JPH09285146A - 微動装置 - Google Patents

微動装置

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JPH09285146A
JPH09285146A JP8113112A JP11311296A JPH09285146A JP H09285146 A JPH09285146 A JP H09285146A JP 8113112 A JP8113112 A JP 8113112A JP 11311296 A JP11311296 A JP 11311296A JP H09285146 A JPH09285146 A JP H09285146A
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JP
Japan
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piezoelectric member
cylindrical piezoelectric
fine movement
movement device
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP8113112A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Hoshino
吉弘 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 干渉のないXまたはYの方向の変位を発生
し、信頼性の高いXY方向の微小変位を生じさせる微動
装置を提供する。 【解決手段】 中心軸に直交するX軸とY軸の各方向に
変形可能な円筒形圧電部材11と、その一端に固定された
下部プレート14と、他端に弾性ヒンジ16を介して固定さ
れた上部プレート17と、2つのプレートの間を、少なく
とも2箇所の弾性ヒンジ部18a を有する3本の支柱部材
18で結合する。下部プレートを固定部として円筒形圧電
部材は固定され、圧電部材の各電極に電圧を印加すると
圧電部材に変形が生じ、当該変形に基づき上部プレート
が干渉を生じることなく移動部として移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微動装置に関し、特
に、試料と探針の間に働く物理量を利用して試料表面の
形状または電気的性質等を測定できる走査型プローブ顕
微鏡やその応用装置に使用される微動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型プローブ顕微鏡は、例えば測定対
象である試料の表面に対向する探針を有するカンチレバ
ーを備え、試料と探針をナノオーダの距離に接近させ、
両者の間に働く原子間力やトンネル電流などの物理量を
利用して、当該試料の測定表面およびその周囲の表面の
形状や電気的性質等の性状を測定する装置である。走査
型プローブ顕微鏡の測定分解能は原子のレベルまで及ぶ
ものである。走査型プローブ顕微鏡には、検出対象の物
理量に応じて、走査型トンネル顕微鏡、原子間力顕微
鏡、磁気力顕微鏡などがある。かかる走査型プローブ顕
微鏡は、試料と探針の相対的位置を微小に変化させるた
めのXYZ微動装置を備えている。このXYZ微動装置
は、直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)の座標系で任意
の方向に試料と探針のいずれか一方を微動させる。XY
Z微動装置には一般的に円筒型圧電素子が利用されてい
る。
【0003】図3は従来の円筒型圧電素子の典型例を示
し、このタイプの円筒型圧電素子は例えば特公平6ー7
042号公報に示される。当該円筒型圧電素子では、円
筒形圧電部材31の内側面の全面に共通電極32を設
け、その外側面には、その下部における円周全面のZ軸
駆動用電極33と、円周方向において等間隔で4分割さ
れた4枚の電極のうちの各々相対する2枚のX軸駆動用
電極34および2枚のY軸駆動用電極35を設けてい
る。当該円筒型圧電素子は、圧電部材31の一方の端部
31aが固定され、電極33,34,35に所要の電圧
を印加することにより、他方の端部31bをXYZ座標
系の任意の方向へ変形し、微動のための変位を発生す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで上記円筒型圧電
素子で、当該円筒形圧電部材31の中心軸に直交するX
軸とY軸の各方向の変位だけを考える。X方向とY方向
の変位は、それぞれの方向に関連する相対する2つの電
極に極性の異なる電圧を印加すると、一方の電極に対応
する圧電部材部分が伸び、他方の電極に対応する圧電部
材部分が縮み、圧電部材31の全体に曲げ変形を生じさ
せることにより得られる。従って、X方向またはY方向
に関して生じさせる変位は、図4に示すように、圧電部
材31の上端部31bに示すごとく円弧状のものとな
り、そのため当該変位に誤差が生じ、純粋にX方向また
はY方向の変位を生じさせることができないという問題
を提起する。それ故に、例えば図3に示した円筒型圧電
素子を微動装置として利用して作られた走査型プローブ
顕微鏡を用いて測定された観察像は、そのままでは十分
な信頼性を得ることができず、そのため、当該観察像に
補正を加える必要が生じるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記の問題を解決するこ
とにあり、干渉のないX方向またはY方向の変位を発生
し、X方向とY方向の微動を正確に行い、信頼性の高い
XY方向の微小変位を生じさせる微動装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】第1の本発明
(請求項1に対応)に係る微動装置は、上記目的を達成
するため、中心軸に直交する2軸すなわちX軸とY軸の
各方向に変形可能な円筒形圧電部材と、円筒形圧電部材
の一端に固定された第1の剛性板材(下部プレート)
と、円筒形圧電部材の他端に弾性ヒンジ部材を介して固
定された第2の剛性板材(上部プレート)と、第1と第
2の剛性板材の間を、各々少なくとも2箇所の弾性ヒン
ジ部を有する好ましくは3本の剛性支柱部材で結合する
ように構成した。第1の剛性板材を固定部として円筒形
圧電部材は固定され、当該円筒形圧電部材の各電極に所
定の電圧を印加すると円筒形圧電部材に変形が生じ、当
該変形に基づき第2の剛性板材が移動部として移動され
る。
【0007】第1の本発明では、微動変位にて移動する
移動部である第2の剛性板材は、円筒形圧電部材のもっ
とも大きな変位が生じる部分と弾性ヒンジ部材を介して
結合され、当該部分で変位が生じたときにX軸またはY
軸の回りに微小な回転が可能である。また第1の剛性板
材と第2の剛性板材を連結する3本の支柱部材は、2箇
所の弾性ヒンジ部を有するため、円筒形圧電部材の曲げ
変形に伴って第2の剛性板材が第1の剛性板材に対して
変位するとき、第2の剛性板材の移動を案内し、水平の
姿勢を保ったままで移動させる。このように移動部であ
る第2の剛性板材を干渉のない状態でXまたはYの各方
向に微動させることができる。
【0008】第2の本発明(請求項2に対応)に係る微
動装置は、第1の発明の構成において、好ましくは、3
本の剛性支柱部材が、円筒形圧電部材の回りに等間隔で
配置される。
【0009】第3の本発明(請求項3に対応)に係る微
動装置は、第1または第2の発明の構成において、好ま
しくは、円筒形圧電部材は外面の円周方向に4枚の電極
を備え、上記の2軸は直交する2軸であって、4枚の電
極のうち対向する2枚の電極の間に電圧を印加すること
で円筒形圧電部材に変形を生じさせる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて説明する。
【0011】本発明に係る微動装置は円筒型圧電素子の
タイプであり、その代表的な構成を図1に示す。円筒形
状の圧電部材11の外側面には円周方向にほぼ90度の
角度で位置をずらせて等間隔で4枚の電極12,13が
設けられる。円筒形状の圧電部材11の外表面におい
て、相対する位置にある2枚の電極12はX軸駆動用電
極であり、同様にして相対する位置にある2枚の電極1
3はY軸駆動用電極である。X軸とY軸は、圧電部材1
1の中心軸の方向(Z軸方向とする)にそれぞれ直交
し、かつ両軸も直交する位置関係にある。また圧電部材
11の内側面には共通電極(図示されず)がほぼ全面に
設けられている。
【0012】上記の共通電極は接地電位等の基準電位に
保持される。また2枚の電極12の各々に反対符号(極
性の異なる)の電圧を印加することによって、圧電部材
11において必要なX方向の変形を生じさせる。さらに
2枚の電極13の各々に反対符号の電圧を印加すること
によって、圧電部材11において必要なY方向の変形を
生じさせる。図1において、各電極に所要の電圧を印加
するための電源の図示は省略されている。
【0013】円筒形状の圧電部材11の下端部には直接
に特定の剛性を有する円形の下部プレート14が固定さ
れる。また当該圧電部材11の上端部には剛性を有する
上端プレート15が固定され、さらにこの上端プレート
15には、弾性ヒンジ16を介して、同様な剛性を有す
る円形の上部プレート17が連結される。圧電部材11
の下端部は下部プレート14に直接に結合されているの
で、当該下端部が本微動装置の固定部となる。圧電部材
11の上側部は移動自在であり、上端プレート15に弾
性ヒンジ16を介して連結された上部プレート17が微
動装置の移動部となる。
【0014】さらに、上部プレート17と下部プレート
14は、好ましくは3本の支柱部材18で連結される。
3本の支柱部材18は圧電部材11の周囲に等間隔で配
置される。また各支柱部材18は、下側と上側の2か所
に弾性ヒンジ部18aが形成される。
【0015】上記圧電部材11の下端部すなわち下部プ
レート14は固定状態に保持される。圧電部材11の電
極12,13に適宜に必要な電圧を印加すると、圧電部
材11の全体が変形し、上端プレート15が円弧状に移
動する。上端プレート15の移動に応じて上部プレート
17がX方向またはY方向に移動する。移動部である上
部プレート17は弾性ヒンジ16によって上端プレート
15に固定され、当該弾性ヒンジ16によりX軸回りま
たはY軸回りに微小に回転できる。また、上記の3本の
支柱部材18は、圧電部材11の変形に応じてX軸方向
またはY軸方向に変形しようとするが、その途中に弾性
ヒンジ部18aを2か所備えるので、これらの弾性ヒン
ジ部18aで曲げを生じさせつつ変形することになる。
以上の構成に基づいて、電極への電圧印加によって円筒
形状の圧電部材11がXまたはYのいずれかまたはその
組合せの方向へ変形するとき、移動部である上部プレー
ト17は、上記の各弾性ヒンジの部分の回転作用に基づ
き、固定された下部プレート14に対して実質的に平行
に移動する。これによって、円筒形圧電素子である微動
装置において、XまたはYの方向の変位に関して干渉の
ない正確な変位を発生することができる。
【0016】図2に従って本実施形態の微動装置の動作
を説明する。例えば相対する2枚のX軸駆動用の電極1
2に所定の電圧を印加したとする。そうすると、圧電部
材11においてX方向の曲げ変形が生じ、圧電部材11
の上端プレート15が回転しながらX方向に移動する。
これに伴い、弾性ヒンジ16を介して上端プレート15
に連結された上部プレート17が同様にX方向に移動す
る。このとき、上部プレート17のX方向の移動は、3
本の支柱部材18によって規制され、かつ案内されるた
め、変形に伴う回転が除去され、下部プレート14に対
して平行な、すなわち図2中で水平な姿勢を維持したま
まで行われる。これによって、上部プレート17は干渉
変位を生じることなく、X方向に変位することができ
る。
【0017】相対する2枚のY軸駆動用の電極13に所
定の電圧を印加した場合にも、上部プレート17は前述
した場合と同様にY方向に移動する。
【0018】上記の説明では、圧電部材11の上部側を
移動部としたが、圧電部材11の上下を逆転させ、下部
側を移動部にすることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、円筒形圧電部材をXまたはYの各方向に移動させ
る場合に、複数の弾性ヒンジ部分を介して固定プレート
と移動プレートの間に当該圧電部材を設けるようにした
ため、干渉を生じることなく高い精度でXまたはYの方
向へ微小変位を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る微動装置の代表的実施形態を示す
外観斜視図である。
【図2】微動機構の動作状態を説明する側面図である。
【図3】従来の微動装置の一例を示す外観斜視図であ
る。
【図4】従来の微動装置の問題点を説明する側面図であ
【符号の説明】
11 円筒形圧電部材 12 X軸駆動用電極 13 Y軸駆動用電極 14 下部プレート 15 上端プレート 16 弾性ヒンジ 17 上部プレート 18 支柱部材 18a 弾性ヒンジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸に直交する2軸の各方向に変形可
    能な円筒形圧電部材と、前記円筒形圧電部材の一端に固
    定された第1の剛性板材と、前記円筒形圧電部材の他端
    に弾性ヒンジ部材を介して固定された第2の剛性板材
    と、前記第1と第2の剛性板材の間を、各々少なくとも
    2箇所の弾性ヒンジ部を有する少なくとも3本の剛性支
    柱部材で結合してなり、前記第1の剛性板材を固定部と
    し、前記円筒形圧電部材の変形に基づき前記第2の剛性
    板材を移動させることを特徴とする微動装置。
  2. 【請求項2】 前記3本の剛性支柱部材は、前記円筒形
    圧電部材の回りに等間隔で配置されることを特徴とする
    請求項1記載の微動装置。
  3. 【請求項3】 前記円筒形圧電部材は外面の円周方向に
    4枚の電極を備え、前記2軸は直交する2軸であって、
    前記4枚の電極のうち相対する位置にある2枚の電極の
    間に所定の電圧を印加することで前記2軸の組合せで決
    まる任意の方向に前記円筒形圧電部材に変形を生じさせ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の微動装置。
JP8113112A 1996-04-10 1996-04-10 微動装置 Pending JPH09285146A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2208643A1 (de) * 2009-01-16 2010-07-21 Robert Bosch GmbH Verstellvorrichtung
CN116877863A (zh) * 2023-08-24 2023-10-13 宁波天控五轴数控技术有限公司 一种基于柔性体铰链的微位移致动器及其位移调整方法

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