JPH09292999A - クラスタシステムにおけるトランザクション排他方式 - Google Patents

クラスタシステムにおけるトランザクション排他方式

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JPH09292999A
JPH09292999A JP8130966A JP13096696A JPH09292999A JP H09292999 A JPH09292999 A JP H09292999A JP 8130966 A JP8130966 A JP 8130966A JP 13096696 A JP13096696 A JP 13096696A JP H09292999 A JPH09292999 A JP H09292999A
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JP
Japan
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JP8130966A
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English (en)
Inventor
Yumiko Yagiyuu
祐美子 柳生
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者プログラムでの共有データベースアクセ
ス時の排他制御を不要としたクタスタシステムの提供。 【解決手段】実行権を持つコンピュータを記憶する実行
権記憶手段と、実行権を保有するコンピュータの情報を
変更する実行権変更手段と、トランザクション識別処理
手段と、コンピュータに実行権があるか否かチェックす
る実行権チェック手段と、トランザクション実行手段
と、実行権を獲得するコンピュータがない場合実行権を
獲得する実行権獲得手段と、実行不可能なトランザクシ
ョンと判断された場合に実行権を解放する実行権解放手
段と、他のコンピュータが動作中か否かを監視する他の
監視手段と、ホスト間通信手段と、トランザクション情
報等を記憶する共有記憶手段と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラスタシステム
に関し、特にクラスタシステムでトランザクション処理
を行う情報処理システムに関し、特にトランザクション
の排他制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチプロセッサシステムにおけ
るタスクのスケジューリング方式の一例として、例えば
特開平6−119300号公報には、余分な処理用オー
バヘッドを生じることなく、資源を効率よく利用するタ
スクのスケジューリング方式を提供することを目的とし
て、各タスクがスケジューラに自分の処理特性を知ら
せ、この処理特性を利用可能な資源に応じて、スケジュ
ーラプログラムを用いて使用する資源を選択するタスク
のスケジューリング方式が記載されている。
【0003】また、特開平1−205369号公報に
は、複数のコンピュータの内ジョブを実行するコンピュ
ータを決定する手段において、ジョブ制御限度に含む情
報に基づきジョブを実行するコンピュータを自動的に指
定する手段を有することにより、システム構成を意識す
ることなくシステムを有効に利用することができるよう
にしたシステムとして、投入されたジョブの実行クラス
の情報により、自動的にジョブを実行するコンピュータ
を決定するようにした多重コンピュータ方式の構成が提
案されている。
【0004】さらに、例えば特開昭63−271538
号公報には、疎結合多重システムにおけるジョブ自動運
転制御方式として、ジョブスケジュール定義情報を共用
記憶装置に記憶しておき、論理ホストシステム対応のジ
ョブスケジュール定義情報に従ってジョブを自動運転す
る方式が提案されている。
【0005】このように、複数のコンピュータ(または
プロセッサ等の処理主体)がある場合に、どのコンピュ
ータで処理を行うかに関しての方式として、従来各種方
式が存在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の複数コンピュータにおける実行コンピュータ決定方式
においては、利用者プログラム側で排他制御を行わなけ
ればならないという、問題点を有している。この理由
は、上記したいずれの公報に記載の方式においても、排
他処理の必要な一連のトランザクションを順序よく処理
する機構が設けられていないことによる。
【0007】コンピュータシステムでトランザクション
を実行する場合、トランザクションを同時に実行すると
データベースの矛盾を生じるような場合には、データベ
ースの排他処理を行う必要がある。
【0008】その際、プログラムを単純とするため、こ
の排他制御処理を、プログラムでは行わず、トランザク
ションを実行するタスクを1つに限定することにより、
同時に動作するトランザクションを1つとして排他制御
を行う手法がある。これを、「シングルタスクトランザ
クション」と呼ぶ。
【0009】ところで、複数のホストコンピュータから
構成され、この複数のホストコンピュータがデータベー
スを共有している形態のクラスタシステムでは、クラス
タを構成する各ホストコンピュータにおいて、それぞれ
トランザクションが実行されるため、クラスタを構成す
るホストコンピュータの数だけ、トランザクションが同
時に実行される可能性があることになる。
【0010】このため、上記したシングルタスクトラン
ザクションの機能を使用できず、その結果、排他処理を
プログラムに組み込む等の必要があり、利用者プログラ
ムの変更修正に加えて排他処理のための制御を複雑化し
ていた。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、実行権のあるホストコンピュー
タの1つのタスクのみでトランザクションを実行するこ
とにより、利用者プログラムでの共有データベースアク
セス時の排他制御を不要とし、例えばシングルシステム
からクラスタシステムに移行する際に、利用者プログラ
ムの変更を不要とし、保守性及び信頼性を特段に向上す
ることを可能としたクラスタシステムを提供することに
ある。
【0012】また、本発明は、クラスタシステムで実行
することにより、トランザクションを実行しているホス
トコンピュータがダウンした場合にも、他のホストコン
ピュータでリカバリ処理が働くため、信頼性が向上する
クラスタシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、複数のホストコンピュータから構成さ
れ、該複数のホストコンピュータがデータベースを共有
し、オンライントランザクション処理を行うクラスタシ
ステムにおいて、いずれのホストコンピュータが実行権
を持っているかを記憶する実行権記憶手段と、前記実行
権記憶手段に記憶される実行権を保有するホストコンピ
ュータの情報を変更する実行権変更手段と、トランザク
ション入力手段から入力されたトランザクションを識別
する、トランザクション識別処理手段と、前記トランザ
クション識別処理手段で単一のホストコンピュータで処
理するトランザクションであると識別されたトランザク
ションについて、該当するホストコンピュータに実行権
があるか否かを前記実行権記憶手段を参照してチェック
する実行権チェック手段と、前記実行権チェック手段で
該ホストコンピュータするに実行権がある場合にトラン
ザクションを実行するトランザクション実行手段と、前
記実行権チェック手段のチェック時に実行権を獲得して
いるホストコンピュータがない場合には実行権を獲得す
る実行権獲得手段と、前記トランザクション識別処理手
段で実行不可能なトランザクションと判断された場合に
実行権を解放する実行権解放手段と、他のホストコンピ
ュータが動作中か否かを監視する他ホストの監視手段
と、ホストコンピュータ間のデータ転送を行うホスト間
通信手段と、トランザクション情報等を記憶する共有記
憶手段と、を含むトランザクション排他制御方式を提供
する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態につい
て図面を参照して、説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態の構成例をブ
ロック図にて示したものである。なお、図1において、
複数のコンピュータとして、説明の容易のため2台のコ
ンピュータが示されており、また図面作成の都合上、一
つのホストコンピュータAの内部構成が示されており、
他のホストコンピュータBの構成はホストコンピュータ
Aの内部構成と同様に構成されているものとする。
【0016】図1を参照すると、本発明の実施の形態に
おいて、ホストコンピュータAは、どのホストコンピュ
ータが実行権を持っているかを記憶する実行権記憶手段
1と、実行権記憶手段1の実行権保有ホストコンピュー
タの情報を変更する実行権変更手段2と、トランザクシ
ョン入力手段Cから入力されたトランザクションを識別
する、トランザクション識別処理手段3とトランザクシ
ョン識別処理手段3で単一のホストコンピュータで処理
するトランザクションであると識別されたトランザクシ
ョンに関し、該当ホストコンピュータに実行権があるか
どうかを、実行権記憶手段1を参照してチェックする、
実行権チェック手段4と、を備えている。
【0017】さらに、本発明の実施の形態は、実行権チ
ェック手段4で該当ホストコンピュータに実行権がある
場合にトランザクションを実行する、トランザクション
実行手段5と、実行権チェック手段4のチェック時に実
行権を獲得しているホストコンピュータがない場合に実
行権を獲得する実行権獲得手段6と、トランザクション
識別処理手段3で実行不可能なトランザクションと判断
された場合に実行権を解放する実行権解放手段7と、他
のホストコンピュータが動作中かどうかを監視する、他
ホスト監視手段8と、ホストコンピュータ間のデータ転
送を行う、ホスト間通信手段9およびトランザクション
情報等を記憶する共有記憶手段10と、を備えている。
【0018】ここで、実行権記憶手段1は、全ホストコ
ンピュータで共有してもよいし、各ホストコンピュータ
で持ってもよい。また、実行権は、クラスタシステムに
唯一としてもよいし、あるカテゴリごとに分けられたク
ラスという概念ごとにあるものとしてもよい。
【0019】図2は、本発明の実施の形態の動作を説明
するための流れ図である。図1の構成ブロック図及び図
2の流れ図を参照して、本発明の実施の形態の処理フロ
ーを以下に説明する。
【0020】例えばトランザクション入力手段Cからト
ランザクションが入力されると、ホストコンピュータA
のトランザクション識別処理手段3において、このトラ
ンザクションが実行可能か否かをチェックする(ステッ
プ21)。
【0021】入力されたトランザクションが実行不可能
であった場合は、実行権解放手段7を起動し(ステップ
22)、トランザクションが他のホストコンピュータで
実行可能なように、必要情報を共有記憶手段10に格納
する(ステップ23)。
【0022】実行権解放手段7は、実行権変更手段2を
起動し、自ホストコンピュータの実行権を解放するよう
要求する。
【0023】実行権変更手段2は実行権記憶手段1を参
照し、自ホストコンピュータに実行権があれば、実行権
を「解放状態」に書き換え、ホスト間通信手段9により
実行権を解放したことを他のホストコンピュータに通知
する。
【0024】一方、自ホストコンピュータが実行権を持
っていない場合は、何もしない。
【0025】トランザクションが実行可能な場合は、さ
らに、トランザクション識別処理手段3で排他処理が必
要なトランザクション(以下「シングルホストトランザ
クション」と呼ぶ)であるか否かを判断する(ステップ
24)。
【0026】ステップ24の判定において、シングルホ
ストトランザクションでなかった場合は、トランザクシ
ョン実行手段5によりトランザクションを実行する(ス
テップ27)。
【0027】一方、ステップ24の判定において、シン
グルホストトランザクションであった場合には、実行権
チェック手段4が起動され、自ホストコンピュータに実
行権があるか否かをチェックする。
【0028】実行権チェック手段4は実行権記憶手段1
を参照し、どのホストコンピュータが実行権を持ってい
るかチェックする(ステップ25)。
【0029】ステップ25の判定において、自ホストコ
ンピュータが実行権を持っていれば、トランザクション
実行手段5によりトランザクションを実行する(ステッ
プ27)。
【0030】一方、どのホストコンピュータも実行権を
持っていない場合には、実行権獲得手段6を起動し、実
行権を獲得する(ステップ26)。
【0031】実行権獲得手段6は、実行権変更手段2を
起動し、実行権記憶手段1に記憶されている実行権を自
ホストコンピュータとなるように書き換え、ホスト間通
信手段9により自コンピュータが実行権を獲得した旨を
他のホストコンピュータに通知する。ただし、このと
き、すでに他のホストコンピュータが実行権を獲得して
いた場合には、トランザクションが他のホストコンピュ
ータで実行可能なように、必要情報を共有記憶手段10
に格納する(ステップ23)。
【0032】そして、実行権が獲得できたら、トランザ
クション実行手段5によりトランザクションを実行する
(ステップ27)。他のホストコンピュータが実行権を
持っている場合も、トランザクションが他のホストコン
ピュータで実行可能なように、必要情報を共有記憶手段
10に格納する(ステップ23)。また必要に応じて、
ホスト間通信手段9によりトランザクションを共有記憶
手段10に格納したことを他のホストコンピュータに通
知する。
【0033】また、他ホスト監視手段8は、全ホストコ
ンピュータで、一定時間ごとにホスト間通信手段9によ
り、自ホストが動作中である旨の情報を他の全ホストコ
ンピュータに通知する。
【0034】この通知が、既定の時間以上こないホスト
コンピュータについて、ダウンしたとみなし、実行権変
更手段2により、実行権記憶手段1に記憶されているダ
ウンしたとみなされたホストコンピュータが持っている
実行権を無効にする。この既定の時間は、上記の一定時
間でもよいし、任意の時間でもよい。
【0035】さらに、ホスト間通信手段9により、他ホ
ストコンピュータからの実行権の獲得や解放の通知を受
け取った場合には、実行権変更手段2により、実行権記
憶手段1の実行権情報を書き換えることにより、実行権
の管理を行う。
【0036】本発明の実施の形態においては、このよう
に、実行権チェック手段4で実行権をチェックし、1つ
のホストコンピュータのみで、トランザクションを実行
することを可能とし、シングルタスクトランザクション
を、クラスタシステムに移行する際にも、プログラムの
変更なしに移行可能とするという利点を備えている。
【0037】また、他ホスト監視手段8により他のホス
トコンピュータの状態を監視して、実行権を持つホスト
コンピュータのダウンを検出し、実行権変更手段2によ
り実行権を持つホストコンピュータを変更することによ
り、クラスタシステムの特性である運用性の向上が期待
できる。
【0038】
【実施例】次に、上記した本発明の実施の形態を更に詳
細に説明すべく、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0039】図3は、上記した本発明の実施の形態を在
庫管理システムに適用した場合の一例を示す図である。
【0040】例えば、ホストコンピュータ3Aと3Bの
2台のホストコンピュータおよびトランザクション入力
手段として端末C1,C2からなる在庫管理システムを
考える。
【0041】2台のホストコンピュータ3Aおよび3B
は、データベース310aおよびトランザクション格納
ファイル310bを共有している。
【0042】データベース310aの一例は、図4に示
すように、品名41および数量42からなる。
【0043】またトランザクション情報格納ファイル3
10bの一例は、図5に示すように、品名51、数量5
2および入/出庫情報53からなる。
【0044】実行権記憶手段31Aおよび31Bに記憶
されている実行権保有ホストコンピュータ情報は、最初
は、実行権保有ホストコンピュータは存在しない状態に
設定されている。ここで、端末C1からホストコンピュ
ータ3Aに、品名「aaa」が10個出庫されるシング
ルホストトランザクションが入力された場合を考える。
【0045】入力されたトランザクションは、トランザ
クション識別処理手段33Aでトランザクションが実行
可能か否かをチェックする。そして、トランザクション
が実行可能ならば、シングルホストトランザクションか
否かのチェックが行われ、シングメホストトランザクシ
ョンであるため、実行権チェック手段34Aが起動され
る。
【0046】ホストコンピュータ3Aの実行権チェック
手段34Aは、実行権記憶手段31Aを参照し、どのホ
ストコンピュータが実行権を持っているかチェックす
る。
【0047】最初のトランザクションであるため、どの
ホストコンピュータも実行権を持っていない。
【0048】このため、ホストコンピュータ3Aは、実
行権獲得手段36Aを起動する。実行権獲得手段36A
は、実行権変更手段32Aを起動し、実行権記憶手段3
1Aに記憶してある実行権をホストコンピュータ3Aで
あるように書き換え、ホスト間通信手段39Aにより実
行権を獲得したことを他のホストコンピュータ3Bに通
知する。
【0049】ここで、ホストコンピュータ3Bのホスト
間通信手段39Bが起動され、ホストコンピュータ3A
が実行権を獲得したことが通知されたため、実行権変更
手段32Bを起動し、実行権記憶手段31Bに記憶され
ている実行権保有ホストコンピュータがホストコンピュ
ータ3Aであるように書き換える。
【0050】ホストコンピュータ3Aでは、実行権が獲
得できたため、トランザクション実行手段35Aにより
トランザクションを実行する。
【0051】このトランザクションは、品名「aaa」
が10個出庫されるようなトランザクションであるの
で、まずデータベース310aから品名「aaa」のレ
コードを読み出す。その際、品名「aaa」の在庫は1
00個であるので、ここから10個出庫すると、90個
となり、これをデータベースに書き戻す。
【0052】この時点で、データベース310aの品名
「aaa」の在庫は90個となっている。
【0053】さらに、端末C1からホストコンピュータ
3Aに、品名「aaa」が30個出庫されるシングルホ
ストトランザクションが入力されると同時に端末C2か
らホストコンピュータ3Bに、品名「aaa」が10個
入庫されるシングルホストトランザクションが入力され
る場合を考える。
【0054】ホストコンピュータ3Aでは、入力された
トランザクションは、トランザクション識別処理手段3
3Aでトランザクションが実行可能か否かをチェックす
る。実行可能ならば、シングルホストトランザクション
か否かのチェックが行われ、シングルホストトランザク
ションであるため、実行権チェック手段34Aが起動さ
れる。
【0055】実行権チェック手段34Aは、実行権記憶
手段31Aを参照し、どのホストコンピュータが実行権
を持っているかチェックする。このとき、実行権はホス
トコンピュータ3Aが保有しているので、トランザクシ
ョン実行手段35Aによりトランザクションを実行す
る。
【0056】このトランザクションは、品名「aaa」
が30個出庫されるようなトランザクションであるの
で、まずデータベース310aから品名「aaa」のレ
コードを読み出す。その際、品名「aaa」の在庫は9
0個であるので、ここから30個出庫すると、60個と
なり、これをデータベースに書き戻す。
【0057】この時点で、データベース310aの品名
aaaの在庫は60個となっている。
【0058】一方、ホストコンピュータ3Bでは、入力
されたトランザクションは、トランザクション識別処理
手段33Bでトランザクションが実行可能か否かをチェ
ックする。実行可能ならば、シングルホストトランザク
ションか否かのチェックが行われ、シングルホストトラ
ンザクションであるため、実行権チェック手段34Bが
起動される。
【0059】実行権チェック手段34Bは、実行権記憶
手段31Bを参照し、どのホストコンピュータが実行権
を持っているかチェックする。このとき、実行権はホス
トコンピュータ3Aが保有しているので、トランザクシ
ョン実行に必要な情報を、トランザクション情報格納フ
ァイル310bに格納し、ホスト間通信手段39Bを介
して、他のホストコンピュータ(ホストコンピュータ3
Bからみて3A)に対し、トランザクション情報をトラ
ンザクション情報格納ファイル310bに格納したこと
を通知する。
【0060】ホストコンピュータ3Aでは、ホスト間通
信手段39Aにより他ホストコンピュータ3Bがトラン
ザクション情報をトランザクション情報格納ファイル3
10bに格納したことを受け取り、トランザクション実
行手段35Aにより、トランザクション情報格納ファイ
ル310bに格納されたトランザクション情報を読みだ
し、実行する。
【0061】このトランザクションは、品名「aaa
が」10個入庫されるようなトランザクションであるの
で、まずデータベース310aから品名「aaa」のレ
コードを読み出す。品名「aaa」の在庫は60個であ
るので、ここから10個入庫すると、70個となり、こ
れをデータベースに書き戻す。
【0062】この時点で、データベース310aの品名
「aaa」の在庫は70個となっている。
【0063】ここで、データベースの排他処理を利用者
プログラムで行っていなかった場合、上記の2つのトラ
ンザクションが同時に実行された場合を考える。
【0064】まず、ホストコンピュータ3Aでは、品名
「aaa」が30個出庫されるトランザクションが入力
されたので、データベース310aから品名「aaa」
のレコードを読み出す。このときの在庫は90個であ
る。
【0065】一方、ホストコンピュータ3Bには、品名
「aaa」が10個入庫されるトランザクションが入力
されたことにより、データベース310aから品名「a
aa」のレコードを読み出す。このときの在庫はやはり
90個である。
【0066】ホストコンピュータ3Aでは、品名「aa
a」の在庫は90個であるので、ここから30個出庫す
ると、60個となり、これをデータベースに書き戻す。
同時に、ホストコンピュータ3Bでは、品名「aaa」
の在庫は90個であるので、ここから10個入庫する
と、100個となり、これをデータベースに書きもど
す。
【0067】この結果、データベース上の正しい値は7
0個であるはずなのに、実際の値は100個となり、デ
ータベースの排他処理を行わないと正しい結果が得られ
ないのは、明らかである。
【0068】さらに、他ホスト監視手段38Aおよび3
8Bは、定期的に自ホストコンピュータが動作している
旨の情報を。ホスト間通信手段39Aおよび39Bによ
り交換しており、一定時間この情報が通知されないこと
により、他ホストコンピュータのダウンを検出すること
ができる。
【0069】すなわち、実行権を持つホストコンピュー
タ3Aからの一定時間通知がこないことにより、ホスト
コンピュータ3Bはホストコンピュータ3Aのダウンを
検出し、実行権を獲得し、トランザクション処理を代替
することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるクラ
スタシステムにおけるトランザクション排他方式は、実
行権をもつホストコンピュータのみで、トランザクショ
ンを実行することが可能なため、利用者プログラムに排
他制御の機構を組み込む必要がないという利点を有す
る。
【0071】さらに、本発明によれば、他のホストコン
ピュータの状態を監視して、実行権を持つホストコンピ
ュータのダウンを検出して他のホストコンピュータに実
行権を変更することにより、クラスタシステムの特性で
ある運用性/信頼性の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例を説明するための図であり、デ
ータベースの一例を示す図である。
【図5】本発明の実施例を説明するための図であり、ト
ランザクション情報格納ファイルの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 実行権記憶手段 2 実行権変更手段 3 トランザクション識別処理手段 4 実行権チェック手段 5 トランザクション実行手段 6 実行権獲得手段 7 実行権解放手段 8 他ホスト監視手段 9 ホスト間通信手段 10 共有記憶手段 A ホストコンピュータ B ホストコンピュータ C トランザクション入力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のホストコンピュータから構成され、
    該複数のホストコンピュータがデータベースを共有し、
    オンライントランザクション処理を行うクラスタシステ
    ムにおいて、 いずれのホストコンピュータが実行権を持っているかを
    記憶する実行権記憶手段と、 前記実行権記憶手段に記憶される実行権を保有するホス
    トコンピュータの情報を変更する実行権変更手段と、 トランザクション入力手段から入力されたトランザクシ
    ョンを識別する、トランザクション識別処理手段と、 前記トランザクション識別処理手段で単一のホストコン
    ピュータで処理するトランザクションであると識別され
    たトランザクションについて、該当するホストコンピュ
    ータに実行権があるか否かを前記実行権記憶手段を参照
    してチェックする実行権チェック手段と、 前記実行権チェック手段で該ホストコンピュータするに
    実行権がある場合にトランザクションを実行するトラン
    ザクション実行手段と、 前記実行権チェック手段のチェック時に、実行権を獲得
    しているホストコンピュータがない場合には、実行権を
    獲得する実行権獲得手段と、 前記トランザクション識別処理手段で実行不可能なトラ
    ンザクションと判断された場合に実行権を解放する実行
    権解放手段と、 他のホストコンピュータが動作中か否かを監視する他ホ
    ストの監視手段と、 ホストコンピュータ間のデータ転送を行うホスト間通信
    手段と、 トランザクション情報等を記憶する共有記憶手段と、 を含むトランザクション排他制御方式。
  2. 【請求項2】複数のホストコンピュータから構成され、
    該複数のホストコンピュータがデータベースを共有し、
    オンライントランザクション処理を行うクラスタシステ
    ムにおいて、 入力されたトランザクションに対して前記複数のコンピ
    ュータの中から実行権を有するホストコンピュータを一
    台決定し、 前記決定された一台のホストコンピュータにおいてのみ
    シングルタスクトランザクションが起動されて前記デー
    タベースのアクセスが行われ、且つ前記シングルタスク
    トランザクションが前記データベースアクセス中に前記
    クラスタ内の他のホストコンピュータでシングルタスク
    トランザクションが同時に実行されることがないように
    制御する、 ことを特徴とするトランザクション排他制御方式。
  3. 【請求項3】前記各ホストコンピュータが、クラスタ内
    の他のホストコンピュータが動作中か否かを監視する他
    ホストの監視手段と、ホストコンピュータ間のデータ転
    送を行うホスト間通信手段と、を含むことを特徴とする
    請求項2記載のトランザクション排他制御方式。
JP8130966A 1996-04-26 1996-04-26 クラスタシステムにおけるトランザクション排他方式 Pending JPH09292999A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0894705A2 (en) 1997-08-01 1999-02-03 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Generation of bubbles for friction-reducing ship and method for reducing skin-friction
EP0962383A2 (en) 1998-06-03 1999-12-08 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Method for analyzing friction reduction effects of bubbles in a ship
JP2001175522A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Hitachi Software Eng Co Ltd 排他制御方法及びシステム

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