JPH09290103A - 脱気装置の制御方法および制御装置 - Google Patents
脱気装置の制御方法および制御装置Info
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- JPH09290103A JPH09290103A JP20530096A JP20530096A JPH09290103A JP H09290103 A JPH09290103 A JP H09290103A JP 20530096 A JP20530096 A JP 20530096A JP 20530096 A JP20530096 A JP 20530096A JP H09290103 A JPH09290103 A JP H09290103A
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Landscapes
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 脱気処理した処理水中の溶存酸素濃度を標準
値よりも低くする。 【解決手段】 原水を供給する原水供給ライン1と、供
給された原水を脱気処理する脱気手段2と、脱気処理さ
れた処理水を貯留する処理水タンク3とを備えた脱気装
置の制御方法であって、前記処理水タンク3内の水位に
基づいて、前記脱気手段2へ供給する原水の供給量を制
御することを特徴としている。
値よりも低くする。 【解決手段】 原水を供給する原水供給ライン1と、供
給された原水を脱気処理する脱気手段2と、脱気処理さ
れた処理水を貯留する処理水タンク3とを備えた脱気装
置の制御方法であって、前記処理水タンク3内の水位に
基づいて、前記脱気手段2へ供給する原水の供給量を制
御することを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体から溶存気
体を除去する脱気装置の制御方法と制御装置に関するも
のである。
体を除去する脱気装置の制御方法と制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、液体から溶存気体を除去
する脱気装置は、酸化の主要因である溶存酸素を除去す
るため、種々の分野において用いられている。たとえ
ば、蒸気ボイラ,温水ボイラ,冷却塔等の冷熱機器自体
やそれらの給水配管の腐蝕防止として、またビル,マン
ション等の建造物における給水,給湯,空調設備等の配
管の腐蝕防止(いわゆる、赤水の防止)として、また電
子部品,機械部品等の洗浄工程における被洗浄物や製品
の酸化防止,腐蝕防止として、それぞれの給水ラインに
挿入されている。
する脱気装置は、酸化の主要因である溶存酸素を除去す
るため、種々の分野において用いられている。たとえ
ば、蒸気ボイラ,温水ボイラ,冷却塔等の冷熱機器自体
やそれらの給水配管の腐蝕防止として、またビル,マン
ション等の建造物における給水,給湯,空調設備等の配
管の腐蝕防止(いわゆる、赤水の防止)として、また電
子部品,機械部品等の洗浄工程における被洗浄物や製品
の酸化防止,腐蝕防止として、それぞれの給水ラインに
挿入されている。
【0003】このような脱気装置としては、気体透過膜
あるいは気体分離膜を用いた,いわゆる膜式脱気装置
が、コンパクトさや取扱の簡便さから多用されている。
この種の膜式脱気装置の一例を図4に基づいて説明す
る。図4に例示した脱気装置において、気体透過膜(図
示省略)は、管状,中空糸状,プリーツ状,スパイラル
形状(のり巻き形状)等の形状に成形し、この状態で適
宜の容器に収容して1個の構成部品とした,いわゆる膜
モジュール31として使用されている。この膜モジュー
ル31の内部は、液相側と気相側とに区画されており、
液相側には、脱気処理を行う原水(井戸水,水道水,各
種工業用水,その他液状製品等を含む)を供給する給水
ポンプ(図示省略)を備えた原水供給ライン32と脱気
処理後の処理水を貯留する処理水タンク33へ供給する
処理水供給ライン34が接続されている。また、気相側
には、この区画内を真空吸引するための真空吸引ライン
35が接続されている。そして、前記膜モジュール31
内における原水の流通過程において、気体透過膜を介し
て真空吸引することにより、原水中の溶存気体を吸引除
去し、脱気された処理水を処理水供給ライン34から処
理水タンク33へ供給する。
あるいは気体分離膜を用いた,いわゆる膜式脱気装置
が、コンパクトさや取扱の簡便さから多用されている。
この種の膜式脱気装置の一例を図4に基づいて説明す
る。図4に例示した脱気装置において、気体透過膜(図
示省略)は、管状,中空糸状,プリーツ状,スパイラル
形状(のり巻き形状)等の形状に成形し、この状態で適
宜の容器に収容して1個の構成部品とした,いわゆる膜
モジュール31として使用されている。この膜モジュー
ル31の内部は、液相側と気相側とに区画されており、
液相側には、脱気処理を行う原水(井戸水,水道水,各
種工業用水,その他液状製品等を含む)を供給する給水
ポンプ(図示省略)を備えた原水供給ライン32と脱気
処理後の処理水を貯留する処理水タンク33へ供給する
処理水供給ライン34が接続されている。また、気相側
には、この区画内を真空吸引するための真空吸引ライン
35が接続されている。そして、前記膜モジュール31
内における原水の流通過程において、気体透過膜を介し
て真空吸引することにより、原水中の溶存気体を吸引除
去し、脱気された処理水を処理水供給ライン34から処
理水タンク33へ供給する。
【0004】図4に示すように、前記真空吸引ライン3
5には、真空吸引手段として、水封式真空ポンプ36が
接続されている。この水封式真空ポンプ36は、排気と
ともに封水が排出されるため、封水を補充する必要があ
り、封水の使用量が大量なものとなる。このため、前記
原水供給ライン32から分岐した封水供給ライン37に
封水を貯留する封水タンク38を設け、この封水タンク
38に水封式真空ポンプ36の排気ライン39を接続
し、封水を封水タンク38と水封式真空ポンプ36との
間で循環させ、封水の循環使用を図っている。
5には、真空吸引手段として、水封式真空ポンプ36が
接続されている。この水封式真空ポンプ36は、排気と
ともに封水が排出されるため、封水を補充する必要があ
り、封水の使用量が大量なものとなる。このため、前記
原水供給ライン32から分岐した封水供給ライン37に
封水を貯留する封水タンク38を設け、この封水タンク
38に水封式真空ポンプ36の排気ライン39を接続
し、封水を封水タンク38と水封式真空ポンプ36との
間で循環させ、封水の循環使用を図っている。
【0005】前記処理水タンク33内には上限水位検出
装置40(たとえばボールタップ方式)が設けてあり、
処理水の水位が上限水位に達すると、前記処理水タンク
33内への処理水の供給を停止する。一方、処理水供給
ライン34にはフロースイッチ41が挿入してあり、こ
のフロースイッチ41の検出信号を信号線42を介して
制御器43へ出力する。また、前記制御器43と前記水
封式真空ポンプ36を信号線42で接続しており、フロ
ースイッチ41の検出信号で、前記水封式真空ポンプ3
6をON,OFF制御する構成となっている。
装置40(たとえばボールタップ方式)が設けてあり、
処理水の水位が上限水位に達すると、前記処理水タンク
33内への処理水の供給を停止する。一方、処理水供給
ライン34にはフロースイッチ41が挿入してあり、こ
のフロースイッチ41の検出信号を信号線42を介して
制御器43へ出力する。また、前記制御器43と前記水
封式真空ポンプ36を信号線42で接続しており、フロ
ースイッチ41の検出信号で、前記水封式真空ポンプ3
6をON,OFF制御する構成となっている。
【0006】上記構成により、前記上限水位検出装置4
0の作動で前記処理水タンク33内への処理水の供給と
供給停止が行われ、この通水状態を検出する前記フロー
スイッチ41の検出により、前記水封式真空ポンプ36
のON,OFFを制御するようになっている。すなわ
ち、前記水封式真空ポンプ36が稼動時は、前記膜モジ
ュール31は常に一定量の処理水を前記処理水タンク3
3内へ供給する構成となっている。
0の作動で前記処理水タンク33内への処理水の供給と
供給停止が行われ、この通水状態を検出する前記フロー
スイッチ41の検出により、前記水封式真空ポンプ36
のON,OFFを制御するようになっている。すなわ
ち、前記水封式真空ポンプ36が稼動時は、前記膜モジ
ュール31は常に一定量の処理水を前記処理水タンク3
3内へ供給する構成となっている。
【0007】ところで、前記従来の脱気装置において
は、処理水タンク33内に貯留した処理水を負荷側の要
求によりユースポイントへ供給し、処理水の補給は原水
供給ライン32から所定流量の原水を膜モジュール31
へ供給し、所定の溶存酸素濃度の脱気水を前記処理水タ
ンク33へ供給している。しかしながら、前記脱気装置
においては、図2に示すように、前記膜モジュール31
内を通水する処理水量が一定であれば、供給する原水の
温度が低いほど処理水の溶存酸素濃度が高くなるという
特性がある。また、原水温度が一定であれば、処理水量
が少ないほど溶存酸素濃度は低くなる。そのため、水温
の高い夏季では溶存酸素濃度は低く、水温の低い冬季で
は溶存酸素濃度は高くなる。したがって、特に寒冷地に
おいては、溶存酸素濃度のバラツキが夏季と冬季では大
きくなる。
は、処理水タンク33内に貯留した処理水を負荷側の要
求によりユースポイントへ供給し、処理水の補給は原水
供給ライン32から所定流量の原水を膜モジュール31
へ供給し、所定の溶存酸素濃度の脱気水を前記処理水タ
ンク33へ供給している。しかしながら、前記脱気装置
においては、図2に示すように、前記膜モジュール31
内を通水する処理水量が一定であれば、供給する原水の
温度が低いほど処理水の溶存酸素濃度が高くなるという
特性がある。また、原水温度が一定であれば、処理水量
が少ないほど溶存酸素濃度は低くなる。そのため、水温
の高い夏季では溶存酸素濃度は低く、水温の低い冬季で
は溶存酸素濃度は高くなる。したがって、特に寒冷地に
おいては、溶存酸素濃度のバラツキが夏季と冬季では大
きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、処理水の溶存酸素濃度を低くすることができ
る脱気装置の制御方法と制御装置を提供することを目的
とするものである。
点に鑑み、処理水の溶存酸素濃度を低くすることができ
る脱気装置の制御方法と制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、原水を供給する原水供給ラインと、供給され
た原水を脱気処理する脱気手段と、脱気処理された処理
水を貯留する処理水タンクとを備えた脱気装置の制御方
法であって、前記処理水タンク内の水位に基づいて前記
脱気手段へ供給する原水の供給量を制御することを特徴
としており、また請求項2に記載の発明は、前記処理水
タンク内の水位が設定水位以上のとき、前記処理水タン
ク内の検出水位に応じて供給量を比例制御することを特
徴としており、また請求項3に記載の発明は、原水を供
給する原水供給ラインと、供給された原水を脱気処理す
る脱気手段と、脱気処理された処理水を貯留する処理水
タンクとを備えた脱気装置において、前記処理水タンク
にタンク内の水位を検出するレベルセンサを設けるとと
もに、前記処理水タンク内の上限水位を検出する上限水
位検出手段を設け、前記原水供給ラインに前記レベルセ
ンサからの信号に基づいて供給量を制御する流量調節弁
を設けたことを特徴としており、また請求項4に記載の
発明は、請求項3に記載の脱気装置の制御方法であっ
て、前記レベルセンサの異常時、前記上限水位検出手段
の作動に基づいて供給量を制御することを特徴としてい
る。
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、原水を供給する原水供給ラインと、供給され
た原水を脱気処理する脱気手段と、脱気処理された処理
水を貯留する処理水タンクとを備えた脱気装置の制御方
法であって、前記処理水タンク内の水位に基づいて前記
脱気手段へ供給する原水の供給量を制御することを特徴
としており、また請求項2に記載の発明は、前記処理水
タンク内の水位が設定水位以上のとき、前記処理水タン
ク内の検出水位に応じて供給量を比例制御することを特
徴としており、また請求項3に記載の発明は、原水を供
給する原水供給ラインと、供給された原水を脱気処理す
る脱気手段と、脱気処理された処理水を貯留する処理水
タンクとを備えた脱気装置において、前記処理水タンク
にタンク内の水位を検出するレベルセンサを設けるとと
もに、前記処理水タンク内の上限水位を検出する上限水
位検出手段を設け、前記原水供給ラインに前記レベルセ
ンサからの信号に基づいて供給量を制御する流量調節弁
を設けたことを特徴としており、また請求項4に記載の
発明は、請求項3に記載の脱気装置の制御方法であっ
て、前記レベルセンサの異常時、前記上限水位検出手段
の作動に基づいて供給量を制御することを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明の脱気装置の制御方法は、
原水供給ラインと、供給された原水を脱気処理する脱気
手段としての膜モジュールと、脱気処理された処理水を
貯留する処理水タンクと、この処理水タンクへ処理水を
供給する処理水供給ラインと、前記膜モジュール内を真
空吸引する水封式真空ポンプとを備えた脱気装置におい
て実現される。すなわち、前記処理水タンク内の処理水
を負荷側へ供給することにより変化する水位に基づい
て、前記膜モジュールへ供給する原水の供給量を比例的
に制御する。また、この発明の制御装置の構成は、前記
処理水タンクに水位を検出するレベルセンサ(圧力計を
利用して水位を検出する)を設けるとともに、この処理
水タンク内の上限水位を検出する上限水位検出手段を設
けている。そして、前記原水供給ラインに流量調節弁を
設け、この流量調節弁と前記レベルセンサをそれぞれ信
号線を介して制御器に接続した構成としている。
ついて説明すると、この発明の脱気装置の制御方法は、
原水供給ラインと、供給された原水を脱気処理する脱気
手段としての膜モジュールと、脱気処理された処理水を
貯留する処理水タンクと、この処理水タンクへ処理水を
供給する処理水供給ラインと、前記膜モジュール内を真
空吸引する水封式真空ポンプとを備えた脱気装置におい
て実現される。すなわち、前記処理水タンク内の処理水
を負荷側へ供給することにより変化する水位に基づい
て、前記膜モジュールへ供給する原水の供給量を比例的
に制御する。また、この発明の制御装置の構成は、前記
処理水タンクに水位を検出するレベルセンサ(圧力計を
利用して水位を検出する)を設けるとともに、この処理
水タンク内の上限水位を検出する上限水位検出手段を設
けている。そして、前記原水供給ラインに流量調節弁を
設け、この流量調節弁と前記レベルセンサをそれぞれ信
号線を介して制御器に接続した構成としている。
【0011】前記構成の制御装置によれば、前記処理水
タンク内の水位を前記レベルセンサが検出し、この検出
信号を前記制御器に出力する。この検出信号を受けた制
御器は、検出水位が設定水位以上のときは、検出水位に
基づいて前記膜モジュールへ供給する原水供給量を予め
設定した供給量(標準原水供給量よりも少ない)となる
ように前記流量調節弁を調節し、所定量の原水を前記膜
モジュールへ比例的に供給する。したがって、前記膜モ
ジュールの処理水量が標準時に比べて少なくなり、処理
水中の溶存酸素濃度を標準値よりも低くすることができ
る。
タンク内の水位を前記レベルセンサが検出し、この検出
信号を前記制御器に出力する。この検出信号を受けた制
御器は、検出水位が設定水位以上のときは、検出水位に
基づいて前記膜モジュールへ供給する原水供給量を予め
設定した供給量(標準原水供給量よりも少ない)となる
ように前記流量調節弁を調節し、所定量の原水を前記膜
モジュールへ比例的に供給する。したがって、前記膜モ
ジュールの処理水量が標準時に比べて少なくなり、処理
水中の溶存酸素濃度を標準値よりも低くすることができ
る。
【0012】以上のように、負荷側へ供給する処理水の
供給量により変化する処理水タンク内の水位を検出し、
膜モジュールへ供給する原水の供給量を比例的に調節す
るようにしたので、たとえば負荷側へ供給する処理水量
が前記膜モジュールの標準処理水量以下の場合は、前記
処理水タンク内の水位もあまり低下しないので、膜モジ
ュールに供給する原水供給量も少なくなり、処理水中の
溶存酸素濃度を低くすることができる。したがって、従
来のように処理水タンクの水位をON,OFF制御と
し、膜モジュールへ供給する原水の供給量を一定にした
ときに比べて、処理水中の溶存酸素濃度を低くすること
ができるので、特に寒冷地では効果が大きい。
供給量により変化する処理水タンク内の水位を検出し、
膜モジュールへ供給する原水の供給量を比例的に調節す
るようにしたので、たとえば負荷側へ供給する処理水量
が前記膜モジュールの標準処理水量以下の場合は、前記
処理水タンク内の水位もあまり低下しないので、膜モジ
ュールに供給する原水供給量も少なくなり、処理水中の
溶存酸素濃度を低くすることができる。したがって、従
来のように処理水タンクの水位をON,OFF制御と
し、膜モジュールへ供給する原水の供給量を一定にした
ときに比べて、処理水中の溶存酸素濃度を低くすること
ができるので、特に寒冷地では効果が大きい。
【0013】また、この発明は、前記レベルセンサの異
常時においては、前記上限水位検出手段の作動に基づい
て供給量を制御するので、負荷側に対して処理水の供給
が停止することはない。
常時においては、前記上限水位検出手段の作動に基づい
て供給量を制御するので、負荷側に対して処理水の供給
が停止することはない。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、この発明を実施した脱気装置の
基本的構成を概略的に示す説明図である。
細に説明する。図1は、この発明を実施した脱気装置の
基本的構成を概略的に示す説明図である。
【0015】図1において、この発明に係る脱気装置
は、基本的構成として、脱気処理を行う原水(井戸水,
水道水,各種工業用水,その他液状製品等を含む)を給
水ポンプ(図示省略)により供給する原水供給ライン1
と、供給された原水を脱気処理する脱気手段としての膜
モジュール2と、脱気処理された処理水を貯留する処理
水タンク3と、この処理水タンク3へ処理水を供給する
処理水供給ライン4と、前記膜モジュール2内を真空吸
引する水封式真空ポンプ6とにより構成されている。前
記膜モジュール2は、中空糸状の気体透過膜(図示省
略)を容器に収容したものとして構成されており、膜モ
ジュール2の内部は気体透過膜により液相側と気相側に
区画されている。この膜モジュール2は、その液相側に
は原水供給ライン1が接続されており、またその気相側
には真空吸引ライン5を介して水封式真空ポンプ6が接
続されている。したがって、前記膜モジュール2内にお
ける原水の流通過程において、前記水封式真空ポンプ6
により気体透過膜を介して膜モジュール2内を真空吸引
し、原水中の溶存気体を吸引除去し、脱気処理された処
理水を前記処理水供給ライン4を介して前記処理水タン
ク3へ供給する構成となっている。
は、基本的構成として、脱気処理を行う原水(井戸水,
水道水,各種工業用水,その他液状製品等を含む)を給
水ポンプ(図示省略)により供給する原水供給ライン1
と、供給された原水を脱気処理する脱気手段としての膜
モジュール2と、脱気処理された処理水を貯留する処理
水タンク3と、この処理水タンク3へ処理水を供給する
処理水供給ライン4と、前記膜モジュール2内を真空吸
引する水封式真空ポンプ6とにより構成されている。前
記膜モジュール2は、中空糸状の気体透過膜(図示省
略)を容器に収容したものとして構成されており、膜モ
ジュール2の内部は気体透過膜により液相側と気相側に
区画されている。この膜モジュール2は、その液相側に
は原水供給ライン1が接続されており、またその気相側
には真空吸引ライン5を介して水封式真空ポンプ6が接
続されている。したがって、前記膜モジュール2内にお
ける原水の流通過程において、前記水封式真空ポンプ6
により気体透過膜を介して膜モジュール2内を真空吸引
し、原水中の溶存気体を吸引除去し、脱気処理された処
理水を前記処理水供給ライン4を介して前記処理水タン
ク3へ供給する構成となっている。
【0016】さて、この発明の制御装置は、前記処理水
タンク3内の水位を検出するレベルセンサ7を設けると
ともに、前記処置水タンク3の上限水位を検出する検出
手段として上限水位検出装置11を設けている。そし
て、前記原水供給ライン1に流量調節弁8を設け、この
流量調節弁8と前記レベルセンサ7をそれぞれ信号線9
を介して制御器10に接続した構成としている。前記レ
ベルセンサ7は、圧力計を利用して水位を検出する構成
のもので、前記処理水タンク3の底部近傍に設置し、前
記処理水タンク3内の処理水の水位を検出し、この検出
信号を前記制御器10へ出力する。そして、この検出信
号を受けた前記制御器10は、図3に示す予め設定して
ある所定水位に対する原水供給量に基づき、前記膜モジ
ュール2に供給する原水供給量を、所定の原水供給量に
なるように前記流量調節弁8を比例制御する。尚、この
制御方法は、図3に示すように、前記処理水タンク3の
水位が設定水位L(中限水位(50%))以上のときに
行う制御となっている。
タンク3内の水位を検出するレベルセンサ7を設けると
ともに、前記処置水タンク3の上限水位を検出する検出
手段として上限水位検出装置11を設けている。そし
て、前記原水供給ライン1に流量調節弁8を設け、この
流量調節弁8と前記レベルセンサ7をそれぞれ信号線9
を介して制御器10に接続した構成としている。前記レ
ベルセンサ7は、圧力計を利用して水位を検出する構成
のもので、前記処理水タンク3の底部近傍に設置し、前
記処理水タンク3内の処理水の水位を検出し、この検出
信号を前記制御器10へ出力する。そして、この検出信
号を受けた前記制御器10は、図3に示す予め設定して
ある所定水位に対する原水供給量に基づき、前記膜モジ
ュール2に供給する原水供給量を、所定の原水供給量に
なるように前記流量調節弁8を比例制御する。尚、この
制御方法は、図3に示すように、前記処理水タンク3の
水位が設定水位L(中限水位(50%))以上のときに
行う制御となっている。
【0017】前記上限水位検出装置11の構成は、前記
処理水タンク3内に予め設定した上限水位Hを検出する
ボールタップを備えたパイロットバルブ12を設け、こ
のパイロットバルブ12に連動する定水位弁13を前記
処理水供給ライン4に設けている。
処理水タンク3内に予め設定した上限水位Hを検出する
ボールタップを備えたパイロットバルブ12を設け、こ
のパイロットバルブ12に連動する定水位弁13を前記
処理水供給ライン4に設けている。
【0018】この実施例における上限水位検出装置11
について、さらに説明すると、従来のボールタップ方式
の上限水位検出装置40では、前記処理水タンク3内へ
処理水が流入時において、水面に飛沫が発生し、酸素等
が再溶存するおそれがあった。そこで、この実施例の上
限水位検出装置11は、再溶存を防止するためになされ
てものであって、前記処理水供給ライン4の先端部を前
記処理水タンク3の底部付近まで延伸させたものであ
る。
について、さらに説明すると、従来のボールタップ方式
の上限水位検出装置40では、前記処理水タンク3内へ
処理水が流入時において、水面に飛沫が発生し、酸素等
が再溶存するおそれがあった。そこで、この実施例の上
限水位検出装置11は、再溶存を防止するためになされ
てものであって、前記処理水供給ライン4の先端部を前
記処理水タンク3の底部付近まで延伸させたものであ
る。
【0019】図1に示す前記水封式真空ポンプ6は、排
気とともに封水が排出されるため、封水を補充する必要
があり、封水の使用量が大量なものとなる。このため、
前記原水供給ライン1から分岐した封水供給ライン14
に封水を貯留する封水タンク15を設け、この封水タン
ク15に水封式真空ポンプ6の排気ライン16を接続
し、封水を封水タンク15と水封式真空ポンプ6との間
で循環させ、封水の循環使用を図っている。そして、封
水タンク15にはオーバーフローライン17が接続して
ある。また、前記処理水供給ライン4にはフロースイッ
チ18を挿入し、このフロースイッチ18と前記制御器
10とを信号線9で接続している。前記水封式真空ポン
プ6と前記制御器10との間を信号線9で接続し、水封
式真空ポンプ6のON,OFF制御を行うようにしてい
る。また、前記処理水タンク3の下部に処理水を負荷側
へ供給する配管19を接続している。
気とともに封水が排出されるため、封水を補充する必要
があり、封水の使用量が大量なものとなる。このため、
前記原水供給ライン1から分岐した封水供給ライン14
に封水を貯留する封水タンク15を設け、この封水タン
ク15に水封式真空ポンプ6の排気ライン16を接続
し、封水を封水タンク15と水封式真空ポンプ6との間
で循環させ、封水の循環使用を図っている。そして、封
水タンク15にはオーバーフローライン17が接続して
ある。また、前記処理水供給ライン4にはフロースイッ
チ18を挿入し、このフロースイッチ18と前記制御器
10とを信号線9で接続している。前記水封式真空ポン
プ6と前記制御器10との間を信号線9で接続し、水封
式真空ポンプ6のON,OFF制御を行うようにしてい
る。また、前記処理水タンク3の下部に処理水を負荷側
へ供給する配管19を接続している。
【0020】上記構成の脱気装置によれば、処理水タン
ク3内の上限水位まで所定溶存酸素濃度(たとえば、
1.0ppm )の処理水を貯留し、負荷側の要求により処
理水を配管19を介して供給する。負荷側への処理水の
供給により前記処理水タンク3内の水位が低下し、レベ
ルセンサ7が水位低下を検出する。そして、この検出信
号を信号線9を介して制御器10へ出力する。この検出
信号を受信した制御器10は、予め設定した水位と原水
供給量の数値(図3参照)に基づき、比例制御信号を流
量調節弁8へ出力する。この比例制御信号を受信した流
量調節弁8は、所定供給量になるように開弁し、所定量
の原水を膜モジュール2へ供給する。そして、膜モジュ
ール2内を通過した原水をフロースイッチ18が検出
し、検出信号を前記制御器10へ出力する。この検出信
号を受信した制御器10は、水封式真空ポンプ6を駆動
させ、前記膜モジュール2内を真空吸引して原水を脱気
処理する。処理水は、処理水供給ライン4を介して前記
処理水タンク3内へ流入する。
ク3内の上限水位まで所定溶存酸素濃度(たとえば、
1.0ppm )の処理水を貯留し、負荷側の要求により処
理水を配管19を介して供給する。負荷側への処理水の
供給により前記処理水タンク3内の水位が低下し、レベ
ルセンサ7が水位低下を検出する。そして、この検出信
号を信号線9を介して制御器10へ出力する。この検出
信号を受信した制御器10は、予め設定した水位と原水
供給量の数値(図3参照)に基づき、比例制御信号を流
量調節弁8へ出力する。この比例制御信号を受信した流
量調節弁8は、所定供給量になるように開弁し、所定量
の原水を膜モジュール2へ供給する。そして、膜モジュ
ール2内を通過した原水をフロースイッチ18が検出
し、検出信号を前記制御器10へ出力する。この検出信
号を受信した制御器10は、水封式真空ポンプ6を駆動
させ、前記膜モジュール2内を真空吸引して原水を脱気
処理する。処理水は、処理水供給ライン4を介して前記
処理水タンク3内へ流入する。
【0021】前記膜モジュール2の標準処理水量を、た
とえば時間当り1000リットル(原水温度25℃)で
脱気処理後の溶存酸素濃度1.0ppm とすると、図3に
示すように、前記処理水タンク3の水位が設定水位L
(貯水率50%)に低下するまでは、それぞれの水位に
基づいて前記膜モジュール2へ供給する原水供給量を比
例的に調節する。したがって、図2に示すように、前記
標準処理水量における溶存酸素濃度1.0ppm よりも低
い脱気処理水(0.2〜0.8ppm )を得ることができ
るので、負荷側の要求処理水量が標準処理水量以下の場
合は、前記処理水タンク3内に溶存酸素濃度の低い脱気
処理水を貯留することができる。
とえば時間当り1000リットル(原水温度25℃)で
脱気処理後の溶存酸素濃度1.0ppm とすると、図3に
示すように、前記処理水タンク3の水位が設定水位L
(貯水率50%)に低下するまでは、それぞれの水位に
基づいて前記膜モジュール2へ供給する原水供給量を比
例的に調節する。したがって、図2に示すように、前記
標準処理水量における溶存酸素濃度1.0ppm よりも低
い脱気処理水(0.2〜0.8ppm )を得ることができ
るので、負荷側の要求処理水量が標準処理水量以下の場
合は、前記処理水タンク3内に溶存酸素濃度の低い脱気
処理水を貯留することができる。
【0022】また、この発明の制御方法によれば、前記
レベルセンサ7から前記制御器10へ異常信号(たとえ
ば設定電圧の50%)が出力されると、前記制御器10
は、前記レベルセンサ7に異常発生と判断し、前記流量
調節弁8を全開とし、前記処理水タンク3に設けた前記
上限水位検出装置11の作動に基づいて原水を所定量供
給する。したがって、前記レベルセンサ7の異常時にお
いても負荷側に対して、処理水の供給が停止されること
はない。
レベルセンサ7から前記制御器10へ異常信号(たとえ
ば設定電圧の50%)が出力されると、前記制御器10
は、前記レベルセンサ7に異常発生と判断し、前記流量
調節弁8を全開とし、前記処理水タンク3に設けた前記
上限水位検出装置11の作動に基づいて原水を所定量供
給する。したがって、前記レベルセンサ7の異常時にお
いても負荷側に対して、処理水の供給が停止されること
はない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、原水供給ラインと、原水を脱気処理する脱気手段
と、脱気処理された処理水を貯留する処理水タンクとを
備えた脱気装置において、前記処理水タンク内の水位に
基づいて、前記脱気手段に供給する原水の供給量を制御
するようにしたので、前記処理水タンクから処理水を負
荷側へ供給する供給量が、前記脱気手段の標準処理水量
よりも少ないときは、前記処理水タンクの水位もあまり
低下しないので、前記膜モジュールに供給する原水供給
量も少なくなる。したがって、脱気処理した処理水中の
溶存酸素濃度を標準値よりも低くすることができる。
ば、原水供給ラインと、原水を脱気処理する脱気手段
と、脱気処理された処理水を貯留する処理水タンクとを
備えた脱気装置において、前記処理水タンク内の水位に
基づいて、前記脱気手段に供給する原水の供給量を制御
するようにしたので、前記処理水タンクから処理水を負
荷側へ供給する供給量が、前記脱気手段の標準処理水量
よりも少ないときは、前記処理水タンクの水位もあまり
低下しないので、前記膜モジュールに供給する原水供給
量も少なくなる。したがって、脱気処理した処理水中の
溶存酸素濃度を標準値よりも低くすることができる。
【図1】この発明を実施した脱気装置の基本的構成を概
略的に示す説明図である。
略的に示す説明図である。
【図2】脱気装置における原水温度と処理水の溶存酸素
濃度および処理水量の関係を示す説明図である。
濃度および処理水量の関係を示す説明図である。
【図3】この発明の処理水タンク内の水位と原水供給量
の関係を示す説明図である。
の関係を示す説明図である。
【図4】従来の脱気装置の構成を概略的に示す説明図で
ある。
ある。
1 原水供給ライン 2 脱気手段(膜モジュール) 3 処理水タンク 7 レベルセンサ 8 流量調節弁 11 上限水位検出装置
フロントページの続き (72)発明者 山尾 卓宏 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 一色 克文 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内 (72)発明者 安部 元 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株式 会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 原水を供給する原水供給ライン1と、供
給された原水を脱気処理する脱気手段2と、脱気処理さ
れた処理水を貯留する処理水タンク3とを備えた脱気装
置の制御方法であって、前記処理水タンク3内の水位に
基づいて、前記脱気手段2へ供給する原水の供給量を制
御することを特徴とする脱気装置の制御方法。 - 【請求項2】 前記処理水タンク3内の水位が設定水位
L以上のとき、前記処理水タンク3内の検出水位に応じ
て供給量を比例制御することを特徴とする請求項1に記
載の脱気装置の制御方法。 - 【請求項3】 原水を供給する原水供給ライン1と、供
給された原水を脱気処理する脱気手段2と、脱気処理さ
れた処理水を貯留する処理水タンク3とを備えた脱気装
置において、前記処理水タンク3にタンク内の水位を検
出するレベルセンサ7を設けるとともに、前記処理水タ
ンク3内の上限水位を検出する上限水位検出手段11を
設け、前記原水供給ライン1に前記レベルセンサ7から
の信号に基づいて供給量を制御する流量調節弁8を設け
たことを特徴とする脱気装置の制御装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の脱気装置の制御方法で
あって、前記レベルセンサ7の異常時、前記上限水位検
出手段11の作動に基づいて供給量を制御することを特
徴とする脱気装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20530096A JP3237532B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-07-15 | 脱気装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6728196 | 1996-02-27 | ||
| JP8-67281 | 1996-02-27 | ||
| JP20530096A JP3237532B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-07-15 | 脱気装置の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290103A true JPH09290103A (ja) | 1997-11-11 |
| JP3237532B2 JP3237532B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=26408469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20530096A Expired - Fee Related JP3237532B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-07-15 | 脱気装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3237532B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100812005B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2008-03-10 | 주식회사 포스코 | 보일러 탈기기의 저장수위 제어방법 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP20530096A patent/JP3237532B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100812005B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2008-03-10 | 주식회사 포스코 | 보일러 탈기기의 저장수위 제어방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3237532B2 (ja) | 2001-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |