JPH09286008A - リグノセルロース系物質成形体の製造方法 - Google Patents
リグノセルロース系物質成形体の製造方法Info
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- JPH09286008A JPH09286008A JP9048396A JP4839697A JPH09286008A JP H09286008 A JPH09286008 A JP H09286008A JP 9048396 A JP9048396 A JP 9048396A JP 4839697 A JP4839697 A JP 4839697A JP H09286008 A JPH09286008 A JP H09286008A
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- JP
- Japan
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- lignocellulosic material
- parts
- organic polyisocyanate
- water
- emulsion
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- Pending
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- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リグノセルロース系物質成形体を熱圧成形で
製造する方法において、離型性が良く、得られる成形品
の耐水性を悪化させない製造方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 バインダーとして有機ポリイオシアネー
ト化合物を用いるリグノセルロース系物質成形体の製造
方法において、(A)有機ポリイソシアネートと(B)
融点50〜160℃の範囲にあるワックスの水性エマル
ジョンと(C)炭素数8〜35の脂肪族カルボン酸金属
塩の水性エマルジョンとからなる組成物にて接着するこ
と特徴とする前記リグノセルロース系物質成形体の製造
方法。
製造する方法において、離型性が良く、得られる成形品
の耐水性を悪化させない製造方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 バインダーとして有機ポリイオシアネー
ト化合物を用いるリグノセルロース系物質成形体の製造
方法において、(A)有機ポリイソシアネートと(B)
融点50〜160℃の範囲にあるワックスの水性エマル
ジョンと(C)炭素数8〜35の脂肪族カルボン酸金属
塩の水性エマルジョンとからなる組成物にて接着するこ
と特徴とする前記リグノセルロース系物質成形体の製造
方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、木質繊維等のリ
グノセルロース系物質に、離型性、耐水性等に優れた有
機ポリイソシアネート組成物を用いることにより、優れ
た物理特性を有する成形体を加工性良く製造する方法に
関する。
グノセルロース系物質に、離型性、耐水性等に優れた有
機ポリイソシアネート組成物を用いることにより、優れ
た物理特性を有する成形体を加工性良く製造する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木質チップ、木質繊維等のリグノ
セルロース系物質の熱圧成形体(パーティクルボード、
中質繊維板)用の接着剤として、有機ポリイソシアネー
ト樹脂がその卓越した接着特性により、優れた加工/物
理特性を示すことが知られている。しかしながら、その
卓越した接着特性の為、前記材料を連続またはバッチ式
プレスにて熱圧成形する際、接触する金属表面(熱盤)
とも強固に接着するという相殺的欠点が発生する。
セルロース系物質の熱圧成形体(パーティクルボード、
中質繊維板)用の接着剤として、有機ポリイソシアネー
ト樹脂がその卓越した接着特性により、優れた加工/物
理特性を示すことが知られている。しかしながら、その
卓越した接着特性の為、前記材料を連続またはバッチ式
プレスにて熱圧成形する際、接触する金属表面(熱盤)
とも強固に接着するという相殺的欠点が発生する。
【0003】この熱盤との接着の問題を解決する為、こ
れまでは、金属表面に予め離型剤を塗布し、離型層を形
成させる必要があった。外部離型剤の塗布方式ではな
く、有機ポリイソシアネートと同時にリグノセルロース
系物質に塗布して離型効果を発揮させるものとして、有
機ポリイソシアネート及び鉱物ワックスを混合して熱圧
成形する方法が特公平3−21321において提案され
ている。
れまでは、金属表面に予め離型剤を塗布し、離型層を形
成させる必要があった。外部離型剤の塗布方式ではな
く、有機ポリイソシアネートと同時にリグノセルロース
系物質に塗布して離型効果を発揮させるものとして、有
機ポリイソシアネート及び鉱物ワックスを混合して熱圧
成形する方法が特公平3−21321において提案され
ている。
【0004】しかしながら、この方法で十分な離型効果
を発揮させる為には、系内へ多量の鉱物ワックスを添加
させる必要があり、経済性を含め現状の生産工程にその
まま適用するに至っていない。また、炭素数が20〜5
0である脂肪族の金属せっけんを有機ポリイソシアネー
ト100重量部に対し、1〜50重量部添加する方法が
知られている。(特開昭60−30306)。しかし、
金属せっけんの添加のみでは、得られた成形物の耐水性
が悪く、有機ポリイソシアネートを用いる有利性が発揮
されない。
を発揮させる為には、系内へ多量の鉱物ワックスを添加
させる必要があり、経済性を含め現状の生産工程にその
まま適用するに至っていない。また、炭素数が20〜5
0である脂肪族の金属せっけんを有機ポリイソシアネー
ト100重量部に対し、1〜50重量部添加する方法が
知られている。(特開昭60−30306)。しかし、
金属せっけんの添加のみでは、得られた成形物の耐水性
が悪く、有機ポリイソシアネートを用いる有利性が発揮
されない。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明者等は鋭意研究の
結果、上記2種の離型剤成分単独では得られない効果が
併用により得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。即ち、本発明は、バインダーとして有機ポリイ
ソシアネート化合物を用いるリグノセルロース系物質成
形体の製造方法において、(A)有機ポリイソシアネー
トと、(B)融点50〜160℃の範囲にあるワックス
の水性エマルジョンと、(C)炭素数8〜35の脂肪族
カルボン酸金属塩の水性エマルジョンとからなる組成物
にて接着することを特徴とする前記リグノセルロース系
物質成形体の製造方法である。
結果、上記2種の離型剤成分単独では得られない効果が
併用により得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。即ち、本発明は、バインダーとして有機ポリイ
ソシアネート化合物を用いるリグノセルロース系物質成
形体の製造方法において、(A)有機ポリイソシアネー
トと、(B)融点50〜160℃の範囲にあるワックス
の水性エマルジョンと、(C)炭素数8〜35の脂肪族
カルボン酸金属塩の水性エマルジョンとからなる組成物
にて接着することを特徴とする前記リグノセルロース系
物質成形体の製造方法である。
【0006】本発明における有機ポリイソシアネートと
は、分子あたり少なくとも2個以上のイソシアネート基
を含む任意の有機ポリイソシアネート、例えばジフェニ
ルメタンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート等を使用できる。
本発明において好ましい有機ポリイソシアネートとし
て、例えばアニリン/ホルムアルデヒド縮合物のホスゲ
ン化によって製造される二官能価以上のポリメチレンポ
リフェニレンポリイソシアネート(以下、ポリメリック
MDIと略称する)であり、更に好ましいものは水分散
性を付与した水分散性ポリメリックMDIである。水分
散性ポリメリックMDIは、例えばポリメリックMDI
と分子量250〜4000程度の水親和性アルコキシポ
リアルキレングリコール等の単官能水酸基含有物質とを
反応させて得られることが知られている。また、この有
機ポリイソシアネートは、ポリオールとの反応によって
得られるイソシアネート末端プレポリマーであってもよ
い。
は、分子あたり少なくとも2個以上のイソシアネート基
を含む任意の有機ポリイソシアネート、例えばジフェニ
ルメタンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート等を使用できる。
本発明において好ましい有機ポリイソシアネートとし
て、例えばアニリン/ホルムアルデヒド縮合物のホスゲ
ン化によって製造される二官能価以上のポリメチレンポ
リフェニレンポリイソシアネート(以下、ポリメリック
MDIと略称する)であり、更に好ましいものは水分散
性を付与した水分散性ポリメリックMDIである。水分
散性ポリメリックMDIは、例えばポリメリックMDI
と分子量250〜4000程度の水親和性アルコキシポ
リアルキレングリコール等の単官能水酸基含有物質とを
反応させて得られることが知られている。また、この有
機ポリイソシアネートは、ポリオールとの反応によって
得られるイソシアネート末端プレポリマーであってもよ
い。
【0007】本発明における水性エマルジョンとは、融
点50〜160℃の範囲にある公知のワックス系離型
剤、例えばモンタンワックス、カルナバワックス、ライ
スワックス、パラフィンワックス等の天然ワックス、ポ
リエチレンワックス、モンタンワックス誘導体、パラフ
ィンワックス誘導体、硬化ひまし油、ステアリン酸アミ
ド等の合成ワックスを水性エマルジョンにしたものであ
る。エマルジョン化には、公知の乳化剤を用いることが
好ましい。エマルジョンの固形分は10〜50重量%の
ものが好ましい。
点50〜160℃の範囲にある公知のワックス系離型
剤、例えばモンタンワックス、カルナバワックス、ライ
スワックス、パラフィンワックス等の天然ワックス、ポ
リエチレンワックス、モンタンワックス誘導体、パラフ
ィンワックス誘導体、硬化ひまし油、ステアリン酸アミ
ド等の合成ワックスを水性エマルジョンにしたものであ
る。エマルジョン化には、公知の乳化剤を用いることが
好ましい。エマルジョンの固形分は10〜50重量%の
ものが好ましい。
【0008】本発明における脂肪族カルボン酸金属塩の
水性エマルジョンは、炭素数8〜35の脂肪族カルボン
酸とアルミニウム、クロム、鉄、コバルト、ニッケル、
錫、鉛、亜鉛のいずれかから選ばれる金属塩の少なくと
も1種を、好ましくは公知の乳化剤を用いて水性エマル
ジョンとしたものである。脂肪族カルボン酸金属塩とし
て特に好ましいものはステアリン酸亜鉛である。また、
水性化に用いられる乳化剤としては、ラウリン酸ジエタ
ノールアミド等のアルキロールアマイドや、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン系界面
活性剤や、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸塩、タウリン誘導
体、リン酸エステル誘導体等のアニオン系界面活性剤が
挙げられ、さらにアルキルトリメチルアンモニウム塩等
のカチオン系界面活性剤、アルキルベダイン等の両性界
面活性剤を使用することができる。公知のステアリン酸
亜鉛水性エマルジョンとして代表的なものに、中京油脂
製、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン「ハイドリン
E−366」、「ハイドリン Z−7−30」、「ハイ
ドリン F−930」等が挙げられる。
水性エマルジョンは、炭素数8〜35の脂肪族カルボン
酸とアルミニウム、クロム、鉄、コバルト、ニッケル、
錫、鉛、亜鉛のいずれかから選ばれる金属塩の少なくと
も1種を、好ましくは公知の乳化剤を用いて水性エマル
ジョンとしたものである。脂肪族カルボン酸金属塩とし
て特に好ましいものはステアリン酸亜鉛である。また、
水性化に用いられる乳化剤としては、ラウリン酸ジエタ
ノールアミド等のアルキロールアマイドや、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン系界面
活性剤や、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸塩、タウリン誘導
体、リン酸エステル誘導体等のアニオン系界面活性剤が
挙げられ、さらにアルキルトリメチルアンモニウム塩等
のカチオン系界面活性剤、アルキルベダイン等の両性界
面活性剤を使用することができる。公知のステアリン酸
亜鉛水性エマルジョンとして代表的なものに、中京油脂
製、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン「ハイドリン
E−366」、「ハイドリン Z−7−30」、「ハイ
ドリン F−930」等が挙げられる。
【0009】リグノセルロース系物質成形体は、リグノ
セルロース系物質にポリイソシアネート組成物を付着さ
せ、加熱圧縮することによって得られる。成形条件は公
知のパーティクルボードの成形条件であればすべて適用
できる。有機ポリイソシアネートとワックスの水性エマ
ルジョンと脂肪族カルボン酸金属塩の水性エマルジョン
は、リグノセルロース系物質に塗布する直前に前記の3
成分を混合して使用するか、または各々別々に塗布して
使用する。このとき、水を加えた4成分であってもよ
い。
セルロース系物質にポリイソシアネート組成物を付着さ
せ、加熱圧縮することによって得られる。成形条件は公
知のパーティクルボードの成形条件であればすべて適用
できる。有機ポリイソシアネートとワックスの水性エマ
ルジョンと脂肪族カルボン酸金属塩の水性エマルジョン
は、リグノセルロース系物質に塗布する直前に前記の3
成分を混合して使用するか、または各々別々に塗布して
使用する。このとき、水を加えた4成分であってもよ
い。
【0010】リグノセルロース系物質に対する各々の添
加量は、絶乾状態のリグノセルロース系物質100重量
部に対し、有機ポリイソシアネートが固形分で5〜20
重量部、ワックスの水性エマルジョンが固形分で0.5
〜4.0重量部、脂肪族カルボン酸金属塩の水性エマル
ジョが固形分で0.1〜3.0重量部である。
加量は、絶乾状態のリグノセルロース系物質100重量
部に対し、有機ポリイソシアネートが固形分で5〜20
重量部、ワックスの水性エマルジョンが固形分で0.5
〜4.0重量部、脂肪族カルボン酸金属塩の水性エマル
ジョが固形分で0.1〜3.0重量部である。
【0011】
【発明の効果】木質チップ、木質繊維等のリグノセルロ
ース系物質からなる物性の優れたの成形体を、熱圧成形
時の材料と金属表面との付着を防ぎながら製造すること
ができる。また、脂肪酸金属塩を用いたときに発生しや
すい耐水性の悪化を防ぐことができる。
ース系物質からなる物性の優れたの成形体を、熱圧成形
時の材料と金属表面との付着を防ぎながら製造すること
ができる。また、脂肪酸金属塩を用いたときに発生しや
すい耐水性の悪化を防ぐことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を更に実施例により説明する
が、これに限定されるものではない。実施例における部
及び%は各々重量部及び重量%を示すものである。
が、これに限定されるものではない。実施例における部
及び%は各々重量部及び重量%を示すものである。
【0013】実施例1 日本ポリウレタン工業製、水乳化型MDI「WC−30
0」20.1g、オリオン化成製、モンタンワックスエ
マルジョン「MN−30」(固形分30%)16.8
g、中京油脂製、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン
「ハイドリン E−366」(固形分40%)3.4
g、蒸留水34.1gをラボミキサーにて混合し、水性
エマルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ100部に
対し23.2部(内訳は、水乳化型MDI「WC−30
0」=6部、モンタンワックスエマルジョン=5.0
部、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン=1.0部、蒸
留水=10.2部)添加し、以下の成形条件で熱圧成形
した。
0」20.1g、オリオン化成製、モンタンワックスエ
マルジョン「MN−30」(固形分30%)16.8
g、中京油脂製、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン
「ハイドリン E−366」(固形分40%)3.4
g、蒸留水34.1gをラボミキサーにて混合し、水性
エマルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ100部に
対し23.2部(内訳は、水乳化型MDI「WC−30
0」=6部、モンタンワックスエマルジョン=5.0
部、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン=1.0部、蒸
留水=10.2部)添加し、以下の成形条件で熱圧成形
した。
【0014】なお、その際、ボードの上下に日本テスト
パネル製の鉄板(SPCC−SB)を置き離型性の確認
を行った。 〔成形条件〕 ボードサイズ 25cm×25cm ボード厚み 9mm 設定密度 0.700 g/cm3 チップ含水率 3% ラワンチップ 製品含水率 9% マット含水率 16% プレス温度 160℃ プレス圧力 30kg/cm2 (面圧) プレス時間 ボード1mmあたり12秒(108秒)
パネル製の鉄板(SPCC−SB)を置き離型性の確認
を行った。 〔成形条件〕 ボードサイズ 25cm×25cm ボード厚み 9mm 設定密度 0.700 g/cm3 チップ含水率 3% ラワンチップ 製品含水率 9% マット含水率 16% プレス温度 160℃ プレス圧力 30kg/cm2 (面圧) プレス時間 ボード1mmあたり12秒(108秒)
【0015】その結果、鉄板と得られたボードは容易に
剥離し、鉄板のへチップの付着はなかった。このボード
について、JIS A 5908に準じて曲げ強さを測
定したところ、283kg/cm2 であった。JIS
A 5901に準じて吸水厚さ膨張率を測定したとこ
ろ、6.2%であった。なお、測定法は以下の例におい
ても同様に行った。
剥離し、鉄板のへチップの付着はなかった。このボード
について、JIS A 5908に準じて曲げ強さを測
定したところ、283kg/cm2 であった。JIS
A 5901に準じて吸水厚さ膨張率を測定したとこ
ろ、6.2%であった。なお、測定法は以下の例におい
ても同様に行った。
【0016】実施例2 日本ポリウレタン工業製、水乳化型MDI「WC−30
0」20.0g、オリオン化成製、カルナバワックスエ
マルジョン「BN−50」(固形分50%)13.3
g、中京油脂製、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン
「ハイドリン F−930」(固形分40%)3.3
g、蒸留水39.0gをラボミキサーにて混合し、水性
エマルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ100部に
対し22.7部(内訳は、水乳化型MDI「WC−30
0」=6部、モンタンワックスエマルジョン=4.0
部、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン=1.0部、蒸
留水=11.7部)添加し、実施例1と同じ成形条件で
熱圧成形した。その結果、鉄板と得られたボードは容易
に剥離し、鉄板のへチップの付着はなかった。このボー
ドの曲げ強度は、290kg/cm2 であり、吸水厚さ
膨張率は、6.1%であった。
0」20.0g、オリオン化成製、カルナバワックスエ
マルジョン「BN−50」(固形分50%)13.3
g、中京油脂製、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン
「ハイドリン F−930」(固形分40%)3.3
g、蒸留水39.0gをラボミキサーにて混合し、水性
エマルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ100部に
対し22.7部(内訳は、水乳化型MDI「WC−30
0」=6部、モンタンワックスエマルジョン=4.0
部、ステアリン酸亜鉛水性エマルジョン=1.0部、蒸
留水=11.7部)添加し、実施例1と同じ成形条件で
熱圧成形した。その結果、鉄板と得られたボードは容易
に剥離し、鉄板のへチップの付着はなかった。このボー
ドの曲げ強度は、290kg/cm2 であり、吸水厚さ
膨張率は、6.1%であった。
【0017】実施例3 実施例1と同じ条件で、水乳化型MDIのみを日本ポリ
ウレタン工業製、ポリメリックMDI「ミリオネートM
R300」に代えて熱圧成形した。その結果、鉄板と得
られたボードは容易に剥離し、鉄板のへチップの付着は
なかった。このボードの曲げ強度は、282kg/cm
2 であり、吸水厚さ膨張率は、6.2%であった。
ウレタン工業製、ポリメリックMDI「ミリオネートM
R300」に代えて熱圧成形した。その結果、鉄板と得
られたボードは容易に剥離し、鉄板のへチップの付着は
なかった。このボードの曲げ強度は、282kg/cm
2 であり、吸水厚さ膨張率は、6.2%であった。
【0018】比較例1 日本ポリウレタン工業製、水乳化型MDI「WC−30
0」19.9g、オリオン化成製、モンタンワックスエ
マルジョン「MN−30」(固形分30%)33.2
g、蒸留水24.5gをラボミキサーにて混合し水性エ
マルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ100部に対
し23.4部(内訳は、水乳化型MDI「WC−30
0」=6部、モンタンワックスエマルジョン=10.0
部、蒸留水=7.4部)添加し、実施例1と同じ成形条
件で熱圧成形した。その結果、鉄板とボードは強固に付
着しており、引き剥がすことができなかった。
0」19.9g、オリオン化成製、モンタンワックスエ
マルジョン「MN−30」(固形分30%)33.2
g、蒸留水24.5gをラボミキサーにて混合し水性エ
マルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ100部に対
し23.4部(内訳は、水乳化型MDI「WC−30
0」=6部、モンタンワックスエマルジョン=10.0
部、蒸留水=7.4部)添加し、実施例1と同じ成形条
件で熱圧成形した。その結果、鉄板とボードは強固に付
着しており、引き剥がすことができなかった。
【0019】比較例2 日本ポリウレタン工業製、水乳化型MDI「WC−30
0」20.1g、中京油脂製、ステアリン酸亜鉛水性エ
マルジョン「ハイドリン E−366」(固形分40
%)16.7g、蒸留水37.8gをラボミキサーにて
混合し水性エマルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ
100部に対し22.3部(内訳は、水乳化型MDI
「WC−300」=6部、ステアリン酸亜鉛水性エマル
ジョン=5部、蒸留水=11.3部)添加し、実施例1
と同じ成形条件で熱圧成形した。その結果、鉄板と得ら
れたボードは容易に剥離し、鉄板へのチップの付着はな
かった。しかし、このボードの吸水厚さ膨張率は、1
3.1%であり、実施例1〜3に比べて著しく耐水性に
劣った。
0」20.1g、中京油脂製、ステアリン酸亜鉛水性エ
マルジョン「ハイドリン E−366」(固形分40
%)16.7g、蒸留水37.8gをラボミキサーにて
混合し水性エマルジョン溶液を得た。これを乾燥チップ
100部に対し22.3部(内訳は、水乳化型MDI
「WC−300」=6部、ステアリン酸亜鉛水性エマル
ジョン=5部、蒸留水=11.3部)添加し、実施例1
と同じ成形条件で熱圧成形した。その結果、鉄板と得ら
れたボードは容易に剥離し、鉄板へのチップの付着はな
かった。しかし、このボードの吸水厚さ膨張率は、1
3.1%であり、実施例1〜3に比べて著しく耐水性に
劣った。
Claims (1)
- 【請求項1】 バインダーとして有機ポリイソシアネー
ト化合物を用いるリグノセルロース系物質成形体の製造
方法において、(A)有機ポリイソシアネートと、
(B)融点50〜160℃の範囲にあるワックスの水性
エマルジョンと、(C)炭素数8〜35の脂肪族カルボ
ン酸金属塩の水性エマルジョンと、からなる組成物にて
接着すること、を特徴とする前記リグノセルロース系物
質成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9048396A JPH09286008A (ja) | 1996-02-22 | 1997-02-17 | リグノセルロース系物質成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6008096 | 1996-02-22 | ||
| JP8-60080 | 1996-02-22 | ||
| JP9048396A JPH09286008A (ja) | 1996-02-22 | 1997-02-17 | リグノセルロース系物質成形体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09286008A true JPH09286008A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=26388653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9048396A Pending JPH09286008A (ja) | 1996-02-22 | 1997-02-17 | リグノセルロース系物質成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09286008A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002069417A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-03-08 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | リグノセルロース系材料の熱圧成形体用接着剤組成物、並びにそれを用いた熱圧成形体及びその製造方法 |
| JP2002194321A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-10 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | リグノセルロース系熱圧成形体用接着剤組成物、及びそれを用いた熱圧成形体の製造方法 |
| JP2002226820A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | リグノセルロース系熱圧成形体用接着剤組成物、及びそれを用いた熱圧成形体の製造方法 |
| JP2002241729A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | リグノセルロース系熱圧成形体用接着剤組成物、及びそれを用いた熱圧成形体の製造方法 |
| JP2003082323A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | リグノセルロース系熱圧成形体用接着剤組成物、及びそれを用いた熱圧成形体の製造方法 |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP9048396A patent/JPH09286008A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002069417A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-03-08 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | リグノセルロース系材料の熱圧成形体用接着剤組成物、並びにそれを用いた熱圧成形体及びその製造方法 |
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