JPH09295454A - 記録用紙 - Google Patents
記録用紙Info
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- JPH09295454A JPH09295454A JP11254196A JP11254196A JPH09295454A JP H09295454 A JPH09295454 A JP H09295454A JP 11254196 A JP11254196 A JP 11254196A JP 11254196 A JP11254196 A JP 11254196A JP H09295454 A JPH09295454 A JP H09295454A
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- Japan
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- paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、折り曲げ性に優れ、紙粉の発生が
少なく、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容易なイ
ンクジェット印刷に好適な記録用紙の提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明は、支持体の少なくとも一方の面
に、少なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用
紙において、線状の加圧治具を有する加圧機によって、
少なくとも一方の面を加圧することにより区切られた領
域を有することを特徴とする記録用紙である。 【効果】 本発明の特定の機械的加工を施した記録用紙
は、紙粉の発生が著しく抑制され、しかも四つ折り(田
の字折り)、八つ折りなどの多重折り畳みも極めて容易
に行え、しかも折り畳み後も切り離れることなく、封筒
に収納し易い記録用紙として好適に使用することができ
る。
少なく、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容易なイ
ンクジェット印刷に好適な記録用紙の提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明は、支持体の少なくとも一方の面
に、少なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用
紙において、線状の加圧治具を有する加圧機によって、
少なくとも一方の面を加圧することにより区切られた領
域を有することを特徴とする記録用紙である。 【効果】 本発明の特定の機械的加工を施した記録用紙
は、紙粉の発生が著しく抑制され、しかも四つ折り(田
の字折り)、八つ折りなどの多重折り畳みも極めて容易
に行え、しかも折り畳み後も切り離れることなく、封筒
に収納し易い記録用紙として好適に使用することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り曲げ性に優れ
たインクジェット記録が可能なインク受理層を有するイ
ンクジェット記録用紙に関するものであり、特に紙粉の
発生が少なく、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容
易で、しかも折り畳み後も切り離れることなく、封筒に
収納し易い記録用紙に関するものである。
たインクジェット記録が可能なインク受理層を有するイ
ンクジェット記録用紙に関するものであり、特に紙粉の
発生が少なく、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容
易で、しかも折り畳み後も切り離れることなく、封筒に
収納し易い記録用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録
シートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもの
であるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターン
の融通性が大きい、現像−定着が不要などの特徴があ
り、漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記録方
式として種々の用途において急速に普及している。さら
に、多色インクジェット方式により形成される画像は、
製版方式による多色印刷に比較して遜色のない記録を得
ることが可能である。また、作成部数が少なくて済む用
途においては、安価であることからフルカラー画像記録
分野にまで広く応用されつつある。
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録
シートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもの
であるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターン
の融通性が大きい、現像−定着が不要などの特徴があ
り、漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記録方
式として種々の用途において急速に普及している。さら
に、多色インクジェット方式により形成される画像は、
製版方式による多色印刷に比較して遜色のない記録を得
ることが可能である。また、作成部数が少なくて済む用
途においては、安価であることからフルカラー画像記録
分野にまで広く応用されつつある。
【0003】このインクジェット記録方式で使用される
記録用紙としては、通常の印刷や筆記に使われる上質紙
やコーテッド紙を使うべく、装置やインク組成の面から
努力が成されてきた。しかし、装置の高速化・高精細化
あるいはフルカラー化などインクジェット記録装置の性
能の向上や用途の拡大に伴い、記録用紙に対してもより
高度な特性が要求されるようになった。即ち、当該記録
用紙としては、印字ドットの濃度が高く色調が明るく鮮
やかであること、インクの吸収が早く印字ドットが重な
った場合においてもインクが流れ出したり滲んだりしな
いこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上に大き
くなく、かつ周辺が滑らかでぼやけないことなどの高い
画像再現性が要求される。
記録用紙としては、通常の印刷や筆記に使われる上質紙
やコーテッド紙を使うべく、装置やインク組成の面から
努力が成されてきた。しかし、装置の高速化・高精細化
あるいはフルカラー化などインクジェット記録装置の性
能の向上や用途の拡大に伴い、記録用紙に対してもより
高度な特性が要求されるようになった。即ち、当該記録
用紙としては、印字ドットの濃度が高く色調が明るく鮮
やかであること、インクの吸収が早く印字ドットが重な
った場合においてもインクが流れ出したり滲んだりしな
いこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上に大き
くなく、かつ周辺が滑らかでぼやけないことなどの高い
画像再現性が要求される。
【0004】インクジェット記録用紙は、上記のような
品質特性が要求されるため、特に高濃度・高精細な画像
を得るには、インク受理層として設けられる塗層配合
は、顔料配合量に対して接着剤量は、できるだけ低く抑
える必要があり、その結果、塗層はポーラスで弱く、必
然的に紙粉が出易くなる。この欠点を改良するために、
接着剤量を増加させると、インクの吸収が著しく抑制さ
れるので、高濃度・高精細な画像が得られないばかり
か、インクの乾燥が不十分となり、裏映りが発生するな
ど、作業性が極めて悪化する。
品質特性が要求されるため、特に高濃度・高精細な画像
を得るには、インク受理層として設けられる塗層配合
は、顔料配合量に対して接着剤量は、できるだけ低く抑
える必要があり、その結果、塗層はポーラスで弱く、必
然的に紙粉が出易くなる。この欠点を改良するために、
接着剤量を増加させると、インクの吸収が著しく抑制さ
れるので、高濃度・高精細な画像が得られないばかり
か、インクの乾燥が不十分となり、裏映りが発生するな
ど、作業性が極めて悪化する。
【0005】近年、企業のみならず個人にも多量に送付
されるダイレクトメールなど、封筒内に折り畳まれた印
刷物が目立つようになり、特に最近では、インクジェッ
ト印刷物が使用されてきている。
されるダイレクトメールなど、封筒内に折り畳まれた印
刷物が目立つようになり、特に最近では、インクジェッ
ト印刷物が使用されてきている。
【0006】従来から使用されているなんの加工も施さ
れていないインクジェット記録用紙は、二つ折り、四つ
折り(例えば、折りを開いたときに田の字となる折り
方)などに折り畳んで封筒に入れる際、折り畳み難いた
め、折り目のインク受理層が剥離して、紙粉が出たり、
時には折り目ないしは折り目周辺の印刷部分が脱落する
ことさえ往々にしてあった。また、折り畳みしやすくす
るために、過度にミシン目加工を施すと、折り畳みした
後に切り離れることがあり、所期の目的が得られないこ
ととなる。
れていないインクジェット記録用紙は、二つ折り、四つ
折り(例えば、折りを開いたときに田の字となる折り
方)などに折り畳んで封筒に入れる際、折り畳み難いた
め、折り目のインク受理層が剥離して、紙粉が出たり、
時には折り目ないしは折り目周辺の印刷部分が脱落する
ことさえ往々にしてあった。また、折り畳みしやすくす
るために、過度にミシン目加工を施すと、折り畳みした
後に切り離れることがあり、所期の目的が得られないこ
ととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の課題を解決する
ための本発明は、折り曲げ性に優れ、紙粉の発生が少な
く、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容易で、しか
も折り畳み後も切り離れることなく、封筒に収納し易い
記録用紙の提供に成功したものである。
ための本発明は、折り曲げ性に優れ、紙粉の発生が少な
く、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容易で、しか
も折り畳み後も切り離れることなく、封筒に収納し易い
記録用紙の提供に成功したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の様
な問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明に
至った。
な問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明に
至った。
【0009】すなわち、支持体の少なくとも一方の面
に、少なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用
紙において、線状の加圧治具を有する加圧機によって、
少なくとも一方の面を加圧することにより区切られた領
域を有することを特徴とする記録用紙の発明である。
に、少なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用
紙において、線状の加圧治具を有する加圧機によって、
少なくとも一方の面を加圧することにより区切られた領
域を有することを特徴とする記録用紙の発明である。
【0010】また、支持体の少なくとも一方の面に、少
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、線状の加圧治具を有する加圧機によって、インク
受理層側から加圧することにより区切られた領域を有す
ることを特徴とする記録用紙の発明である。
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、線状の加圧治具を有する加圧機によって、インク
受理層側から加圧することにより区切られた領域を有す
ることを特徴とする記録用紙の発明である。
【0011】また、支持体の少なくとも一方の面に、少
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、ミシン目加工機によって、ミシン目が貫通するこ
となく、少なくとも一方の面を加圧することにより区切
られた領域を有することを特徴とする記録用紙の発明で
ある。
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、ミシン目加工機によって、ミシン目が貫通するこ
となく、少なくとも一方の面を加圧することにより区切
られた領域を有することを特徴とする記録用紙の発明で
ある。
【0012】また、支持体の少なくとも一方の面に、少
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、ミシン目加工機によって、ミシン目がインク受理
層と支持体との接触面より下部で留まるように支持体側
からミシン目加工することにより区切られた領域を有す
ることを特徴とする記録用紙の発明である。
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、ミシン目加工機によって、ミシン目がインク受理
層と支持体との接触面より下部で留まるように支持体側
からミシン目加工することにより区切られた領域を有す
ることを特徴とする記録用紙の発明である。
【0013】また、上記のミシン目加工された記録用紙
において、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が1:
1〜1:10であるミシン目により区切られた領域を有
することを特徴とする記録用紙の発明である。
において、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が1:
1〜1:10であるミシン目により区切られた領域を有
することを特徴とする記録用紙の発明である。
【0014】また、支持体の少なくとも一方の面に、少
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、インク受理層側から支持体を貫通するミシン目を
施す際に、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が1:
1〜1:10であるミシン目により区切られた領域を有
することを特徴とする記録用紙の発明である。
なくとも1層以上のインク受理層を有する記録用紙にお
いて、インク受理層側から支持体を貫通するミシン目を
施す際に、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が1:
1〜1:10であるミシン目により区切られた領域を有
することを特徴とする記録用紙の発明である。
【0015】さらに、上記の段落0009〜0014に
記載のいずれかに記載の記録用紙を用いた折り曲げ性に
優れた記録用紙の発明である。
記載のいずれかに記載の記録用紙を用いた折り曲げ性に
優れた記録用紙の発明である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳細に説
明する。
明する。
【0017】本発明は、折り曲げ性に優れたインクジェ
ット記録が可能なインク受理層を有するインクジェット
記録用紙を提供することであり、特に紙粉の発生が少な
く、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容易で、しか
も折り畳み後も切り離れることのない記録用紙を提供す
ることである。
ット記録が可能なインク受理層を有するインクジェット
記録用紙を提供することであり、特に紙粉の発生が少な
く、封筒に入れて送付する際、折り畳みが容易で、しか
も折り畳み後も切り離れることのない記録用紙を提供す
ることである。
【0018】本発明者らは、前記の段落0004〜00
06でも触れたように、ダイレクトメールなどに使用さ
れる封筒内に折り畳まれたインクジェット印刷物は、折
り畳み難いために、折り目のインク受理層が剥離して、
紙粉が出たり、時には折り目ないしは折り目周辺の印刷
部分が脱落することにより、商品価値が甚だしく下落す
るというこの重要課題の解決に注力しているのが実状で
ある。
06でも触れたように、ダイレクトメールなどに使用さ
れる封筒内に折り畳まれたインクジェット印刷物は、折
り畳み難いために、折り目のインク受理層が剥離して、
紙粉が出たり、時には折り目ないしは折り目周辺の印刷
部分が脱落することにより、商品価値が甚だしく下落す
るというこの重要課題の解決に注力しているのが実状で
ある。
【0019】インクジェット方式による印刷以外の他の
印刷方式、例えば凸版印刷やオフセット印刷などに使用
するアート紙やコート紙などの塗層配合は、顔料配合量
に対する接着剤量が比較的高い比率で用いられるが、一
方、インクジェット記録用紙は、高濃度・高精細な画像
を得るためには、インク受理層として設けられる塗層配
合中の顔料配合量に対する接着剤量は、できる限り低く
抑える必要があるので、その結果、塗層はポーラスで弱
く、必然的に紙粉が出易くなるという重大な問題点が起
こる。特に最近、インクジェット記録用紙として、厚紙
が用いられる傾向が高まり、上記の課題は益々深刻化し
ている。
印刷方式、例えば凸版印刷やオフセット印刷などに使用
するアート紙やコート紙などの塗層配合は、顔料配合量
に対する接着剤量が比較的高い比率で用いられるが、一
方、インクジェット記録用紙は、高濃度・高精細な画像
を得るためには、インク受理層として設けられる塗層配
合中の顔料配合量に対する接着剤量は、できる限り低く
抑える必要があるので、その結果、塗層はポーラスで弱
く、必然的に紙粉が出易くなるという重大な問題点が起
こる。特に最近、インクジェット記録用紙として、厚紙
が用いられる傾向が高まり、上記の課題は益々深刻化し
ている。
【0020】従来、この課題について、抜本的な改良を
試みたものは、未だ見い出されていない。インクジェッ
ト用記録用紙におけるインク受理層として設けられる塗
層配合中の顔料配合量と接着剤量のバランスを適宜調整
することによって、種々のインクジェット記録用紙とし
ての印刷適性、例えば高濃度・高精細な画像、インク吸
収性、紙粉などの対策を講じているのが現状である。
試みたものは、未だ見い出されていない。インクジェッ
ト用記録用紙におけるインク受理層として設けられる塗
層配合中の顔料配合量と接着剤量のバランスを適宜調整
することによって、種々のインクジェット記録用紙とし
ての印刷適性、例えば高濃度・高精細な画像、インク吸
収性、紙粉などの対策を講じているのが現状である。
【0021】本発明者らは、従来のような塗層配合に着
目してこの課題を解決するのではなく、記録用紙に、特
定の機械的加工を施すことにより、抜本的な改良を試み
たものである。
目してこの課題を解決するのではなく、記録用紙に、特
定の機械的加工を施すことにより、抜本的な改良を試み
たものである。
【0022】すなわち、本発明の請求項1で支持され
る、支持体の少なくとも一方の面に、少なくとも1層以
上のインク受理層を有する記録用紙において、線状の加
圧治具を有する加圧機によって、少なくとも一方の面、
特にインク受理層面と支持体面の双方から対向した形で
加圧することにより区切られた領域を有する記録用紙
は、紙粉の発生が著しく抑制され、折り畳みが極めて容
易であって、しかも折り曲げ部分から切れることなく、
楽に封筒内に収納できる記録用紙が得られる。この際、
線状の加圧治具は、記録用紙を切断しない程度に刃付け
してあっても良い。
る、支持体の少なくとも一方の面に、少なくとも1層以
上のインク受理層を有する記録用紙において、線状の加
圧治具を有する加圧機によって、少なくとも一方の面、
特にインク受理層面と支持体面の双方から対向した形で
加圧することにより区切られた領域を有する記録用紙
は、紙粉の発生が著しく抑制され、折り畳みが極めて容
易であって、しかも折り曲げ部分から切れることなく、
楽に封筒内に収納できる記録用紙が得られる。この際、
線状の加圧治具は、記録用紙を切断しない程度に刃付け
してあっても良い。
【0023】また、本発明の請求項2で支持される、支
持体の少なくとも一方の面に、少なくとも1層以上のイ
ンク受理層を有する記録用紙において、線状の加圧治具
を有する加圧機によって、インク受理層側から加圧する
ことにより区切られた領域を有する記録用紙も、上記同
様の優れた特性を有する記録用紙が得られる。上記と同
様に、線状の加圧治具は、記録用紙を切断しない程度に
刃付けしてあっても良い。
持体の少なくとも一方の面に、少なくとも1層以上のイ
ンク受理層を有する記録用紙において、線状の加圧治具
を有する加圧機によって、インク受理層側から加圧する
ことにより区切られた領域を有する記録用紙も、上記同
様の優れた特性を有する記録用紙が得られる。上記と同
様に、線状の加圧治具は、記録用紙を切断しない程度に
刃付けしてあっても良い。
【0024】また、本発明の請求項3、4または5で支
持される、支持体の少なくとも一方の面に、少なくとも
1層以上のインク受理層を有する記録用紙において、ミ
シン目加工機によって、ミシン目が貫通することなく、
少なくとも一方の面を加圧することにより区切られた領
域を有する記録用紙も上記同様の優れた特性を有する記
録用紙が得られる。好ましくは、ミシン目加工機によっ
て、ミシン目がインク受理層と支持体との接触面より下
部で留まるように支持体側からミシン目加工することに
より区切られた領域を有する記録用紙も上記同様の優れ
た特性を有する記録用紙が得られる。この際、同様のミ
シン目加工を、インク受理層側から行うと、若干折り畳
み後の紙粉の発生が多くなる傾向がある。さらに好まし
くは、上記のミシン目加工された記録用紙において、ミ
シン目の長さとミシン目の間隔の比が1:1〜1:10
であるミシン目により区切られた領域を有する記録用紙
も上記同様の優れた特性を有する記録用紙が得られる。
持される、支持体の少なくとも一方の面に、少なくとも
1層以上のインク受理層を有する記録用紙において、ミ
シン目加工機によって、ミシン目が貫通することなく、
少なくとも一方の面を加圧することにより区切られた領
域を有する記録用紙も上記同様の優れた特性を有する記
録用紙が得られる。好ましくは、ミシン目加工機によっ
て、ミシン目がインク受理層と支持体との接触面より下
部で留まるように支持体側からミシン目加工することに
より区切られた領域を有する記録用紙も上記同様の優れ
た特性を有する記録用紙が得られる。この際、同様のミ
シン目加工を、インク受理層側から行うと、若干折り畳
み後の紙粉の発生が多くなる傾向がある。さらに好まし
くは、上記のミシン目加工された記録用紙において、ミ
シン目の長さとミシン目の間隔の比が1:1〜1:10
であるミシン目により区切られた領域を有する記録用紙
も上記同様の優れた特性を有する記録用紙が得られる。
【0025】また、本発明の請求項6で支持される、支
持体の少なくとも一方の面に、少なくとも1層以上のイ
ンク受理層を有する記録用紙において、インク受理層側
から支持体を貫通するミシン目を施す際に、ミシン目の
長さとミシン目の間隔の比が1:1〜1:10であるミ
シン目により区切られた領域を有する記録用紙は、上記
同様の優れた特性を有する記録用紙が得られる。1:
0.5未満になると、折り曲げ性はさらに良好となる
が、紙粉の発生が多くなる傾向があり、また、折り曲げ
耐久性の点で問題となる。一方、1:10、特に1:1
2を超えると、紙粉の発生は少なくなるが、折り曲げ性
の点で難点がある。
持体の少なくとも一方の面に、少なくとも1層以上のイ
ンク受理層を有する記録用紙において、インク受理層側
から支持体を貫通するミシン目を施す際に、ミシン目の
長さとミシン目の間隔の比が1:1〜1:10であるミ
シン目により区切られた領域を有する記録用紙は、上記
同様の優れた特性を有する記録用紙が得られる。1:
0.5未満になると、折り曲げ性はさらに良好となる
が、紙粉の発生が多くなる傾向があり、また、折り曲げ
耐久性の点で問題となる。一方、1:10、特に1:1
2を超えると、紙粉の発生は少なくなるが、折り曲げ性
の点で難点がある。
【0026】本発明に用いられる線状の加圧治具を有す
る加圧機とは、基本的には製紙業界におけるカッター切
断機と同様な装置により行う。すなわち、カッター切断
機のスリッターおよびターニングナイフに相当する部分
に、加圧治具を取り付ければよく、この際、線状の加圧
治具は、記録用紙を切断しない程度に刃付けしてあって
もよい。シート状の場合には、同様の線状の加圧治具を
取り付けた加圧機によって行えばよい。
る加圧機とは、基本的には製紙業界におけるカッター切
断機と同様な装置により行う。すなわち、カッター切断
機のスリッターおよびターニングナイフに相当する部分
に、加圧治具を取り付ければよく、この際、線状の加圧
治具は、記録用紙を切断しない程度に刃付けしてあって
もよい。シート状の場合には、同様の線状の加圧治具を
取り付けた加圧機によって行えばよい。
【0027】また、本発明に用いられるミシン目加工
は、一般のミシン目加工、マイクロミシン目加工などの
いかなる加工方法を用いてもよいが、ミシン目は、特許
請求の範囲の請求項3〜6の条件を満足するように、設
計されたものが用いられる。
は、一般のミシン目加工、マイクロミシン目加工などの
いかなる加工方法を用いてもよいが、ミシン目は、特許
請求の範囲の請求項3〜6の条件を満足するように、設
計されたものが用いられる。
【0028】本発明の支持体に好ましく用いられる原紙
は、木材パルプと顔料を主成分として構成される。木材
パルプとしては、LBKP、NBKPなどの化学パル
プ、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CM
P、CGPなどの機械パルプ、DIPなどの古紙パルプ
などのパルプを含み、必要に応じて従来公知の顔料やバ
インダーおよびサイズ剤や定着剤、歩留まり向上剤、カ
チオン化剤、紙力増強剤などの各種添加剤を1種以上用
いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤ抄
紙機などの各種装置で支持体の製造が可能であり、酸
性、中性、アルカリ性で抄造できる。この際、マシンカ
レンダー処理を施しても良い。また、インク受理層を設
ける場合、該原紙にそのままインク受理層を設けても良
いし、澱粉、ポリビニルアルコールなどでのサイズプレ
スやアンカーコート層を設けた後にインク受理層を設け
た多層構成のインク受理層としても良い。
は、木材パルプと顔料を主成分として構成される。木材
パルプとしては、LBKP、NBKPなどの化学パル
プ、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CM
P、CGPなどの機械パルプ、DIPなどの古紙パルプ
などのパルプを含み、必要に応じて従来公知の顔料やバ
インダーおよびサイズ剤や定着剤、歩留まり向上剤、カ
チオン化剤、紙力増強剤などの各種添加剤を1種以上用
いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤ抄
紙機などの各種装置で支持体の製造が可能であり、酸
性、中性、アルカリ性で抄造できる。この際、マシンカ
レンダー処理を施しても良い。また、インク受理層を設
ける場合、該原紙にそのままインク受理層を設けても良
いし、澱粉、ポリビニルアルコールなどでのサイズプレ
スやアンカーコート層を設けた後にインク受理層を設け
た多層構成のインク受理層としても良い。
【0029】また、該原紙は、金属ロールと合成樹脂ロ
ールからなるカレンダー装置をオンマシン処理しても良
い。その際、オフマシン処理しても良く、処理後に、さ
らにマシンカレンダー、スーパーカレンダーなどでカレ
ンダー処理を施して平坦性をコントロールしても良い。
ールからなるカレンダー装置をオンマシン処理しても良
い。その際、オフマシン処理しても良く、処理後に、さ
らにマシンカレンダー、スーパーカレンダーなどでカレ
ンダー処理を施して平坦性をコントロールしても良い。
【0030】インク受理層を設ける場合、その塗工量は
特に限定されるものではないが、あまり少ないとノンコ
ートタイプインクジェット記録シートと同様に、画像濃
度・色彩性・鮮明性が低く、インクが支持体の面方向に
拡散して鳥の羽状にギザギザしたフェザリングと呼ばれ
るドット形状の悪化が発生する。また、あまり塗工量が
多いと塗工または含浸後の乾燥工程における乾燥負荷が
高まり、塗工または含浸速度の低下に伴う生産性の低下
ばかりでなく、高負荷での乾燥では、インク受理層を構
成する塗被組成物中のバインダーが、蒸発する溶媒と共
にインク受理層表面に移動して、その表面の空隙量を低
下させるために、記録時に地汚れなどの発生がある。塗
工量の多いインク受理層で生じる問題は、塗被組成物の
濃度や乾燥工程の能力に影響されるが、通常は1〜30
g/m2であり、好ましくは、3〜25g/m2であり、さ
らに好ましくは、5〜20g/m2である。
特に限定されるものではないが、あまり少ないとノンコ
ートタイプインクジェット記録シートと同様に、画像濃
度・色彩性・鮮明性が低く、インクが支持体の面方向に
拡散して鳥の羽状にギザギザしたフェザリングと呼ばれ
るドット形状の悪化が発生する。また、あまり塗工量が
多いと塗工または含浸後の乾燥工程における乾燥負荷が
高まり、塗工または含浸速度の低下に伴う生産性の低下
ばかりでなく、高負荷での乾燥では、インク受理層を構
成する塗被組成物中のバインダーが、蒸発する溶媒と共
にインク受理層表面に移動して、その表面の空隙量を低
下させるために、記録時に地汚れなどの発生がある。塗
工量の多いインク受理層で生じる問題は、塗被組成物の
濃度や乾燥工程の能力に影響されるが、通常は1〜30
g/m2であり、好ましくは、3〜25g/m2であり、さ
らに好ましくは、5〜20g/m2である。
【0031】本発明に用いられる支持体およびインク受
理層には、公知の白色顔料を1種以上用いることができ
る。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サ
チンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カ
ルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロ
イダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水
酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、
加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシ
ウムなどの白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグ
メント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチ
レン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂など
の有機顔料などが挙げられる。上記の中でも、インク受
理層中に主体成分として含有する白色顔料としては、多
孔性無機顔料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多
孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナなどが挙げら
れ、特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好
ましい。
理層には、公知の白色顔料を1種以上用いることができ
る。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サ
チンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カ
ルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロ
イダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水
酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、
加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシ
ウムなどの白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグ
メント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチ
レン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂など
の有機顔料などが挙げられる。上記の中でも、インク受
理層中に主体成分として含有する白色顔料としては、多
孔性無機顔料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多
孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナなどが挙げら
れ、特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好
ましい。
【0032】本発明に使用されるインク受理層には、公
知の接着剤を1種以上用いることができる。例えば、酸
化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル化澱粉などの
澱粉誘導体;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロースなどのセルロース誘導体;カゼイン、
ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコールまたはその
誘導体;ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸樹脂、
スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート
−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテ
ックス;アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステ
ルの重合体または共重合体などのアクリル系重合体など
のアクリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸ビニル共
重合体などのビニル系重合体ラテックス;或はこれら各
種重合体のカルボキシル基などの官能基含有単量体によ
る官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹
脂などの熱硬化合成樹脂などの水性接着剤;ポリメチル
メタクリレートなどのアクリル酸エステル;メタクリル
酸エステルの重合体または共重合体樹脂;ポリウレタン
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂
などの合成樹脂系接着剤などを挙げることができる。接
着剤の配合量としては、顔料100重量部に対して、3
〜70重量部、好ましくは、5〜50重量部であり、3
重量部未満ではインク受理層の塗層強度が不足するし、
70重量部を越えるとインク吸収性が低下する場合があ
る。
知の接着剤を1種以上用いることができる。例えば、酸
化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル化澱粉などの
澱粉誘導体;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロースなどのセルロース誘導体;カゼイン、
ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコールまたはその
誘導体;ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸樹脂、
スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート
−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテ
ックス;アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステ
ルの重合体または共重合体などのアクリル系重合体など
のアクリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸ビニル共
重合体などのビニル系重合体ラテックス;或はこれら各
種重合体のカルボキシル基などの官能基含有単量体によ
る官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹
脂などの熱硬化合成樹脂などの水性接着剤;ポリメチル
メタクリレートなどのアクリル酸エステル;メタクリル
酸エステルの重合体または共重合体樹脂;ポリウレタン
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂
などの合成樹脂系接着剤などを挙げることができる。接
着剤の配合量としては、顔料100重量部に対して、3
〜70重量部、好ましくは、5〜50重量部であり、3
重量部未満ではインク受理層の塗層強度が不足するし、
70重量部を越えるとインク吸収性が低下する場合があ
る。
【0033】さらに、インク受理層には、添加剤とし
て、染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、
消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、
着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防
腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力
増強剤などを適宜配合することもできる。
て、染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、
消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、
着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防
腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力
増強剤などを適宜配合することもできる。
【0034】本発明に使用される支持体に、インク受理
層を塗工する方法は、各種ブレードコーター、ロールコ
ーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ロッド
ブレードコーター、ショートドウェルコーター、サイズ
プレスなどの各種装置をオンマシンあるいはオフマシン
で用いることができる。また、塗工または含浸後には、
マシンカレンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダ
ー、ソフトカレンダーなどのカレンダーを用いて仕上げ
ても良い。
層を塗工する方法は、各種ブレードコーター、ロールコ
ーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ロッド
ブレードコーター、ショートドウェルコーター、サイズ
プレスなどの各種装置をオンマシンあるいはオフマシン
で用いることができる。また、塗工または含浸後には、
マシンカレンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダ
ー、ソフトカレンダーなどのカレンダーを用いて仕上げ
ても良い。
【0035】本発明でいうインクとは、下記の着色剤、
液媒体、その他の添加剤からなる記録液体である。
液媒体、その他の添加剤からなる記録液体である。
【0036】着色剤としては、直接染料、酸性染料、塩
基性染料、反応性染料あるいは食品用色素などの水溶性
染料が挙げられる。
基性染料、反応性染料あるいは食品用色素などの水溶性
染料が挙げられる。
【0037】インクの溶媒としては、水および水溶性の
各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルアル
コール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコールな
どの炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;ア
セトン、ジアセトンアルコールなどのケトンまたはケト
ンアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールなどのポリアルキレングリコール類;エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1,2,6 −ヘキサント
リオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、
ジエチレングリコールなどのアルキレン基が2〜6個の
アルキレングリコール類;グリセリン、エチレングリコ
ールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチル(ま
たはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメ
チルエーテルなどの多価アルコールの低級アルキルエー
テル類などが挙げられる。これらの多くの水溶性有機溶
剤の中でも、ジエチレングリコールなどの多価アルコー
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノエチルエーテルなどの多価アル
コールの低級アルキルエーテルが好ましい。その他の添
加剤としては、例えば、pH調節剤、金属封鎖剤、防カ
ビ剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、湿潤剤、界面活性
剤、および防錆剤などが挙げられる。
各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルアル
コール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコールな
どの炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;ア
セトン、ジアセトンアルコールなどのケトンまたはケト
ンアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールなどのポリアルキレングリコール類;エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1,2,6 −ヘキサント
リオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、
ジエチレングリコールなどのアルキレン基が2〜6個の
アルキレングリコール類;グリセリン、エチレングリコ
ールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチル(ま
たはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメ
チルエーテルなどの多価アルコールの低級アルキルエー
テル類などが挙げられる。これらの多くの水溶性有機溶
剤の中でも、ジエチレングリコールなどの多価アルコー
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノエチルエーテルなどの多価アル
コールの低級アルキルエーテルが好ましい。その他の添
加剤としては、例えば、pH調節剤、金属封鎖剤、防カ
ビ剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、湿潤剤、界面活性
剤、および防錆剤などが挙げられる。
【0038】以上、詳述したとおり、本発明のインク受
理層を有するインクジェット記録用紙は、インク受理層
の組成配合に、特に留意することなく、特定の機械的加
工によって、紙粉の発生が著しく抑制され、しかも四つ
折り(田の字折り)、八つ折りなどの多重折り畳みも極
めて容易に行え、しかも折り畳み後も切り離れることな
く、封筒に収納し易い記録用紙として好適に使用するこ
とができる。
理層を有するインクジェット記録用紙は、インク受理層
の組成配合に、特に留意することなく、特定の機械的加
工によって、紙粉の発生が著しく抑制され、しかも四つ
折り(田の字折り)、八つ折りなどの多重折り畳みも極
めて容易に行え、しかも折り畳み後も切り離れることな
く、封筒に収納し易い記録用紙として好適に使用するこ
とができる。
【0039】
【実施例】以下に、本発明の実施例を挙げて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。ま
た、実施例において示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。ま
た、実施例において示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
【0040】<支持体の作製>支持体用の原紙は、LB
KP(濾水度400mlcsf)70部とNBKP(濾
水度450mlcsf)30部から成る木材パルプ10
0部に対して、軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウ
ム/タルクの比率が30/35/35の顔料25部、市
販アルキルケテンダイマー0.1部、市販カチオン系ア
クリルアミド0.03部、市販カチオン化澱粉1.0
部、硫酸バンド0.5部を調成後、長網抄紙機を用いて
坪量120g/m2で抄造した。
KP(濾水度400mlcsf)70部とNBKP(濾
水度450mlcsf)30部から成る木材パルプ10
0部に対して、軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウ
ム/タルクの比率が30/35/35の顔料25部、市
販アルキルケテンダイマー0.1部、市販カチオン系ア
クリルアミド0.03部、市販カチオン化澱粉1.0
部、硫酸バンド0.5部を調成後、長網抄紙機を用いて
坪量120g/m2で抄造した。
【0041】<インク受理層の塗設>上記により抄造し
た原紙表面にインク受理層を設けた。インク受理層組成
物として、合成非晶質シリカ(ファンシールX37B:
(株)トクヤマ製)100部、ポリビニルアルコール
(PVA117:クラレ社製)20部、カチオン性染料
定着剤(スミレーズレジン1001:住友化学工業株式
会社製)20部を用い、これを調液し、固形分濃度13
%とした。調整したインク受理層塗液を用いて、エアー
ナイフコーターにより乾燥塗工量10g/m2となるよう
に支持体表面に塗工しインク受理層を形成して記録紙を
得た。
た原紙表面にインク受理層を設けた。インク受理層組成
物として、合成非晶質シリカ(ファンシールX37B:
(株)トクヤマ製)100部、ポリビニルアルコール
(PVA117:クラレ社製)20部、カチオン性染料
定着剤(スミレーズレジン1001:住友化学工業株式
会社製)20部を用い、これを調液し、固形分濃度13
%とした。調整したインク受理層塗液を用いて、エアー
ナイフコーターにより乾燥塗工量10g/m2となるよう
に支持体表面に塗工しインク受理層を形成して記録紙を
得た。
【0042】実施例1 上記、段落0040および0041に記載のとおりに作
製したインクジェット用記録用紙に、前述の刃付けして
いない線状の加圧治具を有する加圧機によって、インク
受理層面と支持体面の双方から対向した形で加圧するこ
とにより区切られた領域を有する記録用紙を得た(以
下、加工法1により得られた記録用紙と呼称することが
ある)。
製したインクジェット用記録用紙に、前述の刃付けして
いない線状の加圧治具を有する加圧機によって、インク
受理層面と支持体面の双方から対向した形で加圧するこ
とにより区切られた領域を有する記録用紙を得た(以
下、加工法1により得られた記録用紙と呼称することが
ある)。
【0043】実施例2 実施例1と同様であるが、線状の加圧治具を有する加圧
機によって、インク受理層側から加圧することにより区
切られた領域を有する記録用紙を得た(以下、加工法2
により得られた記録用紙と呼称することがある)。
機によって、インク受理層側から加圧することにより区
切られた領域を有する記録用紙を得た(以下、加工法2
により得られた記録用紙と呼称することがある)。
【0044】実施例3〜5および実施例9〜10 実施例1と同様であるが、この場合は、ミシン目加工機
によって、ミシン目がインク受理層と支持体との接触面
より下部で留まるように支持体側からミシン目加工し、
この際、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が、表1
に記載のとおりの間隔比であるミシン目により区切られ
た領域を有する記録用紙を得た(以下、加工法3により
得られた記録用紙と呼称することがある)。
によって、ミシン目がインク受理層と支持体との接触面
より下部で留まるように支持体側からミシン目加工し、
この際、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が、表1
に記載のとおりの間隔比であるミシン目により区切られ
た領域を有する記録用紙を得た(以下、加工法3により
得られた記録用紙と呼称することがある)。
【0045】実施例11 実施例4と同様であるが、この場合は、ミシン目加工機
によって、ミシン目がインク受理層より下部で、且つ、
支持体の下面より上部で留まるようにインク受理層側か
らミシン目加工することでミシン目により区切られた領
域を有する記録用紙を得た(以下、加工法4により得ら
れた記録用紙と呼称することがある)。 実施例6〜8 実施例1と同様であるが、この場合は、インク受理層側
から支持体を貫通するミシン目を施す際に、ミシン目の
長さとミシン目の間隔の比が、表1に記載のとおりの間
隔比であるミシン目により区切られた領域を有する記録
用紙を得た(以下、加工法5により得られた記録用紙と
呼称することがある)。
によって、ミシン目がインク受理層より下部で、且つ、
支持体の下面より上部で留まるようにインク受理層側か
らミシン目加工することでミシン目により区切られた領
域を有する記録用紙を得た(以下、加工法4により得ら
れた記録用紙と呼称することがある)。 実施例6〜8 実施例1と同様であるが、この場合は、インク受理層側
から支持体を貫通するミシン目を施す際に、ミシン目の
長さとミシン目の間隔の比が、表1に記載のとおりの間
隔比であるミシン目により区切られた領域を有する記録
用紙を得た(以下、加工法5により得られた記録用紙と
呼称することがある)。
【0046】比較例 前記、段落0040および0041に記載のとおりに作
製したインクジェット用記録用紙そのものを用いた。
製したインクジェット用記録用紙そのものを用いた。
【0047】このようにして得られた、比較例を含む1
2種類の記録用紙について、下記の試験方法により、紙
粉、折り曲げ性および折り曲げ耐久性について測定し
た。得られた結果を表1に示す。
2種類の記録用紙について、下記の試験方法により、紙
粉、折り曲げ性および折り曲げ耐久性について測定し
た。得られた結果を表1に示す。
【0048】<試験方法> (I)紙粉の測定方法 A4版に裁断した各試料について、表1記載の条件で、
それぞれ田の字型に折り目またはミシン目を入れ、イン
ク受理層を外面にして折り畳みんだ後、試料を開いて、
折り目またはミシン目の上に黒ラシャ布を置き、400
g/平方インチの重りを載せ、折り目またはミシン目の
上を田の字型になぞりながら引っ張る。このようにし
て、黒ラシャ布に付着した紙粉の量を可視的に定量し、
下記のとおり、グレード付けを行った。 グレード1:紙粉の発生なし。 グレード2:紙粉の発生殆どなし。 グレード3:紙粉僅かに発生する。 グレード4:紙粉少し発生する。 グレード5:紙粉発生する。 なお、実用上は、グレード3以上のレベルである。 (II)折り曲げ性の測定方法 特定の試験者が、表1記載の条件で、それぞれ田の字型
に折り目またはミシン目を入れて、A4版に裁断した各
試料について、実際に折り曲げる際の難易の程度によ
り、下記のとおり、グレード付けを行った。 グレード1:極めて容易に折り曲げできる。 グレード2:容易に折り曲げできる。 グレード3:やや容易に折り曲げできる。 グレード4:やや折り曲げ難い。 グレード5:折り曲げ難い。 なお、実用上は、グレード3以上のレベルである。 (III)折り曲げ耐久性の測定方法 JISP−8115にて行った。なお、試料の方向は、
横方向とした。
それぞれ田の字型に折り目またはミシン目を入れ、イン
ク受理層を外面にして折り畳みんだ後、試料を開いて、
折り目またはミシン目の上に黒ラシャ布を置き、400
g/平方インチの重りを載せ、折り目またはミシン目の
上を田の字型になぞりながら引っ張る。このようにし
て、黒ラシャ布に付着した紙粉の量を可視的に定量し、
下記のとおり、グレード付けを行った。 グレード1:紙粉の発生なし。 グレード2:紙粉の発生殆どなし。 グレード3:紙粉僅かに発生する。 グレード4:紙粉少し発生する。 グレード5:紙粉発生する。 なお、実用上は、グレード3以上のレベルである。 (II)折り曲げ性の測定方法 特定の試験者が、表1記載の条件で、それぞれ田の字型
に折り目またはミシン目を入れて、A4版に裁断した各
試料について、実際に折り曲げる際の難易の程度によ
り、下記のとおり、グレード付けを行った。 グレード1:極めて容易に折り曲げできる。 グレード2:容易に折り曲げできる。 グレード3:やや容易に折り曲げできる。 グレード4:やや折り曲げ難い。 グレード5:折り曲げ難い。 なお、実用上は、グレード3以上のレベルである。 (III)折り曲げ耐久性の測定方法 JISP−8115にて行った。なお、試料の方向は、
横方向とした。
【0049】
【表1】
【0050】<評価>表1の結果から明らかなように、
なんら機械的加工を施さない比較例に比べて、本発明の
実施例1〜11は、紙粉および折り曲げ性とも全て良好
であることが解る。特に、実施例1、実施例4および実
施例7は、紙粉および折り曲げ性とも、最も優れた結果
が得られた。また、折り曲げ耐久性は、実施例9が多少
劣る傾向がみられたが、実用上支障ない程度であり、そ
の他の実施例は、全て折り曲げ耐久性は良好であって、
特に問題はなかった。一方、比較例は、折り目またはミ
シン目がないので、折り目またはミシン目に相当する部
分の面積が大きくなるため、支持体から剥離する紙粉が
多くなることがみられた。
なんら機械的加工を施さない比較例に比べて、本発明の
実施例1〜11は、紙粉および折り曲げ性とも全て良好
であることが解る。特に、実施例1、実施例4および実
施例7は、紙粉および折り曲げ性とも、最も優れた結果
が得られた。また、折り曲げ耐久性は、実施例9が多少
劣る傾向がみられたが、実用上支障ない程度であり、そ
の他の実施例は、全て折り曲げ耐久性は良好であって、
特に問題はなかった。一方、比較例は、折り目またはミ
シン目がないので、折り目またはミシン目に相当する部
分の面積が大きくなるため、支持体から剥離する紙粉が
多くなることがみられた。
【0051】
【発明の効果】本発明の特定の機械的加工を施した記録
用紙は、紙粉の発生が著しく抑制され、しかも四つ折り
(田の字折り)、八つ折りなどの多重折り畳みも極めて
容易に行え、しかも折り畳み後も切り離れることなく、
封筒に収納し易い記録用紙として好適に使用することが
できる。
用紙は、紙粉の発生が著しく抑制され、しかも四つ折り
(田の字折り)、八つ折りなどの多重折り畳みも極めて
容易に行え、しかも折り畳み後も切り離れることなく、
封筒に収納し易い記録用紙として好適に使用することが
できる。
Claims (7)
- 【請求項1】 支持体の少なくとも一方の面に、少なく
とも1層以上のインク受理層を有する記録用紙におい
て、線状の加圧治具を有する加圧機によって、少なくと
も一方の面を加圧することにより区切られた領域を有す
ることを特徴とする記録用紙。 - 【請求項2】 支持体の少なくとも一方の面に、少なく
とも1層以上のインク受理層を有する記録用紙におい
て、線状の加圧治具を有する加圧機によって、インク受
理層側から加圧することにより区切られた領域を有する
ことを特徴とする請求項1記載の記録用紙。 - 【請求項3】 支持体の少なくとも一方の面に、少なく
とも1層以上のインク受理層を有する記録用紙におい
て、ミシン目加工機によって、ミシン目が貫通すること
なく、少なくとも一方の面を加圧することにより区切ら
れた領域を有することを特徴とする記録用紙。 - 【請求項4】 支持体の少なくとも一方の面に、少なく
とも1層以上のインク受理層を有する記録用紙におい
て、ミシン目加工機によって、ミシン目がインク受理層
と支持体との接触面より下部で留まるように支持体側か
らミシン目加工することにより区切られた領域を有する
ことを特徴とする請求項3記載の記録用紙。 - 【請求項5】 上記のミシン目加工された記録用紙にお
いて、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が1:1〜
1:10であるミシン目により区切られた領域を有する
ことを特徴とする請求項3または4記載の記録用紙。 - 【請求項6】 支持体の少なくとも一方の面に、少なく
とも1層以上のインク受理層を有する記録用紙におい
て、インク受理層側から支持体を貫通するミシン目を施
す際に、ミシン目の長さとミシン目の間隔の比が1:1
〜1:10であるミシン目により区切られた領域を有す
ることを特徴とする記録用紙。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の記
録用紙を用いた折り曲げ性に優れた記録用紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11254196A JPH09295454A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 記録用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11254196A JPH09295454A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 記録用紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295454A true JPH09295454A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14589237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11254196A Pending JPH09295454A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 記録用紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295454A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11342668A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-12-14 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録シ―ト |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP11254196A patent/JPH09295454A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11342668A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-12-14 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録シ―ト |
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