JPH09286113A - インクジェットプリンタのインクカートリッジ - Google Patents

インクジェットプリンタのインクカートリッジ

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JPH09286113A
JPH09286113A JP9970396A JP9970396A JPH09286113A JP H09286113 A JPH09286113 A JP H09286113A JP 9970396 A JP9970396 A JP 9970396A JP 9970396 A JP9970396 A JP 9970396A JP H09286113 A JPH09286113 A JP H09286113A
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ink
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ink absorbing
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Hideaki Haigo
英明 拜郷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール材を剥離する際に、インクが飛散する
のを防止したインクジェットプリンタのインクカートリ
ッジを提供する。 【解決手段】 カートリッジ本体3のインク供給孔5の
外壁面側に、使用時に剥離されるシール材7を剥離可能
に貼着し、インクカートリッジ内を外部と遮断する。シ
ール材7のインク供給孔5側に位置する部分に、インク
吸蔵部材2よりの余剰インクを吸収するインク吸収部材
8を設ける。シール材7が貼着された状態で、インク吸
収部材8はインク吸蔵部材2との間に隙間9を存してイ
ンク供給孔5内に位置する。インク吸蔵部材2はインク
吸収率が略80%で、インク吸収部材8はインク吸収率
が30〜50%であり、インク吸収部材8がインク吸蔵
部材2よりもインク吸収性が劣り、インク吸収部材8が
インク吸蔵部材2より積極的にインクを吸収することを
規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのインクカートリッジ、特にカートリッジ内にイ
ンク吸蔵部材(例えば多孔質体)が充填されてなるもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印字ヘッドのノズル孔を通じて
インク液滴を飛翔させて記録紙等の記録媒体に記録させ
るインクジェットプリンタにおいて、印字ヘッドにイン
クを供給するインクカートリッジを交換可能としたもの
が知られている。また、かかるインクジェットプリンタ
に用いるインクカートリッジとして、カートリッジ本体
内にインクが吸蔵されているインク吸蔵部材が収容さ
れ、印字ヘッド側のインク供給管部をカートリッジ本体
のインク供給孔に挿通して連結することで、インクを供
給可能な状態とするものが知られている。
【0003】このようなインクカートリッジにおいて
は、内部空間を大気圧に保持しかつインク吸蔵部材から
インク供給孔を通じての印字ヘッドへのインクの供給を
円滑にするために、上記インク供給孔とは別に大気連通
孔が設けられている。このようなインクカートリッジ
は、搬送時等におけるインクの漏れや蒸発を防止し、し
かも使用する際には容易に開封してインクカートリッジ
を取り出すことができるように、まず、インクカートリ
ッジのインク供給孔と大気連通孔をシール材で密閉し、
それからそれを包装材でパッキングするようにしてい
る。
【0004】ところで、そのようなシール材で密閉する
場合、図6に示すように、インクカートリッジaのイン
ク供給孔bを密閉するシール材cの内面側に、インク吸
蔵部材dよりのインクeが付着する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うにインクeがシール材cの内面側に付着していると、
インクカートリッジaを使用する際に、インクカートリ
ッジaのインク供給孔bに対して設けられたシール材c
を、使用者が引き剥がす必要があるので、引き剥がす
際、インクが飛び散り、周囲を汚損するという課題があ
った。
【0006】ところで、特開平6ー320749号公報
に記載されるように、非インク浸透性材料からなる破砕
可能な封止部材にてインクタンクのタンク開口を封止
し、一方、インクジェットヘッドのインク供給管端部周
囲には、インクタンク装着時にてインク供給管がタンク
開口の封止部材に圧接した際に封止部材が破砕される複
数の突起を設けると共に、タンク開口に対応する封止部
材が非破断部を残して破片状に破断されるよう少なくと
も一対の突起間寸法を他の突起間寸法より大きく設定し
たものが提案されているが、かかるものは、突起により
突き破るのにかなりの力を要するので、その際に封止部
材の裏面にインクが付着していれば、やはり飛び散るお
それがある。また、突き破る際に、破片がでるおそれも
ある。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、シール材を剥離する際、インクが飛散するのを防止
したインクジェットプリンタのインクカートリッジを提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、イン
ク供給孔を有すると共にインク吸蔵部材が収容されてい
るカートリッジ本体と、該カートリッジ本体のインク供
給孔の外壁面側に該インク供給孔を閉塞するように貼着
されたシール材とを備え、印字ヘッドを有するヘッドユ
ニットに装着して用いられるインクジェットプリンタの
インクカートリッジを前提とするもので、前記シール材
には、インク供給孔側に位置し前記インク吸蔵部材より
の余剰インクを吸収するインク吸収部材が設けられてい
る構成とする。
【0009】請求項1の発明によれば、シール材に設け
られているインク吸収部材によって、インク吸蔵部材よ
り滲み出てインク供給孔内に進入するインクが吸収され
て保持され、シール材を引き剥がす際に、インクが周囲
に飛び散ることがない。
【0010】請求項2の発明は、請求項1のインクジェ
ットプリンタのインクカートリッジにおいて、前記イン
ク吸収部材が、インク吸蔵部材よりもインク吸収性が劣
るものである。
【0011】請求項2の発明によれば、インク吸収部材
は、インク吸蔵部材よりもインク吸収性が劣ることか
ら、インク吸収部材がインク吸蔵部材より積極的にイン
クを吸収することはない。
【0012】請求項3の発明は、請求項2のインクジェ
ットプリンタのインクカートリッジにおいて、前記イン
ク吸蔵部材が、インク吸収率が略80%である一方、イ
ンク吸収部材は、インク吸収率が30〜50%である。
【0013】請求項3の発明によれば、インク吸蔵部材
はインク吸収率が略80%とされ、インク吸収部材はイ
ンク吸収率が30〜50%とされて、インク吸収部材が
インク吸蔵部材よりもインク吸収性が劣るようにされ、
インク吸収部材がインク吸蔵部材より積極的にインクを
吸収することが規制される。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かのインクジェットプリンタのインクカートリッジにお
いて、前記インク吸収部材が、インク吸蔵部材との間に
隙間が形成されている。
【0015】請求項4の発明によれば、前記インク吸収
部材は、インク吸蔵部材との間に隙間が形成され、イン
ク吸収部材がインク吸蔵部材より積極的にインクを吸収
することが規制される。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かのインクジェットプリンタのインクカートリッジにお
いて、前記インク吸収部材が、インク供給孔に対応した
形状を有し、該インク供給孔内に位置している。
【0017】請求項5の発明によれば、前記インク吸収
部材は、インク供給孔に対応した形状を有し、該インク
供給孔内に位置しており、無理なく余剰インクが吸収さ
れる。請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかのイ
ンクジェットプリンタのインクカートリッジにおいて、
前記インク吸収部材が、インク供給孔を覆いカートリッ
ジ本体の外表面に接触している。
【0018】請求項6の発明によれば、インク吸収部材
が、インク供給孔を覆いカートリッジ本体の外表面に接
触しているだけであり、インク吸収部材によって、イン
ク供給孔内の余剰インクのみが吸収されるだけである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1はインクカートリッジがヘッドユニッ
トに搭載された状態を、図2はインクカートリッジを搭
載する前の状態をそれぞれ示す。尚、本例においては、
4種類のインクを用いていることから、それぞれのイン
クに対応する4種類のインクカートリッジ1A〜1Dを
備えている。
【0021】上記各インクカートリッジ1A〜1Dは、
基本的には、同一の構造で、それぞれ、内部にインク吸
蔵部材2が収容されるカートリッジ本体3と、該カート
リッジ本体3の上部開口を閉塞する蓋体4とを有する。
上記インクカートリッジ1A〜1Dの各カートリッジ本
体3には、インクを印字ヘッド11に供給するためのイ
ンク供給孔5(図3参照)と、そのインクの供給を円滑
に行うための大気連通孔6とが設けられている。
【0022】そして、上記各インクカートリッジ1A〜
1Dのカートリッジ本体3のインク供給孔5及び大気連
通孔6の外壁面側には、インクカートリッジ1内にイン
クが充填された後、該インクの蒸発防止等の理由から、
図3及び図4に示すように、シール材7がそれらを閉塞
するように貼着され、インクカートリッジ1A〜1D内
を外部と遮断するようになっている。よって、インクカ
ートリッジ1A〜1Dの使用時には、シール材7を引き
剥がし、インク供給孔5及び大気連通孔6を露出させる
ようにする必要がある。
【0023】また、前記シール材7のインク供給孔5側
に位置する部分には、前記インク吸蔵部材2よりの余剰
インクを吸収するインク吸収部材8が設けられ、シール
材7が貼着された状態で、インク吸収部材8が、インク
吸蔵部材との間に隙間9を存してインク供給孔5内に位
置するようになっている。そして、インク吸蔵部材2
は、大気連通孔6側に若干インクを吸蔵しない部分があ
ることから、インク吸収率は略80%とされる一方、イ
ンク吸収部材8は、印字に対する影響やシール材7を剥
離させたときにインクの飛散がないようにインク吸収率
が30〜50%とされて、インク吸収部材8がインク吸
蔵部材2よりもインク吸収性が劣るようにされ、インク
吸収部材8がインク吸蔵部材2より積極的にインクを吸
収することが規制されるようになっている。尚、シール
材7とインク吸収部材8との貼着手段として熱融着を採
用する場合には、シール材及びインク吸収部材としては
シリコン樹脂等の熱硬化性樹脂を除き、ポリエチレン、
ポリスチレン等の熱可塑性樹脂を用いる必要があるが、
接着を採用する場合には、特に材料は制限されない。
【0024】上記インクカートリッジ1A〜1Dは、印
字ヘッド11を有するヘッドユニット12に装着される
ようになっている。ヘッドユニット12は、基板部13
の一側の縦壁部14には、インク流路15aを有するイ
ンク供給管15が挿通されている。尚、上記印字ヘッド
11は、インク供給管15より供給されたインクを前面
のノズル孔から飛翔させるアクチュエータを含む。
【0025】また、上記インク供給管15は、縦壁部1
4より内側の部分には、凹部を介して筒状のシールラバ
ー16が外嵌され、インクカートリッジ1A〜1Dがヘ
ッドユニット12に装着された際、シールラバー16が
インクカートリッジ1との間のシール性を確保するよう
になっている。
【0026】上記のように構成すれば、インク吸収部材
8によって、インク供給孔5内の余剰インクが吸収保持
され、インクカートリッジ1A〜1Dを使用するため
に、シール材7をカートリッジ本体3より引き剥がす際
に、シール材7に付着するインクはインク吸収部材8に
よって保持されているので、インクが周囲に飛び散るこ
とがない。また、インク吸収部材8はインク吸蔵部材2
との間に隙間9が形成されるようになっているので、余
剰インクを無理なく吸収することが可能となる。
【0027】特に、インク吸蔵部材2はインク吸収率が
略80%とされ、インク吸収部材8はインク吸収率が3
0〜50%とされて、インク吸収部材8がインク吸蔵部
材2よりもインク吸収性が劣るようにされているので、
インク吸収部材8がインク吸蔵部材2より積極的にイン
クを吸収することを規制することができる。
【0028】上記実施の形態においては、インク吸収部
材8が、インク供給孔5内に位置するようにしている
が、インク供給孔5内に位置させることなく、インク吸
収部材8Aを、図5に示すように、インク供給孔5より
も大きく形成し、インク供給孔5を覆いカートリッジ本
体3の外表面に接触させるようにし、その外側にシール
材7Aを貼着するようにすることもできる。このように
すれば、インク吸収部材8Aがインク供給孔5内に位置
するように考慮してシール材7を貼着する必要がなくな
り、シール材7の貼着作業が簡単となる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように、シー
ル材にインク吸収部材を設けるようにしているので、イ
ンク吸収部材によって、インク吸蔵部材より滲み出てイ
ンク供給孔内に進入するインクを吸収させて保持させる
ことができ、シール材を引き剥がす際に、インクが周囲
に飛び散ることを防止することができる。
【0030】請求項2の発明は、インク吸収部材が、イ
ンク吸蔵部材よりもインク吸収性が劣るようにしている
ので、インク吸収部材がインク吸蔵部材より積極的にイ
ンクを吸収するのを規制して、シール材を引き剥がす
際、インクが周囲に飛び散るのを防止することができ
る。
【0031】請求項3の発明は、インク吸蔵部材のイン
ク吸収率を略80%とし、インク吸収部材のインク吸収
率を30〜50%としているので、インク吸収部材がイ
ンク吸蔵部材よりもインク吸収性が劣るようになり、イ
ンク吸収部材がインク吸蔵部材より積極的にインクを吸
収することを規制することができる。
【0032】請求項4の発明は、インク吸収部材とイン
ク吸蔵部材との間に隙間を形成するようにしているの
で、インク吸収部材がインク吸蔵部材より積極的にイン
クを吸収することを簡単に規制することができる。
【0033】請求項5の発明は、インク吸収部材が、イ
ンク供給孔に対応した形状を有し、該インク供給孔内に
位置するようにしているので、無理なく余剰インクを吸
収することができる。
【0034】請求項6の発明は、インク吸収部材が、イ
ンク供給孔を覆いカートリッジ本体の外表面に接触して
いるだけであるので、インク吸収部材によって、インク
供給孔内の余剰インクのみを吸収することができ、シー
ル材のインク供給孔部分への貼着作業も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクカートリッジがヘッドユニ
ットに装着された状態を示す断面図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】本発明に係るインクカートリッジの斜視図であ
る。
【図4】インクカートリッジのインク供給孔付近の断面
図である。
【図5】他の実施の形態についての、図4と同様の図で
ある。
【図6】従来例の説明図である
【符号の説明】
1A〜1D インクカートリッジ 2 インク吸蔵部材 3 カートリッジ本体 5 インク供給孔 7 シール材 7A シール材 8 インク吸収部材 8A インク吸収部材 9 隙間 12 ヘッドユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク供給孔を有すると共にインク吸蔵
    部材が収容されているカートリッジ本体と、該カートリ
    ッジ本体のインク供給孔の外壁面側に該インク供給孔を
    閉塞するように貼着されたシール材とを備え、印字ヘッ
    ドを有するヘッドユニットに装着して用いられるインク
    ジェットプリンタのインクカートリッジにおいて、 前記シール材には、インク供給孔側に位置し前記インク
    吸蔵部材よりの余剰インクを吸収するインク吸収部材が
    設けられていることを特徴とするインクジェットプリン
    タのインクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記インク吸収部材は、インク吸蔵部材
    よりもインク吸収性が劣るものであるところの請求項1
    記載のインクジェットプリンタのインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記インク吸蔵部材は、インク吸収率が
    略80%である一方、インク吸収部材は、インク吸収率
    が30〜50%であるところの請求項2記載のインクジ
    ェットプリンタのインクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記インク吸収部材は、インク吸蔵部材
    との間に隙間が形成されているところの請求項1〜3の
    いずれかに記載のインクジェットプリンタのインクカー
    トリッジ。
  5. 【請求項5】 前記インク吸収部材は、インク供給孔に
    対応した形状を有し、該インク供給孔内に位置している
    ところの請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェッ
    トプリンタのインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記インク吸収部材は、インク供給孔を
    覆いカートリッジ本体の外表面に接触しているところの
    請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェットプリン
    タのインクカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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