JPH09290298A - 硝化脱窒装置におけるメタノール供給量および曝気量の調整方法 - Google Patents
硝化脱窒装置におけるメタノール供給量および曝気量の調整方法Info
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- JPH09290298A JPH09290298A JP10925996A JP10925996A JPH09290298A JP H09290298 A JPH09290298 A JP H09290298A JP 10925996 A JP10925996 A JP 10925996A JP 10925996 A JP10925996 A JP 10925996A JP H09290298 A JPH09290298 A JP H09290298A
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Landscapes
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メタノールの供給量の過不足によるTOC濃
度の上昇や窒素濃度の上昇を解消し、また、過剰曝気に
よるランニングコストの増加や曝気量の不足に伴う処理
水の水質悪化を解消する。 【解決手段】 硝化脱窒装置における脱窒槽で処理液の
pHを検出し、そのpH値に基づいてメタノールの供給
量を調整する、硝化脱窒装置におけるメタノール供給量
の調整方法である。脱窒槽でのpH値が好ましくは6.
8〜8.5、より好ましくは.2〜7.8になるように
メタノールの供給量を調整する。また、硝化脱窒装置に
おける硝化槽で処理液のpHを検出し、そのpH値に基
づいて曝気量を調整する、硝化脱窒装置における曝気量
の調整方法である。硝化槽でのpH値が6.8〜7.8
の範囲にあるように曝気量を調整する。
度の上昇や窒素濃度の上昇を解消し、また、過剰曝気に
よるランニングコストの増加や曝気量の不足に伴う処理
水の水質悪化を解消する。 【解決手段】 硝化脱窒装置における脱窒槽で処理液の
pHを検出し、そのpH値に基づいてメタノールの供給
量を調整する、硝化脱窒装置におけるメタノール供給量
の調整方法である。脱窒槽でのpH値が好ましくは6.
8〜8.5、より好ましくは.2〜7.8になるように
メタノールの供給量を調整する。また、硝化脱窒装置に
おける硝化槽で処理液のpHを検出し、そのpH値に基
づいて曝気量を調整する、硝化脱窒装置における曝気量
の調整方法である。硝化槽でのpH値が6.8〜7.8
の範囲にあるように曝気量を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水、産業廃水、
し尿などの有機性廃水に含まれるアンモニア態窒素を生
物学的硝化および脱窒反応を用いて窒素除去処理する硝
化脱窒装置に関し、より詳細には、同装置におけるメタ
ノール供給量の調整方法および曝気量の調整方法に関す
る。
し尿などの有機性廃水に含まれるアンモニア態窒素を生
物学的硝化および脱窒反応を用いて窒素除去処理する硝
化脱窒装置に関し、より詳細には、同装置におけるメタ
ノール供給量の調整方法および曝気量の調整方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、硝化脱窒装置を用いて窒素含有有
機性廃水(以下、原水という)を処理するには、生物学
的硝化および脱窒反応を利用して、硝化槽でアンモニア
態窒素を硝酸態窒素に酸化すると共に、脱窒槽で硝酸態
窒素を窒素ガスに還元する処理方法が行われていた。そ
して、脱窒槽に供給される原水にメタノールを添加して
原水のC/N比を調整し、また、硝化槽の液に苛性ソー
ダ等のアルカリを加えてpHを調整していた。
機性廃水(以下、原水という)を処理するには、生物学
的硝化および脱窒反応を利用して、硝化槽でアンモニア
態窒素を硝酸態窒素に酸化すると共に、脱窒槽で硝酸態
窒素を窒素ガスに還元する処理方法が行われていた。そ
して、脱窒槽に供給される原水にメタノールを添加して
原水のC/N比を調整し、また、硝化槽の液に苛性ソー
ダ等のアルカリを加えてpHを調整していた。
【0003】上記脱窒槽へのメタノールの添加量は、予
め調べておいた原水のC/N比に基づいて決められてい
た。また、硝化槽における曝気量についても予め適当な
曝気量を決めておくか、或いは溶存酸素計(以下、「D
O計」という)を用いて、処理水の負荷変動に対応し
て、曝気量を変更することが行われていた。
め調べておいた原水のC/N比に基づいて決められてい
た。また、硝化槽における曝気量についても予め適当な
曝気量を決めておくか、或いは溶存酸素計(以下、「D
O計」という)を用いて、処理水の負荷変動に対応し
て、曝気量を変更することが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記脱
窒槽におけるメタノールの添加については、原水のC/
N比が変動することから、メタノールを過剰に添加しす
ぎたり、逆にメタノールの供給量が不足したりする。そ
して、前者の場合には、処理水のTOC濃度(全有機炭
素量)が上昇し、後者の場合には十分な脱窒が行われ
ず、処理水の窒素濃度が上昇する。
窒槽におけるメタノールの添加については、原水のC/
N比が変動することから、メタノールを過剰に添加しす
ぎたり、逆にメタノールの供給量が不足したりする。そ
して、前者の場合には、処理水のTOC濃度(全有機炭
素量)が上昇し、後者の場合には十分な脱窒が行われ
ず、処理水の窒素濃度が上昇する。
【0005】また、上記硝化槽における曝気について
は、予め適当な曝気量を決めておく場合には、処理水の
負荷変動によって、曝気量が過剰になったり、逆に曝気
量が不足することとなる。そして、前者の場合には硝化
槽におけるランニングコストが高くつき、後者の場合に
は処理後の水質が悪化することとなる。一方、DO計を
用いた場合には、このような問題が生じないものの、D
O計の採用に伴うイニシャルコスト、ランニングコスト
およびメンテナンスコストが必要となる。
は、予め適当な曝気量を決めておく場合には、処理水の
負荷変動によって、曝気量が過剰になったり、逆に曝気
量が不足することとなる。そして、前者の場合には硝化
槽におけるランニングコストが高くつき、後者の場合に
は処理後の水質が悪化することとなる。一方、DO計を
用いた場合には、このような問題が生じないものの、D
O計の採用に伴うイニシャルコスト、ランニングコスト
およびメンテナンスコストが必要となる。
【0006】本発明の目的は、上述した種々の不都合な
いしは不具合を解消することができる硝化脱窒装置にお
ける廃水処理方法を提供することにある。
いしは不具合を解消することができる硝化脱窒装置にお
ける廃水処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるメタノール
供給量の調整方法は、硝化脱窒装置における脱窒槽で処
理液のpHを検出し、そのpH値に基づいてメタノール
の供給量を調整するものである。
供給量の調整方法は、硝化脱窒装置における脱窒槽で処
理液のpHを検出し、そのpH値に基づいてメタノール
の供給量を調整するものである。
【0008】脱窒反応は次式に示す通りである。
【0009】6NO3 - +5CH3 OH→5CO2 +3
N2 +7H2 O+6OH-
N2 +7H2 O+6OH-
【0010】この場合、脱窒の進行に伴ってOH- 基が
増しpH値が上昇するので、脱窒槽でのpH値が下がる
場合には脱窒が進行していないことがわかる。
増しpH値が上昇するので、脱窒槽でのpH値が下がる
場合には脱窒が進行していないことがわかる。
【0011】そこで、脱窒槽において、pHをモニター
し、得られたpH値が下がるとメタノールの供給量を増
加し、pH値が上がるとメタノールの供給量を減少す
る。
し、得られたpH値が下がるとメタノールの供給量を増
加し、pH値が上がるとメタノールの供給量を減少す
る。
【0012】メタノールの供給量は、脱窒槽でのpH値
が6.8〜8.5の範囲内にあるように調整するのが良
く、更に好ましくは7.2〜7.8の範囲である。
が6.8〜8.5の範囲内にあるように調整するのが良
く、更に好ましくは7.2〜7.8の範囲である。
【0013】また、本発明による曝気量の調整方法は、
硝化脱窒装置における硝化槽で処理液のpHを検出し、
そのpH値に基づいて曝気量を調整するものである。
硝化脱窒装置における硝化槽で処理液のpHを検出し、
そのpH値に基づいて曝気量を調整するものである。
【0014】pHの検出は、硝化槽における既存のpH
コントローラーを用いて行うことができる。
コントローラーを用いて行うことができる。
【0015】硝化反応は次式に示す通りである。
【0016】 NH4 + +2O2 →NO3 - +H2 O+2H+
【0017】この場合、硝化の進行に伴ってH+ 基が増
しpH値が低下する。そして、硝化に必要な曝気が十分
に行われず、酸素が不足している場合には硝化が進行せ
ず、そのためpH値が低下しない状態となる。
しpH値が低下する。そして、硝化に必要な曝気が十分
に行われず、酸素が不足している場合には硝化が進行せ
ず、そのためpH値が低下しない状態となる。
【0018】そこで、硝化槽において、pHをモニター
し、pH値が低下しないときに曝気量を増加するように
する。
し、pH値が低下しないときに曝気量を増加するように
する。
【0019】曝気量は、硝化槽でのpH値が6.8〜
7.8の範囲にあるように調整するのが好ましい。
7.8の範囲にあるように調整するのが好ましい。
【0020】更に、本発明によるもう1つのメタノール
供給量の調整方法は、硝化脱窒装置における脱窒槽に供
給される原水のC/N比を検出し、その検出値を演算し
てメタノールの供給量を算出し、その算出値に基づいて
メタノールの供給量を調整するものである。
供給量の調整方法は、硝化脱窒装置における脱窒槽に供
給される原水のC/N比を検出し、その検出値を演算し
てメタノールの供給量を算出し、その算出値に基づいて
メタノールの供給量を調整するものである。
【0021】脱窒槽でのメタノール供給後のC/N比の
基準値を2.5〜3.5の範囲として演算するのが好ま
しい。
基準値を2.5〜3.5の範囲として演算するのが好ま
しい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0023】以下に述べる各実施形態において、図1、
図3および図5に示すように、硝化脱窒装置(1) は、下
水、産業廃水、し尿などの窒素含有有機性廃水すなわち
原水のアンモニア態窒素を硝化する硝化槽(3) と、硝化
槽(3) から送られてきた硝化液の脱窒を行う脱窒槽(2)
とを備えている。硝化槽(3) では、ブロア(9) により曝
気が行われ、また、硝化液の一部は循環ポンプ(4) によ
り脱窒槽(2) の底部へ循環される。
図3および図5に示すように、硝化脱窒装置(1) は、下
水、産業廃水、し尿などの窒素含有有機性廃水すなわち
原水のアンモニア態窒素を硝化する硝化槽(3) と、硝化
槽(3) から送られてきた硝化液の脱窒を行う脱窒槽(2)
とを備えている。硝化槽(3) では、ブロア(9) により曝
気が行われ、また、硝化液の一部は循環ポンプ(4) によ
り脱窒槽(2) の底部へ循環される。
【0024】上記硝化脱窒装置(1) の全容量は120リ
ットルであり、脱窒槽(2) および硝化槽(3) の容量はそ
れぞれ60リットルとなされている。そして、以下の条
件で原水の硝化脱窒処理を行った。
ットルであり、脱窒槽(2) および硝化槽(3) の容量はそ
れぞれ60リットルとなされている。そして、以下の条
件で原水の硝化脱窒処理を行った。
【0025】 原水の供給量 : 60(初期)〜480(最大)リットル/日 実原水組成濃度: TOC濃度=平均80〜100mg/リットル T−N濃度=平均80〜100mg/リットル 原水負荷量 : TOC負荷=0.05(初期)〜1.0(最大)g/ リットル・日 T−N負荷=0.05(初期)〜0.5(最大)g/ リットル・日 硝化槽pH制御: 下限6.5(1NのNaOH液を投入) 脱窒槽pH制御: なし 通気量 : 100リットル/分(一定);槽内温度=一定(30℃) 実施形態1 図1に示すように、メタノール槽(5) から脱窒槽(2) へ
メタノールを送る送液ポンプ(6) にpHコントローラー
(7) が接続され、pHコントローラー(7) のpH計(8)
が脱窒槽(2) の液に入れられている。この場合、pH計
(8) によって検出された脱窒槽(2) の処理液のpH値に
基づいてpHコントローラー(7) から送液ポンプ(6) へ
メタノールの供給量を調整する信号が送られる。
メタノールを送る送液ポンプ(6) にpHコントローラー
(7) が接続され、pHコントローラー(7) のpH計(8)
が脱窒槽(2) の液に入れられている。この場合、pH計
(8) によって検出された脱窒槽(2) の処理液のpH値に
基づいてpHコントローラー(7) から送液ポンプ(6) へ
メタノールの供給量を調整する信号が送られる。
【0026】具体的には、脱窒槽(2) における処理液の
pH値が7.2〜7.8の範囲である場合、予め計算さ
れたC/N比に見合う量のメタノールが定常的に脱窒槽
(2)に供給される。そして、pH値が7.8を超えた場
合、pHコントローラー(7)によりメタノールの供給量
が減少され、また、pH値が7.2未満になった場合、
pHコントローラー(7) によりメタノールの供給量が増
加される。
pH値が7.2〜7.8の範囲である場合、予め計算さ
れたC/N比に見合う量のメタノールが定常的に脱窒槽
(2)に供給される。そして、pH値が7.8を超えた場
合、pHコントローラー(7)によりメタノールの供給量
が減少され、また、pH値が7.2未満になった場合、
pHコントローラー(7) によりメタノールの供給量が増
加される。
【0027】ただし、本発明は、上記数値に限定される
ものではなく、予め計算されたC/N比に見合う量のメ
タノールが定常的に供給されるpH値は、その上限とし
て7.3〜8.5、下限として6.8〜7.5の範囲が
好ましい。
ものではなく、予め計算されたC/N比に見合う量のメ
タノールが定常的に供給されるpH値は、その上限とし
て7.3〜8.5、下限として6.8〜7.5の範囲が
好ましい。
【0028】図2は、本実施形態における脱窒槽(2) で
の残存硝酸濃度と、pHコントローラー(7) によるメタ
ノールの供給調整を行わなかった従来法における残存硝
酸濃度とを比較したものである。この結果から、本実施
形態によって従来法よりも優れた脱窒処理が可能である
ことが認められる。
の残存硝酸濃度と、pHコントローラー(7) によるメタ
ノールの供給調整を行わなかった従来法における残存硝
酸濃度とを比較したものである。この結果から、本実施
形態によって従来法よりも優れた脱窒処理が可能である
ことが認められる。
【0029】実施形態2 図3に示すように、アルカリ槽(11)から硝化槽(3) へ苛
性ソーダ水溶液を送る送液ポンプ(12)と、曝気を行うブ
ロア(9) とにpHコントローラー(13)が接続され、その
pH計(14)が硝化槽(3) の液に入れられている。そし
て、pH計(14)によって検出されたpH値によって、p
Hコントローラー(13)から送液ポンプ(12)へ苛性ソーダ
水溶液の供給量を調整する信号が送られると共に、pH
コントローラー(13)からブロア(9) へ曝気量を調整する
信号が送られる。
性ソーダ水溶液を送る送液ポンプ(12)と、曝気を行うブ
ロア(9) とにpHコントローラー(13)が接続され、その
pH計(14)が硝化槽(3) の液に入れられている。そし
て、pH計(14)によって検出されたpH値によって、p
Hコントローラー(13)から送液ポンプ(12)へ苛性ソーダ
水溶液の供給量を調整する信号が送られると共に、pH
コントローラー(13)からブロア(9) へ曝気量を調整する
信号が送られる。
【0030】具体的には、硝化槽(3) におけるpH値が
7.5以上になるとpHコントローラー(13)によりブロ
ア(9) の曝気量が増加される。なお、基準となるpH値
は、上記7.5に限定されず、通常、6.8〜7.8の
範囲が好適である。
7.5以上になるとpHコントローラー(13)によりブロ
ア(9) の曝気量が増加される。なお、基準となるpH値
は、上記7.5に限定されず、通常、6.8〜7.8の
範囲が好適である。
【0031】図4は、本実施形態における硝化槽(3) で
の残存アンモニア濃度と、pHコントローラー(13)によ
る曝気調整を行わなかった従来法における残存アンモニ
ア濃度とを比較したものである。この結果から、本実施
形態によって従来法よりも優れた硝化処理が可能である
ことが認められる。
の残存アンモニア濃度と、pHコントローラー(13)によ
る曝気調整を行わなかった従来法における残存アンモニ
ア濃度とを比較したものである。この結果から、本実施
形態によって従来法よりも優れた硝化処理が可能である
ことが認められる。
【0032】実施形態3 図5に示すように、脱窒槽(2) の上流側に流量調整槽(1
0)が設けられ、流量調整槽(10)から原水が脱窒槽(2) へ
流入する前に、流量モニター(15)およびC/N比モニタ
ー(16)による流量およびC/N比の検出が行われる。流
量モニター(15)およびC/N比モニター(16)は演算装置
(17)に接続されており、演算装置(17)からメタノールの
送液ポンプ(18)へ制御信号が起こられる。
0)が設けられ、流量調整槽(10)から原水が脱窒槽(2) へ
流入する前に、流量モニター(15)およびC/N比モニタ
ー(16)による流量およびC/N比の検出が行われる。流
量モニター(15)およびC/N比モニター(16)は演算装置
(17)に接続されており、演算装置(17)からメタノールの
送液ポンプ(18)へ制御信号が起こられる。
【0033】具体的には、原水についての流量モニター
(15)およびC/N比モニター(16)からの検出出力を演算
装置(17)で演算処理して、その数値に基づいて送液ポン
プ(18)へメタノール槽(19)からの供給量の調整を行う信
号が送られる。
(15)およびC/N比モニター(16)からの検出出力を演算
装置(17)で演算処理して、その数値に基づいて送液ポン
プ(18)へメタノール槽(19)からの供給量の調整を行う信
号が送られる。
【0034】本実施形態では、メタノール供給後のC/
N比の基準値を3として演算処理を行ったが、本発明
は、これに限定されず、2.5〜3.5の範囲が適当で
ある。
N比の基準値を3として演算処理を行ったが、本発明
は、これに限定されず、2.5〜3.5の範囲が適当で
ある。
【0035】演算処理は、 Ci=原水TOC濃度(mg/リットル) Cm=メタノールTOC濃度(mg/リットル) Cn=T−N(アンモニア)濃度(mg/リットル) Qi=原水入口流量(リットル/日) Qm=メタノール流量(リットル/日) として、 (Ci・Qi+Cm・Qm)/(Cn・Qi)=3 ∴ Qm=Qi(3Cn−Ci)/Cm によりメタノールの供給流量を算出する。
【0036】そして、このプログラムを演算装置(17)に
インプットしておき、流量モニター(15)およびC/N比
モニター(16)からの各データに基づいてメタノール流量
=Qmを求め、出力信号を送液ポンプ(18)に送ってメタ
ノールの流量を常時調整する。
インプットしておき、流量モニター(15)およびC/N比
モニター(16)からの各データに基づいてメタノール流量
=Qmを求め、出力信号を送液ポンプ(18)に送ってメタ
ノールの流量を常時調整する。
【0037】なお、C/N比については、Cの測定をT
OC計で行い、Nの測定をアンモニア電極または液体ク
ロマトグラフィーにより行うことができる。脱窒菌はメ
タノールも消費するため、C/N比は大体2.5〜3.
5の範囲にするのが良い。
OC計で行い、Nの測定をアンモニア電極または液体ク
ロマトグラフィーにより行うことができる。脱窒菌はメ
タノールも消費するため、C/N比は大体2.5〜3.
5の範囲にするのが良い。
【0038】図6は本実施形態における脱窒槽(2) での
残存硝酸濃度と、演算装置(17)によるメタノールの供給
調整を行わない、従来法における残存硝酸濃度とを比較
したものである。この結果から、本実施形態によって従
来法よりも優れた脱窒処理が可能であることが認められ
る。
残存硝酸濃度と、演算装置(17)によるメタノールの供給
調整を行わない、従来法における残存硝酸濃度とを比較
したものである。この結果から、本実施形態によって従
来法よりも優れた脱窒処理が可能であることが認められ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によるメタノール供給量の調整方
法では、原水のC/N比が変動しても、そのC/N比を
検出するか、或いはC/N比の変動に伴うpH値の変動
を検出して、常時、脱窒槽おける適切なメタノールの供
給が行われるため、従来のように、メタノールの供給量
の過不足によるTOC濃度の上昇や窒素濃度の上昇とい
った問題が解消され、効率的な脱窒処理が行える。
法では、原水のC/N比が変動しても、そのC/N比を
検出するか、或いはC/N比の変動に伴うpH値の変動
を検出して、常時、脱窒槽おける適切なメタノールの供
給が行われるため、従来のように、メタノールの供給量
の過不足によるTOC濃度の上昇や窒素濃度の上昇とい
った問題が解消され、効率的な脱窒処理が行える。
【0040】また、本発明による曝気量の調整方法で
は、硝化槽における硝化の進行に伴うpH変動を検出し
て、曝気を調整するため、過剰曝気によるランニングコ
ストの増加や曝気量の不足に伴う処理水の水質悪化とい
った問題も解消される。また、従来のように、DO計を
使用する必要もない。
は、硝化槽における硝化の進行に伴うpH変動を検出し
て、曝気を調整するため、過剰曝気によるランニングコ
ストの増加や曝気量の不足に伴う処理水の水質悪化とい
った問題も解消される。また、従来のように、DO計を
使用する必要もない。
【図1】実施形態1を示すフローシートである。
【図2】同実施形態および従来法による残存硝酸濃度の
変動を示すグラフである。
変動を示すグラフである。
【図3】実施形態2を示すフローシートである。
【図4】同実施形態および従来法による残存アンモニア
濃度の変動を示すグラフである。
濃度の変動を示すグラフである。
【図5】実施形態3を示すフローシートである。
【図6】同実施形態および従来法による残存硝酸濃度の
変動を示すグラフである。
変動を示すグラフである。
1:硝化脱窒装置 2:脱窒槽 3:硝化槽 4:循環ポンプ 5、19:メタノール槽 6、12、18:送液ポンプ 7、13:pHコントローラー 8、14:pH計 9:ブロア 10:流量調整槽 11:アルカリ槽 15:流量モニター 16:C/N比モニター 17:演算装置
Claims (7)
- 【請求項1】 硝化脱窒装置における脱窒槽で処理液の
pHを検出し、そのpH値に基づいてメタノールの供給
量を調整することを特徴とする、硝化脱窒装置における
メタノール供給量の調整方法。 - 【請求項2】 脱窒槽でのpH値が6.8〜8.5の範
囲内にあるようにメタノールの供給量を調整することを
特徴とする、請求項1記載の硝化脱窒装置におけるメタ
ノール供給量の調整方法。 - 【請求項3】 脱窒槽でのpH値が7.2〜7.8の範
囲内にあるようにメタノールの供給量を調整することを
特徴とする、請求項1記載の硝化脱窒装置におけるメタ
ノール供給量の調整方法。 - 【請求項4】 硝化脱窒装置における硝化槽で処理液の
pHを検出し、そのpH値に基づいて曝気量を調整する
ことを特徴とする、硝化脱窒装置における曝気量の調整
方法。 - 【請求項5】 硝化槽でのpH値が6.8〜7.8の範
囲にあるように曝気量を調整することを特徴とする、請
求項4記載の硝化脱窒装置における曝気量の調整方法。 - 【請求項6】 硝化脱窒装置における脱窒槽に供給され
る原水のC/N比を検出し、その検出値を演算してメタ
ノールの供給量を算出し、その算出値に基づいてメタノ
ールの供給量を調整することを特徴とする、硝化脱窒装
置におけるメタノール供給量の調整方法。 - 【請求項7】 脱窒槽でのメタノール供給後のC/N比
の基準値を2.5〜3.5の範囲として演算することを
特徴とする、請求項6記載の硝化脱窒装置におけるメタ
ノール供給量の調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10925996A JPH09290298A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 硝化脱窒装置におけるメタノール供給量および曝気量の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10925996A JPH09290298A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 硝化脱窒装置におけるメタノール供給量および曝気量の調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290298A true JPH09290298A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14505650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10925996A Withdrawn JPH09290298A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 硝化脱窒装置におけるメタノール供給量および曝気量の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09290298A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007044661A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | メタン発酵処理方法 |
| JP2010201423A (ja) * | 1999-06-10 | 2010-09-16 | Bicom:Kk | 活性汚泥に含まれる脱窒細菌の高濃度培養方法 |
| JP2011519309A (ja) * | 2008-04-28 | 2011-07-07 | ポステック アカデミー−インダストリー ファンデーション | 螺旋状構造体を備えた生物膜反応器およびこれを用いた水処理装置 |
| JP2012254393A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Takuma Co Ltd | メタン発酵廃水の脱窒処理方法 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP10925996A patent/JPH09290298A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010201423A (ja) * | 1999-06-10 | 2010-09-16 | Bicom:Kk | 活性汚泥に含まれる脱窒細菌の高濃度培養方法 |
| JP2007044661A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | メタン発酵処理方法 |
| JP2011519309A (ja) * | 2008-04-28 | 2011-07-07 | ポステック アカデミー−インダストリー ファンデーション | 螺旋状構造体を備えた生物膜反応器およびこれを用いた水処理装置 |
| JP2012254393A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Takuma Co Ltd | メタン発酵廃水の脱窒処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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