JPH09293913A - 機能性高分子素子 - Google Patents
機能性高分子素子Info
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- JPH09293913A JPH09293913A JP8105381A JP10538196A JPH09293913A JP H09293913 A JPH09293913 A JP H09293913A JP 8105381 A JP8105381 A JP 8105381A JP 10538196 A JP10538196 A JP 10538196A JP H09293913 A JPH09293913 A JP H09293913A
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- conductive polymer
- electrolyte
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の圧電素子に代わる新規な素子であって、
その微細化が容易なものを提供する。 【解決手段】金属膜11の上に導電性ポリマー膜12と
電解質膜13とを積層し、その上に電極14を設けて機
能性高分子素子10を構成し、電圧の印加により導電性
ポリマー膜12と電解質膜13との間でイオンの授受を
行なわせて導電性ポリマー膜12の体積を変化させ、そ
の体積変化により金属膜11を前記導電性ポリマー膜1
2とともに撓み変形させるようにした。
その微細化が容易なものを提供する。 【解決手段】金属膜11の上に導電性ポリマー膜12と
電解質膜13とを積層し、その上に電極14を設けて機
能性高分子素子10を構成し、電圧の印加により導電性
ポリマー膜12と電解質膜13との間でイオンの授受を
行なわせて導電性ポリマー膜12の体積を変化させ、そ
の体積変化により金属膜11を前記導電性ポリマー膜1
2とともに撓み変形させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電圧の印加によ
ってイオンに授受を行なう機能性高分子素子に関するも
のである。
ってイオンに授受を行なう機能性高分子素子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電圧の印加によって機能する素子
としては、圧電素子があり、この圧電素子は、その撓み
変形力で他の物体の駆動などを行なうアクチュエータな
どに利用されている。
としては、圧電素子があり、この圧電素子は、その撓み
変形力で他の物体の駆動などを行なうアクチュエータな
どに利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記圧電素子
は、その微細化による高密度実装が極めて困難であっ
た。この発明は、従来の圧電素子等に代わる、微細化が
容易な新規な機能性高分子素子を提供することを目的と
したものである。
は、その微細化による高密度実装が極めて困難であっ
た。この発明は、従来の圧電素子等に代わる、微細化が
容易な新規な機能性高分子素子を提供することを目的と
したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の機能性
高分子素子は、金属膜上に導電性ポリマー膜と電解質膜
とを積層してなり、電圧の印加により前記導電性ポリマ
ー膜と前記電解質膜との間でのイオンの授受を行なうこ
とを特徴とするものであり、この機能性高分子素子は、
電圧の印加により、導電性ポリマー膜と電解質膜との積
層膜の間でイオンの授受を行なうものであるから、微細
化が容易である。
高分子素子は、金属膜上に導電性ポリマー膜と電解質膜
とを積層してなり、電圧の印加により前記導電性ポリマ
ー膜と前記電解質膜との間でのイオンの授受を行なうこ
とを特徴とするものであり、この機能性高分子素子は、
電圧の印加により、導電性ポリマー膜と電解質膜との積
層膜の間でイオンの授受を行なうものであるから、微細
化が容易である。
【0005】また、この発明の第2の機能性高分子素子
は、金属膜上に導電性ポリマーに電解物質を分散させた
電解質分散ポリマー膜を固着してなり、電圧の印加によ
る前記導電性ポリマーと電解物質との間でのイオンの授
受を行なうことを特徴とするものであり、この機能性高
分子素子は、電圧の印加により、電解質分散ポリマー膜
内でのイオンの授受、つまり導電性ポリマーと電解物質
との間でイオンの授受を行なうものであるから、微細化
が容易である。
は、金属膜上に導電性ポリマーに電解物質を分散させた
電解質分散ポリマー膜を固着してなり、電圧の印加によ
る前記導電性ポリマーと電解物質との間でのイオンの授
受を行なうことを特徴とするものであり、この機能性高
分子素子は、電圧の印加により、電解質分散ポリマー膜
内でのイオンの授受、つまり導電性ポリマーと電解物質
との間でイオンの授受を行なうものであるから、微細化
が容易である。
【0006】
【発明の実施の形態】上記第1の機能性高分子素子が、
前記イオンの授受により前記導電性ポリマー膜が体積変
化し、その体積変化により前記金属膜が前記導電性ポリ
マー膜とともに撓み変形するものであれば、その撓み変
形力を他の物体の駆動などに利用することができる。
前記イオンの授受により前記導電性ポリマー膜が体積変
化し、その体積変化により前記金属膜が前記導電性ポリ
マー膜とともに撓み変形するものであれば、その撓み変
形力を他の物体の駆動などに利用することができる。
【0007】また、この機能性高分子素子において、前
記導電性ポリマー膜と電解質膜との界面は、その両方の
膜の成分が混在した組成であり、その組成比が前記導電
性ポリマー膜と電解質膜との間で連続的に変化している
のが望ましい。
記導電性ポリマー膜と電解質膜との界面は、その両方の
膜の成分が混在した組成であり、その組成比が前記導電
性ポリマー膜と電解質膜との間で連続的に変化している
のが望ましい。
【0008】また、この機能性高分子素子においては、
前記金属膜に電圧印加電極を兼ねさせるとともに、前記
導電性ポリマー膜と電解質膜の積層膜の上に、この積層
膜をはさんで前記金属膜と対向する電極を設け、前記金
属膜と前記電極との間に電圧を印加するのが望ましい。
さらに、前記導電性ポリマー膜と電解質膜は、その両方
を極く薄い膜とし、これらの膜を複数層ずつ交互に積層
してもよい。
前記金属膜に電圧印加電極を兼ねさせるとともに、前記
導電性ポリマー膜と電解質膜の積層膜の上に、この積層
膜をはさんで前記金属膜と対向する電極を設け、前記金
属膜と前記電極との間に電圧を印加するのが望ましい。
さらに、前記導電性ポリマー膜と電解質膜は、その両方
を極く薄い膜とし、これらの膜を複数層ずつ交互に積層
してもよい。
【0009】上記第2の機能性高分子素子においては、
前記金属膜に電圧印加電極を兼ねさせるとともに、前記
電解質分散ポリマー膜の上に、このポリマー膜をはさん
で前記金属膜と対向する電極を設け、前記金属膜と前記
電極との間に電圧を印加するのが望ましい。
前記金属膜に電圧印加電極を兼ねさせるとともに、前記
電解質分散ポリマー膜の上に、このポリマー膜をはさん
で前記金属膜と対向する電極を設け、前記金属膜と前記
電極との間に電圧を印加するのが望ましい。
【0010】
【実施例】図1〜図4はこの発明の第1の実施例を示し
ており、図1および図2は機能性高分子素子の側面図お
よび平面図である。この実施例の機能性高分子素子10
は、電圧印加電極を兼ねる金属膜11の上にそのほぼ全
面にわたって導電性ポリマー膜12を固着状態で積層
し、この導電性ポリマー膜12の上に電解質膜13を固
着状態で積層するとともに、前記導電性ポリマー膜12
と電解質膜13との積層膜の上に、前記積層膜をはさん
で前記金属膜11と対向する電極14を設けたものであ
る。
ており、図1および図2は機能性高分子素子の側面図お
よび平面図である。この実施例の機能性高分子素子10
は、電圧印加電極を兼ねる金属膜11の上にそのほぼ全
面にわたって導電性ポリマー膜12を固着状態で積層
し、この導電性ポリマー膜12の上に電解質膜13を固
着状態で積層するとともに、前記導電性ポリマー膜12
と電解質膜13との積層膜の上に、前記積層膜をはさん
で前記金属膜11と対向する電極14を設けたものであ
る。
【0011】上記金属膜11は、柔軟な曲げ性をもつよ
うに極薄に形成された溶液中で電気化学的に不活性な金
等の金属薄板からなっており、機能性高分子素子の用途
に応じて選択される外形および大きさを有している。
うに極薄に形成された溶液中で電気化学的に不活性な金
等の金属薄板からなっており、機能性高分子素子の用途
に応じて選択される外形および大きさを有している。
【0012】また、上記導電性ポリマー膜12は、例え
ば、Py(ピロール)にDBS(ドデシルベンゼンサル
ファネート)を混入したモノマー溶液に上記金属膜11
の表面を浸し、この金属膜11を電極とする電界重合に
より、前記金属膜11面に、PPy(ポリピロール)に
DBSをドープしたコンダクティングポリマーからなる
導電性ポリマー膜を生成する方法で形成されている。
ば、Py(ピロール)にDBS(ドデシルベンゼンサル
ファネート)を混入したモノマー溶液に上記金属膜11
の表面を浸し、この金属膜11を電極とする電界重合に
より、前記金属膜11面に、PPy(ポリピロール)に
DBSをドープしたコンダクティングポリマーからなる
導電性ポリマー膜を生成する方法で形成されている。
【0013】さらに、上記電解質膜13は、例えばポリ
オキシエチレン等に代表されるイオン伝導性ポリマーの
溶液を上記導電性ポリマー膜12の上に塗布することに
より形成されている。
オキシエチレン等に代表されるイオン伝導性ポリマーの
溶液を上記導電性ポリマー膜12の上に塗布することに
より形成されている。
【0014】また、前記導電性ポリマー膜12と電解質
膜13との界面は、その両方の膜12,13の成分が混
在した組成となっており、その組成比が導電性ポリマー
膜12と電解質膜13との間で連続的に変化している。
膜13との界面は、その両方の膜12,13の成分が混
在した組成となっており、その組成比が導電性ポリマー
膜12と電解質膜13との間で連続的に変化している。
【0015】図3は前記導電性ポリマー膜12と電解質
膜13の界面付近の組成比を示しており、これらの膜1
2,13の界面部以外での組成比はそれぞれ100%で
あるが、界面部では、導電性ポリマー膜12の組成比が
電解質膜13に近づくのにともなって少なくなり、電解
質膜13の組成比が導電性ポリマー膜12に近づくのに
ともなって少なくなっている。
膜13の界面付近の組成比を示しており、これらの膜1
2,13の界面部以外での組成比はそれぞれ100%で
あるが、界面部では、導電性ポリマー膜12の組成比が
電解質膜13に近づくのにともなって少なくなり、電解
質膜13の組成比が導電性ポリマー膜12に近づくのに
ともなって少なくなっている。
【0016】この機能性高分子素子10は、導電性ポリ
マー膜12と電解質膜13をはさんで対向する金属膜1
1と電極14との間にパルス電圧を印加することによっ
て駆動されるものであり、その印加電圧は撓み変形制御
部15から供給される。
マー膜12と電解質膜13をはさんで対向する金属膜1
1と電極14との間にパルス電圧を印加することによっ
て駆動されるものであり、その印加電圧は撓み変形制御
部15から供給される。
【0017】この撓み変形制御部15は、前記金属膜1
1と電極14との間に印加するパルス電圧の極性と電圧
値を制御するものであり、金属膜11と電極14との間
に一方の極性の電圧を印加すると、導電性ポリマー膜1
2から印加電圧値に応じた量のイオンが電解質膜13に
移動し、そのイオン放出によって導電性ポリマー膜12
の体積が変化する。
1と電極14との間に印加するパルス電圧の極性と電圧
値を制御するものであり、金属膜11と電極14との間
に一方の極性の電圧を印加すると、導電性ポリマー膜1
2から印加電圧値に応じた量のイオンが電解質膜13に
移動し、そのイオン放出によって導電性ポリマー膜12
の体積が変化する。
【0018】また、前記金属膜11と電極14との間に
他方の極性の電圧を印加すると、電解質膜13から導電
性ポリマー膜12に印加電圧値に応じた量のイオンがド
ープされ、導電性ポリマー膜12の体積がイオン放出時
とは逆に変化する。
他方の極性の電圧を印加すると、電解質膜13から導電
性ポリマー膜12に印加電圧値に応じた量のイオンがド
ープされ、導電性ポリマー膜12の体積がイオン放出時
とは逆に変化する。
【0019】この導電性ポリマー膜12のイオン放出時
およびドープ時の体積の変化量は、印加電圧値、つまり
導電性ポリマー膜12からのイオンの放出量およびドー
プ量に対応する。
およびドープ時の体積の変化量は、印加電圧値、つまり
導電性ポリマー膜12からのイオンの放出量およびドー
プ量に対応する。
【0020】そして、導電性ポリマー膜12と電解質膜
13との間でのイオンの授受により導電性ポリマー膜1
2の体積が変化すると、その体積変化により金属膜11
が導電性ポリマー膜12とともに撓み変形し、それによ
って機能性高分子素子10がそのほぼ全体にわたって撓
み変形する。
13との間でのイオンの授受により導電性ポリマー膜1
2の体積が変化すると、その体積変化により金属膜11
が導電性ポリマー膜12とともに撓み変形し、それによ
って機能性高分子素子10がそのほぼ全体にわたって撓
み変形する。
【0021】すなわち、上記導電性ポリマー膜12は、
電圧の印加によるイオンの放出およびドープによって膨
脹収縮するが、導電性ポリマー膜12が固着状態で積層
されている金属膜11は電圧を印加しても膨脹収縮しな
いため、導電性ポリマー膜12が膨脹すると、金属膜1
1が導電性ポリマー膜12とともにその表面方向に円弧
状に膨らむように撓み変形し、機能性高分子素子10が
図1に鎖線で示すように撓み変形する。また、導電性ポ
リマー膜12が収縮すると、金属膜11が導電性ポリマ
ー膜12とともに金属膜11の裏面方向に円弧状に膨ら
むように撓み変形し、機能性高分子素子10が逆方向に
撓み変形する。
電圧の印加によるイオンの放出およびドープによって膨
脹収縮するが、導電性ポリマー膜12が固着状態で積層
されている金属膜11は電圧を印加しても膨脹収縮しな
いため、導電性ポリマー膜12が膨脹すると、金属膜1
1が導電性ポリマー膜12とともにその表面方向に円弧
状に膨らむように撓み変形し、機能性高分子素子10が
図1に鎖線で示すように撓み変形する。また、導電性ポ
リマー膜12が収縮すると、金属膜11が導電性ポリマ
ー膜12とともに金属膜11の裏面方向に円弧状に膨ら
むように撓み変形し、機能性高分子素子10が逆方向に
撓み変形する。
【0022】この機能性高分子素子10の撓み変形特性
は、前記導電性ポリマー膜12の物性によって異なり、
例えば導電性ポリマー膜12が、イオン放出により膨脹
し、イオンドープによって収縮する物性のものである場
合は、導電性ポリマー膜12からイオンを放出させる極
性の電圧を印加したときに、機能性高分子素子10が導
電性ポリマー膜12の表面方向に膨らむように撓み変形
し、逆極性の電圧を印加したときに金属膜11の裏面方
向に膨らむように撓み変形する。
は、前記導電性ポリマー膜12の物性によって異なり、
例えば導電性ポリマー膜12が、イオン放出により膨脹
し、イオンドープによって収縮する物性のものである場
合は、導電性ポリマー膜12からイオンを放出させる極
性の電圧を印加したときに、機能性高分子素子10が導
電性ポリマー膜12の表面方向に膨らむように撓み変形
し、逆極性の電圧を印加したときに金属膜11の裏面方
向に膨らむように撓み変形する。
【0023】また、導電性ポリマー膜12が、イオン放
出により縮小し、イオンドープによって膨脹する物性の
ものである場合は、導電性ポリマー膜12からイオンを
放出させる極性の電圧を印加したときに、機能性高分子
素子10が金属膜11の裏面方向に膨らむように撓み変
形し、逆極性の電圧を印加したときに導電性ポリマー膜
12の表面方向に膨らむように撓み変形する。
出により縮小し、イオンドープによって膨脹する物性の
ものである場合は、導電性ポリマー膜12からイオンを
放出させる極性の電圧を印加したときに、機能性高分子
素子10が金属膜11の裏面方向に膨らむように撓み変
形し、逆極性の電圧を印加したときに導電性ポリマー膜
12の表面方向に膨らむように撓み変形する。
【0024】なお、上記導電性ポリマー膜12と電解質
膜13との間でのイオンの授受効率は、その両方の膜1
2,13の界面の状態によって左右されるが、前記界面
を、両方の膜12,13の成分が混在した組成とすると
ともに、その組成比を導電性ポリマー膜12と電解質膜
13との間で連続的に変化させておけば、前記導電性ポ
リマー膜12と電解質膜13との間でのイオンの授受が
スムーズに行なれるため、上記機能性高分子素子10は
電圧の印加に対して応答性良く撓み変形する。
膜13との間でのイオンの授受効率は、その両方の膜1
2,13の界面の状態によって左右されるが、前記界面
を、両方の膜12,13の成分が混在した組成とすると
ともに、その組成比を導電性ポリマー膜12と電解質膜
13との間で連続的に変化させておけば、前記導電性ポ
リマー膜12と電解質膜13との間でのイオンの授受が
スムーズに行なれるため、上記機能性高分子素子10は
電圧の印加に対して応答性良く撓み変形する。
【0025】さらに、この実施例では、上記電解質膜1
3とその表面に形成した電極14とを複数に分割し、電
解質膜13と電極14が機能性高分子素子10の撓み変
形に対して抵抗となる度合を小さくしている。
3とその表面に形成した電極14とを複数に分割し、電
解質膜13と電極14が機能性高分子素子10の撓み変
形に対して抵抗となる度合を小さくしている。
【0026】この電解質膜13と電極14の分割パター
ンとしては、様々なパターンが考えられるが、例えば平
面形状の横長な機能性高分子素子の場合は、幅方向の撓
み変形量に比べて長さ方向の撓み変形量が大きいため、
前記電解質膜13と電極14とを、図1および図2に示
したように撓み変形量が大きい方向(機能性高分子素子
の長さ方向)において複数に分割するのが好ましい。
ンとしては、様々なパターンが考えられるが、例えば平
面形状の横長な機能性高分子素子の場合は、幅方向の撓
み変形量に比べて長さ方向の撓み変形量が大きいため、
前記電解質膜13と電極14とを、図1および図2に示
したように撓み変形量が大きい方向(機能性高分子素子
の長さ方向)において複数に分割するのが好ましい。
【0027】また、機能性高分子素子の平面形状が円形
である場合は、電解質膜13と電極4を同心円状のパタ
ーンに分割するのが望ましく、このようにすれば、全周
方向への撓み変形に対する抵抗を小さくすることができ
る。
である場合は、電解質膜13と電極4を同心円状のパタ
ーンに分割するのが望ましく、このようにすれば、全周
方向への撓み変形に対する抵抗を小さくすることができ
る。
【0028】このように電解質膜13と電極14を複数
に分割する場合は、図1のように分割した各電極14を
それぞれ撓み変形制御部15に接続するか、あるいは、
各分割電極14をリード線等により共通接続して、その
うちの1つの電極を前記撓み変形制御部15に接続すれ
ばよい。
に分割する場合は、図1のように分割した各電極14を
それぞれ撓み変形制御部15に接続するか、あるいは、
各分割電極14をリード線等により共通接続して、その
うちの1つの電極を前記撓み変形制御部15に接続すれ
ばよい。
【0029】ただし、機能性高分子素子10に要求され
る撓み変形量が小さい場合は、その撓み変形に対する電
解質膜13と電極14の抵抗はほとんど問題にならない
ため、これらを分割する必要はない。
る撓み変形量が小さい場合は、その撓み変形に対する電
解質膜13と電極14の抵抗はほとんど問題にならない
ため、これらを分割する必要はない。
【0030】また、機能性高分子素子10に要求される
撓み変形量が大きくても、電解質膜13が伸縮性をもっ
ている場合は、電解質膜13を分割する必要はなく、さ
らに、電極14が導電性ゴム等のような伸縮性を有する
電極や極薄の薄膜電極である場合は、電極14を分割し
なくてもよい。
撓み変形量が大きくても、電解質膜13が伸縮性をもっ
ている場合は、電解質膜13を分割する必要はなく、さ
らに、電極14が導電性ゴム等のような伸縮性を有する
電極や極薄の薄膜電極である場合は、電極14を分割し
なくてもよい。
【0031】上記機能性高分子素子10は、金属膜11
上に導電性ポリマー膜12と電解質膜13とを積層して
なり、電圧の印加により前記導電性ポリマー膜12と前
記電解質膜13との間でのイオンの授受を行なうもので
あるから、微細化が容易である。
上に導電性ポリマー膜12と電解質膜13とを積層して
なり、電圧の印加により前記導電性ポリマー膜12と前
記電解質膜13との間でのイオンの授受を行なうもので
あるから、微細化が容易である。
【0032】そして、この機能性高分子素子10は、電
圧の印加により、導電性ポリマー膜12と電解質膜13
との積層膜の間でイオンの授受を生じて撓み変形するも
のであるから、その撓み変形力を他の物体の駆動などに
利用することができる。
圧の印加により、導電性ポリマー膜12と電解質膜13
との積層膜の間でイオンの授受を生じて撓み変形するも
のであるから、その撓み変形力を他の物体の駆動などに
利用することができる。
【0033】すなわち、上記金属膜11と導電性ポリマ
ー膜12の撓み変形だけを考えれば、前記電解質膜13
がなくても、金属膜11と導電性ポリマー膜12との積
層体を電解液中に浸漬した状態で電圧を印加すれば、導
電性ポリマー膜12と電解液との間でイオンの授受が生
じて導電性ポリマー膜12の体積が変化し、前記積層体
が撓み変形する。
ー膜12の撓み変形だけを考えれば、前記電解質膜13
がなくても、金属膜11と導電性ポリマー膜12との積
層体を電解液中に浸漬した状態で電圧を印加すれば、導
電性ポリマー膜12と電解液との間でイオンの授受が生
じて導電性ポリマー膜12の体積が変化し、前記積層体
が撓み変形する。
【0034】しかし、このように電解液中で金属膜11
と導電性ポリマー膜12との積層体を撓み変形させるの
では、その撓み変形力を取り出すことが難しいため、そ
の力を他の物体の駆動などに利用することは困難であ
る。
と導電性ポリマー膜12との積層体を撓み変形させるの
では、その撓み変形力を取り出すことが難しいため、そ
の力を他の物体の駆動などに利用することは困難であ
る。
【0035】その点、上記機能性高分子素子10は、導
電性ポリマー膜12に、この導電性ポリマー膜12との
間でイオンの授受を行なう電解質膜13を積層したもの
であるため、電解液中に浸漬することなく空間で撓み変
形させることができ、したがって、その撓み変形力を他
の物体の駆動などに利用することができる。
電性ポリマー膜12に、この導電性ポリマー膜12との
間でイオンの授受を行なう電解質膜13を積層したもの
であるため、電解液中に浸漬することなく空間で撓み変
形させることができ、したがって、その撓み変形力を他
の物体の駆動などに利用することができる。
【0036】上記機能性高分子素子10は、流体の加圧
や減圧や、傾き回動部材の駆動等に用いるアクチュエー
タなどとして利用できるものであり、その両端または周
囲を拘束した状態で使用すると、図4の(a)のように
中央部が表裏面方向に膨らみ変形するダイヤフラム型ア
クチュエータとして動作し、また一端を拘束した状態で
使用すると、図4の(b)のように自由端側が表裏面方
向に彎曲変形するフラップ型アクチュエータとして動作
する。
や減圧や、傾き回動部材の駆動等に用いるアクチュエー
タなどとして利用できるものであり、その両端または周
囲を拘束した状態で使用すると、図4の(a)のように
中央部が表裏面方向に膨らみ変形するダイヤフラム型ア
クチュエータとして動作し、また一端を拘束した状態で
使用すると、図4の(b)のように自由端側が表裏面方
向に彎曲変形するフラップ型アクチュエータとして動作
する。
【0037】図5および図6は、インクジェット方式の
プリンタに用いるインクジェットノズルのダイヤフラム
型アクチュエータに上記機能性高分子素子10を利用し
た例を示している。
プリンタに用いるインクジェットノズルのダイヤフラム
型アクチュエータに上記機能性高分子素子10を利用し
た例を示している。
【0038】このインクジェットノズルは、後面が開口
するインクタンク1内を可撓性隔膜2によって前面側の
インク室3と後面側の圧力室4とに仕切り、前記圧力室
4の後面の開口部に上記機能性高分子素子10からなる
ダイヤフラム型アクチュエータをその周囲をインクタン
ク1に気密状態に固定して取付けるとともに、前記イン
ク室3の前面にノズル管5を設け、インク室3の側面に
逆止弁を備えたインク補給口6を設けたものであり、前
記インク補給口6には図示しないインク供給管が接続さ
れている。
するインクタンク1内を可撓性隔膜2によって前面側の
インク室3と後面側の圧力室4とに仕切り、前記圧力室
4の後面の開口部に上記機能性高分子素子10からなる
ダイヤフラム型アクチュエータをその周囲をインクタン
ク1に気密状態に固定して取付けるとともに、前記イン
ク室3の前面にノズル管5を設け、インク室3の側面に
逆止弁を備えたインク補給口6を設けたものであり、前
記インク補給口6には図示しないインク供給管が接続さ
れている。
【0039】なお、上記ダイヤフラム型アクチュエータ
として用いた機能性高分子素子10は、その平面形状が
上記圧力室4の後面の開口部に対応する形状のものであ
り、電解質膜13と電極14の分割パターンは異なる
が、基本的な構成は図1および図2に示したものと同じ
である。
として用いた機能性高分子素子10は、その平面形状が
上記圧力室4の後面の開口部に対応する形状のものであ
り、電解質膜13と電極14の分割パターンは異なる
が、基本的な構成は図1および図2に示したものと同じ
である。
【0040】上記インクジェットノズルは、上記機能性
高分子素子10の撓み変形によってノズル管5からのイ
ンク噴射とインク室3内へのインク補給を行なうもので
あり、機能性高分子素子10にいずれかの極性の電圧を
印加すると、この機能性高分子素子10が内側に膨らむ
ように撓み変形して圧力室4内の気圧が上昇し、それに
より可撓性隔膜2がインク室3側に撓み変形してインク
室3内が加圧され、その圧力でノズル管5の先端からイ
ンクaが噴射する。
高分子素子10の撓み変形によってノズル管5からのイ
ンク噴射とインク室3内へのインク補給を行なうもので
あり、機能性高分子素子10にいずれかの極性の電圧を
印加すると、この機能性高分子素子10が内側に膨らむ
ように撓み変形して圧力室4内の気圧が上昇し、それに
より可撓性隔膜2がインク室3側に撓み変形してインク
室3内が加圧され、その圧力でノズル管5の先端からイ
ンクaが噴射する。
【0041】また、上記機能性高分子素子10に逆極性
の電圧を印加すると、この機能性高分子素子10が外側
に膨らむように撓み変形し、圧力室4内の気圧低下によ
り可撓性隔膜2が圧力室4側に撓み変形してインク室3
内が負圧になり、インク補給口6からインク室3にイン
クaが補給される。
の電圧を印加すると、この機能性高分子素子10が外側
に膨らむように撓み変形し、圧力室4内の気圧低下によ
り可撓性隔膜2が圧力室4側に撓み変形してインク室3
内が負圧になり、インク補給口6からインク室3にイン
クaが補給される。
【0042】さらに、上記インクジェットノズルは、ノ
ズル管5の角度を変化させてインクaの噴射方向を調整
する機能を備えている。すなわち、図5に示したインク
ジェットノズルは、ノズル管5の外周に、細長い機能性
高分子素子10aをスパイラル状に巻き付けたものであ
り、このスパイラル状機能性高分子素子10aを電圧の
印加により撓み変形させて、ノズル管5の角度を変化さ
せるようにしたものである。
ズル管5の角度を変化させてインクaの噴射方向を調整
する機能を備えている。すなわち、図5に示したインク
ジェットノズルは、ノズル管5の外周に、細長い機能性
高分子素子10aをスパイラル状に巻き付けたものであ
り、このスパイラル状機能性高分子素子10aを電圧の
印加により撓み変形させて、ノズル管5の角度を変化さ
せるようにしたものである。
【0043】また、図6に示したインクジェットノズル
は、ノズル管5の外周の複数箇所に、このノズル管5の
長さ方向に沿わせて細長い機能性高分子素子10bを貼
り付けたものであり、前記機能性高分子素子10bを電
圧の印加により撓み変形させて、ノズル管5の角度を変
化させるようにしたものである。
は、ノズル管5の外周の複数箇所に、このノズル管5の
長さ方向に沿わせて細長い機能性高分子素子10bを貼
り付けたものであり、前記機能性高分子素子10bを電
圧の印加により撓み変形させて、ノズル管5の角度を変
化させるようにしたものである。
【0044】なお、上記ノズル管5に設けた機能性高分
子素子10a,10bは、基本的な構成が図1および図
2に示したものと同じであって、それを細長い線状に形
成したものであるが、この機能性高分子素子10a,1
0bに要求される撓み変形量は僅かであるため、これら
の機能性高分子素子10a,10bでは、電解質膜およ
び電極を分割していない。
子素子10a,10bは、基本的な構成が図1および図
2に示したものと同じであって、それを細長い線状に形
成したものであるが、この機能性高分子素子10a,1
0bに要求される撓み変形量は僅かであるため、これら
の機能性高分子素子10a,10bでは、電解質膜およ
び電極を分割していない。
【0045】図7はこの発明の第2の実施例を示す機能
性高分子素子の一部分の拡大断面図である。この実施例
の機能性高分子素子20は、電圧印加電極を兼ねる金属
膜21の上に、導電性ポリマー膜22と伸縮性を有する
電解質膜23とを複数層ずつ(ここでは3層ずつ)交互
に積層した積層膜を固着状態で設け、この積層膜の上に
電極24を形成したものであり、各導電性ポリマー膜2
2と各電解質膜23は、いずれも極く薄い厚さに形成さ
れている。
性高分子素子の一部分の拡大断面図である。この実施例
の機能性高分子素子20は、電圧印加電極を兼ねる金属
膜21の上に、導電性ポリマー膜22と伸縮性を有する
電解質膜23とを複数層ずつ(ここでは3層ずつ)交互
に積層した積層膜を固着状態で設け、この積層膜の上に
電極24を形成したものであり、各導電性ポリマー膜2
2と各電解質膜23は、いずれも極く薄い厚さに形成さ
れている。
【0046】この機能性高分子素子20は、上記金属膜
21と電極24との間への電圧の印加による導電性ポリ
マー膜22と電解質膜23との間でのイオンの授受によ
って前記導電性ポリマー膜22が体積を変え、その体積
変化により金属膜21が導電性ポリマー膜22と電解質
膜23との積層膜とともに撓み変形するものである。
21と電極24との間への電圧の印加による導電性ポリ
マー膜22と電解質膜23との間でのイオンの授受によ
って前記導電性ポリマー膜22が体積を変え、その体積
変化により金属膜21が導電性ポリマー膜22と電解質
膜23との積層膜とともに撓み変形するものである。
【0047】この機能性高分子素子20においても、各
導電性ポリマー膜22と各電解質膜23との界面を、両
方の膜22,23の成分が混在した組成とするとともに
その組成比を連続的に変化させておけば、導電性ポリマ
ー膜22と電解質膜33との間でのイオン交換をスムー
ズにして、機能性高分子素子20を電圧の印加に対して
応答性良く撓み変形させることができる。
導電性ポリマー膜22と各電解質膜23との界面を、両
方の膜22,23の成分が混在した組成とするとともに
その組成比を連続的に変化させておけば、導電性ポリマ
ー膜22と電解質膜33との間でのイオン交換をスムー
ズにして、機能性高分子素子20を電圧の印加に対して
応答性良く撓み変形させることができる。
【0048】そして、この実施例の機能性高分子素子2
0によれば、導電性ポリマー膜22と電解質膜23とを
複数層ずつ交互に積層しているため、導電性ポリマー膜
22と電解質膜23との界面の総面積が大きく、したが
って、導電性ポリマー膜22と電解質膜33との間での
単位時間当たりのイオン授受量を増大させることができ
る。
0によれば、導電性ポリマー膜22と電解質膜23とを
複数層ずつ交互に積層しているため、導電性ポリマー膜
22と電解質膜23との界面の総面積が大きく、したが
って、導電性ポリマー膜22と電解質膜33との間での
単位時間当たりのイオン授受量を増大させることができ
る。
【0049】しかも、この実施例では、上記導電性ポリ
マー膜22と電解質膜23とを極く薄い厚さに形成して
いるため、これらの間でのイオンの移動距離が短く、し
たがって、導電性ポリマー膜22と電解質膜33との間
でのイオンの授受を短時間で行なわせて、単位時間当た
りのイオン授受量を増大させることができるから、電圧
の印加に対する機能性高分子素子20の応答性をさらに
良くすることができる。
マー膜22と電解質膜23とを極く薄い厚さに形成して
いるため、これらの間でのイオンの移動距離が短く、し
たがって、導電性ポリマー膜22と電解質膜33との間
でのイオンの授受を短時間で行なわせて、単位時間当た
りのイオン授受量を増大させることができるから、電圧
の印加に対する機能性高分子素子20の応答性をさらに
良くすることができる。
【0050】図8〜図10はこの発明の第3の実施例を
示しており、図8は機能性高分子素子の側面図である。
この実施例の機能性高分子素子30は、電圧印加電極を
兼ねる金属膜31の上にそのほぼ全面にわたって、導電
性ポリマーに電解物質を分散させた電解質分散ポリマー
膜32を固着状態で積層し、その上に、前記電解質分散
ポリマー膜32をはさんで前記金属膜31と対向する電
極33を設けたものである。
示しており、図8は機能性高分子素子の側面図である。
この実施例の機能性高分子素子30は、電圧印加電極を
兼ねる金属膜31の上にそのほぼ全面にわたって、導電
性ポリマーに電解物質を分散させた電解質分散ポリマー
膜32を固着状態で積層し、その上に、前記電解質分散
ポリマー膜32をはさんで前記金属膜31と対向する電
極33を設けたものである。
【0051】図9は上記電解質分散ポリマー膜32の構
造を模式的に示した図であり、この電解質分散ポリマー
膜32は、導電性ポリマー(例えばPPyにDBSをド
ープしたコンダクティングポリマー)の主鎖のネットワ
ーク中に電解物質が閉じ込められた構造をなしている。
造を模式的に示した図であり、この電解質分散ポリマー
膜32は、導電性ポリマー(例えばPPyにDBSをド
ープしたコンダクティングポリマー)の主鎖のネットワ
ーク中に電解物質が閉じ込められた構造をなしている。
【0052】この電解物質は、解離度が大きいイオンと
高粘性溶媒との混合物、解離度が大きいイオンとイオン
伝導性ポリマーとの混合物、解離度が大きいイオンとイ
オン伝導性オリゴマーとの混合物などである。
高粘性溶媒との混合物、解離度が大きいイオンとイオン
伝導性ポリマーとの混合物、解離度が大きいイオンとイ
オン伝導性オリゴマーとの混合物などである。
【0053】図10は上記電解質分散ポリマー膜32の
形成方法を示す各形成工程での断面図であり、この電解
質分散ポリマー膜32は次のようにして形成する。ま
ず、図10の(a)に示すように、上記金属膜31の上
に、ある種の溶媒には可溶であるが導電性ポリマーのモ
ノマー溶液には不溶であるポリマーからなる多孔質の仮
被膜Aを、通常の多孔質膜形成法と同様な方法で形成す
る。
形成方法を示す各形成工程での断面図であり、この電解
質分散ポリマー膜32は次のようにして形成する。ま
ず、図10の(a)に示すように、上記金属膜31の上
に、ある種の溶媒には可溶であるが導電性ポリマーのモ
ノマー溶液には不溶であるポリマーからなる多孔質の仮
被膜Aを、通常の多孔質膜形成法と同様な方法で形成す
る。
【0054】次に、上記仮被膜Aを導電性ポリマーのモ
ノマー溶液に浸漬して、このモノマー溶液を仮被膜Aの
孔部に充填し、その後、前記モノマー溶液をポリマー化
して、図10の(b)に示すように、仮被膜Aの孔部内
に導電性ポリマー層32aを形成する。
ノマー溶液に浸漬して、このモノマー溶液を仮被膜Aの
孔部に充填し、その後、前記モノマー溶液をポリマー化
して、図10の(b)に示すように、仮被膜Aの孔部内
に導電性ポリマー層32aを形成する。
【0055】次に、上記仮被膜Aをそれが可溶性を示す
溶媒を用いて除去し、図10の(c)に示すような、前
記仮被膜Aとは逆の断面構造をもつ多孔質の導電性ポリ
マー層32aを得る。
溶媒を用いて除去し、図10の(c)に示すような、前
記仮被膜Aとは逆の断面構造をもつ多孔質の導電性ポリ
マー層32aを得る。
【0056】次に、上記多孔質の導電性ポリマー層32
aを、電解物質(解離度が大きいイオンと高粘性溶媒と
の混合物、解離度が大きいイオンとイオン伝導性ポリマ
ーとの混合物、解離度が大きいイオンとイオン伝導性オ
リゴマーとの混合物など)の溶液に浸漬して、その溶液
を前記導電性ポリマー層32aの孔部に充填し、この導
電性ポリマー層32aの孔部内に電界物質層32bを形
成して、電解質分散ポリマー膜32を完成する。
aを、電解物質(解離度が大きいイオンと高粘性溶媒と
の混合物、解離度が大きいイオンとイオン伝導性ポリマ
ーとの混合物、解離度が大きいイオンとイオン伝導性オ
リゴマーとの混合物など)の溶液に浸漬して、その溶液
を前記導電性ポリマー層32aの孔部に充填し、この導
電性ポリマー層32aの孔部内に電界物質層32bを形
成して、電解質分散ポリマー膜32を完成する。
【0057】この実施例の機能性高分子素子30は、電
解質分散ポリマー膜32をはさんで対向する金属膜31
と電極33との間に例えばパルス電圧を印加することに
よって駆動されるものであり、その印加電圧は撓み変形
制御部34から供給される。
解質分散ポリマー膜32をはさんで対向する金属膜31
と電極33との間に例えばパルス電圧を印加することに
よって駆動されるものであり、その印加電圧は撓み変形
制御部34から供給される。
【0058】この撓み変形制御部34は、前記金属膜3
1と電極33との間に印加するパルス電圧の極性と電圧
値を制御するものであり、金属膜31と電極33との間
に一方の極性の電圧を印加すると、電解質分散ポリマー
膜32中において導電性ポリマー層32aから電界物質
層32bに印加電圧値に応じた量のイオンが放出され、
電解質分散ポリマー膜32の体積が変化する。
1と電極33との間に印加するパルス電圧の極性と電圧
値を制御するものであり、金属膜31と電極33との間
に一方の極性の電圧を印加すると、電解質分散ポリマー
膜32中において導電性ポリマー層32aから電界物質
層32bに印加電圧値に応じた量のイオンが放出され、
電解質分散ポリマー膜32の体積が変化する。
【0059】また、前記金属膜31と電極33との間に
他方の極性の電圧を印加すると、電解質分散ポリマー膜
32中において電界物質層32bから導電性ポリマー層
32aに印加電圧値に応じた量のイオンがドープされ、
電解質分散ポリマー膜32の体積が、上記導電性ポリマ
ー層32aからのイオン放出時とは逆に変化する。
他方の極性の電圧を印加すると、電解質分散ポリマー膜
32中において電界物質層32bから導電性ポリマー層
32aに印加電圧値に応じた量のイオンがドープされ、
電解質分散ポリマー膜32の体積が、上記導電性ポリマ
ー層32aからのイオン放出時とは逆に変化する。
【0060】この電解質分散ポリマー膜32の体積の変
化量は、印加電圧値、つまり導電性ポリマー層32aか
らのイオンの放出量およびドープ量に対応する。そし
て、上記導電性ポリマー層32aと電解物質層32bと
の間でのイオンの授受によって電解質分散ポリマー膜3
2の体積が変化すると、その体積変化により金属膜31
が電解質分散ポリマー膜32とともに撓み変形し、それ
によって機能性高分子素子30がそのほぼ全体にわたっ
て撓み変形する。
化量は、印加電圧値、つまり導電性ポリマー層32aか
らのイオンの放出量およびドープ量に対応する。そし
て、上記導電性ポリマー層32aと電解物質層32bと
の間でのイオンの授受によって電解質分散ポリマー膜3
2の体積が変化すると、その体積変化により金属膜31
が電解質分散ポリマー膜32とともに撓み変形し、それ
によって機能性高分子素子30がそのほぼ全体にわたっ
て撓み変形する。
【0061】この機能性高分子素子30の撓み変形特性
は、上記電解質分散ポリマー膜32の導電性ポリマー層
32aの物性によって異なり、例えば導電性ポリマー層
32aが、イオン放出により膨脹し、イオンドープによ
って収縮する物性のものである場合は、導電性ポリマー
層32aからイオンを放出させる極性の電圧を印加した
ときに、機能性高分子素子30が電解質分散ポリマー膜
32の表面方向に膨らむように撓み変形し、逆極性の電
圧を印加したときに金属膜31の裏面方向に膨らむよう
に撓み変形する。
は、上記電解質分散ポリマー膜32の導電性ポリマー層
32aの物性によって異なり、例えば導電性ポリマー層
32aが、イオン放出により膨脹し、イオンドープによ
って収縮する物性のものである場合は、導電性ポリマー
層32aからイオンを放出させる極性の電圧を印加した
ときに、機能性高分子素子30が電解質分散ポリマー膜
32の表面方向に膨らむように撓み変形し、逆極性の電
圧を印加したときに金属膜31の裏面方向に膨らむよう
に撓み変形する。
【0062】また、上記導電性ポリマー層32aが、イ
オン放出により縮小し、イオンドープによって膨脹する
物性のものである場合は、導電性ポリマー層32aから
イオンを放出させる極性の電圧を印加したときに、機能
性高分子素子30が金属膜31の裏面方向に膨らむよう
に撓み変形し、逆極性の電圧を印加したときに電解質分
散ポリマー膜32の表面方向に膨らむように撓み変形す
る。
オン放出により縮小し、イオンドープによって膨脹する
物性のものである場合は、導電性ポリマー層32aから
イオンを放出させる極性の電圧を印加したときに、機能
性高分子素子30が金属膜31の裏面方向に膨らむよう
に撓み変形し、逆極性の電圧を印加したときに電解質分
散ポリマー膜32の表面方向に膨らむように撓み変形す
る。
【0063】なお、この実施例では、電解質分散ポリマ
ー膜32の表面に形成した電極33を複数に分割し、こ
の電極33が機能性高分子素子30の撓み変形に対して
抵抗となる度合を小さくしている。
ー膜32の表面に形成した電極33を複数に分割し、こ
の電極33が機能性高分子素子30の撓み変形に対して
抵抗となる度合を小さくしている。
【0064】ただし、機能性高分子素子30に要求され
る撓み変形量が小さい場合は、その撓み変形に対する電
極33の抵抗はほとんど問題にならないため、この電極
33を分割する必要はなく、また、機能性高分子素子3
0に要求される撓み変形量が大きくても、電極33が導
電性ゴム等のような伸縮性を有する電極や極薄の薄膜電
極である場合は、電極33を分割しなくてもよい。
る撓み変形量が小さい場合は、その撓み変形に対する電
極33の抵抗はほとんど問題にならないため、この電極
33を分割する必要はなく、また、機能性高分子素子3
0に要求される撓み変形量が大きくても、電極33が導
電性ゴム等のような伸縮性を有する電極や極薄の薄膜電
極である場合は、電極33を分割しなくてもよい。
【0065】上記機能性高分子素子は、金属膜31上に
導電性ポリマーに電解物質を分散させた電解質分散ポリ
マー膜32を固着してなり、電圧の印加による前記導電
性ポリマーと電解物質との間でのイオンの授受を行なう
ものであるから、微細化が容易である。
導電性ポリマーに電解物質を分散させた電解質分散ポリ
マー膜32を固着してなり、電圧の印加による前記導電
性ポリマーと電解物質との間でのイオンの授受を行なう
ものであるから、微細化が容易である。
【0066】そして、この機能性高分子素子30は、電
圧の印加により、電解質分散ポリマー膜32内でのイオ
ンの授受、つまり導電性ポリマー層32aと電解物質層
32bとの間でイオンの授受を生じて撓み変形するもの
であるから、上述した第2の実施例の機能性高分子素子
10と同様に、その撓み変形力を他の物体の駆動などに
利用することができる。
圧の印加により、電解質分散ポリマー膜32内でのイオ
ンの授受、つまり導電性ポリマー層32aと電解物質層
32bとの間でイオンの授受を生じて撓み変形するもの
であるから、上述した第2の実施例の機能性高分子素子
10と同様に、その撓み変形力を他の物体の駆動などに
利用することができる。
【0067】すなわち、この実施例の機能性高分子素子
30も、流体の加圧や減圧や、傾き回動部材の駆動等に
用いるアクチュエータなどとして利用できるものであ
り、その両端または周囲を拘束した状態で使用すると、
中央部が表裏面方向に膨らみ変形するダイヤフラム型ア
クチュエータとして動作し、また一端を拘束した状態で
使用すると、自由端側が表裏面方向に彎曲変形するフラ
ップ型アクチュエータとして動作する。
30も、流体の加圧や減圧や、傾き回動部材の駆動等に
用いるアクチュエータなどとして利用できるものであ
り、その両端または周囲を拘束した状態で使用すると、
中央部が表裏面方向に膨らみ変形するダイヤフラム型ア
クチュエータとして動作し、また一端を拘束した状態で
使用すると、自由端側が表裏面方向に彎曲変形するフラ
ップ型アクチュエータとして動作する。
【0068】なお、上述した第1、第2および第3の実
施例では、導電性ポリマー膜12と電解質膜13との積
層膜の上、または電解質分散ポリマー膜32の上に、印
加するための電極14,24,33を設けているが、機
能性高分子素子10,20,30を、その撓み変形力で
駆動する被駆動体に当接させて使用する場合は、前記電
極14,24,33を無くして前記積層膜または電解質
分散ポリマー膜32の表面を被駆動体に当接させ、この
被駆動体を電極として、機能性高分子素子10,20,
30の金属膜11,21,31と前記被駆動体との間に
電圧を印加するようにしてもよい。
施例では、導電性ポリマー膜12と電解質膜13との積
層膜の上、または電解質分散ポリマー膜32の上に、印
加するための電極14,24,33を設けているが、機
能性高分子素子10,20,30を、その撓み変形力で
駆動する被駆動体に当接させて使用する場合は、前記電
極14,24,33を無くして前記積層膜または電解質
分散ポリマー膜32の表面を被駆動体に当接させ、この
被駆動体を電極として、機能性高分子素子10,20,
30の金属膜11,21,31と前記被駆動体との間に
電圧を印加するようにしてもよい。
【0069】また、上記第1〜第3の実施例の機能性高
分子素子は、導電性ポリマー膜と電解質膜との間でのイ
オンの授受による導電性ポリマー膜の体積変化により撓
み変形という機械的作用を起こす撓み変形素子として使
用されるものであるが、この発明の機能性高分子素子
は、前記実施例のものに限らず、導電性ポリマー膜と電
解質膜との間でのイオンの授受により膜自体の光透過性
や誘電率等の物性が変化するような、機械的な素子以外
の例えば光シャッタや各種センサ等に適用することも可
能である。
分子素子は、導電性ポリマー膜と電解質膜との間でのイ
オンの授受による導電性ポリマー膜の体積変化により撓
み変形という機械的作用を起こす撓み変形素子として使
用されるものであるが、この発明の機能性高分子素子
は、前記実施例のものに限らず、導電性ポリマー膜と電
解質膜との間でのイオンの授受により膜自体の光透過性
や誘電率等の物性が変化するような、機械的な素子以外
の例えば光シャッタや各種センサ等に適用することも可
能である。
【0070】
【発明の効果】この発明の第1の機能性高分子素子は、
金属膜上に導電性ポリマー膜と電解質膜とを積層してな
り、電圧の印加により前記導電性ポリマー膜と前記電解
質膜との間でのイオンの授受を行なうものであるから、
微細化が容易である。
金属膜上に導電性ポリマー膜と電解質膜とを積層してな
り、電圧の印加により前記導電性ポリマー膜と前記電解
質膜との間でのイオンの授受を行なうものであるから、
微細化が容易である。
【0071】この第1の機能性高分子素子が、前記イオ
ンの授受により前記導電性ポリマー膜が体積変化し、そ
の体積変化により前記金属膜が前記導電性ポリマー膜と
ともに撓み変形するものであれば、その撓み変形力を他
の物体の駆動などに利用することができる。
ンの授受により前記導電性ポリマー膜が体積変化し、そ
の体積変化により前記金属膜が前記導電性ポリマー膜と
ともに撓み変形するものであれば、その撓み変形力を他
の物体の駆動などに利用することができる。
【0072】また、この第1の機能性高分子素子におい
て、前記導電性ポリマー膜と電解質膜との界面を、その
両方の膜の成分が混在した組成とするとともに、その組
成比を導電性ポリマー膜と電解質膜との間で連続的に変
化させておけば、前記導電性ポリマー膜と電解質膜との
間でのイオンの授受がスムーズに行なれるため、電圧の
印加に対する機能性高分子素子の応答性を良くすること
ができる。
て、前記導電性ポリマー膜と電解質膜との界面を、その
両方の膜の成分が混在した組成とするとともに、その組
成比を導電性ポリマー膜と電解質膜との間で連続的に変
化させておけば、前記導電性ポリマー膜と電解質膜との
間でのイオンの授受がスムーズに行なれるため、電圧の
印加に対する機能性高分子素子の応答性を良くすること
ができる。
【0073】さらに、上記第1の機能性高分子素子にお
いて、前記導電性ポリマー膜と電解質膜とをいずれも極
く薄い膜とし、これらの膜を複数層ずつ交互に積層して
おけば、導電性ポリマー膜と電解質膜との界面の総面積
を大きするとともに、イオンの移動距離を短くして、単
位時間当たりのイオン授受量を増大させ、電圧の印加に
対する機能性高分子素子の応答性をさらに良くすること
ができる。
いて、前記導電性ポリマー膜と電解質膜とをいずれも極
く薄い膜とし、これらの膜を複数層ずつ交互に積層して
おけば、導電性ポリマー膜と電解質膜との界面の総面積
を大きするとともに、イオンの移動距離を短くして、単
位時間当たりのイオン授受量を増大させ、電圧の印加に
対する機能性高分子素子の応答性をさらに良くすること
ができる。
【0074】また、この発明の第2の機能性高分子素子
は、金属膜上に導電性ポリマーに電解物質を分散させた
電解質分散ポリマー膜を積層してなり、電圧の印加によ
り、電解質分散ポリマー膜内でのイオンの授受、つまり
導電性ポリマーと電解物質との間でイオンの授受を行な
うものであるから、微細化が容易である。
は、金属膜上に導電性ポリマーに電解物質を分散させた
電解質分散ポリマー膜を積層してなり、電圧の印加によ
り、電解質分散ポリマー膜内でのイオンの授受、つまり
導電性ポリマーと電解物質との間でイオンの授受を行な
うものであるから、微細化が容易である。
【0075】この発明の第2の撓み変形素子が、前記イ
オンの授受による前記電解質分散ポリマー膜が体積変化
し、その体積変化により前記金属膜が電解質分散ポリマ
ー膜とともに撓み変形するものであれば、その撓み変形
力を他の物体の駆動などに利用することができる。
オンの授受による前記電解質分散ポリマー膜が体積変化
し、その体積変化により前記金属膜が電解質分散ポリマ
ー膜とともに撓み変形するものであれば、その撓み変形
力を他の物体の駆動などに利用することができる。
【図1】この発明の第1の実施例を示す機能性高分子素
子の側面図。
子の側面図。
【図2】上記機能性高分子素子の平面図。
【図3】導電性ポリマー膜と電解質膜の界面付近の組成
比を示す図。
比を示す図。
【図4】機能性高分子素子の変形状態を示す図。
【図5】インクジェットノズルのダイヤフラム型アクチ
ュエータに上記機能性高分子素子を利用した例を示す断
面図。
ュエータに上記機能性高分子素子を利用した例を示す断
面図。
【図6】インクジェットノズルのダイヤフラム型アクチ
ュエータに上記機能性高分子素子を利用した他の例を示
す断面図。
ュエータに上記機能性高分子素子を利用した他の例を示
す断面図。
【図7】この発明の第2の実施例を示す機能性高分子素
子の一部分の拡大断面図。
子の一部分の拡大断面図。
【図8】この発明の第3の実施例を示す機能性高分子素
子の側面図。
子の側面図。
【図9】電解質分散ポリマー膜の構造を模式的に示した
図。
図。
【図10】電解質分散ポリマー膜の形成方法を示す各形
成工程での断面図。
成工程での断面図。
10,20,30…機能性高分子素子 11,21,31…金属膜 12,22…導電性ポリマー膜 13,23…電解質膜 14,24…電極 32…電解質分散ポリマー膜 32a…導電性ポリマー層 32b…電解物質層
Claims (7)
- 【請求項1】金属膜上に導電性ポリマー膜と電解質膜と
を積層してなり、電圧の印加により前記導電性ポリマー
膜と前記電解質膜との間でのイオンの授受を行なうこと
を特徴とする機能性高分子素子。 - 【請求項2】前記イオンの授受により前記導電性ポリマ
ー膜が体積変化し、その体積変化により前記金属膜が前
記導電性ポリマー膜とともに撓み変形することを特徴と
する請求項1に記載の機能性高分子素子。 - 【請求項3】前記導電性ポリマー膜と電解質膜との界面
は、その両方の膜の成分が混在した組成であり、その組
成比が前記導電性ポリマー膜と電解質膜との間で連続的
に変化していることを特徴とする請求項1または2に記
載の機能性高分子素子。 - 【請求項4】前記金属膜が電圧印加電極を兼ねていると
ともに、前記導電性ポリマー膜と電解質膜との積層膜の
上に、この積層膜をはさんで前記金属膜と対向する電極
が設けられており、前記金属膜と前記電極との間に電圧
が印加されることを特徴とする請求項1または2に記載
の機能性高分子素子。 - 【請求項5】導電性ポリマー膜と電解質膜はいずれも極
く薄い膜であり、これらの膜が複数層ずつ交互に積層さ
れていることを特徴とする請求項1または4に記載の機
能性高分子素子。 - 【請求項6】金属膜上に導電性ポリマーに電解物質を分
散させた電解質分散ポリマー膜を固着してなり、電圧の
印加による前記導電性ポリマーと電解物質との間でのイ
オンの授受を行なうことを特徴とする機能性高分子素
子。 - 【請求項7】前記金属膜が電圧印加電極を兼ねていると
ともに、前記電解質分散ポリマー膜の上に、このポリマ
ー膜をはさんで前記金属膜と対向する電極が設けられて
おり、前記金属膜と前記電極との間に電圧が印加される
ことを特徴とする請求項6に記載の機能性高分子素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8105381A JPH09293913A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 機能性高分子素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8105381A JPH09293913A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 機能性高分子素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09293913A true JPH09293913A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14406108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8105381A Pending JPH09293913A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 機能性高分子素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09293913A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004514855A (ja) * | 2000-12-01 | 2004-05-20 | ビオメリオークス エス.ア. | 電気作動ポリマまたは形状記憶材料によって作動する弁、かかる弁を含む装置と、その使用法 |
| WO2004098040A1 (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-11 | Eamex Corporation | 湾曲駆動装置及びマイクロデバイス |
| JP2004350495A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-12-09 | Eamex Co | 湾曲駆動装置及びマイクロデバイス |
| JP2005269842A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Eamex Co | 流体振動装置及びその駆動方法 |
| JP2006523540A (ja) * | 2003-04-17 | 2006-10-19 | マイクロマッスル エービー | ミクロ機械加工された層状デバイスを作製するための方法 |
| WO2008035732A1 (fr) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Eamex Corporation | Dispositif plan |
| JP2014233190A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-11 | 株式会社デンソー | 形状可変素子 |
| JP2014238545A (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | 株式会社デンソー | 形状可変光学素子 |
| JP2015018094A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 株式会社デンソー | 形状可変光学素子 |
| JP2015023759A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | 株式会社デンソー | 形状可変素子、および自動車用ヘッドアップディスプレイ |
| JP2016057529A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 株式会社デンソー | 3次元形状作成装置 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8105381A patent/JPH09293913A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004514855A (ja) * | 2000-12-01 | 2004-05-20 | ビオメリオークス エス.ア. | 電気作動ポリマまたは形状記憶材料によって作動する弁、かかる弁を含む装置と、その使用法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
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| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |