JPH09286470A - 内容物混合用袋 - Google Patents

内容物混合用袋

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JPH09286470A
JPH09286470A JP8117137A JP11713796A JPH09286470A JP H09286470 A JPH09286470 A JP H09286470A JP 8117137 A JP8117137 A JP 8117137A JP 11713796 A JP11713796 A JP 11713796A JP H09286470 A JPH09286470 A JP H09286470A
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JP
Japan
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bag
seal
mixing
openable
film
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Withdrawn
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JP8117137A
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English (en)
Inventor
Takashi Asakura
隆 浅倉
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3261Flexible containers having several compartments
    • B65D81/3266Flexible containers having several compartments separated by a common rupturable seal, a clip or other removable fastening device

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合用多連袋において、仮接着部の構造、接
着性等を改良し、流通時等において各室が区画されてい
るが、使用時において剥離し別種の内容物を混合して使
用することができる易開封性仮接着部を有する混合用多
連袋を提供することである。 【解決手段】 外周端部の周辺部に強シ−ル部を設けて
袋体を構成し、かつ該袋体に該袋体を二室またはそれ以
上に区画する易開封性仮接着部を設け、該易開封性仮接
着部により区画した二室またはそれ以上のそれぞれの室
に別種の内容物を収納し、使用時に前記の易開封性仮接
着部を剥離させて前記の別種の内容物を混合し得る混合
用多連袋であり、かつ該多連袋体を構成する積層体の最
内層面が、少なくともヒ−トシ−ル面の剥離層と該剥離
層の内層のコア層の二層を有するエキ開封性共押しフィ
ルムで構成したことを特徴とする内容物混合用袋であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物混合用袋に
関し、更に詳しくは、別種の内容物を収納し、使用時に
仮接着部を剥離させて該別種の内容物を混合し得る内容
物混合用袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の物品を充填包装するために
種々の包装用袋体が提案されているが、その一つに、三
方シ−ル、四方シ−ル等の袋体の内部に仮接着部を設け
て二室またはそれ以上にに区画し、各室のそれぞれに別
種の内容物を収納し、使用時に前記の仮接着部を剥離さ
せて前記の別種の内容物を混合し得る混合用多連袋が提
案されている。例えば、実開昭56−53062号公報
に記載されている中仕切付袋、実開昭57−10527
2号公報に記載されている包装体、実開平3−6684
5号公報に記載されている混合用二連袋、実公昭60−
16536号公報に記載されている二成分混合用包装袋
等が知られている。上記のような混合用多連袋は、例え
ば、レトルト食品等の飲食品、接着剤、粘着剤等の化学
品、化粧品、医薬品、ケミカルカイロ等の雑貨品、その
他等の物品の充填包装に使用され、使用する直前に二成
分ないしそれ以上を混合して使用するような各種の物品
の充填包装にその発展が期待されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような混合用多連袋において、仮接着部は、流通時等に
おいて各室が区画されているが、使用時において剥離し
別種の内容物を混合し得ることができる構造であること
が必要であるが、、今日まで、その機能を十分に奏し、
混合用多連袋として充分に満足し得るものが提案されて
いないというのが実状である。例えば、上記の実開昭5
6−53062号公報に記載されている中仕切付袋にお
いては、易開封性仮接着部がヒ−トシ−ル剤や粘着剤等
の圧着により形成されていることから、内容物がこれに
接触するのが必然的であるために、食品等の充填包装に
応用することができず、また接着剤や粘着剤等の侵す化
学品への応用もできないという問題点がある。また、上
記の実開昭57−105272号公報に記載されている
包装体、実開平3−66845号公報に記載されている
混合用二連袋等においては、易開封性仮接着部の形成方
法として、熱融着剤や粘着剤等の圧着によらず、弱シ−
ル性やイ−ジピ−ル性を有するテ−プを挟んで易開封性
接着部を形成する方法であるが、この方法では、テ−プ
の繰り出しやその位置決め等の製袋機械上の困難を要す
ると共に、テ−プを噛み込んだ部分の外周端部の周辺部
におけるシ−ル強度の低下を避けられないものである。
更にまた、上記の実公昭60−16536号公報に記載
されている二成分混合用包装袋においては、袋内の仕切
りシ−ルを形成する場所に合わせて、予め貼り合わせ強
度を低下させる物質を塗布する工程を必要とすると共
に、仕切りシ−ルの位置が限定されるため、精度の高い
シ−ル機が必要である等の簡便性に欠けるという問題点
がある。そこで本発明は、混合用多連袋において、仮接
着部の構造、接着性等を改良し、流通時等において各室
が区画されているが、使用時において剥離し別種の内容
物を混合して使用することができる仮接着部を有する混
合用多連袋を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究した結果、袋体を構成す
る最内層面にあるヒ−トシル性フィルムに着目し、該最
内層に少なくともヒ−トシ−ル面の剥離層と、該剥離層
の内層のコア層の二層を有する易開封性共押しフィルム
を使用し、そのヒ−トシ−ル条件を調節して、ヒ−トシ
−ル面の剥離層同士のヒ−トシ−ルによる易開封性仮接
着と、該剥離層の内層にあるコア層同士の強シ−ルの二
種類のシ−ル方法を容易に調整することによって、流通
時等において各室が充分に区画され、使用時において仮
接着部が剥離し別種の内容物を混合することができる混
合用多連袋を製造し得ることを見出して本発明を完成し
たものである。
【0005】すなわち、本発明は、外周端部の周辺部に
強シ−ル部を設けて袋体を構成し、かつ該袋体に該袋体
を二室またはそれ以上に区画する易開封性仮接着部を設
け、該易開封性仮接着部により区画した二室またはそれ
以上のそれぞれの室に別種の内容物を収納し、使用時に
前記の易開封性仮接着部を剥離させて前記の別種の内容
物を混合し得る混合用多連袋であり、かつ該多連袋体を
構成する積層体の最内層が、少なくともヒ−トシ−ル面
の剥離層と該剥離層の内層のコア層の二層を有する易開
封性共押しフィルムで構成されていることを特徴とする
内容物混合用袋に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。まず、上記の本発明において、本発明
にかかる内容物混合用袋について具体例を例示して図面
を用いて説明すると、図1および図2は、本発明にかか
る内容物混合用袋を構成する袋体の製造に使用する積層
体の層構成の一例を示す断面図であり、図3は、図1お
よび図2に示す積層体を使用して製造した本発明にかか
る内容物混合用袋の構造の一例を示す平面図であり、図
4は、図3に示す内容物混合用袋のX−X′における強
シ−ル部の構成を示す概略的切断断面図であり、図5
は、図3に示す内容物混合用袋のY−Y′における易開
封性仮接着部の構成を示す概略的切断断面図であり、図
6は、図5に示す易開封性仮接着部の剥離の状態を示す
概略的切断断面図である。
【0007】まず、本発明においては、内容物混合用袋
を構成する袋体の製造に使用する積層体としては、その
一方が、図1に示すように、基材フィルム1と、多連袋
体を構成したときに最内層が少なくともヒ−トシ−ル面
の剥離層2と該剥離層2の内層としてのコア層3の二層
を有する易開封性共押しフィルム4とで構成されている
積層体Aを使用することができる。上記において、5
は、基材フィルム1と易開封性共押しフィルム4とを積
層する接着剤層を表す。次に、本発明においては、他方
の積層体としては、図2に示すように、外側から内側に
向かって、少なくとも、基材フィルム1とヒ−トシ−ル
性フィルム6を順次に積層した積層体Bを使用すること
ができる。なお、上記において、5′は、基材フィルム
1とヒ−トシ−ル性フィルム6とを積層する接着剤層を
表す。
【0008】次に、本発明において、本発明にかかる内
容物混合用袋の構造の一例について、上記の図1に示す
積層体Aおよび図2に示す積層体Bを使用して製造した
内容物混合用袋を例示して説明すると、図3に示すよう
に、上記で製造した積層体A、Bを用意し、その剥離層
2の面とヒ−トシ−ル性フィルム6の面を対向して重ね
合わせ、次いで、外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルして
強シ−ル部7を形成して袋体を構成し、かつ該袋体の所
定の箇所に二室に区画する易開封性仮接着部8を設け、
該易開封性仮接着部8により区画した二室のそれぞれに
別種の内容物9、10を収納し、使用時に前記の易開封
性仮接着部8を剥離させて前記の別種の内容物9、10
を混合することができる混合用二連袋Cを製造するもの
である。而して、本発明においては、上記で製造した混
合用二連袋Cを、例えば、外部から圧力等を加えて、あ
るいは易開封性仮接着部8の部分を手に持って両側に引
っ張ること等によって、易開封性仮接着部8の部分を剥
離して、二室に収納されている別種の内容物9、10を
混合し、次いで、開封して、その使用に供することがで
きるものである。
【0009】上記の本発明にかかる内容物混合用袋Cに
おいて、強シ−ル部7と易開封性仮接着部8の構成につ
いて図示して説明すると、該強シ−ル部7は、図4に示
すように、積層体Aの易開封性共押しフィルム4を構成
する剥離層2は、熱融着時の圧力と熱により流動して脇
に押しやられ、他方、積層体Aの易開封性共押しフィル
ム4を構成するコア層3と、積層体Bのヒ−トシ−ル性
フィルム6とが対向し、その両者が溶融一体化して強シ
−ル部7を形成するものである。他方、上記の易開封性
仮接着部8は、図5に示すように、積層体Aと積層体B
とを、その剥離層2の面とヒ−トシ−ル性フィルム6の
面を対向して重ね合わせて、易開封性仮接着部8を形成
するものである。なお、上記の易開封性仮接着部8の剥
離の状態を示すと、図6に示すように、積層体Aの易開
封性共押しフィルム4を構成する剥離層2とコア層3と
の間で剥離し、該剥離層2は、積層体Bを構成するヒ−
トシ−ル性フィルム6の面にくっついた状態で剥離する
ものである。なお、上記の図4および図5において、接
着剤5、5′は、図示せずに省略している。
【0010】上記において、別種の内容物9、10を充
填包装する方法としては、種々の方法を採り得るが、例
えば、外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルして強シ−ル部
7を形成する際に、例えば、積層体A、Bの左右の外周
端部の周辺部をヒ−トシ−ルして強シ−ル部7、7を形
成し、更に、易開封性仮接着部8を形成し、他方、積層
体A、Bの上下の外周端部の周辺部はヒ−トシ−ルせず
に未シ−ル部として開口部としておき、しかる後該開口
部を内容物を充填する開口部として使用し、該開口部か
ら二室のそれぞれに、上方向および下方向から別種の内
容物9、10を充填し、次いで上下に設けた開口部の未
シ−ル部をヒ−トシ−ルして強シ−ル部7、7を形成す
ることによって内容物9、10をそれぞれの二室に充填
包装することができる。
【0011】而して、本発明において、上記のように製
造した混合用二連袋Cは、図示しないが、その使用に際
し、例えば、外部から力を加えて易開封性仮接着部8を
剥離し、該易開封性仮接着部8の部分を切り離し、次い
で、二室に収納されている別種の内容物9、10を混合
し、しかる後、該混合用二連袋Cの上端部を、例えば、
ハサミ等を使用してカットして開封し、混合した内容物
9、10を別の容器等に移し替えてその使用に供するこ
とができるものである。
【0012】上記に挙げた例は、本発明にかかる内容物
混合用袋Cの一例を例示するものであり、本発明は、こ
れに限定されるものではない。例えば、本発明において
は、上記の積層体Aと積層体Bとを使用して内容物混合
用袋Cを製造する代わりに、図示しないが、積層体Aの
2枚を用意し、該積層体A、Aを使用して、その剥離層
面同士を対向させて重ね合わせ、以下、上記と同様にし
て内容物混合用袋を製造することができる。更にはま
た、上記の積層体Bを使用し、該積層体B、Bを、その
ヒ−トシ−ル性フィルム面同士を重ね合わせ、以下、上
記と同様にして内容物混合用袋を製造することができ
る。
【0013】次に、上記の本発明において、本発明にか
かる内容物混合用袋を構成する材料について説明する
と、まず、本発明にかかる積層体Aおよび積層体Bを構
成する基材フィルムとしては、本発明にかかる内容物混
合用袋を構成する基本素材となるものであり、機械的、
物理的、化学的、その他等において優れた性質を有し、
特に、耐熱性を有し、強度、剛性等に優れ、諸堅牢性を
有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用することがで
き、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリプロピレン系樹
脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、
フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないし
シ−トを使用することができる。而して、上記の樹脂の
フィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、ある
いは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等
のいずれのものでも使用することができる。また、本発
明において、その樹脂のフィルムないしシ−トの厚さと
しては、耐熱性を有し、強度、剛性等に優れ、諸堅牢性
を必要最低限に保持し得る厚さであればよく、約10μ
mないし50μm位、好ましくは、約12μmないし2
5μm位が最も望ましい。
【0014】次に、本発明において、積層体Aの易開封
性共押しフィルムにかかる剥離層を構成する材料として
は、該易開封性共押しフィルムにかかるコア層を構成す
る材料と共押しして共押しフィルムを製造することがで
き、かつヒ−トシ−ル性を有する材料を使用することが
できる。具体的には、例えば、熱によって溶融して相互
に融着し得るものを使用することができ、例えば、低密
度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレ
ン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル
共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン
−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリ
ブテンポリマ−、酸変性ポリオレフィン系樹脂、その他
等の樹脂を使用することができる。そのフィルムの厚さ
としては、5μmないし200μm位、好ましくは、5
μmないし100μm位が望ましい。ところで、本発明
においては、上記のような材料は、袋体を構成する際の
対向面において、同種のもの、あるいは異種のものを組
み合わせて使用することができる。本発明において、こ
れらの組み合わせは、後述するように、易開封性仮接着
部を形成する際に、その部分の接着性を調整して易剥離
性となるようにしなければならないものである。
【0015】次に、本発明において、積層体Aの易開封
性共押しフィルムにかかるコア層を構成する材料として
は、該易開封性共押しフィルムにかかる剥離層を構成す
る材料と共押しして共押しフィルムを製造することがで
きる材料を使用することができる。具体的には、例え
ば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタ
クリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテ
ン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系
樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹
脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メ
タ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合
体、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−
ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢
酸ビニル共重合体ケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹
脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、その
他等の公知の樹脂を任意に選択して使用することができ
る。
【0016】次にまた、上記の本発明において、積層体
Bを構成するヒ−トシ−ル性フィルムとしては、熱によ
って溶融し相互に融着し得るものであればよく、具体的
には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオ
ノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸
共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペン
テンポリマ−、ポリブテンポリマ−、酸変性ポリオレフ
ィン系樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシ−トを
使用することができる。そのフィルムの厚さとしては、
10μmないし300μm位、好ましくは、20μmな
いし100μm位が望ましい。ところで、本発明におい
ては、上記のようなヒ−トシ−ル性フィルムは、袋体を
構成する際の対向面において、積層体Aを構成する剥離
層と同種のもの、あるいは異種のものどうしを組み合わ
せて使用することができる。本発明において、これらの
組み合わせは、後述するように、易開封性仮接着部を形
成する際に、その部分の接着性を調整して易剥離性とな
るようにしなければならないものである。
【0017】ところで、本発明においては、通常、種々
の物品を充填包装する包装用袋としては、物理的にも化
学的にも過酷な条件におかれることから、該包装用袋を
構成する包装材料には、厳しい包装適性が要求され、変
形防止強度、落下衝撃強度、耐ピンホ−ル性、耐熱性、
密封性、品質保全性、作業性、衛生性、その他等の種々
の条件が要求され、このために、本発明においては、上
記のような材料の他に、上記のような諸条件を充足する
その他の材料を任意に組み合わせて使用することができ
る。
【0018】例えば、本発明においては、太陽光等の光
を遮光する性質、あるいは水蒸気、水、ガス等を透過し
ない性質等を有する材料を使用することができ、これ
は、単体の基材でもよく、あるいは二種以上の基材を組
み合わせてなる複合基材等であってもよい。具体的に
は、例えば、遮光性とバリア−性を有するアルミニュウ
ム箔またはその蒸着膜を有する樹脂のフィルム、バリア
−性を有する酸化珪素、酸化アルミニュウム等の無機酸
化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、水蒸気、水等の
バリア−性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等
の樹脂のフィルムないしシ−ト、ガスバリア−性を有す
るポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ−ル、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂のフィルムな
いしシ−ト、樹脂に顔料等の着色剤を、その他、所望の
添加剤を加えて混練してフィルム化してなる遮光性を有
する各種の着色樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用す
ることができる。これらの材料は、一種ないしそれ以上
を組み合わせて使用することができる。上記のフィルム
ないしシ−トの厚さとしては、任意であるが、通常、5
μmないし300μm位、更には、10μmないし10
0μm位が望ましい。更に、上記において、アルミニュ
ウム箔としては、5μmないし30μm位の厚さのも
の、また、アルミニュウムまたは無機酸化物の蒸着膜と
しては、厚さ100Åないし2000Å位のものを使用
することができる。また、上記の蒸着膜を支持する樹脂
のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、
ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩
化ビニルフィルム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリ塩
化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコ−ルフィル
ム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、
その他等を使用することができる。上記において、上記
の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムは、積層体あるいは
袋体になったときには、該樹脂のフィルムは、耐熱性基
材フィルムとして機能することもある。
【0019】また、本発明において、具体的には、上記
に挙げた各種の樹脂のフィルムないしシ−トは勿論のこ
と、その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等
も使用することができる。更に、本発明においては、フ
ィルムないしシ−トとしては、押し出し成膜、インフレ
−ション成膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜で
もよい。
【0020】次に、上記の本発明において、上記のよう
な材料を使用し、袋体を製造するために使用する積層体
を製造する方法について説明すると、かかる方法として
は、種々の方法があるが、例えば、通常の包装材料をラ
ミネ−トする方法、具体的には、ウエットラミネ−ショ
ン法、ドライラミネ−ション法、無溶剤型ドライラミネ
−ション法、押し出しラミネ−ション法、Tダイ共押し
出し成形法、共押し出しラミネ−ション法、その他等で
行うことができる。而して、本発明においては、上記の
積層を行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オ
ゾン処理等の前処理をフィルムに施すことができ、ま
た、例えば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエ
チレンイミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系等の
アンカ−コ−ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポ
リアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸
ビニル系、セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト用接着
剤等の公知のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用するこ
とができる。本発明においては、特に、積層体Aを構成
する共押しフィルムとしては、共押し出しラミネ−ショ
ン法を利用し、2種あるいは3種の材料等を共押し出し
て2層ないしそれ以上からなる共押しフィルムとするこ
とができる。
【0021】次に本発明において、内容物混合用袋を構
成する袋体について説明すると、その製袋方法として
は、上記のような材料を使用して製造した積層体を使用
し、その共押しフィルム面、ヒ−トシ−ル性フィルム面
等を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね
合わせ、更にその外周の周辺端部を、例えば、側面シ−
ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封
筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル
型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、
その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして袋
体を製造し、更にその袋体の所定の箇所に、該袋体を二
室またはそれ以上に区画する易開封性仮接着部を形成し
て、混合用多連袋を製造するものである。その他、袋体
として、例えば、自立性包装袋(スタンディングパウ
チ)等も可能である。
【0022】上記において、袋体を構成する際の外周端
部の周辺部をヒ−トシ−ルする方法と、袋体を二室また
はそれ以上に区画する易開封性仮接着部を設ける際のヒ
−トシ−ルする方法としては、例えば、バ−シ−ル、回
転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高
周波シ−ル、超音波シ−ル、その他等の公知の方法で行
うことができる。而して、本発明において、袋体を二室
またはそれ以上に区画する易開封性仮接着部を設ける際
のヒ−トシ−ルする条件としては、袋体を構成する際の
外周端部の周辺部をヒ−トシ−ルする条件と、そのヒ−
トシ−ル温度、圧力、加熱加圧時間等において差をつけ
ればよく、その一つまたはそれ以上の条件を緩和した条
件で易開封性仮接着部を形成するものである。特に、本
発明においては、袋体の最内層面を構成する各対向面を
構成するフィルムとして、異種のフィルムを組み合わせ
て使用することにより、強シ−ル部と易開封性仮接着部
を形成するヒ−トシ−ル条件を容易に調整することがで
きるという利点を有するものである。上記のように、本
発明においては、ヒ−トシ−ル条件として、袋体を構成
する際の外周端部の周辺部の強シ−ル部を設ける際のヒ
−トシ−ルする条件と、袋体を二室またはそれ以上に区
画する易開封性仮接着部を設ける際のヒ−トシ−ルする
条件とを変え、前者の条件より緩和した条件で後者であ
る易開封性仮接着部を形成して、該易開封性仮接着部
を、外周端部の周辺部のシ−ル部と比較して、弱シ−ル
部とすることを特徴とするものである。
【0023】本発明においては、上記の内容物混合用袋
において、外周端部の周辺部のシ−ル強度を、易開封性
仮接着部のシ−ル強度より容易に強くできるものであっ
て、このことにより落下の衝撃で易開封性仮接着部が剥
離して使用前に内容物が混合することがなく、また、使
用時に易開封性仮接着部を剥離させる際に、外周端部の
周辺部の強シ−ル部に内容物の圧力が加わって、該外周
端部の周辺部の強シ−ル部が剥離し、内容物が袋外に飛
び出したりすることなく内容物を混合することができる
ものである。而して、本発明において、上記の内容物混
合用袋において、外周端部の周辺部のシ−ル強度と、易
開封性仮接着部のシ−ル強度とをどの程度の差をつけれ
ばよいかは、包装材料の種類、包装形態、袋の寸法、内
容物の充填量、易開封性仮接着部の形状、および外箱の
有無等の流通形態、また落下テスト、混合テスト等の物
理的負荷について種々検討した結果、外周端部の周辺部
のシ−ル強度が、易開封性仮接着部のシ−ル強度より、
少なくとも500g/15mm以上あるという条件が満
たされていれば、使用前の混合および使用時の内容物の
飛び出し等を防止できるものである。そして、具体的に
は、この外周端部の周辺部のシ−ル強度と、易開封性仮
接着部のシ−ル強度との差をどの程度に設定すべきか
は、実際に試作品によるテストを実施し、個々の場合に
応じて決定されるべきものである。
【0024】ところで、本発明においては、上記の外周
端部の周辺部に設ける強シ−ル部のシ−ル形状、および
易開封性仮接着部のシ−ル形状は、前述の図示のように
所定のシ−ル巾を有する直線状のものでもよいが、その
他、充填包装する内容物等の種類によって任意のシ−ル
形状にすることによって、易開封性仮接着部の易剥離性
を調整することができ、図7〜12は、本発明にかかる
内容物混合用袋において、外周端部の周辺部に設ける強
シ−ル部と、易開封性仮接着部のシ−ル形状の二三例を
示す平面図である。図7に示すように、外周端部の周辺
部に設ける強シ−ル部7を所定のシ−ル巾を有する直線
状のものとし、他方、易開封性仮接着部8を所定のシ−
ル巾を有し、かつV字型とするものである。而して、上
記のような内容物混合用袋においては、V字型の突起部
11の部分を易剥離性の開始起点をとするものである。
【0025】次に、図8に示すように、上記の図7に示
すものと同様に、外周端部の周辺部に設ける強シ−ル部
7を所定のシ−ル巾を有する直線状のものとし、他方、
易開封性仮接着部8を所定のシ−ル巾を有する直線状の
ものとし、更に、該直線状のシ−ル部の所定箇所に、V
字型の切れ込み12を設けたものである。而して、上記
のような内容物混合用袋においては、V字型の切れ込み
部12の部分のシ−ル巾が狭くなることから、この部分
のシ−ル強度が他の部分のシ−ル強度より弱く、従っ
て、この部分が易剥離性の開始起点をとなるものであ
る。
【0026】次にまた、図9に示すように、外周端部の
周辺部に設ける強シ−ル部7を、上記の図7および図8
に示すようにベタのシ−ル部とすることなく線シ−ル部
7′とし、他方、易開封性仮接着部8を所定のシ−ル巾
を有する直線状のものとするものである。而して、上記
のような内容物混合用袋においては、外周端部の周辺部
を線シ−ル部7′としても強シ−ル部を構成し得ること
を例示したものである。
【0027】次にまた、図10に示すように、外周端部
の周辺部に設ける強シ−ル部7を、上記の図7および図
8に示すものと同様に、所定のシ−ル巾を有する直線状
のものとし、他方、易開封性仮接着部8を、所定のシ−
ル巾を有する直線状のものとし、更に、該直線状のシ−
ル部の所定箇所に、V字型の切れ込み12を設けたもの
を2箇所に設け、左、中央、右と三つの袋体に分割した
ものである。これにより、3種類の内容物を充填包装す
ることができるものである。
【0028】次にまた、図11に示すように、外周端部
の周辺部に設ける強シ−ル部7を、上記の図7および図
8に示すものと同様に、所定のシ−ル巾を有する直線状
のものとし、更に、袋体を三分割する所定の箇所に、上
記の外周端部の周辺部に設ける強シ−ル部7と同様な強
シ−ル部7を設け、他方、易開封性仮接着部8を、上記
の袋体を三分割する他方の箇所に、所定のシ−ル巾を有
する直線状のものとし、更に、該直線状のシ−ル部の所
定箇所に、V字型の切れ込み12を設けたものを設け、
左、中央、右と三つの袋体に分割したものである。これ
により、3種類の内容物を充填包装することができると
共に、その二種類の内容物を混合して使用することがで
きるものである。
【0029】更にまた、図12に示すように、外周端部
の周辺部に設ける強シ−ル部7を、上記の図7および図
8に示すものと同様に、所定のシ−ル巾を有する直線状
のものとし、他方、易開封性仮接着部8を、所定のシ−
ル巾を有するジグザグ形状13とするものである。而し
て、上記のような内容物混合用袋においては、シ−ル部
を設けるシ−ルの位置合わせを不要とし、かつ、ジグザ
ク形状13の突起部の部分が易剥離性の開始起点とする
ものである。
【0030】上記のような、本発明において、外周端部
の周辺部の強シ−ル部、および易開封性仮接着部につい
て、形成位置、形状、大きさ等は、充填包装する内容
物、袋体を構成する材料等によって任意に変えることが
でき、例えば、その形成位置としては、袋体に二室を形
成することができ、かつ、別種の内容物を充填包装する
ことができれば、袋体のいずれの箇所に形成してもよ
く、また、易開封性仮接着部を構成するシ−ル部の大き
さ、長さ、線巾等は、任意に変えることができ、更に、
袋体の強シ−ル部以外の部分であれば、何れの箇所にも
設けることができ、袋体の上、下、左、右等のどの辺と
も交差して易剥離性仮接着部を形成することもできる。
【0031】次に、本発明において、袋体内に内容物を
充填包装する方法について説明すると、袋体を製造する
際に、例えば、外周端部の周辺部に未ヒ−トシ−ル部を
設けて開口部を形成し、該袋体の開口部から、例えば、
混合して食するような異種の食品、あるいは使用直前に
2成分を混合して使用する化学製品等をそれぞれの室に
充填し、更に開口部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成
して、本発明にかかる内容物混合用袋を製造することが
できる。なお、本発明において、二室を構成するそれぞ
れの室に内容物を充填包装するに際しては、充填前に内
容物を計量して充填包装しておけば、その使用に際して
は、単に、易開封性仮接着部を剥離し、袋体内で混合す
るだけで、そのまま袋体を開封して混合した内容物を取
り出して使用することができることから、その取り扱い
が極めて簡単になるという利点がある。
【0032】
【実施例】上記の本発明について以下に実施例を挙げて
更に具体的に説明する。 実施例1 厚さ12μmの延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィル
ムに厚さ30μmの易開封性熱融着性プラスチックフィ
ルムを貼り合わせて複合フィルムDとした。上記の易開
封性熱融着性プラスチックフィルムとしては、上記のポ
リエチレンテレフタレ−トフィルムとの貼り合わせ面側
が厚さ24μmのポリプロピレンフィルムとし、反対面
の熱融着層側が厚さ6μmのエチレン−酢酸ビニル共重
合体フィルムとなっている共押しフィルムからなるもの
を使用した。他方、厚さ12μmの延伸ポリエチレンテ
レフタレ−トフィルムに厚さ30μmのポリプロピレン
フィルムを貼り合わせて複合フィルムEとした。次に、
上記の複合フィルムDと複合フィルムEとを、そのエチ
レン−酢酸ビニル共重合体フィルム面とポリプロピレン
フィルム面とを対向して重ね合わせ、その熱融着を1K
g/cm2 の圧力で1秒間行なう時、温度を140℃と
するとシ−ル強度約1Kg/15mmの易開封性熱融着
となり、200℃とするとシ−ル強度約3Kg/15m
mの強熱融着となった。そこで、上記の複合フィルムD
と複合フィルムEとを、そのエチレン−酢酸ビニル共重
合体フィルム面とポリプロピレンフィルム面とを対向し
て重ね合わせ、まず、袋体を構成する外縁の対向辺の二
方をシ−ル巾10mm×1Kg/cm2×1秒×200
℃の熱融着条件でシ−ル各辺を直線状にシ−ルして強熱
融着による強シ−ル部を形成して空袋を形成し、更に、
該空袋の中央部分をシ−ル巾5mm×1Kg/cm2 ×
1秒×140℃の熱融着条件でで直線状にシ−ルして易
開封性熱融着となる易開封性仮接着部に相当するシ−ル
部を形成して、二つの開口部を有する二室に区画した袋
体を製造した。次に、上記で製造した二つの開口部を有
する二室に区画した袋体のそれぞれの室に、その一方の
開口部からエポキシ系二液硬化型接着剤の主剤を、他方
の開口部から該接着剤の硬化剤を等重量ずつ充填し、し
かる後、袋体の二つの開口部を10mm×1Kg/cm
2 ×1秒×200℃の熱融着条件で直線状にシ−ルして
強熱融着による強シ−ル部を形成して混合用二連袋を製
造した。ここで外周端部のシ−ル巾を10mmとし、袋
仕切りシ−ル巾を5mmとしたのは、袋仕切りの剥離距
離を短くすることにより、使用時の剥離を容易ならしめ
るとともに、使用時の外周端部のシ−ル部に対する内容
物の食い込みが多少発生しても、内容物が飛ぶ出さない
ために配慮したものである。上記で製造した混合用二連
袋の接着剤充填部を手で強く押し圧したところ、上記の
易開封性熱融着となるシ−ル部の部分で剥離し、充填包
装されている主剤と硬化剤とが袋体内で混合し、更に袋
体を手で揉むことにより主剤と硬化剤とを十分に混合す
ることができた。その間、袋体の破裂等はなかった。上
記で十分に混合後、袋体の隅を切り取って袋体を手で押
し圧して接着剤を取り出して、その用に供することがで
きた。
【0033】実施例2 上記の実施例1において使用した複合フィルムD同士
を、そのエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂面を対向し
て重ね合わせて熱融着を1Kg/cm2 の圧力で1秒間
行なう時、温度を140℃とするとシ−ル強度約500
g/15mmの易開封性熱融着となり、200℃とする
とシ−ル強度約2.5Kg/15mmの強熱融着となっ
た。そこで、上記の実施例1で使用した複合フィルムD
の2枚を容易し、そのエチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂面を対向して重ね合わせ、上記の実施例1と同様に、
袋の外縁をシ−ル巾10mm×1Kg/cm2 ×1秒×
200℃の熱融着条件でシ−ルして各辺を直線状にシ−
ルして強熱融着による強シ−ル部を形成して空袋を形成
し、更に、該空袋の中央部分をシ−ル巾5mm×1Kg
/cm2 ×1秒×140℃の熱融着条件でで直線状にシ
−ルして易開封性熱融着となる易開封性仮接着部に相当
するシ−ル部を形成して、二つの開口部を有する二室に
区画した袋体を製造した。次に、上記の実施例1と同様
に、その一方の開口部からエポキシ系二液硬化型接着剤
の主剤を、他方の開口部から該接着剤の硬化剤を等重量
ずつ充填し、しかる後、袋体の二つの開口部を10mm
×1Kg/cm2 ×1秒×200℃の熱融着条件で直線
状にシ−ルして強熱融着による強シ−ル部を形成して混
合用二連袋を製造した。上記で製造した混合用二連袋の
接着剤充填部を手で強く押し圧して混合テストを実施し
たところ、上記の実施例1と同様な効果を得た。
【0034】実施例3 上記の実施例1において、易開封性熱融着となるシ−ル
部の部分は、該袋体外周端部の周辺部の内容物充填開口
部と平行な直線であったため、剥離させるために要する
手で押し圧する指の力が非常に大きくなければならなか
った。これを改善すべく、上記の実施例1の易開封性熱
融着となるシ−ル部の直線状のシ−ル部に代えて、V字
型のシ−ル部の形状でシ−ルしてV字型からなる易開封
性熱融着となる易開封性仮接着部に相当するシ−ル部を
形成し、それ以外は、上記の実施例1と同様にして混合
用袋体を製造した(図7参照)。上記でV字型のシ−ル
部とすることにより、より軽い力で仕切りを剥離させる
ことができた。このV字型の角度は、鋭角であればある
ほど仕切りを剥離させ易いが、反面、流通過程において
何らかの衝撃により剥離し易くなる場合もあり、V字型
の角度は、実際の輸送形態や、内容物の充填量等によっ
て勘案して設ける必要があった。
【0035】実施例4 上記の実施例3において、V字型シ−ルは、シ−ルバ−
形状が特殊であり、一般の包装充填機には必ずしも適切
であるとは言えないことから、ベタシ−ルバ−の一部を
V字型にカットしたものを作成し、以下、上記の実施例
3に記載したと同様なテストを行なった結果、この場合
でも実施例3と同様な効果を得た(図8参照)。
【0036】実施例5 上記の実施例1、2および3において、外周端部の周辺
部のシ−ルを、ベタシ−ルバ−を使用して実施していた
が、シ−ルバ−のシ−ル形状を巾2mmの線シ−ル2本
とした結果、シ−ル時間は1秒のままでありながら、シ
−ル圧力が2.5Kg/cm2 となり、シ−ル温度16
0℃で完全熱融着させる強シ−ル部を形成することがで
きた(図9参照)。シ−ル温度を低下させたことによ
り、シ−ル後のシワの発生が少なく、袋の外観が良好で
あった。
【0037】実施例6 上記の実施例1において、易開封性熱融着となるシ−ル
部の部分を1箇所とする代わりに、易開封性熱融着とな
るシ−ル部を2箇所設けて、3種類の物質を充填包装す
ることができる混合用袋体を製造した(図10参照)。
なお、シ−ルバ−としては、上記の実施例4におけるベ
タシ−ルバ−の一部をV字型にカットしたものを作成
し、これを使用してシ−ル部を形成した。上記で製造し
た混合用袋体は、3種類の物質の内、中央の物質を含む
任意の2種類の物質を容易に混合することができた。易
開封性熱融着となるシ−ル部の数を増やすことで、更に
多種類の物質を混合することができるものである。
【0038】実施例7 上記の実施例1において、易開封性熱融着となるシ−ル
部の部分を1箇所とする代わりに、易開封性熱融着とな
るシ−ル部を1箇所と外周端部の周辺部を構成する完全
熱融着部となる強シ−ル部と同様な強シ−ル部を1箇所
設けて、3種類の物質を充填包装することができる混合
用袋体を製造した(図11参照)。なお、易開封性熱融
着となるシ−ル部を形成するシ−ルバ−としては、上記
の実施例4におけるベタシ−ルバ−の一部をV字型にカ
ットしたものを作成し、これを使用してシ−ル部を形成
した。上記で製造した混合用袋体は、混合したい2種類
の物質と、混合したくない1種類の物質を一つの袋の中
に充填包装することができた。仕切りの熱融着方法と数
および完全熱融着となる強シ−ル部と、易開封性熱融着
となるシ−ル部との位置関係を考慮すれば、複数の混合
したい物質としたくない物質混合したい物質同士を分け
隔てることができるものである。
【0039】実施例8 上記の実施例3および4において、易開封性熱融着とな
るシ−ル部の形状は、仕切りシ−ルの縦横の位置決めが
必要であり、機械的に複雑となるが、易開封性熱融着と
なるシ−ル部の形状をジグザグ型とすることで仕切りシ
−ルの位置決め方向を縦もしくは横の一方向だけにする
ことができ、内容物混合用袋の製造が非常に容易になっ
た(図12参照)。上記の易開封性熱融着となるシ−ル
部の形状をジグザク型とすることにより、その角部がシ
−ル部の剥離起点となり、上記の実施例と同様な効果を
得た。
【0040】実施例9 上記の実施例1において使用した複合フィルムD同士
を、そのエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂面を対向し
て重ね合わせて熱融着を1Kg/cm2 の圧力で1秒間
行なう時、温度を140℃とするとシ−ル強度約500
g/15mmの易開封性熱融着となり、155℃とする
とシ−ル強度約1Kg/15mmの完全熱融着となっ
た。そこで、上記の実施例1で使用した複合フィルムD
同士を、そのエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂面を対
向して重ね合わせ、上記の実施例1と同様に、袋の外縁
をシ−ル巾10mm×1Kg/cm2 ×1秒×155℃
の熱融着条件でシ−ルして各辺を直線状にシ−ルして強
熱融着による強シ−ル部を形成して空袋を形成し、更
に、該空袋の中央部分をシ−ル巾5mm×1Kg/cm
2 ×1秒×140℃の熱融着条件でで直線状にシ−ルし
て易開封性熱融着となり仕切り部を構成する易開封性仮
接着部に相当するシ−ル部を形成して、二つの開口部を
有する二室に区画した袋体を製造した。次に、上記の実
施例1と同様に、その一方の開口部からお好み焼き粉
を、他方の開口部から水を適当量充填し、しかる後、袋
体の二つの開口部を10mm×1Kg/cm2 ×1秒×
155℃の熱融着条件で直線状にシ−ルして完全熱融着
による強シ−ル部を形成して混合用二連袋を製造した。
上記で製造した混合用二連袋の水充填部を手で強く押し
圧して混合テストを実施したところ、実施例1と同様な
効果を得た。なお、上記において、袋体の外周端部の周
辺部の強シ−ル部と、易開封性仮接着部とのシ−ル強度
の差が小さいため、該易開封性仮接着部が剥離する以前
に強シ−ル部が剥離する現象も見られたが、繰り返し多
数の試作品についてテストした結果、外周端部の周辺部
の強シ−ル部と、易開封性仮接着部とのシ−ル強度の差
としては、本実施例でテストした500g/15mmが
限界であり、上記のシ−ルの差がこれ以下になると内容
物混合用袋としては不適であった。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、袋体を構成する最内層面にあるヒ−トシル性フィル
ムに着目し、該最内層に少なくともヒ−トシ−ル面の剥
離層と、該剥離層の内層のコア層の二層を有する易開封
性共押しフィルムを使用し、そのヒ−トシ−ル条件を調
節して、ヒ−トシ−ル面の剥離層同士のヒ−トシ−ルに
よる易開封性仮接着と、該剥離層の内層のコア層同士の
強シ−ルの二種類のシ−ル方法を容易に調整することに
よって、流通時等において各室が充分に区画され、使用
時において仮接着部が剥離し別種の内容物を混合するこ
とができる混合用多連袋を製造し得ることができるとい
うものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる内容物混合用袋を構成する袋体
の製造に使用する積層体の層構成の一例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明にかかる内容物混合用袋を構成する袋体
の製造に使用する積層体の層構成の一例を示す断面図で
ある。
【図3】図1および図2に示す積層体を使用した本発明
にかかる内容物混合用袋の構造の一例を示す平面図であ
る。
【図4】図3に示す内容物混合用袋のX−X′における
強シ−ル部の構成を示す概略的切断断面図である。
【図5】図3に示す内容物混合用袋のY−Y′における
易開封性仮接着部の構成を示す概略的切断断面図であ
る。
【図6】図3に示す内容物混合用袋における易開封性仮
接着部の剥離した状態を示す概略的切断断面図である。
【図7】本発明にかかる内容物混合用袋における外周端
部の周辺部の強シ−ル部と易開封性仮接着部のシ−ル形
状の一例を示す平面図である。
【図8】本発明にかかる内容物混合用袋における外周端
部の周辺部の強シ−ル部と易開封性仮接着部のシ−ル形
状の一例を示す平面図である。
【図9】本発明にかかる内容物混合用袋における外周端
部の周辺部の強シ−ル部と易開封性仮接着部のシ−ル形
状の一例を示す平面図である。
【図10】本発明にかかる内容物混合用袋における外周
端部の周辺部の強シ−ル部と易開封性仮接着部のシ−ル
形状の一例を示す平面図である。
【図11】本発明にかかる内容物混合用袋における外周
端部の周辺部の強シ−ル部と易開封性仮接着部のシ−ル
形状の一例を示す平面図である。
【図12】本発明にかかる内容物混合用袋における外周
端部の周辺部の強シ−ル部と易開封性仮接着部のシ−ル
形状の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基材フィルム 2 剥離層 3 コア層 4 易剥離性共押しフィルム 5 接着剤層 5′ 接着剤層 6 ヒ−トシ−ル性フィルム 7 強シ−ル部 8 易開封性仮接着部 9 内容物 10 内容物 A 積層体 B 積層体 C 混合用二連袋

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周端部の周辺部に強シ−ル部を設けて
    袋体を構成し、かつ該袋体に該袋体を二室またはそれ以
    上に区画する易開封性仮接着部を設け、該易開封性仮接
    着部により区画した二室またはそれ以上のそれぞれの室
    に別種の内容物を収納し、使用時に前記の易開封性仮接
    着部を剥離させて前記の別種の内容物を混合し得る混合
    用多連袋であり、かつ該多連袋体を構成する積層体の最
    内層が、少なくともヒ−トシ−ル面の剥離層と該剥離層
    の内層のコア層の二層を有する易開封性共押しフィルム
    で構成されていることを特徴とする内容物混合用袋。
  2. 【請求項2】 易開封性共押しフィルムが、多連袋を構
    成する対向面において、同種、またはヒ−トシ−ル面が
    易開封性共押しフィルムのコア層と強シ−ル性を有する
    異種のフィルムで構成することを特徴とする上記の請求
    項1に記載する内容物混合用袋。
  3. 【請求項3】 多連袋体を構成する積層体が、外側から
    内側に向かって、少なくとも、基材フィルムおよび易開
    封性共押しフィルム、または基材フィルム、気体遮断性
    フィルムおよび易開封性共押しフィルムを順次に積層し
    た積層体からなることを特徴とする上記の請求項1また
    は2に記載する内容物混合用袋。
  4. 【請求項4】 外周端部の周辺部に強シ−ル部を設ける
    ヒ−トシ−ル条件より温度、圧力、時間のいずれかの一
    つまたはそれ以上において緩和したヒ−トシ−ル条件で
    袋体に二室またはそれ以上に区画する易開封性仮接着部
    を設けることを特徴とする上記の請求項1、2または3
    に記載する内容物混合用袋。
  5. 【請求項5】 袋体に二室またはそれ以上に区画する易
    開封性仮接着部が、該袋体の外周端部の周辺部の強シ−
    ル部以外の任意の箇所に設けることを特徴とする上記の
    請求項1、2、3または4に記載する内容物混合用袋。
  6. 【請求項6】 外周端部の周辺部の強シ−ル部が、易開
    封性仮接着部のシ−ル強度より、少なくとも500g/
    15mm以上の差を有して設けられることを特徴とする
    上記の請求項1、2、3、4または5に記載する内容物
    混合用袋。
  7. 【請求項7】 易開封性仮接着部が、袋体を区画する境
    界線の少なくとも一部分において多連袋体の外周端部の
    周辺部の上端部、下端部、左端部または右端部のいずれ
    とも平行でないことを特徴とする上記の請求項1、2、
    3、4、5または6に記載する内容物混合用袋。
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