JPH09283307A - サージ吸収器 - Google Patents
サージ吸収器Info
- Publication number
- JPH09283307A JPH09283307A JP8090886A JP9088696A JPH09283307A JP H09283307 A JPH09283307 A JP H09283307A JP 8090886 A JP8090886 A JP 8090886A JP 9088696 A JP9088696 A JP 9088696A JP H09283307 A JPH09283307 A JP H09283307A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surge absorber
- ink
- solder
- resin
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特性劣化表示機能を有する信頼性の高いサー
ジ吸収器を提供することを目的とする。 【解決手段】 外装樹脂5の表面に所定の温度で不可逆
的に変色するインクを用いて表示7を形成した。
ジ吸収器を提供することを目的とする。 【解決手段】 外装樹脂5の表面に所定の温度で不可逆
的に変色するインクを用いて表示7を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常サージ電流か
ら各種電子機器を保護するためのサージ吸収器に関する
ものである。
ら各種電子機器を保護するためのサージ吸収器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の多機能化に伴い、I
C,LSI等の半導体を用いた電子化が推進されてい
る。しかし、これら半導体は優れた機能を持つ反面、静
電気、雷サージ電圧などの異常電圧に対して極めて敏感
で、それらの影響で電子機器が誤動作をしたり、または
破壊される場合も少なくない。そのため電子機器の信頼
性確保の観点から、これら半導体素子の異常サージ電流
対策は極めて重要な課題である。
C,LSI等の半導体を用いた電子化が推進されてい
る。しかし、これら半導体は優れた機能を持つ反面、静
電気、雷サージ電圧などの異常電圧に対して極めて敏感
で、それらの影響で電子機器が誤動作をしたり、または
破壊される場合も少なくない。そのため電子機器の信頼
性確保の観点から、これら半導体素子の異常サージ電流
対策は極めて重要な課題である。
【0003】従来のサージ吸収器を図2及び図3に示
す。図2、図3において1はバリスタ素子、2は電極、
3は半田、4はリード線、5は外装樹脂、6は表示であ
る。
す。図2、図3において1はバリスタ素子、2は電極、
3は半田、4はリード線、5は外装樹脂、6は表示であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成のサージ吸収
器は、定格を大幅に越える異常サージ電流が流れたり、
また長時間にわたり定格を越えた過電圧が印加されるこ
とにより、サージ吸収器の特性が劣化した場合において
も、その外観から劣化の有無が確認できないという課題
を有していた。
器は、定格を大幅に越える異常サージ電流が流れたり、
また長時間にわたり定格を越えた過電圧が印加されるこ
とにより、サージ吸収器の特性が劣化した場合において
も、その外観から劣化の有無が確認できないという課題
を有していた。
【0005】そこで本発明は、サージ吸収器の外観か
ら、その特性劣化を確認することが可能な特性劣化表示
機能を有するサージ吸収器を提供することを目的として
いる。
ら、その特性劣化を確認することが可能な特性劣化表示
機能を有するサージ吸収器を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のサージ吸収器は、バリスタ素子の外装樹脂
表面に、所定の温度で不可逆的に変色するインクを用い
て表示を行ったものである。
め、本発明のサージ吸収器は、バリスタ素子の外装樹脂
表面に、所定の温度で不可逆的に変色するインクを用い
て表示を行ったものである。
【0007】本発明によれば、定格を大幅に越えた異常
サージ電流が流れたり、長時間にわたる定格を越えた過
電圧の印加によって、サージ吸収器内のバリスタ素子
が、その電極面にリード線を半田付けした半田が溶融す
るような異常発熱した場合、この温度を感知して表示が
変色し、サージ吸収器が特性劣化したことをその外観か
ら確認することが可能となる。
サージ電流が流れたり、長時間にわたる定格を越えた過
電圧の印加によって、サージ吸収器内のバリスタ素子
が、その電極面にリード線を半田付けした半田が溶融す
るような異常発熱した場合、この温度を感知して表示が
変色し、サージ吸収器が特性劣化したことをその外観か
ら確認することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のサージ
吸収器は、両主平面に電極を形成し、その電極面のほぼ
中央部に一対のリード線を半田付けしたバリスタ素子の
外表面を外装樹脂で被覆塗装し、その外装樹脂表面に所
定の温度で不可逆的に変色するインクを用いてサージ吸
収器の識別記号を表示したものであり、これによりバリ
スタ素子が異常サージ電流が流れたりすることで、電極
面にリード線を半田付けした半田が溶融するような高温
に異常発熱した場合その温度を感知し表示が変色する。
これによりサージ吸収器の表面外観からサージ吸収器の
特性が劣化したことが確認できる。
吸収器は、両主平面に電極を形成し、その電極面のほぼ
中央部に一対のリード線を半田付けしたバリスタ素子の
外表面を外装樹脂で被覆塗装し、その外装樹脂表面に所
定の温度で不可逆的に変色するインクを用いてサージ吸
収器の識別記号を表示したものであり、これによりバリ
スタ素子が異常サージ電流が流れたりすることで、電極
面にリード線を半田付けした半田が溶融するような高温
に異常発熱した場合その温度を感知し表示が変色する。
これによりサージ吸収器の表面外観からサージ吸収器の
特性が劣化したことが確認できる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、外装樹
脂表面に施すサージ吸収器の識別記号の表示をバリスタ
素子の電極面に半田付けされたリード線のほぼ上部位置
の表面に行うものであり、これによりバリスタ素子の異
常発熱を素早く感知し反応し易くするものである。
脂表面に施すサージ吸収器の識別記号の表示をバリスタ
素子の電極面に半田付けされたリード線のほぼ上部位置
の表面に行うものであり、これによりバリスタ素子の異
常発熱を素早く感知し反応し易くするものである。
【0010】本発明の一実施形態のサージ吸収器につい
て、図1を用いて説明する。図1において、7は所定温
度で変色するインクを捺印して形成した表示である。尚
1〜5は従来例と同じ機能を有するため同一番号を付し
ている。
て、図1を用いて説明する。図1において、7は所定温
度で変色するインクを捺印して形成した表示である。尚
1〜5は従来例と同じ機能を有するため同一番号を付し
ている。
【0011】前記構成において、酸化亜鉛を主成分とし
た直径10mm、厚み1.0mmのバリスタ素子1の両
主平面に直径8mmの電極2を形成する。その後表面に
半田メッキを施した直径0.8mmの銅製のリード線4
を183℃の共晶点半田3を用いて接続した。次いでそ
のリード線4引出し部を除く外表面全体を熱硬化性のエ
ポキシ製の外装樹脂5で塗装し80℃で熱硬化させた。
次いでこの外装樹脂5表面に製品の識別記号を表す表示
7を施した。この表示7を形成したインクは190℃の
温度で黄緑から青紫に不可逆的に変色するインクを使用
した。比較として図3に示す従来品は、表示6にはUV
インクを使用している。
た直径10mm、厚み1.0mmのバリスタ素子1の両
主平面に直径8mmの電極2を形成する。その後表面に
半田メッキを施した直径0.8mmの銅製のリード線4
を183℃の共晶点半田3を用いて接続した。次いでそ
のリード線4引出し部を除く外表面全体を熱硬化性のエ
ポキシ製の外装樹脂5で塗装し80℃で熱硬化させた。
次いでこの外装樹脂5表面に製品の識別記号を表す表示
7を施した。この表示7を形成したインクは190℃の
温度で黄緑から青紫に不可逆的に変色するインクを使用
した。比較として図3に示す従来品は、表示6にはUV
インクを使用している。
【0012】本発明の一実施形態の動作を、従来品との
比較によって説明する。本発明品及び従来品は共にバリ
スタ電圧が200Vのバリスタ素子1を使用し、サージ
電流耐量の定格は2500A(電流波形8/20μ
s,)を5分間隔で2回印加までである。(表1)に、
前記サージ電流を5分間隔で繰り返し複数回印加した時
のサージ吸収器のエポキシ製の外装樹脂5の表面外観の
変化、バリスタ電圧の変化、及びサージ吸収器の表面温
度と、更にサージ電流印加後にエポキシ外装樹脂5を剥
がしてバリスタ素子1及び共晶点半田3等の内部状態の
変化を目視検査した結果を本発明品と従来品とを比較し
て示した。
比較によって説明する。本発明品及び従来品は共にバリ
スタ電圧が200Vのバリスタ素子1を使用し、サージ
電流耐量の定格は2500A(電流波形8/20μ
s,)を5分間隔で2回印加までである。(表1)に、
前記サージ電流を5分間隔で繰り返し複数回印加した時
のサージ吸収器のエポキシ製の外装樹脂5の表面外観の
変化、バリスタ電圧の変化、及びサージ吸収器の表面温
度と、更にサージ電流印加後にエポキシ外装樹脂5を剥
がしてバリスタ素子1及び共晶点半田3等の内部状態の
変化を目視検査した結果を本発明品と従来品とを比較し
て示した。
【0013】
【表1】
【0014】(表1)から明らかなように、サージ電流
印加回数が15回までは、本発明品及び従来品ともに外
装樹脂5の表面温度は共晶点半田3の融点以下であり、
サージ吸収器の表面外観、電気特性及び外装樹脂5を剥
がした時のバリスタ素子1または共晶点半田3には変化
は見られなかった。しかしサージ電流印加回数20回に
おいて本発明品及び従来品とも、サージ吸収器の外装樹
脂5の表面温度が190℃を超えてしまい、本発明品は
外装樹脂5の表面のサージ吸収器の識別記号の表示7の
文字が黄緑から青紫に変化した。しかしながら従来品の
外装樹脂5の表面とUVインクの表示6には変化は見ら
れなかった。なお、20回のサージ電流印加後の各々の
バリスタ電圧は初期値の200Vに対して、本発明品は
149V、従来品は152Vと低下しサージ吸収器内の
バリスタ素子1の特性劣化が確認された。また前記サー
ジ吸収器のエポキシ製の外装樹脂5を剥がし、バリスタ
素子1及び共晶点半田3等の内部状態を目視検査したと
ころ本発明品及び従来品ともに電極2にリード線4を接
続していた共晶点半田3が再溶融した痕跡が確認でき
た。このようにサージ吸収器が定格を大きく越えるサー
ジ電流を吸収したことにより、バリスタ素子1が共晶点
半田3の融点の183℃を超える温度に異常発熱し、そ
の結果、共晶点半田3が再溶融し、また同時にサージ吸
収器としての特性が劣化した。この際、従来品が外装樹
脂5の表面外観から特性劣化を確認できないのに対し、
本発明品では表示7に用いたインクが異常発熱温度を感
知し初期の黄緑から青紫色に変化し、外装樹脂5の表面
外観からサージ吸収器内のバリスタ素子1の特性劣化を
確認することができた。
印加回数が15回までは、本発明品及び従来品ともに外
装樹脂5の表面温度は共晶点半田3の融点以下であり、
サージ吸収器の表面外観、電気特性及び外装樹脂5を剥
がした時のバリスタ素子1または共晶点半田3には変化
は見られなかった。しかしサージ電流印加回数20回に
おいて本発明品及び従来品とも、サージ吸収器の外装樹
脂5の表面温度が190℃を超えてしまい、本発明品は
外装樹脂5の表面のサージ吸収器の識別記号の表示7の
文字が黄緑から青紫に変化した。しかしながら従来品の
外装樹脂5の表面とUVインクの表示6には変化は見ら
れなかった。なお、20回のサージ電流印加後の各々の
バリスタ電圧は初期値の200Vに対して、本発明品は
149V、従来品は152Vと低下しサージ吸収器内の
バリスタ素子1の特性劣化が確認された。また前記サー
ジ吸収器のエポキシ製の外装樹脂5を剥がし、バリスタ
素子1及び共晶点半田3等の内部状態を目視検査したと
ころ本発明品及び従来品ともに電極2にリード線4を接
続していた共晶点半田3が再溶融した痕跡が確認でき
た。このようにサージ吸収器が定格を大きく越えるサー
ジ電流を吸収したことにより、バリスタ素子1が共晶点
半田3の融点の183℃を超える温度に異常発熱し、そ
の結果、共晶点半田3が再溶融し、また同時にサージ吸
収器としての特性が劣化した。この際、従来品が外装樹
脂5の表面外観から特性劣化を確認できないのに対し、
本発明品では表示7に用いたインクが異常発熱温度を感
知し初期の黄緑から青紫色に変化し、外装樹脂5の表面
外観からサージ吸収器内のバリスタ素子1の特性劣化を
確認することができた。
【0015】以上から明らかなように、サージ吸収器の
識別記号の表示7を所定の温度で不可逆的に変色するイ
ンクを用いて形成することにより、その表面外観からサ
ージ吸収器としての特性劣化を確認することができ、そ
の交換時期を知ることができるという信頼性の高いサー
ジ吸収器を提供することが可能となる。
識別記号の表示7を所定の温度で不可逆的に変色するイ
ンクを用いて形成することにより、その表面外観からサ
ージ吸収器としての特性劣化を確認することができ、そ
の交換時期を知ることができるという信頼性の高いサー
ジ吸収器を提供することが可能となる。
【0016】尚、本発明の実施形態では、サージ吸収器
には酸化亜鉛を主成分としたバリスタ素子1を用いた
が、チタン酸ストロンチウムを主成分とするバリスタ素
子1を用いてもよい。
には酸化亜鉛を主成分としたバリスタ素子1を用いた
が、チタン酸ストロンチウムを主成分とするバリスタ素
子1を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、バリスタ素子の
外表面を外装樹脂で塗装したサージ吸収器の外装樹脂の
表面に所定の温度で不可逆的に変色するインクを用いて
表示を形成することにより、特性劣化表示機能の付いた
信頼性の高いサージ吸収器を提供することが可能とな
る。
外表面を外装樹脂で塗装したサージ吸収器の外装樹脂の
表面に所定の温度で不可逆的に変色するインクを用いて
表示を形成することにより、特性劣化表示機能の付いた
信頼性の高いサージ吸収器を提供することが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図
【図2】従来例の正面図
【図3】同断面図
1 バリスタ素子 2 電極 3 共晶点半田 4 リード線 5 外装樹脂 6 UVインクによる表示 7 所定の温度で不可逆的に変色するインクによる表示
Claims (2)
- 【請求項1】 両主平面に電極を形成したバリスタ素子
と、その電極面のほぼ中央部に半田付けされた一対のリ
ード線と、前記バリスタ素子の外表面を被覆塗装してな
る外装樹脂とを備え、前記外装樹脂表面に所定の温度で
不可逆的に変色するインクを用いて、識別記号を表示し
たことを特徴とするサージ吸収器。 - 【請求項2】 表示は、リード線のほぼ上部位置の外装
樹脂表面に施した請求項1記載のサージ吸収器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8090886A JPH09283307A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | サージ吸収器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8090886A JPH09283307A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | サージ吸収器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09283307A true JPH09283307A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14010921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8090886A Pending JPH09283307A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | サージ吸収器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09283307A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1201503A3 (de) * | 2000-10-27 | 2003-10-01 | Stempel-Herbst GmbH | Kennzeichnungsträger |
| JP2018010906A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 岡谷電機産業株式会社 | 避雷器 |
| US12075556B2 (en) | 2019-02-25 | 2024-08-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Circuit board, semiconductor device, power converter, and moving object |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP8090886A patent/JPH09283307A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1201503A3 (de) * | 2000-10-27 | 2003-10-01 | Stempel-Herbst GmbH | Kennzeichnungsträger |
| JP2018010906A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 岡谷電機産業株式会社 | 避雷器 |
| US12075556B2 (en) | 2019-02-25 | 2024-08-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Circuit board, semiconductor device, power converter, and moving object |
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