JPH0929501A - 振動切削装置 - Google Patents
振動切削装置Info
- Publication number
- JPH0929501A JPH0929501A JP7184004A JP18400495A JPH0929501A JP H0929501 A JPH0929501 A JP H0929501A JP 7184004 A JP7184004 A JP 7184004A JP 18400495 A JP18400495 A JP 18400495A JP H0929501 A JPH0929501 A JP H0929501A
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- JP
- Japan
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- cutting
- tip
- vibration
- chip
- movement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 起振装置を必要としない、いわゆる受動的な
振動切削装置において、大きな振動を安定して維持で
き、且つ、耐久性、経時変化に強く、更に、切屑を短く
分断できる振動切削装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 切削刃具4が、切削抵抗により、切込み
方向に平行な二つの軸5,6回りに捩り変位可能である
ことを特徴とする。
振動切削装置において、大きな振動を安定して維持で
き、且つ、耐久性、経時変化に強く、更に、切屑を短く
分断できる振動切削装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 切削刃具4が、切削抵抗により、切込み
方向に平行な二つの軸5,6回りに捩り変位可能である
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動切削装置に関
する。特に、切屑を短くできるように改良したものであ
る。
する。特に、切屑を短くできるように改良したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の振動切削装置としては、切削刃物
に強制的な振動を与えて、切削抵抗を減少させ、加工精
度を向上させる等の効果を上げるものが知られている
(特公平1−92001号)。その適用範囲ば、ドリル
やミルのように、工作機械の主軸に装着され回転して被
加工物を切削するもの、旋盤、平削り盤等のように回転
する円柱状の被加工物に切削バイトを押し当てて切削加
工するものがある。
に強制的な振動を与えて、切削抵抗を減少させ、加工精
度を向上させる等の効果を上げるものが知られている
(特公平1−92001号)。その適用範囲ば、ドリル
やミルのように、工作機械の主軸に装着され回転して被
加工物を切削するもの、旋盤、平削り盤等のように回転
する円柱状の被加工物に切削バイトを押し当てて切削加
工するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した振動切削装置
としては、例えば、図10に示す振動切削バイトのよう
に、バイトホルダ01にL字型の切込み02を長さ方向
に入れて二股状とし、一方の二股部分にチップ03を保
持する先端部を構成する一方、切込み02に圧電素子0
4を挿入したものがある。
としては、例えば、図10に示す振動切削バイトのよう
に、バイトホルダ01にL字型の切込み02を長さ方向
に入れて二股状とし、一方の二股部分にチップ03を保
持する先端部を構成する一方、切込み02に圧電素子0
4を挿入したものがある。
【0004】圧電素子04は、通電により切込み02の
厚さ方向に振動を生じる。その振動は、バイトホルダ0
1の曲げ剛性k、バイトホルダ01の先端部分の質量m
に応じて、チップ03に伝達される。従って、圧電素子
04に通電して振動させることにより、チップ03を保
持するバイトホルダ01に曲げを生じて、図中矢印で示
す方向にチップ03が振動することとなる。
厚さ方向に振動を生じる。その振動は、バイトホルダ0
1の曲げ剛性k、バイトホルダ01の先端部分の質量m
に応じて、チップ03に伝達される。従って、圧電素子
04に通電して振動させることにより、チップ03を保
持するバイトホルダ01に曲げを生じて、図中矢印で示
す方向にチップ03が振動することとなる。
【0005】このようにチップ03に強制的な振動を与
えることにより、切削抵抗を減少させ、面祖度を良好と
することができる。しかし、このような振動切削バイト
では、チップ03を強制的な振動を与えるために、圧電
素子04又は超音波発振器等の起振装置を必要とし、更
に、この圧電素子04等を電気的に制御する付属機器も
必要とする。
えることにより、切削抵抗を減少させ、面祖度を良好と
することができる。しかし、このような振動切削バイト
では、チップ03を強制的な振動を与えるために、圧電
素子04又は超音波発振器等の起振装置を必要とし、更
に、この圧電素子04等を電気的に制御する付属機器も
必要とする。
【0006】また、圧電素子04は、一般に、振幅が小
さいために、チップ03により削り取られる切屑が連続
的となって、ワークやホルダ等に巻き付くような不具合
がある。そこで、上記起振装置を必要としない振動切削
装置が開発されている(特公平7−24965号)。そ
の構造を振動切削バイトに応用すると、例えば、図11
に示すものが考えられる。
さいために、チップ03により削り取られる切屑が連続
的となって、ワークやホルダ等に巻き付くような不具合
がある。そこで、上記起振装置を必要としない振動切削
装置が開発されている(特公平7−24965号)。そ
の構造を振動切削バイトに応用すると、例えば、図11
に示すものが考えられる。
【0007】この振動切削バイトは、バイトホルダ05
にL字型の切込み06を長さ方向に入れて二股状とする
と共に一方の二股部分に可動子07を挿入し、スプリン
グ08で可動子07を軸方向に押圧したものである。そ
して、他方の二股部分にはチップ09を保持する先端部
分を構成し、その先端部分の後面凹部に可動子07が接
触するようになっている。従って、チップ09に発生す
る切削抵抗により、チップ09を保持するバイトホルダ
05が撓む一方、可動子07がスプリング08で押され
てバイトホルダ05の先端部分と接触することにより振
動する。
にL字型の切込み06を長さ方向に入れて二股状とする
と共に一方の二股部分に可動子07を挿入し、スプリン
グ08で可動子07を軸方向に押圧したものである。そ
して、他方の二股部分にはチップ09を保持する先端部
分を構成し、その先端部分の後面凹部に可動子07が接
触するようになっている。従って、チップ09に発生す
る切削抵抗により、チップ09を保持するバイトホルダ
05が撓む一方、可動子07がスプリング08で押され
てバイトホルダ05の先端部分と接触することにより振
動する。
【0008】この振動は、スプリング08のバネ定数k
1、バイトホルダ05の曲げ剛性k2、可動子07の質量
m1、バイトホルダ05の先端部分の質量m2に応じて、
チップ09に伝達され、チップ09が図中矢印で示すよ
うに振動する。しかし、このようなチップ09で発生し
た振動を利用する受動的な振動切削バイトでは、接触部
が振動発生源であるため、つまり、非線型振動な部分で
あるため、均一な振動が得られず、また、振動の発生が
不安定で耐久性、経時特性変化に弱いという不都合があ
る。
1、バイトホルダ05の曲げ剛性k2、可動子07の質量
m1、バイトホルダ05の先端部分の質量m2に応じて、
チップ09に伝達され、チップ09が図中矢印で示すよ
うに振動する。しかし、このようなチップ09で発生し
た振動を利用する受動的な振動切削バイトでは、接触部
が振動発生源であるため、つまり、非線型振動な部分で
あるため、均一な振動が得られず、また、振動の発生が
不安定で耐久性、経時特性変化に弱いという不都合があ
る。
【0009】特に、旋盤等では、切削バイトの切込み方
向に振動が発生すると、ビビリ振動となって、直径精度
が悪くなる虞がある。本発明は、上記従来技術に鑑みて
成されたものであり、起振装置を必要としない、いわゆ
る受動的な振動切削装置において、大きな振動を安定し
て維持でき、且つ、耐久性、経時変化に強く、更に、切
屑を短く分断できる振動切削装置を提供することを目的
とする。
向に振動が発生すると、ビビリ振動となって、直径精度
が悪くなる虞がある。本発明は、上記従来技術に鑑みて
成されたものであり、起振装置を必要としない、いわゆ
る受動的な振動切削装置において、大きな振動を安定し
て維持でき、且つ、耐久性、経時変化に強く、更に、切
屑を短く分断できる振動切削装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明は、切削刃具が、切削抵抗により、切込み方向に平
行な二つの軸回りに捩り変位可能であることを特徴とす
る。このように、切削刃具が、切込み方向に平行な二つ
の軸回りに捩り変位可能であるため、チップ先端の動き
が楕円となり、振動が減衰しにくい構造となった。ま
た、切込み方向に平行な軸回りに捩り変位可能であるた
め、送り方向の変位のみが可能となり、その結果、切込
み方向の剛性が高くなる。
発明は、切削刃具が、切削抵抗により、切込み方向に平
行な二つの軸回りに捩り変位可能であることを特徴とす
る。このように、切削刃具が、切込み方向に平行な二つ
の軸回りに捩り変位可能であるため、チップ先端の動き
が楕円となり、振動が減衰しにくい構造となった。ま
た、切込み方向に平行な軸回りに捩り変位可能であるた
め、送り方向の変位のみが可能となり、その結果、切込
み方向の剛性が高くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面に示
す実施例を参照して詳細な説明する。
す実施例を参照して詳細な説明する。
【0012】〔実施例1〕図1〜3に本発明の一実施例
を示す。本実施例は、旋盤等に用いられる振動切削バイ
トに適用したものである。同図に示すように、バイトホ
ルダ1には、中間アーム2、チップアーム3を介してチ
ップ4が保持されている。
を示す。本実施例は、旋盤等に用いられる振動切削バイ
トに適用したものである。同図に示すように、バイトホ
ルダ1には、中間アーム2、チップアーム3を介してチ
ップ4が保持されている。
【0013】即ち、バイトホルダ1の先端には、中間ア
ーム2の上端が回転中心軸5を介して連結結合され、そ
の中間アーム2の下端にはチップアーム3の基端部が回
転中心軸6を介して連結結合されている。チップアーム
3の先端部には、回転する円柱状のワーク7に対して押
し付けられるチップ4が装着されている。このチップ4
はワーク7を切削加工する際、その反力として切削抵抗
が発生する。
ーム2の上端が回転中心軸5を介して連結結合され、そ
の中間アーム2の下端にはチップアーム3の基端部が回
転中心軸6を介して連結結合されている。チップアーム
3の先端部には、回転する円柱状のワーク7に対して押
し付けられるチップ4が装着されている。このチップ4
はワーク7を切削加工する際、その反力として切削抵抗
が発生する。
【0014】回転中心軸5,6は、相互に平行で、且
つ、切込み方向に平行である。切込み方向とは、円柱状
のワーク7に対して半径方向を言う。回転中心軸5,6
は、その材質に固有の捩り剛性を有し、切削抵抗が外力
として作用することにより、外力に応じて、一定角度だ
け捩じれる。従って、回転中心軸5が捩じれることによ
り、回転中心軸5を中心として中間アーム2が図中矢印
で示すように一定角度回動し、また、回転中心軸6が捩
じれることにより、回転中心軸6を中心としてチップア
ーム3が図中矢印で示すように一定角度回動する。
つ、切込み方向に平行である。切込み方向とは、円柱状
のワーク7に対して半径方向を言う。回転中心軸5,6
は、その材質に固有の捩り剛性を有し、切削抵抗が外力
として作用することにより、外力に応じて、一定角度だ
け捩じれる。従って、回転中心軸5が捩じれることによ
り、回転中心軸5を中心として中間アーム2が図中矢印
で示すように一定角度回動し、また、回転中心軸6が捩
じれることにより、回転中心軸6を中心としてチップア
ーム3が図中矢印で示すように一定角度回動する。
【0015】その結果、チップアーム3の先端部に保持
されるチップ4の動きは、二つの回転中心軸5,6によ
る回転運動の組合せとなり、切込み方向に対して垂直な
面内における楕円状の動きとなる。つまり、チップ4
は、チップ4に発生する切削抵抗により、切込み方向に
対して垂直な面内において自由に振動することができ、
その振動の減衰は抑えられないため、比較的大きな振幅
を有することとなる。そのため、切削により発生する切
屑が短く分断されて、チップ4に絡みつくことがない。
されるチップ4の動きは、二つの回転中心軸5,6によ
る回転運動の組合せとなり、切込み方向に対して垂直な
面内における楕円状の動きとなる。つまり、チップ4
は、チップ4に発生する切削抵抗により、切込み方向に
対して垂直な面内において自由に振動することができ、
その振動の減衰は抑えられないため、比較的大きな振幅
を有することとなる。そのため、切削により発生する切
屑が短く分断されて、チップ4に絡みつくことがない。
【0016】逆に、チップ4は、切込み方向に関しては
高い剛性を持つこととなり、ビビリ振動が抑えられ、直
径精度が向上する。尚、中間アーム2、チップアーム3
は直列的に連結されるため、それらの運動の組合せによ
る切削不能は生じない。それは、中間アーム2、チップ
アーム3の持つ慣性力により、チップ4で発生した切削
抵抗による振動は、チップアーム3、中間アーム2、バ
イトホルダ1へと時間的に遅延して伝達するためであ
る。
高い剛性を持つこととなり、ビビリ振動が抑えられ、直
径精度が向上する。尚、中間アーム2、チップアーム3
は直列的に連結されるため、それらの運動の組合せによ
る切削不能は生じない。それは、中間アーム2、チップ
アーム3の持つ慣性力により、チップ4で発生した切削
抵抗による振動は、チップアーム3、中間アーム2、バ
イトホルダ1へと時間的に遅延して伝達するためであ
る。
【0017】具体的には、チップ4が食い込み方向に、
チップアーム3が回転中心軸6を中心として回動した
後、チップアーム3が逆方向に戻ろうとする際、中間ア
ーム2は回転中心軸5を中心として、チップ4が食い込
み方向から逃げる方向に回動することとなるためであ
る。ここで、図4に示すような振動モデルを考える。回
転中心軸5,6を回転中心とする中間アーム2、チップ
アーム3の慣性モーメントをそれぞれI1,I2とし、回
転中心軸5,6の捩り剛性をそれぞれK1,K2とする。
チップアーム3が回転中心軸6を中心として回動した
後、チップアーム3が逆方向に戻ろうとする際、中間ア
ーム2は回転中心軸5を中心として、チップ4が食い込
み方向から逃げる方向に回動することとなるためであ
る。ここで、図4に示すような振動モデルを考える。回
転中心軸5,6を回転中心とする中間アーム2、チップ
アーム3の慣性モーメントをそれぞれI1,I2とし、回
転中心軸5,6の捩り剛性をそれぞれK1,K2とする。
【0018】この振動モデルから判るように、チップ4
で発生した振動は、チップアーム3の慣性モーメントI
2、回転中心軸6の捩り剛性K2に応じたエネルギーに変
換された後、中間アーム2の慣性モーメントI1、回転
中心軸5の捩り剛性K1に応じたエネルギーに順に変換
されて行くことが判る。また、中間アーム2、チップア
ーム3の慣性モーメントI1,I2、回転中心軸5,6の
捩り剛性K1,K2をそれぞれ適切に選定すれば、チップ
4の動きは図5、図6に示すように、切込み方向yに対
して垂直なx−y平面内において楕円状の動きとなる。
図5、図6において、z方向は、円柱状のワーク7の長
手方向、つまり、送り方向である。
で発生した振動は、チップアーム3の慣性モーメントI
2、回転中心軸6の捩り剛性K2に応じたエネルギーに変
換された後、中間アーム2の慣性モーメントI1、回転
中心軸5の捩り剛性K1に応じたエネルギーに順に変換
されて行くことが判る。また、中間アーム2、チップア
ーム3の慣性モーメントI1,I2、回転中心軸5,6の
捩り剛性K1,K2をそれぞれ適切に選定すれば、チップ
4の動きは図5、図6に示すように、切込み方向yに対
して垂直なx−y平面内において楕円状の動きとなる。
図5、図6において、z方向は、円柱状のワーク7の長
手方向、つまり、送り方向である。
【0019】このことは、切込み方向が高剛性であるこ
とを意味し、ビビリ振動を効果的に抑制することに役立
つことが判る。尚、バイトホルダ1、中間アーム2、チ
ップアーム3の間に、それぞれ摩擦抵抗があるとする
と、図4に示すように、それぞれ、C1,C2,C3とす
ることができる。
とを意味し、ビビリ振動を効果的に抑制することに役立
つことが判る。尚、バイトホルダ1、中間アーム2、チ
ップアーム3の間に、それぞれ摩擦抵抗があるとする
と、図4に示すように、それぞれ、C1,C2,C3とす
ることができる。
【0020】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図7〜
9に示す。本実施例は、前述した実施例を更に具体的な
構造としたものである。同図に示すように、バイトホル
ダ11には、中間アーム12、チップアーム13を介し
てチップ14が保持されている。即ち、バイトホルダ1
1の先端上部に、回転中心軸15が一体に貫通して設け
られると共にこの回転中心軸15に中間アーム12の上
端が一体に軸着され、その間に軸受17,18が介装さ
れている。
9に示す。本実施例は、前述した実施例を更に具体的な
構造としたものである。同図に示すように、バイトホル
ダ11には、中間アーム12、チップアーム13を介し
てチップ14が保持されている。即ち、バイトホルダ1
1の先端上部に、回転中心軸15が一体に貫通して設け
られると共にこの回転中心軸15に中間アーム12の上
端が一体に軸着され、その間に軸受17,18が介装さ
れている。
【0021】更に、中間アーム12の下端部に、回転中
心軸16が一体に貫通して設けられると共にこの回転中
心軸16にチップアーム3の基端部が一体に軸着され、
その間に軸受19,20が介装されている。チップアー
ム13の先端部には、チップ14が装着されている。回
転中心軸15,16は、相互に平行で、且つ、切込み方
向に平行である。回転中心軸15,16は、その材質に
固有の捩り剛性を有し、切削抵抗が外力として作用する
ことにより、外力に応じて、一定角度だけ捩じれる。
心軸16が一体に貫通して設けられると共にこの回転中
心軸16にチップアーム3の基端部が一体に軸着され、
その間に軸受19,20が介装されている。チップアー
ム13の先端部には、チップ14が装着されている。回
転中心軸15,16は、相互に平行で、且つ、切込み方
向に平行である。回転中心軸15,16は、その材質に
固有の捩り剛性を有し、切削抵抗が外力として作用する
ことにより、外力に応じて、一定角度だけ捩じれる。
【0022】従って、回転中心軸15が捩じれることに
より、回転中心軸15を中心として中間アーム12が図
中矢印で示すように一定角度回動し、また、回転中心軸
16が捩じれることにより、回転中心軸16を中心とし
てチップアーム13が図中矢印で示すように一定角度回
動する。その結果、チップアーム13の先端部に保持さ
れるチップ14の動きは、二つの回転中心軸15,16
による回転運動の組合せとなり、切込み方向に対して垂
直な面内における楕円状の動きとなる。
より、回転中心軸15を中心として中間アーム12が図
中矢印で示すように一定角度回動し、また、回転中心軸
16が捩じれることにより、回転中心軸16を中心とし
てチップアーム13が図中矢印で示すように一定角度回
動する。その結果、チップアーム13の先端部に保持さ
れるチップ14の動きは、二つの回転中心軸15,16
による回転運動の組合せとなり、切込み方向に対して垂
直な面内における楕円状の動きとなる。
【0023】そのため、チップ14は、チップ14に発
生する切削抵抗により、切込み方向に対して垂直な面内
において自由に振動することができ、逆に、切込み方向
に関しては高い剛性を持つこととなるなど、前述した実
施例と同様の効果を奏する。
生する切削抵抗により、切込み方向に対して垂直な面内
において自由に振動することができ、逆に、切込み方向
に関しては高い剛性を持つこととなるなど、前述した実
施例と同様の効果を奏する。
【0024】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明では切削刃具が、切削抵抗により、切
込み方向に平行な二つの軸回りに捩り変位可能であるた
め、切削刃具先端の動きが楕円となり、振動が減衰しに
くい構造となった。また、切込み方向に平行な軸回りに
捩り変位可能であるため、送り方向の変位のみが可能と
なり、その結果、切込み方向の剛性が高くなる。
たように、本発明では切削刃具が、切削抵抗により、切
込み方向に平行な二つの軸回りに捩り変位可能であるた
め、切削刃具先端の動きが楕円となり、振動が減衰しに
くい構造となった。また、切込み方向に平行な軸回りに
捩り変位可能であるため、送り方向の変位のみが可能と
なり、その結果、切込み方向の剛性が高くなる。
【図1】本発明の一実施例における振動切削バイトの正
面図である。
面図である。
【図2】本発明の一実施例における振動切削バイトの斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明の一実施例における振動切削バイトの上
面図である。
面図である。
【図4】振動モデルの説明図である。
【図5】チップの楕円状の動きを示す説明図である。
【図6】チップに対する方向を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施例における振動切削バイトの
斜視図である。
斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例における振動切削バイトの
正面図である。
正面図である。
【図9】図8中のXI−XI線断面図である。
【図10】圧電素子を使用した従来の振動切削装置の正
面図である。
面図である。
【図11】受動的な振動切削装置の説明図である。
1,11 バイトホルダ 2,12 中間アーム 3,13 チップアーム 4,14 チップ 5,6,15,16 回転中心軸 17,18,19,20 軸受
Claims (2)
- 【請求項1】 切削刃具が、切削抵抗により、切込み方
向に平行な二つの軸回りに捩り変位可能であることを特
徴とする振動切削装置。 - 【請求項2】 前記切削刃具の動きは、楕円状であるこ
とを特徴とする請求項1記載の振動切削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7184004A JPH0929501A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 振動切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7184004A JPH0929501A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 振動切削装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929501A true JPH0929501A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16145646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7184004A Pending JPH0929501A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 振動切削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929501A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004024378A1 (ja) * | 2002-09-12 | 2004-03-25 | Kabushiki Kaisha Daido Kikai Seisakusho | 鋼管端部の加工方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03136701A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-11 | Nippon Pneumatic Mfg Co Ltd | 振動切削装置 |
| JPH0768401A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-03-14 | Eiji Shamoto | 振動切削加工方法および振動切削加工装置 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP7184004A patent/JPH0929501A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03136701A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-11 | Nippon Pneumatic Mfg Co Ltd | 振動切削装置 |
| JPH0768401A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-03-14 | Eiji Shamoto | 振動切削加工方法および振動切削加工装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004024378A1 (ja) * | 2002-09-12 | 2004-03-25 | Kabushiki Kaisha Daido Kikai Seisakusho | 鋼管端部の加工方法 |
| CN100443224C (zh) * | 2002-09-12 | 2008-12-17 | 大同玛希纳利股份有限公司 | 钢管端部的加工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020226 |