JPH09293344A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH09293344A
JPH09293344A JP10891696A JP10891696A JPH09293344A JP H09293344 A JPH09293344 A JP H09293344A JP 10891696 A JP10891696 A JP 10891696A JP 10891696 A JP10891696 A JP 10891696A JP H09293344 A JPH09293344 A JP H09293344A
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JP10891696A
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Kazuhiko Satake
和彦 佐竹
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDレス方式のディスクフォーマットに対す
るデータ処理における信頼性およびスループットを向上
させる。 【解決手段】 ディスク回転中に外部クロック41をカ
ウントしてトラック上のサーボブロック位置を予測する
サーボセクタ位置予測カウンタ42と、このカウンタ値
にてサーボブロックアドレスを予測するSSAレジスタ
45とを備える。媒体のサーボブロックにはトラックに
跨がってサーボブロックアドレスを記録しておき、SS
Aレジスタ45の予測アドレスと、媒体上のサーボブロ
ックからCSSAレジスタ39に読み出したアドレスを
SSA検証回路47にて比較し、一致する場合、予測ア
ドレスを有効として当該サーボブロックの後に位置する
データブロックのアドレスを求め、さらに処理対象のデ
ータブロックか否かを判定し、正しい場合、当該処理対
象データブロックに対するデータの記録/再生動作を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置に関
し、特に、情報記録フォーマット内の各種制御情報の削
減によって媒体の記憶容量の増大を図るディスク装置等
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの高性能化、小型化
が進み、ディスク装置等のデータ記憶装置、特に、ディ
スク媒体として磁気ディスクを用いる磁気ディスク装置
に対して、小型大容量化、高性能化が強く求められてい
る。この要求に対して、媒体の記録フォーマットの効率
を向上させることで、容量増大を図る方法が注目されて
いる。
【0003】このアプローチの一例として、従来のディ
スク装置では、たとえば、特開平5−174498号公
報に記載のように、セクタを識別するために設けられた
ID領域を削除(省略)する方法がある(以下、この方
式を“IDレス方式”と記す)。
【0004】図7は、このIDレス方式を用いた場合の
考えられるディスクフォーマットの一例を示している。
以下、本フォーマットの構成について説明する。ディス
クフォーマットは、データの記録/再生動作を行うヘッ
ドの記録媒体上の位置を制御するために設けられたサー
ボセクタ(SSCT160)と、ユーザデータを格納す
るために設けられたデータセクタ(DSCT17)とに
大別される。サーボセクタは、SSCT例1に示すよう
に、AGCG18、SVMK19、IDXMK20/S
CTMK21、CYL22、POS25、ISG26か
ら構成される。AGC18は、サーボ情報の読み出しゲ
インを調整するために設けられ、SVMK19は、サー
ボセクタの先頭位置を検出するために設けられた領域で
ある。
【0005】さらに、IDXM20/SCTM22は、
トラックまたはセクタの先頭を識別するために設けられ
た領域であり、CYL22は、シリンダ番号(トラック
番号)を格納するための領域である。POS25は、シ
リンダ間における詳細なヘッドの位置決め情報を格納し
ており、詳細な位置決め動作(セトリング)、常に目的
のシリンダの上にヘッドを位置付ける追従動作(フォロ
ーイング)の各動作を制御するために使用される。IS
G26はディスクの回転変動を吸収するために設けられ
た領域である。
【0006】一方、データセクタ17は、記録密度をデ
ィスクの内外周に亘って一定にするフォーマットを採用
する場合、その中に前記サーボセクタを含む場合(DS
CTB)と含まない場合(DSCTA)でその構成が異
る。DSCTA17は、ISG26、PLO27、BS
28、DATA29、ECC30、PAD31から構成
される。ISG26は前述したようにディスクの回転変
動を吸収するために設けられた領域である。PLO27
は、読み出しデータに対するクロック同期をとるために
設けられた領域であり、BS28は、シリアルデータか
らパラレルデータに変換するタイミングを検出するため
に設けられた領域である。DATA29は、ユーザデー
タを格納する領域であり、ECC30は、読み出したD
ATA29に誤りがある場合、その誤りを訂正するため
に設けられた領域である。DSCTB17は、基本的に
はDSCTAの中にSSCT160が挿入されたフォー
マットになっているが、SSCT160の後に再度PL
O27、BS28を配置している。これは読み出し時、
SSCT160を通過する際、リード処理を一度中断す
るので、再度リード処理を行うためにクロック同期およ
びバイト同期を再度行う必要があるためである。
【0007】本IDレス方式では、データセクタ17に
はデータセクタアドレス(DSA)を格納したID部が
無いため、データセクタアドレス(DSA)はサーボセ
クタ160のサーボセクタアドレス(SSA23)を用
いて求める。サーボセクタアドレス(SSA23)は、
上記インデックスマーク20を含むサーボセクタ160
のアドレスを0として、後続のサーボセクタ160のセ
クタマーク21を検出するごとにアドレスを1づつイン
クリメントすることにより求めることができる。
【0008】SSA23が求まれば、アドレス変換テー
ブルを用いて、SSA23に対応したDSAを求めるこ
とができる。このアドレス変換テーブルは、トラックを
単位として、トラックの中に配置されるサーボセクタ1
60とデータセクタ17の数の比率から容易に作成する
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のIDレス方式で
は、データセクタ17のアドレスを検出するためには、
サーボセクタ160内に格納されたインデックスマーク
20とセクタマーク21、さらにサーボセクタ160の
先頭位置を示すサーボマーク19を、すべて正しく検出
する必要がある。これらのうちどれか1つでも誤検出、
もしくは検出不能(ミッシング)となる欠陥サーボセク
タが発生すると、上述のサーボセクタアドレス(SSA
23)を正しく検出することができず、誤書き込みによ
ってユーザデータを破壊したり、誤った読み取りデータ
をホストコンピュータに転送する可能性がある。欠陥サ
ーボセクタがインデックス直後のサーボセクタに発生す
ると、欠陥サーボセクタ以降そのトラックにおいて、正
確なセクタ認識がほとんど不可能となる。さらに、シー
ク完了後、インデックスマークを待たなければセクタ認
識が行えず、回転待ちによるスループット(単位時間当
たりに記録/再生/転送処理等が可能なデータ量)劣化
となる。
【0010】これらの技術的課題に対して従来の技術で
は、SSCT例2に示すように、サーボセクタ160の
中にSSA23を格納しておき、実際にヘッドが位置付
いているサーボセクタ160内のSSA23を直接読み
出して検出する方法を示している。しかしこの方法で
は、読み出したSSA23が誤っていた場合、上述と同
様にサーボセクタアドレス(SSA23)を正しく検出
することができず、ユーザデータを破壊したり、誤った
データをホストコンピュータに転送する等の誤動作を起
こしてしまう。
【0011】また、前述の従来の技術では、SSA23
を含むサーボアドレスに対してCRC24等の誤り検出
コードを付加しておき、読み出したCYL22、SSA
23が誤っていないかどうかをチェックする方法も示し
ているが、CRC24では検出できない誤りが発生した
場合、同様の誤動作を起こす。さらに、CRCでは、G
RAY CODEを生成できないため、SSA23、C
RC24を読み出し、サーボセクタアドレスを認識でき
るのは、ヘッドが完全にトラック上に位置付けされた後
になる。また、ディスクの径方向の記録密度(トラック
密度)が向上すると、隣接トラックの影響により、GR
AY CODEでないCRC24部の読み出しエラー発
生率が悪化する恐れがある。CRCエラーが発生すると
サーボセクタアドレス認識のためリトライ動作による回
転待を生じ、スループット劣化となる。
【0012】本発明の目的は、ディスク媒体における記
録フォーマット内の制御情報の誤認識や検出不能等に起
因するデータ破壊やデータの誤読を防止して、動作性能
や信頼性を向上させることが可能なディスク装置を提供
することにある。
【0013】本発明の他の目的は、ディスク媒体におけ
る記録フォーマット内の制御情報の削減によるデータ記
録容量の増大と、データの記録・再生動作の信頼性の維
持向上とを両立させることが可能なディスク装置を提供
することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、ディスク媒体
における記録フォーマット内の制御情報の削減によるデ
ータ記録容量の増大と、データの記録・再生動作におけ
るスループットの維持向上とを両立させることが可能な
ディスク装置を提供することにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、シークやオン
トラック等の動作モードに関係なく、ディスク媒体に対
するヘッドの相対的な位置を正確に認識して、目的のデ
ータ記録・再生領域の検出を多様かつ高速に行うことが
可能なディスク装置を提供することにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、シークやオン
トラック等の動作モードに関係なく、ディスク媒体に対
するヘッドの相対的な位置を正確に認識して、多様な位
置決め制御動作を実現することが可能なディスク装置を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、記録面に設定されたトラックにサーボブロックとデ
ータブロックが混在して配置されたディスク媒体と、こ
のディスク媒体に対してデータを記録/再生するヘッド
とを含むディスク装置において、所望のクロック信号で
カウントされるカウンタと、このカウンタの値によっ
て、ヘッドが目的トラック上に位置付けされている場合
に限らず、シーク中においても、ディスク媒体の回転中
常に、トラック上の、サーボブロック位置を予測する手
段と、予測したサーボブロック位置で当該サーボブロッ
クを識別する第1のサーボブロックアドレスを予測する
手段と、サーボブロック上に当該サーボブロックを識別
するための第2のサーボブロックアドレスを格納する手
段と、サーボブロックから読み出した第2のサーボブロ
ックアドレスと、カウンタ値にて予測された第1のサー
ボブロックアドレスを比較して、両サーボブロックアド
レスが一致しているかを判定する手段とを備えるように
した。
【0018】さらに、ディスク媒体から読み出された第
2のサーボブロックアドレスとカウンタ値によって予測
された第1のサーボブロックアドレスが一致している場
合、当該サーボブロックアドレスから、当該サーボブロ
ックの後に配置されたデータブロックのデータブロック
アドレスを求める手段と、求めたデータブロックアドレ
スを持つデータブロックが処理対象のデータブロックで
あるかどうかを判定する手段と、目的トラックにヘッド
が位置付け状態にあるか判定する手段と、処理対象のデ
ータブロックであると確定し、かつ目的トラックに位置
付け状態である場合、処理対象の当該データブロックに
対するデータの書き込み、ならびに読み出しを行う手段
とを備えるようにした。
【0019】また、サーボブロックの予測に用いられる
カウンタや、各予測手段の動作を検証する検証手段を備
えるようにした。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態であるディ
スク装置におけるサーボ制御部の構成の一例を示すブロ
ック図であり、図2は、サーボ制御部の作用の一例を示
すタイミングチャート、図3は、本実施の形態のディス
ク装置のディスク媒体に設けられるサーボセクタの構成
の一例を示す概念図、図4は、本実施の形態のディスク
装置のディスク媒体におけるサーボセクタの配置の一例
を示す概念図、図5は、本実施の形態のディスク装置の
全体構成の一例を示す概念図、図6は、本実施の形態の
ディスク装置の作用の一例を示すフローチャートであ
る。
【0022】まず、図5を参照して、本実施の形態のデ
ィスク装置1の全体構成を簡単に説明する。たとえば、
図示しないトラックが同心円状に配置されたディスク媒
体2は、図示しないモータによって回転駆動されるスピ
ンドル1aに支持されて回転する。ディスク媒体2に対
するデータの記録/再生動作を行うR/Wヘッド3は、
ピボット軸1bを中心として揺動するヘッドアーム1c
の先端部に固定され、ヘッドアーム1cの揺動動作は、
ボイスコイルモータ1dによって制御される。すなわ
ち、ヘッドアーム1cの揺動動作によって、R/Wヘッ
ド3をディスク媒体2の径方向に移動させるシーク動作
や、特定のトラックにR/Wヘッド3を追従させるフォ
ローイング動作等の位置決め動作が行われる。
【0023】R/Wヘッド3は、R/Wアンプ4、信号
処理装置5を介してデータ処理装置7に接続されてい
る。また、ボイスコイルモータ1dは、モータドライバ
11を介してデータ処理装置7に接続されている。
【0024】データ処理装置7は、ドライブI/F制御
部8、バッファ制御部9、ホストI/F制御部10、デ
ータバッファ14、ECC制御部6、サーボ制御部1
2、全体を制御するCPU13、等で構成されている。
信号処理装置5は、ディスク媒体2から読み出される読
み出しデータからリードデータパルス34を抽出してサ
ーボ制御部12に与える。
【0025】本実施の形態の場合、ディスク媒体2にお
ける記録フォーマットとして、トラック内に、通常のデ
ータが格納されるデータセクタと、サーボ情報が格納さ
れるサーボセクタとを混在させるセクタサーボ方式が採
用されている。また、ディスク媒体2の全域におけるビ
ット記録密度を均一化するため、外周側のより長いトラ
ックほど、その中に含まれるデータセクタの数が多くな
るように設定されている。
【0026】さらに、本実施の形態の場合、各データセ
クタには、当該データセクタを識別するためのデータセ
クタアドレス(ID)を省略したIDレス方式が採用さ
れている。従って、各データセクタのIDを読み出して
データセクタを識別することができないため、後述のよ
うにサーボセクタのアドレスを識別して、サーボセクタ
アドレスからデータセクタアドレスを求めることによ
り、データセクタの識別を行う。
【0027】本実施の形態の場合、サーボセクタ16
は、図4に例示されるようにディスク媒体2上に設けら
れたトラック(媒体)の中心から放射状に配置されてい
る。すなわち、各トラックでのサーボセクタ16の数お
よび周方向の位置は同一である。サーボセクタアドレス
は、インデックスマークを含むサーボセクタ16を、ト
ラックの始点を示す基準サーボセクタ16Aとし、その
サーボセクタアドレスを“0”とする。図4のようにデ
ィスク媒体2の回転方向に対し、R/Wヘッド3がサー
ボセクタ16を通過する順に順次サーボセクタアドレス
を定義する。各サーボセクタ16はそれぞれ内周トラッ
クから外周トラックまで同一のサーボセクタアドレスを
定義する。
【0028】図3は、サーボセクタ16の構成の一例を
示したものである。サーボセクタ16は、データセクタ
17と異なり、トラック境界まで幅広く記録する。放射
状に配置された各サーボセクタ16中のSSA32(サ
ーボセクタアドレス)は内周トラックから外周トラック
まで同一値であるからトラック境界においても連続した
パターンで記録される。このように各サーボセクタ16
にSSA32を記録することにより、R/Wヘッド3が
トラック境界にあっても、またシーク中であっても、サ
ーボセクタ16中のSSA32を読み出すことが可能と
なる。その他の構成要素は、図7に例示した従来のセク
タ・サーボ方式のディスク装置におけるサーボセクタ1
6と同じであるため説明を省略する。
【0029】一方、データセクタ17のフォーマットと
しては、たとえば、図7に例示されるような、DSCT
A17や、DSCTB17等を採用することができる。
すなわち、DSCTA17は、サーボセクタ16によっ
て分断されないデータセクタの構成例を示しており、D
SCTB17は、サーボセクタ16によって分断される
データセクタの構成例を示している。
【0030】図5によって、IDレスフォーマット方式
におけるデータの読み出し動作を例として、本実施の形
態のディスク装置の各ブロックの動作を説明する。CP
U13は、ホストコンピュータ15が要求するデータが
格納されているデータセクタ17の記録媒体上のアドレ
スを算出する。サーボ制御部12およびモータドライバ
11は該データセクタ17の存在するトラック上にR/
Wヘッド3を移動させ、位置付ける。このための制御情
報がサーボセクタ16中に記録されてあり、サーボセク
タ16毎に、R/Wヘッド3により読み出され、R/W
アンプ4および信号処理装置5を介して、リードデータ
パルス34としてサーボ制御部12に送られる。サーボ
制御部12は、同時にR/Wヘッド3の位置するデータ
セクタアドレスを求め、ドライブI/F制御部8に送
る。ドライブI/F制御部8は該データセクタアドレス
が要求されるデータセクタ17か判定する。該データセ
クタ17が要求されるデータセクタの場合、R/Wヘッ
ド3により読み出しを行い、R/Wアンプ4、信号処理
装置5を介してドライブI/F制御部8に送られパラレ
ルデータに変換される。該データはバッファ制御部9、
データバッファ14、ホストI/F制御部10を介し
て、更にECC制御部6によりエラー検出、エラー訂正
を行いホストコンピュータ15に送られる。
【0031】次に、図1によって、サーボ制御部12に
おけるセクタ認識を行う制御ブロック部分の構成および
作用の一例を詳細に説明する。
【0032】図1において、サーボセクタ位置予測カウ
ンタ42は、発振器等の外部クロック41からの入力パ
ルスをカウントし、各サーボセクタ位置を予測し、該タ
イミング毎にSSA_INC信号50を出力する。サー
ボセクタ位置予測は、サーボセクタ読み出しのサーボマ
ークサーチ動作開始タイミング(サーボ制御シーケンサ
40がサーボマーク検出回路35に与えるSRVMKS
RCH52)を得るために必要であり、サーボマークサ
ーチ動作開始タイミングとSSA_INC信号50の出
力タイミングは共通でもよい。
【0033】予測されるサーボセクタアドレスが保持さ
れるSSAレジスタ(SSA_REG)45は、サーボ
セクタ位置予測カウンタ42によるサーボセクタ予測位
置毎にSSA_INC信号50により更新される。本実
施の形態では、サーボセクタアドレスを、インデックス
マークを含む基準サーボセクタ16Aを基準(0)と
し、後続のサーボセクタ16のアドレスが1づつカウン
トアップするように定義するので、サーボセクタ予測位
置毎にSSAレジスタ45のインクリメントを行う。ま
たSSAレジスタ45が、MAX_SSAレジスタ43
(MAX_SSA_REG)に格納されているサーボセ
クタ数に達した(最大サーボセクタアドレス値と一致し
た)場合は、次のサーボセクタ16はインデックスマー
クを含む基準サーボセクタ16Aのため、次のサーボセ
クタ予測位置ではSSAレジスタ45を“0”に更新す
る。以上の動作を、ディスク起動時、回転安定後動作を
開始し、動作開始後、ディスク正常回転中は、シーク動
作中等、データセクタ17に対する処理を行わない間に
おいても、常に、サーボセクタ位置の予測およびサーボ
セクタアドレスの予測動作を行う。これにより、SSA
レジスタ45にはR/Wヘッド3が通過するサーボセク
タ16のアドレスの期待値が格納される。このSSAレ
ジスタ45の格納値は、サーボセクタ16より読み出し
たSSA32により、比較検証を行う。
【0034】サーボセクタ16より読み出したSSA3
2は、SVMKF53の検出を契機としてサーボ制御シ
ーケンサ40から出力されるCSSALTEN55のタ
イミングで、カレントサーボセクタアドレスレジスタ
(CSSA_REG)39に格納される。サーボセクタ
16中のSSA32はR/Wヘッド3がトラック上に位
置付いていないシーク中も読み出し可能であり、オント
ラック中はもちろん、シーク中においてもサーボセクタ
16を通過する毎にSSA32を読み出し、CSSAレ
ジスタ39に格納する。
【0035】SSA検証回路47は、CSSALTEN
55の出力を契機としてサーボ制御シーケンサ40から
出力されるSSACMPEN56のタイミングでSSA
レジスタ45とCSSAレジスタ39の比較検証を行
い、後段のRSフリップフロップ47aのセット入力を
アサートしてSSA_EN51を出力させる。RSフリ
ップフロップ47aはSSA_INC信号50をリセッ
ト入力として、SSA_EN51を無効にする。
【0036】データセクタアドレス生成回路46は、サ
ーボセクタアドレスに対応した、当該サーボセクタ16
に続くデータセクタ17のデータセクタアドレスを変換
テーブル等により求める回路である。SSAレジスタ4
5の比較検証が一致した場合、SSAイネーブル51の
オンにより、入力されたSSAレジスタ45の値から、
データセクタアドレスを求める。サーボ制御シーケンサ
40は、以上の動作の制御を行う。以上の回路は全て一
つのLSIに納めることが可能であり、小型なディスク
装置が実現可能である。
【0037】図2は、SSAレジスタ45の検証処理タ
イミング例を示したものである。サーボセクタ位置予測
カウンタ42によるサーボセクタ予測位置におけるSS
Aレジスタ45の更新時、(SSA_INC信号50の
RSフリップフロップ47aへのリセット入力により)
SSAイネーブル51をオフし、一旦、SSAレジスタ
45の格納値を無効とする。サーボセクタ読み出し時、
ディスク媒体2からのSSAの読み出し値が格納される
CSSAレジスタ39によりSSAレジスタ45の検証
を行い、一致した場合、SSAイネーブル51をオン
し、SSAレジスタ45を有効とする。一致しない場合
はSSAイネーブル51はオフのままとし当該サーボセ
クタ16におけるSSAレジスタ45を無効として、セ
クタ認識を行わない。サーボセクタ未検出、セクタマー
ク未検出や、SSAリードエラーとなる欠陥サーボセク
タが発生しても、サーボセクタ位置予測カウンタ42に
よるSSAレジスタ45の更新動作には無関係であり、
SSAレジスタ45にはサーボセクタ予測位置において
常に更新された期待値が格納される。つまり、欠陥サー
ボセクタにおいてSSAレジスタ45の検証結果が不可
(NG)となり、SSAレジスタ45を無効としてセク
タ認識を行わないだけであり、SSAレジスタ45は正
しい値を維持する。このため、欠陥サーボセクタ以降に
ある正常なサーボセクタ16におけるSSA比較検証に
は影響せず、目的のサーボセクタ16においてSSA比
較検証が一致すれば、目的セクタの認識が可能である。
この欠陥サーボセクタによる回転待発生等のスループッ
ト劣化は無い。
【0038】また、サーボセクタ位置予測カウンタ42
や、SSAレジスタ45の異常等は、シーク中を含め常
時検証しているため、検証不一致等の発生により判断可
能である。例えば、連続して二つ以上のサーボセクタ1
6において検証不一致が続いた場合や、SSAレジスタ
45=“0”のサーボセクタ16でインデックスマーク
20が検出できない場合、SSAレジスタ45=“0”
以外のサーボセクタ16でインデックスマーク20を検
出した場合、等をエラーとしてもよい。
【0039】信頼性を更に向上させるために、図3のよ
うに、サーボセクタ16の一部にエラー検出コードEC
33を付加して、CSSAレジスタ39に格納されるS
SA32のチェックを行ってもよい。ただし、CYL2
2とSSA32に対するエラー検出コードは、GRAY
CODEが生成できないためシーク中におけるエラー
検出コードの読み出し、チェックは不可能である。この
ためSSA32のみに対するエラー検出コード(EC)
33を付加することが望ましい。これは、該エラー検出
コード33とSSA32は同じアドレスのサーボセクタ
16において各トラックで同一となるためシーク中にお
けるエラー検出コード33の読み出し、チェックが可能
となるからである。
【0040】本実施の形態のディスク装置においてSS
Aレジスタ45は、常にヘッド位置を示すことから、C
PU13がSSAレジスタ45によりR/Wヘッド3の
位置を認識し、回転待等を考慮した多様かつインテリジ
ェントなセクタ制御を行うことも可能であり、更なるス
ループットの向上を実現することができる。
【0041】すなわち、SSAレジスタ45を参照する
ことによって、シーク中やオントラック中の如何に関係
なく、常に、トラック内におけるR/Wヘッド3の現在
位置を把握できるので、任意のトラックにおける回転待
ち時間の予測等によって、たとえば、複数のトラックを
アクセスする場合に、トータルの回転待ち時間が最小と
なるように、各トラックや当該トラック内のデータセク
タ17のアクセス順序を変更する等の多様な制御を簡単
に実現することが可能となる。
【0042】動作中に欠陥サーボセクタが発生し、SS
A32の読み出しができなくなり、SSAレジスタ45
の検証NGとなった場合、該SSAレジスタ45から求
められるデータセクタ17が認識不能となり、該データ
セクタ17の読み出しが不可能となるが、CSSAレジ
スタ39によるSSAレジスタ45の検証動作を無効と
し、サーボセクタ位置予測カウンタ42によって更新さ
れる、SSAレジスタ45のみによって、サーボセクタ
アドレス(SSA32)を認識することによりデータセ
クタ17の認識が可能となり、ユーザデータ読み出しの
回復手段の一つとして使用できる。
【0043】同様に、各サーボセクタ16にSSA32
を記録せず、サーボセクタ位置予測カウンタ42により
更新されるSSAレジスタ45のみによって、サーボセ
クタアドレスを認識してもよい。この場合、信頼性を高
めるため、たとえば、サーボセクタ位置予測カウンタ4
2およびSSA_REG更新制御回路44に、プリパリ
ティチェック回路を付加したり、当該サーボセクタ位置
予測カウンタ42およびSSA_REG更新制御回路4
4そのものを二重化する等のハードウェア的な誤動作検
出手段を設けたり、あるいは、一周に一回、インデック
スマーク20が基準サーボセクタ16Aで検出されるこ
とを確認する等のソフトウェア的な誤動作検出手段によ
り、SSAレジスタ45を検証する。この方法は、各サ
ーボセクタ16にSSA32を記録する必要がないた
め、フォーマット使用効率がさらに向上し、また回路構
成もより簡単となる利点がある。
【0044】このように本実施の形態のディスク装置で
は、サーボセクタアドレス認識動作を、シーク中におい
ても、オントラックとは関係なく常に行うサーボ制御方
法を備えているため、オントラック後に該トラックにお
いて、セクタ認識動作を行う従来技術の方式と較べ、ス
ループットの点で優れている。つまり、常にサーボセク
タアドレス(SSA32)の認識を行うことにより、シ
ーク完了した時点で既にデータセクタ17が認識できて
おり、直ちに目的のデータセクタ17に対し、RD/W
R動作を行うことが可能である。
【0045】以上説明したように、本実施の形態のディ
スク装置によればIDレス方式を採用したディスクフォ
ーマットに対するデータ処理を行う上で、サーボセクタ
アドレス32の誤検出、検出不能によるユーザデータの
破壊、および誤データの転送を防止し、さらにサーボセ
クタアドレス32の認識をオントラックに関係なく独立
して行うことにより、ディスク装置ならびにサーボ制御
系の信頼性、性能を向上することができる。
【0046】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0047】たとえば、ディスク装置としては、磁気デ
ィスクをディスク媒体として用いる磁気ディスク装置に
限らず、光ディスク、光磁気ディスク等をディスク媒体
として用いる一般のディスク装置に広く適用することが
できる。
【0048】
【発明の効果】本発明のディスク装置によれば、ディス
ク媒体における記録フォーマット内の制御情報の誤認識
や検出不能等に起因するデータ破壊やデータの誤読を防
止して、動作性能や信頼性を向上させることができる、
という効果が得られる。
【0049】また、ディスク媒体における記録フォーマ
ット内の制御情報の削減によるデータ記録容量の増大
と、データの記録・再生動作の信頼性の維持向上とを両
立させることができる、という効果が得られる。
【0050】また、ディスク媒体における記録フォーマ
ット内の制御情報の削減によるデータ記録容量の増大
と、データの記録・再生動作におけるスループットの維
持向上とを両立させることができる、という効果が得ら
れる。
【0051】また、シークやオントラック等の動作モー
ドに関係なく、ディスク媒体に対するヘッドの相対的な
位置を正確に認識して、目的のデータ記録・再生領域の
検出を多様かつ高速に行うことができる、という効果が
得られる。
【0052】また、シークやオントラック等の動作モー
ドに関係なく、ディスク媒体に対するヘッドの相対的な
位置を正確に認識して、多様な位置決め制御動作を実現
することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるディスク装置にお
けるサーボ制御部の構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態であるディスク装置にお
けるサーボ制御部の作用の一例を示すタイミングチャー
トである。
【図3】本発明の一実施の形態であるディスク装置のデ
ィスク媒体に設けられるサーボセクタの構成の一例を示
す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるディスク装置のデ
ィスク媒体におけるサーボセクタの配置の一例を示す概
念図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるディスク装置の全
体構成の一例を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるディスク装置の作
用の一例を示すフローチャートである。
【図7】IDレス方式を用いた従来の考えられるディス
クフォーマットの一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1…ディスク装置、1a…スピンドル、1b…ピボット
軸、1c…ヘッドアーム、1d…ボイスコイルモータ、
2…ディスク媒体、3…R/Wヘッド、4…R/Wアン
プ、5…信号処理装置、6…ECC制御部、7…データ
処理装置、8…ドライブI/F制御部、9…バッファ制
御部、10…ホストI/F制御部、11…モータドライ
バ、12…サーボ制御部、13…CPU、14…データ
バッファ、15…ホストコンピュータ、16…サーボセ
クタ(サーボブロック)、16A…基準サーボセクタ、
17…データセクタ(データブロック)、18…AGC
G、19…サーボマーク、20…インデックスマーク、
21…セクタマーク、32…サーボセクタアドレス、3
3…エラー検出コード、34…リードデータパルス、3
5…サーボマーク検出回路、39…CSSAレジスタ、
40…サーボ制御シーケンサ、41…外部クロック、4
2…サーボセクタ位置予測カウンタ(第1の予測手
段)、43…MAX_SSAレジスタ、44…SSA_
REG更新制御回路、45…SSAレジスタ(第2の予
測手段)、46…データセクタアドレス生成回路、47
…SSA検証回路(比較手段)、47a…RSフリップ
フロップ、50…SSA_INC信号、51…SSAイ
ネーブル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク媒体と、前記ディスク媒体の記
    録面に対するデータの記録および再生動作の少なくとも
    一方を行うヘッドと、前記ヘッドを前記記録面の任意の
    位置に位置付ける動作を行うヘッド位置決め機構と、前
    記ヘッドの記録および再生動作と前記ヘッド位置決め機
    構を制御する制御部とを含むディスク装置であって、 前記ディスク媒体は、前記記録面に設定されたトラック
    に、前記データが格納される複数のデータブロックと、
    前記ヘッドの前記記録面に対する位置付け動作の制御に
    用いられる位置決め制御情報が格納されるサーボブロッ
    クとが混在して配置され、 前記制御部は、前記ディスク媒体の回転中に特定の位置
    でリセットされるカウンタと、前記カウンタの値によっ
    て前記トラックにおける前記サーボブロックの位置を予
    測する第1の予測手段と、前記第1の予測手段によって
    予測される前記サーボブロックの位置毎に前記サーボブ
    ロックを識別するための第1のサーボブロックアドレス
    を予測する第2の予測手段とを含む、ことを特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク装置において、
    前記ディスク媒体の前記サーボブロック内には、当該サ
    ーボブロックを識別するための第2のサーボブロックア
    ドレスの格納領域が複数の前記トラックに跨がって設け
    られ、 前記制御部には、シーク中およびオントラック中のいず
    れにも無関係に前記ヘッドを介して前記第2のサーボブ
    ロックアドレスを読み出す手段と、 前記第2の予測手段にて予測された前記第1のサーボブ
    ロックアドレスと、前記ディスク媒体の前記格納領域か
    ら読み出された前記第2のサーボブロックアドレスとを
    比較して、両者が一致するか否かを判定する比較手段
    と、 前記第1または第2のサーボブロックアドレスから後続
    の前記データブロックを識別するためのデータブロック
    アドレスを得る手段と、を含むことを特徴とするディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスク装置において、
    前記制御部は、 前記第1および第2のサーボブロックアドレスが一致し
    ている場合、前記サーボブロックアドレスから、当該サ
    ーボブロックの後に配置された前記データブロックのデ
    ータブロックアドレスを求めるステップと、 求めた前記データブロックアドレスのデータブロック
    が、処理対象のデータブロックか否かを判定するステッ
    プと、 処理対象の前記データブロックと判明し、前記ヘッドが
    目的の前記トラックに位置付いている場合、処理対象の
    前記データブロックに対する前記データの書き込みまた
    は読み出しの少なくとも一方を行うステップと、を実行
    させる制御論理を備えたことを特徴とするディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のディスク装置において、
    前記制御部は、 前記第1および第2のサーボブロックアドレスが不一
    致、または前記サーボブロック内の前記第2のサーボブ
    ロックアドレスが読み出せず、目的の前記データブロッ
    クが認識不能となった場合、前記比較手段による比較結
    果を無効として、前記第1および第2のサーボブロック
    アドレスの一方から、当該サーボブロックの後に配置さ
    れた前記データブロックのデータブロックアドレスを求
    めるステップと、 求めた前記データブロックアドレスの前記データブロッ
    クが、処理対象のデータブロックであるか否かを判定す
    るステップと、 前記判定結果が一致していて、前記ヘッドが目的の前記
    トラックに位置付いている場合、処理対象の前記データ
    ブロックに対するデータの書き込みまたは読み出しを行
    うステップと、を実行させる制御論理を備えたことを特
    徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のディスク装置において、
    前記制御部は、前記ディスク媒体の1回転に1回だけ検
    出されるように前記トラック内の特定の前記サーボブロ
    ックに設定されたインデックスマークを確認する第1の
    検証手段、および前記カウンタ、および前記第1のサー
    ボブロックアドレスを予測する前記予測手段の少なくと
    も一方の誤動作を検出する第2の検証手段、の一方また
    は両方を備え、前記予測手段で予測された前記第1のサ
    ーボブロックアドレスの検証を行うことを特徴とするデ
    ィスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001099108A1 (en) * 2000-06-22 2001-12-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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