JPH09117165A - 微動装置 - Google Patents

微動装置

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JPH09117165A
JPH09117165A JP7290336A JP29033695A JPH09117165A JP H09117165 A JPH09117165 A JP H09117165A JP 7290336 A JP7290336 A JP 7290336A JP 29033695 A JP29033695 A JP 29033695A JP H09117165 A JPH09117165 A JP H09117165A
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JP
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piezoelectric element
cylindrical piezoelectric
fine movement
movement device
axial direction
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JP7290336A
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Yoshihiro Hoshino
吉弘 星野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微動装置において、装置の大型化を招くこと
なく、かつ単体で大きな変位と高精度な微小変位との両
立を可能とする。 【解決手段】 電圧を印加されることによって軸方向
(Z軸方向)に伸縮すると共に軸方向に直交する平面に
含まれる方向(X軸とY軸の各方向)に変形する円筒型
圧電素子12と、円筒型圧電素子の内側空間に配置される
剛体部13とからなり、円筒型圧電素子と剛体部の各々の
軸方向を同じにして円筒型圧電素子と剛体部の各端部を
共通の端面部材11に固定し、円筒型圧電素子が標準の長
さにあるとき、円筒型圧電素子と剛体部の各端面が同一
面に位置するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微動装置に関し、特
に、高倍率顕微鏡における観察部や観察対象物を移動さ
せるための移動機構、あるいは半導体検査装置の移動機
構に最適な微細変位を発生する微動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型プローブ顕微鏡のような高倍率顕
微鏡や、半導体検査装置等の分野では、数μmまたはそ
れ以下の微細な変位を正確に得る微動運動を生じさせる
ことが必要となる。このような微動運動を発生させる機
構のアクチュエータとしては、圧電素子を利用したもの
が多く用いられてる。図9に従来のアクチュエータの代
表的な例を示す。
【0003】図9(a)は、特開昭61−209846
号公報に示された圧電素子アクチュエータを示す。この
アクチュエータでは、2つの剛体部71,72が2つの
平板部73,74で連結されており、各剛体部71,7
2から突出した突起75,76間にロッド状の圧電素子
77が配置されている。一方の剛体部71を固定し、他
方の剛体部72を自由にした構造において、圧電素子7
7に電圧を印加すると、平板部73,74が平行性を維
持して弾性変形し、他方の剛体部72を並進変位させ
る。この構造を基本構造とし、他の同様な構造と組み合
わせることにより、2軸以上の変位を生じる微動装置を
構成することができる。
【0004】図9(b)は、特開昭63−236992
号公報に示された圧電素子アクチュエータを示す。この
アクチュエータでは、円筒型圧電素子81の内側面に共
通電極82を設け、外側面に、Z軸駆動用電極83と、
周方向に4分割することにより形成されたX軸駆動用電
極84およびY軸駆動用電極85とが上下2段構成で設
けられている。円筒型圧電素子81の一方の端面は固定
され、電極82〜85に所定の電圧を印加することによ
り、他方の端面に3軸方向の変位を発生させることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の各微動装置は高
精度に微小変位を発生することができる。しかしなが
ら、これらの微動装置により得られる変位の大きさは、
圧電素子の持つ変位能力によって制限され、せいぜい数
μm〜数十μm程度である。従って、従来これらの微動
装置を例えば高倍率顕微鏡の試料テーブルとして用いる
場合には、大きな変位を発生する他の移動装置と組み合
わせることにより、大変位と高精度な変位との両立を図
ってきた。
【0006】しかし、従来の装置構成を採用すれば、構
造の異なる少なくとも2つの移動装置を用いなければな
らず、このため、装置が大型化、かつ複雑化し、また高
価になるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、前述した従来の問題を解
決し、装置の大型化を招くことなく、かつ単体で大きな
変位と高精度な微小変位との両立を可能にする微動装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】第1の本発明
(請求項1に対応)に係る微動装置は、上記の目的を達
成するため、電圧を印加されることによって軸方向(Z
軸方向)に伸縮すると共に軸方向に直交する平面に含ま
れる方向(例えばX軸とY軸の各方向)に変形する円筒
型圧電素子と、円筒型圧電素子の内側空間に配置される
支柱部とからなり、円筒型圧電素子と支柱部の各々の軸
方向を同じにして円筒型圧電素子と支柱部の各端部を共
通の端面部材に固定し、円筒型圧電素子が標準の長さ
(望ましくは軸方向に伸縮しない自然の長さ)にあると
き、円筒型圧電素子の非固定端面と支柱部の非固定端面
とが同一面上に位置するように構成される。
【0009】第1の本発明では、共通の端面部材に固設
された円筒型圧電素子と支柱部の各端面をほぼ同一面上
にあるように構成し、移動手段である円筒型圧電素子の
端面を軸方向および移動方向に微小駆動することによ
り、支柱部の端面を突出させたり、逆に円筒型圧電素子
の端面を突出させることができる。平らなベース面上に
当該微動装置を各端面を下方に向けて設置し、円筒型圧
電素子を軸方向に伸縮駆動すると共に移動したい方向に
変形駆動し、伸縮動作と変形動作を組合せかつ内側の支
柱部との軸方向長さの長短の関係を利用して、円筒型圧
電素子と支柱部の各下端部を脚部として用いることによ
り、さらに移動方向に対して所定周期に微小移動を繰り
返すことにより、相対的に大きな変位での移動を行うこ
とができる。本発明に係る微動装置は、上記周期的動作
を必要に応じて繰り返すことによって、単体で大変位と
高精度な変位とを両立することができる。
【0010】第2の本発明(請求項2に対応)に係る微
動装置は、上記第1の発明において、支柱部が、円筒型
圧電素子の内側空間と外側空間のうちいずれか一方に配
置されることを特徴とする。
【0011】第3の本発明(請求項3に対応)に係る微
動装置は、上記第1または第2の発明において、支柱部
が剛体部材であることを特徴とする。
【0012】第4の本発明(請求項4に対応)に係る微
動装置は、上記第1または第2の発明において、支柱部
が積層型圧電素子で形成されることを特徴とする。この
構成では、支柱部が積層型圧電素子で形成され、印加電
圧で制御して積層型圧電素子はそれ自体長さを変化させ
ることができるので、微動装置を組み立てる際に、円筒
型圧電素子と積層型圧電素子の各端面部の位置調整が容
易となる。
【0013】第5の本発明(請求項5に対応)に係る微
動装置は、上記第1または第2の発明において、上記支
柱部が、電圧印加によって軸方向に伸縮しかつ軸方向に
直交する平面に含まれる方向に変形する他の円筒型圧電
素子であり、円筒型圧電素子と他の円筒型圧電素子の各
々が標準の長さにあるとき、円筒型圧電素子の非固定端
面と他の円筒型圧電素子の非固定端面とが同一面上に位
置するように構成したことを特徴とする。円筒型圧電素
子を2つを利用して構成することにより、大変位の移動
において移動速度を高めることができる。
【0014】第6の本発明(請求項6に対応)に係る微
動装置は、上記の各発明において、円筒型圧電素子が、
軸方向の伸縮を行う第1駆動部と、上記平面に含まれる
直交する2軸の少なくともいずれか一方の軸の方向に変
形を行う第2駆動部を有するように構成される。
【0015】第7の本発明(請求項7に対応)に係る微
動装置は、上記の各発明において、円筒型圧電素子が、
軸方向の伸縮を行う第1駆動部と、第1駆動部の両側
に、平面に含まれる直交する2軸の少なくともいずれか
一方の軸の方向に変形を行う第2駆動部を有するように
構成される。
【0016】第8の本発明(請求項8に対応)に係る微
動装置は、上記の各発明において、他の円筒型圧電素子
が、軸方向の伸縮を行う第1駆動部と、上記平面に含ま
れる直交する2軸の少なくともいずれか一方の軸の方向
に変形を行う第2駆動部を有するように構成される。
【0017】第9の本発明(請求項9に対応)に係る微
動装置は、上記の各発明において、他の円筒型圧電素子
は、軸方向の伸縮を行う第1駆動部と、第1駆動部の両
側に、上記平面に含まれる直交する2軸の少なくともい
ずれか一方の軸の方向に変形を行う第2駆動部を有する
ように構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明に係る微動装置の第1実施形
態を示す。この実施形態による微動装置では、図中上部
側端面部に位置する共通のプレート11に円筒型圧電素
子12と円柱形の剛体部13とが固設される。プレート
11は所要の厚みおよび剛性を有する。剛体部13は好
ましくは円筒型圧電素子12の内側空間に配置され、後
述するように移動時に支柱として機能する。剛体部13
と円筒型圧電素子12はプレート11を介して一体化さ
れて形成され、剛体部13の軸方向と円筒型圧電素子1
2の軸方向は同じ方向となっている。円筒型圧電素子1
2の下端面には本微動装置の脚部となるリング14が固
設される。一方剛体部13は、円筒型圧電素子12が収
縮したとき、微動装置を支える支柱部としての機能を有
する。好ましくは、円筒型圧電素子12の軸方向の長さ
が標準的な長さ(軸方向に伸縮をしないときの長さ)で
あるとき、剛体部13の軸方向の長さはほぼ等しくなる
ように設定される。なお円筒型圧電素子12の上記標準
的な長さは任意に定義することができる。
【0020】円筒型圧電素子12では、その内側のほぼ
全面に共通な電極15が配置され、外側には、Z軸駆動
用電極16、および周方向に4分割されて形成されたX
軸駆動用電極17、Y軸駆動用電極18が2段構成で配
置される。なおZ軸方向は円筒型圧電素子12の軸方向
と一致し、X軸およびY軸はZ軸に直交する平面に含ま
れると共に互いに直交している。外側の電極16,1
7,18に対して適宜に電圧を印加すると、X,Y,Z
の3軸のいずれかの方向またはそれらを組合せた方向に
駆動することが可能である。
【0021】円筒型圧電素子12の軸方向の長さが標準
的な長さであるとき、剛体部13の下端面とリング14
の下端面はほぼ同一面上にあるように構成される。円筒
型圧電素子12のZ軸駆動用電極16に所要電圧を印加
してZ軸方向に微小駆動することにより、剛体部13の
端面を円筒型圧電素子12のリング14の端面から突出
させたり、逆にリング14の端面を剛体部13の端面か
ら突出させることができる。
【0022】円筒型圧電素子12の内面に設けられた共
通電極には基準電位が与えられている。円筒型圧電素子
12の外面の電極16,17,18の少なくともいずれ
かに必要な電圧を加えることにより圧電素子12に移動
のための必要な変化を生じさせることができる。図1に
おいて、円筒型圧電素子12の各電極に必要な電圧を印
加するための構成の図示は省略される。本微動装置は、
円筒型圧電素子12のZ軸方向の伸縮動作と、移動しよ
うとする方向の変形動作、すなわちX軸方向またはY軸
方向の変形動作との組合せによって、移動が行われる。
【0023】次に、図2の(a)〜(e)の移動例を参
照して本実施形態に係る微動装置の動作を説明する。図
2は、微動装置をX軸方向に移動させる例を示してい
る。図2の(a)〜(e)は移動を行うための5つの基
本動作を示す。各基本動作の内容は次の通りである。
【0024】(a):円筒型圧電素子12をZ軸方向に
収縮駆動し、剛体部13の下端面をリング14の下端面
から突出させた状態で平らなベース面19上に設置す
る。このとき、剛体部13の下端面のみがベース面19
に接触し、静止して立った状態になる。この状態を基準
状態とする。
【0025】(b):円筒型圧電素子12をX軸方向に
変形駆動することにより、リング14が固設された下端
面をX軸方向に移動させる。
【0026】(c):(b)に示された状態のまま、円
筒型圧電素子12を、そのリング14の下端面が剛体部
13の下端面より下方へ突出するまでZ軸方向に伸長駆
動し、リング14の下端面をベース面19に接触させ、
静止して立った状態にさせる。このとき円筒型圧電素子
12の軸方向の長さは、剛体部13の軸方向の長さより
も長くなり、剛体部13の下端面はベース面19から離
れる。
【0027】(d):円筒型圧電素子12をX軸方向に
変形駆動することにより、プレート11を介して剛体部
13をX軸方向に移動する。剛体部13はベース面19
から離れた状態に保持される。
【0028】(e):再び、円筒型圧電素子12をZ軸
方向に収縮駆動する。円筒型圧電素子12の軸方向の長
さは剛体部13の長さよりも短くなり、剛体部13の下
端面がベース面19に接触し、静止して立った状態にな
る。こうして、微動装置は基準状態に戻る。基準状態に
戻すことにより、1周期分の移動が完了する。このと
き、微動装置の位置は、図2(a)で示した初期の位置
に対してX軸方向に微少量変位している。
【0029】上記の(a)〜(e)の基本動作を繰り返
すことによって、X軸方向の移動に関して微動装置によ
って大きな変位の移動を行うことができる。また繰り返
し回数を少なくする、または静止状態で変形を生じるこ
とにより微小の変位を生じさせることができる。このよ
うにしてX軸方向の移動に関して単体の微動装置によっ
て大きな変位の移動と高精度の微小変位とを両立するこ
とができる。Y軸方向の移動に関しても、Z軸方向の伸
縮駆動とY軸方向の変形駆動との組合せによって、上記
と同様に単体の微動装置によって大変位の移動と高精度
の微小変位を両立して行うことができる。
【0030】また上記実施形態ではプレート11を介し
て円筒型圧電素子12の内部に剛体部13を固設する構
成となっているが、逆に外側に剛体部、内側に円筒型圧
電素子を設ける構成としても上記と同様な作用を生じさ
せることができる。
【0031】図3は本発明に係る微動装置の第2実施形
態を示す。本実施形態による微動装置では剛体部13の
代わりに積層型圧電素子が使用される。共通のプレート
11を介して円筒型圧電素子12と積層型圧電素子20
とが固設され、さらに円筒型圧電素子12および積層型
圧電素子20の各下端面には微動装置の脚部となるリン
グ14、ブロック21がそれぞれ固設されている。円筒
型圧電素子20の構成および微動装置としての動作は、
前述の第1実施形態で説明した微動装置に準じる。
【0032】本実施形態による微動装置の特徴は、円筒
型圧電素子12の内側空間にZ軸方向に伸縮駆動するこ
とが可能な積層型圧電素子20を設けるようにしたた
め、個々の圧電素子12,20をZ軸方向に伸縮駆動す
ることにより、リング14の下端面とブロック21の下
端面との間のX,Y,Zの各軸方向の相対的距離を、前
記の第1実施形態の微動装置の場合に比較して大きくと
ることができる。このため、本実施形態の微動装置を組
み立てる際のリング14の端面とブロック21の端面の
位置関係の調整を容易にすることができる。なお図3に
おいて、積層型圧電素子20を伸縮駆動するための電源
部や制御部の図示は省略されている。
【0033】図4は本発明に係る微動装置の第3実施形
態を示す。本実施形態による微動装置では、前記の第2
実施形態とは逆に、少なくとも2つの積層型圧電素子2
2が円筒型圧電素子12の外側に配置されるように構成
される。本実施形態による微動装置の動作および作用・
効果等は、前記第2実施形態で説明された微動装置と実
質的に同じである。図4において、図3で示した要素と
実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0034】第5図は本発明に係る微動装置の第4実施
形態を示す。本実施形態による微動装置では、上部に位
置する共通のプレート11を介して2つの円筒型圧電素
子12,23が内外二重の同軸構造で固定されている。
円筒型圧電素子12,23の個々の下端面には、本微動
装置の脚部となるリング14、ブロック24がそれぞれ
固設されている。円筒型圧電素子12,23のそれぞれ
の構成は前述の第1実施形態で説明したものと実質的に
同じである。
【0035】図6は、第4実施形態による微動装置のX
軸方向の移動動作を示している。図6の(a)〜(f)
の各動作は図2の(a)〜(e)の動作に対応してい
る。第1実施形態における前述の剛体部13の代わりに
他の円筒型圧電素子23が使用される点を除けば、本実
施形態による移動の基本動作は、第1実施形態による移
動の基本動作と実質的に同じである。また前述の剛体部
14はそれ自体伸縮・変形動作を行わなかったが、その
代わりに使用される円筒型圧電素子23は、必要に応じ
て適宜に伸縮・変形するように構成される。
【0036】本実施形態による微動装置の特徴は、2個
の円筒型圧電素子12,23が両方共に3軸方向の移動
機能を有しており、特に図6の(b),(d)に示され
るように両方の円筒型圧電素子12,23によって移動
しようとする方向に変形することができるので、1周期
分の移動動作による移動量が第1の実施形態による微動
装置に比べて大きくすることができる。これによって、
微動装置の移動速度を高めることができる。
【0037】また円筒型圧電素子12,23のいずれか
一方の駆動動作を静止状態に保持すれば、微小変位の場
合において、高精度の微動を生じさせることもできる。
このように単体の微動装置によって大きな変位の移動と
高精度の微小変位を行うことができる。
【0038】前述の各実施形態では、円筒型圧電素子と
して図9(b)に示した電極配置のものを使用したが、
電極配置がこれに限定されるものではないことは勿論で
ある。他の電極配置を有する円筒型圧電素子の例を図7
および図8に示す。
【0039】図7に示す円筒型圧電素子では、円周方向
に4分割されることによって形成されたX軸駆動電極1
7とY軸駆動電極18からなるXY軸駆動用電極部を2
個のZ軸駆動用電極16で挟み込み、3段構成となって
いる。これにより、XY軸駆動部と円筒型圧電素子の両
端面の各々との距離を等しくし、円筒型圧電素子12の
上端および下端のどちらを固定したときでも、均一なX
Y軸方向の変位を得ることができる。
【0040】図8に示す円筒型圧電素子では、Z軸駆動
用電極16を2つのXY軸駆動用電極部で挟み込むよう
にした3段構成となっている。これにより、上下のXY
軸駆動部の各々を独立して駆動することが可能となり、
XY軸方向に駆動する際に、回転方向の移動を発生する
ことなく水平に移動することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、微動装置自体が自走機能の構造を有するため、装
置の大型化を招くことなく、単体の微動装置によって大
きな変位の移動と高精度な微小変位の移動の両方を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る微動装置の第1実施形態を示す一
部を切り欠いた外観斜視図である。
【図2】第1実施形態の微動装置の基本動作を示す説明
図である。
【図3】本発明に係る微動装置の第2実施形態を示す一
部を切り欠いた外観斜視図である。
【図4】本発明に係る微動装置の第3実施形態を示す正
面図である。
【図5】本発明に係る微動装置の第4実施形態を示す一
部を切り欠いた外観斜視図である。
【図6】第4実施形態の微動装置の基本動作を示す説明
図である。
【図7】円筒型圧電素子の他の例を示す外観斜視図であ
る。
【図8】円筒型圧電素子の他の例を示す外観斜視図であ
る。
【図9】従来の微動装置の例を示す構成図である。
【符号の説明】
11 プレート(端面部材) 12 円筒型圧電素子 13 剛体部 14 リング 15 共通電極 16 Z軸駆動用電極 17 X軸駆動用電極 18 Y軸駆動用電極 19 ベース面 20,22 積層型圧電素子 23 円筒型圧電素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧印加によって軸方向に伸縮しかつ前
    記軸方向に直交する平面に含まれる方向に変形する円筒
    型圧電素子と、支柱部とからなり、前記円筒型圧電素子
    と前記支柱部の各々の軸方向を同じにして前記円筒型圧
    電素子と前記支柱部の各端部を端面部材に固定し、前記
    円筒型圧電素子が標準の長さにあるとき、前記円筒型圧
    電素子の非固定端面と前記支柱部の非固定端面とが同一
    面上に位置するように構成したことを特徴とする微動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記支柱部は、前記円筒型圧電素子の内
    側空間と外側空間のうちいずれか一方に配置されること
    を特徴とする請求項1記載の微動装置。
  3. 【請求項3】 前記支柱部は剛体部材であることを特徴
    とする請求項1または2記載の微動装置。
  4. 【請求項4】 前記支柱部は積層型圧電素子であること
    を特徴とする請求項1または2記載の微動装置。
  5. 【請求項5】 前記支柱部は、電圧印加によって軸方向
    に伸縮しかつ前記軸方向に直交する平面に含まれる方向
    に変形する他の円筒型圧電素子であり、前記円筒型圧電
    素子と前記他の円筒型圧電素子の各々が標準の長さにあ
    るとき、前記円筒型圧電素子の非固定端面と前記他の円
    筒型圧電素子の非固定端面とが同一面上に位置するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1または2記載の微
    動装置。
  6. 【請求項6】 前記円筒型圧電素子は、前記軸方向の伸
    縮を行う第1駆動部と、前記平面に含まれる直交する2
    軸の少なくともいずれか一方の軸の方向に変形を行う第
    2駆動部を有することを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の微動装置。
  7. 【請求項7】 前記円筒型圧電素子は、前記軸方向の伸
    縮を行う第1駆動部と、前記第1駆動部の両側に、前記
    平面に含まれる直交する2軸の少なくともいずれか一方
    の軸の方向に変形を行う第2駆動部を有することを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の微動装置。
  8. 【請求項8】 前記他の円筒型圧電素子は、前記軸方向
    の伸縮を行う第1駆動部と、前記平面に含まれる直交す
    る2軸の少なくともいずれか一方の軸の方向に変形を行
    う第2駆動部を有することを特徴とする請求項5記載の
    微動装置。
  9. 【請求項9】 前記他の円筒型圧電素子は、前記軸方向
    の伸縮を行う第1駆動部と、前記第1駆動部の両側に、
    前記平面に含まれる直交する2軸の少なくともいずれか
    一方の軸の方向に変形を行う第2駆動部を有することを
    特徴とする請求項5記載の微動装置。
JP7290336A 1995-10-12 1995-10-12 微動装置 Pending JPH09117165A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7545086B2 (en) * 2004-08-06 2009-06-09 Alps Electric Co., Ltd. Driver using electromechanical energy transducer
CN101521197A (zh) * 2009-04-07 2009-09-02 中国科学技术大学 三或四压电体并行推进的步进器及其扫描探针显微镜镜体
CN117253842A (zh) * 2023-11-17 2023-12-19 上海隐冠半导体技术有限公司 一种微动台及移位装置

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