JPH09295432A - プリンタ装置及びプリント制御方法 - Google Patents

プリンタ装置及びプリント制御方法

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JPH09295432A
JPH09295432A JP8110812A JP11081296A JPH09295432A JP H09295432 A JPH09295432 A JP H09295432A JP 8110812 A JP8110812 A JP 8110812A JP 11081296 A JP11081296 A JP 11081296A JP H09295432 A JPH09295432 A JP H09295432A
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Yoriyasu Ito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にオーバーランが発生したページを特定
することができるプリンタ装置及びプリント制御方法を
提供する。 【解決手段】 プリントデータをホスト3000から入
力し、その入力プリントデータをビットマップデータに
展開してRAM19に定義された描画メモリに格納する
時、そのメモリの容量不足が発生しそうかどうかを予測
する。そして、その予測結果に従って、オーバーランの
発生が予想される記録用紙にオーバーラン発生の旨を示
すメッセージを出力するようビットマップデータにその
メッセージをビットマップしてオーバーレイし、その
後、RAM19に展開格納されているビットマップデー
タを用いて記録用紙にプリント出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ装置及びプ
リント制御方法に関し、特に、ホストコンピュータと双
方向通信が可能なプリンタ装置及びプリント制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタなどのペー
ジプリンタはプリンタ制御部のメモリ容量節約のために
記録用紙1ページ分に相当するプリントデータを幾つか
に分割し(その分割された領域或はデータをバンドとい
う)、バンド単位でビットマップメモリへビットマップ
展開していた。従って、1頁分のプリントデータのビッ
トマップ展開を全て終了する前に、記録用紙の供給を行
なって、そのページプリンタでのプリント出力動作が開
始する。
【0003】一方、ページプリンタはその機構上、一旦
プリント命令を発行するとプリンタの紙搬送機構を途中
で停止することは不可能な為、例えば、ビットマップメ
モリの容量が不足して記録用紙上に画像記録が行なえな
かったり、ビットマップデータが転送されてこないため
にただ記録用紙の搬送のみがなされるといったオーバー
ランが発生した場合にはプリンタの操作パネルにエラー
メッセージを表示をしていた。また、通常エラーが発生
するとプリンタ制御部は該当ページの出力が終了した時
点で、次のページのプリント処理を一次中断しエラー解
除命令の受付け待ち状態にするか、或は、自動エラース
キップ機能を備えたプリンタであるならばオーバーラン
が発生してもプリント処理は中断せずに引き続き次ペー
ジのプリント処理を行うかどうかを選択できるようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、自動エラースキップ機能を使用した場合にはプ
リント処理を中断しないことがある為に、特に、非常に
多くのページに及ぶプリント出力を行う場合には、その
プリント出力結果の中でどのページにオーバーランが発
生したのかが解らなくなってしまうという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、容易にオーバーランが発生したページを特定するこ
とができるプリンタ装置及びプリント制御方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプリンタ装置は、以下に示すような構成からな
る。
【0007】即ち、プリントデータをホストから入力す
る入力手段と、前記入力手段によって入力されたプリン
トデータをビットマップデータに展開する展開手段と、
前記ビットマップデータを格納する記憶手段と、前記記
憶手段に格納されたビットマップデータを用いて記録媒
体にプリント出力する出力手段と、前記記憶手段の容量
不足が発生しそうかどうかを予測する予測手段と、前記
予測手段による予測結果に従って、オーバーランの発生
が予想される記録媒体にオーバーラン発生の旨を示すメ
ッセージを出力するよう前記ビットマップデータに前記
メッセージをビットマップしてオーバーレイするか、或
は、前記ホストに前記オーバーラン発生の旨と前記オー
バーランが発生する記録媒体の頁の情報とともに送信す
ることにより前記オーバーランの発生を通知する通知手
段とを有することを特徴とするプリンタ装置を備える。
【0008】また他の発明によれば、記録媒体へのプリ
ント出力におけるプリント制御方法であって、プリント
データをホストから入力する入力工程と、前記入力プリ
ントデータをビットマップデータに展開して記憶媒体に
格納する展開工程と、前記記憶媒体の容量不足が発生し
そうかどうかを予測する予測工程と、前記予測工程にお
ける予測結果に従って、オーバーランの発生が予想され
る記録媒体にオーバーラン発生の旨を示すメッセージを
出力するよう前記ビットマップデータに前記メッセージ
をビットマップしてオーバーレイするか、或は、前記ホ
ストに前記オーバーラン発生の旨と前記オーバーランが
発生する記録媒体の頁の情報とともに送信することによ
り前記オーバーランの発生を通知する通知工程と、前記
記憶媒体に格納されたビットマップデータを用いて前記
記録媒体にプリント出力する出力工程とを有することを
特徴とするプリント制御方法を備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、プリ
ントデータをホストから入力し、その入力プリントデー
タをビットマップデータに展開して記憶媒体に格納する
時、記憶媒体の容量不足が発生しそうかどうかを予測
し、その予測結果に従って、オーバーランの発生が予想
される記録媒体にオーバーラン発生の旨を示すメッセー
ジを出力するようビットマップデータにそのメッセージ
をビットマップしてオーバーレイするか、或は、ホスト
にオーバーラン発生の旨とそのオーバーランが発生する
記録媒体の頁の情報とともに送信することによりオーバ
ーランの発生を通知して、記憶媒体に格納されたビット
マップデータを用いて記録媒体にプリント出力するよう
動作する。
【0010】ここで、そのプリントデータはPDLデー
タを含み、そのPDLデータはインタプリタによって解
釈される。また、例えば、RAMのような記憶媒体の容
量は、記録媒体1頁分に相当するビットマップデータの
データ量より小さい。
【0011】なお、プリント出力には、電子写真方式或
はインクジェット方式に従って画像形成を行うプリンタ
エンジンを用いることができる。
【0012】さらに、ビットマップデータを格納する、
例えば、ハードディスクのような大容量の補助記憶手段
を備え、上記の予測結果に従って、RAMのような記憶
媒体に格納されたビットマップデータを補助記憶手段に
移動するようにしても良い。そして、その移動時には、
補助記憶手段に、RAMのような記憶媒体の記憶容量よ
りも大きい記憶領域を確保する。さらに、その移動手段
によって、RAMのような記憶媒体に格納されたビット
マップデータをハードディスクのような補助記憶手段の
記憶領域に記憶されたとしても、ビットマップ展開に記
憶領域の容量不足が生じるときには、オーバーランの発
生を通知するよう制御しても良い。
【0013】以下添付図面を参照して本発明の好適な実
施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の代表的な実施の形態である
プリンタシステムの構成を示すブロック図である。この
システムは、プリントデータを生成するホストコンピュ
ータ(以下、ホストという)3000とプリンタ150
0とで構成されており、両者がプリンタケーブル21で
接続されている。なお、この接続手段は、プリンタケー
ブルのみならず、LANのようなネットワークでも良い
し、LANの環境では複数のホストがプリンタを共有す
るようなシステム構成でも良い。
【0015】図1に示す、ホスト3000は、プログラ
ム用ROM3bに記憶された文書処理プログラム等に基
づいて図形、イメージ、文字、表(表計算用帳票等を含
む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え
る。CPU1は、CPUバス4にキーボードコントロー
ラ(KBC)を介して接続されるキーボード(KB)9
やポインティングデバイス(不図示)、CRTコントロ
ーラ(CRTC)6を介して制御されるCRT10、メ
モリインタフェース(I/F)7を介して制御されるブ
ートプログラム、種々のアプリケーション、フォンとデ
ータ、ユーザファイル、プリンタ装置用のドライバソフ
ト、編集ファイル等を記憶する外部メモリ11、或は、
ハードディスク(HD)3d、フロッピーディスク(不
図示)等の外部記憶装置などの各デバイスを総括的に制
御する。
【0016】プログラム用ROM3bには、CPU1が
実行する制御プログラムやPDLを解釈するインタプリ
ンタ等が記憶され、フォント用ROM3aには文書処理
の際に使用するフォントデータ等が記憶され、データ用
ROM3cは文書処理等を行う際に使用するフォームや
定型文などの各種データが記憶される。一方、RAM2
は、CPU1が種々の制御や処理を実行する際のワーク
エリア等として用いられる。CPU1は、例えば、RA
M2に定義されたビットマップメモリへのアウトライン
フォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT
10を用いてシステム利用者との“WYSIWYG”処
理を可能としている。また、CPU1は、CRT10に
表示されたアイコンやメニューに対してマウスカーソル
(不図示)等で指示されたコマンドに基づいて登録され
た種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行す
る。
【0017】また、プリンタコントローラ(PRTC)
8は、プリンタケーブル21を介してプリンタ1500
に接続され、所定の双方向通信プロトコルに従って、プ
リンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0018】一方、プリンタ1500は、図1に示すよ
うに、ホスト3000との通信を制御したりホスト30
00から送信されてくるプリントデータに対して画像処
理を施したりプリンタ全体の動作を制御するコントロー
ラ1000とプリントデータに基づいて画像形成を行な
ってプリント出力するプリンタエンジン17とで構成さ
れている。また、コントローラ1000にはLCD、L
ED、キーボードを備えた操作パネル1501が設けら
れ、種々の設定や指定が操作パネルインタフェース(I
/F)23を介してプリンタに対して行われるようにな
っている。さらに、コントローラ1000はフォントデ
ータ、エミュレーションプログラム(言語体系の異なる
制御プログラム)、フォームデータ等を記憶するICカ
ード等の外部メモリ14をオプションとして接続して多
様なデータ処理を実行できる構成となっている。
【0019】なお、外部メモリ14の制御はメモリイン
タフェース(I/F)20によりなされる。そして、外
部メモリ14は1個に限らず、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納したメモリなどの記憶
媒体を複数個以上実装できるように構成しても良い。
【0020】さて、コントローラ1000にはCPU1
2が備えられ、CPU12は、プログラム用ROM13
bに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ1
4に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバ
ス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括
的に制御し、プリンタエンジンインタフェース(I/
F)16を介して接続されるプリンタエンジン17に出
力情報として画像信号を出力する。さらに、CPU12
は入力部18を介してホスト3000との通信処理が可
能となっており、プリンタ1500の内部情報等をホス
ト3000に通知することができる。
【0021】フォント用ROM13aには出力情報を生
成する際に使用するフォントデータ等が記憶され、デー
タ用ROM13cには外部メモリ14が装着されていな
い場合にでもある程度のプリント処理をプリンタ150
0で実行するために必要な情報等が記憶されている。ま
た、RAM19はCPU12が制御プログラムを実行す
る際の出力情報展開領域、環境データ格納領域などのワ
ークエリア等として用いられ、増設ポート(不図示)に
接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張す
ることができるように構成されている。また、その増設
には通常のRAMにのみならず、NVRAM22を用い
ることもできる。そして、NVRAM22に、操作パネ
ル1501からのプリントモード設定情報を記憶するよ
うにしても良い。また、NVRAM22には工場出荷時
にセットされたプリンタの諸設定情報や例えば、ウィン
ドウ95などに対応したプラグ&プレイ対応のデバイス
IDなども記憶しているまた、オプションとしてRAM
などに比べ大容量の情報を格納できるハードディスク
(HD)3dを搭載することもできる。
【0022】このように構成されたシステムにおいて、
ホスト3000により生成出力されたプリントデータ
が、まず入力部18に転送されてくると、CPU12
は、その入力データに基づいて、オーバーランの発生、
或は、その発生が予測されるページがあると、その該当
ページにメッセージをプリントする。さらに、コントロ
ーラ1000はプリント処理中にオーバーランの発生を
予測するとホスト3000へエラーが発生した旨を通知
することができる。
【0023】図2は電子写真方式を採用して記録を行な
うプリンタエンジン17を含んだプリンタ装置1500
の内部構造を示す側断面図である。
【0024】図2において、1500はレーザビームプ
リンタ(LBP)であり、供給される文字パターン等を
基に、記録媒体である記録紙上に像を形成する。150
1は操作のためのスイツチ及びLED表示器などが配さ
れている操作パネル、1000は図1で説明したLBP
1500全体の制御及び文字パターン情報等を解析する
プリンタコントローラである。
【0025】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光1
04をオン・オフ切替えする。レーザ光104は回転多
面鏡105で左右方向に振られて静電ドラム106上を
走査する。これにより、静電ドラム106上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
106周囲の現像ユニツト107により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP1500に装着した用
紙カセツト108に収納され、給紙ローラ109及び搬
送ローラ110と111とにより装置内に取込まれて、
静電ドラム106に供給される。
【0026】このようにして、与えられた印刷データは
用紙上に記録出力される。
【0027】また、以上説明した電子写真方式に従って
画像形成を行うレーザビームプリンタをプリンタエンジ
ンとして用いる他に、インクジェット方式に従って記録
を行うインクジェットプリンタをプリンタエンジンとし
て用いても良い。
【0028】図3は、インクジェットプリンタIJRA
の構成の概要を示す外観斜視図である。図3において、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5009〜5011を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(不図示)を有し、ガイドレール5003
に支持されて矢印a,b方向を往復移動する。キャリッ
ジHCには、記録ヘッドIJHとインクタンクITとを
内蔵した一体型インクジェットカートリッジIJCが搭
載されている。5002は紙押え板であり、キャリッジ
HCの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000
に対して押圧する。5007,5008はフォトカプラ
で、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確
認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行うた
めのホームポジション検知器である。5016は記録ヘ
ッドIJHの前面をキャップするキャップ部材5022
を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引す
る吸引器で、キャップ内開口5023を介して記録ヘッ
ドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレード
で、5019はこのブレードを前後方向に移動可能にす
る部材であり、本体支持板5018にこれらが支持され
ている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニン
グブレードが本例に適用できることは言うまでもない。
又、5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバ
ーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴っ
て移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え
等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0029】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0030】図4はプリンタエンジン17としてレーザ
ビームプリンタを用いた場合の、プリンタエンジンイン
タフェース(I/F)16の構成を示すブロック図であ
る。
【0031】図4において、407はRAM19に設け
られたビットマップメモリからビットマップデータをイ
ンタリーブで読み出すダブルバッファ、408はプリン
タエンジン17にコマンド(CMD)を送信したり或は
プリンタエンジン17のステータス(STS)を受信す
るビデオインタフェース(I/F)論理回路、409は
ダブルバッファ407のから転送されたパラレルデータ
をシリアルデータへ変換するP/S変換器である。
【0032】図5はプリンタエンジンインタフェース
(I/F)16から制御されるインクジェットプリンタ
IJRAの制御回路の構成を示すブロック図である。図
5において、1710は記録ヘッドIJHを搬送するた
めのキャリアモータ、1709は記録紙搬送のための搬
送モータである。1705は記録ヘッドIJHを駆動す
るヘッドドライバ、1706〜1707はそれぞれ搬送
モータ1709、キャリアモータ1710を駆動するた
めのモータドライバである。
【0033】上記のような構成の回路において、プリン
タエンジンインタフェース(I/F)16を経てヘッド
ドライバ1705に送られた記録データに従って記録ヘ
ッドIJHが駆動され、さらに別の制御信号によって、
モータドライバ1706、1707が駆動されて記録動
作が実行される。
【0034】尚、本発明に適用されるプリンタは、レー
ザビームプリンタ及びインクジェットプリンタに限られ
るものではなく、他のプリント方式(感熱プリント方
式、熱転写プリント方式)を採用したプリンタや、プリ
ント機能を備えた複写機でも良いことは言うまでもな
い。
【0035】次に、以上のような構成のプリンタシステ
ムが実行するプリント制御処理について、図6に示すフ
ローチャートと図7に示すRAM19のメモリ割当てを
示す図を参照して説明する。なお、この説明では、図2
に示すようなレーザビームプリンタをプリンタエンジン
として用いた場合とする。また、図7に示すRAM19
の描画メモリ19cは、メモリ容量節約のために記録用
紙1ページ分に相当するビットマップデータの容量より
小さく、このプリンタでは従来例で述べたようなバンド
単位でのビットマップ展開を行うとする。
【0036】まずステップS501においてコントロー
ラ1000はホスト3000より送られてきたプリント
データをRAM19の所定領域(図7に示すページメモ
リ19a)へ格納する。次にステップS502ではCP
U12が実行するインタプリタがホスト3000から送
られてきたPDLコマンドで記述されたプリントデータ
を解析し、中間データへ変換し、これを図7に示す中間
オブジェクトメモリ19bに格納する。さらに、ステッ
プS503では中間コードをもとにラスタライズ処理を
行なって、RAM19に定義された描画メモリ(図7の
19c)へビットマップデータを展開する。
【0037】次にステップS504ではラスタライズ処
理中に描画メモリ19cの容量が不足するかを予測す
る。この予測は、例えば、PDLデータの解析結果に基
づくビットマップデータ量や描画メモリへのビットマッ
プ展開率(速度)と描画メモリの容量とを比較すること
によってなされる。ここで、メモリ不足によるオーバー
ランが発生することはないと判断された場合には処理は
ステップしそうにない場合には、処理はステップS50
6に進み、ビットマップデータへの展開処理を続行し、
さらに、ステップS507では記録用紙1バンド分のビ
ットマップ展開が終了したかどうかを調べる。ここで、
1バンド分のビットマップ展開を終了していない場合に
は処理はステップS503に戻り、その展開を終了した
と判断した場合には、処理はステップS508に進み、
ビットマップ展開されたデータをプリンタエンジン17
に転送する。
【0038】さらにステップS509では記録用紙1頁
分のビットマップ展開とプリンタエンジン17へのデー
タ転送が終了したかどうかを調べる。ここで、1頁分の
ビットマップ展開とプリンタエンジン17へのデータ転
送を終了していないと判断された場合には処理はステッ
プS503に戻り、その展開と転送が終了したと判断し
た場合には、処理は終了する。
【0039】これに対して、ステップS504におい
て、メモり不足によるオーバーランが発生すると予測さ
れる場合には処理はステップS505に進み、オーバー
ランのメッセージをビットマップ展開して、そのデータ
を該当展開ページの下側へオーバーレイする。そして、
その後、処理はステップS510に進む。
【0040】最後に、ステップS510では、ビットマ
ップ展開済みのデータをプリンタエンジン17に転送し
て処理を終了する。
【0041】従って、以上説明した実施形態に従えば、
ホストからのPDLデータに基づいたプリント出力処理
において、メモリ不足によるオーバーランが発生するこ
とが予測される場合には、その該当頁に所定のメッセー
ジを出力するので、装置利用者はプリント出力後、その
出力からどの頁にオーバーランが発生しているかを容易
に見い出すことができる。
【0042】
【他の実施形態】図1に示す構成のプリンタ1500に
おいて、コントローラ1000が大容量のデータを格納
するためにハードディスク(HD)13dを備えている
場合には、メモリ不足によるオーバーランに関連して、
図8に示すようなプリンタ制御処理を実行することがで
きる。
【0043】以下、その処理について説明する。なお、
この説明では、図6で既に説明したのと同じ処理ステッ
プについては、同じステップ参照番号を付しその説明は
省略し、ここでは、この実施形態に特徴的な処理につい
てのみ説明する。
【0044】ステップS501〜S503の処理後、ス
テップS504においてメモり不足によるオーバーラン
が発生すると予測される場合には処理はステップS70
5に進み、ハードディスク(HD)13dに空き領域が
存在するかを調べる。ここで、空き領域があると判断さ
れた場合は処理はステップS706に進み、RAM17
にビットマップ展開中のデータを、ハードディスク(H
D)13dに移動し、描画メモリ領域を拡大する。そし
て、処理はステップS503に戻る。これ以降、ビット
マップ展開はハードディスク(HD)13dの拡大され
た描画メモリ領域を用いて実行する。
【0045】これに対して、ステップS707におい
て、ハードディスク(HD)13dにも空き領域が無い
と判断された場合には、処理はステップS707に進
み、ホスト3000へメモリ不足によるオーバーラン発
生を該当頁に関する情報とともに通知し、その後、処理
はステップS510へと進む。なお、ステップS707
の処理で、前述の実施形態と同じように、オーバーラン
発生を示すメッセージをビットマップ展開してオーバレ
イする処理を加えても良い。
【0046】従って、以上説明した実施形態に従えば、
ハードディスク(HD)13dを用いてRAM19の描
画メモリ19cの不足を補うので、オーバーランを発生
させずに、ビットマップ展開を続行することができる。
また、ハードディスク(HD)13dにも空き領域がな
い場合には、その旨をホスト3000に通知するので、
装置利用者はホスト3000の例えばCRT10に表示
されるメッセージからオーバーランの頁を特定すること
ができる。
【0047】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0048】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0049】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0050】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0051】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0052】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図9のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「入力処理モジュール」、「展開処理モジュール」、
「予測処理モジュール」、「通知処理モジュール」、及
び、「プリント出力処理モジュール」の各モジュールの
プログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ホス
トからの入力プリントデータをビットマップデータに展
開して記憶媒体に格納する時、記憶媒体の容量不足が発
生しそうかどうかを予測し、その予測結果に従って、オ
ーバーランの発生が予想される記録媒体にオーバーラン
発生の旨を示すメッセージを出力するようビットマップ
データにそのメッセージをビットマップしてオーバーレ
イするか、或は、ホストにオーバーラン発生の旨とその
オーバーランが発生する記録媒体の頁の情報とともに送
信することによりオーバーランの発生を通知するので、
プリント出力結果から、或は、ホストから、出力された
どの記録媒体の頁でオーバーランが発生したかを容易に
知ることができるという効果がある。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるプリンタシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】電子写真方式を採用して記録を行なうプリンタ
エンジン107を含んだプリンタ装置の内部構造を示す
側断面図である。
【図3】インクジェットプリンタIJRAの構成の概要
を示す外観斜視図である。
【図4】プリンタエンジン17としてレーザビームプリ
ンタを用いた場合の、プリンタエンジンインタフェース
(I/F)16の構成を示すブロック図である。
【図5】プリンタエンジンインタフェース(I/F)1
6から制御されるインクジェットプリンタIJRAの制
御回路の構成を示すブロック図である。
【図6】プリント制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】RAM19のメモリ割当てを示す図である。
【図8】他の実施形態に従うプリント制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】メモリマップを示す図である。
【符号の説明】
1、12 CPU 2、19RAM 3a、13a フォントROM 3b、13b プログラムROM 3c、13c データROM 3d、13d ハードディスク(HD) 4 CPUバス 7、20 メモリインタフェース(I/F) 11、14 外部メモリ 15 システムバス 17 プリンタエンジン 22 NVRAM 1000 コントローラ 1500 プリンタ 1501 操作パネル 3000 ホストコンピュータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントデータをホストから入力する入
    力手段と、 前記入力手段によって入力されたプリントデータをビッ
    トマップデータに展開する展開手段と、 前記ビットマップデータを格納する記憶手段と、 前記記憶手段に格納されたビットマップデータを用いて
    記録媒体にプリント出力する出力手段と、 前記記憶手段の容量不足が発生しそうかどうかを予測す
    る予測手段と、 前記予測手段による予測結果に従って、オーバーランの
    発生が予想される記録媒体にオーバーラン発生の旨を示
    すメッセージを出力するよう前記ビットマップデータに
    前記メッセージをビットマップしてオーバーレイする
    か、或は、前記ホストに前記オーバーラン発生の旨と前
    記オーバーランが発生する記録媒体の頁の情報とともに
    送信することにより前記オーバーランの発生を通知する
    通知手段とを有することを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記プリントデータはPDLデータを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記PDLデータを解釈するインタプリ
    タ手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載
    のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段の容量は、前記記録媒体1
    頁分に相当するビットマップデータのデータ量より小さ
    いことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、電子写真方式に従って
    画像形成を行うプリンタエンジンを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、インクジェット方式に
    従って画像形成を行うプリンタエンジンを含むことを特
    徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記ビットマップデータを格納する大容
    量の補助記憶手段をさらに有することを特徴とする請求
    項1に記載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 前記予測手段による予測結果に従って、
    前記記憶手段に格納されたビットマップデータを前記補
    助記憶手段に移動する移動手段をさらに有することを特
    徴とする請求項7に記載のプリンタ装置。
  9. 【請求項9】 前記移動手段による移動時には、前記補
    助記憶手段に、前記記憶手段の記憶容量よりも大きい記
    憶領域を確保することを特徴とする請求項8に記載のプ
    リンタ装置。
  10. 【請求項10】 前記移動手段によって、前記記憶手段
    に格納されたビットマップデータを前記補助記憶手段の
    記憶領域に記憶されたとしても、ビットマップ展開に記
    憶領域の容量不足が生じるときには、前記オーバーラン
    の発生を通知するよう前記通知手段を制御する通知制御
    手段をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の
    プリンタ装置。
  11. 【請求項11】 前記補助記憶手段はハードディスクで
    あることを特徴とする請求項7に記載のプリンタ装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段はRAMであることを特
    徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  13. 【請求項13】 記録媒体へのプリント出力におけるプ
    リント制御方法であって、 プリントデータをホストから入力する入力工程と、 前記入力プリントデータをビットマップデータに展開し
    て記憶媒体に格納する展開工程と、 前記記憶媒体の容量不足が発生しそうかどうかを予測す
    る予測工程と、 前記予測工程における予測結果に従って、オーバーラン
    の発生が予想される記録媒体にオーバーラン発生の旨を
    示すメッセージを出力するよう前記ビットマップデータ
    に前記メッセージをビットマップしてオーバーレイする
    か、或は、前記ホストに前記オーバーラン発生の旨と前
    記オーバーランが発生する記録媒体の頁の情報とともに
    送信することにより前記オーバーランの発生を通知する
    通知工程と、 前記記憶媒体に格納されたビットマップデータを用いて
    前記記録媒体にプリント出力する出力工程とを有するこ
    とを特徴とするプリント制御方法。
  14. 【請求項14】 記録媒体にプリント出力際のプリント
    制御処理を実行するプログラムコードが格納されたコン
    ピュータ可読メモリであって、 プリントデータをホストから入力する入力工程を実行す
    るコードと、 前記入力プリントデータをビットマップデータに展開し
    て記憶媒体に格納する展開工程を実行するコードと、 前記記憶媒体の容量不足が発生しそうかどうかを予測す
    る予測工程を実行するコードと、 前記予測工程における予測結果に従って、オーバーラン
    の発生が予想される記録媒体にオーバーラン発生の旨を
    示すメッセージを出力するよう前記ビットマップデータ
    に前記メッセージをビットマップしてオーバーレイする
    か、或は、前記ホストに前記オーバーラン発生の旨と前
    記オーバーランが発生する記録媒体の頁の情報とともに
    送信することにより前記オーバーランの発生を通知する
    通知工程を実行するコードと、 前記記憶媒体に格納されたビットマップデータを用いて
    前記記録媒体にプリント出力する出力工程を実行するコ
    ードとを有することを特徴とするコンピュータ可読メモ
    リ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248814A (ja) * 2001-02-23 2002-09-03 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置のデータ処理方法および記憶媒体
US7379196B2 (en) 2002-03-29 2008-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing system, printing apparatus, print data transmitting device, and program
US10944883B2 (en) 2017-06-19 2021-03-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus with effective measure for restoring image quality

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