JPH09293622A - 電気静止機器の磁気シールド - Google Patents

電気静止機器の磁気シールド

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JPH09293622A
JPH09293622A JP10810796A JP10810796A JPH09293622A JP H09293622 A JPH09293622 A JP H09293622A JP 10810796 A JP10810796 A JP 10810796A JP 10810796 A JP10810796 A JP 10810796A JP H09293622 A JPH09293622 A JP H09293622A
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JP
Japan
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magnetic shield
magnetic
silicon steel
shield
electric stationary
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JP10810796A
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English (en)
Inventor
Kazufumi Oguma
一史 小熊
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】局部過熱の少ない変圧器、リアクトル等の電気
静止機器の磁気シールドを提供すること。 【解決手段】変圧器、リアクトル等の電気静止機器の磁
気シールドにおいて、前記電気静止機器タンク側板と垂
直なベクトル成分を持つ磁束が入射する前記磁気シール
ド部分ではその磁気シールドを構成する珪素鋼板の厚さ
方向をコイルと対向させた縦積みとし、他の磁気シール
ド部分ではその磁気シールドを構成する珪素鋼板の幅方
向をコイルと対向させた平積みとしているので、タンク
側板の磁気シールド内で発生するうず電流損を低減でき
る。したがって、磁気シールドの局部過熱を防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気静止機器の磁
気シールドに係り、特に電気静止機器の磁気シールドの
局部過熱防止及び騒音低減を図った電気静止機器の磁気
シールドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の変圧器、リアクトル等の電気静止
機器のタンク磁気シールドは、そのタンク磁気シールド
の各部分に入射してくる磁束のベクトル成分に関係なく
同一の構造をしている。
【0003】このため、例えば図6に示すように珪素鋼
板を平積み構成とした場合、タンク磁気シールド1aの
上下端付近ではタンク側板と垂直なベクトル成分を持つ
磁束が入射するのでうず電流損が増大し、タンク磁気シ
ールド1aが局部過熱を引き起こしていた。
【0004】一方、珪素鋼板を縦積み構成とした場合、
例えばシキ車輸送型変圧器のように曲面を有するタンク
にこれを適用すると、図7に示すようにタンク6の面に
合わせて夫々に分割した磁気シールド1bを組合わせる
ことになるので、これを製作する上で多くの工数と時間
を要すると共に接続部で生ずる磁気損失が多くなり品質
的にも問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決するためになされたもので、請求項1、請求項2及び
請求項5の目的は局部過熱の少ない変圧器、リアクトル
等の電気静止機器の磁気シールドを提供することにあ
る。また、請求項3及び請求項4の目的は負荷時の騒音
を低減した変圧器、リアクトル等の電気静止機器の磁気
シールドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は変圧器、リアクトル等の電気静
止機器の磁気シールドにおいて、前記電気静止機器タン
ク側板と垂直なベクトル成分を持つ磁束が入射する前記
磁気シールド部分ではその磁気シールドを構成する珪素
鋼板の厚さ方向をコイルと対向させた縦積みとし、他の
磁気シールド部分ではその磁気シールドを構成する珪素
鋼板の幅方向をコイルと対向させた平積みとしたことを
特徴とする。
【0007】本発明の請求項2は、請求項1記載の電気
静止機器の磁気シールドにおいて、積層方向の異なる磁
気シールドのそれぞれの積層方向厚さを一方の珪素鋼板
幅より厚く構成したことを特徴とする。本発明の請求項
3は、変圧器、リアクトル等の電気静止機器の磁気シー
ルドにおいて、前記磁気シールドに吸音材を取り付けた
ことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4は、請求項3記載の電気
静止機器の磁気シールドにおいて、前記磁気シールドの
厚さ方向を段重ねとすると共に、負荷時に磁気シールド
の磁束密度が高くなるコイル側付近の磁気シールド部分
の珪素鋼板のみを他の磁気シールド部分より吸音性能の
高い吸音材を取り付けたことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項5は、請求項1乃至2記載
の電気静止機器の磁気シールドにおいて、磁束密度の最
も高いコイルに対向する平積みの磁気シールド部分に低
損失で高磁束密度の珪素鋼板を用いたことを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、本発明の第1実施例(請求
項1対応)であり、同図(a)は側面図、同図(b)は
同図(a)のタンク磁気シールド部の斜視図である。
【0011】同図に示すように、タンク6の側板にはタ
ンク側板と垂直なベクトル成分を持つ磁束が入射する部
分には珪素鋼板の厚さ方向をコイル5と対向させた縦積
みのタンク磁気シールド1bを取り付けており、他の部
分には珪素鋼板の幅方向をコイル5と対向させた平積み
のタンク磁気シールド1aを取り付けている。
【0012】本実施例においては、コイルから発生する
磁束の流れ7によって磁気シールド内で発生するうず電
流損を低減できるので、磁気シールドの局部過熱を防止
することができる。
【0013】図2は本発明の第2実施例(請求項2対
応)であり、同図(a)は側面図、同図(b)は同図
(a)の磁気シールド部のA方向矢視図である。同図に
示すように、タンク6の側板にはタンク側板と垂直なベ
クトル成分を持つ磁束が入射する部分には珪素鋼板から
なる磁気シールド1bを取り付けており、また、この上
下の磁気シールド1bの間にはこの磁気シールド1bの
厚さl3より積層方向の厚さl4 を厚くし、またその幅
2 を磁気シールド1bの積層方向の幅l1 よりも狭い
磁気シールド1aを取り付けている。
【0014】本実施例の磁気シールドは上記の如く構成
されているので、積層方向の厚さの異なる磁気シールド
1a及び1b間に設けたギャップ部3で、漏れた磁束が
それぞれの磁気シールド1a及び1bを構成する珪素鋼
板の表面に流れ込むことを防止できる。したがって、磁
気シールド1a及び1bのギャップ部3付近で発生する
うず電流損を低減できるので、積層方向の異なる磁気シ
ールド1aと1b間のギャップ部3付近の磁気シールド
1a及び1bの局部過熱を防止することができる。
【0015】図3は本発明の第3の実施例(請求項3対
応)の側面図である。同図に示すように、タンク6の側
板には吸音材4aで囲まれた磁気シールド1aを、また
コイル5を取り付けるクランプには吸音材4aで囲まれ
た磁気シールド2aが取り付けられている。
【0016】本実施例の磁気シールド1a及び2aは上
記の如く構成されているので、負荷時にタンク6の側板
の磁気シールド1aとクランプの磁気シールド2aから
発生する騒音は吸音材4aで吸収されるので、負荷時に
磁気シールドを構成している珪素鋼板の磁気歪の影響に
より発生する騒音を低減できる。
【0017】図4は本発明の第4実施例(請求項4対
応)の側面図である。同図に示すように、タンク6の側
板及びクランプには2段重ね構成とした磁気シールドを
取り付けている。すなわち、タンク6の側板には磁気シ
ールド1aと吸音材4bで囲まれた磁気シールド1cと
を一体とした周囲を吸音材4aで取り囲んだ磁気シール
ド1dを取り付けている。また、クランプには磁気シー
ルド2aと吸音材4bで囲まれた磁気シールド2bとを
一体とした周囲を吸音材4aで取り囲んだ磁気シールド
2dを取り付けている。なお、吸音材4bの吸音性能は
吸音材4aの吸音性能より高い。
【0018】本実施例の磁気シールド1d及び2dは上
記の如く構成されているので、負荷時に磁束密度が高く
なるコイル側付近のクランプ及びタンクの側板の磁気シ
ールドから発生するより高い騒音を吸音材が吸収できる
ので、珪素鋼板の磁気歪の影響により発生する騒音を低
減できる。
【0019】図5は本発明の第5実施例(請求項5対
応)の側面図である。同図に示すように、磁束密度の最
も高いコイルに対向するタンク6の側板には、平積み低
損失で高磁束密度の珪素鋼板を用いた磁気シールド1e
を取り付ける。他の部分には一般材の珪素鋼板を用いた
磁気シールド1fを取り付ける。
【0020】本実施例の磁気シールド1e及び1fは上
記の如く構成されているので、タンクの磁気シールド内
の磁束の集中を防止できるので、磁気シールドの小型軽
量化及び発生損失の低減を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
及び請求項2によれば、タンク側板の磁気シールド内で
発生するうず電流損を低減できるので、この磁気シール
ドの局部過熱を防止できる。
【0022】また、本発明の請求項3及び請求項4によ
れば、変圧器,リアクトルのタンク及びクランプの磁気
シールドは、吸音材により取り囲まれているので、負荷
時にこれら磁気シールドに磁束が流れ込むことにより生
ずる珪素鋼板の磁気歪の影響により発生する騒音を低減
できる。
【0023】更に本発明の請求項5によれば、コイル対
向部タンク側板に低損失でかつ高磁束密度の珪素鋼板を
用いた磁気シールドを設けているので、磁気シールド全
体を小型軽量化できると共に磁束集中による損失も低減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、同図(a)は側面
図、同図(b)は同図(a)の斜視図。
【図2】本発明の第2実施例であり、同図(a)は側面
図、同図(b)は同図(a)のA矢視方向から見た図。
【図3】本発明の第3実施例の側面図。
【図4】本発明の第4実施例の側面図。
【図5】本発明の第5実施例の側面図。
【図6】従来のタンク及びクランプに取り付けた磁気シ
ールドの側面図。
【図7】従来の他のタンクに取り付けた磁気シールドの
側面図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e,1f,2a,2b…磁
気シールド、3…ギャップ、4a,4b…吸音材、5…
コイル、6…タンク、7…磁束の流れ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器、リアクトル等の電気静止機器の
    磁気シールドにおいて、前記電気静止機器タンク側板と
    垂直なベクトル成分を持つ磁束が入射する前記磁気シー
    ルド部分ではその磁気シールドを構成する珪素鋼板の厚
    さ方向をコイルと対向させた縦積みとし、他の磁気シー
    ルド部分ではその磁気シールドを構成する珪素鋼板の幅
    方向をコイルと対向させた平積みとしたことを特徴とす
    る電気静止機器の磁気シールド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気静止機器の磁気シー
    ルドにおいて、積層方向の異なる磁気シールドのそれぞ
    れの積層方向厚さを一方の珪素鋼板幅より厚く構成した
    ことを特徴とする電気静止機器の磁気シールド。
  3. 【請求項3】 変圧器、リアクトル等の電気静止機器の
    磁気シールドにおいて、前記磁気シールドに吸音材を取
    り付けたことを特徴とする電気静止機器の磁気シール
    ド。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電気静止機器の磁気シー
    ルドにおいて、前記磁気シールドの厚さ方向を段重ねと
    すると共に、負荷時に磁気シールドの磁束密度が高くな
    るコイル側付近の磁気シールド部分の珪素鋼板のみを他
    の磁気シールド部分より吸音性能の高い吸音材を取り付
    けたことを特徴とする電気静止機器の磁気シールド。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至2記載の電気静止機器の磁
    気シールドにおいて、磁束密度の最も高いコイルに対向
    する平積みの磁気シールド部分に低損失で高磁束密度の
    珪素鋼板を用いたことを特徴とする電気静止機器の磁気
    シールド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9812250B2 (en) 2014-09-19 2017-11-07 Hitachi, Ltd. Transformer
CN110752091A (zh) * 2019-11-21 2020-02-04 常州西电变压器有限责任公司 变压器铁心旁柱屏蔽成型装置及方法
CN114628126A (zh) * 2022-04-20 2022-06-14 西安西电变压器有限责任公司 一种磁屏蔽结构以及电力变压器
CN117877871A (zh) * 2024-02-28 2024-04-12 正泰电气股份有限公司 夹件板式磁屏蔽结构的加工方法及夹件板式磁屏蔽结构

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