JPH09292159A - 蓄熱式暖房機 - Google Patents
蓄熱式暖房機Info
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- JPH09292159A JPH09292159A JP8107984A JP10798496A JPH09292159A JP H09292159 A JPH09292159 A JP H09292159A JP 8107984 A JP8107984 A JP 8107984A JP 10798496 A JP10798496 A JP 10798496A JP H09292159 A JPH09292159 A JP H09292159A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄熱体の蓄熱温度を高くしても、断熱性能を
向上できるようにする。 【解決手段】 蓄熱中における送風機15の運転停止時
は、ダンパ32の自重により第1風路6の開口部12を塞
ぐ。そして、送風機15およびその周辺の熱的影響を、ダ
ンパ32で遮断する。また、蓄熱中は第2風路21の開口部
26が開いている。したがって、蓄熱体3の蓄熱温度を高
くしても、第1風路6内の加熱空気を、スチーム吹出口
24から適度に排出できる。これにより、送風機15および
外枠部材1側への熱的影響を一層緩和できる。
向上できるようにする。 【解決手段】 蓄熱中における送風機15の運転停止時
は、ダンパ32の自重により第1風路6の開口部12を塞
ぐ。そして、送風機15およびその周辺の熱的影響を、ダ
ンパ32で遮断する。また、蓄熱中は第2風路21の開口部
26が開いている。したがって、蓄熱体3の蓄熱温度を高
くしても、第1風路6内の加熱空気を、スチーム吹出口
24から適度に排出できる。これにより、送風機15および
外枠部材1側への熱的影響を一層緩和できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱体に蓄えられ
た熱を利用して、吹出口から加熱空気を吹き出させる蓄
熱式暖房機に関する。
た熱を利用して、吹出口から加熱空気を吹き出させる蓄
熱式暖房機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の蓄熱式
暖房機は、送風機の上部に煉瓦などの蓄熱体を位置さ
せ、この蓄熱体の外周に沿って吹出口に連通する風路を
設けてあり、暖房時には、送風機から風路に流入した空
気を蓄熱体で熱交換するとともに、蓄熱体で暖められた
空気を送風ヒータでさらに加熱して、吹出口より加熱空
気を吹き出させるようにしている。また、蓄熱体に蓄え
られた熱が外部に放散しないように、風路の外周を囲む
ようにして断熱材が設けられている。
暖房機は、送風機の上部に煉瓦などの蓄熱体を位置さ
せ、この蓄熱体の外周に沿って吹出口に連通する風路を
設けてあり、暖房時には、送風機から風路に流入した空
気を蓄熱体で熱交換するとともに、蓄熱体で暖められた
空気を送風ヒータでさらに加熱して、吹出口より加熱空
気を吹き出させるようにしている。また、蓄熱体に蓄え
られた熱が外部に放散しないように、風路の外周を囲む
ようにして断熱材が設けられている。
【0003】こうした蓄熱式暖房機は、特に一般家庭用
などにおいて、室内を急速暖房することが要求されてお
り、これに対応して、蓄熱体の蓄熱量を増加させる必要
があった。また、他方では、暖房機本体の小形化および
軽量化に対する要求もあり、蓄熱体の形状を小さくさせ
つつ蓄熱量を増加させるには、蓄熱体の蓄熱温度を上げ
ることが必要であった。ところが、蓄熱体の蓄熱温度を
上げるには、断熱性能を同時に向上させることが必須の
条件であるにも拘らず、両者は蓄熱温度を上昇させる
程、断熱性能の向上が難しくなるという裏腹の関係にあ
り、自ずと限界があった。
などにおいて、室内を急速暖房することが要求されてお
り、これに対応して、蓄熱体の蓄熱量を増加させる必要
があった。また、他方では、暖房機本体の小形化および
軽量化に対する要求もあり、蓄熱体の形状を小さくさせ
つつ蓄熱量を増加させるには、蓄熱体の蓄熱温度を上げ
ることが必要であった。ところが、蓄熱体の蓄熱温度を
上げるには、断熱性能を同時に向上させることが必須の
条件であるにも拘らず、両者は蓄熱温度を上昇させる
程、断熱性能の向上が難しくなるという裏腹の関係にあ
り、自ずと限界があった。
【0004】例えば、断熱材の使用が困難な風路に設け
られている送風機周辺のファンケーシングなどは、本来
樹脂成形部材で形成すれば、複雑な形状も容易に得るこ
とができ、暖房機本体を小形化することができる。しか
し、蓄熱温度の上昇に伴って送風機側にも加熱空気が充
満し、成形部材が熱変形することから、使用する材質に
制約を受けるという問題を生じる。また、断熱材の外部
に設けられる外殻構成部材も、蓄熱温度の上昇に伴いそ
の表面温度が上昇する。
られている送風機周辺のファンケーシングなどは、本来
樹脂成形部材で形成すれば、複雑な形状も容易に得るこ
とができ、暖房機本体を小形化することができる。しか
し、蓄熱温度の上昇に伴って送風機側にも加熱空気が充
満し、成形部材が熱変形することから、使用する材質に
制約を受けるという問題を生じる。また、断熱材の外部
に設けられる外殻構成部材も、蓄熱温度の上昇に伴いそ
の表面温度が上昇する。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、蓄熱
体の蓄熱温度を高くしても、断熱性能を向上できる蓄熱
式暖房機を提供することをその目的とする。
体の蓄熱温度を高くしても、断熱性能を向上できる蓄熱
式暖房機を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蓄熱式暖房機
は、前記目的を達成するために、送風機の上部に蓄熱体
を位置させ、前記蓄熱体の外周に沿って吹出口に連通す
る第1風路を設けるとともに、この第1風路の外周を断
熱材で囲んでなる蓄熱式暖房機において、前記第1風路
の途中に加湿装置に連通する第2風路の開口部を設け、
前記送風機に臨む前記第1風路の開口部と前記第2風路
の開口部を、前記送風機からの空気流に応じて開または
閉とする開閉部材を設けて構成される。
は、前記目的を達成するために、送風機の上部に蓄熱体
を位置させ、前記蓄熱体の外周に沿って吹出口に連通す
る第1風路を設けるとともに、この第1風路の外周を断
熱材で囲んでなる蓄熱式暖房機において、前記第1風路
の途中に加湿装置に連通する第2風路の開口部を設け、
前記送風機に臨む前記第1風路の開口部と前記第2風路
の開口部を、前記送風機からの空気流に応じて開または
閉とする開閉部材を設けて構成される。
【0007】上記構成によれば、蓄熱中において送風機
が運転を停止しているときには、開閉部材により第1風
路の開口部が塞がれるため、蓄熱体に蓄えられた熱エネ
ルギーは送風機側に輻射されることなく開閉部材で遮ら
れる。このため、送風機およびその周辺の熱的な影響を
受けずに済む。また、蓄熱中は第2風路の開口部が開い
ているので、第1風路内に充満した加熱空気は、第2風
路を通過して、加湿装置より室内に確実かつ安全に排
気,排熱される。したがって、蓄熱体の蓄熱温度を高く
しても、第1風路内に充満した加熱空気は、開状態にあ
る第2風路の開口部を通過して加湿装置から適度に排出
され、送風機および外枠部材側への熱的影響を一層緩和
できる。
が運転を停止しているときには、開閉部材により第1風
路の開口部が塞がれるため、蓄熱体に蓄えられた熱エネ
ルギーは送風機側に輻射されることなく開閉部材で遮ら
れる。このため、送風機およびその周辺の熱的な影響を
受けずに済む。また、蓄熱中は第2風路の開口部が開い
ているので、第1風路内に充満した加熱空気は、第2風
路を通過して、加湿装置より室内に確実かつ安全に排
気,排熱される。したがって、蓄熱体の蓄熱温度を高く
しても、第1風路内に充満した加熱空気は、開状態にあ
る第2風路の開口部を通過して加湿装置から適度に排出
され、送風機および外枠部材側への熱的影響を一層緩和
できる。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明における蓄熱式暖房機
の一実施例について、図1〜図3を参照しながら説明す
る。同図において、1は本体2の外殻を形成する外枠部
材、3は本体2内に立設する蓄熱体であり、蓄熱体3の
略中央部には、両端が蓄熱体3の一側部より突出したU
字状の蓄熱体加熱用ヒータ4が設けられる。蓄熱体3
は、本実施例においては蓄熱性に優れた煉瓦が用いられ
ているが、その前面および後面には、表面積を増やして
蓄熱体3の放熱性を高めるために、図3に示すような凹
凸部5が形成される。また6は、蓄熱体3の外周に沿っ
て逆U字状に設けられた第1風路であり、この第1風路
6の外周を囲むようにして断熱材7が設けられる。第1
風路6の前方には、蓄熱体3の前面に位置して、暖房時
に第1風路6内の空気を加熱する送風ヒータ8が設けら
れる。
の一実施例について、図1〜図3を参照しながら説明す
る。同図において、1は本体2の外殻を形成する外枠部
材、3は本体2内に立設する蓄熱体であり、蓄熱体3の
略中央部には、両端が蓄熱体3の一側部より突出したU
字状の蓄熱体加熱用ヒータ4が設けられる。蓄熱体3
は、本実施例においては蓄熱性に優れた煉瓦が用いられ
ているが、その前面および後面には、表面積を増やして
蓄熱体3の放熱性を高めるために、図3に示すような凹
凸部5が形成される。また6は、蓄熱体3の外周に沿っ
て逆U字状に設けられた第1風路であり、この第1風路
6の外周を囲むようにして断熱材7が設けられる。第1
風路6の前方には、蓄熱体3の前面に位置して、暖房時
に第1風路6内の空気を加熱する送風ヒータ8が設けら
れる。
【0009】第1風路6の下端には、本体2の前側およ
び後側に位置して、各々開口部11,12が設けられる。本
体2の前側すなわち第1風路6の出口部に位置する一方
の開口部11には、第1風路6を通過した温風を、外枠部
材1の前側に設けた吹出口13に導くダクト14が取付けて
ある。また、第1風路6の入口部に位置する他方の開口
部12には、送風機15が本体2の下部に位置して設けられ
る。送風機15の排気側の上部は開口部12に臨んでおり、
この送風機15を囲むようにして、ファンケーシング16が
設けられる。また、蓄熱体3は、ダクト14の上端面に設
けた載置台17に載置されており、これによって、送風機
15の上部に蓄熱体3が配置される。なお18は、載置台17
に取付けられた温度センサであって、これは、蓄熱体3
の温度を検知するものである。
び後側に位置して、各々開口部11,12が設けられる。本
体2の前側すなわち第1風路6の出口部に位置する一方
の開口部11には、第1風路6を通過した温風を、外枠部
材1の前側に設けた吹出口13に導くダクト14が取付けて
ある。また、第1風路6の入口部に位置する他方の開口
部12には、送風機15が本体2の下部に位置して設けられ
る。送風機15の排気側の上部は開口部12に臨んでおり、
この送風機15を囲むようにして、ファンケーシング16が
設けられる。また、蓄熱体3は、ダクト14の上端面に設
けた載置台17に載置されており、これによって、送風機
15の上部に蓄熱体3が配置される。なお18は、載置台17
に取付けられた温度センサであって、これは、蓄熱体3
の温度を検知するものである。
【0010】前記断熱材7の外側でかつ後方には、断熱
材7を挾むようにして第2風路21が設けられる。この第
2風路21は、上方にある先端側の開口部23が、加湿装置
22のスチーム吹出口24に連通する一方、下方にある基端
側の排気口25が、断熱材7の後部を貫通して第1風路6
に連通している。そして、第2風路21を構成する排気口
25の開口部26は、前記開口部12の近傍に位置して、第1
風路6の後側面に形成される。前記加湿装置22は、給水
部27に蓄えた水を霧化するものであって、断熱材7に囲
まれた蓄熱体3と隔離しており、本体2の上部に設けら
れたスチーム吹出口24よりスチームを吹出す構造となっ
ている。また、第2風路21の開口部26は、第1風路6の
開口部11に連通する吹出口13より上方に設けられてい
る。
材7を挾むようにして第2風路21が設けられる。この第
2風路21は、上方にある先端側の開口部23が、加湿装置
22のスチーム吹出口24に連通する一方、下方にある基端
側の排気口25が、断熱材7の後部を貫通して第1風路6
に連通している。そして、第2風路21を構成する排気口
25の開口部26は、前記開口部12の近傍に位置して、第1
風路6の後側面に形成される。前記加湿装置22は、給水
部27に蓄えた水を霧化するものであって、断熱材7に囲
まれた蓄熱体3と隔離しており、本体2の上部に設けら
れたスチーム吹出口24よりスチームを吹出す構造となっ
ている。また、第2風路21の開口部26は、第1風路6の
開口部11に連通する吹出口13より上方に設けられてい
る。
【0011】31は、第1風路6にある開口部12と第2風
路21にある開口部26との間に設けれた複数のヒンジであ
って、各ヒンジ31には、開閉部材に相当するダンパ32
が、送風機15から発生する空気流に応じて回動自在に動
くように取付けてある。このダンパ32は、送風機15の運
転が停止した状態では、その自重により第1風路6の開
口部12の略全面を閉じ、第2風路21の開口部26の略全面
を開くが、送風機15の回転数が上昇し、送風機15からの
空気流が強くなるにしたがって、風圧により第1風路6
の開口部12を徐々に開き、逆に第2風路21の開口部26を
徐々に閉じるように設けられている。つまり、第2風路
21の開口部26は、ダンパ32の回動により、第1風路6の
開口部12が閉じているときに開く位置に開口しており、
送風機15からの空気流の強さに応じて、ダンパ32が第1
風路6の開口部12と第2風路21の開口部26のいずれか一
方を開きまたは閉じるように構成してある。
路21にある開口部26との間に設けれた複数のヒンジであ
って、各ヒンジ31には、開閉部材に相当するダンパ32
が、送風機15から発生する空気流に応じて回動自在に動
くように取付けてある。このダンパ32は、送風機15の運
転が停止した状態では、その自重により第1風路6の開
口部12の略全面を閉じ、第2風路21の開口部26の略全面
を開くが、送風機15の回転数が上昇し、送風機15からの
空気流が強くなるにしたがって、風圧により第1風路6
の開口部12を徐々に開き、逆に第2風路21の開口部26を
徐々に閉じるように設けられている。つまり、第2風路
21の開口部26は、ダンパ32の回動により、第1風路6の
開口部12が閉じているときに開く位置に開口しており、
送風機15からの空気流の強さに応じて、ダンパ32が第1
風路6の開口部12と第2風路21の開口部26のいずれか一
方を開きまたは閉じるように構成してある。
【0012】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。例えば夜間や外出時などに図示しない蓄熱スイッチ
を投入すると、蓄熱体用加熱ヒータ8が通電され、蓄熱
体3を加熱して熱エネルギーを蓄熱する。そして、蓄熱
体3が所定の蓄熱温度にまで上昇すると、温度センサ18
からの温度検知情報に基づいて、蓄熱体用加熱ヒータ4
を通断電しながら、蓄熱体3の蓄熱温度を一定に維持す
る。
る。例えば夜間や外出時などに図示しない蓄熱スイッチ
を投入すると、蓄熱体用加熱ヒータ8が通電され、蓄熱
体3を加熱して熱エネルギーを蓄熱する。そして、蓄熱
体3が所定の蓄熱温度にまで上昇すると、温度センサ18
からの温度検知情報に基づいて、蓄熱体用加熱ヒータ4
を通断電しながら、蓄熱体3の蓄熱温度を一定に維持す
る。
【0013】この暖房を行なわない蓄熱中は、送風ヒー
タ8を断電し、かつ、送風機15の運転を停止しており、
ダンパ32は自重で第1の送風通路6の開口部12を塞いで
いる。したがって、蓄熱体3に蓄えられた熱エネルギー
は、送風機15側に輻射されることなくダンパ32で遮ら
れ、送風機15やファンケーシング16が熱的影響、具体的
には熱変形などの影響を受けなくなる。しかも、蓄熱体
用加熱ヒータ4により蓄熱体3が熱せられるにつれて、
蓄熱体3の周囲の空気が加熱されると、第1風路6内の
上方から加熱空気が充満してくるが、この加熱空気は、
先ず第1風路6内の一番上方にある開放口、すなわち、
排気口25の開口部26から第2風路21を通過し、加湿装置
22のスチーム吹出口24より室内に確実かつ安全に排気,
排熱される。
タ8を断電し、かつ、送風機15の運転を停止しており、
ダンパ32は自重で第1の送風通路6の開口部12を塞いで
いる。したがって、蓄熱体3に蓄えられた熱エネルギー
は、送風機15側に輻射されることなくダンパ32で遮ら
れ、送風機15やファンケーシング16が熱的影響、具体的
には熱変形などの影響を受けなくなる。しかも、蓄熱体
用加熱ヒータ4により蓄熱体3が熱せられるにつれて、
蓄熱体3の周囲の空気が加熱されると、第1風路6内の
上方から加熱空気が充満してくるが、この加熱空気は、
先ず第1風路6内の一番上方にある開放口、すなわち、
排気口25の開口部26から第2風路21を通過し、加湿装置
22のスチーム吹出口24より室内に確実かつ安全に排気,
排熱される。
【0014】一方、昼間や在室時などにおいて、図示し
ない運転スイッチにより暖房運転を開始すると、送風機
15が回転し、この送風機15から発生した風圧に応じて、
ダンパ32が第1風路6の開口部12を開く一方、第2風路
21の開口部26を不完全な状態で閉塞する。そして、送風
機15から開口部12を通過して第1風路6内に流入した空
気は、蓄熱体3との熱交換により暖められ、この暖めら
れた空気が通電中の送風ヒータ8によりさらに加熱され
ることで、ダクト14から吹出口13を通って加熱空気が室
内に流出する。
ない運転スイッチにより暖房運転を開始すると、送風機
15が回転し、この送風機15から発生した風圧に応じて、
ダンパ32が第1風路6の開口部12を開く一方、第2風路
21の開口部26を不完全な状態で閉塞する。そして、送風
機15から開口部12を通過して第1風路6内に流入した空
気は、蓄熱体3との熱交換により暖められ、この暖めら
れた空気が通電中の送風ヒータ8によりさらに加熱され
ることで、ダクト14から吹出口13を通って加熱空気が室
内に流出する。
【0015】この一連の暖房動作において、ダンパ32は
第2風路21の開口部26を完全には閉塞しておらず、一部
が開口した状態で開口部26を塞いでいる。このため、送
風機15から開口部12を通過した空気流は、その殆どが第
1風路6内に流入するものの、残りの一部は、開口部26
から第2風路21を通過して加湿装置22内に流入する。し
たがって、第2風路21の開口部23から加湿装置22に流入
した空気は、加湿装置22内に充満する飽和水蒸気を攪拌
して加湿量を増大させ、スチームとともにスチーム吹出
口24より吹き出される。
第2風路21の開口部26を完全には閉塞しておらず、一部
が開口した状態で開口部26を塞いでいる。このため、送
風機15から開口部12を通過した空気流は、その殆どが第
1風路6内に流入するものの、残りの一部は、開口部26
から第2風路21を通過して加湿装置22内に流入する。し
たがって、第2風路21の開口部23から加湿装置22に流入
した空気は、加湿装置22内に充満する飽和水蒸気を攪拌
して加湿量を増大させ、スチームとともにスチーム吹出
口24より吹き出される。
【0016】以上のように、本実施例によれば、蓄熱中
において送風機15が運転を停止しているときには、ダン
パ32の自重により第1風路6の開口部12が塞がれるた
め、蓄熱体3に蓄えられた熱エネルギーが送風機15側に
輻射されることなくダンパ32で遮られる。このため、送
風機15やその周辺にあるファンケーシング16の熱的な影
響を受けないようにすることができる。また、蓄熱中は
第1風路6の開口部12を閉じる一方、第2風路21の開口
部26を開いているので、第1風路6内に充満した加熱空
気は、開口部26から第2風路21を通過し、加湿装置22の
スチーム吹出口24より室内に確実かつ安全に排気,排熱
される。したがって、蓄熱体3の蓄熱温度を高くして
も、第1風路6内に充満した加熱空気は、開状態にある
開口部26から第2風路21を通過して、加湿装置22のスチ
ーム吹出口24から適度に排出され、送風機15および外枠
部材1側への熱的影響を一層緩和することができる。
において送風機15が運転を停止しているときには、ダン
パ32の自重により第1風路6の開口部12が塞がれるた
め、蓄熱体3に蓄えられた熱エネルギーが送風機15側に
輻射されることなくダンパ32で遮られる。このため、送
風機15やその周辺にあるファンケーシング16の熱的な影
響を受けないようにすることができる。また、蓄熱中は
第1風路6の開口部12を閉じる一方、第2風路21の開口
部26を開いているので、第1風路6内に充満した加熱空
気は、開口部26から第2風路21を通過し、加湿装置22の
スチーム吹出口24より室内に確実かつ安全に排気,排熱
される。したがって、蓄熱体3の蓄熱温度を高くして
も、第1風路6内に充満した加熱空気は、開状態にある
開口部26から第2風路21を通過して、加湿装置22のスチ
ーム吹出口24から適度に排出され、送風機15および外枠
部材1側への熱的影響を一層緩和することができる。
【0017】つまり、第1風路6の途中に加湿装置22に
連通する第2風路21の開口部26を設け、送風機15に臨む
第1風路6の開口部12と第2風路21の開口部26を、送風
機15からの空気流に応じて開または閉とするダンパ32を
設けることによって、蓄熱体3の蓄熱量を増加させるた
めに、蓄熱体3の蓄熱温度を高くしても、送風機15およ
び外枠部材1側に対する断熱性能を向上でき、本体2の
小形化および軽量化を図ることが可能になる。また、第
1風路6内に充満した加熱空気を、安全かつ確実に加湿
装置22から排気,排熱させることができる。
連通する第2風路21の開口部26を設け、送風機15に臨む
第1風路6の開口部12と第2風路21の開口部26を、送風
機15からの空気流に応じて開または閉とするダンパ32を
設けることによって、蓄熱体3の蓄熱量を増加させるた
めに、蓄熱体3の蓄熱温度を高くしても、送風機15およ
び外枠部材1側に対する断熱性能を向上でき、本体2の
小形化および軽量化を図ることが可能になる。また、第
1風路6内に充満した加熱空気を、安全かつ確実に加湿
装置22から排気,排熱させることができる。
【0018】この場合、本実施例では開閉部材としてダ
ンパ32を用いているが、例えば、モータなどを備えたシ
ャッターにより、蓄熱時と暖房時において、電気的に第
1風路6の開口部12と第2風路21の開口部26の一方を開
き、他方を閉じるようにしてもよい。但し、送風機15か
らの風圧により回動動作するダンパ32を利用したほう
が、電気的な機構を必要としない分だけ、簡単な構成で
上記作用,効果を発揮できるという利点がある。
ンパ32を用いているが、例えば、モータなどを備えたシ
ャッターにより、蓄熱時と暖房時において、電気的に第
1風路6の開口部12と第2風路21の開口部26の一方を開
き、他方を閉じるようにしてもよい。但し、送風機15か
らの風圧により回動動作するダンパ32を利用したほう
が、電気的な機構を必要としない分だけ、簡単な構成で
上記作用,効果を発揮できるという利点がある。
【0019】また、本実施例のダンパ32すなわち開閉部
材は、暖房時において第1風路6の開口部12を開く一
方、第2風路21の開口部26を不完全に閉じるように設け
られている。したがって、暖房時には、送風機15から開
口部12を通過した空気流の一部が、開口部26から第2風
路21を通過して加湿装置22内に流入し、加湿装置22内に
充満する飽和水蒸気を攪拌して加湿量を増大させるの
で、従来の加湿装置を備えたものに比べて、加湿装置22
からの加湿量を多くすることが可能になる。さらにダン
パ32の開閉動作において、第2風路21の開口部26を完全
に閉塞しなくてもよいため、ダンパ32や第2風路21の開
口部26に別の気密部材を設ける必要がなく、構成を簡単
にすることが可能になる。
材は、暖房時において第1風路6の開口部12を開く一
方、第2風路21の開口部26を不完全に閉じるように設け
られている。したがって、暖房時には、送風機15から開
口部12を通過した空気流の一部が、開口部26から第2風
路21を通過して加湿装置22内に流入し、加湿装置22内に
充満する飽和水蒸気を攪拌して加湿量を増大させるの
で、従来の加湿装置を備えたものに比べて、加湿装置22
からの加湿量を多くすることが可能になる。さらにダン
パ32の開閉動作において、第2風路21の開口部26を完全
に閉塞しなくてもよいため、ダンパ32や第2風路21の開
口部26に別の気密部材を設ける必要がなく、構成を簡単
にすることが可能になる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明の蓄熱式暖房機は、送風機の上部
に蓄熱体を位置させ、前記蓄熱体の外周に沿って吹出口
に連通する第1風路を設けるとともに、この第1風路の
外周を断熱材で囲んでなる蓄熱式暖房機において、前記
第1風路の途中に加湿装置に連通する第2風路の開口部
を設け、前記送風機に臨む前記第1風路の開口部と前記
第2風路の開口部を、前記送風機からの空気流に応じて
開または閉とする開閉部材を設けて構成され、蓄熱体の
蓄熱温度を高くしても、送風機や外殻構成部材側に対す
る断熱性能を向上できるとともに、第1風路内に充満し
た加熱空気を、安全かつ確実に加湿装置から排気,排熱
させることが可能となる。
に蓄熱体を位置させ、前記蓄熱体の外周に沿って吹出口
に連通する第1風路を設けるとともに、この第1風路の
外周を断熱材で囲んでなる蓄熱式暖房機において、前記
第1風路の途中に加湿装置に連通する第2風路の開口部
を設け、前記送風機に臨む前記第1風路の開口部と前記
第2風路の開口部を、前記送風機からの空気流に応じて
開または閉とする開閉部材を設けて構成され、蓄熱体の
蓄熱温度を高くしても、送風機や外殻構成部材側に対す
る断熱性能を向上できるとともに、第1風路内に充満し
た加熱空気を、安全かつ確実に加湿装置から排気,排熱
させることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示す蓄熱式暖房機を正面か
らみた断面図である。
らみた断面図である。
【図2】同上蓄熱式暖房機を側面からみた断面図であ
る。
る。
【図3】同上蓄熱体の平面図である。
3 蓄熱体 6 第1風路 7 断熱材 12 第1風路の開口部 13 吹出口 15 送風機 21 第2風路 22 加湿装置 26 第2風路の開口部 32 ダンパ(開閉部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 送風機の上部に蓄熱体を位置させ、前記
蓄熱体の外周に沿って吹出口に連通する第1風路を設け
るとともに、この第1風路の外周を断熱材で囲んでなる
蓄熱式暖房機において、前記第1風路の途中に加湿装置
に連通する第2風路の開口部を設け、前記送風機に臨む
前記第1風路の開口部と前記第2風路の開口部を、前記
送風機からの空気流に応じて開または閉とする開閉部材
を設けたことを特徴とする蓄熱式暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107984A JPH09292159A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 蓄熱式暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107984A JPH09292159A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 蓄熱式暖房機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09292159A true JPH09292159A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14473040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8107984A Pending JPH09292159A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 蓄熱式暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09292159A (ja) |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8107984A patent/JPH09292159A/ja active Pending
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