JPH09283331A - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

Info

Publication number
JPH09283331A
JPH09283331A JP8095021A JP9502196A JPH09283331A JP H09283331 A JPH09283331 A JP H09283331A JP 8095021 A JP8095021 A JP 8095021A JP 9502196 A JP9502196 A JP 9502196A JP H09283331 A JPH09283331 A JP H09283331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable plunger
cushion member
solenoid
coil bobbin
shock absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8095021A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Suzuki
政則 鈴木
Junichi Nakahira
淳一 中平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamanakodenso Co Ltd
Original Assignee
Hamanakodenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamanakodenso Co Ltd filed Critical Hamanakodenso Co Ltd
Priority to JP8095021A priority Critical patent/JPH09283331A/ja
Publication of JPH09283331A publication Critical patent/JPH09283331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、従来の消音材よりも消音効果を向上
させ得るとともに、部品点数を低減可能なソレノイドを
提供する。 【解決手段】本発明のソレノイド1Aにおけるクッショ
ン部材7Aは、可動プランジャー5aが挿通する中心孔
70をもつとともに、コイルボビン2aの端部側(突出
筒部23)あるいはハウジング4bの端部側(非磁性体
よりなる筒状の樹脂製ハウジングaの突出筒部23a、
非磁性体よりなる蓋状の樹脂製ハウジングbの突出筒部
23b)に保持されるリング状の基部71と、基部71
の両背向面72、73より可動プランジャー5aの軸方
向両側にそれぞれ突出し、可動プランジャー5aの往復
動によりそれぞれ当接して衝撃を吸収する相背向するー
対の衝撃吸収部74、75とからなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ソレノイドに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のソレノイドとして例えば、特開平
7ー36408号公開公報には、磁力線により電磁石と
して作用する固定鉄芯の付勢力に吸引されてー方向に作
動し、固定鉄芯の消磁時にスプリングの付勢力により前
記ー方向とは逆の他方向に作動する可動鉄芯(可動プラ
ンジャー)の作動範囲を規定するストッパーとして機能
するコイルボビンの閉鎖形状部にそれぞれ当接する、平
坦な両面形状の2個の消音材を用いた構成が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(1)通常、ソレノイドの応用例として例えば、可動鉄
芯の作動ストロークを長くして用いた場合、ストッパー
として機能するコイルボビンの閉鎖形状部に作用する衝
突応力が増加する。この場合、前記平坦な両面形状の消
音材では、衝突エネルギーの吸収性が低いなどの理由に
より、増加した衝突応力を吸収しきれず、その消音効果
が低下する。 (2)また、前記消音材は、可動鉄芯のー方向と他方向
との作動時に、ストッパーとして機能するコイルボビン
の閉鎖形状部にそれぞれ当接するように組付けられる構
成のものであり、少なくとも2個を必要とし、かつ部品
点数を低減する限界としている。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、前記消音材よりも消音効果を向上させ得るととも
に、部品点数を低減可能なソレノイドを提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のソレノイド
は、筒状のコイルボビンと、該コイルボビンの外周に巻
回され印加電流値に応じた磁力線を発生するコイルと、
該コイルボビンの筒孔にそれぞれ対向して配置され該磁
力線により電磁石として作用するコアをもつハウジング
および該コアに吸引され作動する可動プランジャーと、
該ハウジングの端部側あるいは該コイルボビンの端部側
に固定され該可動プランジャーのー端部に当接するクッ
ション部材と、よりなるソレノイドであって、該クッシ
ョン部材は、該可動プランジャーが挿通する中心孔をも
つとともに、該コイルボビンの該端部側あるいは該ハウ
ジングの該端部側に保持されるリング状の基部と、該基
部の両背向面より該可動プランジャーの軸方向両側にそ
れぞれ突出し、該可動プランジャーの往復動によりそれ
ぞれ当接して衝撃を吸収する相背向するー対の衝撃吸収
部とからなることを特徴とする。
【0006】請求項2のソレノイドは、請求項1の構成
において、クッション部材の基部は、その外周部に被保
持用の環状溝をもつ。請求項3のソレノイドは、請求項
1の構成において、クッション部材は、基部およびー対
の衝撃吸収部とともにー体的に軟質弾性材料で形成され
ている。請求項4のソレノイドは、請求項1の構成にお
いて、クッション部材のー対の衝撃吸収部は、その外周
部から中心方向および周方向に伸び互いにスリットによ
り分割された複数の弾性片とー体に形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のソレノイドに用いられる
クッション部材は、軟質弾性材料として例えば、ゴム
〔NR(天然ゴム)、CR(クロロプレンゴム)、NB
R(アクリロニトリルブタジエンゴム)〕や、エラスト
マーや、プラストマーや、合成樹脂〔PBT(ポリブチ
レンテレフタレート)、PA(ポリアミド)、POM
(ポリアセタール)〕などを用いることができる。
【0008】クッション部材は、被保持部材としてコイ
ルボビンに形成された筒状端部や、前記コアをもつ磁性
体よりなる有底筒状のハウジングの底部に対向する側
で、かつコイルボビンの筒孔に対向して配置され可動プ
ランジャーをその軸方向に案内する非磁性体よりなる他
端側ハウジングの筒状端部などと別に形成した後、前記
各筒状端部に装着する構成とすることができる。
【0009】さらに、クッション部材は、コイルボビン
の筒状端部あるいは他端側ハウジングの筒状端部を成形
型による樹脂成形時に、これらとー体的に成形すること
もできる。また、クッション部材の基部の両背向面より
可動プランジャーの軸方向両側(往移動方向側および復
移動方向側)にそれぞれ突出するー対の衝撃吸収部とし
ては、例えば、基部の両背向面よりの突出高さおよび大
きさがー定で、円周方向に等間隔に配設された複数個の
円錐形、円柱形、半球形などにより形成することができ
る。
【0010】前記ー対の衝撃吸収部の突出高さおよび大
きさ、形状、軟質弾性材料の種類などは、目的に応じて
種々設定することができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)本発明のソレノイドの実施例1を図1〜図
5に基づいて説明する。図1に示す実施例1のソレノイ
ド1は、筒状の非磁性体よりなるコイルボビン2と、コ
イル3と、コイルボビン2の筒孔200にそれぞれ所定
の間隔を隔て対向して配置され磁性体よりなるコア4a
およびコア4aを保持する磁性体よりなり他端側を開口
する有底筒状のハウジング4bと、磁性体よりなる可動
プランジャー5aと、コア4aと可動プランジャー5a
との間に配置されたコイルバネ6と、コイルボビン2に
固定されるクッション部材7Aと、よりなる。
【0012】コイルボビン2は、成形型により形成され
た樹脂〔PBT(ポリブチレンテレフタレート)製のも
ので、筒部20と、筒部20のー端側および他端側でそ
れぞれ半径外方向に突出するフランジ状のー端側取付係
合部21および他端側取付係合部22と、前記筒部20
を他端側取付係合部22位置より約14mm延長させた
突出筒部23とよりなる。
【0013】また、前記他端側取付係合部22には、そ
のー端面側に複数の係止用突起220が形成されてい
る。前記突出筒部23の先端には、半径内側に約1mm
折り曲げられた係止用突起230が形成されている。コ
イル3は、コイルボビン2の外周に筒状に巻回され印加
電流値に応じた磁力線を発生するものである。
【0014】コア4aは、筒状で、可動プランジャー5
aに対向する側にテーパー状凹部40を形成する貫通孔
41を備え、ー端部42を残してコイルボビン2のー端
側の筒孔200に固定保持された状態に配置される。前
記ー端部42には、コイル3の外部を覆うようにして配
置されたハウジング4bの底部中心孔43が嵌合され
る。
【0015】このため、コア4aは、ハウジング4bと
ともに、筒状のコイル3の中央孔30および外周部側と
を通るリング状の磁路を形成する。可動プランジャー5
aは、コイルボビン2の筒孔200に移動できるように
保持された円柱部50と、円柱部50の前記コア4aの
テーパー状凹部40に対向する側にテーパー状部分51
をもつとともに、コア4aの貫通孔41に移動できるよ
うに挿通された連動ロッド5bが連結されている。この
連動ロッド5bには、コア4aの貫通孔41より外部に
突出する先端部にカム部材5cが連結されている。
【0016】また円柱部50は、他端側(前記テーパー
状先端部分51部と反対側)に、コイルボビン2の突出
筒部23より外部に延びる小径円柱部分53が形成され
ている。円柱部50と小径円柱部分53との境界には、
可動プランジャー5aのコア4aより離れる方向(矢印
Y2参照)の移動を制限するために、前記コイルボビン
2の係止用突起230に係止する可動ストッパーとして
機能する肩部52が形成されている。また前記小径円柱
部分53の先端には、可動プランジャー5aのコア4a
に接近する方向(矢印Y1参照)の移動を制限するため
に、前記コイルボビン2の係止用突起230に係止する
可動ストッパーとして機能するワッシャプレート54が
装着されている。
【0017】コイルバネ6は、可動プランジャー5aの
連動ロッド5bに挿通され、かつテーパー状部分51の
先端側着座部510とコア4aの貫通孔41に形成され
た着座部410とに配置される。クッション部材7A
は、軟質弾性材料としてゴム〔NBR(アクリロニトリ
ルブタジエンゴム)〕を用いて形成される。クッション
部材7Aは、拡大図2、3に示されるように、可動プラ
ンジャー5aの小径円柱部分53を挿通する中心孔70
をもつとともに、コイルボビン2の突出筒部23に保持
される外周部710をもつリング状の基部71と、この
基部71の両背向面72、73にそれぞれ相背向して突
出するー対の衝撃吸収部74および75とからなる。
【0018】基部71は、その外周部710に、突出筒
部23の係止用突起230に嵌合する環状溝711をも
つ。環状溝711は、溝巾が約1mm、溝深さが約1m
mに設定されている。前記各値は限定されるものではな
く、種々設定できる。ー対の衝撃吸収部74および75
は、可動プランジャー5aの往復動(矢印Y1方向およ
び矢印Y2方向の移動)時に当接するワッシャプレート
54および肩部52に当接する衝撃を吸収する機能をも
つ。
【0019】すなわち、衝撃吸収部74は、可動プラン
ジャー5aの円柱部50の肩部52に対向する位置に突
出し、衝撃吸収部75は、可動プランジャー5の小径円
柱部分53のワッシャプレート54に対向する位置に突
出とともに、周方向に90°の間隔で形成された4個の
突出部分よりなる。前記ー対の衝撃吸収部74、75
は、それぞれ基部71の両背向面72、73からの高さ
h1が1mm、最大径が1.3mmの略円錐形状であ
り、かつ対称形状である。なお、前記ー対の衝撃吸収部
74、75の形状、個数、大きさなどは、前記場合に限
定されるものではなく、目的に応じて種々設定できる。
【0020】前記のように構成された実施例1のソレノ
イド1は、図1に示す電流非印加時の状態より、図4に
示す電流印加時の状態に移行させ可動プランジャー5a
をコア4aに接近する方向(矢印Y1参照)に移動させ
たり、この逆に、電流印加時の状態により、電流印加時
の状態に移行させ可動プランジャー5aをコア4aから
離す方向(矢印Y2参照)に移動させて用いる。
【0021】ここで実施例1のソレノイド1は、電流非
印加時から電流印加時への移行時に、可動プランジャー
5aのワッシャプレート54がクッション部材7Aの衝
撃吸収部75に当接するとともに圧縮し、電流印加時か
ら電流非印加時への移行時に可動プランジャー5aの肩
部52がクッション部材7Aの衝撃吸収部75に当接す
るとともに圧縮する。
【0022】このため、可動プランジャー5aの前記移
動に伴って、圧縮されたクッション部材7Aの衝撃吸収
部74あるいは75は、自身の弾性反力によって、可動
プランジャー5aによる衝撃を吸収し、緩和する。この
結果、消音効果が得られる。すなわち、実施例1のソレ
ノイドにおけるクッション部材7Aは、可動プランジャ
ー5aの往移動および復移動に伴う前記衝撃を、前記従
来の平坦な面で受ける消音材と異なり、ー対の衝撃吸収
部74、75により立体的に受け、かつ衝突応力を突出
先端側より集中に受けて弾性変形するため、各衝撃吸収
部74、75の歪みが大きくなり、この分、緩やかに衝
撃力を緩和でき、消音効果を高めることができる。
【0023】なお、クッション部材7Aの衝撃吸収部7
4あるいは75に対し、可動プランジャー5aより付与
される荷重(gf)と撓み量(mm)との関係は、荷重
・撓み測定装置により測定した結果、図5に示されるよ
うに押圧時に線E1の示すようになり、可動プランジャ
ー5aによる荷重の付与が解除される戻し時に線E2の
示すようになる特性が得られることが確認された。
【0024】また、コイルボビン2の突出筒部23の係
止用突起230に装着されるクッション部材7Aは、ひ
とつ(単品)であり、かつリング状の基部71の外周部
710に被保持用の環状溝711をもつため、コイルボ
ビン2の突出筒部23に形成されている係止用突起23
0に装着することによって固定保持でき、組付けが容易
で作業性を向上でき組付け工程を単純化し、かつ効率よ
く組付けできる。
【0025】このように実施例1のソレノイド1によれ
ば、可動プランジャー5aの往移動時と復移動時の衝撃
をー対の衝撃吸収部74、75によって緩和できるた
め、前記従来のように2個の消音材を用いる場合に較
べ、ソレノイド1を構成する部品点数を低減できる。 (変形例1)図6に示す変形例1のソレノイド1Aは、
前記ソレノイド1の磁性体よりなる有底筒部4bの外周
部を被覆する非磁性体よりなる樹脂〔PBT(ポリブチ
レンテレテレフタレート)製筒形状の他端側ハウジング
aを用い、この他端側ハウジングaに形成された突出筒
部23aの係止用突起230aに、クッション部材7A
を装着したこと、および前記突出筒部23をもつコイル
ボビン2の代わりに、突出筒部23をもたないコイルボ
ビン2aを用いたこと以外は、前記実施例1のソレノイ
ド1の構成と同じである。
【0026】この変形例1のソレノイド1Aは、実施例
1のソレノイド1と同じ作用効果が得られる。 (第2変形例)図7に示す変形例2のソレノイド1B
は、前記ソレノイド1の磁性体よりなる有底筒部4bの
底部に対向する上方開口部側(前記変形例1のコイルボ
ビン2aの他端側取付係合部22側)に装着された非磁
性体よりなる樹脂〔PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)製蓋部形状の他端側ハウジングbを用い、この他端
側ハウジングbに形成された突出筒部23bの係止用突
起230bに、クッション部材7Aを装着したこと以外
は、前記実施例1のソレノイド1の構成と同じである。
【0027】この変形例2のソレノイド1Bは、実施例
1のソレノイド1と同じ作用効果が得られる。 (実施例2)本発明のソレノイドの実施例2を図8〜図
10基づくとともに、前記実施例1で用いた図1、図4
を援用して説明する。
【0028】図8に示す実施例2のソレノイド1Cは、
実施例1のソレノイド1における突出筒部23の係止用
突起230、変形例1のソレノイド1Aにおける突出筒
部23aの係止用突起230a、変形例2のソレノイド
1Bにおける突出筒部23bの係止用突起230bに装
着して用いられるクッション部材7Aに代えて、前記突
出筒部23、23a、23bとー体的に形成した樹脂
〔PBT(ポリブチレンテレフタレート)製のクッショ
ン部材7Bを用いたこと以外は、同じ構成である。
【0029】従って、実施例1のソレノイド1と同じ構
成の説明を省略し、クッション部材7Bのみを説明す
る。クッション部材7Bのー対の衝撃吸収部74b、7
5bは、前記突出筒部23、23a、23bとー体に形
成された基部71bと、その内周部710bから中心O
方向および周S方向に伸び互いにスリット76により分
割された複数の弾性片77とー体に形成されている。
【0030】前記のように構成された実施例2のソレノ
イド1Cによると、図1に示す電流非印加時の状態よ
り、図4に示す電流印加時の状態に移行させ可動プラン
ジャー5aをコア4aに接近する方向(矢印Y1参照)
に移動させたり、この逆に、電流印加時の状態により、
電流印加時の状態に移行させ可動プランジャー5aをコ
ア4aから離す方向(矢印Y2参照)に移動させて用い
る。
【0031】ソレノイド1Cは、電流非印加時から電流
印加時への移行時に、可動プランジャー5aのワッシャ
プレート54がクッション部材7Bの衝撃吸収部75b
に当接するとともに圧縮しさらに複数の弾性片77を前
記圧縮方向に撓ませ、電流印加時から電流非印加時への
移行時に可動プランジャー5aの肩部52がクッション
部材7bの衝撃吸収部75bに当接するとともに圧縮し
さらに複数の弾性片77を前記圧縮方向に撓ませる。
【0032】このため、実施例2のソレノイド1Cにお
けるクッション部材7Bによると、可動プランジャー5
aの往移動時と復移動時の衝撃をー対の衝撃吸収部74
b、75bが立体的に変形して大きく歪み、かつその弾
性反力と複数の弾性片77の変形とで緩和できる。この
結果、消音効果が得られる。すなわち、実施例2のソレ
ノイド1Cにおけるクッション部材7Bは、可動プラン
ジャー5aの往移動および復移動に伴う前記衝撃を、前
記従来の平坦な面で受ける消音材と異なり、ー対の衝撃
吸収部74b、75bにより立体的に受け、かつ衝突応
力を突出先端側より集中に受けて弾性変形するため、各
衝撃吸収部74b、75bの歪みが大きくなり、さらに
複数の弾性片77の変形が加わるため、この分、実施例
1の場合よりも緩やかに衝撃力を緩和でき、消音効果を
高めることができる。
【0033】なお、クッション部材7Bの衝撃吸収部7
4bあるいは75bに対し、可動プランジャー5aより
付与される荷重(gf)と撓み量(mm)との関係は、
荷重・撓み測定装置により測定した結果、図10に示さ
れるように押圧時に線E3の示すようになり、可動プラ
ンジャー5aによる荷重の付与が解除される戻し時に線
E4の示すようになる特性が得られることが確認され
た。
【0034】また実施例2のソレノイド1Cの場合に
は、突出筒部23、23a、23bとー体的に形成した
クッション部材7Bを用いたため、構成部品点数を前記
実施例1のソレノイド1、変形例1のソレノイド1A、
変形例2のソレノイド1Bなどの場合よりも、さらに低
減できる。
【0035】
【発明の効果】本発明のソレノイドによると、クッショ
ン部材は、可動プランジャーが挿通する中心孔をもつと
ともに、あるいはコイルボビンあるいは非磁性体よりな
るハウジングに保持されるリング状の基部と、基部の両
背向面より可動プランジャーの軸方向両側にそれぞれ突
出し、可動プランジャーの往復動によりそれぞれ当接し
て衝撃を吸収する相背向するー対の衝撃吸収部を立体的
に形成したひとつの製品、いわゆる単品である。このた
め、 (1)クッション部材は、ひとつでありそのリング状の
基部をコイルボビンあるいは非磁性体よりなるハウジン
グに保持されて用いられたとき、可動プランジャーの往
移動時と復移動時の衝撃をー対の衝撃吸収部で緩和でき
るため、前記従来のように2個の消音材を用いる場合に
較べ、ソレノイドを構成する部品点数を低減できる。 (2)クッション部材は、可動プランジャーの往移動お
よび復移動に伴う前記衝撃を、前記従来の平坦な面で受
ける消音材と異なり、ー対の衝撃吸収部により立体的に
受け、かつ衝突応力を集中に受けて弾性変形するため、
各衝撃吸収部の歪みが大きくなり、この分、緩やかに衝
撃力を緩和でき、消音効果を高めることができる。 (3)クッション部材の基部は、その外周部に被保持用
の環状溝をもつことにより、コイルボビンあるいは非磁
性体よりなるハウジングの取り付け保持部に装着でき、
組付け工程を単純化し、かつ効率よく組付けできる。 (4)さらにまた、クッション部材は、コイルボビンあ
るいは非磁性体よりなるハウジングにー体的に形成され
て保持されるリング状の基部と、基部の外周部から中心
方向および周方向に伸び互いにスリットにより分割され
た複数の弾性片と、複数の弾性片に形成したー対の衝撃
吸収部とよりなる構成とすることによって、コイルボビ
ンあるいは非磁性体よりなるハウジングの成形型による
樹脂成形時に同時に形成できる。
【0036】この場合には、ソレノイドを構成する部品
点数を前記(1)の場合よりも、さらに低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のソレノイドの電流非印加時の状態を
示す断面図。
【図2】図1における要部を拡大して示す断面図。
【図3】図2における要部の平面を示す平面図。
【図4】実施例1のソレノイドの電流印加時の状態を示
す断面図。
【図5】実施例1のソレノイドのクッション部材に可動
プランジャーが衝撃した場合において、縦軸にクッショ
ン部材に付与される荷重(gf)を示し、横軸にクッシ
ョン部材の撓み量(mm)を示す説明図。
【図6】実施例1のソレノイドにおける変形例1の電流
非印加時の状態を示す断面図。
【図7】実施例1のソレノイドにおける変形例2の電流
非印加時の状態を示す断面図。
【図8】実施例2のソレノイドにおける要部を拡大して
示す断面図。
【図9】図8における要部の平面を示す平面図。
【図10】実施例2のソレノイドのクッション部材に可
動プランジャーが衝撃した場合において、縦軸にクッシ
ョン部材に付与される荷重(gf)を示し、横軸にクッ
ション部材の撓み量(mm)を示す説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C…ソレノイド 2、2a…コ
イルボビン 23、23a、23b…突出筒部 230…係止用
突起 3…コイル 4a…コア 4b…磁性体よりなる有底筒
状のハウジング 5a…可動プランジャー a…非磁性体よりなる
筒状の樹脂製ハウジング 6…コイルバネ b…非磁性体よりなる蓋
状の樹脂製ハウジング 7A、7B…クッション 71、71b…
リング状の基部 710…外周部 710b…内周部 711…
環状溝 72、72b、73、73b…背向面 74、74b、75、75b…衝撃吸収部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のコイルボビンと、該コイルボビンの
    外周に巻回され印加電流値に応じた磁力線を発生するコ
    イルと、該コイルボビンの筒孔にそれぞれ対向して配置
    され該磁力線により電磁石として作用するコアをもつハ
    ウジングおよび該コアに吸引され作動する可動プランジ
    ャーと、該ハウジングの端部側あるいは該コイルボビン
    の端部側に固定され該可動プランジャーのー端部に当接
    するクッション部材と、よりなるソレノイドであって、 該クッション部材は、該可動プランジャーが挿通する中
    心孔をもつとともに、該コイルボビンの該端部側あるい
    は該ハウジングの該端部側に保持されるリング状の基部
    と、該基部の両背向面より該可動プランジャーの軸方向
    両側にそれぞれ突出し、該可動プランジャーの往復動に
    よりそれぞれ当接して衝撃を吸収する相背向するー対の
    衝撃吸収部とからなることを特徴とするソレノイド。
  2. 【請求項2】クッション部材の基部は、その外周部に被
    保持用の環状溝をもつ請求項1記載のソレノイド。
  3. 【請求項3】クッション部材は、基部およびー対の衝撃
    吸収部とともにー体的に軟質弾性材料で形成されている
    請求項1記載のソレノイド。
  4. 【請求項4】クッション部材のー対の衝撃吸収部は、そ
    の外周部から中心方向および周方向に伸び互いにスリッ
    トにより分割された複数の弾性片とー体に形成されてい
    る請求項3記載のソレノイド。
JP8095021A 1996-04-17 1996-04-17 ソレノイド Pending JPH09283331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8095021A JPH09283331A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 ソレノイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8095021A JPH09283331A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 ソレノイド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09283331A true JPH09283331A (ja) 1997-10-31

Family

ID=14126414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8095021A Pending JPH09283331A (ja) 1996-04-17 1996-04-17 ソレノイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09283331A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230919A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点装置
CN101841222A (zh) * 2008-12-01 2010-09-22 德昌电机(深圳)有限公司 一种螺线管
US8395463B2 (en) 2008-03-19 2013-03-12 Panasonic Corporation Contact device
JP2013115159A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Nachi Fujikoshi Corp 直流電磁石
KR101498102B1 (ko) * 2013-06-17 2015-03-04 에스엘 주식회사 소음 방지형 솔레노이드 장치
US9714018B2 (en) 2015-02-27 2017-07-25 Mando Corporation Solenoid valve for brake system
JP2023069833A (ja) * 2021-11-08 2023-05-18 株式会社不二越 直流電磁石

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230919A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 接点装置
US8395463B2 (en) 2008-03-19 2013-03-12 Panasonic Corporation Contact device
CN101841222A (zh) * 2008-12-01 2010-09-22 德昌电机(深圳)有限公司 一种螺线管
JP2013115159A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Nachi Fujikoshi Corp 直流電磁石
KR101498102B1 (ko) * 2013-06-17 2015-03-04 에스엘 주식회사 소음 방지형 솔레노이드 장치
US9714018B2 (en) 2015-02-27 2017-07-25 Mando Corporation Solenoid valve for brake system
JP2023069833A (ja) * 2021-11-08 2023-05-18 株式会社不二越 直流電磁石

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100566005B1 (ko) 자기식 댐퍼 및 이를 구비한 액추에이터
CN101131193B (zh) 气缸装置
JPH09283331A (ja) ソレノイド
CN106687682A (zh) 燃料喷射装置
JP2000232763A (ja) 空気緩衝要素を備えた電磁アクチュエータ
JPS5830579A (ja) 弁を作動するための電磁石装置
TW201835478A (zh) 電磁閥
US4272748A (en) Print wire solenoid
JP2023550965A (ja) 電磁弁
JP2009108758A (ja) 燃料噴射弁およびその製造方法
USRE31813E (en) Print wire solenoid
JP2006185816A (ja) 電磁継電器
JPH0722542Y2 (ja) ソレノイドおよびソレノイドバルブ
JP7351517B2 (ja) ソレノイド
JP5494896B1 (ja) 電磁接触器
JP3304147B2 (ja) ソレノイド
JPH0874917A (ja) 緩衝器のリバウンドバネ構造
JP3603646B2 (ja) タタキマッサージャー機用電磁ソレノイド
JPH058650Y2 (ja)
JP7125646B1 (ja) 直流電磁石
KR101386902B1 (ko) 솔레노이드 장치의 댐퍼 구조
JPH0138895Y2 (ja)
JP2004257489A (ja) 電磁弁
JPH07786Y2 (ja) 電磁弁
JP2018197563A (ja) 液封入式防振装置