JPH09283040A - 陰極線管及び色選別機構 - Google Patents
陰極線管及び色選別機構Info
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- JPH09283040A JPH09283040A JP9716496A JP9716496A JPH09283040A JP H09283040 A JPH09283040 A JP H09283040A JP 9716496 A JP9716496 A JP 9716496A JP 9716496 A JP9716496 A JP 9716496A JP H09283040 A JPH09283040 A JP H09283040A
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- Japan
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- panel
- color selection
- cathode ray
- ray tube
- selection mechanism
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パネル内面と色選別電極との離間距離を一定に
することができ、電子ビームの衝突による熱膨張により
色選別機構がパネルから遠ざかり、色ずれが生じること
を完全に抑制することができる陰極線管及び色選別機構
を提供する。 【解決手段】色選別電極22を有する色選別機構20と
パネル11内面との間に介在し、色選別電極22とパネ
ル11との離間距離を規定するグリルハイトスペーサー
40と、色選別機構20をパネル11内面側に押圧する
付勢手段30とを具備する陰極線管1とする。また、上
記グリルハイトスペーサー40と、フレーム21に固定
され、フレーム21を陰極線管のパネル11内面に取り
付けたときにパネル11内面側にフレーム21を付勢す
るスプリング30とを有する色選別機構とする。
することができ、電子ビームの衝突による熱膨張により
色選別機構がパネルから遠ざかり、色ずれが生じること
を完全に抑制することができる陰極線管及び色選別機構
を提供する。 【解決手段】色選別電極22を有する色選別機構20と
パネル11内面との間に介在し、色選別電極22とパネ
ル11との離間距離を規定するグリルハイトスペーサー
40と、色選別機構20をパネル11内面側に押圧する
付勢手段30とを具備する陰極線管1とする。また、上
記グリルハイトスペーサー40と、フレーム21に固定
され、フレーム21を陰極線管のパネル11内面に取り
付けたときにパネル11内面側にフレーム21を付勢す
るスプリング30とを有する色選別機構とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アパーチャーグリ
ルなどの色選別電極とガラスパネル内面との距離を一定
に保つことができる陰極線管(CRT)及び色選別機構
に関する。
ルなどの色選別電極とガラスパネル内面との距離を一定
に保つことができる陰極線管(CRT)及び色選別機構
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、いわゆるトリニトロン方式のカラーブラウン管で
は、図5の全体図、及び図6のパネル部と色選別機構の
斜視図に示すように、陰極線管の管体100は、パネル
部11とファンネル部12とがフリットガラス13で接
着されて一体化され、内部は真空にされている。ファン
ネル部12のネック部14には電子銃15が配されてい
る。パネル11の表示面11a内面には図示しない蛍光
体がストライプ状のパターンで所定の位置に配列してい
る。パネル11内面と対向した位置に、色選別機構20
0が管体100内面に取り付けられている。
ば、いわゆるトリニトロン方式のカラーブラウン管で
は、図5の全体図、及び図6のパネル部と色選別機構の
斜視図に示すように、陰極線管の管体100は、パネル
部11とファンネル部12とがフリットガラス13で接
着されて一体化され、内部は真空にされている。ファン
ネル部12のネック部14には電子銃15が配されてい
る。パネル11の表示面11a内面には図示しない蛍光
体がストライプ状のパターンで所定の位置に配列してい
る。パネル11内面と対向した位置に、色選別機構20
0が管体100内面に取り付けられている。
【0003】この色選別機構200は、電子ビームを選
択的に透過し、所定の蛍光体に到達させるためのストラ
イプ状のスリットが所定間隔で形成された金属製のマス
ク部222、マスク部を固定するためのフレーム221
a、221b、パネルに設置するためのスプリング23
0及びスプリングホルダー231、温度ドリフト補正を
行うためのSTCプレート232などの金属部品より構
成されている。
択的に透過し、所定の蛍光体に到達させるためのストラ
イプ状のスリットが所定間隔で形成された金属製のマス
ク部222、マスク部を固定するためのフレーム221
a、221b、パネルに設置するためのスプリング23
0及びスプリングホルダー231、温度ドリフト補正を
行うためのSTCプレート232などの金属部品より構
成されている。
【0004】陰極線管の動作中、電子銃15から放出さ
れた電子ビームは、色選別電極222で所定の蛍光体に
衝突するビームのみが選別された後、所定の蛍光体に衝
突して発光させる。このとき、電子ビームは直接色選別
電極222に衝突するため、色選別電極の温度が上昇
し、熱膨張を始める。
れた電子ビームは、色選別電極222で所定の蛍光体に
衝突するビームのみが選別された後、所定の蛍光体に衝
突して発光させる。このとき、電子ビームは直接色選別
電極222に衝突するため、色選別電極の温度が上昇
し、熱膨張を始める。
【0005】従来、いわゆるシャドウマスクの場合は、
この熱膨張により動作前より大きさが放射的に大きくな
りパネルから遠ざかるため、ドーミングと呼ばれる色ず
れをおこしていた。この色ずれは、バイメタルスプリン
グなどで補正を行い抑制しているが、補正残りがあり、
色ずれが生じていた。一方、いわゆるトリニトロン方式
の場合は、画面上下方向(図6のY軸方向)に色選別電
極(マスクという場合がある)を架張しているため、画
面上下方向の熱膨張はキャンセルされているが、シャド
ウマスクと同様に、色選別機構は、パネルより遠ざかる
ため、温度ドリフトと呼ばれる現象が発生し、色ずれが
生じていた。この現象は、バイメタルスプリングホルダ
ー231、STCプレート232で補正を行い抑制はし
ていたが、補正残りがあり、色ずれを完全に防止するこ
とはできなかった。
この熱膨張により動作前より大きさが放射的に大きくな
りパネルから遠ざかるため、ドーミングと呼ばれる色ず
れをおこしていた。この色ずれは、バイメタルスプリン
グなどで補正を行い抑制しているが、補正残りがあり、
色ずれが生じていた。一方、いわゆるトリニトロン方式
の場合は、画面上下方向(図6のY軸方向)に色選別電
極(マスクという場合がある)を架張しているため、画
面上下方向の熱膨張はキャンセルされているが、シャド
ウマスクと同様に、色選別機構は、パネルより遠ざかる
ため、温度ドリフトと呼ばれる現象が発生し、色ずれが
生じていた。この現象は、バイメタルスプリングホルダ
ー231、STCプレート232で補正を行い抑制はし
ていたが、補正残りがあり、色ずれを完全に防止するこ
とはできなかった。
【0006】これらの色ずれ現象は、近年のファインピ
ッチCRTで、特に問題であり、改良が要望されてい
た。また、製造時、色選別電極は、パネルに対して図5
に示すようなグリルハイトGHの距離離間した位置に設
置しなければならない。しかし、取付精度が悪く、例え
ば設置されるガラスに凹凸があると、所定の位置よりず
れが生じ、その結果、色ずれなどが生じ、画質が劣化す
る。
ッチCRTで、特に問題であり、改良が要望されてい
た。また、製造時、色選別電極は、パネルに対して図5
に示すようなグリルハイトGHの距離離間した位置に設
置しなければならない。しかし、取付精度が悪く、例え
ば設置されるガラスに凹凸があると、所定の位置よりず
れが生じ、その結果、色ずれなどが生じ、画質が劣化す
る。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、パネル内面と色選別電極との離間距離を一定にする
ことができ、電子ビームの衝突による熱膨張により色選
別機構がパネルから遠ざかり、色ずれが生じることを完
全に抑制することができる陰極線管及び色選別機構を提
供することを目的とする。
で、パネル内面と色選別電極との離間距離を一定にする
ことができ、電子ビームの衝突による熱膨張により色選
別機構がパネルから遠ざかり、色ずれが生じることを完
全に抑制することができる陰極線管及び色選別機構を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、色選別電極を有する色選別機構とパネル内
面との間に介在し、該色選別電極と該パネルとの離間距
離を規定するグリルハイトスペーサーと、該色選別機構
をパネル内面側に押圧する付勢手段とを有することを特
徴とする陰極線管を提供する。
成するため、色選別電極を有する色選別機構とパネル内
面との間に介在し、該色選別電極と該パネルとの離間距
離を規定するグリルハイトスペーサーと、該色選別機構
をパネル内面側に押圧する付勢手段とを有することを特
徴とする陰極線管を提供する。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、色選別電極と、該色選別電極を保持するフレーム
と、該フレームに取り付けられ、上記色選別電極と陰極
線管のパネル内面との距離を規定するグリルハイトスペ
ーサーと、該フレームに固定され、該フレームを陰極線
管のパネル内面に取り付けたときに該パネル内面側に該
フレームを付勢するスプリングとを有することを特徴と
する色選別機構を提供する。
め、色選別電極と、該色選別電極を保持するフレーム
と、該フレームに取り付けられ、上記色選別電極と陰極
線管のパネル内面との距離を規定するグリルハイトスペ
ーサーと、該フレームに固定され、該フレームを陰極線
管のパネル内面に取り付けたときに該パネル内面側に該
フレームを付勢するスプリングとを有することを特徴と
する色選別機構を提供する。
【0010】本発明の陰極線管は、色選別電極を有する
色選別機構とパネル内面との間に介在するグリルハイト
スペーサーにより、色選別電極とパネル内面との離間距
離が規定され、かつ付勢手段により、色選別機構がガラ
スパネル内面側に常に押圧されているから、色選別機構
の温度が上昇して色選別機構が熱膨張しても、常にパネ
ル内面と色選別機構間の距離がグリルハイトスペーサー
により一定に保たれているため、ドーミング、温度ドリ
フトなどの色ずれ現象が生じない。
色選別機構とパネル内面との間に介在するグリルハイト
スペーサーにより、色選別電極とパネル内面との離間距
離が規定され、かつ付勢手段により、色選別機構がガラ
スパネル内面側に常に押圧されているから、色選別機構
の温度が上昇して色選別機構が熱膨張しても、常にパネ
ル内面と色選別機構間の距離がグリルハイトスペーサー
により一定に保たれているため、ドーミング、温度ドリ
フトなどの色ずれ現象が生じない。
【0011】また、本発明の色選別機構は、上記グリル
ハイトスペーサーと付勢手段とを具備するので、ドーミ
ング、温度ドリフトなどが生じない陰極線管を構成する
ことができる。
ハイトスペーサーと付勢手段とを具備するので、ドーミ
ング、温度ドリフトなどが生じない陰極線管を構成する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の陰極線管の実施形
態について説明するが、本発明は、下記の実施形態に限
定されるものではない。以下の例では、いわゆるアパー
チャーグリル方式のCRTについて説明するが、本発明
はいわゆるシャドウマスク方式に対しても全く同様に適
用することができる。
態について説明するが、本発明は、下記の実施形態に限
定されるものではない。以下の例では、いわゆるアパー
チャーグリル方式のCRTについて説明するが、本発明
はいわゆるシャドウマスク方式に対しても全く同様に適
用することができる。
【0013】図1は、本発明の陰極線管の全体を示す概
略断面図である。この陰極線管1は、管体10の前面を
構成するパネル11と管体の後部を構成するファンネル
ガラス12とが、フリットガラス13により接合されて
管体10が組み立てられている。パネル表示面11aの
内面側には、図示しない蛍光体がストライプ状に形成さ
れ、ファンネルガラス12のネック部14にある電子銃
15から放出される電子ビームの衝突により、発光する
ようになっている。パネル11内面と対向する位置に、
色選別機構20が配されている。この色選別機構20
は、長辺フレーム21aと短辺フレーム21bとが組み
合わされてフレーム21が構成されており、長辺フレー
ム21a間に、ストライプ状のスリットを有するアパー
チャーグリルと呼ばれる色選別電極(マスク)22が架
張されている。
略断面図である。この陰極線管1は、管体10の前面を
構成するパネル11と管体の後部を構成するファンネル
ガラス12とが、フリットガラス13により接合されて
管体10が組み立てられている。パネル表示面11aの
内面側には、図示しない蛍光体がストライプ状に形成さ
れ、ファンネルガラス12のネック部14にある電子銃
15から放出される電子ビームの衝突により、発光する
ようになっている。パネル11内面と対向する位置に、
色選別機構20が配されている。この色選別機構20
は、長辺フレーム21aと短辺フレーム21bとが組み
合わされてフレーム21が構成されており、長辺フレー
ム21a間に、ストライプ状のスリットを有するアパー
チャーグリルと呼ばれる色選別電極(マスク)22が架
張されている。
【0014】長辺フレーム21aと短辺フレーム21b
それぞれには、断面V字状のV型板バネ30の一端部
が、V字の折曲部がパネル側になるように、溶接などの
手段により固定されている。そして、V型板バネ30の
自由端部に穿設された嵌合穴が、パネル内面に形成され
ているパネルピン11bと嵌合し、これにより色選別機
構20がパネル内面に固定されている。このV型板バネ
30は、パネルピン11bに嵌合することにより、色選
別機構20をパネル内面側に付勢するようになってい
る。従って、V型板バネ30は、色選別機構20の付勢
手段と固定手段を兼ねている。
それぞれには、断面V字状のV型板バネ30の一端部
が、V字の折曲部がパネル側になるように、溶接などの
手段により固定されている。そして、V型板バネ30の
自由端部に穿設された嵌合穴が、パネル内面に形成され
ているパネルピン11bと嵌合し、これにより色選別機
構20がパネル内面に固定されている。このV型板バネ
30は、パネルピン11bに嵌合することにより、色選
別機構20をパネル内面側に付勢するようになってい
る。従って、V型板バネ30は、色選別機構20の付勢
手段と固定手段を兼ねている。
【0015】また、長辺フレーム21aのパネル面側に
は、複数のグリルハイトスペーサー40が取り付けら
れ、このグリルハイトスペーサー40は、V型板バネ3
0の付勢作用によりパネル内面と常に当接している状態
になっている。図2は、パネル10に本発明にかかる色
選別機構20を組み付ける前の状態を示すもので、パネ
ル10と色選別機構20のそれぞれの斜視図である。図
1と同一部品には同一の符号を付してある。図2におけ
るA部のV型板バネの拡大図を図3に示す。また、図2
におけるB部のグリルハイトスペーサーの拡大図を図4
に示す。
は、複数のグリルハイトスペーサー40が取り付けら
れ、このグリルハイトスペーサー40は、V型板バネ3
0の付勢作用によりパネル内面と常に当接している状態
になっている。図2は、パネル10に本発明にかかる色
選別機構20を組み付ける前の状態を示すもので、パネ
ル10と色選別機構20のそれぞれの斜視図である。図
1と同一部品には同一の符号を付してある。図2におけ
るA部のV型板バネの拡大図を図3に示す。また、図2
におけるB部のグリルハイトスペーサーの拡大図を図4
に示す。
【0016】図3(a)はV型板バネの斜視図、(b)
は図1のC部の拡大図である。V型板バネ30は、長辺
フレーム21aと短辺フレーム21bそれぞれに取り付
けられている。V型板バネ30は、図3(a)に示すよ
うに、V型板バネ本体31と嵌合スペーサー32とで構
成されている。V型板バネ本体31は、フレーム21b
に溶接33などの手段で固定されている固定部31a
と、この固定部31aからパネル前面側に屈曲された第
1板バネ31bと、この第1板バネ31bから後部側
(電子銃側)へ折曲部31cで鋭角に折曲された第2板
バネ31dから構成され、第2板バネ31dにはパネル
ピン11bよりも大きな外径を有し、パネルピン11b
を遊挿する逃げ穴31eが形成されている。第1板バネ
31bと第板2バネ31dの開き角度θは、V型板バネ
本体31をパネルピン11bにはめたときに、V型板バ
ネ本体31が圧縮されるような角度である。また、第1
板バネ31bと第2板バネ31dとの折曲部31cは、
ピンレファランス面RS(V型板バネをパネルの側面に
対応するフレームに取り付ける場合は、Z軸とY軸で形
成され、パネルピンに嵌合する位置にある面、パネルの
上下に対応するフレームに取り付ける場合は、X軸とY
軸で形成され、パネルピンに嵌合する位置にある面)よ
りもパネル側にあることが好ましい。
は図1のC部の拡大図である。V型板バネ30は、長辺
フレーム21aと短辺フレーム21bそれぞれに取り付
けられている。V型板バネ30は、図3(a)に示すよ
うに、V型板バネ本体31と嵌合スペーサー32とで構
成されている。V型板バネ本体31は、フレーム21b
に溶接33などの手段で固定されている固定部31a
と、この固定部31aからパネル前面側に屈曲された第
1板バネ31bと、この第1板バネ31bから後部側
(電子銃側)へ折曲部31cで鋭角に折曲された第2板
バネ31dから構成され、第2板バネ31dにはパネル
ピン11bよりも大きな外径を有し、パネルピン11b
を遊挿する逃げ穴31eが形成されている。第1板バネ
31bと第板2バネ31dの開き角度θは、V型板バネ
本体31をパネルピン11bにはめたときに、V型板バ
ネ本体31が圧縮されるような角度である。また、第1
板バネ31bと第2板バネ31dとの折曲部31cは、
ピンレファランス面RS(V型板バネをパネルの側面に
対応するフレームに取り付ける場合は、Z軸とY軸で形
成され、パネルピンに嵌合する位置にある面、パネルの
上下に対応するフレームに取り付ける場合は、X軸とY
軸で形成され、パネルピンに嵌合する位置にある面)よ
りもパネル側にあることが好ましい。
【0017】また、嵌合スペーサー32は、V型板バネ
30と溶接などの手段で接合できる金属製で、パネルピ
ン11bと嵌合する嵌合穴32aが穿設されている。嵌
合スペーサー32の機能は、V型板バネ30がマスク溶
接前にフレームに溶接されるために、予めパネルピン1
1bに嵌合穴32aで嵌合して配置しておき、色選別機
構20の位置決めをした後、V型板バネ30の第2板バ
ネ31dと溶接して一体化することにより、色選別機構
の位置決めを確実にするものである。このため、V型板
バネ本体31の逃げ穴31eをパネルピン11bの外径
よりも大きくし、逃げ穴31eにパネルピン11bが挿
入されたときに、パネルピン11bが逃げ穴31eに当
たって色選別機構20の位置を規定しないようになって
いる。
30と溶接などの手段で接合できる金属製で、パネルピ
ン11bと嵌合する嵌合穴32aが穿設されている。嵌
合スペーサー32の機能は、V型板バネ30がマスク溶
接前にフレームに溶接されるために、予めパネルピン1
1bに嵌合穴32aで嵌合して配置しておき、色選別機
構20の位置決めをした後、V型板バネ30の第2板バ
ネ31dと溶接して一体化することにより、色選別機構
の位置決めを確実にするものである。このため、V型板
バネ本体31の逃げ穴31eをパネルピン11bの外径
よりも大きくし、逃げ穴31eにパネルピン11bが挿
入されたときに、パネルピン11bが逃げ穴31eに当
たって色選別機構20の位置を規定しないようになって
いる。
【0018】図3(b)に示すように、パネルピン11
bに嵌合スペーサの嵌合穴32aをはめ、色選別機構2
0を処置の位置に配置した後、嵌合スペーサー32とV
型板バネ本体31の第2板バネ31dとを溶接して、パ
ネル内面に色選別機構を組み付ける。この状態では、第
1板バネ31bに対してパネル内面側へ開くような力が
かかり、その結果、Z軸方向に対する力が発生し、色選
別機構をパネル内面側(Z軸方向)へ付勢する力が生じ
る。この場合、V型板バネ本体31の折曲部31cをピ
ンレファランス面よりパネル側にすることにより、図3
(b)に示すように、第1板バネ31bのピンレファラ
ンス面RSとの角度θ’がより小さくなり、フレームに
対するZ軸方向への付勢力が良好に発生する。
bに嵌合スペーサの嵌合穴32aをはめ、色選別機構2
0を処置の位置に配置した後、嵌合スペーサー32とV
型板バネ本体31の第2板バネ31dとを溶接して、パ
ネル内面に色選別機構を組み付ける。この状態では、第
1板バネ31bに対してパネル内面側へ開くような力が
かかり、その結果、Z軸方向に対する力が発生し、色選
別機構をパネル内面側(Z軸方向)へ付勢する力が生じ
る。この場合、V型板バネ本体31の折曲部31cをピ
ンレファランス面よりパネル側にすることにより、図3
(b)に示すように、第1板バネ31bのピンレファラ
ンス面RSとの角度θ’がより小さくなり、フレームに
対するZ軸方向への付勢力が良好に発生する。
【0019】この例では、V型板バネ本体31を固定部
31aでフレーム21bの後面側に固定したが、図3
(c)に示すように、V型板バネ30をフレームの側面
に固定しても勿論よく、また、V型板バネに限らずその
他の形状でも、フレームに対して上記Z軸方向に付勢力
を発生できる手段であれば何れでもよく、また、フレー
ムとパネルとの固定手段とは別個の部品で構成してもよ
い。
31aでフレーム21bの後面側に固定したが、図3
(c)に示すように、V型板バネ30をフレームの側面
に固定しても勿論よく、また、V型板バネに限らずその
他の形状でも、フレームに対して上記Z軸方向に付勢力
を発生できる手段であれば何れでもよく、また、フレー
ムとパネルとの固定手段とは別個の部品で構成してもよ
い。
【0020】次に、本発明の特徴であるグリルハイトス
ペーサについて説明する。このグリルハイトスペーサー
40は、図3(b)に示すように、パネル11の内面と
色選別機構20の間に介在させるもので、これにより、
図1に示すグリルハイトGHを、色選別機構20の温度
が上昇しても常に一定に保つことができる。このグリル
ハイトスペーサー40は、この機能から色選別機構20
に取り付けても、パネル11内面に取り付けてもよい。
通常は、図3(b)に示すように、色選別機構20に取
り付けることが好ましい。このグリルハイトスペーサー
40のパネル内面と当接する先端は、断面円弧状とし
て、パネル内面に柔らかく当たるようにすることが好ま
しい。また、温度が上昇した色選別機構20の熱がガラ
スパネル面に伝導すると、パネルが割れるおそれがある
ため、グリルハイトスペーサー40は、セラミックなど
の熱伝導性が悪い絶縁材料で、少なくともパネルと当接
する部分を構成することが好ましい。例えばセラミック
で構成されたグリルハイトスペーサーをフレームに固定
するために、例えば図4(a)、(b)に示すようなグ
リルハイトスペーサー40とすることができる。
ペーサについて説明する。このグリルハイトスペーサー
40は、図3(b)に示すように、パネル11の内面と
色選別機構20の間に介在させるもので、これにより、
図1に示すグリルハイトGHを、色選別機構20の温度
が上昇しても常に一定に保つことができる。このグリル
ハイトスペーサー40は、この機能から色選別機構20
に取り付けても、パネル11内面に取り付けてもよい。
通常は、図3(b)に示すように、色選別機構20に取
り付けることが好ましい。このグリルハイトスペーサー
40のパネル内面と当接する先端は、断面円弧状とし
て、パネル内面に柔らかく当たるようにすることが好ま
しい。また、温度が上昇した色選別機構20の熱がガラ
スパネル面に伝導すると、パネルが割れるおそれがある
ため、グリルハイトスペーサー40は、セラミックなど
の熱伝導性が悪い絶縁材料で、少なくともパネルと当接
する部分を構成することが好ましい。例えばセラミック
で構成されたグリルハイトスペーサーをフレームに固定
するために、例えば図4(a)、(b)に示すようなグ
リルハイトスペーサー40とすることができる。
【0021】図4(a)、(b)は、同じグリルハイト
スペーサーの見る位置を変えた斜視図である。このグリ
ルハイトスペーサー40は、断面円弧状のセラミック製
突き当て片41と、1枚の金属板を直角に屈曲させたよ
うな断面L字状の金属製架体42とで構成され、突き当
て片41と架体42とは、架体42から突出している複
数の対向する保持片42aを互いの方向に曲げることに
より一体化されている。そして、架体42を、突き当て
片41の湾曲部がパネル内面に当接する向きにしてフレ
ーム21に固定する。固定の方法は、例えば架体42に
形成されている溶接用穴42bを利用して溶接で固定す
る。
スペーサーの見る位置を変えた斜視図である。このグリ
ルハイトスペーサー40は、断面円弧状のセラミック製
突き当て片41と、1枚の金属板を直角に屈曲させたよ
うな断面L字状の金属製架体42とで構成され、突き当
て片41と架体42とは、架体42から突出している複
数の対向する保持片42aを互いの方向に曲げることに
より一体化されている。そして、架体42を、突き当て
片41の湾曲部がパネル内面に当接する向きにしてフレ
ーム21に固定する。固定の方法は、例えば架体42に
形成されている溶接用穴42bを利用して溶接で固定す
る。
【0022】グリルハイトスペーサー40の取付位置及
び数は適宜選定されるが、フレームのできる限り両端側
にそれぞれ1個、合計4個取り付けることが好ましい
が、これに限られるものではない。このようなV型板バ
ネ30とグリルハイトスペーサー40を備えた色選別機
構20を有する図1に示すような陰極線管1は、電子銃
15から放出された電子ビームは、図示しない偏向ヨー
クで所定の向きに偏向され、色選別電極22で選択さ
れ、パネル11内面の所定の蛍光体に到達する。色選別
電極22で吸収された電子は、色選別電極22の温度を
上昇させる。
び数は適宜選定されるが、フレームのできる限り両端側
にそれぞれ1個、合計4個取り付けることが好ましい
が、これに限られるものではない。このようなV型板バ
ネ30とグリルハイトスペーサー40を備えた色選別機
構20を有する図1に示すような陰極線管1は、電子銃
15から放出された電子ビームは、図示しない偏向ヨー
クで所定の向きに偏向され、色選別電極22で選択さ
れ、パネル11内面の所定の蛍光体に到達する。色選別
電極22で吸収された電子は、色選別電極22の温度を
上昇させる。
【0023】従来は温度上昇により、色選別機構20が
後方に移動し、パネル面から遠ざかるようになり、その
ために色ずれが生じていたが、上記陰極線管1は、色選
別機構20とパネル11内面との間に介在するグリルハ
イトスペーサー40により、色選別電極22とパネル1
1内面との離間距離が規定され、かつV型板バネ30に
より、色選別機構20がパネル11内面側に常に押圧さ
れているから、色選別機構20の温度が上昇して色選別
機構20が熱膨張しても、常にパネル11内面と色選別
機構間20の距離がグリルハイトスペーサー40により
一定に保たれているため、ドーミング、温度ドリフトな
どの色ずれ現象が生じない。
後方に移動し、パネル面から遠ざかるようになり、その
ために色ずれが生じていたが、上記陰極線管1は、色選
別機構20とパネル11内面との間に介在するグリルハ
イトスペーサー40により、色選別電極22とパネル1
1内面との離間距離が規定され、かつV型板バネ30に
より、色選別機構20がパネル11内面側に常に押圧さ
れているから、色選別機構20の温度が上昇して色選別
機構20が熱膨張しても、常にパネル11内面と色選別
機構間20の距離がグリルハイトスペーサー40により
一定に保たれているため、ドーミング、温度ドリフトな
どの色ずれ現象が生じない。
【0024】また、色選別機構20をパネル11に組み
付ける際、パネル11に対する色選別機構20の位置が
グリルハイトスペーサー40により決められるため、取
付精度が向上し、グルーピングを改善することができ
る。更に、陰極線管1をシャーシに取り付ける際、従来
はエージングを行い、熱的に動作が安定してから調整を
行っていたが、その必要がなくなり、セットの組立効率
が向上する。
付ける際、パネル11に対する色選別機構20の位置が
グリルハイトスペーサー40により決められるため、取
付精度が向上し、グルーピングを改善することができ
る。更に、陰極線管1をシャーシに取り付ける際、従来
はエージングを行い、熱的に動作が安定してから調整を
行っていたが、その必要がなくなり、セットの組立効率
が向上する。
【0025】加えて、従来の色選別電極に必要であった
スプリングをフレームに固定するためのスプリングホル
ダー、温度ドリフト補正を行うためのSTCプレートも
不要であり、コスト的に有利である。また、落下衝撃特
性についても、パネル11と色選別機構20の設置点
が、V型板バネ30に加えてグリルハイトスペーサー4
0があるので、従来より多くなり、安定性が増すため向
上する。
スプリングをフレームに固定するためのスプリングホル
ダー、温度ドリフト補正を行うためのSTCプレートも
不要であり、コスト的に有利である。また、落下衝撃特
性についても、パネル11と色選別機構20の設置点
が、V型板バネ30に加えてグリルハイトスペーサー4
0があるので、従来より多くなり、安定性が増すため向
上する。
【0026】これらのことから、本発明の陰極線管は、
特に近年のファインピッチ陰極線管に有用である。
特に近年のファインピッチ陰極線管に有用である。
【0027】
【発明の効果】本発明の陰極線管は、色選別電極とパネ
ル内面との離間距離を一定に保つことができる。また、
本発明の色選別機構は、陰極線管のパネル内面との離間
距離を一定に保つ陰極線管を構成することができる。
ル内面との離間距離を一定に保つことができる。また、
本発明の色選別機構は、陰極線管のパネル内面との離間
距離を一定に保つ陰極線管を構成することができる。
【図1】本発明の陰極線管の一例の概要を示す切欠断面
図である。
図である。
【図2】本発明の色選別機構の一例の外観斜視図であ
る。
る。
【図3】(a)は、V型板バネを示す斜視図、(b)
は、図1のC部の拡大図、(c)は、V型板バネとフレ
ームの概略を示す概略図である。
は、図1のC部の拡大図、(c)は、V型板バネとフレ
ームの概略を示す概略図である。
【図4】(a)、(b)は、それぞれグリルハイトスペ
ーサーを示す斜視図である。
ーサーを示す斜視図である。
【図5】従来の陰極線管の概要を示す切欠断面図であ
る。
る。
【図6】従来の色選別機構を示す斜視図である。
1…陰極線管、11…パネル、12…ファンネル部、1
5…電子銃、20…色選別機構、21…フレーム、21
a…長辺フレーム、21b…短辺フレーム、22…色選
別電極、30…V型板バネ、31…V型板バネ本体、3
2…嵌合スペーサー、40…グリルハイトスペーサー
5…電子銃、20…色選別機構、21…フレーム、21
a…長辺フレーム、21b…短辺フレーム、22…色選
別電極、30…V型板バネ、31…V型板バネ本体、3
2…嵌合スペーサー、40…グリルハイトスペーサー
Claims (7)
- 【請求項1】色選別電極を有する色選別機構とパネル内
面との間に介在し、該色選別電極と該パネルとの離間距
離を規定するグリルハイトスペーサーと、 該色選別機構をパネル内面側に押圧する付勢手段とを有
することを特徴とする陰極線管。 - 【請求項2】上記付勢手段が、色選別機構に取り付けら
れた支持スプリングと、該支持スプリングと嵌合するパ
ネル内面のパネルピンとで構成される請求項1記載の陰
極線管。 - 【請求項3】上記支持スプリングが、断面略V字状のV
型板バネであり、色選別機構のフレームに該V字の折曲
部がパネル面に向くように一端部が固定されたものであ
る請求項2記載の陰極線管。 - 【請求項4】上記支持スプリングが、上記パネル内面の
パネルピンが通る逃げ穴を有する上記V型板バネと、上
記パネル内面のパネルピンと嵌合する嵌合穴を有する嵌
合スペーサーとが接合されたものである請求項3記載の
陰極線管。 - 【請求項5】上記グリルハイトスペーサーの少なくとも
パネルと当接する部分がセラミックで構成される請求項
1記載の陰極線管。 - 【請求項6】上記グリルハイトスペーサーのパネルと当
接する部分が、断面円弧状に形成されたものである請求
項1記載の陰極線管。 - 【請求項7】色選別電極と、 該色選別電極を保持するフレームと、 該フレームに取り付けられ、上記色選別電極と陰極線管
のパネル内面との距離を規定するグリルハイトスペーサ
ーと、 該フレームに固定され、該フレームを陰極線管のパネル
内面に取り付けたときに該パネル内面側に該フレームを
付勢するスプリングとを有することを特徴とする色選別
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9716496A JPH09283040A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 陰極線管及び色選別機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9716496A JPH09283040A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 陰極線管及び色選別機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09283040A true JPH09283040A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14184942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9716496A Pending JPH09283040A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 陰極線管及び色選別機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09283040A (ja) |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP9716496A patent/JPH09283040A/ja active Pending
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