JPH0929001A - 蒸留装置及び蒸留方法 - Google Patents
蒸留装置及び蒸留方法Info
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- JPH0929001A JPH0929001A JP20292095A JP20292095A JPH0929001A JP H0929001 A JPH0929001 A JP H0929001A JP 20292095 A JP20292095 A JP 20292095A JP 20292095 A JP20292095 A JP 20292095A JP H0929001 A JPH0929001 A JP H0929001A
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Abstract
装置および蒸留方法を提供することにある。 【構成】 空冷式熱交換器2の出口側配管24に蒸留塔
1の塔頂圧力に基づいて開度が制御される流量調節弁2
5を設けると共に、蒸留塔1から空冷式熱交換器2を介
さずに直接蒸気を還流容器3へ通流させるバイパス流路
4を設け、このバイパス流路4にその上流側と下流側と
の差圧に基づいて開度が制御される差圧調節弁41を設
ける。この場合、蒸留塔1の塔頂圧力に基づいて空冷式
熱交換器2の出口側の凝縮液の流量が調節され、これに
より空冷式熱交換器2の伝熱面積が制御される。一方、
差圧調節弁41によりバイパス流路を通流する塔頂蒸気
の量が調節されるので、これらの両作用により、蒸気の
凝縮量と蒸気のバイパス通過量が調整されて塔頂圧力の
制御が行なわれる。
Description
学、一般化学等に用いられ、蒸留塔塔頂からの蒸気を空
冷式熱交換器で冷却凝縮する蒸留装置および蒸留方法に
関する。
例えば石油精製、石油化学、一般化学等の分野で用いら
れて来た。この種の蒸留装置において、塔頂蒸気を凝縮
するためには、例えば空冷式熱交換器が用いられてお
り、この場合図3〜図5に示すように、蒸留塔50の塔
頂蒸気を空冷式熱交換器51で冷却凝縮し、得られた凝
縮液を還流容器52に貯留して、この凝縮液の一部を蒸
留塔50にポンプ53、調節弁54を介して還流すると
共に、残りの凝縮液を調節弁55を介して製品として取
り出すようにして蒸留が行なわれている。
安定化を図るために、蒸留塔50の塔頂圧力を一定に保
つことが必要であり、蒸留塔50の塔頂圧力の制御方法
としては、例えば以下の方法が採られている。
7を備え窒素等の不活性ガスをシールガスとして用いる
シールガス供給手段に接続される配管と、調節弁58を
備え排ガス燃焼装置に接続される配管とに途中から分離
する配管56を還流容器52に接続すると共に、蒸留塔
50の塔頂圧力を圧力計59で測定し、この値に基づい
て調節弁57、58の開度が制御される装置において実
施されるものであり、この方法では蒸留塔50の塔頂圧
力が所定値以下になると、還流容器52へシールガスを
供給し、前記圧力値が所定値を越えると排ガス燃焼装置
へ排気することにより塔頂圧力が一定に制御される。
熱交換器51の入口側の配管と還流容器52との間に、
蒸留塔の塔頂圧力に基づいて開度が制御される調節弁6
2を備えたバイパス流路61を設けると共に、還流容器
52内の気相部分の圧力を圧力計60により測定し、こ
の値に基づいて調節弁57、58の開度が制御される装
置にて実施されるものである。この方法では、還流容器
52内の圧力が所定値以下のときには還流容器52へシ
ールガスを供給すると共に、還流容器52内の圧力が所
定値を越えると排ガス燃焼装置へ排気し、こうして還流
容器52内の圧力を一定に制御する一方、蒸留塔50の
塔頂圧力に基づいて蒸留塔50からバイパス流路61を
介して還流容器52へ直接送られる塔頂蒸気の量を調整
し、この結果塔頂圧力が一定に制御される。
式熱交換器51の入口側の配管に、蒸留塔50から空冷
式熱交換器51へ流れる塔頂蒸気の流量を調節する調節
弁63を設けると共に、バイパス流路61に蒸留塔50
の塔頂圧力と還流容器52内の圧力との差圧に基づい
て、蒸留塔50から還流容器52へ直接送られる塔頂蒸
気の量を調整する差圧調節弁64を設けた装置にて実施
されるものであり、この方法では蒸留塔50の塔頂圧力
と還流容器52内の圧力が一定に制御される。さらに図
5に一点鎖線で示すように、空冷式熱交換器51出口と
還流容器52との間に均圧管64を設けて、これにより
空冷式熱交換器51や空冷式熱交換器51と還流容器5
2との間の配管内における凝縮液の停留を防ぐことも行
われる。
3に示す方法では、シールガスを用いて蒸留塔50の塔
頂圧力の制御を行っているため、多量のシールガスが必
要である。また例えば降雨等のような外乱時に蒸留塔5
0の塔頂圧力が低くなった場合は、シールガスはこの圧
力の低下を補償するために還流容器52へ導入される
が、この塔頂系の容量に応じた遅れが生じるため、制御
応答性が悪く、この間に空冷式熱交換器51で凝縮が進
み過ぎて、塔頂圧力が低くなり過ぎ、塔頂圧力が安定す
るまでに数時間必要であるという問題があった。
良したものであり、この方法ではシールガスは還流容器
52の圧力制御に用いられているため、図3の方法に比
べて量は少なくなるもののやはりシールガスは必要であ
る。また、外乱時に蒸留塔50の塔頂圧力が低くなった
場合には、バイパス流路61を介して還流容器52へ直
接流れる塔頂蒸気が調節弁62により減じられることに
より塔頂圧力を上昇する方向に作用するが、塔頂蒸気の
主流路となる空冷式熱交換器51で過大な凝縮が進行し
塔頂圧力の上昇を妨害することがある。すなわち、空冷
式熱交換器51で凝縮する蒸気量は主として空冷式熱交
換器の伝熱能力により支配されるため、大気温度が低く
空冷式熱交換器の能力が過大になると凝縮蒸気量が予想
以上に増大し塔頂圧力を低下させる方向に作用すること
となり、前記バイパス流路61の蒸気量が減じられても
結果として塔頂圧力の制御が不能となる危険性があっ
た。
用いない点では前2つの方法より優れているが、蒸留塔
50から空冷式熱交換器51に至る配管径が気体である
蒸気を通す大口径であるため、その配管に設ける調整弁
63も大口径のものが必要となり、高価で大重量のもの
となる。しかも空冷式熱交換器51は発生する熱風が他
の機器に当たらないように最上部の架台上に設置される
が、前記調節弁63はさらにその上流の高所に位置する
必要があり、最上部の架台上より高所に大重量の調節弁
63を設置するための大型架台も設ける必要があった。
このため設備費が増大する上、調節弁63が大型化する
と開閉に時間がかかり、応答性が悪いという欠点もあっ
た。
た場合には、空冷式熱交換器51への塔頂蒸気の供給量
を少くするため、調節弁63の開度を小さくするが、こ
の際応答性の遅れ等により調節弁63を絞り過ぎたとき
に空冷式熱交換器51の出口側が負圧になって吸引現象
が起こり、還流容器52内の凝縮液が一気に空冷式熱交
換器51内に引き込まれてしまい、次には熱交換器内が
満液となり凝縮能力がなくなって反対に塔頂圧力が急激
に高目に振れるという振動現象におちいり、蒸留塔50
の塔頂圧力の制御を安定的に行なうことが困難になるお
それがあった。
冷式熱交換器51の出口側が負圧になった場合、還流容
器52内の熱い蒸気が均圧管64を通って逆流し、空冷
式熱交換器51の出口側で急に冷やされて液化すること
によりハンマリング(蒸気の液化が断続的に起こるこ
と)が発生する場合があり、この衝撃により空冷式熱交
換器51に損傷を与えるおそれがあった。
ものであり、その目的は、蒸留塔の塔頂圧力の安定化を
図ることができる蒸留装置および蒸留方法を提供するこ
とにある。
塔塔頂からの蒸気を空冷式熱交換器で凝縮し、得られた
凝縮液を還流容器に貯留すると共に、この還流容器内の
凝縮液の一部を前記蒸留塔に還流する蒸留装置におい
て、前記蒸留塔の塔頂圧力を検出する圧力検出部と、前
記空冷式熱交換器の出口と還流容器との間に設けられ、
前記圧力検出部の検出圧力に基づいて凝縮液の流量を制
御する第1の調節弁と、前記蒸留塔と還流容器との間に
設けられ、蒸留塔塔頂からの蒸気の一部を空冷式熱交換
器及び第1の調節弁を介さずに還流容器に直接通流する
ためのバイパス流路と、前記バイパス流路に設けられ、
その上流側と下流側との差圧または還流容器内の圧力に
基づいて前記蒸気の流量を制御する第2の調節弁と、を
備えることを特徴とする。
を空冷式熱交換器で凝縮し、得られた凝縮液を還流容器
に貯留すると共に、この還流容器内の凝縮液の一部を前
記蒸留塔に還流する蒸留方法において、前記空冷式熱交
換器により凝縮された凝縮液を、蒸留塔の塔頂圧力に基
づいて流量を制御しながら還流容器内へ送液すると共
に、蒸留塔からの蒸気の一部を、空冷式熱交換器を介さ
ずにその上流側と下流側との差圧または還流容器内の圧
力に基づいて流量を制御しながら、還流容器内へ直接通
流することを特徴とする。
場合は、第1の制御系としての第1の調節弁が絞られて
空冷式熱交換器の出口側から還流容器への凝縮液流量が
少なくなる。これにより空冷式熱交換器内に凝縮液の溜
まる量が多くなり、空冷式熱交換器管路群のうち凝縮に
寄与する管路が減少、すなわち伝熱面積が減少するた
め、蒸留塔からの蒸気が凝縮される量が少なくなり、塔
頂圧力を上昇する方向に作用する。また第2の制御系と
しての第2の調節弁の開度は、その上流側である塔頂圧
力と下流側である還流容器内圧力との差圧が小さくなる
ため小さくなり、これによりバイパス流路を流通する蒸
気の量が抑えられ塔頂圧力を上昇する方向に作用する。
すなわち、空冷式熱交換器の出口側の凝縮液の液流量を
減少させる第1の制御系とバイパス流路の蒸気の流量を
減少させる第2の制御系との総合作用で塔頂圧力を上昇
させることとなる。
り、第1の調節弁の開度が大となり、空冷式熱交換器の
出口側から還流容器への凝縮液の流通量を増やし伝熱面
積を増加して凝縮を促進し塔頂圧力を減少させる方向に
作用するとともに、バイパス流路の第2の調節弁の開度
を大きくして塔頂側から還流容器に流通する蒸気を増加
し塔頂圧力を減少させる方向に作用する。すなわち、空
冷式熱交換器の出口側の凝縮液の液流量を増加させる第
1の制御系とバイパス流路の蒸気の流量を増加させる第
2の制御系との両方の総合作用で塔頂圧力を低下させる
こととなる。
るように振れた場合には、上記の作用が交互に繰り返さ
れて蒸留塔の塔頂圧力が所定圧力に収斂することとな
る。
する。図1は本発明方法を実施するための蒸留装置を示
す構成図である。図中1は蒸留塔であり、この蒸留塔の
塔頂部は配管11により空冷式熱交換器2の入口側(後
述の側部フレームの上端)に接続されている。空冷式熱
交換器2は、側部フレーム21により水平方向に伸びる
管路22を上下方向に複数段(通常4〜6段)となるよ
うに支持し、最上段の管路22から最下段の管路22ま
では側部フレーム21の内部の流路を介して屈曲路を形
成するように繋がっており、管路22の下方側に管路2
2に向って送風するファン23を配設して構成される。
前記空冷式熱交換器2の出口側、即ち側部フレーム21
の下部には、第1の調節弁である流量調節弁25を備え
た配管24が接続されており、その先端は還流容器3の
底部付近まで延没されている。また蒸留塔1には塔頂圧
力を検出するための圧力検出部をなす圧力計12が取付
けられており、前記流量調節弁25は、この圧力計12
の圧力検出値に基づき制御部13を介してその開度が制
御(第1の制御系)される。
を送る前記配管11からは、空冷式熱交換器2及び調節
弁25を介さずに直接還流容器3の頂部部分に蒸気を流
すためのバイパス流路4が分岐されている。このバイパ
ス流路4には第2の調節弁である差圧調節弁41が介設
されており、この差圧調節弁41は、その上流側と下流
側との差圧を検出する差圧検出計42の差圧検出値に基
づいて制御部43により開度が制御(第2の制御系)さ
れる。
縮液を抜き取るための配管31が接続されており、この
配管31は、ポンプ32、調節弁33を介して蒸留塔1
の例えば塔頂近傍に接続されると共に、ポンプ32、調
節弁33の間において、調節弁35を備えた製品取り出
し用の配管34に分岐している。
からの蒸気の大部分は配管11を介して空冷式熱交換器
2へ送られ、この空冷式熱交換器2では、下方側からの
ファン23による送風で管路22が冷却され、これによ
りここを通過する蒸気は冷却されて凝縮液化される。そ
して得られた凝縮液は、流量調節弁25により送液量が
調節されながら配管24を介して還流容器3の底部付近
へ送液される。次いでこの凝縮液の一部は配管31、ポ
ンプ32、調節弁33を介して蒸留塔1の塔頂近傍へ還
流され、残りの凝縮液は配管31から分岐する配管3
4、調節弁35を介して製品として取り出される。
塔頂圧力の変化に応じて空冷式熱交換器2の出口側の配
管24の凝縮液の流量が調整されるので、空冷式熱交換
器2における、熱交換に寄与する管路22の段数が変化
し、これにより空冷式熱交換器2で凝縮される蒸気の凝
縮量が調整されて蒸留塔1の塔頂圧力が制御される。一
方、第2の制御系では蒸留塔1の塔頂圧力と還流容器3
の気相部分の圧力との差圧に応じて、蒸留塔1からバイ
パス流路4を通って還流容器3へ直接流れる蒸気の流量
を調整しているため、塔頂圧力の大きな振れが抑えら
れ、そしてこのバイパス流路4の蒸気流量の調整によっ
て、蒸気の凝縮量の調整による空冷式熱交換器2の伝面
変化のいわばオーバシュート分が抑えられ、これら2系
統の制御が相俟って塔頂圧力の急激な変化を抑えて、塔
頂圧力が一定値になるように制御される。
圧力が所定値より低くなった場合、即ち蒸留塔1より発
生する蒸気量よりも空冷式熱交換器2で凝縮される蒸気
量の方が多くなった場合には、第1の制御系である流量
調節弁25の開度が小さくなり、凝縮液の流量が少なく
なる。これにより例えば図2に示すように、凝縮液が配
管24内及び空冷式熱交換器2の最下段の管路22内へ
溜まり始め(図中Aで示す部分)、空冷式熱交換器2の
伝熱面積(図中Bで示す部分)即ち管路22の熱交換に
寄与する部分の面積が減少するため、空冷式熱交換器2
における蒸気の凝縮量が抑えられ、塔頂圧力を上昇させ
る方向に作用する。
は、バイパス流路4の上流側である塔頂圧力と下流側で
ある還流容器3内圧力との差圧が小となるためその開度
が小さくなり、蒸留塔1からバイパス流路4を経由して
還流容器3へ流れる蒸気の量が抑えられ、塔頂圧力を上
昇させる方向に作用する。
るため効率がよく、また相互に影響しあって急激なる圧
力変化も抑えることができる。
の作用で塔頂圧力が過度に上昇することがある。その場
合、圧力の上昇に伴い空冷式熱交換器2における凝縮液
の上昇が抑えられ、第1及び第2の調節弁25、41が
開かれて、満液となっている管路22から凝縮液が減少
し空冷式熱交換器2の冷却能力が回復し、かつバイパス
流路4から還流容器3へ直接流れる蒸気量も増加して塔
頂圧力を減少する方向に作用する。そして、圧力上昇と
減少の上記の制御が繰り返されて塔頂圧力が所定の圧力
に収斂する。
量調節弁25を設けるとともに、バイパス流路4に差圧
調節弁41を設けたので、塔頂蒸気あるいは凝縮液は、
系内を連続的に安定して流れ、流量調節弁25や差圧調
節弁41の開度の急激な大きな変化が抑えられ、このた
め塔頂圧力の急激な変化を防止できるので、塔頂圧力の
制御を安定して行うことができる。
の管路22に溜まっている凝縮液は、常にファン23に
より冷却されるため、この凝縮液は凝縮温度よりも低い
温度まで過冷却され、この温度のまま還流容器3の底部
へ送液される。一方還流容器3内へは、バイパス流路4
を介して凝縮温度以上の熱い蒸気が送られてくるため、
還流容器3内の凝縮液はこの蒸気により加熱されて昇温
し、その表層部分はほぼ沸点温度となるまで上昇する。
このため還流容器3内の凝縮液の表層部分は平衡状態と
なり、これにより還流容器3内の圧力はより安定し、こ
の結果塔頂圧力の制御がより安定に行なわれる。
換器2の出口側に流量調節弁25を設けて、塔頂圧力に
応じて還流容器3へ送液する凝縮液の液量を変えること
により、空冷式熱交換器2の伝熱面積を調節して、塔頂
蒸気の凝縮量を調節することができるため、塔頂圧力を
応答性よく制御することができる。また流量調節弁25
は凝縮液の送液量を調節するために設けられているの
で、調節弁25を絞り過ぎたとしても空冷式熱交換器2
の出口側が負圧になって凝縮液が還流容器3から一気に
吸引して空冷式熱交換器2の入口側まで逆流するような
おそれはなく、この結果塔頂圧力の安定化を図ることが
できる。
は凝縮液の流路用配管であり、蒸気の流路用配管である
空冷式熱交換器2の入口側の配管11に比べて管径が小
さいため、この出口側配管24に取り付けられる調節弁
25は、入口側配管に取り付けられる調節弁に比べて小
型のものを用いることができる。そのうえ調節弁25の
設置場所も空冷式熱交換器2より低い位置である還流容
器3の上部付近位置であるため、空冷式熱交換器2より
高い位置に設けなければならない入口側調節弁を設置す
る場合に比べて、取り付けが容易であると共に、高所の
大型の架台等も不要となるため、設備費を大幅に削減で
きる。
器内の圧力との差圧を所定値とするために、差圧調節弁
の上流側と下流側との差圧を検出して、その検出値に基
づいて差圧調節弁の開度を調整しているが、本発明では
差圧を検出する代わりに、還流容器内の気相部分の圧力
を検出し、その検出値に基づいて差圧調節弁の開度を調
節してもよい。還流容器内の気相部分の圧力に基づいて
差圧調節弁を調整する場合には、還流容器内の圧力が高
すぎると差圧調節弁41が絞られ、還流容器液表面温度
(圧力)を下げる方向となり、逆に還流容器内の圧力が
低すぎると差圧調節弁41の開度が大きくなり、この結
果還流容器内の圧力が一定となるように制御される。こ
のような条件のもとで、塔頂圧力が一定となるように制
御されることとなる。
側配管に蒸留塔の塔頂圧力に基づいて制御される調節弁
を設けるとともに、バイパス流路に塔頂圧力と還流容器
内圧力との差圧または還流用容器内圧力に基づいて制御
される差圧調節弁を設けたので、塔頂圧力に応じて空冷
式熱交換器から送液される凝縮液量を調節して空冷式熱
交換器の伝熱面積を調節し、これにより空冷式熱交換器
における塔頂蒸気の凝縮量を制御することができ、また
塔頂圧力と還流容器内圧力との差圧または還流容器内の
圧力に応じてバイパス流路を流れる蒸気の量を直接制御
できることとなり、両制御の共同作用により蒸留塔の塔
頂圧力の変化を応答性よく制御できる。また空冷式熱交
換器の出口側が負圧になるおそれがないため、凝縮液の
停流や逆流の心配がなく蒸気及び凝縮液が系内を連続的
に安定して流れ、これにより塔頂圧力の制御を安定して
行なうことができ、蒸留製品の品質を安定化することが
できる。さらに第1の調節弁は空冷式熱交換器出口側の
液体流通用の細い配管に設けられるので、応答性がよい
小型のものでよく、しかも設置場所が低所であるため、
取り付けが容易であるとともに高所での大型の取付け架
台等も不要となり、設備費用を大幅に低減することがで
きる。
一実施例を示す構成図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 蒸留塔塔頂からの蒸気を空冷式熱交換器
で凝縮し、得られた凝縮液を還流容器に貯留すると共
に、この還流容器内の凝縮液の一部を前記蒸留塔に還流
する蒸留装置において、 前記蒸留塔の塔頂圧力を検出する圧力検出部と、 前記空冷式熱交換器の出口と還流容器との間に設けら
れ、前記圧力検出部の検出圧力に基づいて凝縮液の流量
を制御する第1の調節弁と、 前記蒸留塔と還流容器との間に設けられ、蒸留塔塔頂か
らの蒸気の一部を空冷式熱交換器及び第1の調節弁を介
さずに還流容器に直接通流するためのバイパス流路と、 前記バイパス流路に設けられ、その上流側と下流側との
差圧または還流容器内の圧力に基づいて前記蒸気の流量
を制御する第2の調節弁と、 を備えることを特徴とする蒸留装置。 - 【請求項2】 蒸留塔塔頂からの蒸気を空冷式熱交換器
で凝縮し、得られた凝縮液を還流容器に貯留すると共
に、この還流容器内の凝縮液の一部を前記蒸留塔に還流
する蒸留方法において、 前記空冷式熱交換器により凝縮された凝縮液を、蒸留塔
の塔頂圧力に基づいて流量を制御しながら還流容器内へ
送液すると共に、蒸留塔からの蒸気の一部を、空冷式熱
交換器を介さずにその上流側と下流側との差圧または還
流容器内の圧力に基づいて流量を制御しながら、還流容
器内へ直接通流することを特徴とする蒸留方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20292095A JP3673565B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 蒸留装置及び蒸留方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP3673565B2 JP3673565B2 (ja) | 2005-07-20 |
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ID=16465357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20292095A Expired - Lifetime JP3673565B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 蒸留装置及び蒸留方法 |
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