JPH0929598A - 非球面形状物体の加工装置 - Google Patents
非球面形状物体の加工装置Info
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- JPH0929598A JPH0929598A JP7189401A JP18940195A JPH0929598A JP H0929598 A JPH0929598 A JP H0929598A JP 7189401 A JP7189401 A JP 7189401A JP 18940195 A JP18940195 A JP 18940195A JP H0929598 A JPH0929598 A JP H0929598A
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- Japan
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- workpiece
- processing
- spindle
- shaft
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B13/00—Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor
- B24B13/06—Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor grinding of lenses, the tool or work being controlled by information-carrying means, e.g. patterns, punched tapes, magnetic tapes
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Program-control systems
- G05B19/02—Program-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of program data in numerical form
- G05B19/182—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of program data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
- G05B19/184—Generation of cam-like surfaces
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37573—In-cycle, insitu, during machining workpiece is measured continuously
-
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- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37574—In-process, in cycle, machine part, measure part, machine same part
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
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- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45157—Grind optical lens
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加工物1の加工面に非軸対称非球面形状を
有する凹面を高い寸法精度で創成できるようにした非球
面形状物体の加工装置を提供する。 【構成】 円周部に被加工物1を取付け、回転軸3を軸
に回転する回転テーブル2と、テーブル2を移動させる
直進テーブル7と、被加工物1の副軸方向に移動可能な
スピンドル12に保持され、被加工物1の主軸方向の研
削を行う砥石13と、スピンドル保持軸14によりスピ
ンドル12とともに砥石13を被加工物1の副軸方向に
円弧状に揺動する支持アーム16と、被加工物1を非球
面形状に加工時の加工データを記憶するメモリ24と、
テーブル2に取付けた状態の被加工物1形状を測定する
形状測定器25と、各部を制御する制御部23とを備
え、制御部23は、形状測定部25の測定データとメモ
リ24に記憶された加工データとを比較し、その比較結
果により被加工物1の形状を修正しながら加工する。
有する凹面を高い寸法精度で創成できるようにした非球
面形状物体の加工装置を提供する。 【構成】 円周部に被加工物1を取付け、回転軸3を軸
に回転する回転テーブル2と、テーブル2を移動させる
直進テーブル7と、被加工物1の副軸方向に移動可能な
スピンドル12に保持され、被加工物1の主軸方向の研
削を行う砥石13と、スピンドル保持軸14によりスピ
ンドル12とともに砥石13を被加工物1の副軸方向に
円弧状に揺動する支持アーム16と、被加工物1を非球
面形状に加工時の加工データを記憶するメモリ24と、
テーブル2に取付けた状態の被加工物1形状を測定する
形状測定器25と、各部を制御する制御部23とを備
え、制御部23は、形状測定部25の測定データとメモ
リ24に記憶された加工データとを比較し、その比較結
果により被加工物1の形状を修正しながら加工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非球面形状物体の加工
装置に係わり、特に、被加工物の加工面を、その副軸方
向の径が場所によって異なっている変形トーリック面あ
るいは変形トーリック凹面を有するように加工する非球
面形状物体の加工装置に関する。
装置に係わり、特に、被加工物の加工面を、その副軸方
向の径が場所によって異なっている変形トーリック面あ
るいは変形トーリック凹面を有するように加工する非球
面形状物体の加工装置に関する。
【0002】そして、この非球面形状物体の加工装置
は、光学系のレンズの加工に用いて好適なものである。
は、光学系のレンズの加工に用いて好適なものである。
【0003】
【従来の技術】一般に、光学レンズを製造する場合は、
構成材料として光学ガラス材が多く用いられており、か
かる光学レンズを加工する場合には、主として、研磨加
工等による機械的加工が利用される。
構成材料として光学ガラス材が多く用いられており、か
かる光学レンズを加工する場合には、主として、研磨加
工等による機械的加工が利用される。
【0004】ここで、光学レンズにおけるトーリックレ
ンズの加工手段としては、例えば、特開昭62−203
744号に開示の手段がある。この特開昭62−203
744号に開示の手段は、加工すべきトーリックレンズ
に対して、予めそのトーリック形状と相補的な(反対
の)形状を有する研磨皿を加工形成し、トーリックレン
ズの加工時には、構成材料である光学ガラス材にこの研
磨皿を押し当て、光学ガラス材と研磨皿との間の隙間に
微細な研磨砥粒を供給してから所定の圧力を印加した状
態で光学ガラス材と研磨皿とを擦り合わせ、所要のトー
リック面が得られるように光学ガラス材を研磨形成し、
トーリックレンズを形成するものである。
ンズの加工手段としては、例えば、特開昭62−203
744号に開示の手段がある。この特開昭62−203
744号に開示の手段は、加工すべきトーリックレンズ
に対して、予めそのトーリック形状と相補的な(反対
の)形状を有する研磨皿を加工形成し、トーリックレン
ズの加工時には、構成材料である光学ガラス材にこの研
磨皿を押し当て、光学ガラス材と研磨皿との間の隙間に
微細な研磨砥粒を供給してから所定の圧力を印加した状
態で光学ガラス材と研磨皿とを擦り合わせ、所要のトー
リック面が得られるように光学ガラス材を研磨形成し、
トーリックレンズを形成するものである。
【0005】前記特開昭62−203744号に開示の
手段を用いれば、一応、トーリック面を有するトーリッ
クレンズを研磨加工することができるが、そのときに得
られるレンズの形状は、単純なトーリック面を有するも
のであって、非軸対称非球面レンズを加工することはで
きないものである。
手段を用いれば、一応、トーリック面を有するトーリッ
クレンズを研磨加工することができるが、そのときに得
られるレンズの形状は、単純なトーリック面を有するも
のであって、非軸対称非球面レンズを加工することはで
きないものである。
【0006】ところで、カメラやレーザプリンタ装置等
のように、内部に光学系機構を有する機器においては、
最近になって光学系機構に非球面形状のレンズが多く使
用されようになってきた。とりわけ、レーザプリンタ装
置等の光学系機構には、既知のFθレンズと回転多面鏡
とを組合せた光学系を使用することにより、感光体ドラ
ム上をレーザ光で偏向走査させるようにしているが、こ
のレーザ光の偏向走査を行う際に、回転多面鏡の反射面
が傾き、走査ピッチにムラが生じるという問題が生じ
る。
のように、内部に光学系機構を有する機器においては、
最近になって光学系機構に非球面形状のレンズが多く使
用されようになってきた。とりわけ、レーザプリンタ装
置等の光学系機構には、既知のFθレンズと回転多面鏡
とを組合せた光学系を使用することにより、感光体ドラ
ム上をレーザ光で偏向走査させるようにしているが、こ
のレーザ光の偏向走査を行う際に、回転多面鏡の反射面
が傾き、走査ピッチにムラが生じるという問題が生じ
る。
【0007】かかる問題の解決のために、幾つかの手段
が既に開発されている。その1つの例としては、特開昭
48−98844号に開示の手段であって、シリンダレ
ンズと球面レンズとを組合せ、回転多面鏡の反射面の傾
きに伴う誤差を低減させるものであり、もう1つの例と
しては、特開昭48−49315号に開示の手段であっ
て、トーリックレンズとシリンダレンズとを組合せ、回
転多面鏡の反射面の傾きに伴う誤差を低減させるもので
ある。しかるに、これらの手段は、回転多面鏡の反射面
の傾きに伴う誤差を低減するのに有効であるが、シリン
ダレンズ、トーリックレンズあるいは球面レンズからな
るFθレンズという2種類以上の光学部品が使用されて
いることから、部品点数が多くなってしまうという新た
な問題がある。
が既に開発されている。その1つの例としては、特開昭
48−98844号に開示の手段であって、シリンダレ
ンズと球面レンズとを組合せ、回転多面鏡の反射面の傾
きに伴う誤差を低減させるものであり、もう1つの例と
しては、特開昭48−49315号に開示の手段であっ
て、トーリックレンズとシリンダレンズとを組合せ、回
転多面鏡の反射面の傾きに伴う誤差を低減させるもので
ある。しかるに、これらの手段は、回転多面鏡の反射面
の傾きに伴う誤差を低減するのに有効であるが、シリン
ダレンズ、トーリックレンズあるいは球面レンズからな
るFθレンズという2種類以上の光学部品が使用されて
いることから、部品点数が多くなってしまうという新た
な問題がある。
【0008】前記の新たな問題解決のために、Fθレン
ズの面倒れ方向(副走査方向)の曲率半径を偏向方向に
応じて変化させる手段も既に開発されている。この手段
は、Fθレンズの形状を、面倒れ方向(副走査方向)の
曲率半径が光軸から離れるにしたがって順次大きくなる
ような非軸対称非球面形状とすることにより、収差を低
減することを可能にしたものである。
ズの面倒れ方向(副走査方向)の曲率半径を偏向方向に
応じて変化させる手段も既に開発されている。この手段
は、Fθレンズの形状を、面倒れ方向(副走査方向)の
曲率半径が光軸から離れるにしたがって順次大きくなる
ような非軸対称非球面形状とすることにより、収差を低
減することを可能にしたものである。
【0009】このような非軸対称非球面レンズは光学的
に種々の優れた特性を有しているものであるが、この非
軸対称非球面形状は非常に複雑な形状のものであるた
め、既知の研磨加工による非軸対称非球面レンズの加工
製造は不可能であり、非軸対称非球面レンズの加工製造
には数値(NC)制御による研削加工を利用する必要が
ある。
に種々の優れた特性を有しているものであるが、この非
軸対称非球面形状は非常に複雑な形状のものであるた
め、既知の研磨加工による非軸対称非球面レンズの加工
製造は不可能であり、非軸対称非球面レンズの加工製造
には数値(NC)制御による研削加工を利用する必要が
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】数値(NC)制御によ
る研削加工を利用してレンズを製造すれば、任意の非球
面形状をもった非球面レンズを創成することはできる
が、レンズ加工に要する時間が非常に長くなり、必然的
にコスト高になるばかりか、量産性に乏しいという問題
がある。
る研削加工を利用してレンズを製造すれば、任意の非球
面形状をもった非球面レンズを創成することはできる
が、レンズ加工に要する時間が非常に長くなり、必然的
にコスト高になるばかりか、量産性に乏しいという問題
がある。
【0011】かかる問題の解決のために、非球面レンズ
の加工にモールド成形法を用いる方法が既に提案されて
いる。このモールド成形法を用いれば、1つの金型から
同一形状のレンズを多数作ることが可能になり、安価
で、かつ、優れた光学特性を有する非球面レンズを大量
に製造することが可能である。
の加工にモールド成形法を用いる方法が既に提案されて
いる。このモールド成形法を用いれば、1つの金型から
同一形状のレンズを多数作ることが可能になり、安価
で、かつ、優れた光学特性を有する非球面レンズを大量
に製造することが可能である。
【0012】この場合、モールド成形法は、ガラスモー
ルドとプラスチックモールドとに大別される。この内、
ガラスモールドは、まず、所定形状の金型を高い寸法精
度で加工し、軟化させた塊状のガラス材をこの金型の中
に入れた後、加圧成形することによって金型の形状をガ
ラス側に正確に転写させ、所定形状のガラス製品(レン
ズ)を得るようにしたものである。一方、プラスチック
モールドは、さらに、プレス成形法、射出成形法、射出
圧縮成形法の3つに分けられる。ここで、プレス成形法
は、金型にブランク材を加圧圧縮させて、金型の光学面
をプラスチック樹脂(ガラス)成形物側に転写させるも
のである。射出成形法は、ガラス転移点付近の温度まで
上昇させた金型内に、可塑化したプラスチック樹脂(ガ
ラス材)を700〜1000kg/cm2 程度の圧力で
射出、充填させ、その後冷却してプラスチック樹脂(ガ
ラス)成形物を取出すものである。射出圧縮成形法は、
金型内に、可塑化したプラスチック樹脂(ガラス材)を
充填し、そのプラスチック樹脂(ガラス材)の逆流を防
ぎながら1000〜1600kg/cm2 程度の圧力で
プラスチック樹脂(ガラス材)を加圧し、その後冷却し
てプラスチック樹脂(ガラス)成形物を取出すものであ
る。これらのモールド成形法においては、金型の形状が
そっくりそのまま相手側のプラスチック樹脂(ガラス)
成形物に転写されるため、金型の形状における寸法精度
や、金型の表面の粗さがプラスチック樹脂(ガラス)成
形物の仕上げ精度に大きな影響を及ぼすことになる。こ
のため、モールド成形法は、金型の形状を所望する形に
高い寸法精度で加工することが重要になる。
ルドとプラスチックモールドとに大別される。この内、
ガラスモールドは、まず、所定形状の金型を高い寸法精
度で加工し、軟化させた塊状のガラス材をこの金型の中
に入れた後、加圧成形することによって金型の形状をガ
ラス側に正確に転写させ、所定形状のガラス製品(レン
ズ)を得るようにしたものである。一方、プラスチック
モールドは、さらに、プレス成形法、射出成形法、射出
圧縮成形法の3つに分けられる。ここで、プレス成形法
は、金型にブランク材を加圧圧縮させて、金型の光学面
をプラスチック樹脂(ガラス)成形物側に転写させるも
のである。射出成形法は、ガラス転移点付近の温度まで
上昇させた金型内に、可塑化したプラスチック樹脂(ガ
ラス材)を700〜1000kg/cm2 程度の圧力で
射出、充填させ、その後冷却してプラスチック樹脂(ガ
ラス)成形物を取出すものである。射出圧縮成形法は、
金型内に、可塑化したプラスチック樹脂(ガラス材)を
充填し、そのプラスチック樹脂(ガラス材)の逆流を防
ぎながら1000〜1600kg/cm2 程度の圧力で
プラスチック樹脂(ガラス材)を加圧し、その後冷却し
てプラスチック樹脂(ガラス)成形物を取出すものであ
る。これらのモールド成形法においては、金型の形状が
そっくりそのまま相手側のプラスチック樹脂(ガラス)
成形物に転写されるため、金型の形状における寸法精度
や、金型の表面の粗さがプラスチック樹脂(ガラス)成
形物の仕上げ精度に大きな影響を及ぼすことになる。こ
のため、モールド成形法は、金型の形状を所望する形に
高い寸法精度で加工することが重要になる。
【0013】ところで、既知のモールド成形法に使用可
能なもので、現在得ることができる金型は、その光学面
の殆んどが平面か球面のものであり、また、例え、光学
面が非球面であったとしても、1眼レフカメラに用いる
レンズのように、軸対称非球面に加工されているもので
あるから、この金型を用いて非軸対称非球面の凹面部を
有するレンズを得ることはできない。換言すれば、既知
のモールド成形法は、使用可能な金型の形状に制約があ
ることから、軸対称非球面レンズを得ることができるに
しても、非軸対称非球面レンズを得ることができず、ま
してや、非軸対称非球面レンズを量産することは到底で
きないという問題がある。
能なもので、現在得ることができる金型は、その光学面
の殆んどが平面か球面のものであり、また、例え、光学
面が非球面であったとしても、1眼レフカメラに用いる
レンズのように、軸対称非球面に加工されているもので
あるから、この金型を用いて非軸対称非球面の凹面部を
有するレンズを得ることはできない。換言すれば、既知
のモールド成形法は、使用可能な金型の形状に制約があ
ることから、軸対称非球面レンズを得ることができるに
しても、非軸対称非球面レンズを得ることができず、ま
してや、非軸対称非球面レンズを量産することは到底で
きないという問題がある。
【0014】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その目的は、被加工物の加工面に非軸対称非球面形
状を有する凹面を高い寸法精度で創成できるようにした
非球面形状物体の加工装置を提供することにある。
で、その目的は、被加工物の加工面に非軸対称非球面形
状を有する凹面を高い寸法精度で創成できるようにした
非球面形状物体の加工装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、円周部に被加工物が取付けられ、回転軸
を中心として回転する回転機構と、前記回転機構を一方
方向に移動させる移動機構と、前記被加工物の副軸方向
に移動可能なスピンドルに保持され、前記被加工物に当
接してその主軸方向の研削を行う研削部材を有する研削
機構と、スピンドル保持軸によって前記スピンドルとと
もに前記研削部材を前記被加工物の副軸方向に円弧状に
揺動させる揺動機構と、加工すべき前記被加工物の形状
の測定データを記憶するデータ記憶部と、前記回転機構
に取付けられた前記被加工物の形状を測定する形状測定
部と、各機構及び各部の動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記形状測定部で測定した測定データと
前記データ記憶部に記憶している同種の測定データとを
比較し、その比較結果に基づき、前記被加工物の形状を
修正加工するように働く手段を備えている。
に、本発明は、円周部に被加工物が取付けられ、回転軸
を中心として回転する回転機構と、前記回転機構を一方
方向に移動させる移動機構と、前記被加工物の副軸方向
に移動可能なスピンドルに保持され、前記被加工物に当
接してその主軸方向の研削を行う研削部材を有する研削
機構と、スピンドル保持軸によって前記スピンドルとと
もに前記研削部材を前記被加工物の副軸方向に円弧状に
揺動させる揺動機構と、加工すべき前記被加工物の形状
の測定データを記憶するデータ記憶部と、前記回転機構
に取付けられた前記被加工物の形状を測定する形状測定
部と、各機構及び各部の動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記形状測定部で測定した測定データと
前記データ記憶部に記憶している同種の測定データとを
比較し、その比較結果に基づき、前記被加工物の形状を
修正加工するように働く手段を備えている。
【0016】
【作用】前記手段において、制御部は、被加工物を取付
けた回転機構を回転させ、回転している被加工物に研削
機構の研削部材を当接させて、被加工物の研削加工を行
う。この場合、被加工物の加工面の各部分における研削
加工の加工の度合いは、データ記憶部に予め記憶されて
いる加工データに基づいて制御部が設定しているもの
で、その設定により被加工物の加工面は所定の非球面形
状になるように順次研削加工される。また、被加工物が
研削加工されている間、制御部は、形状測定部を介して
被加工物の加工面の各部分毎にその形状寸法を測定し、
このときの測定データと記憶部に予め記憶されているそ
の測定データに対応した加工データとを比較する。そし
て、制御部は、その比較の結果、加工面のそれぞれの部
分の形状寸法について、測定データと加工データとの間
に偏差があると判断すると、以後、その部分の測定デー
タを加工データに近づかせるような新たな加工データを
用い、被加工物の形状を修正させる研削加工を行ってい
るものである。
けた回転機構を回転させ、回転している被加工物に研削
機構の研削部材を当接させて、被加工物の研削加工を行
う。この場合、被加工物の加工面の各部分における研削
加工の加工の度合いは、データ記憶部に予め記憶されて
いる加工データに基づいて制御部が設定しているもの
で、その設定により被加工物の加工面は所定の非球面形
状になるように順次研削加工される。また、被加工物が
研削加工されている間、制御部は、形状測定部を介して
被加工物の加工面の各部分毎にその形状寸法を測定し、
このときの測定データと記憶部に予め記憶されているそ
の測定データに対応した加工データとを比較する。そし
て、制御部は、その比較の結果、加工面のそれぞれの部
分の形状寸法について、測定データと加工データとの間
に偏差があると判断すると、以後、その部分の測定デー
タを加工データに近づかせるような新たな加工データを
用い、被加工物の形状を修正させる研削加工を行ってい
るものである。
【0017】このように、前記手段によれば、被加工物
の加工面を、トーリック形状から僅かに偏差を持った変
形トーリック形状、即ち、非軸対称非球面形状の凹面を
有するように研削加工することが可能になり、量産性に
富んだ被加工物の研削加工を高い寸法精度で実行するこ
とができる。
の加工面を、トーリック形状から僅かに偏差を持った変
形トーリック形状、即ち、非軸対称非球面形状の凹面を
有するように研削加工することが可能になり、量産性に
富んだ被加工物の研削加工を高い寸法精度で実行するこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0019】図1は、本発明に係わる非球面形状物体の
加工装置の一実施例の構成を示す斜視図であって、
(a)はその全体構成図、(b)はその部分構成図であ
る。
加工装置の一実施例の構成を示す斜視図であって、
(a)はその全体構成図、(b)はその部分構成図であ
る。
【0020】図1(a)、(b)において、1は被加工
物(ワーク)、2は回転テーブル、3は回転軸、4はモ
ータ、5はベルト、6はロータリーエンコーダ、7は直
進テーブル、8はクロスローラガイド、9はベ−ス、1
0は第1の圧電素子(ピエゾアクチュエータ)、11は
第1の静電容量型変位検出器、12はエアスピンドル、
12aはスピンドル軸、13は砥石(研削部材)、14
はスピンドル保持軸、15は軸受、16は支持アーム、
16aは表面が円弧状をなす突出部、17はウォーム、
18はウォームホイール、19は支持部材、20は第2
の静電容量型変位検出器、21は第2の圧電素子(ピエ
ゾアクチュエータ)、22はパルスモータ、23はCP
U(制御部)、24はメモリ(データ記憶部)、25は
形状測定器(形状測定部)である。この場合、回転テー
ブル2と回転軸3とモータ4とベルト5は回転機構を構
成し、直進テーブル7とクロスローラガイド8は移動機
構を構成している。また、エアスピンドル12とスピン
ドル軸12aと砥石13は研削機構を構成し、スピンド
ル保持軸14と軸受15と支持アーム16とウォーム1
7とウォームホイール18は揺動機構を構成している。
物(ワーク)、2は回転テーブル、3は回転軸、4はモ
ータ、5はベルト、6はロータリーエンコーダ、7は直
進テーブル、8はクロスローラガイド、9はベ−ス、1
0は第1の圧電素子(ピエゾアクチュエータ)、11は
第1の静電容量型変位検出器、12はエアスピンドル、
12aはスピンドル軸、13は砥石(研削部材)、14
はスピンドル保持軸、15は軸受、16は支持アーム、
16aは表面が円弧状をなす突出部、17はウォーム、
18はウォームホイール、19は支持部材、20は第2
の静電容量型変位検出器、21は第2の圧電素子(ピエ
ゾアクチュエータ)、22はパルスモータ、23はCP
U(制御部)、24はメモリ(データ記憶部)、25は
形状測定器(形状測定部)である。この場合、回転テー
ブル2と回転軸3とモータ4とベルト5は回転機構を構
成し、直進テーブル7とクロスローラガイド8は移動機
構を構成している。また、エアスピンドル12とスピン
ドル軸12aと砥石13は研削機構を構成し、スピンド
ル保持軸14と軸受15と支持アーム16とウォーム1
7とウォームホイール18は揺動機構を構成している。
【0021】そして、回転テーブル2は、回転軸3を中
心に回転するもので、上面周辺部に1つまたはそれ以上
の被加工物1が取付けられ、後で述べるように、直進テ
ーブル7の移動に伴って若干量移動できるように構成さ
れている。回転軸3は、中間部にモータ4に結合された
ベルト5が結合され、端部にロータリーエンコーダ6が
結合される。なお、回転テ−ブル2は、アンギュラコン
タクトボールベアリングによって支えられ、それによっ
て0.1μm程度の回転振れ精度の回転を行う。直進テ
ーブル7は、図1(a)に図示されたx方向に僅かな距
離移動可能なもので、両側部とベース9間にクロスロー
ラガイド8が設けられ、後部とベース9間に第1の圧電
素子10が設けられる。第1の静電容量型変位検出器1
1は、直進テーブル7の後部に配置され、その出力が制
御部23に供給される。
心に回転するもので、上面周辺部に1つまたはそれ以上
の被加工物1が取付けられ、後で述べるように、直進テ
ーブル7の移動に伴って若干量移動できるように構成さ
れている。回転軸3は、中間部にモータ4に結合された
ベルト5が結合され、端部にロータリーエンコーダ6が
結合される。なお、回転テ−ブル2は、アンギュラコン
タクトボールベアリングによって支えられ、それによっ
て0.1μm程度の回転振れ精度の回転を行う。直進テ
ーブル7は、図1(a)に図示されたx方向に僅かな距
離移動可能なもので、両側部とベース9間にクロスロー
ラガイド8が設けられ、後部とベース9間に第1の圧電
素子10が設けられる。第1の静電容量型変位検出器1
1は、直進テーブル7の後部に配置され、その出力が制
御部23に供給される。
【0022】また、エアスピンドル12は、高周波モー
タを内蔵しているもので、僅かに上下動できる状態で支
持アーム16に取付けられており、スピンドル軸12a
の先端に円盤状の砥石13が取付けられる。砥石13
は、被加工物1の加工時に、高周波モータの駆動によ
り、例えば、30000rpm程度の回転数で高速回転
する。支持アーム16は、ウォーム17とウォームホイ
ール18の回動によりエアスピンドル12とともにスピ
ンドル軸12aの軸方向に円弧状に揺動するもので、ス
ピンドル保持軸14と軸受15とを介して一対の支持部
材19に揺動自在に取付けられる。第2の静電容量型変
位検出器20は、支持アーム16の突出部16aの円弧
状の表面に対向配置され、その出力がベース9と支持部
材19との間に設けられている第2の圧電素子21に供
給される。CPU23は、ロータリーエンコーダ6と、
第1の圧電素子10と、ウォーム17に結合されたパル
スモータ22と、形状測定器25にそれぞれ接続され、
同時に、メモリ24にも接続されている。形状測定器2
5は、回転テ−ブル2の周辺部近傍に配置され、回転テ
−ブル2上に被加工物1を取付けた状態で、被加工物1
の各部分の形状寸法を測定する。
タを内蔵しているもので、僅かに上下動できる状態で支
持アーム16に取付けられており、スピンドル軸12a
の先端に円盤状の砥石13が取付けられる。砥石13
は、被加工物1の加工時に、高周波モータの駆動によ
り、例えば、30000rpm程度の回転数で高速回転
する。支持アーム16は、ウォーム17とウォームホイ
ール18の回動によりエアスピンドル12とともにスピ
ンドル軸12aの軸方向に円弧状に揺動するもので、ス
ピンドル保持軸14と軸受15とを介して一対の支持部
材19に揺動自在に取付けられる。第2の静電容量型変
位検出器20は、支持アーム16の突出部16aの円弧
状の表面に対向配置され、その出力がベース9と支持部
材19との間に設けられている第2の圧電素子21に供
給される。CPU23は、ロータリーエンコーダ6と、
第1の圧電素子10と、ウォーム17に結合されたパル
スモータ22と、形状測定器25にそれぞれ接続され、
同時に、メモリ24にも接続されている。形状測定器2
5は、回転テ−ブル2の周辺部近傍に配置され、回転テ
−ブル2上に被加工物1を取付けた状態で、被加工物1
の各部分の形状寸法を測定する。
【0023】次いで、図2は、図1に図示の実施例にお
ける各構成要素の位置関係を示す説明図であって、被加
工物1と砥石13と回転テ−ブル2の回転軸3とを含ん
だ部分の横断面を示すものである。
ける各構成要素の位置関係を示す説明図であって、被加
工物1と砥石13と回転テ−ブル2の回転軸3とを含ん
だ部分の横断面を示すものである。
【0024】また、図3は、被加工物1の加工面の加工
形状を示す説明図であって、非軸対称非球面形状と軸対
称非球面形状とを対比して示すものである。
形状を示す説明図であって、非軸対称非球面形状と軸対
称非球面形状とを対比して示すものである。
【0025】図2において、Lは回転軸3の回転中心
軸、Cはスピンドル保持軸15の回転中心軸、Sはスピ
ンドル軸12aの回転中心軸、Rは回転軸3の回転中心
軸Lから被加工物1の主軸方向における加工面まで距離
(半径)、rはスピンドル保持軸15の回転中心軸Cか
ら被加工物1の加工面まで距離(半径)、r’はスピン
ドル軸12aの回転中心軸Sから被加工物1の加工面ま
で距離(半径)であり、その他、図1に示された構成要
素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
軸、Cはスピンドル保持軸15の回転中心軸、Sはスピ
ンドル軸12aの回転中心軸、Rは回転軸3の回転中心
軸Lから被加工物1の主軸方向における加工面まで距離
(半径)、rはスピンドル保持軸15の回転中心軸Cか
ら被加工物1の加工面まで距離(半径)、r’はスピン
ドル軸12aの回転中心軸Sから被加工物1の加工面ま
で距離(半径)であり、その他、図1に示された構成要
素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0026】また、図3において、A(実線形状)は非
軸対称非球面の加工形状、B(点線形状)は軸対称非球
面をなす加工形状であり、その他、図1及び図2に示さ
れた構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付け
ている。
軸対称非球面の加工形状、B(点線形状)は軸対称非球
面をなす加工形状であり、その他、図1及び図2に示さ
れた構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付け
ている。
【0027】なお、図2及び図3において、被加工物1
の主軸方向とは図3に図示のラインw、wに沿った被加
工物1の長さ方向を意味し、被加工物1の副軸方向とは
図3に図示のラインh、hに沿った被加工物1の高さ方
向を意味する。
の主軸方向とは図3に図示のラインw、wに沿った被加
工物1の長さ方向を意味し、被加工物1の副軸方向とは
図3に図示のラインh、hに沿った被加工物1の高さ方
向を意味する。
【0028】ここで、前記構成に係る本実施例の非球面
形状の加工装置の動作を、図1乃至図3を用いて説明す
る。
形状の加工装置の動作を、図1乃至図3を用いて説明す
る。
【0029】まず、この加工装置を用いて、図3の点線
形状Bに示すように、被加工物1の加工面がトーリック
面形状になるように研削加工する場合について述べる。
形状Bに示すように、被加工物1の加工面がトーリック
面形状になるように研削加工する場合について述べる。
【0030】最初に、図2及び図3に示されるように、
回転テーブル2の回転軸3の回転中心軸Lと被加工物1
の主軸方向における加工面までの距離(半径)がRにな
るように選択するとともに、エアスピンドル12のスピ
ンドル軸12aの位置を調整し、スピンドル保持軸15
の回転中心軸Cと被加工物1の副軸方向における加工面
までの距離、即ち、砥石13の加工部表面までの距離
(半径)がrになるように選択する。その後、CPU2
3の制御によってパルスモータ22を駆動させ、パルス
モータ22に連結されたウォーム17及びウォームホイ
ール18の回動により、支持アーム16をスピンドル保
持軸15を軸心として円弧状に揺動させ、砥石13の加
工部表面が、被加工物1の加工面の加工開始点、即ち、
被加工物1の下端近くにくるまで移動させる。このと
き、CPU23の制御によってモータ4が駆動され、回
転テ−ブル2を数rpm程度の低い回転数で回転させて
おき、同時に、被加工物1の加工領域に研削液を加えな
がら、CPU23の制御によってエアスピンドル12に
内蔵の高周波モータを駆動させ、砥石13を高速回転さ
せる。
回転テーブル2の回転軸3の回転中心軸Lと被加工物1
の主軸方向における加工面までの距離(半径)がRにな
るように選択するとともに、エアスピンドル12のスピ
ンドル軸12aの位置を調整し、スピンドル保持軸15
の回転中心軸Cと被加工物1の副軸方向における加工面
までの距離、即ち、砥石13の加工部表面までの距離
(半径)がrになるように選択する。その後、CPU2
3の制御によってパルスモータ22を駆動させ、パルス
モータ22に連結されたウォーム17及びウォームホイ
ール18の回動により、支持アーム16をスピンドル保
持軸15を軸心として円弧状に揺動させ、砥石13の加
工部表面が、被加工物1の加工面の加工開始点、即ち、
被加工物1の下端近くにくるまで移動させる。このと
き、CPU23の制御によってモータ4が駆動され、回
転テ−ブル2を数rpm程度の低い回転数で回転させて
おき、同時に、被加工物1の加工領域に研削液を加えな
がら、CPU23の制御によってエアスピンドル12に
内蔵の高周波モータを駆動させ、砥石13を高速回転さ
せる。
【0031】次いで、CPU23の制御によって第1の
圧電素子10に電圧を供給し、第1の圧電素子10を変
位させて直進テーブル7を微小量だけx方向に移動さ
せ、被加工物1と砥石13の加工部表面とを接触させる
ことによって、被加工物1の加工面を砥石13の加工部
表面で研削加工する。この研削加工が行われる際には、
被加工物1が回転テーブル2とともに回転しているの
で、砥石13の加工部表面により被加工物1の加工面が
その主軸方向に沿って細い1本の帯状に研削加工され
る。回転テーブル2が一回転し、回転テーブル2上に取
付けられている1つまたはそれ以上の被加工物1に対す
る細い1本の帯状の研削加工が終了すると、CPU23
の制御によってパルスモータ22が駆動され、ウォーム
17及びウォームホイール18が微小量回動してエアス
ピンドル12を上方へ微小量移動させ、砥石13の加工
部表面を被加工物1の副軸方向の半径rの面に沿って僅
かに上方に移行させ、砥石13の加工部表面が被加工物
1の未加工領域に接触するようになる。なお、当然なが
ら、被加工物1の加工面におけるこの未加工領域は、既
に研削加工が終了した1本の細い帯状の直上になる。
圧電素子10に電圧を供給し、第1の圧電素子10を変
位させて直進テーブル7を微小量だけx方向に移動さ
せ、被加工物1と砥石13の加工部表面とを接触させる
ことによって、被加工物1の加工面を砥石13の加工部
表面で研削加工する。この研削加工が行われる際には、
被加工物1が回転テーブル2とともに回転しているの
で、砥石13の加工部表面により被加工物1の加工面が
その主軸方向に沿って細い1本の帯状に研削加工され
る。回転テーブル2が一回転し、回転テーブル2上に取
付けられている1つまたはそれ以上の被加工物1に対す
る細い1本の帯状の研削加工が終了すると、CPU23
の制御によってパルスモータ22が駆動され、ウォーム
17及びウォームホイール18が微小量回動してエアス
ピンドル12を上方へ微小量移動させ、砥石13の加工
部表面を被加工物1の副軸方向の半径rの面に沿って僅
かに上方に移行させ、砥石13の加工部表面が被加工物
1の未加工領域に接触するようになる。なお、当然なが
ら、被加工物1の加工面におけるこの未加工領域は、既
に研削加工が終了した1本の細い帯状の直上になる。
【0032】続いて、被加工物1の加工面における未加
工領域は、前述の場合と同様に、被加工物1の主軸方向
に沿って再び細い1本の帯状に研削加工され、かかる細
い1本の帯状の研削加工が終了すると、再度、砥石13
の加工部表面が被加工物1の次の未加工領域に接触する
というように、前述の動作が繰返し実行される。そし
て、砥石13の加工部表面が被加工物1の加工面の上端
にまで達すると、被加工物1の加工面は、図3の点線形
状部Bで示されるように、被加工物1の副軸方向に半径
rを有する加工面が創成され、加工面がトーリック面形
状の凹面をもった被加工物1を得ることができる。
工領域は、前述の場合と同様に、被加工物1の主軸方向
に沿って再び細い1本の帯状に研削加工され、かかる細
い1本の帯状の研削加工が終了すると、再度、砥石13
の加工部表面が被加工物1の次の未加工領域に接触する
というように、前述の動作が繰返し実行される。そし
て、砥石13の加工部表面が被加工物1の加工面の上端
にまで達すると、被加工物1の加工面は、図3の点線形
状部Bで示されるように、被加工物1の副軸方向に半径
rを有する加工面が創成され、加工面がトーリック面形
状の凹面をもった被加工物1を得ることができる。
【0033】この場合、第1の静電容量型変位検出器1
1は、直進テーブル7の位置を測定することにより、直
進テーブル7が実際に移動した距離を測定しているもの
で、この測定により、被加工物1の加工面において所定
量の研削加工が行われたことが確認できるものである。
また、被加工物1の加工面は、被加工物1の副軸方向の
半径がrとなる曲面であるため、研削加工に使用される
砥石13は、図3に示されるように、加工部表面が凸曲
面をなすように加工されたものである。
1は、直進テーブル7の位置を測定することにより、直
進テーブル7が実際に移動した距離を測定しているもの
で、この測定により、被加工物1の加工面において所定
量の研削加工が行われたことが確認できるものである。
また、被加工物1の加工面は、被加工物1の副軸方向の
半径がrとなる曲面であるため、研削加工に使用される
砥石13は、図3に示されるように、加工部表面が凸曲
面をなすように加工されたものである。
【0034】次に、本実施例の加工装置を用いて、図3
の実線形状Aに示すように、被加工物1の加工面がトー
リック面からの偏差dを有する変形トーリック面形状か
らなる非球面形状になるように研削加工する場合につい
て述べる。
の実線形状Aに示すように、被加工物1の加工面がトー
リック面からの偏差dを有する変形トーリック面形状か
らなる非球面形状になるように研削加工する場合につい
て述べる。
【0035】この場合の動作も、前記トーリック面の研
削加工を行う場合の動作と同様に、まず、砥石13の加
工部表面が、被加工物1の加工面の加工開始点、即ち、
被加工物1の下端近くにくるまで移動させる。このとき
に、CPU23の制御によってモータ4を駆動させ、回
転テーブル2を低い回転数で回転させるとともに、被加
工物1の加工領域に研削液を加えながら、CPU23の
制御によってエアスピンドル12に内蔵の高周波モータ
を駆動させ、砥石13を高速回転させる。次いで、CP
U23の制御によって第1の圧電素子10に電圧を供給
し、第1の圧電素子10を変位させて直進テーブル7を
微小量だけ移動させ、被加工物1と砥石13の加工部表
面とを接触させることにより、被加工物1の加工面にお
ける主軸方向の研削加工を行っている。さらに、回転テ
ーブル2が一回転する毎に、CPU23の制御によって
パルスモータ22を駆動させ、ウォーム17及びウォー
ムホイール18を微小量回動させることでエアスピンド
ル12を上方に微小量移動させ、それにより砥石13の
加工部表面を被加工物1の副軸方向の半径rに沿って僅
かに上方に移行させ、砥石13の加工部表面が被加工物
1の未加工領域に次々に接触させることにより、被加工
物1の加工面における副軸方向の研削加工を行ってい
る。
削加工を行う場合の動作と同様に、まず、砥石13の加
工部表面が、被加工物1の加工面の加工開始点、即ち、
被加工物1の下端近くにくるまで移動させる。このとき
に、CPU23の制御によってモータ4を駆動させ、回
転テーブル2を低い回転数で回転させるとともに、被加
工物1の加工領域に研削液を加えながら、CPU23の
制御によってエアスピンドル12に内蔵の高周波モータ
を駆動させ、砥石13を高速回転させる。次いで、CP
U23の制御によって第1の圧電素子10に電圧を供給
し、第1の圧電素子10を変位させて直進テーブル7を
微小量だけ移動させ、被加工物1と砥石13の加工部表
面とを接触させることにより、被加工物1の加工面にお
ける主軸方向の研削加工を行っている。さらに、回転テ
ーブル2が一回転する毎に、CPU23の制御によって
パルスモータ22を駆動させ、ウォーム17及びウォー
ムホイール18を微小量回動させることでエアスピンド
ル12を上方に微小量移動させ、それにより砥石13の
加工部表面を被加工物1の副軸方向の半径rに沿って僅
かに上方に移行させ、砥石13の加工部表面が被加工物
1の未加工領域に次々に接触させることにより、被加工
物1の加工面における副軸方向の研削加工を行ってい
る。
【0036】ここまでの動作は、前記トーリック面の研
削加工を行う場合の動作と殆んど同じであるが、以下に
述べる動作は、前記トーリック面の研削加工を行う場合
の動作と異なっているものである。
削加工を行う場合の動作と殆んど同じであるが、以下に
述べる動作は、前記トーリック面の研削加工を行う場合
の動作と異なっているものである。
【0037】まず、被加工物1の加工面を、その主軸方
向及び副軸方向をそれぞれ多数に分割し、これら分割に
よって形成されたそれぞれの部分についての加工データ
を、予めメモリ24に記憶させておく。この加工データ
は、被加工物1の加工面を所定の非球面形状に加工する
際に必要な寸法等を示すデータであって、被加工物1の
加工面のそれぞれの部分を表すデータとともにメモリ2
4に記憶される。この場合、被加工物1の加工面のそれ
ぞれの部分を表すデータは、回転テーブル2の回転角θ
及びエアスピンドル12の揺動角ψに基づいて設定され
るもので、被加工物1の加工面の主軸方向についてはロ
ータリーエンコーダ6の1パルス毎、被加工物1の加工
面の副軸方向についてはエアスピンドル12の揺動の1
ステップ毎に、被加工面1の加工面を格子状に分割した
ときのデータであり、加工する際に必要な寸法等を示す
データは、各部分における標準値からの偏差量をコンピ
ュータで計算して得られた数値制御データである。
向及び副軸方向をそれぞれ多数に分割し、これら分割に
よって形成されたそれぞれの部分についての加工データ
を、予めメモリ24に記憶させておく。この加工データ
は、被加工物1の加工面を所定の非球面形状に加工する
際に必要な寸法等を示すデータであって、被加工物1の
加工面のそれぞれの部分を表すデータとともにメモリ2
4に記憶される。この場合、被加工物1の加工面のそれ
ぞれの部分を表すデータは、回転テーブル2の回転角θ
及びエアスピンドル12の揺動角ψに基づいて設定され
るもので、被加工物1の加工面の主軸方向についてはロ
ータリーエンコーダ6の1パルス毎、被加工物1の加工
面の副軸方向についてはエアスピンドル12の揺動の1
ステップ毎に、被加工面1の加工面を格子状に分割した
ときのデータであり、加工する際に必要な寸法等を示す
データは、各部分における標準値からの偏差量をコンピ
ュータで計算して得られた数値制御データである。
【0038】ここにおいて、現在、被加工物1の加工面
で研削加工が行われている部分、即ち、研削加工が行わ
れている被加工物1の主軸方向及び副軸方向におけるそ
れぞれの部分は、ロータリエンコーダ6が出力するパル
ス数をCPU23でカウントすること、即ち、回転テー
ブル2の回転角θを高精度に検出することによって、被
加工物1の加工面における主軸方向の部分が正確に検出
され、また、パルスモータ22に供給されるパルス数を
CPU23でカウントすること、即ち、エアスピンドル
12の揺動角ψを高精度に検出することによって、被加
工物1の加工面における副軸方向の部分が正確に検出さ
れる。このとき、CPU23は、ロータリエンコーダ6
で検出した回転テーブル2の回転角θと回転テーブル2
の回転角θ及びエアスピンドル12の揺動角ψ10とに
基づいて、被加工物1の主軸方向及び副軸方向における
部分の位置を特定し、その特定した位置にある部分に対
応した加工データをメモリ24から読み出す。次いで、
CPU23は、この読み出した加工データに応じた電圧
を第1の圧電素子10に供給し、第1の圧電素子10の
変形により直進テーブル7を微小量x方向に移動させ
て、砥石13の加工部表面を被加工物1の加工面に当接
させる深さを変えるものである。かかる動作を被加工物
1の主軸方向及び副軸方向におけるそれぞれの部分につ
いて連続的に行い、砥石13の加工部表面が被加工物1
の上端にまで達すると、被加工物1の加工面は研削加工
が終了したことになり、被加工物1の加工面は、その副
軸方向の半径rが場所によって異なる非球面形状とな
り、トーリック面からの偏差dの変形トーリック面形状
を有する被加工物1になる。
で研削加工が行われている部分、即ち、研削加工が行わ
れている被加工物1の主軸方向及び副軸方向におけるそ
れぞれの部分は、ロータリエンコーダ6が出力するパル
ス数をCPU23でカウントすること、即ち、回転テー
ブル2の回転角θを高精度に検出することによって、被
加工物1の加工面における主軸方向の部分が正確に検出
され、また、パルスモータ22に供給されるパルス数を
CPU23でカウントすること、即ち、エアスピンドル
12の揺動角ψを高精度に検出することによって、被加
工物1の加工面における副軸方向の部分が正確に検出さ
れる。このとき、CPU23は、ロータリエンコーダ6
で検出した回転テーブル2の回転角θと回転テーブル2
の回転角θ及びエアスピンドル12の揺動角ψ10とに
基づいて、被加工物1の主軸方向及び副軸方向における
部分の位置を特定し、その特定した位置にある部分に対
応した加工データをメモリ24から読み出す。次いで、
CPU23は、この読み出した加工データに応じた電圧
を第1の圧電素子10に供給し、第1の圧電素子10の
変形により直進テーブル7を微小量x方向に移動させ
て、砥石13の加工部表面を被加工物1の加工面に当接
させる深さを変えるものである。かかる動作を被加工物
1の主軸方向及び副軸方向におけるそれぞれの部分につ
いて連続的に行い、砥石13の加工部表面が被加工物1
の上端にまで達すると、被加工物1の加工面は研削加工
が終了したことになり、被加工物1の加工面は、その副
軸方向の半径rが場所によって異なる非球面形状とな
り、トーリック面からの偏差dの変形トーリック面形状
を有する被加工物1になる。
【0039】かかる被加工物1の研削加工において、被
加工物1の形状修正を行う場合は、前述のように被加工
物1を一旦を所定形状になるように加工した後、形状測
定器25を用いて回転テーブル2に取付けられたままの
被加工物1の形状寸法を測定する。この形状測定器25
を用いた被加工物1の形状寸法の測定は、被加工物1の
加工面をその主軸方向及び副軸方向のそれぞれについて
多数に分割した各部分について行われ、測定データはC
PU23に供給される。CPU23は、これらの各部分
について、それぞれ測定データと加工データとを比較
し、それらデータ間に偏差があれば、その偏差分を加味
した新たな加工データを作成する。そして、CPU23
は、この新たに作成された加工データを用い、被加工物
1における対応するそれぞれの部分の形状を修正加工
し、所望のトーリック面からの偏差dの変形トーリック
面形状を有する被加工物1を形成させる。
加工物1の形状修正を行う場合は、前述のように被加工
物1を一旦を所定形状になるように加工した後、形状測
定器25を用いて回転テーブル2に取付けられたままの
被加工物1の形状寸法を測定する。この形状測定器25
を用いた被加工物1の形状寸法の測定は、被加工物1の
加工面をその主軸方向及び副軸方向のそれぞれについて
多数に分割した各部分について行われ、測定データはC
PU23に供給される。CPU23は、これらの各部分
について、それぞれ測定データと加工データとを比較
し、それらデータ間に偏差があれば、その偏差分を加味
した新たな加工データを作成する。そして、CPU23
は、この新たに作成された加工データを用い、被加工物
1における対応するそれぞれの部分の形状を修正加工
し、所望のトーリック面からの偏差dの変形トーリック
面形状を有する被加工物1を形成させる。
【0040】また、図1(a)に示されるように、本実
施例による非球面形状物体の加工装置は、スピンドル保
持軸14を高精度の転がり軸受15で保持するように
し、スピンドル保持軸14の回転時の軸振れをできる限
り少なくしているが、それでも若干の軸振れが生じてい
る。そこで、本実施例による非球面形状物体の加工装置
においては、このスピンドル保持軸14の軸振れを支持
アーム16の突出部16aの円弧状の表面に対向配置し
た第2の静電容量型変位検出器21で検出し、この検出
で得られた電圧を第2の圧電素子21に供給し、第2の
圧電素子21の変形によって、転がり軸受15で保持さ
れているスピンドル保持軸14を微小量移動させること
により、スピンドル保持軸14の回転時の軸振れをでき
るだけ小さく抑えるようにしている。
施例による非球面形状物体の加工装置は、スピンドル保
持軸14を高精度の転がり軸受15で保持するように
し、スピンドル保持軸14の回転時の軸振れをできる限
り少なくしているが、それでも若干の軸振れが生じてい
る。そこで、本実施例による非球面形状物体の加工装置
においては、このスピンドル保持軸14の軸振れを支持
アーム16の突出部16aの円弧状の表面に対向配置し
た第2の静電容量型変位検出器21で検出し、この検出
で得られた電圧を第2の圧電素子21に供給し、第2の
圧電素子21の変形によって、転がり軸受15で保持さ
れているスピンドル保持軸14を微小量移動させること
により、スピンドル保持軸14の回転時の軸振れをでき
るだけ小さく抑えるようにしている。
【0041】ところで、被加工物と1と砥石13との位
置決めは、エアスピンドル12を支持アーム16中で微
動させることができるので、スピンドル軸12aとスピ
ンドル保持軸14との間の距離を変更することができ
る。このため、図2に図示された砥石13の半径r’が
ドレッシング等によって減少したとしても、R−r=l
で、lは一定であるので、回転テーブル2をスピンドル
保持軸14の回転軸中心Cから常にlだけ離れた場所に
位置付け、その点を原点として長さRの基準ゲージを砥
石13側に突出させ、エアスピンドル12をスピンドル
保持軸15に向かって微動させ、砥石13をこの基準ゲ
ージに接触させるようにすれば、前記条件を常に満たす
ことができる。なお、被加工物と1と砥石13との位置
決めは、砥石13の摩耗による半径r’の減少以外に、
被加工物1の研削代εの影響も含まれるもので、この研
削量は前加工等によって異なっている。この場合には、
被加工物1を回転テーブル2に取付ける際に、基準ゲー
ジの先端に電気マイクロメータの触針を配置させ、基準
位置から被加工物1表面までの距離を測定することによ
り、研削代εを予め求めておく。そして、回転テーブル
2を研削代εだけ後退させた位置にセットし、基準ゲー
ジをR+εにし、前述のように砥石13の位置を決めれ
ば、研削量を考慮した被加工物1と砥石13の位置決め
を容易に行なうことができる。
置決めは、エアスピンドル12を支持アーム16中で微
動させることができるので、スピンドル軸12aとスピ
ンドル保持軸14との間の距離を変更することができ
る。このため、図2に図示された砥石13の半径r’が
ドレッシング等によって減少したとしても、R−r=l
で、lは一定であるので、回転テーブル2をスピンドル
保持軸14の回転軸中心Cから常にlだけ離れた場所に
位置付け、その点を原点として長さRの基準ゲージを砥
石13側に突出させ、エアスピンドル12をスピンドル
保持軸15に向かって微動させ、砥石13をこの基準ゲ
ージに接触させるようにすれば、前記条件を常に満たす
ことができる。なお、被加工物と1と砥石13との位置
決めは、砥石13の摩耗による半径r’の減少以外に、
被加工物1の研削代εの影響も含まれるもので、この研
削量は前加工等によって異なっている。この場合には、
被加工物1を回転テーブル2に取付ける際に、基準ゲー
ジの先端に電気マイクロメータの触針を配置させ、基準
位置から被加工物1表面までの距離を測定することによ
り、研削代εを予め求めておく。そして、回転テーブル
2を研削代εだけ後退させた位置にセットし、基準ゲー
ジをR+εにし、前述のように砥石13の位置を決めれ
ば、研削量を考慮した被加工物1と砥石13の位置決め
を容易に行なうことができる。
【0042】次に、図4は、図1に図示の実施例におい
て、回転テーブル2の回転軸3部分に、回転軸3の回転
時の軸振れを少なくする軸振れ制御機構を組み込んだ場
合の構成例を示す斜視図である。
て、回転テーブル2の回転軸3部分に、回転軸3の回転
時の軸振れを少なくする軸振れ制御機構を組み込んだ場
合の構成例を示す斜視図である。
【0043】図4において、26は転がり軸受、27は
2対の第3の圧電素子(ピエゾアクチュエータ)、28
は2つの第3の静電容量型変位検出器であり、その他、
図1(b)に示された構成要素と同じ構成要素について
は同じ符号を付けている。
2対の第3の圧電素子(ピエゾアクチュエータ)、28
は2つの第3の静電容量型変位検出器であり、その他、
図1(b)に示された構成要素と同じ構成要素について
は同じ符号を付けている。
【0044】そして、回転テーブル2の回転軸3は、転
がり軸受26を介して図示のx、y方向にそれぞれ配置
された対の第3の圧電素子27によって保持される。第
3の静電容量型変位検出器28は、図示のx、y方向に
それぞれ1つづつ回転軸3に対向配置される。
がり軸受26を介して図示のx、y方向にそれぞれ配置
された対の第3の圧電素子27によって保持される。第
3の静電容量型変位検出器28は、図示のx、y方向に
それぞれ1つづつ回転軸3に対向配置される。
【0045】前記構成において、回転テーブル2の回転
軸3の回転時に、回転軸3のx、y方向への軸振れは、
回転軸3に対向配置された第3の静電容量型変位検出器
28によって検出される。そして、一方の(x方向の)
第3の静電容量型変位検出器28の検出結果に応じた電
圧が一方の(x方向の)対の第3の圧電素子に供給さ
れ、また、他方の(y方向の)第3の静電容量型変位検
出器28の検出結果に応じた電圧が他方の(y方向の)
対の第3の圧電素子に供給され、これら第3の静電容量
型変位検出器28を供給電圧に応じた変形をさせている
ので、回転軸3の回転時における軸振れは有効に制御さ
れ、極めて小さな軸振れを生じるだけに抑制される。
軸3の回転時に、回転軸3のx、y方向への軸振れは、
回転軸3に対向配置された第3の静電容量型変位検出器
28によって検出される。そして、一方の(x方向の)
第3の静電容量型変位検出器28の検出結果に応じた電
圧が一方の(x方向の)対の第3の圧電素子に供給さ
れ、また、他方の(y方向の)第3の静電容量型変位検
出器28の検出結果に応じた電圧が他方の(y方向の)
対の第3の圧電素子に供給され、これら第3の静電容量
型変位検出器28を供給電圧に応じた変形をさせている
ので、回転軸3の回転時における軸振れは有効に制御さ
れ、極めて小さな軸振れを生じるだけに抑制される。
【0046】続いて、図5は、図1に図示の実施例にお
いて、エアスピンドル12の高さ、即ち、砥石13の高
さを微調整することが可能な垂直位置調整機構を組み込
んだ場合の構成例を示す斜視図である。
いて、エアスピンドル12の高さ、即ち、砥石13の高
さを微調整することが可能な垂直位置調整機構を組み込
んだ場合の構成例を示す斜視図である。
【0047】図5において、29は把持部材、30はガ
イド、31は第4の圧電素子(ピエゾアクチュエータ)
であり、その他、図1(a)に示された構成要素と同じ
構成要素については同じ符号を付けている。
イド、31は第4の圧電素子(ピエゾアクチュエータ)
であり、その他、図1(a)に示された構成要素と同じ
構成要素については同じ符号を付けている。
【0048】そして、エアスピンドル12は把持部材2
9によって把持され、把持部材29は直進テーブル7上
に取付けられる。ガイド30は、断面コ時形のもので、
把持部材29の両側面と後面に接触している。第4の圧
電素子31は、把持部材29と支持アーム16との間に
配置される。
9によって把持され、把持部材29は直進テーブル7上
に取付けられる。ガイド30は、断面コ時形のもので、
把持部材29の両側面と後面に接触している。第4の圧
電素子31は、把持部材29と支持アーム16との間に
配置される。
【0049】また、図6は、エアスピンドル12のスピ
ンドル軸12aに取付けられる砥石13が交換された際
等において、砥石13の取り付け位置が若干変化した場
合の例を示す説明図である。
ンドル軸12aに取付けられる砥石13が交換された際
等において、砥石13の取り付け位置が若干変化した場
合の例を示す説明図である。
【0050】図6において、13’は新たに取り付けら
れた砥石であり、その他、図1(a)に示された構成要
素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
れた砥石であり、その他、図1(a)に示された構成要
素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0051】図5に示されるように、第4の圧電素子3
1に適宜電圧を供給すると、第4の圧電素子31が変形
を起こし、その変形によって支持アーム16と把持部材
29との間隔が調整され、同時に、支持アーム16に対
するエアスピンドル12の垂直方向の位置(高さ)、即
ち、スピンドル軸12aに取付けられた砥石13の垂直
方向の位置(高さ)が調整される。この調整により、被
加工物1に対する砥石13の垂直方向の取付け位置(高
さ)を調整することができるもので、特に、図6に示さ
れるように、砥石13を新しい砥石13’にを交換した
ような場合に、スピンドル軸12aへの新しい砥石1
3’の取付け方によっては、砥石13’の加工点表面の
位置が下側の位置Hから上側の位置H’に変わるように
なる。そして、加工点表面の位置が変わった状態で研削
加工を続行すると、被加工物1の副軸方向の形状が変わ
ってしまうので、被加工物1の加工精度が著しく低下す
るようになり、この垂直位置調整機構による砥石13の
垂直方向の取付け位置(高さ)を調整は、高い加工精度
を維持する上で必要なものである。
1に適宜電圧を供給すると、第4の圧電素子31が変形
を起こし、その変形によって支持アーム16と把持部材
29との間隔が調整され、同時に、支持アーム16に対
するエアスピンドル12の垂直方向の位置(高さ)、即
ち、スピンドル軸12aに取付けられた砥石13の垂直
方向の位置(高さ)が調整される。この調整により、被
加工物1に対する砥石13の垂直方向の取付け位置(高
さ)を調整することができるもので、特に、図6に示さ
れるように、砥石13を新しい砥石13’にを交換した
ような場合に、スピンドル軸12aへの新しい砥石1
3’の取付け方によっては、砥石13’の加工点表面の
位置が下側の位置Hから上側の位置H’に変わるように
なる。そして、加工点表面の位置が変わった状態で研削
加工を続行すると、被加工物1の副軸方向の形状が変わ
ってしまうので、被加工物1の加工精度が著しく低下す
るようになり、この垂直位置調整機構による砥石13の
垂直方向の取付け位置(高さ)を調整は、高い加工精度
を維持する上で必要なものである。
【0052】続く、図7は、図1に図示の実施例におい
て、エアスピンドル12の周囲に、エアスピンドル12
の水平方向に加わる加工力を調整する加工力調整機構を
組み込んだ場合の構成例を示す斜視図である。
て、エアスピンドル12の周囲に、エアスピンドル12
の水平方向に加わる加工力を調整する加工力調整機構を
組み込んだ場合の構成例を示す斜視図である。
【0053】図7において、32は2対の第5の圧電素
子(ピエゾアクチュエータ)、33は2対の第6の圧電
素子(ピエゾアクチュエータ)であり、その他、図1
(a)に示された構成要素と同じ構成要素については同
じ符号を付けている。
子(ピエゾアクチュエータ)、33は2対の第6の圧電
素子(ピエゾアクチュエータ)であり、その他、図1
(a)に示された構成要素と同じ構成要素については同
じ符号を付けている。
【0054】そして、エアスピンドル12は、図示の
x、y方向にそれぞれ配置された対の第5の圧電素子3
2によって保持され、同時に、図示のx、y方向にそれ
ぞれ配置された対の第6の圧電素子33によっても保持
されている。
x、y方向にそれぞれ配置された対の第5の圧電素子3
2によって保持され、同時に、図示のx、y方向にそれ
ぞれ配置された対の第6の圧電素子33によっても保持
されている。
【0055】また、図8は、圧電素子に加わる力と圧電
素子から出力される電圧との関係を示す特性図である。
素子から出力される電圧との関係を示す特性図である。
【0056】図8において、横軸はKgで表した圧電素
子に加わる力であり、縦軸はmVで表した圧電素子から
出力される電圧である。
子に加わる力であり、縦軸はmVで表した圧電素子から
出力される電圧である。
【0057】図8に示されるように、1つの圧電素子に
加える力とこの圧電素子から出力される電圧との関係
は、線形特性になるもので、圧電素子から出力される電
圧が判れば、この圧電素子に加えられている力を知るこ
とができる。そこで、図7に示されるように、エアスピ
ンドル12から一方の(x方向の)対の第5の圧電素子
32及び他方の(y方向の)対の第5の圧電素子32に
加えられる力、即ち、研削加工時に被加工物1に加えら
れる研削加工力をこれら第5の圧電素子32で検出し、
CPU23は、第5の圧電素子32から出力された電圧
と加工力指令電圧V0を比較し、その差が0になるよう
な電圧を一方の(x方向の)対の第6の圧電素子33及
び他方の(y方向の)対の第6の圧電素子33に供給す
る。このとき、一方の(x方向の)対の第6の圧電素子
33及び他方の(y方向の)対の第6の圧電素子33は
それぞれ供給電圧に対応した変位を生じ、この結果、研
削加工中に被加工物1に加えられる研削加工力の変動を
なくすことができ、常時、研削加工力が一定になるよう
に制御して、加工装置の振動の発生や被加工物1の弾性
変形等の撹乱現象の発生が抑えられ、高い加工精度の研
削加工を行うことができる。
加える力とこの圧電素子から出力される電圧との関係
は、線形特性になるもので、圧電素子から出力される電
圧が判れば、この圧電素子に加えられている力を知るこ
とができる。そこで、図7に示されるように、エアスピ
ンドル12から一方の(x方向の)対の第5の圧電素子
32及び他方の(y方向の)対の第5の圧電素子32に
加えられる力、即ち、研削加工時に被加工物1に加えら
れる研削加工力をこれら第5の圧電素子32で検出し、
CPU23は、第5の圧電素子32から出力された電圧
と加工力指令電圧V0を比較し、その差が0になるよう
な電圧を一方の(x方向の)対の第6の圧電素子33及
び他方の(y方向の)対の第6の圧電素子33に供給す
る。このとき、一方の(x方向の)対の第6の圧電素子
33及び他方の(y方向の)対の第6の圧電素子33は
それぞれ供給電圧に対応した変位を生じ、この結果、研
削加工中に被加工物1に加えられる研削加工力の変動を
なくすことができ、常時、研削加工力が一定になるよう
に制御して、加工装置の振動の発生や被加工物1の弾性
変形等の撹乱現象の発生が抑えられ、高い加工精度の研
削加工を行うことができる。
【0058】次いで、図9は、図1に図示の実施例にお
いて、砥石13に平行にポリッシャを取付けた場合の例
を示す構成図である。
いて、砥石13に平行にポリッシャを取付けた場合の例
を示す構成図である。
【0059】図9において、34はポリッシャであり、
その他、図1(a)に示された構成要素と同じ構成要素
については同じ符号を付けている。
その他、図1(a)に示された構成要素と同じ構成要素
については同じ符号を付けている。
【0060】そして、エアスピンドル12のスピンドル
軸12aには、砥石13に平行にポリッシャ34が取付
けられている。この場合、ポリッシャ34は、フェルト
材等の繊維材料で構成してもよく、被加工物1の材質に
よっては、他の材料、例えば、テフロンのような化学樹
脂や、錫のような軟質金属材料を用いてもよい。
軸12aには、砥石13に平行にポリッシャ34が取付
けられている。この場合、ポリッシャ34は、フェルト
材等の繊維材料で構成してもよく、被加工物1の材質に
よっては、他の材料、例えば、テフロンのような化学樹
脂や、錫のような軟質金属材料を用いてもよい。
【0061】通常、この種の加工装置においては、砥石
13の垂直方向の取付け位置(高さ)の調整機能を有し
ているため、ポリッシャ34による研磨加工の際には、
エアスピンドル12を垂直方向(高さ方向)に移動さ
せ、被加工物1にポリッシャ34が当接した状態で研磨
加工を行う。そして、この研磨加工時においては、研削
液の代わりにダイヤモンドペーストのような遊離砥粒を
含んだ研磨液を被加工物1の加工部に供給し、所要の研
磨加工を行っている。
13の垂直方向の取付け位置(高さ)の調整機能を有し
ているため、ポリッシャ34による研磨加工の際には、
エアスピンドル12を垂直方向(高さ方向)に移動さ
せ、被加工物1にポリッシャ34が当接した状態で研磨
加工を行う。そして、この研磨加工時においては、研削
液の代わりにダイヤモンドペーストのような遊離砥粒を
含んだ研磨液を被加工物1の加工部に供給し、所要の研
磨加工を行っている。
【0062】このように、本実施例による非球面形状物
体の加工装置によれば、被加工物1の形状を全く損なう
ことなしに所要の非球面形状を創成することができ、ま
た、被加工物1を加工した後、被加工物1を加工装置に
取付けた状態で被加工物1の形状測定を行ない、このと
き得られた形状の測定データと形状の加工データとの間
の偏差に基づく新たな加工データを用いて、被加工物1
を形状を修正研削加工するようにしているので、より設
計形状に近い形状を有する非軸対称非球面形状の研削加
工を行なうことができる。
体の加工装置によれば、被加工物1の形状を全く損なう
ことなしに所要の非球面形状を創成することができ、ま
た、被加工物1を加工した後、被加工物1を加工装置に
取付けた状態で被加工物1の形状測定を行ない、このと
き得られた形状の測定データと形状の加工データとの間
の偏差に基づく新たな加工データを用いて、被加工物1
を形状を修正研削加工するようにしているので、より設
計形状に近い形状を有する非軸対称非球面形状の研削加
工を行なうことができる。
【0063】なお、本実施例が適用される被加工物1
は、光学レンズ材であっても、光学レンズのモールド形
成に用いる金属製の金型であってもよく、また、それ以
外の材料であってもよい。
は、光学レンズ材であっても、光学レンズのモールド形
成に用いる金属製の金型であってもよく、また、それ以
外の材料であってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
被加工物1が研削加工されている間、形状測定部25を
介して被加工物1の加工面の各部分毎にその形状寸法を
測定し、このときの測定データと記憶部24に予め記憶
されているその測定データに対応した加工データとが制
御部23で比較される。そして、制御部23は、測定デ
ータと加工データに偏差があると判断すると、以後、そ
の測定データが加工データに近づくように修正した加工
データを用いて、被加工物1の加工を行っているもので
ある。
被加工物1が研削加工されている間、形状測定部25を
介して被加工物1の加工面の各部分毎にその形状寸法を
測定し、このときの測定データと記憶部24に予め記憶
されているその測定データに対応した加工データとが制
御部23で比較される。そして、制御部23は、測定デ
ータと加工データに偏差があると判断すると、以後、そ
の測定データが加工データに近づくように修正した加工
データを用いて、被加工物1の加工を行っているもので
ある。
【0065】このように、本発明によれば、被加工物1
の加工面を、トーリック形状から僅かに偏差を持った変
形トーリック形状、即ち、非軸対称非球面形状を有する
凹面を加工することが可能になり、量産性に富んだ被加
工物1の研削加工を高い寸法精度で実行することができ
るという効果がある。
の加工面を、トーリック形状から僅かに偏差を持った変
形トーリック形状、即ち、非軸対称非球面形状を有する
凹面を加工することが可能になり、量産性に富んだ被加
工物1の研削加工を高い寸法精度で実行することができ
るという効果がある。
【図1】本発明に係わる非球面形状物体の加工装置の一
実施例の構成を示す斜視図である。
実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に図示の実施例における各構成要素の位置
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
【図3】被加工物の加工面の加工形状を示す説明図であ
る。
る。
【図4】図1に図示の実施例において、回転テーブルの
回転軸部分に、回転軸の回転時の軸振れを少なくする軸
振れ制御機構を組み込んだ例を示す斜視図である。
回転軸部分に、回転軸の回転時の軸振れを少なくする軸
振れ制御機構を組み込んだ例を示す斜視図である。
【図5】図1に図示の実施例において、エアスピンドル
の高さ、即ち、砥石の高さを微調整することが可能な垂
直位置調整機構を組み込んだ例を示す斜視図である。
の高さ、即ち、砥石の高さを微調整することが可能な垂
直位置調整機構を組み込んだ例を示す斜視図である。
【図6】エアスピンドルのスピンドル軸に取付けられる
砥石が交換された際等において、砥石の取り付け位置が
若干変化した場合の例を示す説明図である。
砥石が交換された際等において、砥石の取り付け位置が
若干変化した場合の例を示す説明図である。
【図7】図1に図示の実施例において、エアスピンドル
の周囲に、エアスピンドルの水平方向の加工力を調整す
る加工力調整機構を組み込んだ例を示す斜視図である。
の周囲に、エアスピンドルの水平方向の加工力を調整す
る加工力調整機構を組み込んだ例を示す斜視図である。
【図8】圧電素子に加わる力と圧電素子から出力される
電圧との関係を示す特性図である。
電圧との関係を示す特性図である。
【図9】図1に図示の実施例において、砥石に平行にポ
リッシャを取付けた場合の例を示す構成図である。
リッシャを取付けた場合の例を示す構成図である。
1 被加工物(ワーク) 2 回転テーブル 3 回転軸 4 モータ 5 ベルト 6 ロータリーエンコーダ 7 直進テーブル 8 ガイド 9 ベース 10 第1の圧電素子(ピエゾアクチュエータ) 11 第1の静電容量型変位検出器 12 エアスピンドル 12a スピンドル軸 13、13’ 砥石(研削部材) 14 スピンドル保持軸 15、26 転がし軸受 16 支持アーム 17 ウォーム 18 ウォームホイール 19 支持部材 20 第2の静電容量型変位検出器 21 第2の圧電素子(ピエゾアクチュエータ) 22 パルスモータ 23 CPU(制御部) 24 メモリ(記憶部) 25 形状測定器(形状測定部) 27 第3の圧電素子(ピエゾアクチュエータ) 28 第3の静電容量型変位検出器 29 把持部材 30 ガイド 31 第4の圧電素子(ピエゾアクチュエータ) 32 第5の圧電素子(ピエゾアクチュエータ) 33 第6の圧電素子(ピエゾアクチュエータ) 34 ポリッシャ
Claims (11)
- 【請求項1】 円周部に被加工物が取付けられ、回転軸
を中心として回転する回転機構と、前記回転機構を一方
向に移動させる移動機構と、前記被加工物の副軸方向に
移動可能なスピンドルに保持され、前記被加工物に当接
してその主軸方向の研削を行う研削部材を有する研削機
構と、スピンドル保持軸によって前記スピンドルととも
に前記研削部材を前記被加工物の副軸方向に円弧状に揺
動させる揺動機構と、前記被加工物を非球面形状に加工
する場合の加工データを記憶するデータ記憶部と、前記
回転機構に取付けられている前記被加工物の形状を測定
する形状測定部と、前記各機構及び前記各部の動作を制
御する制御部とを備え、前記制御部は、前記形状測定部
で測定した測定データと前記データ記憶部に記憶されて
いる前記測定データに対応した加工データとを比較し、
その比較結果に基づき、前記被加工物の形状を修正しな
がら加工することを特徴とする非球面形状物体の加工装
置。 - 【請求項2】 前記制御部における前記形状測定部で測
定した測定データと前記データ記憶部に記憶されている
前記測定データに対応した加工データとの比較は、前記
被加工物の加工面を主軸方向及び副軸方向にそれぞれ多
数に分割した各分割部分毎に行うものであることを特徴
とする請求項1に記載の非球面形状物体の加工装置。 - 【請求項3】 前記研削部材は、砥石であることを特徴
とする請求項1乃至2のいずれかに記載の非球面形状物
体の加工装置。 - 【請求項4】 前記揺動機構は、前記スピンドル保持軸
に対向配置した複数の位置検出器と前記スピンドル保持
軸の支持部材に配置した圧電素子とからなり、前記位置
検出器の検出出力で前記圧電素子を変形させることによ
り、前記スピンドル保持軸の軸振れを防止させる軸振れ
機構を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の非球面形状物体の加工装置。 - 【請求項5】 前記回転機構は、前記回転軸に対向配置
した複数の位置検出器と前記回転軸の軸受部に配置した
複数の圧電素子とからなり、前記複数の位置検出器の検
出出力で前記複数の圧電素子を変形させることにより、
前記回転軸の軸振れを防止させる軸振れ機構を備えてい
ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
非球面形状物体の加工装置。 - 【請求項6】 前記研削機構は、前記スピンドルが前記
回転機構の回転軸と前記被加工物との間に配置されてい
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
非球面形状物体の加工装置。 - 【請求項7】 前記研削機構は、前記スピンドル保持軸
に取付けられた支持アームと前記スピンドルを前記支持
アーム上に保持するガイド部材と前記支持アームと前記
ガイド部材間に配置される圧電素子とからなり、前記圧
電素子に加える電圧によって前記圧電素子を変形させ、
前記被加工物の副軸方向に対するスピンドル位置の初期
調整を行う位置調整機構を備えていることを特徴とする
請求項1乃至6のいずれかに記載の非球面形状物体の加
工装置。 - 【請求項8】 前記研削機構は、前記支持アーム上に設
けた取付部材に保持され、前記スピンドルに当接する複
数の第1の圧電素子と、同じく、前記取付部材に保持さ
れ、前記スピンドルに当接する複数の第2の圧電素子と
からなり、前記複数の第1の圧電素子の発生電圧に対応
する前記複数の第2の圧電素子を変位させることによ
り、前記研削部材が前記被加工物に当接する際の加工力
を一定にする加工力補正機構を備えていることを特徴と
する請求項1乃至7のいずれかに記載の非球面形状物体
の加工装置。 - 【請求項9】 前記研削機構は、前記研削部材に平行に
研磨用ポリッシャーを配置し、前記研削部材で前記被加
工物を加工し、さらに、前記研磨用ポリッシャーで前記
被加工物の加工面を研磨することを特徴とする請求項1
乃至8のいずれかに記載の非球面形状物体の加工装置。 - 【請求項10】 前記被加工物は、光学レンズ材である
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の非
球面形状物体の加工装置。 - 【請求項11】 前記被加工物は、モールド成形に用い
る金属材料の金型であることを特徴とする請求項1乃至
9のいずれかに記載の非球面形状物体の加工装置。
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|---|---|---|---|
| JP7189401A JPH0929598A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 非球面形状物体の加工装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7189401A JPH0929598A (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 非球面形状物体の加工装置 |
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ID=16240678
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|---|---|---|---|
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