JPH09289276A - リードフレームおよびそれを用いた半導体装置 - Google Patents

リードフレームおよびそれを用いた半導体装置

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JPH09289276A
JPH09289276A JP8100779A JP10077996A JPH09289276A JP H09289276 A JPH09289276 A JP H09289276A JP 8100779 A JP8100779 A JP 8100779A JP 10077996 A JP10077996 A JP 10077996A JP H09289276 A JPH09289276 A JP H09289276A
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bonding
lead
lead frame
wire
bonding area
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Shinya Sugimori
真也 杉森
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
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Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
Hitachi Ltd
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤボンディング時におけるリード側圧着
剥がれやテール部残りを防止する。 【解決手段】 インナーリード部2aのボンディングエ
リア2a1 を、それに対応したボンディングパッドに向
かって半導体チップの回路形成面から垂直方向に傾斜し
て形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームお
よびそれを用いた半導体装置に関し、特に、半導体チッ
プとリードとがワイヤ接続されるリードフレームに適用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回路素子の形成された半導体チップはリ
ードフレームに搭載され、ボンディングワイヤ(以下、
「ワイヤ」ということもある。)によってそのボンディ
ングパッドとリードとを電気的に接続するワイヤボンデ
ィングが行われる。ワイヤボンディングは、最初に半導
体チップに形成されたボンディングパッドにボンディン
グし、ここを起点としてワイヤを引き伸ばしてリードの
ボンディングエリアにボンディングする。リード側をボ
ンディングした後は、クランパでワイヤを引っ張ってこ
れを切断している。そして、ボンディングは、キャピラ
リを用いた熱圧着法であるネイルヘッドボンディング
と、ウェッジを用いた超音波法であるウェッジボンディ
ングとに大別される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、たとえば、I
SS産業科学システムズ発行、宗像広志(キューリック
・アンド・ソファー・ジャパン株式会社)著、「LSI
パッケージ高信頼化のためのリードフレームテクノロジ
ー《 '95LSIアセンブリテクノロジーフォーラム論
文集》」(1995年10月25日発行)、 P23に記載されてい
るように、ネイルヘッドボンディング等で結線されるリ
ードフレームは、リード先端部の厚さのばらつきやZ方
向への変形等に起因するボンディングエリアの平坦度不
良によって、ワイヤの圧着部がリードから剥がれてしま
うリード側圧着剥がれが発生するという問題がある。ま
た、キャピラリやウェッジといったボンディングツール
によるワイヤのリードに対する圧着力が不十分となり、
ワイヤがその圧着端で切断されずにテール部が形成され
る実装上のトラブルが発生するという問題もある。
【0004】そして、本発明者が調査したところによれ
ば、このような圧着不良は、リードに対する押圧力を大
きくできないためにボンディング時において先下がりが
殆ど矯正されないLOC(Lead On Chip)タイプのリー
ドフレームにおいて発生率が高くなっている。
【0005】そこで、本発明の目的は、ワイヤボンディ
ング時におけるリード側圧着剥がれを防止することので
きる技術を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ワイヤボンディング
時におけるボンディングワイヤテール部残りを防止する
ことのできる技術を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0009】すなわち、本発明によるリードフレーム
は、インナーリード部のボンディングエリアをそれに対
応したボンディングパッドに向かって半導体チップの回
路形成面から垂直方向に傾斜して形成したことを特徴と
するものである。
【0010】このリードフレームにおいて、ボンディン
グエリアの傾斜角はボンディングワイヤをボンディング
パッドに押圧するボンディングツールの圧着面に対して
2〜4°とすることが望ましい。また、リードの厚さが
ボンディングパッドに向かって厚くなるようにしてボン
ディングエリアを傾斜させるようにしてもよい。厚さは
圧印加工、エッチングまたはメッキにより調整すること
ができる。
【0011】このようなリードフレームは、ボンディン
グエリアが半導体チップ上に位置するLOCタイプに適
用すると有効である。
【0012】そして、本発明による半導体装置は、この
ようなリードフレームを用いて構成されているものであ
る。
【0013】上記した手段によれば、ボンディングワイ
ヤがリードに確実に接着されてリード側圧着剥がれが未
然に防止される。また、ボンディングワイヤはキャピラ
リ押圧部位で切断されるのでテール部残りが発生するこ
ともない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一の機能を有する部材には同一
の符号が付されており、その繰り返しの説明は省略され
ている。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態であるリードフレームを示す平面図、図2は図1の
インナーリード部のボンディングエリアにおけるワイヤ
圧着状態を拡大して示す説明図、図3はワイヤ圧着後に
おける図2の平面図である。
【0016】本実施の形態によるリードフレーム1は、
たとえば4方向から導出されたリード2がガルウィング
状に形成された面実装タイプのQFP(Quad Flat Pack
age)型半導体装置に用いられるもので、図1に示す場
合には、中央部に形成されたタブ3に回路素子の形成さ
れた半導体チップ4が搭載されている。但し、本発明は
QFP以外の種々の面実装挿入タイプ、さらには各種ピ
ン挿入タイプの半導体装置に適用することが可能であ
る。また、リードフレーム1は打ち抜き成形あるいはエ
ッチング加工の何れにより形成されていてもよい。
【0017】タブ吊りリード5によりフレーム外枠6に
固定されたタブ3から外側に延びるようにしてたとえば
計20本のリード2が形成されている。すなわち、マウ
ントされた半導体チップ4のボンディングパッド4aの
近傍に先端のボンディングエリア2a1 が位置するよう
にして放射状に広がるインナーリード部2aが形成さ
れ、それぞれのインナーリード部2aと連続するように
して4方向に延びるアウターリード部2bが各方向5本
ずつ形成されている。そして、半導体チップ4のボンデ
ィングパッド4aとこれに対応したインナーリード部2
aとはそれぞれボンディングワイヤ7で接続されてい
る。
【0018】隣り合うアウターリード部2bを相互に連
結するようにしてダムバー8が形成されており、樹脂封
止時において型締めされた金型からのモールド樹脂の漏
出がここで阻止されるようになっている。図1の二点鎖
線で囲まれたインナーリード部2aから内側の領域が封
止領域であり、これから分かるように、外部に位置する
アウターリード部2bはパッケージの各側面から突出し
た構造となる。
【0019】図2および図3において詳しく示すよう
に、半導体チップ4(図1)から延びるボンディングワ
イヤ7が圧着されるインナーリード部2aのボンディン
グエリア2a1 は、リード圧着性の向上を図るために、
プレス金型によって押圧されたコイニング加工(圧印加
工)が施されている。これにより他の箇所より一段低く
なったボンディングエリア2a1 は良好な電気的接触性
を得るために金属メッキ、たとえば金メッキや銀メッキ
によりコーティングされている。そして、たとえばコイ
ニング加工するプレス金型のプレス面を傾斜させておく
ことにより、ワイヤボンディング結線方向上流側、つま
り対応する半導体チップ4のボンディングパッド4aに
向かってその厚さが厚くなって上方に傾斜したいわゆる
先上がりの状態に成形されている。
【0020】一般にコイニングされたボンディングエリ
ア2a1 はキャピラリ(ボンディングツール)9の先端
の圧着面Sの全体が押圧されるように、該圧着面Sに対
して傾斜角θは0°で設計されている。したがって、図
6に示すように、キャピラリ9の圧着面Sはボンディン
グエリア2a1 に対してフラットに接触するため、軸心
から外部に導出されたボンディングワイヤ7はキャピラ
リ9に加わる荷重又は超音波等の機械的振動もしくはそ
の両方により変形してキャピラリ先端形状に対応したリ
ード圧着部Pが形成される。さらに、キャピラリホール
に沿って円形のキャピラリ圧痕Cが形成される(図
7)。
【0021】ここで、フレーム製造工程のばらつきやフ
レーム材料の輸送過程における振動等様々な要因によっ
て、ボンディングエリア2a1 の平坦度は変化する。本
発明者によるこれまでのフレーム部材の受入検査の結果
では、その傾きのばらつき範囲は±4°であることが判
明した。そして、さらに精査したところ、前記した圧着
不良は、ボンディングエリア2a1 がワイヤ結線方向上
流側、つまり既にボンディングされた半導体チップ4の
ボンディングパッド4aに向かって低くなるいわゆる先
下がりの場合であることが判明した。
【0022】つまり、図8に示すように、ボンディング
エリア2a1 が先下がりになると、キャピラリ9によっ
てボンディングワイヤ7をつぶして変形させる部位に機
械的なストレスが十分に伝わらず(図9)、その結果、
ボンディングエリア2a1 に対する接着強度が弱くなっ
てリード側圧着剥がれが発生しやすくなるというもので
ある。また、ボンディングワイヤ7が十分につぶれなく
なることからクランパで引っ張ってもこれが切れにくく
なるため、ボンディングワイヤ7が圧着端よりクランパ
寄りで切断されていわゆるテール部残りが形成されてし
まうというものである。このような問題が発生した場
合、ボンディングエリア2a1 に形成されたキャピラリ
圧痕Cは円形とならず、図9に示すように、前方には圧
痕のない半円状となる。
【0023】そこで、前述のように、ボンディングエリ
ア2a1 を先上がりの状態に成形すれば、キャピラリ9
により変形されるボンディングワイヤ7には、図3に示
すように、十分に広いリード圧着部Pが形成される。さ
らに、先上がり側に半円のキャピラリ圧痕Cが形成され
るので、ボンディングワイヤ7はキャピラリ9によって
大きく潰されてこの部位で切断されることになる。
【0024】本発明者はさらに考察を進め、最適なボン
ディングエリア2a1 の傾斜角θについての解析を行っ
た。ここで、傾斜角θとはボンディングエリア2a1 が
キャピラリ9の圧着面Sとなす角であり、このような傾
斜角θを+4°〜−4°(+:先上がり、−:先下が
り)まで2°刻みで設定し、各傾斜角θについて100
個ずつのリードフレーム1を用意してワイヤボンディン
グを行い、リード側圧着剥がれおよびテール部残りの2
種類のボンディング不良についてその発生件数をIC単
位で外観検査を行った。その結果を、次の表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】この表からすると、先下がりの場合にのみ
ボンディング不良が発生しており、その不良率は−4°
の場合が10%、−2°の場合が1%となっている。し
たがって、ボンディングエリア2a1 が先下がりに傾斜
していくにしたがって不良率が高くなることが分かる。
一方、傾斜角θが±0°および先上がりの場合には不良
が発生していない。これによれば、ボンディングエリア
2a1 の傾斜角θについては±0°から先上がり方向に
は自由に設定できるとも言えるが、フレーム取り扱い時
などにおいて前記したばらつき範囲±4°で先下がり方
向に傾斜する場合を考慮すると、好ましくは+2〜+4
°である。
【0027】なお、ここで先上がりとは、必ずしもイン
ナーリード部2aの先端に向かってボンディングエリア
2a1 が上方に傾斜している状態だけを指すのではない
ことには注意を要する。つまり、既に定義しているよう
に、先上がりとはボンディングエリア2a1 がそれに対
応する半導体チップ4のボンディングパッド4aに向か
って上方に傾斜している状態を指す。したがって、先端
がボンディングパッド4aの方向を向いている場合に
は、ここに示すように先端に向かって上方傾斜になる
が、インナーリード部2aがJ字形に形成されてその先
端がボンディングパッド4aと反対方向を向いている場
合には、逆に先端に向かって下方傾斜が先上がりとな
る。
【0028】このように、本実施の形態におけるリード
フレーム1では、ボンディングエリア2a1 がそれに対
応した半導体チップ4のボンディングパッド4aに向か
って上方に傾斜するように形成されているので、ワイヤ
ボンディング実装を行った場合、キャピラリ9はボンデ
ィングワイヤ7をつぶして変形させる部位に機械的なス
トレスを十分に伝えることが可能となり、広いリード圧
着部Pが形成され、同時に先上がり側に半円のキャピラ
リ圧痕Cが形成される。したがって、ボンディングワイ
ヤ7がリード2に確実に接着されてリード側圧着剥がれ
が未然に防止されるとともに、ボンディングワイヤ7は
キャピラリ押圧部位で切断されるのでテール部残りが発
生することもない。
【0029】さらに、ボンディングエリア2a1 の傾斜
角をキャピラリ9の圧着面Sに対して2〜4°に設定す
ることで、フレーム取り扱い時などにおいてボンディン
グエリア2a1 が多少先下がり方向に傾斜した場合のマ
ージンが確保され、より高品質のワイヤボンディングを
実行することができる。
【0030】ここで、図4に示すように、ボンディング
エリア2a1 が半導体チップ4上に位置するLOCのリ
ードフレーム1にこのような傾斜構造を用いた場合を取
り上げる。
【0031】LOCの場合、ボンディングエリア2a1
の直下に半導体チップ4があるため、ボンディング荷重
を大きくすることができず、そのため、一旦ボンディン
グエリア2a1 が先下がりに変形するとボンディング時
においてこれが殆ど矯正されない。このようなリードフ
レーム1に前記傾斜構造を採用すれば、確実に広いリー
ド圧着部が形成され、また、先上がり側に半円のキャピ
ラリ圧痕が形成されるので、極めて良質なワイヤボンデ
ィングを実行することが可能になる。
【0032】なお、本リードフレーム1においてキャピ
ラリ圧痕Cは先上がり側に半円となるので、このような
圧痕を外観検査で確認することにより正しいリード圧着
が実施されていることを知ることができる。
【0033】(実施の形態2)図5は本発明の他の実施
の形態であるリードフレームのボンディングエリアにお
けるワイヤ圧着状態を拡大して示す説明図である。
【0034】図示するように、本実施の形態では、イン
ナーリード部2aの先端を上方に曲げることによってボ
ンディングエリア2a1 が半導体チップのボンディング
パッドに向かって上方に傾斜しているものである。
【0035】前記した実施の形態1に示すようにリード
の厚さを厚くするのではなく、このように、インナーリ
ード部2aを曲げることによってボンディングエリア2
a1に傾斜を持たせるようにしてもよい。
【0036】なお、熱圧着法の場合にはステージ10に
埋設されたヒータによってリードフレーム1をたとえば
300℃程度に加熱しながらボンディングを行うので、本
実施の形態のようにボンディングエリア2a1 の部分が
ステージ10から浮いているとここが所定温度に加熱さ
れるまで待機しておく必要が生じてスループットが若干
悪化することが想定される。あるいは、規定温度に加熱
されることなくボンディングが実行されることが懸念さ
れる。したがって、熱圧着法による場合には、実施の形
態1に示すように、リードの厚さを厚くすることによっ
てボンディングエリアを傾斜させたリードフレーム1を
用いることが望ましい。
【0037】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもな
い。
【0038】たとえば、実施の形態1において、リード
2の厚さを圧印加工により変化させることでボンディン
グエリア2a1 に傾斜を持たせているが、たとえば、イ
ンナーリード部2aの先端部分のエッチング時間をリニ
アに変化させてボンディングエリア2a1 を傾斜させた
り、コーティングされるメッキのメッキ厚を変えること
によってボンディングエリア2a1 を傾斜させるように
してもよい。なお、リードフレーム1自体はエッチング
で所定の形状に形成し、その後、圧印加工を施してボン
ディングエリア2a1 を傾斜させてもよい。
【0039】また、本実施の形態ではボンディングツー
ルとしてキャピラリ9が用いられておりボンディングワ
イヤ7は熱圧着法により接合されるが、この場合、超音
波振動併用熱圧着法によってもよい。さらに、ウェッジ
を用いて超音波法により接合するようにすることもでき
る。
【0040】なお、実施の形態1および2において、ボ
ンディングエリア2a1 は半導体チップ4のボンディン
グパッド4aに向かって上方に傾斜することとされてい
るが、これはリードフレーム1の一般的な使用形態にお
けるボンディングエリア2a1 の傾斜方向を示すものに
過ぎない。すなわち、本発明では、ボンディングエリア
2a1 が半導体チップ4のボンディングパッド4aが形
成されている回路形成面から垂直方向に向かって傾斜し
て形成されているもので、このようなリードフレーム1
のワイヤボンディングされる側を上向きにすると、前記
した実施の形態に記載のように、ボンディングエリア2
a1 は上方に傾斜することになる。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0042】(1).すなわち、本発明のリードフレームに
関する技術によれば、ボンディングワイヤがリードに確
実に接着されてリード側圧着剥がれが未然に防止され
る。
【0043】(2).また、ボンディングワイヤはキャピラ
リ押圧部位で切断されるのでテール部残りが発生するこ
ともない。
【0044】(3).ボンディングエリアの傾斜角をボンデ
ィングツールの圧着面に対して2〜4°に設定すれば、
フレーム変形時のマージンが確保されてより高品質のワ
イヤボンディングを実行することができる。
【0045】(4).リードの厚さを厚くすることによって
ボンディングエリアを傾斜させれば、熱圧着法によるワ
イヤボンディングにおいてボンディングエリアが直ちに
加熱されるので、加熱のための待機の必要はない。
【0046】(5).このような技術をLOC構造のリード
フレームに適用すれば、確実に広いリード圧着部が形成
され、また、先上がり側に半円のキャピラリ圧痕が形成
されるので、極めて良質なワイヤボンディングを実行す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるリードフレームを
示す平面図である。
【図2】図1のインナーリード部のボンディングエリア
におけるワイヤ圧着状態を拡大して示す説明図である。
【図3】ワイヤ圧着後における図2の平面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態によるリードフレーム
に半導体チップが搭載された状態を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態2によるリードフレームの
ボンディングエリアにおけるワイヤ圧着状態を拡大して
示す説明図である。
【図6】本発明者により検討対象とされた変形していな
いインナーリード部のボンディングエリアにおけるワイ
ヤ圧着状態を拡大して示す説明図である。
【図7】ワイヤ圧着後における図6の平面図である。
【図8】本発明者により検討対象とされた変形したイン
ナーリード部のボンディングエリアにおけるワイヤ圧着
状態を拡大して示す説明図である。
【図9】ワイヤ圧着後における図8の平面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム 2 リード 2a インナーリード部 2a1 ボンディングエリア 2b アウターリード部 3 タブ 4 半導体チップ 4a ボンディングパッド 5 タブ吊りリード 6 フレーム外枠 7 ボンディングワイヤ 8 ダムバー 9 キャピラリ(ボンディングツール) 10 ステージ C キャピラリ圧痕 P リード圧着部 S 圧着面 θ 傾斜角

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路素子の形成された半導体チップのボ
    ンディングパッドとリードとをボンディングワイヤを用
    いて電気的に接続するリードフレームであって、前記リ
    ードにおけるインナーリード部のボンディングエリアを
    それに対応した前記ボンディングパッドに向かって前記
    半導体チップの回路形成面から垂直方向に傾斜して形成
    したことを特徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリードフレームであっ
    て、前記ボンディングエリアの傾斜角は前記ボンディン
    グワイヤを前記ボンディングパッドに押圧するボンディ
    ングツールの圧着面に対して2〜4°であることを特徴
    とするリードフレーム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のリードフレーム
    であって、前記ボンディングエリアは前記リードの厚さ
    が前記ボンディングパッドに向かって厚くなって傾斜し
    ていることを特徴とするリードフレーム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のリードフレームであっ
    て、前記リードは圧印加工、エッチングまたはメッキに
    よりその厚さが厚くなっていることを特徴とするリード
    フレーム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載のリード
    フレームは前記ボンディングエリアが半導体チップ上に
    位置するLOCタイプであることを特徴とするリードフ
    レーム。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載のリ
    ードフレームを用いて構成されていることを特徴とする
    半導体装置。
JP8100779A 1996-04-23 1996-04-23 リードフレームおよびそれを用いた半導体装置 Pending JPH09289276A (ja)

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