JPH09288347A - ダミーパターン付きレチクルおよびこのレチクルを用いて製造された半導体装置 - Google Patents

ダミーパターン付きレチクルおよびこのレチクルを用いて製造された半導体装置

Info

Publication number
JPH09288347A
JPH09288347A JP26260596A JP26260596A JPH09288347A JP H09288347 A JPH09288347 A JP H09288347A JP 26260596 A JP26260596 A JP 26260596A JP 26260596 A JP26260596 A JP 26260596A JP H09288347 A JPH09288347 A JP H09288347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
pattern
reticle
space
dummy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26260596A
Other languages
English (en)
Inventor
Akishige Murakami
明繁 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26260596A priority Critical patent/JPH09288347A/ja
Publication of JPH09288347A publication Critical patent/JPH09288347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミーラインを設けることによるパターン面
積の拡大を極力押さえ、解像度、焦点深度を向上するダ
ミーパターン付きレチクルの実現を課題とする。 【解決手段】 ライン1のライン幅をL、スペース2の
スペース幅とし、ラインアンドスペースパターンとダミ
ーラインとの距離をSd,ダミーラインのライン幅をL
dとした時、Sdを(L+S−Sd)/2以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置作成の
ためのレクチルと、そのレクチルを用いて作成した微細
配線を採用した半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体のデザインルールが縮小化しサブ
ハーフミクロンルールになると、従来用いられてきたi
線(波長365nm)を用いた露光では限界に近づいて
きている。
【0003】一般に解像度Rと焦点深度はDOFはレイ
リーの式で記述される。 R=k1(λ/NA) (1) DOF=k2(λ/NA2 ) (2) ここで、λ:波長、NA:開口数、k1,k2:定数で
ある。レイリーの式から明らかなようににより露光波長
λを短かくすることが微細配線作製の上で効果的である
ことが判る。
【0004】光の短波長化ではKrFレーザの採用が考
えられるが、KrFレーザで用いられる化学増幅型レジ
ストは、塩基による酸の失活や下地依存の問題、定在波
効果が大きいため反射防止膜が必須であること等による
コストアップ等の問題を有している。
【0005】またKrFレーザの投影露光装置では色収
差を抑えるためのKrFレーザの波長の狭帯化の信頼性
が不十分であることや、またアライメントでTTLの使
用が不可能であるためoff axisにならざるを得
ないため、重ね合わせ精度が良くない等の問題があり、
実用化が遅れている。また開口数NAの拡大も考えられ
るが、現在では既にNAは0.63前後になっており、
これ以上のレンズの大口径化は実用的ではないと言われ
ている。
【0006】そこで延命法として3光束結像を利用した
通常照明と異なり、2光束結像を利用した露光法が開発
されてきた。2光束結像にはレベンソンタイプの位相シ
フトマスクと斜入射照明がある。
【0007】レベンソンタイプの位相シフトマスクはレ
チクル上にシフターにより位相を180度反転させる事
によって±1次光の回折角を3光束結像よりも小さくし
投影レンズに導く(この場合0次光は消滅する)もので
ある。レベンソンタイプの位相シフトマスクは3光束結
像と比較し回折角が1/2になるため理論的に限界解像
度が半分になる。また回折角が小さくなるため焦点深度
の拡大が大きい。しかしながらレベンソンタイプの位相
シフトマスクはシフター配置に矛盾が生じ易いため、現
在でもCADによる自動配置が困難でありCADによる
シフター配置の後に矛盾部分を手作業で修正する必要が
ある。また無欠陥のシフターを作製する技術、またはそ
の検査法がまだ確立されていない等の問題があり、製造
ラインでは使用されていないのが現状である。
【0008】一方、斜入射照明とは光源の中心部を遮光
することにより斜め方向の光のみを用いてレチクルを照
明し、回折光のうち±1次光の一方を投影レンズの瞳面
の外へ出すことにより0次光と±1次光の一方で結像さ
せる方法である。0次光と±1次光の一方を用いるため
3光束結像では±1次光が投影レンズからはみ出してい
た微細なラインアンドスペースパターンについても0次
光と±1次光の一方のなす角が投影レンズに取り込む事
が可能であればウエハー上に結像することができる。そ
のため限界解像度が向上する。またウエハーへ入射する
角度は3光束結像より小さいため焦点深度も拡大する。
さらに斜入射照明は特別なレチクルが不要であるため、
現有の縮小投影露光装置にも光源の中心部を遮光するア
パーチャーを設けるだけで容易に実現できる。既にサブ
ハーフミクロンルールのデバイスの一部では実用化が始
められている。
【0009】斜入射照明には、照明を輪帯状にする輪帯
照明(特開昭61−91662)、四分割状とする四つ
目照明(特開平4−180612)があり、フライアイ
レンズの前後の一方に図2に示すアパーチャー(輪帯照
明、四つ目照明用アパーチャー)を挿入し、光源の中心
部を遮光することによって実現できる。
【0010】これらの斜入射はレチクルで照明光が回折
することを基本としている。レチクル上の最小線幅のパ
ターンは、通常一方向に長い形状で繰り返されるライン
アンドスペースパターンで形成される事が多い。よって
パターンを回折格子と見なす事ができるので、上記のよ
うな輪帯照明や四つ目照明による斜入射照明によって2
光束結像ができ、解像度、焦点深度が向上する。
【0011】しかしながら、ラインアンドスペースライ
ンにおいて内側のラインはパターンの外側が回折格子と
見なすことができるが、パターンの一番外側にあるライ
ンはパターンの外側が回折格子となっていないため、回
折角が一意に規定できない。そのため2光束結像が実現
できずパターンの外側のみ解像度、焦点深度が劣化する
ことが報告されている。
【0012】i線の開口数NA=0.54の縮小投影露
光装置(投影倍率1/5)を用い輪帯照明によってライ
ン幅L=0.35μm、スペース幅S=0.35μm
(5倍レチクルではL=1.75μmS=1.75μ
m)の焦点深度を調べた結果を図3に示す。内側のライ
ンと比較し焦点深度が低下している事が確認された。
【0013】一番外側のラインの回折角を一意に規定す
るには、特開平6−242594で示されたようにライ
ンアンドスペースパターンの外側にダミーラインを設け
ることが考えられる(図4参照)。
【0014】特開平6−242594においては、ライ
ンアンドスペースパターンとダミーラインの距離をs
1、ラインアンドスペースパターンの最小ピッチをP、
ダミーラインの幅をsw1とすると、 P/2≦s1≦(P−sw1) となっている。
【0015】この条件でラインアンドスペースパターン
にダミーライン(ダミーラインのライン幅をαPとす
る)を設けた場合、レチクル上のパターンはラインアン
ドスペースパターンのみの場合よりも片側で(1/2+
α)P分大きくなる。よって隣接したラインアンドスペ
ースパターンを考えると、その間隔d3は (1+α)P≦d3<(1.5+2α)P の距離を必要とし、この領域には別のパターンを設ける
ことができない。
【0016】一方、ダミーラインを設けない場合ではd
3をP/2以上であれば任意に設定できる。(P/2の
場合はひとつのラインアンドスペースパターンと見なす
事ができる)。よって同一のレチクルに複数のラインア
ンドスペースパターンを配置する場合、特開平6−24
2594ではラインアンドスペース間の距離d3を (1+α)P≦d3<(1.5+2α)P にする必要が有り、ダミーラインを設けない場合よりも
ラインアンドスペースパターンの集積度が悪くなる。
【0017】またゲートアレイ等のレイアウト作業にお
いては、グリッドを用いたパターン配置が行われるた
め、ラインアンドスペースパターンで規定されるグリッ
ド(1/2Pの整数倍)にラインアンドスペース間隔の
グリッドが重なる必要が有る。そのためラインアンドス
ペース間隔は1.5Pとなり、更にラインアンドスペー
スパターンの集積度が悪くなる。逆にラインアンドスペ
ースパターンの集積度を上げるためには、ラインアンド
スペースパターンとラインアンドスペース間隔のグリッ
ドを別にする必要が有りレイアウト作業が複雑になる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
方法ではパターン面積が大きくなってしまっていた。
【0019】本発明の課題は、縮小投影露光装置の解像
限界以下のダミーラインを設けることによってラインア
ンドスペースパターンの外側のラインを2光束結像させ
ることにより解像度、焦点深度を向上させることであ
る。
【0020】更に、ダミーラインを設けることによって
パターン面積が大きくなる事を極力防ぐことにより、同
一のレチクルに複数のラインアンドスペースパターンを
配置する場合、ラインアンドスペースパターンの集積度
を向上させることである。
【0021】また、最小スペースのデザインルールにお
いてラインアンドスペースパターン内とラインアンドス
ペース間隔でより小さな共通のグリッドを採用できるよ
うにし、レイアウト作業の効率化を図ったままラインア
ンドスペースパターンの集積度を向上させることであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、縮小投影露光装置に装着され、斜入射照
明で照明されてウェーハ上にパターンを投影するレチク
ルにおいて、一方向に長い形状で繰り返されるライン幅
Lのラインパターンとスペース幅Sのスペースパターン
とからなるラインアンドスペースパターンと、前記ライ
ンアンドスペースパターンの外側に前記縮小投影露光装
置の解像限界以下のライン幅を有するダミーラインを配
置したレチクルにおいて、前記ラインアンドスペースパ
ターンと前記ダミーラインとの距離をSd、ダミーライ
ンのライン幅をLdとすると、Sdを(L+S−Ld)
/2以下とすることを特徴とする。
【0023】また、縮小投影露光装置に装着され、斜入
射照明で照明されてウェーハ上にパターンを投影するレ
チクルにおいて、一方向に長い形状で繰り返されるライ
ン幅Lのラインパターンとスペース幅Sのスペースパタ
ーンとからなるラインアンドスペースパターンと、前記
ラインアンドスペースパターンの外側に前記縮小投影露
光装置の解像限界以下のライン幅を有するダミーライン
を配置したレチクルにおいて、前記ラインアンドスペー
スパターンと前記ダミーラインとの距離をSd、前記ダ
ミーラインのライン幅をLdとすると、Sdが(L+S
−Ld)/2に等しいことを特徴とする。
【0024】ここで、前記縮小投影露光装置の投影倍率
を1/n倍、露光光を波長365nmのi線とする時、
Sdが0.25nμm〜(L+S−Ld)/2の範囲内
にあることを特徴とする。
【0025】また、前記縮小投影露光装置の投影倍率を
1/n倍、露光光を波長248nmのKrFレーザとす
る時、Sdが0.15nμm〜(L+S−Ld)/2の
範囲内にあることを特徴とする。
【0026】また、前記縮小投影露光装置の投影倍率を
1/n倍、露光光を波長365nmのi線とする時、前
記ダミーラインのライン幅Ldを0.2nμm以下とす
ることを特徴とする。
【0027】また、前記縮小投影露光装置の投影倍率を
1/n倍、露光光を波長248nmのKrFレーザとす
る時、前記ダミーラインのライン幅Ldを0.15nμ
m以下とすることを特徴とする。
【0028】また、前記ダミーラインの長さを前記ライ
ンアンドスペースパターンと等しくすることを特徴とす
る。
【0029】さらに、上述のレクチルを使用して縮小投
影露光装置により斜入射照明で投影された像から作られ
たレジストパターンをエッチングマスクとして作成され
たウェーハ上の微細配線を用いて半導体装置を製造す
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるダミーパタ
ーン付きレチクルを添付図面を参照にして詳細に説明す
る。本発明のレチクルは、縮小投影露光装置に装着され
斜入射照明で照明される、一方向に長い形状で繰り返さ
れるライン幅Lとスペース幅Sのラインアンドスペース
パターンと前記のラインアンドスペースパターンの外側
に縮小投影露光装置の解像限界以下のライン幅を有する
ダミーラインを配置したレチクルにおいて、ラインアン
ドスペースパターンとダミーラインとの距離をSd、ダ
ミーラインのライン幅をLdとすると、Sdが(L+S
−Ld)/2以下である事を特徴とするレチクルであ
る。
【0031】また、このレチクルにおいて、ラインアン
ドスペースパターンとダミーラインとの距離をSd、ダ
ミーラインのライン幅をLd、縮小投影露光装置の投影
倍率を1/n倍、露光波長をi線(365nm)とする
と、Sdが0.25×nμm〜(L+S−Ld)/2で
ある事を特徴とするレチクルである。
【0032】また、このレチクルにおいて、ラインアン
ドスペースパターンとダミーラインとの距離をSd、ダ
ミーラインのライン幅をLd、縮小投影露光装置の投影
倍率を1/n倍、露光波長をKrFレーザ(248n
m)とすると、Sdが0.15×nμm〜(L+S−L
d)/2である事を特徴とするレチクルである。
【0033】また、このレチクルにおいて、縮小投影露
光装置の投影倍率を1/n倍、露光波長をi線(365
nm)とすると、ダミーラインの幅Ldが0.2×nμ
m以下である事を特徴とするレチクルである。
【0034】また、このレチクルにおいて、縮小投影露
光装置の投影倍率を1/n倍、露光波長をKrFレーザ
(248nm)とすると、ダミーラインの幅Ldが0.
15×nμm以下である事を特徴とするレチクルであ
る。
【0035】また、このレチクルにおいて、ダミーライ
ンの長さがラインアンドスペースパターンと同じである
事を特徴とするレチクルである。
【0036】更に、前記のレチクルに加え、本発明のレ
チクルを使用し斜入射照明で投影された像から作られた
レジストパターンをエッチングマスクとして使用し作製
した基板上の微細配線である。
【0037】図1(a)、(b)に本発明のレチクルの
一例を示す。図1(a)はラインアンドスペースパター
ンが1組有る場合を示し、図1(b)はラインアンドス
ペースパターンが複数有る場合を示す。
【0038】図1(a)では一方向に長い形状で繰り返
されるライン幅Lとスペース幅Sのラインアンドスペー
スパターンとラインアンドスペースパターン外側に縮小
投影露光装置の解像限度以下のライン幅を有するダミー
ライン(ライン幅Ld、ライン長さWd)が配置されて
いる。またラインアンドスペースパターンとダミーライ
ンの距離をSdとすると、Sdが(L+S−Ld)/2
以下となっている。
【0039】また、図1(b)では注目したラインアン
ドスペースパターンと隣接して、同じライン幅と同じス
ペース幅を持つラインアンドスペースパターンを設けて
いる。2つのラインアンドスペースパターンの一番外側
のライン間の距離をラインアンドスペース間隔と考え、
PLで示した。
【0040】このような本発明の構成を取ることによ
り、ダミーラインを設けることによってラインアンドス
ペースパターンのみの場合よりもパターン面積が広がる
領域を考えると、L+S=1Pであるので、本発明では
片側で最大1/2P+Ldとなる。
【0041】よって同一のレチクルに複数のラインアン
ドスペースパターンを配置する場合、ラインアンドスペ
ースパターン間隔PLを1P以下にする事ができる。そ
の結果特開平6−242594よりもラインアンドスペ
ースパターンの集積度を向上させることができる事を見
出した。
【0042】さらにSdが(L+S−Ld)/2以下で
あれば、特開平6−242594が規定するSd>1/
2P以上の範囲ではなくとも、ラインアンドスペースパ
ターンの集積度を向上させたまま、特開平6−2425
94と同様の効果を発現できることを見出した。
【0043】つまりパターンの一番外側にあるラインに
対してパターンの外側に回折格子を設けたため、回折角
が内側のラインとほぼ同じになり、その結果内側のライ
ンと同様に2光束結像が実現でき、パターンの一番外側
のラインの解像、焦点深度を低下を改善でき、またパタ
ーンの外側に設けたダミーラインが、縮小投影露光装置
の解像限界以下であるため、レチクル上のパターンを投
影するレジストを塗布した基板(例えばシリコンウエハ
ー、石英基板等)上の膜に、現像後レジストパターンと
して残らない。
【0044】この結果、膜をエッチングした後にも余分
な被エッチング膜のパターンが基板上に残ることがな
い。被エッチング膜がポリシリコンである場合は余分な
ゲート電極の形成や、被エッチング膜が電極材料である
場合は配線容量の増加につながる余分な配線の形成を防
ぐことができる事を見出した。
【0045】特にSdとLdを組み合わせで、Sdが
(L+S−Ld)/2に等しい場合、つまりSd+1/
2Ld=(L+S)/2=1/2Pとした場合、ライン
アンドスペースパターン間隔PLを1Pに縮小すること
ができる。
【0046】そのためグリッドを用いてパターン配置を
行う場合、ラインアンドスペースパターンで規定される
グリッド(1/2Pの整数倍)にラインアンドスペース
間隔PLは1.0毎のグリッドで重なる。これにより、
ラインアンドスペースパターンとラインアンドスペース
間隔を共通のグリッドで現すことができ、レイアウト作
業の効率を低下させないままラインアンドスペースパタ
ーンの集積度を向上できることを見出した。
【0047】次に、本発明の効果をシミュレーション結
果から理論的に説明する。始めにSdと露光波長の関係
を述べる。i線(波長365nm)を用いた開口数NA
=0.54の投影率1/5の縮小投影露光装置において
斜入射照明の一つである四つ目照明を行った場合の光強
度をフォーカスオフセット0μmでシミュレーションし
た結果を図5に示す。
【0048】ラインアンドスペースパターンはレチクル
上でライン幅L=1.75μm、スペース幅S=1.7
5μm(基板上では各々0.35μm)の5本組で、ダ
ミーラインはレチクル上でLd=0.50μm(基板上
で0.10μm)とし、ラインアンドスペースパターン
の外側からダミーラインまでの距離Sd(基板上でSd
/5)をパラメーターとしてシミュレーションを行っ
た。
【0049】パターン図を図5(a)に、シミュレーシ
ョン結果を図5(b)に示す。Sdが小さ過ぎる場合
(図中のSd=0.75μm)は、一番外側のスペース
の光強度が若干大きくなるが、一番外側のラインとダミ
ーラインの光強度が分離されず一番外側のラインの光強
度の幅が広がってしまう。
【0050】そのため一番外側のラインの焦点深度は増
加するが、線幅が著しく大きくなり規格寸法から外れて
しまい、ダミーラインとして採用できない。しかしSd
が1.25μm以上の場合はダミーラインと一番外側の
ラインの光強度が分離されるため、一番外側のラインの
線幅が規格寸法に入るようになる。
【0051】更にダミーラインが無い場合と比較し一番
外側のスペースの光強度が大きくなるため、一番外側の
ラインコントラストが向上し、内側のラインと同じ程度
のコントラストが得られる。
【0052】またダミーラインの光強度は、単層レジス
トプロセスで解像に必要なコントラスト(通常0.6程
度と考えられる)よりもはるかに小さいので、まったく
解像されない。つまりSdが1.0μm以上であればダ
ミーパターンとして採用できることが判った。
【0053】ただし、Sdが1.75μm以上、つまり
Sd>(L+S−Ld)/2の場合、ラインアンドスペ
ースパターン間隔PLを1Pよりも大きくしなければな
らず、グリッドを用いて、パターン配置を行う場合、ラ
インアンドスペースパターンで規定されるグリッド(1
/2Pの整数倍)にラインアンドスペースパターン間隔
PLは1.0P毎のグリッドで重ならないため、共通の
グリッドが採用できない。そのためラインアンドスペー
スパターンとラインアンドスペース間隔のグリッドを別
にする必要が有り、レイアウト作業が複雑になり、レイ
アウトの作業効率が低下する。よってSdは1.25〜
1.5μm(基板上では0.25〜0.30μm)が良
いことが判る。
【0054】以上のシミュレーション結果により、Sd
が(L+S−Ld)/2以下であれば、特開平6−24
2594が規定するSd>1/2P以上の範囲でなくと
も、ラインアンドスペースパターンの集積度を向上させ
たまま、特開平6−242594と同様の効果を発現で
きる事が判った。特に縮小投影露光装置の投影倍率を1
/n倍、露光波長をi線(365mm)とすると、Sd
は0.25×nμm〜(L+S−Ld)/2が良いこと
が判った。またダミーラインは1本だけで十分な効果が
ある事が判った。
【0055】次に、KrFレーザ(波長248nm)を
用いた場合について述べる。KrFレーザ(波長248
nm)を用いた開口数NA=0.50の投影倍率は1/
5の縮小投影露光装置において四つ目照明を行った場合
の光強度をフォーカスオフセット0μmでシミュレーシ
ョンした結果を図6に示す。
【0056】ラインアンドスペースパターンはレクチル
上でライン幅L=1.25μm、スペース幅L=1.2
5μm(基板上で各々0.25μm)の5本組で、ダミ
ーラインはレクチル上で0.50μm(基板上で0.1
0μm)とし、ラインアンドスペースパターンの外側か
ら解像限界以下のラインまでの距離Sd(基板上でSd
/5)をパラメーターとしてシミュレーションを行っ
た。
【0057】Sd=0.5μmの場合は、一番外側のス
ペースの光強度が若干大きくなるが、一番外側のライン
とダミーラインの光強度が分離されず一番外側のライン
の光強度の幅が広がり、線幅が著しく大きくなり規格寸
法から外れてしまい、ダミーラインとして採用できな
い。
【0058】しかしSdが0.75μm以上の場合はダ
ミーラインと一番外側のラインの光強度が分離されるた
め、一番外側のラインの線幅が規格寸法に入り、かつダ
ミーラインが無い場合と比較し一番外側のスペースの光
強度が大きくなるため、一番外側のラインのコントラス
トが向上する。またダミーラインの光強度は、単層レジ
ストプロセスで解像に必要なコントラストよりもはるか
に小さいので、まったく解像されない。
【0059】よってSdが0.75μm以上であればダ
ミーパターンとして採用できることが判った。しかしS
dが1.25μm以上、つまりSd>(L+S−Ld)
/2の場合は、ラインアンドスペースパターン間隔PL
を1Pよりも大きくしなければならず、グリッドを用い
てパターン配置を行う場合、共通のグリッドが採用でき
ないのでレイアウト作業が複雑化する。よってSdは
0.75〜1.0μm(基板上では0.15〜0.2μ
m)が良いことが判る。
【0060】以上のシミュレーション結果より、Sdが
(L+S−Ld)/2以下であれば、特開平6−242
594が規定するSd>1/2P以上の範囲でなくと
も、ラインアンドスペースパターンの集積度を向上させ
たまま、特開平6−242594と同様の効果を発現で
きる事が判った。特に縮小投影露光装置の投影倍率を1
/n倍、露光波長をKrFレーザ(248nm)とする
と、Sdは0.15×nμm〜(L+S−Ld)/2が
良いことが判った。またダミーラインは1本だけで十分
な効果がある事が判った。
【0061】次に、ラインアンドスペースパターンの外
側に配置されるダミーラインのライン幅Ldについて述
べる。露光波長がi線(365nm)の場合、通常のノ
ボラックレジストを用いた単層レジストプロセスではレ
イリーの式で記述されるk1は通常照明で0.6、斜入
射照明を行うと0.4から0.5となる事が既に知られ
ている。また縮小投影露光装置のNAはレンズの大口径
化と装置コストが見合うことにより開口数NAの限界は
0.63程度であると言われている。よって解像限度は
レイリーの式から次のように見積もられる。 R=0.4〜0.6×(0.365×0.63) =0.23〜0.29μm
【0062】レイリーの式では投影倍率は解像度と無関
係であり、また実際のパターンレイアウトをCADで行
う場合は通常0.05μm単位でなされる事が多いの
で、i線(波長365nm)を用いる場合は縮小投影露
光装置の投影倍率を1/n倍とするとラインアンドスペ
ースパターンの外側に配置されるダミーラインのライン
幅Ldは0.2nμm以下にするのが良い。
【0063】露光波長がKrFレーザ(248nm)の
場合においても、通常の化学増幅型レジストを用いた単
層レジストプロセスではレイリーの式で記述されるk1
は斜入射照明を行うと0.4から0.5となる。また縮
小投影露光装置の開口数NAは現在0.5から0.55
程度であるがi線と同様に0.6程度まで拡大される期
待がある。よって解像限度は以下のように見積もられ
る。 R=0.4〜0.6×(0.248×0.6) =0.16〜0.21μm
【0064】実際のパターンレイアウトは通常0.05
μm単位で行われる事を考えると、KrFレーザ(波長
248nm)を用いる場合は縮小投影露光装置の投影倍
率を1/n倍とするとラインアンドスペースパターンの
外側に配置されるダミーラインのライン幅Ldは0.1
5nμm以下にするのが良い。
【0065】次に、ラインアンドスペースパターンの外
側に配置されるダミーラインの長さWdについて述べ
る。図7に本発明の別の例を示す。図7(a)はライン
アンドスペースパターンの全長に渡ってダミーラインが
ある場合を示し、図7(b)はラインアンドスペースパ
ターンの一部にダミーラインがある場合を示す。
【0066】図7(a)はラインアンドスペースパター
ンの全長に渡ってダミーラインがあるため、一番外側の
ラインは全長に渡ってコントラストが向上する。一方、
図7(b)は部分的に一番外側のラインと隣接してダミ
ーラインが無いところがあるため、その部分で一番外側
のラインのコントラストが向上しない。よってラインア
ンドスペースパターンの全長に渡って、一番外側のライ
ンのコントラストを向上させるためにはダミーラインの
長さWdがラインアンドペースパターンと同じである必
要がある。
【0067】しかしながら実際のパターンレイアウトで
は、ラインアンドスペースパターンの周辺の疎密により
ダミーラインをラインアンドスペースパターンと隣接し
て配置できない場合がある。その場合はダミーラインを
長さ方向で分割して、可能な限りラインアンドスペース
パターンに隣接して配置するか、ダミーラインを設けら
れない部分のラインアンドスペースの一番外側のライン
の幅を大きくするのが良い。
【0068】また、本発明のレチクルを用いて輪帯照明
や四つ目照明等の斜入射照明を行った場合、投影像の解
像度や焦点深度が向上する。そのため基板上の膜に塗布
されたレジストに投影像を結像し現像液により現像した
場合、より微細なレジストパターンを形成する事が可能
になる。よってそのレジストパターンをエッチングマス
クとして使用し前述の膜をエッチングし、被エッチング
膜から配線を作成する場合、解像限度以下のラインを設
けていないレクチル上のパターンから作られる配線より
も微細化が可能である。
【0069】例えば、本発明を半導体装置のゲート電極
やメタル配線の露光工程に利用するとゲート電極やメタ
ル配線の微細化が可能となり半導体の高速化、低消費電
力化、集積化が期待できる。なお本発明の記述は四つ目
照明を中心になされているが、斜入射照明であれば同様
な効果が期待されるので輪帯照明や十文字形の照明ない
し一文字形の照明であっても何ら構わない。
【0070】
【実施例】次に、実施例を挙げて更に詳細に本発明を説
明する。 実施例1 5009(5インチ角、厚さ0.9mm)の石英からな
る5倍レチクルにおいて、ライン幅L=1.75μm、
スペース幅S=1.75μmの5本組のラインアンドス
ペースパターンの外側にSd=0〜1.50μmの間隔
でライン幅Ld=0.50μmのダミーラインを設け
た。このレチクルを投影倍率が1/5倍であるi線(波
長365nm)のNA=0.54の縮小露光投影装置に
装着し、4つ目照明を行った。基板としてはi線レジス
トを1.05μm塗布したシリコン基板を用い、焦点位
置を変化させながら露光し、110℃60秒のPEB
後、TMAH2.38%溶液で1分間現像した後に、S
EMによる断面観察より5本組のラインの外側と内側の
焦点深度を測定した。
【0071】なお、ラインアンドスペースパターンの解
像はレジスト寸法が設計寸法の±10%でかつレジスト
の膜減りが無いことを条件とした。またダミーラインは
一部でもレジストパターンがあった場合解像とした。結
果を図8に示す。
【0072】Sdが0.25〜1.00μmでは外側の
ラインは1.5〜2μm程度の焦点範囲で隣接ラインと
分離しているが、レジスト寸法が設計寸法の+10%を
越えるため焦点深度の向上が得られなかった。しかしラ
インアンドスペースパターンとダミーラインの間隔が
1.25〜1.50μmの場合、5本組のラインアンド
スペースパターンの外側のラインのレジスト寸法が設計
寸法の±10%に入るようになるため、焦点深度が向上
した。また、Sd=1.25〜1.50μmでは隣接し
たラインアンドスペースパターン間隔PLを各々3.0
と3.5μm(つまり1P以下)にできた。
【0073】実施例2 5009(5インチ角 厚さ0.9mm)の石英からな
る5倍レチクルにおいて、ライン幅L=1.75μm、
スペース幅S=1.75μmの5本組のラインアンドス
ペースパターンの外側にSd=1.25μmの間隔でラ
イン幅Ld=0〜1.50μmのダミーラインを設け
た。このレチクルを投影倍率が1/5倍であるi線(波
長365nm)のNA=0.55の縮小投影露光装置に
装着し、輪帯比1/2の輪帯照明を行った。基板として
はi線レジストを1.05μm塗布したシリコン基板を
用い、焦点位置を変化させながら露光し、110℃60
秒のPEB後、TMAH2.38%溶液で1分間現像し
た後に、SEMによる断面観察より5本組のラインの外
側と内側の焦点深度を測定した。結果を図9に示す。
【0074】ダミーラインの幅が1.00μm以下であ
ればシリコン基板上でダミーラインは解像できず、かつ
5本組のラインアンドスペースパターンの外側のライン
の焦点深度の低下が改善できた。
【0075】実施例3 5009(5インチ角 厚さ0.9mm)の石英からな
る5倍レチクルにおいて、ライン幅L=1.25μm、
スペース幅S=1.25μmの5本組のラインアンドス
ペースパターンの外側にSd=0.00〜1.00μm
の間隔でライン幅Ld=0.50μmのダミーラインを
設けた。このレチクルを投影倍率が1/5倍であるKr
Fレーザー(波長248nm)のNA=0.50の縮小
投影露光装置に装着し、四つ目照明を行った。基板とし
てはKrF用化学増幅型レジストを0.85μm塗布し
たシリコン基板を用い、焦点位置を変化させながら露光
し、110℃60秒のPEB後、TMAH2.38%溶
液で1分間現像した後に、SEMによる断面観察より5
本組のラインの外側と内側の焦点深度を測定した。結果
を図10に示す。
【0076】Sdが0.25〜0.50μmでは外側の
ラインは1.6μm以上の焦点範囲で隣接ラインと分離
しているが、レジスト寸法が設計寸法の+10%を越え
るため焦点深度の向上が得られなかった。しかしライン
アンドスペースパターンとダミーラインの間隔が0.7
5〜1.00μmの場合、5本組のラインアンドスペー
スパターンの外側のラインのレジスト寸法が設計寸法の
±10%に入るようになるため、焦点深度が向上した。
またSd=0.75〜1.00μmでは隣接したライン
アンドスペースパターン間隔PLを各々2.0と2.5
μm(つまり1P以下)にできた。
【0077】実施例4 5009(5インチ角 厚さ0.9mm)の石英からな
る5倍レチクルにおいて、ライン幅L=1.25μm、
スペース幅S=1.25μmの5本組のラインアンドス
ペースパターンの外側にSd=0.75μmの間隔でラ
イン幅Ld=0〜1.25μmのダミーラインを設け
た。このレチクルを投影倍率が1/5倍であるKrFレ
ーザー(波長248nm)のNA=0.50の縮小投影
露光装置に装着し、四つ目照明を行った。基板としては
KrF用化学増幅型レジストを0.85μm塗布したシ
リコン基板を用い、焦点位置を変化させながら露光し、
110℃60秒のPEB後、TMAH2.38%溶液で
1分間現像した後に、SEMによる断面観察より5本組
のラインの外側と内側の焦点深度を測定した。結果を図
11に示す。
【0078】ダミーラインの幅が0.75μm以下であ
ればシリコン基板上でダミーラインは解像されず、かつ
5本組のラインアンドスペースパターンの外側のライン
の焦点深度の低下が改善できた。
【0079】実施例5 ゲート長0.35μmのゲートアレイの第1層目のAl
の配線の露光において、図12の3種のレチクルを使用
し投影倍率1/5の縮小投影露光装置(i線、NA=
0.55)にて輪帯比2/3の輪帯照明を行った。Al
膜上にはi線レジストを1.8μm塗布し、露光後11
0℃60秒のPEBを行い、TMAH2.38%溶液で
1分間現像し、その後120℃60秒のポストベークを
行った。
【0080】レチクル上のパターンはライン幅L=2.
00μmとスペース幅S=2.00μmのラインアンド
スペースパターンでパターンの外側にダミーライン(L
d:ダミーラインの幅、Sd:ダミーラインとラインア
ンドスペースパターンの距離)を設けたものB、Cと設
けないものAがある。またラインアンドスペースパター
ンは図12で示されたラインアンドスペースパターン間
隔PLを持って複数個形成されている。
【0081】なお、本発明のレチクルはCである。レジ
ストパターン形成後、200℃に加熱しながらUV光を
照射しレジストを熱硬化させた後、有磁場マグネトロン
リアクティブイオンエッチング装置を用いてBCl3
Cl2 、CHF3 ガスでAlエッチングを行いAl配線
を形成した。その後メタル−メタル間の層間絶縁膜(N
SG0.8μm)及び第2層目のAl配線を形成し、パ
ッシベーション膜(Si3 4 0.5μm)で被覆し歩
留を評価した。
【0082】レチクルAでの歩留低下の主たる原因はラ
インアンドスペースパターンの外側のラインの焦点深度
不足による第1層目Al配線のオープンショート不良で
ある。よってダミーパターンを設けたレチクルB、Cを
用いることによって第1層目のAl配線の微細化が高歩
留で実現できる。さらに、本発明のレチクルCを用いる
ことにより、従来のレチクルBと比較しチップ面積で5
%の縮小が実現できた。
【0083】
【発明の効果】以上説明した本発明の効果を以下に説明
する。 請求項1の発明の効果:請求項1に記載のレチクルを用
いて斜入射照明を行うと、同一のレチクルに複数のライ
ンアンドスペースパターンを配置する場合、ラインアン
ドスペースパターン間隔PLを1P以下にする事がで
き、ラインアンドスペースパターンの集積度を向上させ
ることができる。また、特開平6−242594が規定
するSd>1/2P以上の範囲でなくとも、ラインアン
ドスペースパターンの集積度を向上させたまま、特開平
6−242594と同様の効果を発現できる。つまりパ
ターンの一番外側にあるラインに対してパターンの外側
に回折格子を設けたため、回折角が内側のラインとほぼ
同じになり、その結果内側のラインと同様に2光束結像
が実現できパターンの一番外側のラインの解度、焦点深
度の低下を改善でき、またパターンの外側に設けたダミ
ーラインが、縮小投影露光装置の解像限界以下であるた
め、レチクル上のパターンを投影するレジストを塗布し
た基板(例えばシリコンウエハー、石英基板等)上の膜
に現像後レジストパターンとして残らない。その結果、
膜をエッチングした後にも余分な被エッチング膜のパタ
ーンが基板上に残らない。被エッチング膜がポリシリコ
ンである場合は余分なゲート電極の形式や被エッチング
膜が電極材料である場合は配線容量の増加につながる余
分な配線の形成を防ぐことができる。
【0084】請求項2の発明の効果:請求項2項に記載
のレチクルを用いて斜入射照明を行うと、Sdが(L+
S−Ld)/2に等しいためラインアンドスペースパタ
ーン間隔を1Pに縮小することができる。そのため、グ
リッドを用いてパターン配置を行う場合、ラインアンド
スペースパターンで規定されるグリッド(1/2Pの整
数倍)にラインアンドスペースパターン間隔は1.0P
毎のグリッドとが重なるので、ラインアンドスペースパ
ターン間隔を1.0Pにすることが可能となり、その結
果レイアウト作業の効率を低下させないままラインアン
ドスペースパターンの集積度を向上できる。
【0085】請求項3の発明の効果:請求項3項に記載
のレチクルを用いてi線の縮小投影露光装置により斜入
射照明を行うと、ダミーラインと一番外側のラインの光
強度が分離されるため、一番外側のラインの線幅が規格
寸法に入るようになり、かつダミーラインが無い場合と
比較し一番外側のスペースの光強度が大きくなるため、
一番外側のラインのコントラストが向上し、集点深度が
向上する。
【0086】請求項4の発明の効果:請求項4項に記載
のレチクルを用いてKrFレーザーの縮小投影露光装置
により斜入射照明を行うと、ダミーラインと一番外側の
ラインの光強度が分離されるため、一番外側のラインの
線幅が規格寸法に入るようになり、かつダミーラインが
無い場合と比較し一番外側のスペースの光強度が大きく
なるため、一番外側のラインのコントラストが向上し、
焦点深度が向上する。
【0087】請求項5の発明の効果:請求項5に記載の
レチクルを用いてi線の縮小投影露光装置により斜入射
照明を行うと、ラインアンドスペースパターンの一番外
側のラインのコントラスト低下が改善できるので、ライ
ンアンドスペースの一番外側のラインの解像度、焦点深
度が向上する。一方ラインアンドスペースパターンの外
側に配置されるダミーラインはi線の縮小投影露光装置
の解像限界以下なので解像されない。
【0088】請求項6の発明の効果:請求項6に記載の
レチクルを用いてKrFレーザーの縮小投影露光装置に
より斜入射照明を行うと、ラインアンドスペースパター
ンの一番外側のラインのコントラスト低下が改善できる
ので、ラインアンドスペースパターンの一番外側のライ
ンの解像度、焦点深度が向上する。一方ラインアンドス
ペースパターンの外側に配置されるダミーラインはKr
Fレーザーの縮小投影露光装置の解像限界以下なので解
像されない。
【0089】本発明の請求項7の発明の効果:請求項7
に記載のレチクルを用いて斜入射照明を行うと、ライン
アンドスペースパターンの一番外側のラインのコントラ
スト低下がラインアンドスペースパターンの全長さに渡
って改善できるので、ラインアンドスペースパターンの
一番外側のラインの解像度、焦点深度がラインアンドス
ペースパターンの全長さに渡って向上する。
【0090】本発明の請求項8の発明の効果:また請求
項8で記載の微細配線は、解像限界以下のラインを設け
ていないレチクル上のパターンから作られる配線よりも
微細化が可能である。そのため例えば本発明を半導体装
置のゲート電極やメタル配線の露光工程に利用するとゲ
ート電極やメタル配線の微細化が可能となり半導体装置
の高速化、低消費電力化、集積化が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレチクルの一例を示す説明図。
【図2】従来の輪帯照明、四つ目照明のアパーチャーの
例を示す説明図。
【図3】従来の四つ目斜照明の焦点深度を示す図。
【図4】従来のダミーパターンの例を示す説明図。
【図5】本発明の一実施例のダミーパターン付きレチク
ルのパターンとそのレチクルによるi線での光強度のシ
ミュレーション結果を示す説明図。
【図6】図5のレチクルによるKrFレーザでの光強度
のシミュレーション結果を示す説明図。
【図7】本発明の他の実施例のダミーパターン付きレチ
クルのパターンを示す説明図。
【図8】本発明の一実施例の測定結果を示す図表。
【図9】本発明の他の実施例の測定結果を示す図表。
【図10】本発明のさらに他の実施例の測定結果を示す
図表。
【図11】本発明のさらに他の実施例の測定結果を示す
図表。
【図12】本発明の複数のレチクルの歩留の判定結果を
示す図表。
【符号の説明】
1 ライン 2 スペース 3 ダミーライン L ライン幅 Ld ダミーライン幅 P ラインアンドスペース幅 S スペース幅 Sd ラインアンドスペースパターンとダミーラインと
の距離 Wd ライン長さ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮小投影露光装置に装着され、斜入射照
    明で照明されてウェーハ上にパターンを投影するレチク
    ルにおいて、 一方向に長い形状で繰り返されるライン幅Lのラインパ
    ターンとスペース幅Sのスペースパターンとからなるラ
    インアンドスペースパターンと、 前記ラインアンドスペースパターンの外側に前記縮小投
    影露光装置の解像限界以下のライン幅を有するダミーラ
    インを配置したレチクルにおいて、 前記ラインアンドスペースパターンと前記ダミーライン
    との距離をSd、ダミーラインのライン幅をLdとする
    と、Sdを(L+S−Ld)/2以下とすることを特徴
    とするレチクル。
  2. 【請求項2】 縮小投影露光装置に装着され、斜入射照
    明で照明されてウェーハ上にパターンを投影するレチク
    ルにおいて、 一方向に長い形状で繰り返されるライン幅Lのラインパ
    ターンとスペース幅Sのスペースパターンとからなるラ
    インアンドスペースパターンと、 前記ラインアンドスペースパターンの外側に前記縮小投
    影露光装置の解像限界以下のライン幅を有するダミーラ
    インを配置したレチクルにおいて、前記ラインアンドス
    ペースパターンと前記ダミーラインとの距離をSd、前
    記ダミーラインのライン幅をLdとすると、Sdが(L
    +S−Ld)/2に等しいことを特徴とするレチクル。
  3. 【請求項3】 前記縮小投影露光装置の投影倍率を1/
    n倍、露光光を波長365nmのi線とする時、Sdが
    0.25nμm〜(L+S−Ld)/2の範囲内にある
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のレチク
    ル。
  4. 【請求項4】 前記縮小投影露光装置の投影倍率を1/
    n倍、露光光を波長248nmのKrFレーザとする
    時、Sdが0.15nμm〜(L+S−Ld)/2の範
    囲内にあることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のレチクル。
  5. 【請求項5】 前記縮小投影露光装置の投影倍率を1/
    n倍、露光光を波長365nmのi線とする時、前記ダ
    ミーラインのライン幅Ldを0.2nμm以下とするこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
    記載のレチクル。
  6. 【請求項6】 前記縮小投影露光装置の投影倍率を1/
    n倍、露光光を波長248nmのKrFレーザとする
    時、前記ダミーラインのライン幅Ldを0.15nμm
    以下とすることを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項4記載のレチクル。
  7. 【請求項7】 前記ダミーラインの長さを前記ラインア
    ンドスペースパターンと等しくすることを特徴とする請
    求項1ないし請求項6記載のレクチル。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7記載のレクチルを
    使用して縮小投影露光装置により斜入射照明で投影され
    た像から作られたレジストパターンをエッチングマスク
    として作成されたウェーハ上の微細配線を用いたことを
    特徴とする半導体装置。
JP26260596A 1996-02-20 1996-09-11 ダミーパターン付きレチクルおよびこのレチクルを用いて製造された半導体装置 Pending JPH09288347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26260596A JPH09288347A (ja) 1996-02-20 1996-09-11 ダミーパターン付きレチクルおよびこのレチクルを用いて製造された半導体装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-58531 1996-02-20
JP5853196 1996-02-20
JP26260596A JPH09288347A (ja) 1996-02-20 1996-09-11 ダミーパターン付きレチクルおよびこのレチクルを用いて製造された半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09288347A true JPH09288347A (ja) 1997-11-04

Family

ID=26399587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26260596A Pending JPH09288347A (ja) 1996-02-20 1996-09-11 ダミーパターン付きレチクルおよびこのレチクルを用いて製造された半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09288347A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11204397A (ja) * 1998-01-08 1999-07-30 Mitsubishi Electric Corp パターン決定方法および露光装置に用いられるアパーチャ
JP2002057163A (ja) * 2000-05-13 2002-02-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2006313879A (ja) * 2005-04-04 2006-11-16 Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd 薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタ、集積回路、および液晶表示装置
JP2009512186A (ja) * 2005-10-07 2009-03-19 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 分離されたアシストフィーチャを用いたプロセスマージンの向上
US7712070B2 (en) 2006-11-24 2010-05-04 Hynix Semiconductor Inc. Method for transferring self-assembled dummy pattern to substrate
USRE43471E1 (en) 2000-05-13 2012-06-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device
CN118625591A (zh) * 2024-08-09 2024-09-10 合肥晶合集成电路股份有限公司 掩模版及其修正方法和电子设备

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11204397A (ja) * 1998-01-08 1999-07-30 Mitsubishi Electric Corp パターン決定方法および露光装置に用いられるアパーチャ
JP2002057163A (ja) * 2000-05-13 2002-02-22 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
USRE43471E1 (en) 2000-05-13 2012-06-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device
JP2006313879A (ja) * 2005-04-04 2006-11-16 Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd 薄膜トランジスタの製造方法、薄膜トランジスタ、集積回路、および液晶表示装置
JP2009512186A (ja) * 2005-10-07 2009-03-19 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 分離されたアシストフィーチャを用いたプロセスマージンの向上
TWI465836B (zh) * 2005-10-07 2014-12-21 格羅方德半導體公司 使用分離的輔助特徵之改善之製程裕度
US7712070B2 (en) 2006-11-24 2010-05-04 Hynix Semiconductor Inc. Method for transferring self-assembled dummy pattern to substrate
US8250496B2 (en) 2006-11-24 2012-08-21 Hynix Semiconductor Inc. Method for transferring self-assembled dummy pattern to substrate
CN118625591A (zh) * 2024-08-09 2024-09-10 合肥晶合集成电路股份有限公司 掩模版及其修正方法和电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7468240B2 (en) Patterning method using photomask
JP4646367B2 (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JP3293882B2 (ja) 投影露光装置
KR100613461B1 (ko) 이중노광기술을 이용한 이중노광방법과 이를 위한포토마스크
CN100565347C (zh) 图案形成方法、半导体装置的制造方法及曝光用掩模装置
JP2009058877A (ja) フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
US6377337B1 (en) Projection exposure apparatus
JP4613364B2 (ja) レジストパタン形成方法
JP3588212B2 (ja) 露光用マスク及びその作製方法並びに半導体装置の製造方法
JPH09288347A (ja) ダミーパターン付きレチクルおよびこのレチクルを用いて製造された半導体装置
JP2004251969A (ja) 位相シフトマスク、位相シフトマスクを用いたパターンの形成方法および電子デバイスの製造方法
JP2008177480A (ja) 露光用マスク及びパターン形成方法
JPH04165352A (ja) フォトマスク
JP2005157022A (ja) 補助パターン付きマスクの製造方法
JP2009053575A (ja) フォトマスク及びそれを用いたパターン形成方法
JP3123542B2 (ja) 露光装置及びデバイスの製造方法
JP5068357B2 (ja) 半導体装置の製造方法、フォトマスクのパターン設計方法およびフォトマスクの製造方法
JP3495517B2 (ja) 斜入射照明用レチクル
JPH09288346A (ja) フォトマスク
JPH0934100A (ja) レティクルとレティクルにより作成される半導体装置
JP2870390B2 (ja) 投影露光装置
JP3554246B2 (ja) 露光方法、露光装置、およびデバイス製造方法
JP2003322952A (ja) 高透過率型ハーフトーン位相シフトマスクおよび半導体装置の製造方法
JP3123543B2 (ja) 露光方法及び露光装置
JP2959496B2 (ja) Opcマスク