JPH09291437A - 織機の糸づまり防止方法 - Google Patents
織機の糸づまり防止方法Info
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- JPH09291437A JPH09291437A JP12638496A JP12638496A JPH09291437A JP H09291437 A JPH09291437 A JP H09291437A JP 12638496 A JP12638496 A JP 12638496A JP 12638496 A JP12638496 A JP 12638496A JP H09291437 A JPH09291437 A JP H09291437A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 よこ入れノズルより上流側からよこ糸を牽引
するとき、ノズル噴射口での糸づまりを防止する。 【解決手段】 流体噴射式織機において、よこ入れノズ
ル(10、11)より上流側から、当該よこ入れノズル
(10)に通されているよこ糸(2)を牽引するとき、
牽引に応じて少なくとも該よこ入れノズル(10、1
1)を噴射させ、当該よこ入れノズル(10、11)よ
り下流で発生したよこ糸(2)の絡みや縮れを解消し、
牽引中のノズル噴射口での糸づまりを防止する。
するとき、ノズル噴射口での糸づまりを防止する。 【解決手段】 流体噴射式織機において、よこ入れノズ
ル(10、11)より上流側から、当該よこ入れノズル
(10)に通されているよこ糸(2)を牽引するとき、
牽引に応じて少なくとも該よこ入れノズル(10、1
1)を噴射させ、当該よこ入れノズル(10、11)よ
り下流で発生したよこ糸(2)の絡みや縮れを解消し、
牽引中のノズル噴射口での糸づまりを防止する。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、流体噴射式織機、つまり
空気(エアジェット)または水噴射(ウォータージェッ
ト)式の織機において、よこ入れノズルの上流側から糸
を牽引するときの糸づまりを防止する方法に関する。
空気(エアジェット)または水噴射(ウォータージェッ
ト)式の織機において、よこ入れノズルの上流側から糸
を牽引するときの糸づまりを防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】流体噴射式織機において、よこ糸は,よ
こ入れノズル(メインノズル)に通され、そのノズルか
らの流体噴射により、よこ入れされる。よこ入れミスが
発生したとき、その他、よこ糸の糸処理が必要となった
とき、よこ入れノズルの上流側から糸を牽引することが
ある。
こ入れノズル(メインノズル)に通され、そのノズルか
らの流体噴射により、よこ入れされる。よこ入れミスが
発生したとき、その他、よこ糸の糸処理が必要となった
とき、よこ入れノズルの上流側から糸を牽引することが
ある。
【0003】従来、一般に、よこ入れノズルの上流側か
らの糸牽引に対してよこ入れノズルの噴射状態を変える
などの手段は行っていなかった。つまり、エアジェット
織機では、次日のよこ入れに備えて常時糸を保持する程
度の微量なエア噴射が行われていた。またウォータージ
ェット織機では、水噴射をしていなかった。
らの糸牽引に対してよこ入れノズルの噴射状態を変える
などの手段は行っていなかった。つまり、エアジェット
織機では、次日のよこ入れに備えて常時糸を保持する程
度の微量なエア噴射が行われていた。またウォータージ
ェット織機では、水噴射をしていなかった。
【0004】
【従来の技術の問題点】微量なエア噴射では、糸の縮れ
や絡みが解消しなかった。このため、牽引により解消さ
れない糸の縮れや絡み部分がノズルの噴射口に引っかか
り詰まってしまうという問題があった。逆に、噴射を強
くすると糸種によっては糸切れを発生するなどの問題が
あった。
や絡みが解消しなかった。このため、牽引により解消さ
れない糸の縮れや絡み部分がノズルの噴射口に引っかか
り詰まってしまうという問題があった。逆に、噴射を強
くすると糸種によっては糸切れを発生するなどの問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、よこ
入れノズルより上流側からよこ糸を牽引するとき、ノズ
ル噴射口での糸づまりを防止することである。
入れノズルより上流側からよこ糸を牽引するとき、ノズ
ル噴射口での糸づまりを防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の下に、本発明
の方法は、流体噴射式織機において、よこ入れノズルよ
り上流側から、当該よこ入れノズルに通されているよこ
糸を牽引するとき、牽引に応じて少なくとも該よこいれ
ノズルを噴射させ、当該よこ入れノズルより下流で発生
したよこ糸の絡みや縮れを解消し、牽引中のノズル噴射
口での糸づまりを防止している。
の方法は、流体噴射式織機において、よこ入れノズルよ
り上流側から、当該よこ入れノズルに通されているよこ
糸を牽引するとき、牽引に応じて少なくとも該よこいれ
ノズルを噴射させ、当該よこ入れノズルより下流で発生
したよこ糸の絡みや縮れを解消し、牽引中のノズル噴射
口での糸づまりを防止している。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の方法を実施する
ために、一例として、エアジェット織機のよこ入れ装置
1の構成を示している。この図1において、よこ糸2
は、糸結びされた複数の給糸体3から供給され、バルー
ンブレーカ4、牽引用のノズル5、複数のヤーンガイド
7、牽引用のノズル6、一対の回転ローラ8として、測
長機能を備えた一対のフィードローラ81の間で捕捉さ
れ、ヤーンガイド9を経てよこ入れノズルとしてのメイ
ンノズル10に挿通されている。
ために、一例として、エアジェット織機のよこ入れ装置
1の構成を示している。この図1において、よこ糸2
は、糸結びされた複数の給糸体3から供給され、バルー
ンブレーカ4、牽引用のノズル5、複数のヤーンガイド
7、牽引用のノズル6、一対の回転ローラ8として、測
長機能を備えた一対のフィードローラ81の間で捕捉さ
れ、ヤーンガイド9を経てよこ入れノズルとしてのメイ
ンノズル10に挿通されている。
【0008】一対のフィードローラ81は、駆動側ロー
ラと従動側ローラとで構成される。駆動側の回転ローラ
は、追従性の優れたモータ12に連結されており、従動
側の回転ローラは、駆動側のローラ周面に圧接してい
る。一対のフィードローラ81は、これら2つのローラ
の周面間によこ糸2を挟持することにより捕捉し、モー
タ12をよこ入れに応じて、その都度、回転・停止を繰
り返すことにより、1ピックのよこ入れに必要な長さの
よこ糸2をメインノズル10の方向に送り出す。
ラと従動側ローラとで構成される。駆動側の回転ローラ
は、追従性の優れたモータ12に連結されており、従動
側の回転ローラは、駆動側のローラ周面に圧接してい
る。一対のフィードローラ81は、これら2つのローラ
の周面間によこ糸2を挟持することにより捕捉し、モー
タ12をよこ入れに応じて、その都度、回転・停止を繰
り返すことにより、1ピックのよこ入れに必要な長さの
よこ糸2をメインノズル10の方向に送り出す。
【0009】なお、よこ糸2とフィードローラ81の周
面との間で滑りをなくするために、よこ糸2を一方のフ
ィードローラ81の周面に1巻きまたはそれ以上巻き付
けることもできる。そのようにすれば、測長の精度がよ
くなる。
面との間で滑りをなくするために、よこ糸2を一方のフ
ィードローラ81の周面に1巻きまたはそれ以上巻き付
けることもできる。そのようにすれば、測長の精度がよ
くなる。
【0010】モータ12は、フィードローラ制御器13
および駆動増幅器14によって制御されるようになって
いる。フィードローラ制御器13は、主制御装置15か
らの運転信号を入力して、主軸16に連結されたエンコ
ーダ17からの角度信号に応じて、よこ入れに同期した
回転ローラの回転指令すなわち駆動モータ12に対する
回転量指令、または回転速度指令等からなる制御信号を
発生し、駆動制御器14に送り込む。なお、上記回転指
令は、最適によこ入れされるように予めフィードローラ
制御器13に設定されている。
および駆動増幅器14によって制御されるようになって
いる。フィードローラ制御器13は、主制御装置15か
らの運転信号を入力して、主軸16に連結されたエンコ
ーダ17からの角度信号に応じて、よこ入れに同期した
回転ローラの回転指令すなわち駆動モータ12に対する
回転量指令、または回転速度指令等からなる制御信号を
発生し、駆動制御器14に送り込む。なお、上記回転指
令は、最適によこ入れされるように予めフィードローラ
制御器13に設定されている。
【0011】また主制御装置15は、織機の状態信号で
ある運転信号や各種制御信号を出力するとともに、織機
の運転・寸動・逆転・停止、そのほか布の巻き取りやた
て糸の送出などの動作、さらにはよこ入れミス発生時に
は後述するよこ入れミス糸除去動作などの織機の諸動作
を一括して制御する。また噴射制御器32は、織機の角
度信号および主制御装置15からの制御信号に基づき、
よこ入れノズル噴射を制御する。
ある運転信号や各種制御信号を出力するとともに、織機
の運転・寸動・逆転・停止、そのほか布の巻き取りやた
て糸の送出などの動作、さらにはよこ入れミス発生時に
は後述するよこ入れミス糸除去動作などの織機の諸動作
を一括して制御する。また噴射制御器32は、織機の角
度信号および主制御装置15からの制御信号に基づき、
よこ入れノズル噴射を制御する。
【0012】駆動増幅器14は、前記入力される制御信
号に追従すべくモータ12を回転させ、フィードローラ
81をよこ入れに所定速度で所定の回転量だけ駆動す
る。なお、モータ12(フィードローラ81)の回転量
は、モータ12に連結されたエンコーダ18により検出
され、フィードバック信号として、駆動増幅器14に送
り込まれ、フィードローラ制御器13が出力する回転量
指令に対して偏差を解消すべく回転する位置制御系を構
成する。
号に追従すべくモータ12を回転させ、フィードローラ
81をよこ入れに所定速度で所定の回転量だけ駆動す
る。なお、モータ12(フィードローラ81)の回転量
は、モータ12に連結されたエンコーダ18により検出
され、フィードバック信号として、駆動増幅器14に送
り込まれ、フィードローラ制御器13が出力する回転量
指令に対して偏差を解消すべく回転する位置制御系を構
成する。
【0013】なお、2つのヤーンガイド7の間に、よこ
糸2を境として向き合う状態で、貯留器27およびその
貯留器27に向けて噴射可能なエアノズル28が設けら
れている。またメインノズル10の先端側に、鉛直方向
によこ糸を吹き上げ可能な吹き上げノズル29が設けら
れ、またその吹き上げノズル29の近くによこ入れミス
検知時の糸処理に備えて、糸センサ30がそれぞれ設け
られている。
糸2を境として向き合う状態で、貯留器27およびその
貯留器27に向けて噴射可能なエアノズル28が設けら
れている。またメインノズル10の先端側に、鉛直方向
によこ糸を吹き上げ可能な吹き上げノズル29が設けら
れ、またその吹き上げノズル29の近くによこ入れミス
検知時の糸処理に備えて、糸センサ30がそれぞれ設け
られている。
【0014】よこ入れ時に、メインノズル10は、所定
期間圧力空気をたて糸19の開口20に向けて噴射する
ことによって、一対のフィードローラ81から送り込ま
れてくる所定の長さのよこ糸2を開口20内によこ入れ
する。なお、給糸体3と回転ローラ8の間に配置される
エアノズル5およびエアノズル6は、引き出し方向とは
逆方向に空気を噴射して張力を加えることで、よこ糸2
が給糸体3から過剰に引き出されて回転ローラ8に巻き
込まれることを防止する。
期間圧力空気をたて糸19の開口20に向けて噴射する
ことによって、一対のフィードローラ81から送り込ま
れてくる所定の長さのよこ糸2を開口20内によこ入れ
する。なお、給糸体3と回転ローラ8の間に配置される
エアノズル5およびエアノズル6は、引き出し方向とは
逆方向に空気を噴射して張力を加えることで、よこ糸2
が給糸体3から過剰に引き出されて回転ローラ8に巻き
込まれることを防止する。
【0015】このとき、よこ糸2の飛走経路に沿って筬
21に対向して設けられている複数のサブノズル11
は、よこ糸2の搬送方向に向けて圧力空気を噴射するこ
とにより、よこ糸2の飛走を加勢する。よこ入れされた
よこ糸2は、筬21に筬打ちされて織布25を形成する
とともに、給糸カッタ26によって切断される。
21に対向して設けられている複数のサブノズル11
は、よこ糸2の搬送方向に向けて圧力空気を噴射するこ
とにより、よこ糸2の飛走を加勢する。よこ入れされた
よこ糸2は、筬21に筬打ちされて織布25を形成する
とともに、給糸カッタ26によって切断される。
【0016】よこ入れの成否は、よこ入れ開始後の所定
時期に、反よこ入れ側の筬21に対向して設けられたフ
ィーラヘッド22がよこ糸2の先端を検知したか否かに
より判断される。このため、フィーラヘッド22の信号
は、糸信号としてフィーラユニット23に送り込まれ
る。フィーラユニット23は、織機運転中つまり前記運
転信号出力がオン中には織機の角度信号を取り込み、所
定クランク角度でのフィーラヘッド22からの糸信号の
有無によりよこ糸2の成否を判断し、糸信号無しの状態
であれば、よこ入れミスと判断して、よこ入れミス信号
を主制御装置15に送り込む。
時期に、反よこ入れ側の筬21に対向して設けられたフ
ィーラヘッド22がよこ糸2の先端を検知したか否かに
より判断される。このため、フィーラヘッド22の信号
は、糸信号としてフィーラユニット23に送り込まれ
る。フィーラユニット23は、織機運転中つまり前記運
転信号出力がオン中には織機の角度信号を取り込み、所
定クランク角度でのフィーラヘッド22からの糸信号の
有無によりよこ糸2の成否を判断し、糸信号無しの状態
であれば、よこ入れミスと判断して、よこ入れミス信号
を主制御装置15に送り込む。
【0017】主制御装置15は、よこ入れミス信号を入
力したとき、運転信号をオフ出力し織機を速やかに停止
させる一方で、メインノズル10およびサブノズル11
のよこ入れ(噴射)制御、フィーラユニット23の検知
動作を禁止すると共に、よこ入れミスに係るミス糸2a
の牽引に備えて前述のエアノズル28、吹き上げノズル
29、糸センサ30のほか、フィードローラ制御器13
に対して制御信号を出力し、後述するよこ入れミス糸除
去動作を開始する。
力したとき、運転信号をオフ出力し織機を速やかに停止
させる一方で、メインノズル10およびサブノズル11
のよこ入れ(噴射)制御、フィーラユニット23の検知
動作を禁止すると共に、よこ入れミスに係るミス糸2a
の牽引に備えて前述のエアノズル28、吹き上げノズル
29、糸センサ30のほか、フィードローラ制御器13
に対して制御信号を出力し、後述するよこ入れミス糸除
去動作を開始する。
【0018】図2ないし図9は一例として、織機運転中
にショートピックが発生し、よこ入れミス検知時に、よ
こ入れミスに係るミス糸2aを牽引して、除去する動作
を示している。図2に示すように、よこ入れ後、所定の
糸検出期間内にフィーラヘッド22がよこ糸2を検出し
ないとき、フィーラユニット23は、よこ入れミスと判
断して、よこ入れミス信号を主制御装置15に出力す
る。主制御装置15は、このよこ入れミス信号を受け取
ると、直ちに織機を停止させ、よこ入れ装置1の動作な
どを中断させる。
にショートピックが発生し、よこ入れミス検知時に、よ
こ入れミスに係るミス糸2aを牽引して、除去する動作
を示している。図2に示すように、よこ入れ後、所定の
糸検出期間内にフィーラヘッド22がよこ糸2を検出し
ないとき、フィーラユニット23は、よこ入れミスと判
断して、よこ入れミス信号を主制御装置15に出力す
る。主制御装置15は、このよこ入れミス信号を受け取
ると、直ちに織機を停止させ、よこ入れ装置1の動作な
どを中断させる。
【0019】その一方で、主制御装置15は、ミス糸2
aの除去動作を開始する。フィードローラ制御器13に
制御信号を送り、図3に示すように、フィードローラ8
1を所定の回転量だけ回転させることによって、よこ糸
2を所定量だけ送り出すとともに、動作指令信号を発生
し、これにより吹き上げノズル29を噴射させ、メイン
ノズル10の先端位置でよこ糸2を吹き上げ、給糸カッ
タ26によるよこ糸2の切断を回避させる。これによ
り、よこ入れミスに係るよこ糸2は、ミス糸2aに連ね
たままの状態となる。このあと、主制御装置15は、ミ
ス糸2aが織り前24に露出する位置まで織機を自動的
に逆転して停止する。
aの除去動作を開始する。フィードローラ制御器13に
制御信号を送り、図3に示すように、フィードローラ8
1を所定の回転量だけ回転させることによって、よこ糸
2を所定量だけ送り出すとともに、動作指令信号を発生
し、これにより吹き上げノズル29を噴射させ、メイン
ノズル10の先端位置でよこ糸2を吹き上げ、給糸カッ
タ26によるよこ糸2の切断を回避させる。これによ
り、よこ入れミスに係るよこ糸2は、ミス糸2aに連ね
たままの状態となる。このあと、主制御装置15は、ミ
ス糸2aが織り前24に露出する位置まで織機を自動的
に逆転して停止する。
【0020】なお、上記よこ入れミス検知後の給糸カッ
タ26による糸切断回避は、他の方法で実施することも
できる。例えば、電動駆動されている給糸カッタ26で
あれば、よこ入れミス信号の発生により、切断動作を中
止させる形態でもよく、またよこ入れミス信号の発生時
に、よこ糸2を機械的手段でカッタ切断域から退避させ
てもよい。
タ26による糸切断回避は、他の方法で実施することも
できる。例えば、電動駆動されている給糸カッタ26で
あれば、よこ入れミス信号の発生により、切断動作を中
止させる形態でもよく、またよこ入れミス信号の発生時
に、よこ糸2を機械的手段でカッタ切断域から退避させ
てもよい。
【0021】次に、主制御装置15は、吹き上げノズル
29の噴射を停止させ、エアノズル28を空気噴射させ
ると同時に、フィードローラ制御器13に所定の制御信
号を出力してフィードローラ81を逆転させる。このよ
うにすると図4に示すようにフィードローラ81によっ
て巻き戻されたよこ糸2およびこれに連なるミス糸2a
は、貯留器27の内部に収納される。なお、フィードロ
ーラ81の逆転に合わせてエアノズル6を噴射させ、フ
ィードローラ81で牽引したよこ糸2がフィードローラ
81へ巻き込まれることを防止してもよい。
29の噴射を停止させ、エアノズル28を空気噴射させ
ると同時に、フィードローラ制御器13に所定の制御信
号を出力してフィードローラ81を逆転させる。このよ
うにすると図4に示すようにフィードローラ81によっ
て巻き戻されたよこ糸2およびこれに連なるミス糸2a
は、貯留器27の内部に収納される。なお、フィードロ
ーラ81の逆転に合わせてエアノズル6を噴射させ、フ
ィードローラ81で牽引したよこ糸2がフィードローラ
81へ巻き込まれることを防止してもよい。
【0022】この牽引動作と同時に、主制御装置15
は、本発明の糸づまり防止方法にしたがって、所定の制
御信号を噴射制御器32に出力する。そこで、噴射制御
器32は、図5に示すように、よこ入れノズルすなわち
少なくともメインノズル10、必要に応じてサブノズル
11により、空気を所定期間噴射することによって、ミ
ス糸2aの縮れや絡みを解消する。このとき、メインノ
ズル10およびまたはサブノズル11の噴射形態は、間
欠的な噴射または連続な噴射であり、これに高圧噴射あ
るいは低圧噴射などを適宜組み合わせる。なお、これら
噴射圧力などの設定条件は、糸切れを生じないよう予め
噴射制御器32に設定される。この噴射の具体例につい
ては、後に図14、15、16、17とともに詳記す
る。
は、本発明の糸づまり防止方法にしたがって、所定の制
御信号を噴射制御器32に出力する。そこで、噴射制御
器32は、図5に示すように、よこ入れノズルすなわち
少なくともメインノズル10、必要に応じてサブノズル
11により、空気を所定期間噴射することによって、ミ
ス糸2aの縮れや絡みを解消する。このとき、メインノ
ズル10およびまたはサブノズル11の噴射形態は、間
欠的な噴射または連続な噴射であり、これに高圧噴射あ
るいは低圧噴射などを適宜組み合わせる。なお、これら
噴射圧力などの設定条件は、糸切れを生じないよう予め
噴射制御器32に設定される。この噴射の具体例につい
ては、後に図14、15、16、17とともに詳記す
る。
【0023】そして、図6に示すように、メインノズル
10の先端の糸センサ30が糸無し状態を検出するま
で、一対のフィードローラ81は、ミス糸2aを牽引す
る。なお、回転ローラ8(フィードローラ81)の巻き
取り動作は、予めフィードローラ制御器13に設定され
た速度で行われる。ミス糸2aの巻き取りについて、例
えば公知の速度制御およびトルク制御を行ってもよい。
仮に、トルク制御によって、適切な巻き取りトルクを設
定すれば、巻き取り中の糸切れを防止できる。また、巻
き取り開始時からの経過時間により、巻き取り速度を変
えてもよい。そのようにすれば、巻き取り初期は低速
で、ある程度巻き取ったら高速で巻き取りできるから、
巻き取り時間を短縮できる。
10の先端の糸センサ30が糸無し状態を検出するま
で、一対のフィードローラ81は、ミス糸2aを牽引す
る。なお、回転ローラ8(フィードローラ81)の巻き
取り動作は、予めフィードローラ制御器13に設定され
た速度で行われる。ミス糸2aの巻き取りについて、例
えば公知の速度制御およびトルク制御を行ってもよい。
仮に、トルク制御によって、適切な巻き取りトルクを設
定すれば、巻き取り中の糸切れを防止できる。また、巻
き取り開始時からの経過時間により、巻き取り速度を変
えてもよい。そのようにすれば、巻き取り初期は低速
で、ある程度巻き取ったら高速で巻き取りできるから、
巻き取り時間を短縮できる。
【0024】また、エアノズル28は、既に明らかなよ
うに、フィードローラ81で繰り出されたミス糸2aを
貯留器27に収納するために噴射動作を行う。したがっ
て、貯留器27は、図示しないが、噴射される空気を逃
がす構造とするために、パンチングメタルあるいは金網
状のものによって構成されている。なお、貯留器27の
内部に、吸引ノズルを設け、エアノズル28から噴射さ
れる空気を積極的に吸引して、外部に排出することもで
きる。また、上記糸センサ30は、例えば投光器および
受光器とからなる光学的なセンサなどにより構成され
る。
うに、フィードローラ81で繰り出されたミス糸2aを
貯留器27に収納するために噴射動作を行う。したがっ
て、貯留器27は、図示しないが、噴射される空気を逃
がす構造とするために、パンチングメタルあるいは金網
状のものによって構成されている。なお、貯留器27の
内部に、吸引ノズルを設け、エアノズル28から噴射さ
れる空気を積極的に吸引して、外部に排出することもで
きる。また、上記糸センサ30は、例えば投光器および
受光器とからなる光学的なセンサなどにより構成され
る。
【0025】図6のよこ糸牽引過程において、主制御装
置15は、必要に応じて、糸センサ30からの糸信号を
入力して、ミス糸2a巻き取り開始からメインノズル1
0の先端の糸センサ30が糸無しを検知するまでの時間
Tにより、下記の要領によりミス糸除去の成否を判断す
る。
置15は、必要に応じて、糸センサ30からの糸信号を
入力して、ミス糸2a巻き取り開始からメインノズル1
0の先端の糸センサ30が糸無しを検知するまでの時間
Tにより、下記の要領によりミス糸除去の成否を判断す
る。
【0026】時間T<第1の設定時間(標準除去時間の
最小値)T1→ミス糸除去失敗(途中で糸切れ発生) 第1の設定時間T1≦時間T<第2の設定時間(標準除
去時間の最大値)T2→ミス糸除去成功 第2の設定時間T2≦時間T→ミス糸除去失敗(ロング
ピック発生または糸センサ30の異常)
最小値)T1→ミス糸除去失敗(途中で糸切れ発生) 第1の設定時間T1≦時間T<第2の設定時間(標準除
去時間の最大値)T2→ミス糸除去成功 第2の設定時間T2≦時間T→ミス糸除去失敗(ロング
ピック発生または糸センサ30の異常)
【0027】もちろん、よこ入れミス糸除去の判断方法
は、上記のものに限らず、公知の方法でもよい。例え
ば、上記のように、時間に代えて、回転ローラ8の回転
量から判断することもできる。
は、上記のものに限らず、公知の方法でもよい。例え
ば、上記のように、時間に代えて、回転ローラ8の回転
量から判断することもできる。
【0028】次に、図7に示すように、ミス糸除去成功
と判断されたとき、主制御装置15は、織機を所定の織
機起動位置まで逆転し、その後、自動的に連続運転に移
行する。図8のように、最初の1ピックは、貯留器27
にあるよこ糸2(前回のよこ入れミスに係るミス糸2
a)を使用する。図9のように貯留器27へのエア噴射
が終了し、次のよこ入れピックより新たなよこ糸2によ
るよこ入れが行われる。
と判断されたとき、主制御装置15は、織機を所定の織
機起動位置まで逆転し、その後、自動的に連続運転に移
行する。図8のように、最初の1ピックは、貯留器27
にあるよこ糸2(前回のよこ入れミスに係るミス糸2
a)を使用する。図9のように貯留器27へのエア噴射
が終了し、次のよこ入れピックより新たなよこ糸2によ
るよこ入れが行われる。
【0029】なお、ミス糸除去の判断過程で、ミス糸除
去が失敗と判断されたとき、主制御装置15は、織機を
所定位置まで正転して、作業者による補修待ちのために
待機する。この場合、作業者は、織機を逆転し、よこ入
れミス糸2aを織り前24から除去した後、起動位置ま
で織機をさらに逆転してから、織機を運転する。
去が失敗と判断されたとき、主制御装置15は、織機を
所定位置まで正転して、作業者による補修待ちのために
待機する。この場合、作業者は、織機を逆転し、よこ入
れミス糸2aを織り前24から除去した後、起動位置ま
で織機をさらに逆転してから、織機を運転する。
【0030】図10ないし図13の具体例は、前記の例
において、よこ入れミスに係るミス糸2aを牽引する前
に、予め所定の長さのよこ糸2をたて糸開口20内にル
ープ状によこ入れし、その後よこ糸ループ内にガイド部
材31を介在させてから、よこ糸2を牽引することで、
よこ入れミスに係る糸2aをガイド部材31を介して牽
引除去する例である。
において、よこ入れミスに係るミス糸2aを牽引する前
に、予め所定の長さのよこ糸2をたて糸開口20内にル
ープ状によこ入れし、その後よこ糸ループ内にガイド部
材31を介在させてから、よこ糸2を牽引することで、
よこ入れミスに係る糸2aをガイド部材31を介して牽
引除去する例である。
【0031】よこ入れミス検知から自動逆転停止し、ミ
ス糸2aを織り前24に露出させるまでは、図10のよ
うに、前記具体例と同じである。次に、主制御装置15
は所定の制御信号をフィードローラ制御器13と噴射制
御器32とに出力して、図11のように、よこ糸2をフ
ィードローラ81の周面で捕捉した状態で、フィードロ
ーラ81を所定量正転させて、よこ糸2をメインノズル
10の方向に送りながら、よこ入れノズル、例えばメイ
ンノズル10やサブノズル11を噴射させて、所定長さ
のよこ糸2を開口20内にループ状によこ入れする。
ス糸2aを織り前24に露出させるまでは、図10のよ
うに、前記具体例と同じである。次に、主制御装置15
は所定の制御信号をフィードローラ制御器13と噴射制
御器32とに出力して、図11のように、よこ糸2をフ
ィードローラ81の周面で捕捉した状態で、フィードロ
ーラ81を所定量正転させて、よこ糸2をメインノズル
10の方向に送りながら、よこ入れノズル、例えばメイ
ンノズル10やサブノズル11を噴射させて、所定長さ
のよこ糸2を開口20内にループ状によこ入れする。
【0032】ここで、図12に示すように、形成された
よこ糸2のループ内にガイド部材31を進出させて介在
させるか、よこ入れノズルの噴射停止後よこ糸2の落下
によって、当該よこ糸2のループ内に位置する一部のサ
ブノズル11をガイド部材31として利用する。
よこ糸2のループ内にガイド部材31を進出させて介在
させるか、よこ入れノズルの噴射停止後よこ糸2の落下
によって、当該よこ糸2のループ内に位置する一部のサ
ブノズル11をガイド部材31として利用する。
【0033】このあと、主制御装置15は、フィードロ
ーラ制御器13に所定の制御信号を出力して、図13に
示すように、フィードローラ81の周面によこ糸2を捕
捉した状態で、フィードローラ81を逆転させることに
よって、ミス糸2aを織り前24から牽引する。このと
き、ミス糸2aは、織り前24の近くで、反よこ入れ側
から牽引されることになるため、織り前24の位置で、
折り返されながら織り前24からあたかも剥がすよう
に、引き離される。したがって、織り前24の位置で、
引き離しのための力が小さく、また糸切れもなくなる。
なお以降の動作については前記具体例と同様に、主制御
装置15は、ミス糸2aの牽引の成否を判断し、これに
基づき織機を適切な状態にする。
ーラ制御器13に所定の制御信号を出力して、図13に
示すように、フィードローラ81の周面によこ糸2を捕
捉した状態で、フィードローラ81を逆転させることに
よって、ミス糸2aを織り前24から牽引する。このと
き、ミス糸2aは、織り前24の近くで、反よこ入れ側
から牽引されることになるため、織り前24の位置で、
折り返されながら織り前24からあたかも剥がすよう
に、引き離される。したがって、織り前24の位置で、
引き離しのための力が小さく、また糸切れもなくなる。
なお以降の動作については前記具体例と同様に、主制御
装置15は、ミス糸2aの牽引の成否を判断し、これに
基づき織機を適切な状態にする。
【0034】さて、本発明の糸づまり防止方法によれ
ば、よこ入れノズル噴射によるミス糸2aの縮れや絡み
の解消について以下の内容が考えられる。図5に示すよ
うに、噴射対象のよこ入れノズルは、メインノズル10
のみ、サブノズル11のみ、あるいはメインノズル10
とサブノズル11とを組み合わせてまたはそれらに必要
に応じて吹き上げノズル29を加えて、行うものとす
る。これらの噴射は、同時噴射でも、どちらかが先行し
て噴射する時間差噴射の形式でもよい。
ば、よこ入れノズル噴射によるミス糸2aの縮れや絡み
の解消について以下の内容が考えられる。図5に示すよ
うに、噴射対象のよこ入れノズルは、メインノズル10
のみ、サブノズル11のみ、あるいはメインノズル10
とサブノズル11とを組み合わせてまたはそれらに必要
に応じて吹き上げノズル29を加えて、行うものとす
る。これらの噴射は、同時噴射でも、どちらかが先行し
て噴射する時間差噴射の形式でもよい。
【0035】また、噴射形態は、連続噴射または間欠噴
射として行われる。連続噴射の場合は、噴射圧力によっ
て噴射量が設定される。また、間欠噴射の場合は、これ
に加えて、噴射時間と噴射休止時間が設定され、これに
よって全体的な噴射量が設定される。ただし、いずれの
場合も、噴射により糸切れが発生せず、しかも糸のもつ
れや絡みを解消できるように糸種に応じた適当な値に設
定される。
射として行われる。連続噴射の場合は、噴射圧力によっ
て噴射量が設定される。また、間欠噴射の場合は、これ
に加えて、噴射時間と噴射休止時間が設定され、これに
よって全体的な噴射量が設定される。ただし、いずれの
場合も、噴射により糸切れが発生せず、しかも糸のもつ
れや絡みを解消できるように糸種に応じた適当な値に設
定される。
【0036】より詳細には、噴射の具体的な形態として
次のものが考えられる。連続噴射の場合、図14に示す
ように、所定の噴射期間にわたって、一定の圧力を噴射
する形態(1)、一定の期間にわたって時間の経過とと
もに圧力を増加させて噴射する形態(2)、一定の期間
にわたって時間の経過とともに圧力を次第に減少させる
形態(3)が考えられる。また、間欠噴射の場合、図1
5に示すように、噴射期間および噴射休止期間を一定と
して断続する形態(1)、あるいは噴射休止期間を一定
として、噴射期間を次第に減少または増加させる形態
(2)、さらにこれらのいずれの形態でも、供給する圧
力を増加または減少させる形態も考えられる。さらに、
連続噴射と間欠噴射とを適宜組み合わせ、糸のもつれや
絡みを解消する効果を高めるように工夫することもでき
る。
次のものが考えられる。連続噴射の場合、図14に示す
ように、所定の噴射期間にわたって、一定の圧力を噴射
する形態(1)、一定の期間にわたって時間の経過とと
もに圧力を増加させて噴射する形態(2)、一定の期間
にわたって時間の経過とともに圧力を次第に減少させる
形態(3)が考えられる。また、間欠噴射の場合、図1
5に示すように、噴射期間および噴射休止期間を一定と
して断続する形態(1)、あるいは噴射休止期間を一定
として、噴射期間を次第に減少または増加させる形態
(2)、さらにこれらのいずれの形態でも、供給する圧
力を増加または減少させる形態も考えられる。さらに、
連続噴射と間欠噴射とを適宜組み合わせ、糸のもつれや
絡みを解消する効果を高めるように工夫することもでき
る。
【0037】また、図16に示すように、噴射時期およ
び期間は、牽引動作の開始からやや遅れて開始し、牽引
動作の終了まで連続して行う形態、あるいは牽引動作の
中期と牽引動作の終期のみ行い、牽引動作の中間部分で
噴射を中止する形態、さらに牽引動作の初期または後期
のみに実行する形態として設定する。
び期間は、牽引動作の開始からやや遅れて開始し、牽引
動作の終了まで連続して行う形態、あるいは牽引動作の
中期と牽引動作の終期のみ行い、牽引動作の中間部分で
噴射を中止する形態、さらに牽引動作の初期または後期
のみに実行する形態として設定する。
【0038】さらに、前記のように、噴射対象のノズル
は、主として、メインノズル10およびまたはサブノズ
ル11であるが、図17に示すように、それぞれ連続ま
たは間欠噴射とするほか、両者の噴射を組み合わせる場
合、例えばメインノズル10について先行噴射を行い、
サブノズル11をそれより遅らせていわゆる後行噴射の
形態で実施してもよく、またメインノズル10を連続的
に噴射させ、サブノズル11を間欠噴射として行うな
ど、噴射対象、噴射形態などを糸種に合わせて適宜組み
合わせて行う。
は、主として、メインノズル10およびまたはサブノズ
ル11であるが、図17に示すように、それぞれ連続ま
たは間欠噴射とするほか、両者の噴射を組み合わせる場
合、例えばメインノズル10について先行噴射を行い、
サブノズル11をそれより遅らせていわゆる後行噴射の
形態で実施してもよく、またメインノズル10を連続的
に噴射させ、サブノズル11を間欠噴射として行うな
ど、噴射対象、噴射形態などを糸種に合わせて適宜組み
合わせて行う。
【0039】また、よこ糸2の種類や糸の状況により、
その都度判断して、噴射方法を選択してもよい。例え
ば、よこ糸2の牽引に先立ち、あるいはよこ糸2の牽引
中によこ糸2の状況を検知する検知手段を備え、これに
よりよこ糸2の状況すなわちもつれや絡み度合いを判断
し、それに応じて、噴射方法を変更してもよい。なお、
検知手段として、撮像器、光電センサ、接触式センサ
(スライドセンサ)を付設してもよく、これらは、いず
れももつれ度合いに応じた信号を出力する。
その都度判断して、噴射方法を選択してもよい。例え
ば、よこ糸2の牽引に先立ち、あるいはよこ糸2の牽引
中によこ糸2の状況を検知する検知手段を備え、これに
よりよこ糸2の状況すなわちもつれや絡み度合いを判断
し、それに応じて、噴射方法を変更してもよい。なお、
検知手段として、撮像器、光電センサ、接触式センサ
(スライドセンサ)を付設してもよく、これらは、いず
れももつれ度合いに応じた信号を出力する。
【0040】また、小規模のもつれの場合、メインノズ
ル10のみの微噴射とし、大規模なもつれの場合、メイ
ンノズル10およびサブノズル11のリレー噴射とし、
さらに巻取り速度および検知したもつれ度合いに応じ
て、適宜噴射を選択する。なお適切な噴射方法は、これ
までの経験にもとづき噴射制御器32により予め設定さ
れる。また、ミス糸2aの牽引量に応じて、噴射方法を
適宜選択してもよい。この場合、主制御装置15は、エ
ンコーダ18からの回転量信号あるいは、これに準ずる
信号を積算し、これに応じた制御信号を噴射制御器32
に出力する。これにより、よこ糸2が牽引され、よこ入
れノズルに接近する時期によこ入れノズルを噴射させる
ことが可能となり、よこ糸2のもつれをより確実に解消
することができる。
ル10のみの微噴射とし、大規模なもつれの場合、メイ
ンノズル10およびサブノズル11のリレー噴射とし、
さらに巻取り速度および検知したもつれ度合いに応じ
て、適宜噴射を選択する。なお適切な噴射方法は、これ
までの経験にもとづき噴射制御器32により予め設定さ
れる。また、ミス糸2aの牽引量に応じて、噴射方法を
適宜選択してもよい。この場合、主制御装置15は、エ
ンコーダ18からの回転量信号あるいは、これに準ずる
信号を積算し、これに応じた制御信号を噴射制御器32
に出力する。これにより、よこ糸2が牽引され、よこ入
れノズルに接近する時期によこ入れノズルを噴射させる
ことが可能となり、よこ糸2のもつれをより確実に解消
することができる。
【0041】このような糸牽引中の噴射により、よこ入
れノズルより下流側で生じた糸のもつれや絡みを解消し
て、牽引するから、よこ糸2の牽引時によこ入れノズル
の噴射口によこ糸2のもつれ部分が引っ掛かることがな
く、したがって牽引動作が安定する。なお、メインノズ
ル10の形態について、図1に示したように単一のノズ
ルでも、直列に2以上複数連ねた複連式ノズルであって
もよい。ノズル上流側からのよこ糸牽引時に各ノズルを
それぞれ独立して噴射させることもできる。
れノズルより下流側で生じた糸のもつれや絡みを解消し
て、牽引するから、よこ糸2の牽引時によこ入れノズル
の噴射口によこ糸2のもつれ部分が引っ掛かることがな
く、したがって牽引動作が安定する。なお、メインノズ
ル10の形態について、図1に示したように単一のノズ
ルでも、直列に2以上複数連ねた複連式ノズルであって
もよい。ノズル上流側からのよこ糸牽引時に各ノズルを
それぞれ独立して噴射させることもできる。
【0042】なお、本発明は、メインノズル10より上
流側での牽引手段について、特に限定されず、図示の具
体例のように、ローラ回転による巻取りの他に、例えば
エアノズル28などによるエア噴射による引き取り、ま
たはローラ回転とエア噴射との組み合わせにより行うこ
ともできる。
流側での牽引手段について、特に限定されず、図示の具
体例のように、ローラ回転による巻取りの他に、例えば
エアノズル28などによるエア噴射による引き取り、ま
たはローラ回転とエア噴射との組み合わせにより行うこ
ともできる。
【0043】さらに、本発明の方法は、よこ入れミス糸
牽引に限定されず、その他の適用例として、停止段防止
のために、織機起動時に、開口内によこ糸を1ピックよ
こ入れして、起動させる起動方法に対し、このよこ入れ
が失敗した時のよこ入れミス糸除去動作、よこ入れミス
糸除去動作についても応用可能である。また給糸体から
の供給よこ糸が給糸体から測長装置までの間で糸切れし
たとき、この糸切れ端が織り口に入らない状態で織機を
停止させ、糸切れしたよこ糸を排除するとともに給糸体
から糸切れのないよこ糸を引き出して自動的に糸通し補
修する給糸切れ自動補修装置についても、例えばよこ入
れノズル通糸失敗時の処理、すなわちよこ入れノズルに
一旦通糸したよこ糸を上流側より牽引排除する処理等に
も応用可能である。
牽引に限定されず、その他の適用例として、停止段防止
のために、織機起動時に、開口内によこ糸を1ピックよ
こ入れして、起動させる起動方法に対し、このよこ入れ
が失敗した時のよこ入れミス糸除去動作、よこ入れミス
糸除去動作についても応用可能である。また給糸体から
の供給よこ糸が給糸体から測長装置までの間で糸切れし
たとき、この糸切れ端が織り口に入らない状態で織機を
停止させ、糸切れしたよこ糸を排除するとともに給糸体
から糸切れのないよこ糸を引き出して自動的に糸通し補
修する給糸切れ自動補修装置についても、例えばよこ入
れノズル通糸失敗時の処理、すなわちよこ入れノズルに
一旦通糸したよこ糸を上流側より牽引排除する処理等に
も応用可能である。
【0044】また、回転ローラ8の構成には、加速機能
のみで、測長機能を有しないものとして、以下のものが
考えられる。図18の例は、一定の速度で回転する一対
の回転ローラ8に、二又状のヤーンガイド33により保
持したよこ糸2をヤーンガイド33の平行移動(進退)
により回転ローラ8に対して接触・非接触させる例であ
る。また、図19の例は、一定の速度で回転する1個の
加速用の回転ローラ8に対してヤーンガイド33を上下
動(進退)させることによって、ヤーンガイド33によ
って保持されたよこ糸2をローラ外周面に接触・非接触
の状態とする例である。さらに、図20の具体例は、ヤ
ーンガイド33を固定しておき、よこ入れ毎に上側の案
内用の回転ローラ8を下降/上昇の動作を行い、これに
基づいて一定の速度で回転する加速用の回転ローラ8
と、これに対してよこ糸2を接触・非接触状態とする回
転ローラ8との間でよこ糸2を挟み込み、加速用の回転
ローラ8に対してよこ糸2を接触・非接触させる例であ
る。
のみで、測長機能を有しないものとして、以下のものが
考えられる。図18の例は、一定の速度で回転する一対
の回転ローラ8に、二又状のヤーンガイド33により保
持したよこ糸2をヤーンガイド33の平行移動(進退)
により回転ローラ8に対して接触・非接触させる例であ
る。また、図19の例は、一定の速度で回転する1個の
加速用の回転ローラ8に対してヤーンガイド33を上下
動(進退)させることによって、ヤーンガイド33によ
って保持されたよこ糸2をローラ外周面に接触・非接触
の状態とする例である。さらに、図20の具体例は、ヤ
ーンガイド33を固定しておき、よこ入れ毎に上側の案
内用の回転ローラ8を下降/上昇の動作を行い、これに
基づいて一定の速度で回転する加速用の回転ローラ8
と、これに対してよこ糸2を接触・非接触状態とする回
転ローラ8との間でよこ糸2を挟み込み、加速用の回転
ローラ8に対してよこ糸2を接触・非接触させる例であ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明では、よこ入れノズルの噴射によ
りノズル噴射口より下流側で生じた糸のもつれや絡みを
解消して牽引するから、よこ糸牽引時にノズル噴射口に
よこ糸のもつれ部分が引っかかることがない。したがっ
て、牽引動作が安定する。
りノズル噴射口より下流側で生じた糸のもつれや絡みを
解消して牽引するから、よこ糸牽引時にノズル噴射口に
よこ糸のもつれ部分が引っかかることがない。したがっ
て、牽引動作が安定する。
【図1】エアジェット織機におけるよこ入れ装置の全体
的な説明図である。
的な説明図である。
【図2】よこ入れミス検知時の説明図である。
【図3】よこ入れミスの糸切断回避、自動逆転動作の説
明図である。
明図である。
【図4】ミス糸牽引開始動作の説明図である。
【図5】ミス糸の伸延動作の説明図である。
【図6】ミス糸牽引動作終了時の説明図である。
【図7】織機の起動位置までの自動逆転時の説明図であ
る。
る。
【図8】織機の再起動時の最初のよこ入れ動作の説明図
である。
である。
【図9】起動後の次のよこ入れ動作の説明図である。
【図10】よこ入れミスのミス糸切断回避、自動逆転動
作の説明図である。
作の説明図である。
【図11】よこ糸挿入動作の説明図である。
【図12】よこ糸挿入終了状態の説明図である。
【図13】ミス糸牽引動作の説明図である。
【図14】連続噴射の説明図である。
【図15】間欠噴射の説明図である。
【図16】噴射時期および期間の説明図である。
【図17】噴射形態の説明図である。
【図18】回転ローラの説明図である。
【図19】回転ローラの説明図である。
【図20】回転ローラの説明図である。
1 よこ入れ装置 2 よこ糸 2a ミス糸 8 回転ローラ 10 メインノズル 11 サブノズル 12 モータ 13 フィードローラ制御器 14 駆動増幅器 19 たて糸 20 開口 24 織り前 27 貯留器 28 エアノズル 32 噴射制御器
Claims (1)
- 【請求項1】 流体噴射式織機において、よこ入れノズ
ル(10、11)より上流側から、当該よこ入れノズル
(10)に通されているよこ糸(2)を牽引するとき、
牽引に応じて少なくとも該よこ入れノズル(10、1
1)を噴射させ、当該よこ入れノズル(10、11)よ
り下流で発生したよこ糸(2)の絡みや縮れを解消し、
牽引中のノズル噴射口での糸づまりを防止することを特
徴とする織機の糸づまり防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12638496A JPH09291437A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 織機の糸づまり防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12638496A JPH09291437A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 織機の糸づまり防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09291437A true JPH09291437A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14933823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12638496A Pending JPH09291437A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 織機の糸づまり防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09291437A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299478A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Tsudakoma Corp | 流体噴射式織機の貯留ドラムの緯糸解舒装置 |
-
1996
- 1996-04-23 JP JP12638496A patent/JPH09291437A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299478A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Tsudakoma Corp | 流体噴射式織機の貯留ドラムの緯糸解舒装置 |
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