JPH09294506A - 水産資材用ポリエステル繊維とその製造法及び漁網 - Google Patents

水産資材用ポリエステル繊維とその製造法及び漁網

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JPH09294506A
JPH09294506A JP8114599A JP11459996A JPH09294506A JP H09294506 A JPH09294506 A JP H09294506A JP 8114599 A JP8114599 A JP 8114599A JP 11459996 A JP11459996 A JP 11459996A JP H09294506 A JPH09294506 A JP H09294506A
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polyester
fiber
specific gravity
sheath
less
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JP8114599A
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Koji Inagaki
孝司 稲垣
Akira Kanatsuki
亮 金築
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐加水分解性、耐アミン分解性に優れた高比
重芯鞘複合繊維からなる漁網等の水産資材用ポリエステ
ル繊維を提供する。 【解決手段】 芯層としてポリエステルに比重4〜22、
比表面積11m2/g以下、平均粒径1μm 以下、最大粒径2
μm 以下の金属及び/又は金属化合物からなる微粉末を
配合した比重 1.8以上の混合物、鞘層としてカルボキシ
ル末端基量20eq/t以下のポリエチレンテレフタレート又
はこれを主体とするポリエステルにモノカルボジイミド
化合物 0.3〜2.0 重量%及びN,N′−ビス〔 3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ニル〕ヒドラジン0.03〜0.50重量%を添加した混合物を
用いて溶融紡糸し、延伸して得られた芯鞘複合繊維であ
って、鞘層のカルボキシル末端基量5eq/t以下、直線強
度4.2g/d以上、直線切断伸度15%以上、結節強度3.0g/d
以上、比重 1.7以上である水産資材用ポリエステル繊
維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐加水分解性、耐
アミン分解性に優れた高比重芯鞘複合繊維からなる水産
資材用ポリエステル繊維とその製造法及び漁網に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル繊維は、種々の優れた特性
を有し、漁網等の水産資材用繊維としても使用されてい
る(例えば、特公昭58− 38530号公報参照)。
【0003】一般に、漁網は使用後、浜で干し、漁網に
付着した魚介類を腐触分解した後、洗浄と乾燥を行い、
再び使用する。そして、魚介類を腐食分解させる際、干
してある漁網上にシートを張り、シート内部を高温多湿
状態とし、魚介類の分解を促進させ、漁網洗浄工程の短
縮簡略化を図ることが行われている。その際、ポリエス
テル繊維を網の構成糸として用いたものでは、魚介類の
分解成分として発生するアンモニアと水分及び熱の相乗
効果により漁網がアミン分解や加水分解を起こして劣化
し、網の強力が低下し、長期間の使用が不可能となると
いう問題があった。
【0004】また、ポリエステル繊維は、比較的比重の
大きい合成繊維であるが、水中での沈降速度が速く、潮
流に対する漁網の保形性を良くするためには、より高比
重のものが望まれている。
【0005】従来、高比重粉末を含有させることにより
高比重の合成繊維を得る方法は、種々提案されている
が、得られる繊維の強度低下が起こり、高比重で、か
つ、漁網として必要な高強度の繊維を得ることは困難で
あった。
【0006】なお、抄紙カンバス用等として用いられる
耐湿熱性ポリエステルフィラメントとして、モノカルボ
ジイミド化合物とN,N′−ビス〔 3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒド
ラジンとを含有させた低カルボキシル末端基量のポリエ
ステルフィラメントは知られているが、高比重で、かつ
耐湿熱性の水産資材用ポリエステル繊維は知られていな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐アミン分
解性、耐加水分解性に優れ、高比重で、かつ、高強度の
水産資材用ポリエステル繊維とその製造法及びこの繊維
を用いた漁網を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、その要旨は次のとおりである。 1.芯層としてポリエステルに比重4〜22、比表面積11
m2/g以下、平均粒径1μm 以下、最大粒径2μm 以下の
金属及び/又は金属化合物からなる微粉末を配合した比
重 1.8以上の混合物、鞘層としてカルボキシル末端基量
20eq/t以下のポリエチレンテレフタレート又はこれを主
体とするポリエステルにモノカルボジイミド化合物 0.3
〜2.0 重量%及びN,N′−ビス〔 3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒド
ラジン(以下、ヒドラジン系ヒンダードフェノールと略
す。)0.03〜0.50重量%を添加した混合物を用いて溶融
紡糸し、延伸して得られた芯鞘複合繊維であって、鞘層
のカルボキシル末端基量5eq/t以下、直線強度4.2g/d以
上、直線切断伸度15%以上、結節強度3.0g/d以上、比重
1.7以上であることを特徴とする水産資材用ポリエステ
ル繊維。 2.次の工程を順次行うことを特徴とする上記1記載の
水産資材用ポリエステル繊維の製造法。 (a) ポリエステルに比重4〜22、比表面積11m2/g以下、
平均粒径1μm 以下、最大粒径2μm 以下の金属及び/
又は金属化合物からなる微粉末を均一分散し、比重 1.8
以上の芯層材料を得る工程、(b) カルボキシル末端基量
が20eq/t以下のポリエチレンテレフタレート又はこれを
主体とするポリエステルにモノカルボジイミド化合物
0.3〜2.0 重量%及びヒドラジン系ヒンダードフェノー
ル0.03〜0.50重量%を添加して鞘層材料を形成しながら
上記芯層材料と共に複合溶融紡糸し、鞘層のカルボキシ
ル末端基量が5eq/t以下で、繊維の比重が 1.7以上の芯
鞘複合未延伸繊維を得る工程、(c) 芯鞘複合未延伸繊維
を延伸し、直線強度4.2g/d以上、直線切断伸度15%以
上、結節強度3.0g/d以上、比重 1.7以上の複合繊維を得
る工程。 3.上記1記載の水産資材用ポリエステル繊維を用いて
編網した漁網。
【0009】なお、本発明においてポリエステルのカル
ボキシル末端基量は、ポリエステルをベンジルアルコー
ルに溶解し、 0.1規定の水酸化カリウムメタノール溶液
で滴定して求める。(複合繊維の鞘層のカルボキシル末
端基量は、フェノールと四塩化エタンとの等重量混合溶
媒を用いて鞘層のポリエステルを溶出し、溶媒を除去し
て得たポリエステルを試料として上記の方法で測定す
る。) また、強伸度は、JIS L 1013法に準じて測定する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0011】水産資材用の繊維には、高比重のみなら
ず、高強度も要求される。鞘層は繊維の強度を担う部分
であり、本発明においては、鞘層として、延伸処理によ
り高強度を発現するポリエチレンテレフタレート又はこ
れを主体とし、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、 2,6−ナフタレンジカルボン酸、 1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸、 1,4−ブタンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、 1,4−シクロヘキサンジオール、 1,4−
シクロヘキサンジメタノール等を共重合成分として少量
含有するポリエステルが用いられる。
【0012】また、水産資材用繊維には、耐摩耗性も要
求されるため、鞘層と芯層との界面で剥離が起こらない
ようにすることが必要であり、芯層にも鞘層と相溶性を
有するポリエステルを使用する。通常は、芯層にも鞘層
と同じポリエステルを使用する。
【0013】本発明におけるポリエステルは、相対粘度
(フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物を溶媒と
し、濃度 0.5g/dl、温度20℃で測定) が1.40〜1.75の
範囲のものが好ましい。芯層のポリエステルの相対粘度
が1.40未満であると、微粉末をコンパウンドすることに
よって混合物の溶融粘度低下が起こり、さらに、製糸時
の再溶融時により粘度低下が顕著となり、安定した製糸
が困難になる。また、鞘層の相対粘度が1.40未満である
と高強度の繊維が得られないとともに耐摩耗性も低下す
る。一方、ポリエステルの相対粘度が1.75を超えると、
溶融斑を起こしたり、溶融ポリマーの流動性が悪かった
りして繊維形成過程で繊維表面荒れを起こすという問題
があり、完全に溶融させるために溶融温度を高くすると
ポリマーの熱分解が起こり、高粘度ポリマーの効果が失
われるという問題がある。
【0014】ポリエステルの加水分解には、カルボキシ
ル末端基が触媒的な役割を果たし、エステル結合部分へ
の水分子の攻撃により加水分解が進行することが知られ
ている。また、アミン分解は、反応初期にアンモニアと
カルボキシル末端基との中和反応により、アミド末端基
と水分子が生成し、引き続き、水分子とエステル結合と
で加水分解を起こして進行する。すなわち、ポリエステ
ルの分解劣化は、末端カルボキシル基量に大きく影響を
受ける。
【0015】カルボキシル末端基量の少ないポリマーほ
ど加水分解速度が遅くなる為、鞘層用ポリエステルのカ
ルボキシル末端基量を20eq/t以下、好ましく5〜19eq/t
とすることが必要である。また、この条件を満足するこ
とにより、末端封鎖剤により、最終的にフィラメントの
鞘層のカルボキシル末端基量を5eq/t以下にすることが
可能になる。これは原料ポリエステルのカルボキシル末
端基量が20eq/t以上であると紡糸、延伸後のフィラメン
トに加水分解、アミン分解に対する耐性が発現されず、
さらに、紡糸、延伸後のフィラメントの鞘層のカルボキ
シル末端基量を5eq/t以下にするためには末端封鎖剤を
多量に添加することが必要となり、工業的にみてデメリ
ットとなる。
【0016】このような鞘層用ポリエステルは、次のよ
うにして得ることができる。まず、通常の溶融重合法に
よって、相対粘度が1.30〜1.45のプレポリマーを得る。
次いで、このプレポリマーのペレットを減圧下又は不活
性ガス流通下に加熱して固相重合反応を行い、所定の相
対粘度とカルボキシル末端基量のポリエステルとする。
プレポリマーの相対粘度が適当でないと、トータルの重
合時間が著しく長くなったり、固相重合後のポリエステ
ルのカルボキシル末端基量を所定の範囲のものとするこ
とができなかっりするので、プレポリマーの相対粘度を
上記の範囲とすることが望ましい。
【0017】なお、固相重合により相対粘度がプレポリ
マーよりも0.10〜0.50程度高くなるように固相重合の条
件を選定することが好ましい。この固相重合によりポリ
エステルのカルボキシル末端基量が減少するとともに、
オリゴマー等の不純物が除去される。
【0018】上記のような鞘層用ポリエステルに、末端
封鎖剤としてモノカルボジイミド化合物を 0.3〜2.0 重
量%添加して溶融紡糸し、複合繊維の鞘層のカルボキシ
ル末端基量が5eq/t以下となるようにすることが必要で
ある。鞘層のカルボキシル末端基量が5eq/tより多いと
長期間の湿熱処理により糸質低下が顕著となり、目標と
する性能が発現されない。
【0019】モノカルボジイミド化合物としては、次の
一般式で表されるものが好ましく用いられる。 R1−N=C=N−R2 式中、R1及びR2は、2、4又は6の位置の少なくとも
一つが低級アルキル基により置換されたフェニル基であ
る。
【0020】このようなモノカルボジイミド化合物の具
体例としては、N,N′−ビス(2,6−ジメチルフェニ
ル)カルボジイミド、N,N′−ビス(2,6−ジエチルフ
ェニル)カルボジイミド、N,N′−ビス(2,6−ジイソ
プロピルフェニル)カルボジイミド、N,N′−ビス(2
−イソプロピルフェニル)カルボジイミド等が挙げられ
る。
【0021】モノカルボジイミド化合物の添加量は 0.3
〜2.0 重量%とすることが必要であり、この条件が満た
されないと目標性能が発現されない。すなわち、この添
加量が 0.3重量%未満であるとカルボキシル末端基の封
鎖が不十分となり、耐湿熱性能が満足されず、 2.0重量
%を超えると製糸性が悪化する。なお、モノカルボジイ
ミド化合物の添加量は、溶融紡糸して得られるフィラメ
ントの鞘層のカルボキシル末端基量が5eq/t以下とな
り、未反応のモノカルボジイミド化合物が少量残存する
量とすることが好ましい。
【0022】なお、芯層にもモノカルボジイミド化合物
を添加することで繊維の耐分解劣化性を一層向上させる
ことが可能となる。芯層にもモノカルボジイミド化合物
を添加する場合、その添加量は、鞘層と同様 0.3〜2.0
重量%でよいが、鞘層への添加量に比較して少ない添加
量で目標性能を発現することが可能である。これは、
水、熱あるいはアミンによる分解は鞘層から優先的に起
こるためである。
【0023】また、ポリエステルにモノカルボジイミド
化合物を添加すると同時に芳香族ポリカルボジイミド化
合物を0.02〜1.00重量%添加することも好ましい。芳香
族ポリカルボジイミド化合物の添加量が0.02重量%未満
であると芳香族ポリカルボジイミド化合物の性能を発現
することが困難であり、1.00重量%を超えると紡糸時に
溶融粘度上昇が起こり、製糸性が悪化するため添加量は
上記範囲とすることが好ましい。
【0024】芳香族ポリカルボジイミド化合物として
は、芳香環にカルボジイミド単位が鎖状に連結してお
り、芳香環にイソプロピル基を置換基として有するもの
が好ましく用いられる。具体例的には、N,N′−ビス
−2,6 −ジイソプロピルフェニルカルボジイミド、N,
N′−ビス−1,3,5 −トリイソプロピルベンゼンカルボ
ジイミド等が挙げられる。
【0025】ヒドラジン系ヒンダードフェノールとして
は、Ciba-Geigy社から「IRGANOX MD-1024 」の商品名で
市販されているものを使用することができる。この化合
物の添加量は0.03〜0.50重量%とすることが必要であ
り、特に0.05〜0.20重量%とすることが好ましい。この
添加量が0.03重量%未満であると耐湿熱性能が発現され
ず、0.50重量%を超えると効果が飽和するばかりでな
く、製糸性の悪化をもたらすため好ましくない。
【0026】次に、芯層に添加する微粉末は、比重が4
〜22のものであることが必要である。比重が4未満の物
質を用いると繊維全体の比重を高くするためには、多量
の添加が必要となり、得られる繊維の高強度化が困難と
なる。また、比重が22を超える物質の存在は少なく、経
済性の面からも使用が困難である。
【0027】また、芯層に添加する微粉末は、比表面積
が11m2/g以下、好ましく1〜10m2/gのものであることが
必要である。比表面積が10m2/gより大きいものではポリ
マーによる被覆面積が大きくなる結果、芯層材料の流動
性が低下し、製糸性が悪化する。しかし、比表面積が小
さすぎると粒径が大きくなるため、芯層材料の流動性が
低下するので、比表面積が1m2/g以上のものが好まし
い。
【0028】さらに、微粉末は、平均粒径が1μm 以
下、最大粒径が2μm 以下のものであることが必要であ
る。粒径の大きいものでは、ポリエステル中に均一に分
散させることが困難であるとともに、製糸性が悪くな
り、高強度の繊維を得ることができない。なお、微粉末
は、球形に近い粒子が望ましい。
【0029】微粉末の具体例としては、鉄、鉛、銅、
銀、ニッケル、亜鉛、スズ、タングステン、金、白金、
ステンレス鋼等の各種金属の微粉末、酸化鉛、硫酸バリ
ウム、酸化バリウム、酸化ジルコニウム、タングステン
カーバイド等の金属化合物の微粉末が挙げられ、これら
は2種以上併用してもよい。
【0030】微粉末の種類と添加量を適切に選定して、
芯層材料の比重が 1.8以上となるようにすることが必要
である。芯層材料の比重が 1.8未満であると繊維全体の
比重を高くするためには芯層の鞘層に対する割合を高く
しなくてはならず、繊維の高強度化を担う鞘層の割合が
減少し、繊維の高強度化が困難となる。
【0031】芯層と鞘層との割合は、重量比で20/80〜
80/20、好ましくは40/60〜60/40とするのが適当であ
る。芯層の割合があまり小さいと芯層材料の比重を極度
に大きくしなければならず、芯層材料の流動性が悪化
し、高強度の繊維を得ることが困難となる。一方、芯層
の割合が大きすぎると強度を担う鞘層の割合が少なくな
り、やはり高強度の繊維が得られなくなる。
【0032】芯層材料と鞘層材料とを適切に組み合わせ
て、高強度の繊維が得られる条件で製糸し、直線強度4.
2g/d以上、直線切断伸度15%以上、結節強度3.0g/d以
上、比重 1.7以上の繊維とすることが必要である。この
ような特性を保持させることによって、高速製網を可能
にするとともに、漁網として必要な強力を有し、水中で
の沈降速度が速く、潮流に対する保形性に優れた漁網と
することのできる繊維となる。
【0033】なお、芯層及び鞘層には、それらの特性を
損なわない範囲において、各種添加剤、例えば、顔料、
耐熱剤等を含有させることができる。
【0034】次に、本発明の繊維の製造法について説明
する。まず、ポリエステルに微粉末を均一に分散させ、
比重 1.8以上の芯層材料を得る。微粉末をポリエステル
に添加する方法としては、溶融紡糸時に原料チップに添
加する方法や溶融紡糸時に溶融ポリマーに添加する方法
もあるが、予めポリエステルと微粉末とを混合して溶融
混練し、チップ化しておくと、作業性が良いとともに、
微粉末をポリエステル中に均一に分散させることができ
る。
【0035】一方、鞘層用のポリエステルにモノカルボ
ジイミド化合物を添加して鞘層材料とするが、モノカル
ボジイミド化合物は加熱状態におくと熱変性を起こすの
で、熱による変性を極力低減させて、モノカルボジイミ
ド化合物本来の性質を引き出すため、鞘層用のポリエス
テルにモノカルボジイミド化合物を添加して鞘層材料を
形成しながら上記芯層材料と共に複合溶融紡糸する。こ
の場合、鞘層用ポリエステルのチップとモノカルボジイ
ミド化合物とを混合してエクストルーダーに供給しても
よいが、モノカルボジイミド化合物をエクストルーダー
の中間で、溶融したポリエステルに添加してもよい。
【0036】芳香族ポリカルボジイミド化合物を添加す
る場合、その添加方法は、モノカルボジイミド化合物の
添加方法と同様でよい。
【0037】複合繊維の製造は常法によって複合溶融紡
糸、延伸することにより行うことができる。例えば、ま
ず、芯層材料と鞘層材料とをそれぞれ温度 200〜350
℃、好ましくは 230〜310 ℃の溶融物として紡糸口金パ
ックに導入して、同心円型複合糸を紡糸する。紡糸温度
が低すぎると完全に溶融させることが困難であり、高す
ぎるとポリマーの熱分解やモノカルボジイミド化合物の
熱変性が起こり、好ましくない。紡出された糸条は、0
〜100 ℃、好ましくは10〜90℃の液体浴又は気体吹きつ
けにより冷却される。冷却温度が低すぎると温度管理が
困難であるとともに、作業性が悪くなり、高すぎると冷
却固化が不完全となり、好ましくない。
【0038】冷却固化した糸条は、一旦巻き取った後又
は巻き取ることなく、延伸される。延伸は、一段又は二
段以上の多段で行うことができるが、通常、二段延伸法
が採用される。すなわち、延伸点の移動を起こさない65
〜95℃の温度の液体浴又は 100〜200 ℃のオーブンある
いは70〜110 ℃の加熱ローラを用いて、倍率3〜6倍で
第一段延伸し、次いで第一段延伸よりも高温の 100〜27
0 ℃の液体浴又はオーブンあるいは加熱ローラを用い
て、全延伸倍率が5〜7倍となるように第二段延伸する
方法が好ましい。この際全延伸倍率が第一段延伸倍率よ
り高くなるように設定する。延伸温度が低すぎると繊維
の加熱が不十分となり、延伸点の移動や糸切れ、糸斑の
原因になり、延伸温度が高すぎるとスーパードロー現象
や繊維の溶融が起こり、分子の延伸配向を行うことが困
難となる。また、全延伸倍率が5倍未満であると得られ
る繊維の糸質特性、特に直線強度が低くなり、7倍より
大きくすると繊維中にボイドが発生し、満足な糸質性能
を示さなくなるばかりでなく、結節強度も低くなる。
【0039】なお、通常、液体浴はモノフイラメントの
場合に用いられ、マルチフイラメントの場合は気体中で
冷却、延伸とも行われる。延伸された糸条は、 200〜50
0 ℃のオーブン又は 150〜250 ℃の加熱ローラを用い
て、弛緩率3〜15%の弛緩熱処理を施すことが好まし
い。弛緩熱処理の温度が低すぎると繊維に対する熱処理
効果が不十分となり、弛緩熱処理の温度が高すぎると繊
維表面でのポリマーの熱分解劣化が起こり、目標とする
糸質性能を満足する繊維が得られない。また、弛緩率が
3%未満であると熱収縮率の高い繊維となり、実用に適
さなくなり、15%を超えると弛緩熱処理段階での糸たる
みが発生し、操業性が悪くなるとともに目標とする糸質
性能を示さなくなる。
【0040】糸条の繊度は、モノフイラメントの場合、
50〜1500デニール、マルチフイラメントの場合、単糸繊
度8〜50デニール、総繊度 200〜2000デニールとするの
が適当である。
【0041】上述のような芯鞘複合繊維を常法によって
製網することにより、漁網とすることができる。漁網の
構造は、一般に公知の構造にすればよく、本発明の漁網
は定置網、施網として好適に使用することができる。
【0042】
【作用】本発明においては、芯層材料として微粉末を配
合した高比重のポリエステル組成物を用い、鞘層材料と
してモノカルボジイミド化合物によって末端封鎖した低
カルボキシル基量のポリエステルを用いるので、耐加水
分解性、耐アミン分解性に優れ、高比重、高強度で、寸
法安定に優れた水産資材用ポリエステル繊維が得られ
る。
【0043】また、芳香族ポリカルボジイミド化合物を
併用すると、溶融紡糸時にカルボキシル末端基と反応
し、末端封鎖を行うと同時に、増粘効果をもたらし、製
糸性を良化させる。
【0044】さらに、末端封鎖剤であるカルボジイミド
化合物をポリエステルのカルボキシル末端基量に対して
過剰量添加することによって末端封鎖反応を行うと同時
に繊維中に未反応カルボジイミド化合物を残存させ、分
解過程で生成したカルボキシル末端基を随時封鎖するこ
とによって分解劣化に対する耐性が発現する。
【0045】このような高比重、高強度複合繊維を使用
した漁網は、水中での沈降性、保形性に優れると同時に
加水分解、アミン分解に対する耐性を有しているため、
耐久性に優れている。
【0046】
【実施例】次に、実施例によって本発明を具体的に説明
する。なお、耐加水分解性は 120℃飽和水蒸気中で10日
間処理後の強力保持率、耐アミン分解性は、アンモニア
ガス中、 135℃で5時間処理後の強力保持率で評価し
た。
【0047】実施例1 相対粘度1.56、カルボキシル末端基量17.5eq/tのポリエ
チレンテレフタレート35重量%と平均粒径0.63μm 、最
大粒径1.30μm 、比表面積 2.9m2/g、比重19.3のタング
ステン微粉末65重量%とを溶融混練し、チップ化して、
比重 3.4の芯層材料用チップを得た。この芯層材料用チ
ップをエクストルーダーに供給して 270℃で溶融し、一
方、相対粘度1.56、カルボキシル末端基量17.5eq/tのポ
リエチレンテレフタレートチップにビス(2,6−ジイソプ
ロピルフェニル) カルボジイミド(モノカルボジイミ
ド)を 1.0重量%とヒドラジン系ヒンダードフェノール
(安定剤) 0.1重量%を添加して他のエクストルーダー
に供給し、 295℃で溶融して鞘層材料を形成しながら上
記芯層材料と共に複合紡糸した。この際、温度 295℃の
紡糸口金パック内で溶融ポリマーの濾過、整流及び芯鞘
構造複合流の形成を行い、直径 1.3mmの紡糸孔から吐出
し、芯鞘複合重量比40/60の同心円型複合モノフィラメ
ントとした。紡出糸条を65℃の水浴中で冷却した後、 1
00℃の熱媒浴中を通過させて 4.9倍に延伸し、次いで 2
00℃のオーブンヒーターを通過させて1.16倍に延伸 (全
延伸倍率 5.7倍) し、さらに、 220℃のオーブンヒータ
ーを通過させて弛緩率12%の弛緩熱処理を行い、芯鞘複
合モノフィラメントを得た。
【0048】実施例2 実施例1において、鞘層にさらにN,N′−ビス−2,6
−ジイソプロピルフェニルカルボジイミド(ポリカルボ
ジイミド)を 0.2重量%添加した以外は実施例1と同様
な方法で芯鞘複合モノフィラメントを得た。
【0049】実施例3 実施例1と同様な芯層材料及び鞘層材料を使用し、直径
0.6mmの紡糸孔を20個有する紡糸口金から吐出し、芯鞘
複合重量比40/60の同心円型複合マルチフィラメントと
した。紡出糸条に20℃の空気を吹き付けて冷却した後、
90℃の加熱ローラを使用して5.00倍に延伸し、次いで 2
40℃加熱ローラを使用して1.27倍に延伸(全延伸倍率6.
35倍)し、さらに 170℃の加熱ローラを使用して6%の
弛緩率で弛緩熱処理を行い、芯鞘複合マルチフィラメン
トを得た。
【0050】実施例4 鞘層用ポリエステルとして、相対粘度1.57、カルボキシ
ル末端基量14.4eq/tのポリエチレンテレフタレートを使
用した以外は実施例1と同様な方法で芯鞘複合モノフィ
ラメントを得た。
【0051】実施例5 芯層用ポリエステルとして、相対粘度1.45、カルボキシ
ル末端基量19.6eq/tのポリエチレンテレフタレートを使
用した以外は実施例1と同様な方法で芯鞘複合モノフィ
ラメントを得た。
【0052】実施例6 芯鞘の複合重量比を50/50とした以外は実施例1と同様
な方法で芯鞘複合モノフィラメントを得た。
【0053】実施例7〜9 芯鞘材料にもエクストルーダーで溶融する際に表1に示
す量のモノカルボジイミド化合物を添加した以外は実施
例1と同様な方法で芯鞘複合モノフィラメントを得た。
【0054】実施例10 実施例1における芯層材料の代わりにタングステン微粉
末の割合を50重量%として得た比重 2.6の芯層材料を用
い、芯鞘複合重量比を50/50とした以外は実施例1と同
様な方法で芯鞘複合モノフィラメントを得た。
【0055】実施例11 実施例1における芯層材料の代わりにタングステン微粉
末の割合を75重量%として得た比重 4.5の芯層材料を用
い、芯鞘複合重量比を30/70とした以外は実施例1と同
様な方法で芯鞘複合モノフィラメントを得た。
【0056】上記の実施例1〜11の結果をまとめて表1
に示す。
【0057】
【表1】
【0058】比較例1〜4 鞘層材料へのモノカルボジイミド化合物の添加量を表1
のように変えた以外は実施例1と同様な方法で芯鞘複合
モノフィラメントを得た。ただし、比較例2、4では、
製糸性が不良であった。
【0059】比較例5 鞘層用ポリエステルとして、相対粘度1.42、カルボキシ
ル末端基量27.3eq/tのポリエチレンテレフタレートを使
用した以外は実施例1と同様な方法で芯鞘複合モノフィ
ラメントを得た。
【0060】比較例6 実施例1における芯層材料の代わりにタングステン微粉
末の割合を25重量%として得た比重 1.8の芯層材料を用
いた以外は実施例1と同様な方法で芯鞘複合モノフィラ
メントを得た。
【0061】比較例7 微粉末として、平均粒径1.30μm 、最大粒径2.41μm 、
比表面積15.3m2/g、比重 7.9の鉄微粉末を用い、実施例
1と同様な方法で実験したところ、芯層材料のチップ化
が困難であり、また、製糸性も不良であった。
【0062】上記の比較例1〜6の結果をまとめて表2
に示す。
【0063】
【表2】
【0064】実施例12 実施例1で得られたモノフィラメント5本を合わせた21
00dの糸条30本を用いて、ラッセル編み機で製網し、90
℃の熱水中で処理した後、乾燥し、 170℃で熱処理し
た。製網性は良好であり、得られた網は、海水中への沈
降速度が速く、波による網揺れが少なく、漁網として好
適なものであり、耐久性に優れていた。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、耐加水分解性、耐アミ
ン分解性に優れ、高比重で、かつ、高強度の水産資材用
ポリエステル繊維が提供される。そして、この繊維を用
いた漁網は、沈降性に優れ、水中での網揺れが少なくて
漁獲操作性に優れ、かつ耐久性に優れている。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯層としてポリエステルに比重4〜22、
    比表面積11m2/g以下、平均粒径1μm 以下、最大粒径2
    μm 以下の金属及び/又は金属化合物からなる微粉末を
    配合した比重 1.8以上の混合物、鞘層としてカルボキシ
    ル末端基量20eq/t以下のポリエチレンテレフタレート又
    はこれを主体とするポリエステルにモノカルボジイミド
    化合物 0.3〜2.0 重量%及びN,N′−ビス〔 3−(3,5
    −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
    ニル〕ヒドラジン0.03〜0.50重量%を添加した混合物を
    用いて溶融紡糸し、延伸して得られた芯鞘複合繊維であ
    って、鞘層のカルボキシル末端基量5eq/t以下、直線強
    度4.2g/d以上、直線切断伸度15%以上、結節強度3.0g/d
    以上、比重 1.7以上であることを特徴とする水産資材用
    ポリエステル繊維。
  2. 【請求項2】 鞘層に芳香族ポリカルボジイミド化合物
    を0.02〜1.00重量%添加した請求項1記載の水産資材用
    ポリエステル繊維。
  3. 【請求項3】 次の工程を順次行うことを特徴とする請
    求項1記載の水産資材用ポリエステル繊維の製造法。 (a) ポリエステルに比重4〜22、比表面積11m2/g以下、
    平均粒径1μm 以下、最大粒径2μm 以下の金属及び/
    又は金属化合物からなる微粉末を均一分散し、比重 1.8
    以上の芯層材料を得る工程、(b) カルボキシル末端基量
    が20eq/t以下のポリエチレンテレフタレート又はこれを
    主体とするポリエステルにモノカルボジイミド化合物
    0.3〜2.0 重量%及びN,N′−ビス〔 3−(3,5−ジ−
    t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕
    ヒドラジン0.03〜0.50重量%を添加して鞘層材料を形成
    しながら上記芯層材料と共に複合溶融紡糸し、鞘層のカ
    ルボキシル末端基量が5eq/t以下で、繊維の比重が 1.7
    以上の芯鞘複合未延伸繊維を得る工程、(c) 芯鞘複合未
    延伸繊維を延伸し、直線強度4.2g/d以上、直線切断伸度
    15%以上、結節強度3.0g/d以上、比重 1.7以上の複合繊
    維を得る工程。
  4. 【請求項4】 (b) 工程で鞘層材料を形成する際に、芳
    香族ポリカルボジイミド化合物を0.02〜1.00重量%添加
    する請求項3記載の水産資材用ポリエステル繊維の製造
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の水産資材用ポリエステル
    繊維を用いて編網した漁網。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010059581A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Teijin Fibers Ltd 工業ネット用ポリエステル繊維の製造方法
JP2011234718A (ja) * 2010-05-06 2011-11-24 National Fisheries Research & Development Inst 漁網用生分解性樹脂組成物及びこれを利用した漁網の製造方法

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