JPH10186620A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH10186620A
JPH10186620A JP34909596A JP34909596A JPH10186620A JP H10186620 A JPH10186620 A JP H10186620A JP 34909596 A JP34909596 A JP 34909596A JP 34909596 A JP34909596 A JP 34909596A JP H10186620 A JPH10186620 A JP H10186620A
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JP
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film
loading
cartridge
spool shaft
tank
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Application number
JP34909596A
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English (en)
Inventor
Osami Tsuji
修身 辻
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のフィルム収容容器内のフィルムと第2
のフィルム収容容器内のフィルムを共通の処理機で処理
する。 【解決手段】 回転可能に配置されたドラム132に
は、APSのカートリッジを装填する収納マガジン13
6及びパトローネ内の135サイズのフィルムを装填す
る中間マガジン134が配置されている。現像処理する
場合に、中間マガジン134内に巻き取られたフィルム
の最後端(135パトローネでのフィルム先端部)を開
放しないので、APSのフィルム及び135サイズのフ
ィルムの両者のフィルムを同一の処理槽300で現像処
理でき、別々の感光材料処理装置を設ける必要がなくな
り、安価となる共に小さなスペースでも、設置すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム収容容器
に収容されたフィルムを現像処理する感光材料処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に用いられている135サイ
ズのネガフィルムは、ネガフィルムをスプール軸から外
し又はスプール軸の近傍で切断し、複数の処理槽を搬送
ローラ等で搬送しながら現像処理を行うようになってい
る。
【0003】また、現像済みのネガフィルムは、所定コ
マ数毎に切断されてピースネガとして顧客に返却される
ようになっていた。
【0004】近年、このようにネガフィルムを切断せず
に、現像済みのネガフィルムをフィルム収容容器(カー
トリッジ)に収容した状態で返却する新システムとして
のAPS(「アドバンスト・フォト・システム」の略
で、以下この新システムのことを単に「APS」とい
う)が提案されている。
【0005】APSでは、顧客から預かったカートリッ
ジからネガフィルムを取り出して現像処理を行い、現像
処理したネガフィルムは元のカートリッジに収容して顧
客に返却するようになっている。
【0006】一方、135サイズのネガフィルムのフィ
ルム収容容器(パトローネ)では、APSのネガフィル
ムのカートリッジと構成を異にし、スプール軸を回転さ
せるのみで撮影済みのネガフィルムをカートリッジから
送り出すことができない。そのため、135サイズのネ
ガフィルムをカートリッジから引き出すために、まずフ
ィルムの先端(「ベロ」という)を引き出す引出し装置
によりベロをカートリッジから引き出す。その後に、一
対のローラでフィルムを挟持し、ローラを回転させるこ
とでフィルムを送り出す。
【0007】また、135サイズのネガフィルムでは、
予めネガフィルムを切断して現像処理することを前提と
しているので、ネガフィルムのスプール軸の係止付近即
ちネガフィルムの最後端まで画像コマが形成されてい
る。
【0008】さらに、135サイズのネガフィルムで
は、予めネガフィルムの先端付近をカートリッジから引
き出した状態とし、カートリッジをカメラに装填し引き
出したネガフィルムのパーフォレーション(フィルムの
孔)をカメラのスプロケット(ギヤ)に噛み合わせる必
要があるため、ネガフィルムの先端から若干の長さに亘
っては画像コマが形成されていない。逆に、APSのネ
ガフィルムでは、画像コマがネガフィルムの後端付近に
は形成されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、APSのネ
ガフィルムを現像処理する処理装置で135サイズのネ
ガフィルムを現像処理できれば処理装置を別々に設ける
場合に比べ安価となると共に、小さなスペースでも設置
できる。しかし、135サイズのフィルム収容容器とA
PSのフィルム収容容器とではその構成(外形等)が異
なり、両者のフィルム収容容器を同一の容器装填部に装
填することができないという問題がある。
【0010】また、APSのネガフィルムを現像処理す
る処理装置で135サイズのネガフィルムを現像処理し
ようとすると、135サイズのネガフィルムの後端付近
の画像コマが現像されないという問題がある。
【0011】そこで、本発明は上記事実を考慮し、第1
のフィルム収容容器内のフィルムと第2のフィルム収容
容器内のフィルムを共通の処理機で処理することが目的
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、長尺状のフィルムを現像処理する感光材料処理装置
であって、第1のフィルムを装填する第1の装填部と、
前記第1のフィルムと異なる種類の第2のフィルムを装
填する第2の装填部と、を有することを特徴としてい
る。
【0013】請求項1に記載の感光材料処理装置では、
第1の装填部と第2の装填部とを設けたので、共通の感
光材料処理装置で第1のフィルムと第2のフィルムを現
像処理することができ、別々の感光材料処理装置を設け
る必要がなくなり、安価となると共に小さなスペースで
も設置することができる。
【0014】ここで、異なる種類のフィルムとは、フォ
ーマットの異なるフィルムであり、より詳しくは、画面
位置がパーフォレーションなどによって予め規定されて
いるようなフィルムと,画面位置が予め規定されておら
ず使用の仕方によって異なるフィルムとを意味する。後
者においては、撮影の仕方によって標準の画面数(つま
り、露光枚数)より多く用いられることもあり、その場
合にはフィルム上に未露光部分が非常に少なくなる。即
ち、前者の代表的な例はAPSフィルムがあり、後者の
代表的な例は135サイズのフィルムがある。
【0015】請求項2に記載の発明は、長尺状のフィル
ムを現像処理する感光材料処理装置であって、第1のフ
ィルム収容容器を装填する第1の装填部と、前記第1の
フィルム収容容器と異なる種類の第2のフィルム収容容
器を装填する第2の装填部と、前記第2の装填部に装填
された前記第2のフィルム収容容器内のフィルムを巻き
取る中間スプール軸を備えた第3の装填部と、前記第1
の装填部内の前記第1のフィルム収容容器内のフィルム
または前記第3の装填部の中間スプール軸に巻き取られ
たフィルムの長手方向一端を前記スプール軸または前記
中間スプール軸に係止した状態で前記フィルムを送り出
す送出手段と、前記送出手段により送り出された前記フ
ィルムを現像処理する処理槽と、を有することを特徴と
している。
【0016】請求項2に記載の感光材料処理装置では、
第1の装填部に第1のフィルム収容容器を装填する。第
2の装填部に第2のフィルム収容容器を装填する。第2
の装填部に装填された第2のフィルム収容容器内のフィ
ルムは、中間スプール軸により巻き取られる。中間スプ
ール軸に巻き取られたフィルムの長手方向一端を係止し
た状態で、送出手段によってフィルムが送り出される。
また、第1のフィルム収容容器内のスプール軸に巻き取
られたフィルムの長手方向一端を係止した状態で、送出
手段によってフィルムが送り出される。そして、送出手
段により送り出されたフィルムは、処理槽内で現像処理
される。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の感光材料処理装置において、前記送出手段により前記
第1の装填部または前記第3の装填部から送り出された
前記フィルムの先端を保持して前記フィルムを前記処理
槽内に引き込む引込手段を有することを特徴としてい
る。
【0018】請求項3に記載の感光材料処理装置では、
送出手段によってフィルムの先端が保持され、かつ第1
の装填部または第3の装填部からフィルムが送り出され
る。送出手段で送り出されたフィルムを、引込手段によ
って処理槽内に引き込まれ、現像処理される。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の感光材料処理装置において、前記第2の装填部
に装填された前記第2のフィルム収容容器内のフィルム
を前記第3の装填部内の前記中間スプール軸に巻き取っ
た後に、前記フィルムの後端を切断する切断手段を有す
ることを特徴としている。
【0020】請求項4に記載の感光材料処理装置では、
第2の装填部に装填された第2のフィルム収容容器内の
フィルムを第3の装填部内の中間スプール軸に巻き取っ
た後、切断手段がフィルムの後端を切断する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1乃至図1
6にしたがって説明する。 (カートリッジ及びフィルム)まず、本実施形態に用い
る第1のフィルム収容容器としてのカートリッジ14及
び第1のフィルムとしてのフィルムFIの概略を図1乃
至図4を参照しながら説明する。
【0022】図1(A)乃至図1(C)及び図2に示さ
れるように、カートリッジ14は、カバー18A、18
Bを重ね合わせて略円筒状に形成されたケーシング20
を備えている。このケーシング20は、接線方向に突出
した突出部22を備え、この突出部22の先端には、ケ
ーシング20の軸線方向に沿ったスリット状の挿通口2
8が形成されている。この挿通口28は、通常、ドア3
0によって閉止されており、これによってケーシング2
0内が遮光状態となっている。また、ケーシング20内
のスプール軸16は、ケーシング20の軸方向の両端を
閉塞する側壁24、26に回転可能に支持されている。
【0023】図1(B)、図1(C)及び図2に示すよ
うに、突出部22には、側壁24、26の間にドアシャ
フト32が掛け渡されて回転可能に支持されている。こ
のドアシャフト32はドア30と一体回転するようにな
っており、ドアシャフト32と共にドア30が回動して
挿通口28が開閉される。なお、ドアシャフト32の側
壁24、26から露出した先端には、ドアシャフト32
を回転する手段(後述するドアドライバ96)の係合用
のキー孔34が形成されている。
【0024】このケーシング20は、側壁24、26の
ドアシャフト32の支持位置、スプール軸16の支持位
置及び突出部22と反対側の端部を結ぶ線に沿ってカバ
ー18A、18Bに分割されている。
【0025】また、図1(C)に示されるように、ケー
シング20の一方の側壁26の突出部22と反対側の端
部には、カバー18A、18Bに形成された切欠によっ
てノッチ孔36が形成され、また、カバー18Bには、
このノッチ孔36を覆う表示板38が延設されている。
この表示板38は、ケーシング20の軸心側が細幅の接
合部38Aで結合され、外周部側が太幅の接合部38B
で結合されている。
【0026】この表示板38は、カートリッジ14内に
現像処理の終了したフィルムFIを収容しているときに
は、接合部38A側を切り離し、表示板38をノッチ孔
36内へ押し込み折り曲げるようになっている。これに
よって、カートリッジ14内のフィルムFIが現像の終
了したものであるか、現像処理前のものであるかをケー
シング20の外から判断できるようにしている。
【0027】また、側壁26には、スプール軸16の周
囲に表示孔40A、40B、40C、40Dが等間隔で
穿設されている(以下総称するときには「表示孔40」
と言う)。これらの表示孔40は、カートリッジ14に
収容しているフィルムFIがいずれの状態であるかを表
示するのに用いられる。例えば、丸孔の表示孔40A
は、未露光、半円状の表示孔40Bは一部露光済、X状
の表示孔40Cは露光済で未現像、矩形状の表示孔40
Dは現像済であることを示す。これによって、カートリ
ッジ14内に収容しているフィルムFIが何れの露光状
態又は処理状態にあるかを判断することができるように
なっている。
【0028】一方、図3(A)及び図3(B)には、ケ
ーシング20内に配置しているスプール軸16を示して
いる。このスプール軸16は、軸方向(図3(A)の紙
面左右方向)の中間部がフィルムFIを巻き取る巻取部
42であり、この巻取部42の両側には、フランジ部4
4が設けられている。
【0029】図3(A)に示すように、フランジ部44
には、弾性変形可能な薄肉の樹脂で形成された可撓性フ
ランジ72が取り付けられている。
【0030】また、スプール軸16には、ケーシング2
0の側壁26側の端部に小径のリング48が取り付けら
れている。図1(C)及び図3(B)にも示すように、
このリング48には、半径方向の外方に所定幅で突出す
る白色板50が一体的に設けられている。図1(C)に
示されるように、この白色板50は、スプール軸16を
中心にした回転位置によって何れかの表示孔40と重な
って、重なった表示孔40内に白色部分を露出する。こ
の白色板50の露出位置によって前記したカートリッジ
14内のフィルムFIの処理状態を明示している。
【0031】図2に示すように、リング48には歯車部
48Aが形成されており、ドア30が閉められるとカバ
ー18Bに取り付けられたスプールロック76が歯車部
48Aに噛み合い、所定以下のトルクでは回転しないよ
うになっている。一方、ドア30が開けられるとスプー
ルロック76が歯車部48Aから離れ、スプール軸16
はスムーズに回転できるようになっている。
【0032】図3(A)及び図3(B)に示されるよう
に、スプール軸16の巻取部42には、軸線方向に沿っ
た切り欠き部52が形成されており、巻取部42は、こ
の切り欠き部52によって太幅の巻取部本体42Bと細
幅の係合部42Aに分割されている。また、係合部42
Aには、軸線方向の中間部で分割されてそれぞれの先端
が巻取部本体42Bへ向けて切り欠き部52の開口幅を
狭める方向に突出した押さえ部54が形成されている。
【0033】一方、巻取部本体42Bには、押さえ部5
4の軸線方向に沿った外側に、切り欠き部52の開口幅
を狭める方向に突出した突起部56が対で形成されてい
る。この突起部56は、スプール軸の軸線方向に沿って
見たときに前記した押さえ部54と重なり合うようにな
っている。
【0034】図1(B)及び図2に示すように、ケーシ
ング20の外周面には、ラベル78が貼り付けられてい
る。図1(B)に示すように、ラベル78には、カート
リッジ14を識別するためのカートリッジID(識別番
号)、フィルム種、撮影枚数(コマ数)情報等の各種情
報の含まれたバーコード80がカバー18B側に2段印
刷されている。
【0035】図4に示すように、フィルムFIのトレー
ラー側の端部FTには、幅方向の中央部にフィルムFI
をスプール軸16へ係止するときに用いられるアタッチ
プレートの爪部(図示せず)を引っ掛けるための長孔5
8が穿設されている。
【0036】この長孔58の幅方向の両側には、係合孔
60が穿設されている。この係合孔60は、フィルムF
Iのトレーラー側の端部FTをスプール軸16の切り欠
き部52へ挿入したときに、図3(A),(B)に示す
ように、前記した突起部56がそれぞれ入り込むように
なっている。また、このときフィルムFIの係合孔60
の間は押さえ部54が当接して、突起部56の抜け止め
の役目をしてフィルムFIのトレーラー側の端部FTを
スプール軸16に係合させるようになっている。
【0037】なお、図3(B)に示されるように、突起
部56の先端56Aは、フィルムFIの引出し方向(矢
印R方向)と反対方向に突出した形状となってフィルム
FIの抜け防止が施されている。
【0038】フィルムFIは、トレーラー側の端部FT
が前記したようにスプール軸16に係合した状態でスプ
ール軸16に巻き取られてカートリッジ14内に収容さ
れている。
【0039】図1(A),(C)に示すように、カート
リッジ14には、側壁24、26から露出するスプール
軸16の端面にキー孔62が形成されており、このキー
孔62に係合した場合にスプール軸16に回転力を伝達
することができるようになっている。
【0040】このように、カートリッジ14の構成(外
形等)は、従来周知の135サイズのネガフィルムの第
2のフィルム収容容器としてのパトローネ94(図6参
照)の構成とは異なっている。そのため、後述するよう
に容器装填部106の構成は、それぞれ異なっている。
【0041】なお、図4に示されるように、フィルムF
Iには、画像コマ64の位置を明示するパーフォレーシ
ョン66が所定間隔で幅方向の一端部に形成されてお
り、このパーフォレーション66は、画像の露光やプリ
ント作業を行うときの画像コマ64の位置決めに用いら
れるようになっている。
【0042】また、最終の画像コマ64より端部FT側
には、前記パーフォレーション66と反対側にアラウン
ドパーフォレーション68が穿設されており、この位置
よりもトレーラー側には画像が記録されていないこと、
または画像を記録しないことを明示している。
【0043】また、フィルムFIには、トレーラー側の
端部FTから一定の間隔Tだけ離れた位置にデタッチパ
ーフォレーション70が穿設されており、このデタッチ
パーフォレーション70を検出すればフィルムFIのト
レーラー側の端部FTの位置を正確に判断できるように
している。なお、フィルムFIのトレーラー側の端部F
Tの幅方向の両端は、スプール軸16の切り欠き部52
への挿入を容易にするために傾斜している。
【0044】さらに、このフィルムFIには、透明な磁
気記録層が設けられており、フィルムFIの幅方向の両
端部で、画像コマ64に掛からない領域を磁気トラック
として用いるようになっている。
【0045】ここで、パーフォレーション66の形成さ
れている側には現像所用の磁気トラック80が設けられ
ている。また、パーフォレーション66の形成されてい
る側とは反対側には、カメラ用の磁気トラック82が設
けられている。
【0046】また、端部FT側の画像コマ64のパーフ
ォレーション66よりも端部FT側、及び端部FR側の
画像コマ64のパーフォレーション66よりも端部FR
側には、それぞれフィルムFIを識別するためのフィル
ムIDを記録する磁気トラック88が設けられている。
さらに、これら磁気トラック88の反対側には、バーコ
ード90が設けられている。このバーコード90は、フ
ィルムFIを識別するためのフィルムIDを含むもので
あり、フィルムFIの製造段階で予め潜像として形成さ
れており、現像処理することで顕像化されるものであ
る。なお、フィルムFIのバーコード90は、前述した
カートリッジ14のバーコード80と対応している。
【0047】さらに、フィルムFIには、磁気トラック
82と同じ位置に、バーコード92が記録されている。
このバーコード92は、画像コマ64のコマナンバー、
製造メーカー、フィルム種等を表すものであり、フィル
ムFIの製造段階で予め潜像として形成されており、現
像処理することで顕像化されるものである。 (プロセッサ)図5に示すように、前述したフィルムF
Iの現像処理を行う感光材料処理装置としてのプロセッ
サ100は、内部を遮光するための箱状のケーシング1
02を備えている。
【0048】ケーシング102の上面には、左手前側に
現像・プリントの料金を投入する料金投入部104が設
けられている。この料金投入部104には、紙幣を挿入
するスリット状の紙幣挿入口104Aと硬貨を挿入する
スリット状の硬貨挿入口104Bとが設けられている。
【0049】また、料金投入部104の右側には容器装
填部106が設けられており、この容器装填部106を
覆い隠すL字状のカバー105が回転可能に配置されて
いる。
【0050】容器装填部106には、APS用のカート
リッジ14を装填するための第1の装填口106Aと1
35サイズのネガフィルムのパトローネ94を装填する
第2の装填口106Bとが設けられている。第1の装填
口106Aは、後述する第1の装填部としての収納マガ
ジン136及び第2の装填部としての中間マガジン13
4を備えるドラム132の上方に位置している。装填口
106Bにはパトローネ94を装填する凹部107が設
けられており、この凹部107は図6に示すパトローネ
94のフィルム96の出入口94Aの下端から下部94
Bが挿入されるような形状に形成されている。この下部
94Bが凹部107に装填することにより、パトローネ
94が位置決めされる。
【0051】また、凹部107には装填されたパトロー
ネ94の出入口94Aに対応する部位に開口106Cが
形成されており、この開口106Cはフィルム26の幅
及び厚みよりも長くなっている。さらに、装填口106
Bにはパトローネ94に回転可能に支持されたスプール
軸98と係合する図示しない係合軸(なお、係合軸には
図示しないモータが連結されている)が配置されてお
り、この係合軸は凹部107にパトローネ94が装填さ
れた後にスプール軸98の軸方向に沿ってスライドしス
プール軸98と係合する。この係合後に、係合軸が回転
し、スプール軸98を回転させる。
【0052】容器装填部106に対応するケーシング1
02内には切断手段としての一対のカッタ110A,1
10Bが配置されている。上部のカッタ110Aは昇降
可能となっており、下部のカッタ110Bは図6に示す
位置に固定されている。中間スプール軸204に対する
フィルム96の巻取終了状態(図20の上側の状態)を
後述する主制御装置202が検出した後に下降し、フィ
ルム96を後端で切断する。
【0053】さらに、容器装填部106に対応するケー
シング102内には、カッタ110A,110Bの後側
にフィルム96を中間マガジン134側へ送り出す一対
のローラ112A,112Bが配置されている。上部の
ローラ112Aは昇降可能となっており、下部のローラ
112Bは図6に示す位置に位置決めされている。ロー
ラ112Bは、パトローネ94内のフィルム96の先端
(ベロ)96Aを後述する一対の引出し部材108で引
出した後に、下降し、回転することによりフィルム96
を送り出す。
【0054】なお、ローラ112A,112Bの後側に
は開口106Cに対応する開口106Dが形成されてお
り、フィルム96が中間マガジン134まで搬送され
る。
【0055】図5に示すように、ケーシング102の上
面には、その容器装填部106の後側にメッセージを表
示する表示装置114が設けられている。また、容器装
填部106の右側には、APS又は135サイズのどち
らのフィルムを現像処理するかをセレクトするセレクト
釦,後述する中間スプール軸204にフィルム96の巻
き取りを開始させる巻き取り開始釦,又はドラム132
を回転させる始動釦等を備えた操作装置115が設けら
れている。
【0056】一方、ケーシング102の前面には、料金
投入部104の下側に釣銭及び領収書が出される受皿1
16が設けられ、受皿116の下側には後述するIDカ
ード118を出し入れするスリット状のIDカード出入
口120が設けられている。
【0057】ケーシング102の左側面の下側には、現
像処理を終了したフィルムFIが収納されたカートリッ
ジ14及び現像処理を終了したフィルム96を内部から
取り出すための自動ドア124が設けられている。
【0058】図7に示すように、ケーシング102(図
7では図示せず)の内部には、マガジン搬送装置12
6,現像処理部128,及び乾燥部130が設けられて
いる。 (マガジン搬送装置)以下、マガジン搬送装置126の
構成について説明する。
【0059】図7に示すように、マガジン搬送装置12
6は、プロセッサ100の奥方向(矢印B方向)に延び
る一対のガイドレール140A,140B及びこれらの
ガイドレール140A,140Bの奥側に取付けられた
ストッパ142を備えている。ガイドレール140A,
140Bは水平に直線状に延びており、ガイドレール1
40Aと140Bとは矢印R方向又は矢印L方向におい
て所定間隔をもって配置されている。ガイドレール14
0A,140Bには、1個のマガジン134(136)
が走行するようになっている。
【0060】図7に示すように、ドラム132は、マガ
ジン134,136を装填口106Aからガイドレール
140A,140Bまで搬送するためのものである。即
ち、ドラム132は、ガイドレール140A,140B
の前側に配置されており、一対の支柱131の間に配置
されている。また、ドラム132は、その軸心に沿って
配置されたモータ軸133Aに連結されており、モータ
133が回転することによりドラム132が回転する。
【0061】ドラム132には、その外周面に略コ字状
の切欠部132Aが90°の角間隔をもって形成されて
いる。一対の中間マガジン134は切欠部132A内で
ドラム132の軸心を中心に対向して配置されていると
共に、APS用のカートリッジ14は切欠部132A内
でドラム132の軸心を中心に対向して配置されてい
る。
【0062】ドラム132には、待機している収納マガ
ジン136に対応して、図示しないバーコードスキャナ
ーが設けられており、カートリッジ14のバーコード8
0が読み取るようになっている。なお、このバーコード
スキャナーで読み取られたバーコード80の情報は、主
制御装置202に送信される。 (マガジンに関する構成)まず、図8及び図9に基づ
き、収納マガジン136に関する構成について説明す
る。収納マガジン136は箱状とされ、本体144に
は、蝶番146を介してカバー148が開閉可能に取り
付けられている。
【0063】本体144には、上部中央付近に、カート
リッジ14を装填する凹部150が設けられている。こ
の凹部150は、カートリッジ14の突出部22の下端
から下半分が、挿入されるような形状に形成されてい
る。
【0064】一方、カバー148の内側には本体144
の凹部150と対応して凹部151が形成されている。
この凹部151は、カートリッジ14の突出部22の下
端から上半分が挿入されるような形状に形成されてい
る。このため、カートリッジ14が正しい向きに挿入さ
れた時にのみカバー148を閉めることができ、カート
リッジ14を逆向きに挿入した場合にはカバー148が
閉まらな構造になっている。
【0065】また、カバー148には、矢印F方向側
に、収容したカートリッジ14からフィルムFIを出入
り可能とするための切り欠き156が設けられている。
【0066】図9に示すように、本体144には、カバ
ー148の矢印L方向側にカートリッジ14のドア30
を開閉するドアドライバ158及びスプール軸16を回
転させるスプールドライバ160を備えたチャッキング
装置162が設けられている。
【0067】ドアドライバ158及びスプールドライバ
160は、各々モータ164及びモータ166によって
回転されるようになっており、軸側面にキー孔と係合す
るキー(突起)が形成されている。モータ164及びモ
ータ166は、本体144に取り付けられた一対のガイ
ドレール167に沿って移動可能に支持されたスライド
ブロック168に取り付けられている。なお、スライド
ブロック168は、スプール軸16の軸方向に沿ってス
ライドする。
【0068】スライドブロック168には、本体144
に取り付けられたソレノイド170の可動鉄心170A
が連結されており、通常は、図9に示すようにドアドラ
イバ158及スプールドライバ160がカートリッジ1
4から所定寸法離れた位置に退避している。
【0069】なお、ソレノイド170が通電されると、
可動鉄心170Aがカートリッジ14側に所定寸法移動
し、本体144の開口172からドアドライバ158及
スプールドライバ160の先端が突出し、ドアドライバ
158がドアシャフト32のキー孔34に、スプールド
ライバ160がスプール軸16のキー孔62に係合す
る。
【0070】本体144の底部内側には、カートリッジ
14を凹部150から押し出すための、押出装置174
が設けられている。
【0071】図8及び図9に示すように、この押出装置
174は、底部に立設された柱176に揺動自在に支持
されたレバー178を有している。レバー178の一端
にはソレノイド180の可動鉄心180Aが連結されて
おり、可動鉄心180が下方に移動すると、レバー17
8の他端が凹部150の底に形成された孔182から突
出してカートリッジ14を押すようになっている。
【0072】また、図9に示すように、本体144は、
回転自在とされた複数のガイドローラ184を有してお
り、これらのガイドローラ184は本体144内に配置
されたガイドレール185の側面に形成された溝186
に係合してガイドレール185を挟持している。なお、
複数のガイドローラ184の内の1つはモータ188に
よって回転されるようになっており、モータ188を回
転させることで収納マガジン136をガイドレール14
0に沿って走行させることができる。なお、本体144
の底部外側には、図示しないフォトインタラプタが取り
付けられている。
【0073】図9の想像線に示すように、マガジン搬送
装置126には、収納マガジン136に制御信号及び駆
動用電源を送るための電源ライン192がガイドレール
140に沿って配置されている。電源ライン192は、
絶縁体からなる板状部材194に4個の接触子196が
所定間隔で配置されており、2本が信号用、他の2本が
電源用となっている。
【0074】なお、収納マガジン136の本体144に
は、接触子196と対向する側板144Rに接触子19
6と常に接触する導線198が埋め込まれて設けられて
いる。
【0075】この接触子198は、本体144の内部に
設けられた副制御装置200(図8参照)に接続されて
いる。この副制御装置200は、プロセッサ100のケ
ーシング102の内部に設けられた主制御装置202
(図7参照)からの制御信号を導線196及び接触子1
98を介して受信するようになっている。また、副制御
装置200のメモリには、収納マガジン136の識別番
号が記憶されている。
【0076】ドラム132内にも、電源ライン192と
同様な電源ライン(図示省略)が配置されており、ドラ
ム132が回転しこの図示しない電源ラインと電源ライ
ン192とが対向し接続すると、モータ188が駆動し
マガジン136が走行する。また、収納マガジン136
のソレノイド170、ソレノイド180、モータ16
4、モータ166、モータ188は副制御装置200に
よって制御される。さらに、前述したフォトインタラプ
タは副制御装置200に接続されており、収納マガジン
136の停止用に用いられる。
【0077】次に、図6及び図10に基づき、中間マガ
ジン134の構成について説明する。なお、収納マガジ
ン136と同様な構成については、同一符号を付して説
明は省略する。図6に示すように、中間マガジン134
の略中央に中間スプール軸204が回転可能に配置され
ており、この中間スプール軸204の幅方向両端にはフ
ィルム96に形成された図示しないパーフォレーション
と係合する断面V字状の突部204Aが形成されてい
る。
【0078】図10に示すように、中間スプール軸20
4にはモータ205が連結されており、モータ205が
正逆方向へ回転することより中間スプール軸204が正
逆方向へ回転する。例えば、図19に示すように、突部
204Aがフィルム96のパーフォレーションと噛み合
った後に、中間スプール軸204が回転する。
【0079】中間マガジン134には、開口134Aが
開口106Dに対向する部位に形成されている。この開
口134Aは開口106Dに対応する構成となってお
り、フィルム96が出入りする。また、開口134Aに
対応する部位には一対のガイドローラ206A,206
Bが配置されている。図10に示すように、ガイドロー
ラ206Bにはモータ207が連結されており、モータ
207が正逆方向に回転することによりガイドローラ2
06Bが正逆方向に回転する。
【0080】また、中間マガジン134の外周面134
B側のガイドローラ206Aが昇降可能となっており、
このガイドローラ206Aはフィルム96の巻き込み時
または引出し時に図6に示す退避状態となっている。
【0081】図6に示すように、中間マガジン134内
には、フィルム96のベロ96Aを引き出す引出し装置
(例えば特開昭55−2229公報参照)の一部を構成
するの一対の引出し部材108が移送可能に配置されて
いる。引出し部材108A,108Bは、弾性材料で成
形されており、開口134A,106D及び106Cを
経てパトローネ94の出入口94Aからパトローネ94
内に挿入し、パトローネ94内のフィルム94を挟持す
る。この後、引出し部材108A,108Bをパトロー
ネ94内から引出すことにより、フィルム94をパトロ
ーネ94内から引き出す。
【0082】引出し部材108A,108Bの基端は図
示しないロータに固定されており、ロータはモータ(図
示省略)により正逆方向へ回転し、引出し部材108
A,108Bを引出し又は引込める。
【0083】中間マガジン134内には中間スプール軸
204を取り巻くように螺旋状に形成された弾性体のガ
イド部材209が配置されている。このガイド部材20
9は、図10に示すように、その先端部分209Aが中
間スプール軸204の両側に対向するように二股状とな
っている。
【0084】また、ガイド部材209の基部209B
は、開口134Aに対向するように直線状(水平状)に
形成されており、引出し部材108Aを開口134Aへ
ガイドするものである。また、ガイドローラ206Bの
後側(矢印B方向)には、ガイドローラ208が回転可
能に配置されている。
【0085】さらに、中間マガジン134内にはフィル
ム96を確実に中間スプール軸204のパーフォレーシ
ョンに噛み合わせるフィルム押さえ部材210が配置さ
れており、このフィルム押さえ部材210はソレノイド
212と接続されている。このソレノイド212は副制
御装置214(図6参照)に接続されており、副制御装
置214の制御信号によりフィルム押さえ部材210が
正逆方向に回転する。
【0086】なお、その他の中間マガジン134の搬送
機構(ガイドローラ184,ガイドレール185,及び
モータ188等)の構成は、収納マガジン136と同様
であるので、説明を省略する。 (現像処理部)図7に示すように、現像処理部128
は、合成樹脂等で形成された刀の鞘状を呈した処理槽3
00を有している。この処理槽300は、鉛直方向(矢
印U方向及び矢印D方向)に対して若干傾斜して配置さ
れており、上端が開口しているフィルム挿入口304が
形成されている。
【0087】図11及び図16に示すように、処理槽3
00の矢印B方向側には、フィルム96又はFIをガイ
ドする一対の引込手段としての可動フィルムガイド30
2が配置されている。可動フィルムガイド302は、フ
ィルムFIの下面をガイドする一対のローラ304を備
えた下ガイド306と、フィルムFIの上面をガイドす
る一対のローラ308を備えた上ガイド310を備え、
下ガイド306及び上ガイド310は、各々鉛直方向に
沿って配置されたシリンダー312のシリンダロッド3
14に取り付けられている。
【0088】図16に示すように、ローラ304とロー
ラ308は、カートリッジ14から水平方向に送りださ
れたフィルムFIを挟持して処理槽300の開口部へ向
けてガイドするようになっている。なお、収納マガジン
136が移動する際には、シリンダー312を作動させ
て下ガイド306及び上ガイド310を退避させる。
【0089】処理槽300の内部の長手方向直角断面形
状は図12に示すようになっており、互いに対向する内
壁面は、幅方向両側(フィルムFIの幅方向両端部と対
向する部分)の間隔が狭く、幅方向中央部(フィルムF
Iの画像コマ64と対向する部分)の間隔が広くなるよ
うに湾曲している。
【0090】このため、フィルムFIを開口から挿入す
ると、フィルムFIの幅方向両端部分が処理槽300の
内部の幅方向両側部分でガイドされ、フィルムFIの幅
方向中央部分、即ち画像コマ64と処理槽300の内壁
面との接触が防止される。なお、処理槽300の構成
は、直線の鞘状に限定されるものではなく、例えばU字
状等としてもよい。 (密閉装置)図13に示すように、フィルム挿入口30
4と対向する位置には密閉装置320が設けられてい
る。密閉装置320は、フィルム挿入口318と密着す
るブロック322を備えている。なお、ブロック322
には、フィルム挿入口318と密着する部分にゴム等の
弾性体からなる厚肉のパッキン324が貼り付けられて
いる。
【0091】このブロック322は、ソレノイド326
の可動鉄心326Aに連結されており、ソレノイド32
6に通電がなされると、可動鉄心326Aがブロック3
22をフィルム挿入口318に押圧して槽内が密閉され
る。即ち、ブロック322は、図13の想像線の位置か
ら図13の実線の位置まで移動する。 (処理液の循環経路)図11に示すように、処理槽30
0の上部付近には、幅方向の一方に槽内と連通している
パイプ状の接続部330が設けられており、幅方向の他
方にも同じく槽内と連通しているパイプ状の接続部33
2が設けられている。また、処理槽300の下端にも、
槽内と連通しているパイプ状の接続部334が設けられ
ている。 接続部330は、処理槽300に沿って下方
へ延びる配管336、電磁弁338(3ポート2位置切
替弁)、配管340、ポンプ342、配管344、電磁
弁(3ポート2位置切替弁)346、配管348、イン
ラインセラミックヒータ350、配管352、電磁弁
(3ポート2位置切替弁)354及び配管356を介し
て接続部334に繋がっている。
【0092】また、電磁弁338には配管358の一端
が接続されており、配管358の他端はレジューサー3
60に接続されている。
【0093】図14に示すように、レジューサー360
は、所定容量(本実施形態では、フィルムFI1本分を
現像処理するだけの発色現像液を一時的に貯留できる容
量)のカップ状のタンクであり、ここに貯留した発色現
像液を所定温度に加温するためのヒータ362及び温度
センサ364を備えている。なお、ヒータ362及び温
度センサ364は、主制御装置202(図14では図示
せず)に連結されている。
【0094】図11に示すように、レジューサー360
の上方には、モータ366で回転される円板状のターン
テーブル368が配置されている。ターンテーブル36
8には、倒立したボトル370が周方向に沿って複数個
装填されている。
【0095】図14に示すように、ボトル370には、
フィルムFI1本分を現像処理するに必要な量の発色現
像液が入っている。ボトル370の出入口372は薄肉
のフィルム374で閉塞されており、このフィルム37
4を破ることによって発色現像液を取り出すことができ
るようになっている。
【0096】レジューサー360とターンテーブル36
8との間には、穿孔装置376が配置されている。穿孔
装置376は、漏斗378を備えており、漏斗378の
中央部には、ボトル370のフィルム374を穿孔する
ための突起380が取り付けられている。
【0097】漏斗378は、図示しないフレームに固定
されたガイド部材379によって上下方向にスライド可
能に支持されている。漏斗378の側面にはラック38
2が形成されており、ラック382にはモータ384で
回転されるギヤ386が噛み合っている。ここで、ギヤ
386が回転され、漏斗378を所定寸法上方に移動す
ると、突起380がフィルム374を穿孔し、ボトル3
70に貯留された発色現像液が漏斗378を介してレジ
ューサー360に排出される。なお、モータ366及び
モータ384は主制御装置202(図14では図示せ
ず。)によって制御される。
【0098】図11に示すように、電磁弁346には配
管388の一端が接続されており、配管388の他端
は、使用済みの発色現像液を貯留する排液タンク390
内へ挿入されている。
【0099】一方、接続部332は、処理槽300に沿
って下方へ延びる配管392の一端が接続されており、
配管392の他端は電磁弁(3ポート2位置切替弁)3
94に接続されている。
【0100】この電磁弁394には、配管396の一端
及び配管398の一端が接続されており、配管396の
他端は漂白定着液の貯留された漂白定着液タンク400
の中に挿入されており、配管398の他端はリンス液の
貯留されたリンス液タンク402の中に挿入されてい
る。
【0101】また、電磁弁354には、配管404の一
端が接続されており、配管404の他端は電磁弁(3ポ
ート2位置切替弁)406に接続されている。
【0102】電磁弁406には、配管408の一端及び
配管410の一端が接続されており、配管408の他端
はポンプ412の一方の接続口に、配管410の他端は
ポンプ414の一方の接続口に接続されている。
【0103】なお、ポンプ412の他方の接続口には、
漂白定着液タンク400の漂白定着液を吸引するための
配管416が接続されており、ポンプ414の他方の接
続口には、リンス液タンク402のリンス液を吸引する
ための配管418が接続されている。 (乾燥部)図7に示すように、処理槽300の矢印B方
向には現像処理されたフィルムFIを乾燥させる乾燥部
130が設けられており、乾燥部130は乾燥ファン4
22で構成されている。この乾燥ファン422はドラム
132の矢印B方向側に配置されており、フィルムFI
に向けて乾燥風(温風)を吹き付け、フィルムFIを乾
燥させる。 (画像読み取り部)乾燥部130の矢印B方向側には画
像読み取り部132が配置されている。画像読み取り部
132は、フィルムFIを平面状に保持する断面コ字状
の読み取りユニット450を備えている。この読み取り
ユニット450は、水平に配置されたシリンダ452の
シリンダロッド452Aに取り付けられており、フィル
ムFIの幅方向に沿って移動するようになっている。な
お、図17に示すように、読み取りユニット450の側
面にはフィルムFIの進入するスリット454が設けら
れている。
【0104】読み取りユニット450の上部450Aに
は図示しない光源が配置されており、読み取りユニット
450の下部450Bには図示しないCCDが配置され
ている。CCDがフィルムFIの透過光を受光してフィ
ルムFIの画像コマ(APSでは画像コマ64)を読み
取り画像データとして主制御装置202へ出力される。
主制御装置202へ供給された画像データは図示しない
プリンタ装置に出力され、プリンタ装置によりプリント
処理される。
【0105】即ち、本実施形態によれば、読み取りユニ
ット450で読み取った画像データに基づき別体のプリ
ンタ装置でプリント処理を行うように構成したので、巻
き戻したフィルムFI又は現像処理したフィルム96に
おいて、その後の露光処理及び焼付け処理等が不要とな
る。
【0106】読み取りユニット450の矢印B方向下方
には、図示しないモータで駆動される容器搬送装置13
8が配置されている。この容器搬送装置138の無端ベ
ルト496には、バスケット498が複数個取り付けら
れている。なお、容器搬送装置138の矢印L方向で矢
印B方向側の端部は、前述した自動ドア124(図5参
照)の内側に位置している。
【0107】また、収納マガジン136から落下するカ
ートリッジ14またはフィルム96はダクト500を介
して所定のバスケット498に投入される。そして、バ
スケット498の外周面(無端ベルト496と反対側の
面)498Aに形成された開口498Bからカートリッ
ジ14またはフィルム96を取り出す。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。
【0108】先ず、APSのフィルムFIを現像処理す
る場合について説明する。操作装置115のセレクト釦
を操作し、収納マガジン136を装填口106Aに対応
させる。即ち、図15に示す状態にさせる。
【0109】顧客は、カバー105を開放状態(図5に
示す状態)とし、未現像のフィルムFIの収納されたカ
ートリッジ14を空の収納マガジン136の凹部150
に装填してカバー148及び105を閉める。
【0110】カートリッジ14が装填されると、カート
リッジ14のバーコード80が図示しないバーコードス
キャナーで読み取られ、主制御装置202はフィルムF
Iが何枚取りであるかを判断し、現像料金及びプリント
料金を演算し、合計金額を表示装置114に表示する。
【0111】なお、カートリッジ14の装填された収納
マガジン136の側方にある表示装置112には、プリ
ントが出来上がるまでの時間(待ち時間)又は仕上がり
時刻が表示される。
【0112】顧客が表示装置114に表示された金額を
料金投入部104より投入すると、IDカード出入口1
20からIDカード118が発行される(なお、釣銭は
受皿116に出る)。
【0113】IDカード118には、受付番号、受付時
間、仕上がり時刻、カートリッジ14の装填された収納
マガジン136の識別番号、カートリッジ14のID番
号、撮影枚数等が記録(印刷及び磁気記録等)されてい
る。
【0114】操作装置115の始動釦を操作すると、ド
ラム132が180度(上端から下端)回転し、カート
リッジ14の装填された収納マガジン136が現像処理
部128の所定位置(図15及び図16に示す位置)で
停止する。
【0115】ドラム132の回転が停止すると、チャッ
キング装置162が作動し、ドアドライバ158がドア
シャフト32のキー孔34に、スプールドライバ160
がスプール軸16のキー孔62に係合する。
【0116】シリンダー312が駆動され、下ガイド3
06及び上ガイド310が互いに接近してローラ304
とローラ308とでフィルムFIを処理槽300へガイ
ド可能な状態とする。
【0117】次に、収納マガジン136では、モータ1
64が回転されてドア30が開かれた後、スプールドラ
イバ160が回転されてフィルムFIの先端がカートリ
ッジ14の挿通口28から送り出される。
【0118】カートリッジ14から送りだされたフィル
ムFIは、下ガイド306及び上ガイド310のローラ
304とローラ308との間を通って処理槽300の開
口部から処理槽内へと挿入される。なお、フィルムFI
が処理槽300に挿入される際には、密閉装置320の
ブロック322はフィルム挿入口318から所定寸法離
間しており、フィルムFIを処理槽300に挿入し終わ
ると、ブロック322はフィルム挿入口318を押圧し
て槽内が密閉される。
【0119】次にフィルムFIの現像処理について説明
する。レジューサー360には、予めボトル1本分の発
色現像液が投入されており、ヒータ362によって所定
温度(本実施形態では45°C)に加温されている。
【0120】槽内が密閉されると、ポンプ342が駆動
され、レジューサー360に貯留されていた発色現像液
が、配管358、電磁弁338、配管340、ポンプ3
42、配管344、電磁弁346、配管348、インラ
インセラミックヒータ350、配管352、電磁弁35
4及び配管356を介して処理槽300へ供給される。
【0121】レジューサー360の発色現像液が全て排
出されると、電磁弁338が切り換えられ、槽内の発色
現像液は、配管336、電磁弁338、配管340、ポ
ンプ342、配管344、電磁弁346、配管348、
インラインセラミックヒータ350、配管352、電磁
弁354及び配管356を介して循環される。これによ
り、フィルムFIの発色現像処理が行われる。なお、循
環中に発色現像液の温度が低下しないように、インライ
ンセラミックヒータ350で発色現像液の温度が一定に
保たれる。また、発色現像液が槽内を循環状態となる
と、ターンテーブル368が所定角度回転して新しいボ
トル370が穿孔装置376の上方に配置され、穿孔装
置376が作動して上方に配置されたボトル370の発
色現像液がレジューサー360に投入される。この発色
現像液は、次のフィルムFIの処理に使用される。
【0122】所定時間経過してフィルムFIの現像処理
が終了すると、ポンプ342が停止し、電磁弁346が
切替えられて、槽内及び配管内の発色現像液が配管38
8を介して排液タンク390に排出される。
【0123】所定時間が経過して発色現像液が全て排出
されると、電磁弁354が切替えられると共にポンプ4
12が駆動され、漂白定着液タンク400の漂白定着液
が、配管416、ポンプ412、配管408、電磁弁4
06、配管404、電磁弁354、配管356を介して
処理槽300へ供給され、さらに、槽内の漂白定着液
は、配管392、電磁弁394及び配管396を介して
漂白定着液タンク400へ戻されて循環する。これによ
り、フィルムFIの漂白定着処理が行われる。
【0124】所定時間経過してフィルムFIの漂白定着
処理が終了すると、ポンプ412が逆転し、槽内及び配
管内の漂白定着液が漂白定着液タンク400へ戻され
る。なお、配管392、電磁弁394及び配管396内
の液は自然落下する。
【0125】所定時間が経過して漂白定着液が漂白定着
液タンク400へ戻されると、ポンプ412が停止し、
電磁弁406,394が切替えられると共にポンプ41
4が駆動され、リンス液タンク402のリンス液が、配
管418、ポンプ414、配管410、電磁弁406、
配管404、電磁弁354、配管356を介して処理槽
300へ供給され、さらに、槽内のリンス液は、配管3
92、電磁弁394及び配管398を介してリンス液タ
ンク402へ戻されて循環する。これにより、フィルム
FIのリンス処理が行われる。
【0126】所定時間が経過してフィルムFIのリンス
処理が終了すると、ポンプ414が逆転し、槽内及び配
管内のリンス液がリンス液タンク402へ戻される。な
お、配管392、電磁弁394及び配管398内の液は
自然落下する。
【0127】所定時間が経過し、槽内のリンス液が全て
排出されると、ポンプ414が停止し、密閉装置320
のブロック322がフィルム挿入口318から離間し、
カートリッジ14を保持した収納マガジン136がドラ
ム132の切欠部132Aから外れ、一定の速度で矢印
B方向に移動(自走)してレール140A,140Bの
矢印B方向側のストッパ142で停止する(図17参
照)。
【0128】収納マガジン136が移動すると、処理さ
れたフィルムFIが槽内から順次引き出され、乾燥部1
30を通過する際にフィルムFIの表面を乾燥ファン4
22が温風を吹き付けて乾燥させる。
【0129】収納マガジン136が停止するとフィルム
FIが巻き取られ、カートリッジ14側の最初の画像コ
マ64が読み取りユニット450の開口に位置すると、
フィルムFIの搬送が一旦停止し、読み取りユニット4
50で読み取った画像データに基づきプリンタ装置がプ
リント処理する。なお、フィルムFIのパーフォレーシ
ョン66をセンサで検出することによって画像コマ64
を読み取りユニットの開口に停止させることができる。
【0130】以後、同様にして全ての画像データの読み
取り処理が全て終了すると、スプールドライバ160が
回転されてフィルムFIがカートリッジ14のスプール
軸16に全て巻き取られ、ドア30が閉じられる。ドア
30が閉じられると、ソレノイド170への通電が停止
し、ドアドライバ158及スプールドライバ160の先
端がカートリッジ14から離れる。
【0131】その後、収納マガジン136は反転状態と
なっているので、押出装置174を作動させ、カバー1
48を開いてカートリッジ14をダクト500の開口内
に落下させる。カートリッジ14はダクト500内を通
ってバスケット498内に落下する。その後、収納マガ
ジン136は、ドラム132の切欠部132Aまで自走
し、切欠部132Aと嵌合する。
【0132】そして、顧客が該当するIDカード118
をIDカード出入口120へ挿入すると、IDカード1
18の照合が行われ、カートリッジ14の収容されたバ
スケット498が自動ドア124の内側に移動され、自
動ドア124が開かれ、顧客はバスケット498からカ
ートリッジ14を取り出すことができる。
【0133】一方、135サイズのフィルム96を現像
処理する場合について説明する。操作装置115のセレ
クト釦を操作し、中間マガジン134を装填口106A
に対応させる。即ち、図18に示す状態にさせる。
【0134】顧客は、カバー105を開放状態とし、未
現像のフィルム96の収納されたパトローネ19を装填
口106Bの凹部107に装填してカバー105を閉め
る。操作装置115の開始釦を操作すると、図6に示す
ように、引出し部材108がパトローネ19内に挿入さ
れ、フィルム96のベロ96Aが引き出される。
【0135】そして、ベロ96Aがガイドローラ208
上部に位置すると、下側の引出し部材108のみが図示
しないロータに巻かれベロ96Aが落下しガイドローラ
208と当接する。その後、ガイドローラ206Aが下
降し、フィルム96がガイドローラ206A,206B
に挟持されると共に、ガイドローラ206A,206B
が回転することによりフィルム96が中間スプール軸2
04に巻かれる。
【0136】即ち、フィルム96は、ガイド部材209
にガイドされながら、フィルム押さえ部材210の先端
に対応する位置まで到達する。すると、図19に示すよ
うに、フィルム押さえ部材210がソレノイド212に
より反時計方向に回転しフィルム96を押さえ、フィル
ム96に形成された図示しないパーフォレーションが突
部204Aと係合する。
【0137】この後、フィルム押さえ部材210は、時
計方向に回転し、フィルム96から離間する。そして、
中間スプール軸204が回転し、所定時間経過しパトロ
ーネ19内のフィルム96が全て中間スプール軸204
に巻き取られると、図20に示すように、カッタ110
Aが下降し、フィルム96を最後端で切断する。なお、
フィルム96が中間スプール軸204に巻き取られる際
には、ガイド部材209の先端部分209Aが弾性変形
する。
【0138】カッタ110Aが下降してフィルム96が
切断された後、フィルム96は中間スプール軸204に
フィルム96の切断端が中間マガジン134の開口13
4Aを過ぎるまで巻き取られる。しかる後にドラム13
2が180度(上端から下端)回転し、中間マガジン1
34が現像処理部128の所定位置(図18及び図20
に示す位置)で停止する。
【0139】ドラム132の回転が停止すると、モータ
205(図10参照)が回転し、フィルム96がガイド
部材209の基部209Bにガイドされながら開口13
4Aからが外方に送り出される。そして、フィルム96
の最後端に位置すると、フィルム押さえ部材210が時
計方向に回転しフィルム96の最後端を押さえ(係止し
た状態)、現像処理が行われる。即ち、フィルム96は
中間スプール軸204から離間せず、所定の長さ(最終
の画像コマ64が形成されている範囲の長さ)のフィル
ム96が処理槽300内に挿入される。なお、フィルム
押さえ部材210及び引出し部材108の動作タイミン
グは、図示しないセンサ等で検出され、副制御装置20
0により制御される。
【0140】その他の現像処理及び乾燥処理等は、AP
SのフィルムFIと同様である。そして、フィルム96
をダクト500内に落下されるために、フィルム押さえ
部材210をフィルム96から離間させると共に、中間
スプール軸204を回転させる。すると、フィルム96
は、ダクト500を介し、バスケット498内に落下す
る。その他の作用は、APSのフィルムFIと同様であ
るので、説明は省略する。
【0141】従って、本実施形態によれば、ドラム13
2に中間マガジン134及び収納マガジン136を設け
たので、APSのフィルムFI及び135サイズのフィ
ルム96の両者のフィルムを同一の処理槽300で現像
処理でき、別々の感光材料処理装置を設ける必要がなく
なり、安価となる共に小さなスペースでも、設置するこ
とができる。
【0142】なお、この実施形態では、プロセッサ10
0内にプリンタを設けるようにしてもよく、この場合フ
ィルム画像をCCD等で読み取ってインクジェット式、
感熱式等によるカラープリンタでプリントを得る方法と
しても良く、またプリントを通常の印画紙を処理液で現
像処理して得る方法としても良く、プリントを得る方式
は上記に限定されない。
【0143】なお、図19に示すように、135サイズ
のネガフィルムのパトローネ94の中からフィルム96
のベロ96Aを別体の引出し装置により引き出した後
に、パトローネ94をプロセッサ100の容器装填部1
06に装填してもよい。この場合には、例えばフィルム
96のベロ96Aをローラ112Bの上に配置し、カバ
ー105を閉めることによりカバー105側に軸支され
たローラ112Aとの間にベロ96Aが挟持される。そ
して、操作装置115に配置された開始釦を操作するこ
とによりフィルム96を中間スプール軸204に巻き取
りように構成してもよい。即ち、この場合には、第1実
施形態のような引出し部材108A,108Bを備えた
引出し機構をマガジン134及び136内に設ける必要
がなくなる。
【0144】また、請求項1のフィルムの概念の中には
フィルム自体のみならず、フィルム収容容器も含まれ、
例えば中間マガジン134に巻き取るフィルム96は収
納マガジン136に装填したカートリッジ14のフィル
ムFIと異なるフィルム(120サイズのフィルム等)
又は別体のフィルム収容容器自体としてもよい。さら
に、本発明では、フィルムの種類は2種類のみならず、
3種類以上の複数の種類を装填し、現像処理できるよう
に構成してもよい。
【0145】なお、本発明の感光材料処理装置は各種感
光材料の処理に用いることができるが、とりわけ、撮影
感光材料の処理に使用するのが望ましい。具体的には、
カラーネガフィルム、カラー反転フィルム、黒白フィル
ムの処理である。
【0146】本発明の感光材料処理装置には各種処理液
が使用される。カラーネガフィルムの現像処理に使用さ
れるカラー現像タンク液やカラー現像補充液は、芳香族
第一級アミン系発色現像主薬を主成分とするアルカリ性
水溶液である。この発色現像主薬としては、アミノフェ
ノール系化合物も有用であるが、p-フェニレンジアミン
系化合物が好ましく使用され、その代表例としては3-メ
チル-4- アミノ-N,Nジエチルアニリン、3-メチル-4- ア
ミノ-N- エチル-N- β-ヒドロキシエチルアニリン、3-
メチル-4- アミノ-N- エチル-N- β-メタンスルホンア
ミドエチルアニリン、3-メチル-4- アミノ-N- エチル-
β- メトキシエチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N-
メチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ
-3- メチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニ
リン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル-N-(2-ヒドロキシ
プロピル)アニリン、4-アミノ-3-エチル-N- エチル-N-
(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチ
ル-N- プロピル-N-(3-ヒドロキシプロピル)アニリン、
4-アミノ-3- プロピル -N-メチル-N-(3-ヒドロキシプロ
ピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N- メチル-N-(4-
ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N-
エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3
- メチル-N- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリ
ン、4-アミノ-3- エチル-N- エチル-N-(3-ヒドロキシ-2
- メチルプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N,N
- ビス(4- ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3-
メチル-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)アニリン、
4-アミノ-3- メチル-N-(5-ヒドロキシペンチル)-N-(4-
ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-3- メトキシ-N
-エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、4-アミノ-
3-エトキシ-N,N- ビス(5- ヒドロキシペンチル)アニリ
ン、4-アミノ-3- プロピル-N-(4-ヒドロキシブチル)ア
ニリン、及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしくはp-トルエ
ンスルホン酸塩などが挙げられる。これらの中で、特
に、3-メチル-4- アミノ-N- エチル-N -β-ヒドロキシ
エチルアニリン、4-アミノ-3- メチル-N- エチル-N-(3-
ヒドロキシプロピル)アニリン、4-アミノ-3- メチル-N
- エチル-N-(4-ヒドロキシブチル)アニリン、及びこれ
らの塩酸塩、p-トルエンスルホン酸塩もしくは硫酸塩が
好ましい。これらの化合物は目的に応じ2種以上併用す
ることもできる。
【0147】芳香族第一級アミン現像主薬の使用量はカ
ラー現像液1リットル当たり好ましくは0.0002モ
ル〜0.2モル、さらに好ましくは0.001モル〜
0.1モルである。
【0148】カラー現像液(発色現像液)は、アルカリ
金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩5−スルフォ
サリチル酸塩のようなpH緩衝剤、塩化物塩、臭化物
塩、沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾー
ル類もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤また
はカブリ防止剤などを含むのが一般的である。また必要
に応じて、ヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシル
アミンの他、特開平3−144446号の一般式(I)
で表されるヒドロキシルアミン類、亜硫酸塩、N,N-ビス
カルボキシメチルヒドラジンの如きヒドラジン類、フェ
ニルセミカルバジド類、トリエタノールアミン、カテコ
ールスルホン酸類の如き各種保恒剤、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコールのような有機溶剤、ベンジル
アルコール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウ
ム塩、アミン類のような現像促進剤、色素形成カプラ
ー、競争カプラー、1-フェニル-3-ピラゾリドンのよう
な補助現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、
アミノポリホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノ
カルボン酸に代表されるような各種キレート剤、例え
ば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチ
レントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢
酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1-ヒドロキシエチ
リデン-1,1- ジホスホン酸、ニトリロ-N,N,N-トリメチ
レンホスホン酸、エチレンジアミン-N,N,N,N- テトラメ
チレンホスホン酸、エチレンジアミン- ジ(o- ヒドロ
キシフェニル酢酸) 及びそれらの塩等に代表される各種
配合材を含むことができる。
【0149】上記のうち、保恒剤としては無置換ヒドロ
キシルアミンや置換ヒドロキシルアミンが最も好まし
く、中でもジエチルヒドロキシルアミン、モノメチルヒ
ドロキシルアミン或いはスルホ基やカルボキシ基、水酸
基などの水溶性基で置換されたアルキル基を置換基とし
て有するものが好ましい。最も好ましい例としては、
N,N−ビス(2−スルホエチル)ヒドロキシルアミン
及びそのアルカリ金属塩である。
【0150】また、キレート剤としては生分解性を有す
る化合物が好ましい。この例としては、特開昭63−1
46998号、同63−199295号、同63−26
7750号、同63−267751号、特開平2−22
9146号、同3−186841号、独国特許第3,7
39,610号、欧州特許第468,325号等に記載
のキレート剤を挙げることができる。
【0151】発色現像液での処理温度は20〜55℃、
好ましくは30〜55℃である。処理時間は30秒〜4
分、好ましくは45秒〜3分20秒である。最も好まし
くは60秒〜120秒の範囲である。
【0152】この処理方法において、感光材料は、カラ
ー現像の後、脱銀処理される。脱銀工程においては、双
方の感光材料は、共通のタンク液及び共通の補充液で処
理される場合が望ましい。但し、補充量は、各々の感光
材料において異なった設定することができる。以下、脱
銀工程について詳細を説明する。
【0153】脱銀工程においては、漂白工程、漂白定着
工程、定着工程を有することが一般的であり、各種工程
が存在する。具体的な工程を以下に示すが、これらに限
定されるものではない。
【0154】 (工程1) 漂白定着 (工程2) 漂白−漂白定着 (工程3) 漂白−漂白定着−定着 (工程4) 定着−漂白定着 (工程5) 漂白−定着 上記記載の各処理浴は、必要に応じて2浴以上に分割さ
れてもよく、カスケード法にて補充されても良い。
【0155】漂白能を有する処理液に用いられる漂白剤
としては、アミノポリカルボン酸鉄(III)錯体、過
硫酸塩、臭素酸塩、過酸化水素、及び赤血塩等が用いら
れるが、アミノポリカルボン酸(III) 錯体を最も好まし
く用いることができきる。
【0156】この処理方法で使用される第二鉄錯塩は、
予め錯形成された鉄錯塩として添加して溶解してもよ
く、また、錯形成化合物と第二鉄塩(例えば、硫酸第二
鉄、塩化第二鉄、臭化第二鉄、硝酸鉄(III)、硫酸鉄
(III)アンモニウムなど)とを共存させて漂白能を有す
る液中で錯塩を形成させてもよい。
【0157】錯形成化合物は、第二鉄イオンとの錯形成
に必要とする量よりもやや過剰にしてもよく、過剰に添
加するときには通常0.01〜10%の範囲で過剰にす
ることが好ましい。
【0158】なお、漂白能を有する液中の第二鉄錯塩を
形成する化合物としては、エチレンジアミン四酢酸(E
DTA)、1,3−プロパンジアミン四酢酸(1,3−
PDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸、1,2−シ
クロヘキサンジアミン四酢酸、イミノ二酢酸、メチルイ
ミノ二酢酸、N−(2−アセトアミド)イミノ二酢酸、
ニトリロ三酢酸、N−(2−カルボキシエチル)イミノ
二酢酸、N−(2−カルボキシメチル)イミノジプロピ
オン酸、β−アラニンジ酢酸、αーメチルーニトリロ三
酢酸、1,4−ジアミノブタン四酢酸、グリコールエー
テルジアミン四酢酸、N−(2−カルボキシフェニル)
イミノジ酢酸、エチレンジアミン−N−(2−カルボキ
シフェニル)−N,N’,N’−三酢酸、エチレンジア
ミン−N,N’−ジコハク酸、1,3−ジアミノプロパ
ン−N,N’−ジコハク酸、エチレンジアミン−N,
N’−ジマロン酸、1,3−ジアミノプロパン−N,
N’−ジマロン酸等が挙げられるが、特にこれらに限定
されるものではない。
【0159】漂白能を有する処理液における第二鉄錯塩
の濃度としては、0.005〜1.0モル/リットルの
範囲が適当であり、0.01〜0.50モル/リットル
の範囲が好ましく、より好ましくは、0.02〜0.3
0モル/リットルの範囲である。
【0160】また漂白能を有する処理液の補充液中の第
2鉄錯塩の濃度としては、好ましくは、0.005〜2
モル/リットル、より好ましくは0.01〜1.0モル
/リットルである。
【0161】漂白能を有する浴またはこれらの前浴に
は、漂白促進剤として種々の化合物を用いることができ
る。例えば、米国特許第3,893,858 号明細書、ドイツ特
許第1,290,812 号明細書、特開昭53-95630号公報、リサ
ーチディスクロージャー第17129 号( 1978年7月号)に
記載のメルカプト基またはジスルフィド結合を有する化
合物や、特公昭45−8506号、特開昭52-20832号、同53-3
2735号、米国特許3,706,561 号等に記載のチオ尿素系化
合物、あるいは沃素、臭素イオン等のハロゲン化物が漂
白能に優れる点で好ましい。
【0162】その他、漂白能を有する浴には、臭化物
(例えば、臭化カリウム、臭化ナトリウム、臭化アンモ
ニウム)、又は塩化物(例えば、塩化カリウム、塩化ナ
トリウム、塩化アンモニウム)、又は沃化物(例えば、
沃化アンモニウム)等の再ハロゲン化剤を含むことがで
きる。必要に応じ硼砂、メタホウ酸ナトリウム、酢酸、
酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、亜燐
酸、燐酸、燐酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリ
ウム、酒石酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸など
のpH緩衝能を有する1種類以上の無機酸、有機酸およ
びこれらのアルカリ金属またはアンモニウム塩、又は、
硝酸アンモニウム、グアニジンなどの腐蝕防止剤などを
添加することができる。
【0163】また漂白能を有する浴には、その他各種の
蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性剤、ポリビニルピ
ロリドン、メタノール等の有機溶媒を含有させることが
できる。
【0164】漂白定着液中や定着液中の定着剤成分は、
チオ硫酸塩を用いる場合が好ましい。チオ硫酸塩はチオ
硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸アンモニ
ウム等を挙げることができる。その他公知の定着剤、チ
オシアン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウムなど
のチオシアン酸塩;エチレンビスチオグリコール酸、
3,6−ジチア−1,8−オクタンジオールなどのチオ
エーテル化合物、メソイオン化合物、およびチオ尿素類
などの水溶性のハロゲン化銀溶解剤も使用することもで
きる。本発明においては、チオ硫酸塩、特にチオ硫酸ア
ンモニウム塩、チオ硫酸カリウム塩及び及びチオ硫酸ナ
トリウム塩の使用が好ましい。1リットルあたりの定着
剤の総量は、0.3〜3モルが好ましく、更に好ましく
は 0.5〜2.0 モルの範囲である。
【0165】漂白定着液や定着液には保恒剤として、亜
硫酸塩(或いは重亜硫酸塩やメタ重亜硫酸塩類)を含有
するのが望ましいが、とりわけ0.03〜0.5モル/
リットル、更に好ましくは0.05〜0.3モル/リッ
トル含有するとが好ましい。
【0166】漂白定着液や定着液は、保恒剤として前述
した亜硫酸塩(例えば、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム、亜硫酸アンモニウム)、重亜硫酸塩(例えば、重
亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カ
リウム)、メタ重亜硫酸塩(例えば、メタ重亜硫酸カリ
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸アンモニ
ウム)等の亜硫酸イオン放出化合物を含有する以外に、
アルデヒド類(ベンズアルデキド、アセトアルデヒド
等)、ケトン類(アセトン等)、アスコルビン酸類、ヒ
ドロキシルアミン類、ベンゼンスルフィン酸類、アルキ
ルスルフィン酸類等を必要に応じて添加することができ
る。特に、ベンゼンスルフィン酸、p−メチルベンゼン
スルフィン酸、p−アミノベンゼンスルフィン酸等の使
用も好ましい。好ましい添加量は0.005モル〜0.
3モル/リットル程度である。
【0167】さらに、漂白液、漂白定着液、定着液に
は、緩衝剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、防カビ
剤等を必要に応じて添加しても良い。
【0168】漂白液、漂白定着液、定着液において、好
ましいpH領域は、4〜8であり、更には4.5〜6.
5が好ましい。
【0169】漂白液、漂白定着液、定着液への補充量は
感光材料1m2 当たり、50〜2000ミリリットルで
ある。また、後浴である水洗水や安定浴のオーバーフロ
ー液を、必要に応じて補充しても良い。
【0170】漂白液、漂白定着液、定着液の処理温度は
20〜50℃であり、好ましくは30〜45℃である。
各工程の処理時間は10秒〜3分、好ましくは20秒〜
2分である。
【0171】漂白能を有する処理液は、処理に際し、エ
アレーションを実施することが写真性能をきわめて安定
に保持するため特に好ましい。エアレーションには当業
界で公知の手段が使用でき、漂白能を有する処理液中へ
の、空気の吹き込みやエゼクターを利用した空気の吸収
などが実施できる。
【0172】エアレーションは直接処理タンク内で実施
してもよいが、本発明の感光材料処理装置は小タンク容
量であるため、処理液貯留用タンク内でエアレーション
を実施するのが好ましい態様である。
【0173】空気の吹き込みに際しては、微細なポアを
有する散気管を通じて、液中に空気を放出させることが
好ましい。このような散気管は、活性汚泥処理における
曝気槽等に、広く使用されている。エアレーションに関
しては、イーストマン・コダック社発行のZ−121、
ユージング・プロセス・C−41第3版(1982
年)、BL−1〜BL−2頁に記載の事項を利用でき
る。本発明の漂白能を有する処理液を用いた処理におい
ては、攪拌が強化されていることが好ましく、その実施
には特開平3−33847号公報の第8頁、右上欄、第
6行〜左下欄、第2行に記載の内容が、そのまま利用で
きる。
【0174】本発明の感光材料処理装置において、エア
レーションを行う場合には、循環系や処理液貯留用タン
ク等で行うことが好ましい。
【0175】感光材料は、脱銀処理後、水洗及び/又は
安定工程を経るのが一般的である。水洗及び/又は安定
工程においては、処理済感光材料の残存チオ硫酸濃度が
30〜1500マイクロモル/m2 になるように調製す
ることが必要である。
【0176】具体的には、最終浴のチオ硫酸塩の濃度
が、0.001〜0.04モル/リットル程度になるよ
うに調製するのが望ましい。即ち、最終浴に上記濃度を
添加しても良いし、定着成分としてチオ硫酸塩を使用し
ている場合には、後続する水洗や安定工程の補充量を低
減して、最終浴が上記濃度になるように調製すること
も、望ましい態様である。
【0177】具体的な補充量は、定着工程のチオ硫酸塩
の濃度、水洗工程や安定工程の浴数等により異なるが、
大略、感光材料1m2 あたり、100〜1000ミリリ
ットル、好ましくは130〜700ミリリットル程度で
ある。
【0178】また、水洗工程での水洗水量においては、
多段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urnal of the Society of Motion Picture and Televis
ionEngineers 第64巻、P. 248〜253 (1955 年5月号)
に記載の方法で、求めることができる。前記文献に記載
の多段向流方式によれば、水洗水量を大幅に減少し得る
が、タンク内における水の滞留時間の増加により、バク
テリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光材料に付着する
等の問題が生じる。
【0179】カラー感光材料の処理において、このよう
な問題が解決策として、特開昭62-288,838号に記載のカ
ルシウムイオン、マグネシウムイオンを低減させる方法
を極めて有効に用いることができる。また、特開昭57-
8,542号に記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダ
ゾール類、塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素
系殺菌剤、その他ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防
菌防黴剤の化学」(1986年)三共出版、衛生技術会編
「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術」(1982年)工業技術
会、日本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事典」(1986年)
に記載の殺菌剤を用いることもできる。
【0180】感光材料の処理における最終浴のpHは、
いかなる値にも設定できるが、好ましくは3.5〜8、
更に好ましくは4〜7である。上記pHは、処理済感光
材料の膜pHに反映するように設定するのが好ましく、
その目的で各種緩衝剤を用いることもできる。具体的に
は、酢酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン
酸、フタール酸等を挙げることができる。
【0181】また、水洗水温、水洗時間も、感光材料の
特性、用途等で種々設定し得るが、一般には、20〜45℃
で20秒〜5 分、好ましくは25〜40℃で30秒〜3 分の範囲
が選択される。更に、本発明の感光材料は、上記水洗に
代り、直接安定液によって処理することもできる。この
ような安定化処理においては、特開昭57-8543 号、同58
-14834号、同60-220345 号に記載の公知の方法はすべて
用いることができる。
【0182】また、安定液には色素画像を安定化させる
化合物、例えば、ホルマリン、m−ヒドロキシベンズア
ルデヒド等のベンズアルデヒド類、ホルムアルデヒド重
亜硫酸付加物、ヘキサメチレンテトラミン及びその誘導
体、ヘキサヒドロトリアジン及びその誘導体、ジメチロ
ール尿素、N−メチロールピラゾールなどのN−メチロ
ール化合物、有機酸やpH緩衝剤等が含まれる。これら
の化合物の好ましい添加量は安定液1リットルあたり
0.001〜0.02モルであるが、安定液中の遊離ホ
ルムアルデヒド濃度は低い方がホルムアルデヒドガスの
飛散が少なくなるため好ましい。このような点から色素
画像安定化剤としては、m−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド、ヘキサメチレンテトラミン、N−メチロールピラゾ
ールなどの特開平4−270344号記載のN−メチロ
ールアゾール類、N,N′−ビス(1,2,4−トリア
ゾール−1−イルメチル)ピペラジン等の特開平4−3
13753号記載のアゾリルメチルアミン類が好まし
い。特に特開平4−359249号(対応、欧州特許公
開第519190A2号)に記載の1,2,4−トリア
ゾールの如きアゾール類と、1,4−ビス(1,2,4
−トリアゾール−1−イルメチル)ピペラジンの如きア
ゾリルメチルアミン及びその誘導体の併用が、画像安定
性が高く、且つホルムアルデヒド蒸気圧が少なく好まし
い。また、その他必要に応じて塩化アンモニウムや亜硫
酸アンモニウム等のアンモニウム化合物、Bi、Alな
どの金属化合物、蛍光増白剤、硬膜剤、米国特許4,7
86,583号に記載のアルカノールアミンや、前記の
定着液や漂白定着液に含有することができる保恒剤、例
えば、特開平1−231051号公報に記載のスルフィ
ン酸化合物を含有させることも好ましい。
【0183】水洗水及び/又は安定液には処理後の感光
材料の乾燥時の水滴ムラを防止するため、種々の界面活
性剤を含有することができる。中でもノニオン性界面活
性剤を用いるのが好ましく、特にアルキルフェノールエ
チレンオキサイド付加物が好ましい。アルキルフェノー
ルとしては特にオクチル、ノニル、ドデシル、ジノニル
フェノールが好ましく、またエチレンオキサイドの付加
モル数としては特に8〜14が好ましい。さらに消泡効
果の高いシリコン系界面活性剤を用いることも好まし
い。
【0184】水洗水及び/又は安定液中には、各種キレ
ート剤を含有させることが好ましい。好ましいキレート
剤としては、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリ
アミン五酢酸などのアミノポリカルボン酸や1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、N,N,N′
−トリメチレンホスホン酸、ジエチレントリアミン−
N,N,N′,N′−テトラメチレンホスホン酸などの
有機ホスホン酸、あるいは、欧州特許345,172A
1号に記載の無水マレイン酸ポリマーの加水分解物など
を挙げることができる。
【0185】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に記載の感
光材料処理装置は上記の構成としたので、第1のフィル
ム収容容器内のフィルムと第2のフィルム収容容器内の
フィルムを共通の処理機で処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はカートリッジの左側面図であり、
(B)はカートリッジの正面図であり、(C)はカート
リッジの右側面図である。
【図2】カートリッジの分解斜視図である。
【図3】(A)はスプール軸の正面図であり、(B)は
図3(A)に示すスプール軸の3(B)−3(B)線断
面図である。
【図4】フィルムの平面図である。
【図5】プロセッサの全体斜視図である。
【図6】プロセッサの容器装填部の要部を示す断面図で
ある。
【図7】プロセッサの内部構成の一部を示す斜視図であ
る。
【図8】収納マガジンの側面側の断面図である。
【図9】収納マガジンの正面側の断面図である。
【図10】中間マガジンの正面側の断面図である。
【図11】現像処理部の斜視図である。
【図12】処理槽の長手方向直角断面図である。
【図13】密閉装置で密閉された処理槽の側面側から見
た断面図である。
【図14】穿孔装置の断面図である。
【図15】ドラムの正面図である。
【図16】フィルムを処理槽へ送り出す状態を示す断面
図である。
【図17】中間マガジンが自走した状態を示す断面図で
ある。
【図18】ドラムが回転した状態を示す正面図である。
【図19】中間スプール軸にフィルムを巻き取る状態を
示す断面図である。
【図20】フィルムを処理槽へ送り出す状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
FI フィルム(第1のフィルム) 14 カートリッジ(第1のフィルム収容容器) 16 スプール軸 28 挿通口(出入口) 94 パトローネ(第2のフィルム収容容器) 96 フィルム(第2のフィルム) 97 スプールドライバ(送出手段) 97A モータ(送出手段) 100 プロセッサ(感光材料処理装置) 107 凹部(第2の装填部) 110 カッタ(切断手段) 134 中間マガジン(第3の装填部) 136 収納マガジン(第1の装填部) 204 中間スプール軸 300 処理槽 302 可動フィルムガイド(引込手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のフィルムを現像処理する感光材
    料処理装置であって、 第1のフィルムを装填する第1の装填部と、 前記第1のフィルムと異なる種類の第2のフィルムを装
    填する第2の装填部と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 長尺状のフィルムを現像処理する感光材
    料処理装置であって、 第1のフィルム収容容器を装填する第1の装填部と、 前記第1のフィルム収容容器と異なる種類の第2のフィ
    ルム収容容器を装填する第2の装填部と、 前記第2の装填部に装填された前記第2のフィルム収容
    容器内のフィルムを巻き取る中間スプール軸を備えた第
    3の装填部と、 前記第1の装填部内の前記第1のフィルム収容容器内の
    フィルムまたは前記第3の装填部の中間スプール軸に巻
    き取られたフィルムの長手方向一端を前記スプール軸ま
    たは前記中間スプール軸に係止した状態で前記フィルム
    を送り出す送出手段と、 前記送出手段により送り出された前記フィルムを現像処
    理する処理槽と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記送出手段により前記第1の装填部ま
    たは前記第3の装填部から送り出された前記フィルムの
    先端を保持して前記フィルムを前記処理槽内に引き込む
    引込手段を有することを特徴とする請求項2に記載の感
    光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の装填部に装填された前記第2
    のフィルム収容容器内のフィルムを前記第3の装填部内
    の前記中間スプール軸に巻き取った後に、前記フィルム
    の後端を切断する切断手段を有することを特徴とする請
    求項2又は3に記載の感光材料処理装置。
JP34909596A 1996-12-26 1996-12-26 感光材料処理装置 Pending JPH10186620A (ja)

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