距離よりも大きな異物がスライダ
とディスクとの間に介入する条件を設定した場合であっ
ても、ディスクの記録部にダメージを与える確率を低く
し、またスライダに与えられる浮上力の分布を安定させ
てピッチング方向への動作を安定させることができるよ
うにしてエラー率を低下させることを可能としたことを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクに対
面するスライダと、このスライダに搭載されて前記ディ
スクに対して磁界を与える磁界発生部と、前記スライダ
を浮上面と逆の側の支持点により揺動可能に支持すると
共にスライダ全体をディスクから浮上可能に支持する支
持機構とが設けられている浮上式磁気ヘッドにおいて、
ディスクの移動方向と交叉する方向をスライダの幅方向
としたときに、前記スライダのディスク対向面には、幅
方向の両側に位置する両側端に開口してスライダを横断
する横断溝が形成されており、この横断溝以外のディス
ク対向面の全域がディスクの回転に伴う浮上力を受ける
浮上面とされていることを特徴とするものである。
【0015】すなわち、本発明は、例えばハードディス
ク装置用などのように空気流の方向に沿う溝がスライダ
の縦方向全長を貫通して設けられているものを対象とす
るのではなく、図6(A)(B)に示すように、従来は
スライダの底面の全域が浮上面とされた高浮上式の磁気
ヘッドを対象としている。
【0016】本発明では、スライダを幅方向に向かって
横断する横断溝を形成しておくことにより、図6(A)
に示すように、スライダの浮上距離よりも大きい異物が
介入したときに、異物を横断溝内で受け、ディスクと異
物との接触を防ぐことが可能である。また横断溝を設け
ることにより、図6(B)に示す浮上圧力の分布を横断
溝の前後の浮上面に分割し、α方向とβ方向で示すピッ
チング方向への浮上姿勢を安定させ、異物の通過などが
あっても安定姿勢に復帰しやすくなる。その結果、スラ
イダの浮上距離よりも大きな異物がスライダとディスク
との間を通過することがあっても、データエラーの発生
する確率を低下させることができる。
【0017】上記横断溝がスライダの側端に開口する領
域範囲としては、ディスク回転に伴う空気流の流れ方向
をスライダの縦方向とし、前記空気流の上流側をスライ
ダの前方としたときに、前記支持点は、スライダの縦方
向のほぼ中心に位置しており、前記浮上面の前方側の端
部から前記横断溝がスライダの前記側端に開口している
位置までの距離と、前記浮上面の縦方向寸法との比が、
1/3以上で5/6以下とすることが好ましい。
【0018】上記の範囲に横断溝が形成されていると、
図6(A)のd3で示すようにピボットなどによる支持
点Sの真下に入り込もうとする異物を横断溝内へ逃がす
ことができるため、ロードビーム3の弾圧力Fが異物を
介して記録部D1に作用する確率が低くなり、記録部D
1にダメージを与えにくくなる。また前記範囲に横断溝
が形成されると、図6(B)に示す浮上面での浮上力の
圧力分布が、横断溝の前後にてほぼ均等に作用するよう
になり、スライダのピッチング方向への姿勢の安定性が
高くなり、その結果、磁気発生部とディスクとのスペー
シングロスが少なくなり、エラー発生率が低下する。
【0019】上記のように、横断溝は、スライダにおい
て支持点が設けられている部分またはその近傍に形成さ
れていることが効果的である。また、図5(A)に示す
測定結果によれば、横断溝の開口部の位置を、ピボット
などの支持点の真下に完全に一致させることにより記録
エラー率を低下できることを確認できたが、さらに横断
溝を支持点の真下よりもやや後方に形成することが最も
好ましいことが解った。すなわち、前記浮上面の前方側
の端部から前記横断溝がスライダの前記側端に開口して
いる位置までの距離と、前記浮上面の縦方向寸法との比
が、1/2以上で5/6以下、あるいは1/2以上で2
/3以下の範囲とすることが最も好ましい。
【0020】これは、図6(B)に示すように、スライ
ダの後側の方が浮上面に作用する浮上力が大きいため、
横断溝により浮上面を前後に分割して浮上力の分布をス
ライダの前後でなるべく均一にするためには、横断溝が
支持点Sよりも後方に位置する方が効果的であることを
示している。
【0021】なお、横断溝が側端に開口する前記の好ま
しい範囲を、ピボットによる支持点との関係で見ると、
横断溝が側端に開口する位置は、支持点に対して、浮上
面の縦方向寸法との比において、前方に1/6、後方に
1/3の領域が好ましく、さらに好ましくは支持点を起
点として後方のみに0から1/3の領域、さらには後方
にのみ0から1/6の領域とすることが好ましい。
【0022】また、横断溝の最大幅寸法が、0.2mm
以上で0.6mm以下であることが好ましいが、これを
溝幅寸法と、スライダの浮上面の縦方向寸法との比で表
わすと、0.1/3以上で0.1/1以下である。な
お、前記最大幅寸法とは、横断溝の幅寸法が溝全長にお
いて相違しているときに最も大きい部分の幅寸法を意味
し、横断溝の幅寸法が均一でであるときには、横断溝の
この均一な幅寸法が前記最大幅寸法である。
【0023】横断溝の最大幅が前記範囲に満たないと、
浮上距離よりも大きい比較的大きな異物を横断溝で受け
ることのできる効果が低下し、また前記範囲を越える
と、スライダの浮上距離が低下し、高浮上が損なわれ、
比較的小さい異物がスライダの下に挟まりやすくなり、
ディスクの記録部D1に直接にダメージが与えられる可
能性が高くなる。
【0024】さらに横断溝は、スライダに対し前記側端
と直交して直線的に延び、且つ全長において溝幅が均一
であることが好ましい。横断溝をスライダの縦方向に対
して直交して設けると、横断溝の前後での浮上力の分布
が安定しやすく、また均一な幅寸法の溝は加工が容易で
ある。
【0025】さらに、本発明のディスク装置は、ディス
クを回転させる回転駆動手段と、ディスクに対向してデ
ィスクの円周に対して交叉する方向へ移動する前記浮上
式磁気ヘッドとを備えたことを特徴とし、さらに、ディ
スクは光磁気記録方式の記録部を有しており、ディスク
を介して浮上式磁気ヘッドと対向する部分に、前記記録
部に光エネルギーを与える光ヘッドが設けられているこ
とが好ましい。
【0026】上記ディスク装置では、ディスクに比較的
大きな異物が点在するという最も過酷な条件下でディス
クをドライブした場合でも、データのエラー発生率を低
下させ、信頼性を向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明の浮上式磁気
ヘッドの主要部を示す側面図、図1(B)はその底面
図、図2は変形例を示す底面図、図3は浮上式磁気ヘッ
ドの支持機構の詳細を示す分解斜視図、図4は前記浮上
式磁気ヘッドを用いたディスク装置の一例として光磁気
ディスク装置を示す斜視図である。図3に示す本発明の
浮上式磁気ヘッドHは、図4に示す光磁気ディスク装置
に搭載される高浮上式のものである。
【0028】スライダ11はセラミック材料などの非磁
性材料で形成されたものであり、その平面形状は矩形状
である。スライダ11の底面(ディスク対向面)は、デ
ィスクDに対面する浮上面11aであり、この浮上面1
1aは平面または大きな曲率半径の球面あるいはそれ以
外の曲面である。以下において、スライダ11は、ディ
スクDの回転により空気流が流れる方向、すなわちディ
スクDの記録部D1に記録されたトラックの接線方向を
縦方向(X方向)とし、この縦方向と直交する方向、す
なわち前記トラックの接線に直交する方向を横方向(Y
方向)とする。またX方向に矢印の向きで形成される空
気流の上流側をスライダ11の先方とし、下流側を後方
とする。よって、図1(B)において、浮上面11aの
先方側の端部が11b、浮上面11aの後方側の端部が
11cであり、幅方向(Y方向)では、ディスク内周側
の側端が11d、ディスク外周側の側端が11eであ
る。
【0029】図1(B)に示すように、スライダ11の
浮上面11aの後方側で且つディスクの外周側の側端1
1e寄りの部分に磁気コア12が現れている。図3に示
すように、スライダ11の上面11f側には、前記磁気
コア12のセンターコアに取り付けられるコイルボビン
14と、前記磁気コア12の背面側を磁気的に接合する
バックコア13が設けられている。前記磁気コア12、
コイルボビン14およびバックコア13とで、ディスク
Dの記録部D1に磁界を与える磁界発生部が構成されて
いる。
【0030】前記スライダ11を支持する支持機構20
では、板ばね材料により形成されたロードビーム21が
設けられている。図4に示すように、ロードビーム21
は、基端部分がばね力を発揮する弾性部21aとなって
おり、それよりも先部では両側の縁部が直角に折曲げら
れた折曲部21b,21bが形成されている。前記弾性
部21aによりロードビーム21から前記スライダ11
に対してディスクDへの弾圧力Fが与えられる。
【0031】ロードビーム21の先部下面には支持板2
2が溶接などにより固定されている。支持板22は比較
的厚い金属板によりコの字形状に曲げられているもので
あり、その下面には、スライダ11の方向へ突出する球
面状のピボット22aが一体に形成されている。支持板
22とスライダ11との間には、薄い板ばねで形成され
たフレキシャ23が設けられている。このフレキシャ2
3は、符号23bで示す接着部が前記支持板22の下面
22bに接着されて固定され、中央に切欠きを介して形
成された舌片23aが、前記スライダ11の上面11f
に接着されて固定されている。
【0032】フレキシャ23を介して、スライダ11と
支持板22とが接合された状態で、前記ピボット22a
の先端は、フレキシャ23の舌片23aの上面に当接す
る。ピボット22aの先部が当接する位置は、スライダ
11の縦方向(X方向)の中心で且つ幅方向(Y方向)
の中心である。スライダ11は、フレキシャ23により
弾性的に支持されているが、スライダ11は、前記ピボ
ット22aの先端が当たる点を支持点Sとして、α方向
とβ方向に示すピッチング方向へ揺動自在であり、且つ
前記α方向およびβ方向と直交する回転方向(ローリン
グ方向)へ揺動自在に支持されている。
【0033】図1(A)(B)に示すように、スライダ
11の下面(ディスク対向面)には、幅方向全長に渡っ
てスライダ11を横断して形成された横断溝15が形成
されている。図1の例では、横断溝15は縦方向(X方
向)に対して直交した向きであり、幅方向(Y方向)へ
直線的に延び、その幅寸法bが全長にわたって均一であ
り、また深さ寸法dも全長に渡って均一である。
【0034】前記横断溝15は、スライダ11を横断
し、その一端15aは、スライダ11の側端11dに開
口し、他端15bはスライダ11の側端11eに開口し
ている。この横断溝15により、スライダ11の下面の
浮上面11aは、前方の領域U1と後方の領域U2とに
分割されている。この磁気ヘッドHは高浮上式であるた
め、浮上面11aをX方向に横断する浮力調節用の溝は
形成されておらず、スライダ11の下面では、横断溝1
5を除くほぼ全領域U1とU2が浮上面11aとなって
いる。
【0035】前記横断溝15は、その幅寸法bの中心線
Oが、ピボット22aによる支持点Sの真下を通過する
かあるいはこの支持点Sよりも後方の端部11c側(空
気流の下流側)に寄って位置していることが好ましい
が、横断溝15の前記中心線Oと両側端11dおよび1
1eとが交叉する位置が、縦方向(X方向)の一定の範
囲W内に位置していれば、データエラー率の低下に効果
がある。
【0036】この磁気ヘッドHでは、ロードビーム21
からスライダ11に対してピボット22aの上方から支
持点Sを経て弾圧力Fが作用する。この弾圧力Fは2g
f(グラム重)程度である。ディスクDが回転したとき
に、樹脂カバー層D3の上面のX方向への空気流によ
り、スライダ11の浮上面11aに浮上力が作用し、ス
ライダ11が浮上姿勢となる。またスライダ11は、前
記ピボット22aによる支持点Sを支点として揺動可能
である。
【0037】図6(A)に示したのと同様に、ディスク
Dとスライダ11との間に、スライダ11の浮上距離よ
りも大きい異物が介入する条件を想定する。従来技術の
問題点において述べたように、図6(A)でのd1また
はd2の位置に異物が介在した場合、スライダ11が支
持点Sを支点としてα方向またはβ方向に揺動し、スラ
イダ11にあまり影響を与えることなくスライダ11の
下面から抜け出るが、図6(A)にてd3で示すよう
に、異物が支持点Sの真下またはその近傍に位置する
と、ロードビーム21の弾圧力Fがd3の位置にある異
物を介してディスクDの樹脂カバー層D3に圧力を与え
る現象が生じていた。しかし、図1(A)(B)では、
スライダ11の下面に横断溝15が形成されているた
め、d3で示す異物が横断溝15に受けられ、支持点S
の真下またはその近傍に異物が介在する確率が低くな
る。さらに、横断溝15の両端15aと15bがスライ
ダ11の側端11dと11eに開口する位置が、支持点
Sの位置を含む前記Wの範囲内に存在するように設定す
ると、支持点Sの下面またはその近傍に異物が介在しよ
うとしても、横断溝15がこの異物を受けやすくなり、
支持点Sの下面またはその近傍にて、ディスクとスライ
ダとの間に異物が挟まれることがなくなり、ディスクD
の記録部D1にダメージが与えられにくくなる。
【0038】さらに、図1(B)に示すように、横断溝
15が設けられている結果、浮上面11aは横断溝15
の前後の領域U1とU2に分割されるため、浮上力の等
圧線PaとPbで示されているように、領域U1とU2
のそれぞれに与えられる浮上力のバランスがよくなる。
そのため、スライダ11とディスクDとの間に比較的大
きな異物が介在し、スライダ11が支持点Sを支点とし
てα方向またはβ方向のピッチング方向へ揺動しても、
異物が抜け出た後にスライダ11が基の姿勢に復帰して
安定しやすくなる。よってスライダ11の姿勢が安定
し、磁界発生部を構成する磁気コア12とディスクDの
記録部D1とのスペーシングが安定し、記録エラーが生
じにくくなる。この浮上力の均一性に着目した場合、横
断溝15が前方の端部11bまたは後方の端部11cの
方向に偏りすぎていると、領域U1とU2に作用する浮
上力がかえってアンバランスになりスライダ11の姿勢
の安定性が損なわれる。よって、この点から見ても、横
断溝15の中心線Oと側端11dと11eとの交叉位置
が、縦方向(X方向)に関して前記範囲W内にあること
が好ましい。
【0039】また本発明は、図1(B)に示すように横
断溝15がX方向と直交するY方向に延びているものに
限られず、例えば図2に示すように、横断溝15がX方
向およびY方向に対して傾いて形成されていてもよく、
あるいは横断溝15が曲線状に形成されていてもよい。
この場合も、横断溝15の端部15aおよび15bが前
記Wの範囲内で側端11dと11eに開口していること
が好ましい。端部15aと15bが前記範囲W内で開口
していることにより、異物が記録部D1にダメージを与
えるのを防止する効果、およびスライダ11の姿勢を安
定させる効果を高くできる。
【0040】図4に示す光磁気ディスク装置30では、
筐体31内に、クランプテーブル32が設けられ、筐体
31内に装填された光磁気記録方式のディスクDは、中
心部がクランプテーブル32にクランプされ、ブラシレ
スモータ33によりクランプテーブル32と共にディス
クDが回転駆動される。
【0041】クランプテーブル32の側方には、ディス
クDの半径方向に延びるリニアガイド34が設けられ、
ヘッドベース35がこのリニアガイド34を直線移動で
きるように支持されている。また、ヘッドベース35の
両側部にはリニアモータ機構36が設けられ、このリニ
アモータ機構36によりヘッドベース35がX方向へ駆
動され、この移動力によりトラッキング動作およびサー
チ動作などが行われる。ヘッドベース35には、光ヘッ
ド37が設けられ、その対物レンズ37aがディスクD
の下面に対向している。
【0042】ヘッドベース35の後端には、前記浮上式
の磁気ヘッドHのロードビーム21の基端が取り付けら
れている。そして、スライダ11に設けられた前記磁気
コア12は、ディスクDを介して前記対物レンズ37a
の真上に対向できるようになっている。ヘッドベース3
5上には、退避アーム部材38が回動自在に設けられ、
その退避アーム38aはロードビーム21の下面に対向
している。またヘッドベース35には、退避アーム部材
38を回動させる退避モータ39が設けられている。
【0043】カートリッジに収納されたディスクDが装
填させるときまたは排出されるときには、退避モータ3
9により退避アーム部材38が駆動され、退避アーム3
8aによりロードビーム21が持ち上げられ、スライダ
11がカートリッジの上方へ退避する。またリニアモー
タ機構36によりヘッドベース35が駆動され、光ヘッ
ド37とスライダ11とがカートリッジの外周側へ退避
させられる。
【0044】ディスクDが装填され、カートリッジのシ
ャッタが開放させると、カートリッジの開放窓を介して
ディスクDの下面に光ヘッド37が対向し、またディス
クDの上面にスライダ11が対向する。またディスクD
が回転し定常回転に至った後に退避モータ39により退
避アーム部材38が駆動され、退避アーム38aが下降
して、スライダ11がディスクDの上面に下降する。そ
して、ディスクD上の空気流によりスライダ11が浮上
する。そして光ヘッド37の対物レンズ37aからディ
スクDの記録部D1にレーザ光が照射されて光エネルギ
ーが与えられ、磁気ヘッドHの磁気コア12から記録部
D1に磁界が与えられて、記録部D1に信号が記録され
る。
【0045】ディスクDに記録された信号を再生すると
きには、退避アーム38aによりロードビーム21が持
ち上げられ、スライダ11がディスクDの上面から離
れ、この状態で光ヘッド37の対物レンズ37aから記
録部D1に読取り強度のレーザ光が照射され、その反射
光に基づいて情報が再生される。このディスク装置30
では、ゴミなど異物の存在によってデータエラーが生じ
にくい前記磁気ヘッドHが使用されているため、データ
エラー率が低く、高精度な書き込みおよび再生が行われ
るものとなる。
【0046】
【実施例】図1(B)および図2に示した横断溝15を
形成する位置の好ましい範囲を求めるために、本発明の
磁気ヘッドHおよび光ヘッド37を用いて光磁気記録方
式のディスクDに対して信号を記録・再生し、データの
評価を行なった。使用した磁気ヘッドHのスライダ11
は、縦方向(X方向)の寸法が6mm、幅方向(Y方
向)の寸法が5mmであった。ピボット22aによる支
持点Sの位置を測定したところ、スライダ11の先方側
の端部11bから支持点Sまでの距離が3mmであっ
た。またロードビーム21が支持点Sに与える押圧力F
は静圧で2gf(グラム重)であった。スライダ11の
下面には、縦方向(X方向)に直交し一定の幅寸法bで
Y方向へ直線的に延びる横断溝15を形成した。
【0047】評価に使用したディスクDは、カートリッ
ジに収納された光磁気記録方式のものである。以下の各
記録・再生動作の実施では、ディスクDの樹脂カバー層
D3の表面に目で見える程度の比較的大きなごみ(異
物)を点在させ、その後に記録・再生を行なった。以下
の各実施例および各比較例ごとに新しいディスクを使用
し、1個の実施例の磁気ヘッドおよび比較例の磁気ヘッ
ドでは、同じディスクに対して各30分間の記録・再生
動作を10回繰返し、この繰返し作業では、各動作後次
の記録・再生実施を行なう前に必ず前記のクリーニング
を行い、再度異物を均等に分散させて付着させ、記録・
再生動作を繰返すようにした。
【0048】まず、横断溝15の幅寸法bを0.2m
m、深さdを0.05mmとし、この横断溝15の形成
位置として、スライダ11の先方の端部11bから溝中
心Oまでの距離L(図1(B)参照)を1mm,2m
m,3mm,4mm,5mmのそれぞれに設定した4個
の実施例の磁気ヘッドHを製作した。この4個の実施例
のそれぞれの磁気ヘッドHを用いて記録部D1への記録
・再生を行なった。前記のように1回の記録・再生動作
を行なうごとにディスクDをクリーニングし且つ新たに
異物を付着させ、次の記録・再生動作を行なうように、
この記録動作をそれぞれの実施例の磁気ヘッドに対して
10回繰返して行なった。また、比較例としてスライダ
11の寸法等が前記実施例と同じで、横断溝15を形成
していないものを用い、同じく前記異物を付着させたデ
ィスクDに対する記録・再生を10回繰返して行なっ
た。
【0049】10回の繰返しの記録・再生動作が完了し
た後に、テストディスクのデータエラーの生じているセ
クタが存在しているか否か調べた。図5(A)はその評
価結果を示し、横軸が、図1(B)に示す横断溝15の
中心Oと端部11bとの距離L、縦軸はテストディスク
の全セクタ数に対するデータエラーが発生したセクタ数
の比率である。図5(A)の横軸のL=0mmとL=6
mmは横断溝15が無い比較例の評価である。
【0050】図5(A)から、スライダ11の先方の端
部11bから横断溝15の中心線Oまでの距離が2mm
以上で5mm以下のものでは、データエラー率がきわめ
て低くなることが解る。横断溝15をこの範囲に形成す
ると、異物が支持点Sの真下に位置する確率が低くなっ
てディスクDの記録部D1にダメージを与えにくくな
り、また横断溝15の前後の領域U1とU2とに作用す
る浮上力の分布が均一となり、スライダ11のピッチン
グ方向の姿勢が安定することが解る。
【0051】図5(A)では、L=1mmの位置に横断
溝15を形成すると、横断溝15の無い比較例よりもエ
ラー率が若干高くなるが、これは、横断溝15をあまり
先方(空気流の上流側)に設けると、横断溝15よりも
前方の領域U1の面積が極端に狭くなって、この領域U
1の浮上面に作用する浮上力がほとんどゼロに近くなる
ため、スライダ11全体に対する浮上力が低下し、異物
がスライダ11とディスクDの間に介在したときに、ス
ライダ11が異物をディスクに押圧しやすくなり、その
結果記録部D1にダメージが与えられるからであり、ま
たスライダ11のピッチング方向の姿勢が安定しなくな
るためであると考えられる。
【0052】したがって、図1(B)と図2において、
横断溝15の端部15aと15bの幅中心Oがそれぞれ
スライダ11の側端11dと11eと交叉する位置の、
スライダ11の前端11bからの距離LがL1=2mm
以上でL2=5mm以下となるようにその範囲Wを設定
することが好ましい。あるいは横断溝15の中心Oの位
置が支持点Sの真下、または真下よりも後方に位置する
範囲とし、L1=3mm以上でL2=5mm以下、ある
いはL1=3mm以上でL2=4mm以下とすることが
好ましい。
【0053】またスライダ11の浮上面11aのX方向
の全長をLyとしたとき、L1/Lyが1/3以上で、
L2/Lyが5/6以下であることが好ましく、さらに
好ましくは、L1/Lyが1/2以上で、L2/Lyが
5/6以下、またはL1/Lyが1/2以上で、L2/
Lyが2/3以下である。
【0054】次に深さd=0.05mmの横断溝15
を、図1(B)に示す距離Lが3.29mmの位置に形
成し、その溝幅bを0.2mm,0.4mm,0.6m
m,0.8mmとしたものを4個の実施例とし、それぞ
れの磁気ヘッドを使用して、前述と同様にディスクDの
記録部D1に対して各30分間の記録・再生動作を行な
い、これを10回繰返した。また比較例として、横断溝
15が形成されていないものを使用し、この比較例にお
いても記録・再生動作を10回繰返えした。
【0055】図5(B)は横軸に溝幅寸法bを示し、縦
軸は、テストディスクの全セクタ数に対するエラーが生
じたセクタ数の比率を示している。この評価結果から、
横断溝15の幅寸法bは0.2mm以上で0.6mm以
下が好ましい。なお0.8mmまで大きくすると、エラ
ー率が極端に高くなるが、これは、横断溝15の幅寸法
bを大きくしすぎると、浮上面11aの面積が実質的に
狭くなり、スライダ11に作用する浮上力が低下し、ス
ライダ11とディスクDとの間に異物が挟まりやすくな
るためと考えられる。
【0056】以上から横断溝15の溝幅寸法bは0.2
mm以上で0.6mm以下であることが好ましい。な
お、スライダ11の縦方向の全長をLyとしたときに、
b/Lyは0.1/3以上で0.1/1以下であること
が好ましい。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明では、横断溝以外
のスライダ底面の全域が浮上面となる高浮上式の磁気ヘ
ッドにおいて、スライダとディスクとの間に、スライダ
の浮上距離よりも大きい異物が介在する条件を設定した
場合であっても、データエラーの発生する確率を低下で
きる。よってこの磁気ヘッドを搭載したディスク装置で
は、データエラーの確率の低い高精度な記録・再生動作
を行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の磁気ヘッドのスライダを示す
側面図、(B)はそのスライダの底面図、
【図2】図1に示すスライダの変形例を示す底面図、
【図3】本発明の磁気ヘッドの支持機構を示す分解斜視
図、
【図4】本発明のディスク装置の全体構造を示す斜視
図、
【図5】本発明の実施例の評価結果を示すものであり、
(A)は横断溝の位置とエラーレートとの関係を示す線
図、(B)は横断溝の幅寸法とエラーレートとの関係を
示す線図、
【図6】(A)は従来の磁気ヘッドの問題点を示すスラ
イダの側面図、(B)はその底面図、
【符号の説明】
11 スライダ 11a 浮上面 11b スライダ11の先方の端部 11c スライダ11の後方の端部 11d,11e スライダ11の側端 12 磁気コア 14 コイルボビン 15 横断溝 20 支持機構 21 ロードビーム 22 支持板 22a ピボット 23 フレキシャ 30 ディスク装置 37 光ヘッド D ディスク H 磁気ヘッド O 横断溝15の中心 S 支持点 b 横断溝の幅寸法 d 横断溝の深さ寸法

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに対面するスライダと、このス
    ライダに搭載されて前記ディスクに対して磁界を与える
    磁界発生部と、前記スライダを浮上面と逆の側の支持点
    により揺動可能に支持すると共にスライダ全体をディス
    クから浮上可能に支持する支持機構とが設けられている
    浮上式磁気ヘッドにおいて、ディスクの移動方向と交叉
    する方向をスライダの幅方向としたときに、前記スライ
    ダのディスク対向面には、幅方向の両側に位置する両側
    端に開口してスライダを横断する横断溝が形成されてお
    り、この横断溝以外のディスク対向面の全域がディスク
    の回転に伴う浮上力を受ける浮上面とされていることを
    特徴とする浮上式磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 ディスク回転に伴う空気流の流れ方向を
    スライダの縦方向とし、前記空気流の上流側をスライダ
    の前方としたときに、前記支持点は、スライダの縦方向
    のほぼ中心に位置しており、前記浮上面の前方側の端部
    から前記横断溝がスライダの前記側端に開口している位
    置までの距離と、前記浮上面の縦方向寸法との比が、1
    /3以上で5/6以下である請求項1記載の浮上式磁気
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 横断溝の最大幅寸法が、0.2mm以上
    で0.6mm以下である請求項1または2記載の浮上式
    磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 横断溝は、スライダに対し前記側端と直
    交して直線的に延び、且つ全長において溝幅が均一であ
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の浮上式磁気ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 ディスクを回転させる回転駆動手段と、
    ディスクに対向してディスクの円周に対して交叉する方
    向へ移動する請求項1ないし4のいずれかの浮上式磁気
    ヘッドとを備えたことを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 ディスクは光磁気記録方式の記録部を有
    しており、ディスクを介して浮上式磁気ヘッドと対向す
    る部分に、前記記録部に光エネルギーを与える光ヘッド
    が設けられている請求項5記載のディスク装置。
JP8629696A 1996-04-09 1996-04-09 浮上式磁気ヘッドおよびこの磁気ヘッドを用いたディスク装置 Withdrawn JPH09282629A (ja)

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