JPH09296826A - ボルト締結構造 - Google Patents
ボルト締結構造Info
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- JPH09296826A JPH09296826A JP8132540A JP13254096A JPH09296826A JP H09296826 A JPH09296826 A JP H09296826A JP 8132540 A JP8132540 A JP 8132540A JP 13254096 A JP13254096 A JP 13254096A JP H09296826 A JPH09296826 A JP H09296826A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/076—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end by clamping together two faces perpendicular to the axis of rotation, e.g. with bolted flanges
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 締結ボルト2とテーパブッシュ4との間の摩
擦力を小さくして締結ボルト2の引張り力の損失を少な
くする。 【解決手段】 両被締結体1a,1bの通し穴に締結ボ
ルト2と共に挿入するテーパブッシュを内面がテーパと
なっている外側のテーパブッシュ4oと外面がテーパと
なっている内側のテーパブッシュ4iとの組み合わせと
し、締結ボルト2はテーパのないボルトとしたものであ
る。また、この内外のテーパブッシュ4i,4oの一方
を受け止めて他方を油圧負荷装置9により押し込むこと
によって外側のテーパブッシュ4oを両被締結体1a,
1bの通し穴に圧接させ、油圧負荷装置9により締結ボ
ルト2に張力を付与してナット3a,3bをかけて両被
締結体1a,1bを締結した。
擦力を小さくして締結ボルト2の引張り力の損失を少な
くする。 【解決手段】 両被締結体1a,1bの通し穴に締結ボ
ルト2と共に挿入するテーパブッシュを内面がテーパと
なっている外側のテーパブッシュ4oと外面がテーパと
なっている内側のテーパブッシュ4iとの組み合わせと
し、締結ボルト2はテーパのないボルトとしたものであ
る。また、この内外のテーパブッシュ4i,4oの一方
を受け止めて他方を油圧負荷装置9により押し込むこと
によって外側のテーパブッシュ4oを両被締結体1a,
1bの通し穴に圧接させ、油圧負荷装置9により締結ボ
ルト2に張力を付与してナット3a,3bをかけて両被
締結体1a,1bを締結した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転軸又はロー
タのフランジなどの両被締結体をその通し穴に通した締
結ボルト及びテーパブッシュをもってずれが生じないよ
うに強固に締結するボルト締結構造に関するものであ
る。
タのフランジなどの両被締結体をその通し穴に通した締
結ボルト及びテーパブッシュをもってずれが生じないよ
うに強固に締結するボルト締結構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のボルト締結構造を示し、
(A)は締結ボルト及びテーパブッシュを装着中の状
態、(B)はナットを螺着中の状態を示す。図2におい
て、1a,1bは被締結体、2は幹部にテーパがつけら
れた締結ボルト、3a,3bは締結ボルト2に螺着する
ナット、4は内面に締結ボルト2のテーパと同じ傾斜の
テーパがつけられたテーパブッシュ、9は締結するため
の軸方向の力を発揮する油圧負荷装置である。
(A)は締結ボルト及びテーパブッシュを装着中の状
態、(B)はナットを螺着中の状態を示す。図2におい
て、1a,1bは被締結体、2は幹部にテーパがつけら
れた締結ボルト、3a,3bは締結ボルト2に螺着する
ナット、4は内面に締結ボルト2のテーパと同じ傾斜の
テーパがつけられたテーパブッシュ、9は締結するため
の軸方向の力を発揮する油圧負荷装置である。
【0003】図2(A)に示すように、被締結体1a,
1bの通し穴の心を合わせて対向面を接合させ、被締結
体1a,1bの通し穴に締結ボルト2及びテーパブッシ
ュ4を挿入し、テーパブッシュ4の厚い方の端にブッシ
ュ受け止め具5を当接させ、油圧負荷装置9を締結ボル
ト2の一方のねじにねじ込んで図示のように装着し、図
示しない油圧源の油圧を油圧入口9dから油圧室9cに
注入すると、油圧室9c内の油圧により、外側油圧部品
9bはブッシュ受け止め具5を介して被締結体1b及び
テーパブッシュ4を図の左方に押し、内側油圧部品9a
は締結ボルト2を図の右方へ引っ張る。ブッシュ受け止
め具5で受け止められたテーパブッシュ4に対して締結
ボルト2が図の右方へ移動すると、締結ボルト2のテー
パとテーパブッシュ4のテーパとのくさび作用により、
テーパブッシュ4は締結ボルト2により拡径されて、被
締結体1a,1bの通し穴に圧接する。このようにして
テーパブッシュ4を被締結体1a,1bに圧接させた
後、油圧負荷装置9をねじ戻して外し、ブッシュ受け止
め具5を抜き取る。
1bの通し穴の心を合わせて対向面を接合させ、被締結
体1a,1bの通し穴に締結ボルト2及びテーパブッシ
ュ4を挿入し、テーパブッシュ4の厚い方の端にブッシ
ュ受け止め具5を当接させ、油圧負荷装置9を締結ボル
ト2の一方のねじにねじ込んで図示のように装着し、図
示しない油圧源の油圧を油圧入口9dから油圧室9cに
注入すると、油圧室9c内の油圧により、外側油圧部品
9bはブッシュ受け止め具5を介して被締結体1b及び
テーパブッシュ4を図の左方に押し、内側油圧部品9a
は締結ボルト2を図の右方へ引っ張る。ブッシュ受け止
め具5で受け止められたテーパブッシュ4に対して締結
ボルト2が図の右方へ移動すると、締結ボルト2のテー
パとテーパブッシュ4のテーパとのくさび作用により、
テーパブッシュ4は締結ボルト2により拡径されて、被
締結体1a,1bの通し穴に圧接する。このようにして
テーパブッシュ4を被締結体1a,1bに圧接させた
後、油圧負荷装置9をねじ戻して外し、ブッシュ受け止
め具5を抜き取る。
【0004】次に、図2(B)に示すように、締結ボル
ト2にナット3a,3bをねじ込んで取り付け、ナット
3aの外側に負荷受け具7を置き、油圧負荷装置9を締
結ボルト2にねじ込んで取り付ける。ナット3bを締め
込むと同時に、油圧負荷装置9に油圧を加えて外側油圧
部品9bから負荷受け具7を介して被締結体1b,1a
を押し、内側油圧部品9aにより締結ボルト2を図の右
方へ強力に引っ張って締結ボルト2に張力をかけた状態
としたままで、ナット3aをねじ込んで被締結体1bの
端面に強く当接させる。これで締結ボルト2に張力をも
たせた状態が固定されたので、その後、油圧負荷装置9
を緩めてねじ戻して外し、負荷受け具7も外して締結が
完了する。前記のように、締結ボルト2とテーパブッシ
ュ4とのテーパ作用により、被締結体1a,1bの通し
穴とテーパブッシュ4の外面とが圧接するとともに、締
結ボルト2の張力によりナット3b,3aが被締結体1
a,1bを挾み付けて強固かつ一体的に締結する。
ト2にナット3a,3bをねじ込んで取り付け、ナット
3aの外側に負荷受け具7を置き、油圧負荷装置9を締
結ボルト2にねじ込んで取り付ける。ナット3bを締め
込むと同時に、油圧負荷装置9に油圧を加えて外側油圧
部品9bから負荷受け具7を介して被締結体1b,1a
を押し、内側油圧部品9aにより締結ボルト2を図の右
方へ強力に引っ張って締結ボルト2に張力をかけた状態
としたままで、ナット3aをねじ込んで被締結体1bの
端面に強く当接させる。これで締結ボルト2に張力をも
たせた状態が固定されたので、その後、油圧負荷装置9
を緩めてねじ戻して外し、負荷受け具7も外して締結が
完了する。前記のように、締結ボルト2とテーパブッシ
ュ4とのテーパ作用により、被締結体1a,1bの通し
穴とテーパブッシュ4の外面とが圧接するとともに、締
結ボルト2の張力によりナット3b,3aが被締結体1
a,1bを挾み付けて強固かつ一体的に締結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のボルト締結構造
は上記のようであり、また、実開昭61−173825
号公報にも同様な締結構造が記載されているが、図2
(B)に示すように油圧負荷装置9により締結ボルト2
を引っ張ったとき、締結ボルト2のテーパ付き外面がテ
ーパブッシュ4のテーパ付き内面に圧接しているので、
締結ボルト2とテーパブッシュ4との間に大きな摩擦力
が生じて、油圧負荷装置9により締結ボルト2に付与さ
れる引張り力の一部は損失となり、締結ボルト2の引張
り力の全部が被締結体1a,1bを締め付ける力にはな
らない。また、上記力の損失は摩擦に起因するので、そ
の大きさが不安定不確実であるというような課題があっ
た。
は上記のようであり、また、実開昭61−173825
号公報にも同様な締結構造が記載されているが、図2
(B)に示すように油圧負荷装置9により締結ボルト2
を引っ張ったとき、締結ボルト2のテーパ付き外面がテ
ーパブッシュ4のテーパ付き内面に圧接しているので、
締結ボルト2とテーパブッシュ4との間に大きな摩擦力
が生じて、油圧負荷装置9により締結ボルト2に付与さ
れる引張り力の一部は損失となり、締結ボルト2の引張
り力の全部が被締結体1a,1bを締め付ける力にはな
らない。また、上記力の損失は摩擦に起因するので、そ
の大きさが不安定不確実であるというような課題があっ
た。
【0006】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、締結ボルト2とテーパブッシュ4との間の
摩擦力をなくすか小さくして締結ボルト2の張力の損失
を少なくし、もって、締結ボルト2の張力の大部分が被
締結体1a,1bを締め付ける力になるようにして、強
固かつ確実に締結することができるボルト締結構造を得
ることを目的とする。
れたもので、締結ボルト2とテーパブッシュ4との間の
摩擦力をなくすか小さくして締結ボルト2の張力の損失
を少なくし、もって、締結ボルト2の張力の大部分が被
締結体1a,1bを締め付ける力になるようにして、強
固かつ確実に締結することができるボルト締結構造を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るボルト締
結構造は、両被締結体の通し穴に締結ボルトと共に挿入
するテーパブッシュを内面がテーパとなっている外側の
テーパブッシュと外面がテーパとなっている内側のテー
パブッシュとの組み合わせとし、前記締結ボルトはテー
パのないボルトとしたものである。また、この内外のテ
ーパブッシュの一方を受け止めて他方を油圧負荷装置に
より押し込むことによって外側のテーパブッシュを前記
両被締結体の通し穴に圧接させた後、前記油圧負荷装置
により前記締結ボルトに張力を付与してナットを螺着し
て前記両被締結体を締結したものである。
結構造は、両被締結体の通し穴に締結ボルトと共に挿入
するテーパブッシュを内面がテーパとなっている外側の
テーパブッシュと外面がテーパとなっている内側のテー
パブッシュとの組み合わせとし、前記締結ボルトはテー
パのないボルトとしたものである。また、この内外のテ
ーパブッシュの一方を受け止めて他方を油圧負荷装置に
より押し込むことによって外側のテーパブッシュを前記
両被締結体の通し穴に圧接させた後、前記油圧負荷装置
により前記締結ボルトに張力を付与してナットを螺着し
て前記両被締結体を締結したものである。
【0008】この発明におけるボルト締結構造は、内面
がテーパとなっている外側のテーパブッシュと、外面が
テーパとなっている内側のテーパブッシュと、テーパの
ない締結ボルトとからなるので、内外のテーパブッシュ
の一方を受け止めて他方を押し込めば、内外のテーパの
くさび作用によって外側のテーパブッシュは両被締結体
の通し穴に圧接する。締結ボルトはテーパがなく、この
締結ボルトと内側のテーパブッシュとの間は任意の状態
に形成することができるので、接触圧力が零又は小さく
なるように形成すれば摩擦の問題がなくなり、締結ボル
トの張力は全て両被締結体を締付ける力となり、両被締
結体は強力かつ確実に締結される。
がテーパとなっている外側のテーパブッシュと、外面が
テーパとなっている内側のテーパブッシュと、テーパの
ない締結ボルトとからなるので、内外のテーパブッシュ
の一方を受け止めて他方を押し込めば、内外のテーパの
くさび作用によって外側のテーパブッシュは両被締結体
の通し穴に圧接する。締結ボルトはテーパがなく、この
締結ボルトと内側のテーパブッシュとの間は任意の状態
に形成することができるので、接触圧力が零又は小さく
なるように形成すれば摩擦の問題がなくなり、締結ボル
トの張力は全て両被締結体を締付ける力となり、両被締
結体は強力かつ確実に締結される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるボルト締結
構造の実施の一形態を図について説明する。図1(A)
はテーパブッシュを装着中の状態、図1(B)は締結ボ
ルトに張力を付与してナットを螺着中の状態を示す。図
1において、1a,1bは被締結体、2はテーパのない
通常の円柱形状の締結ボルト、3a,3bは締結ボルト
2に螺着するナット、4iは外面にテーパがつけられた
内側テーパブッシュ、4oは内面にテーパがつけられた
外側テーパブッシュ、5はブッシュ受け止め具、6はブ
ッシュ負荷用具、7は負荷受け具、9は締結するに際し
て軸方向の力を発揮させるように使用する油圧負荷装置
である。
構造の実施の一形態を図について説明する。図1(A)
はテーパブッシュを装着中の状態、図1(B)は締結ボ
ルトに張力を付与してナットを螺着中の状態を示す。図
1において、1a,1bは被締結体、2はテーパのない
通常の円柱形状の締結ボルト、3a,3bは締結ボルト
2に螺着するナット、4iは外面にテーパがつけられた
内側テーパブッシュ、4oは内面にテーパがつけられた
外側テーパブッシュ、5はブッシュ受け止め具、6はブ
ッシュ負荷用具、7は負荷受け具、9は締結するに際し
て軸方向の力を発揮させるように使用する油圧負荷装置
である。
【0010】図1に示すように、被締結体1a,1bに
は、締結ボルト2及び内外のテーパブッシュ4i,4o
が挿入されるように精密に仕上げられた通し穴があけら
れている。締結ボルト2の幹部はテーパがなく通常の直
円柱形状であり、締結ボルト2の両端部にはナット3
a,3bを螺着すべきねじが切られている。なお、締結
ボルト2の図の右端部のねじは、締結時にナット3aの
外側に油圧負荷装置9を螺着することができるように長
めに形成されている。締結ボルト2及びこれに螺着する
ナット3a,3bは、被締結体1a,1bを所定の力で
締付けることができるように形成されている。内側テー
パブッシュ4iの外面のテーパと外側テーパブッシュ4
oの内面のテーパとは同じ傾斜度である。外側テーパブ
ッシュ4oの外面は自由状態で被締結体1a,1bの通
し穴になるべく隙間なく嵌合するように形成されてい
る。内側テーパブッシュ4iの内面と締結ボルト2の幹
部との間は自由状態で若干の隙間があるように形成され
ており、締結作業により内側テーパブッシュ4iの内径
が小さくなるので、締結完了状態で締結ボルト2に軽く
接する程度に形成されている。なお、締結ボルト2の幹
部及び内外のテーパブッシュ4i,4oの各面も精密に
仕上げられている。
は、締結ボルト2及び内外のテーパブッシュ4i,4o
が挿入されるように精密に仕上げられた通し穴があけら
れている。締結ボルト2の幹部はテーパがなく通常の直
円柱形状であり、締結ボルト2の両端部にはナット3
a,3bを螺着すべきねじが切られている。なお、締結
ボルト2の図の右端部のねじは、締結時にナット3aの
外側に油圧負荷装置9を螺着することができるように長
めに形成されている。締結ボルト2及びこれに螺着する
ナット3a,3bは、被締結体1a,1bを所定の力で
締付けることができるように形成されている。内側テー
パブッシュ4iの外面のテーパと外側テーパブッシュ4
oの内面のテーパとは同じ傾斜度である。外側テーパブ
ッシュ4oの外面は自由状態で被締結体1a,1bの通
し穴になるべく隙間なく嵌合するように形成されてい
る。内側テーパブッシュ4iの内面と締結ボルト2の幹
部との間は自由状態で若干の隙間があるように形成され
ており、締結作業により内側テーパブッシュ4iの内径
が小さくなるので、締結完了状態で締結ボルト2に軽く
接する程度に形成されている。なお、締結ボルト2の幹
部及び内外のテーパブッシュ4i,4oの各面も精密に
仕上げられている。
【0011】次に、図1に示すボルト締結構造の締結作
業について説明する。図1(A)に示すように、被締結
体1a,1bの通し穴が直通するように心を合わせて被
締結体1a,1bの対向面を接合させ、被締結体1a,
1bの通し穴に締結ボルト2及び内外のテーパブッシュ
4i,4oを挿入する。図示のように、内側テーパブッ
シュ4iの厚肉端を左方、外側テーパブッシュ4oの厚
肉端を右方として挿入したとすれば、外側テーパブッシ
ュ4oを受け止めるように通し穴の図の右方からブッシ
ュ受け止め具5を挿入し、内側テーパブッシュ4iに当
接させるように通し穴の図の左方からブッシュ負荷用具
6を挿入する。ブッシュ受け止め具5は内側テーパブッ
シュ4iに衝突せず、ブッシュ負荷用具6は外側テーパ
ブッシュ4oに衝突しないように形成されている。
業について説明する。図1(A)に示すように、被締結
体1a,1bの通し穴が直通するように心を合わせて被
締結体1a,1bの対向面を接合させ、被締結体1a,
1bの通し穴に締結ボルト2及び内外のテーパブッシュ
4i,4oを挿入する。図示のように、内側テーパブッ
シュ4iの厚肉端を左方、外側テーパブッシュ4oの厚
肉端を右方として挿入したとすれば、外側テーパブッシ
ュ4oを受け止めるように通し穴の図の右方からブッシ
ュ受け止め具5を挿入し、内側テーパブッシュ4iに当
接させるように通し穴の図の左方からブッシュ負荷用具
6を挿入する。ブッシュ受け止め具5は内側テーパブッ
シュ4iに衝突せず、ブッシュ負荷用具6は外側テーパ
ブッシュ4oに衝突しないように形成されている。
【0012】次に、図1(A)に示すように、締結ボル
ト2の図の左端部のねじにナット3bをねじ込んでブッ
シュ負荷用具6の左端面に当接させる。締結ボルト2の
図の右端部のねじに油圧負荷装置9をねじ込んでブッシ
ュ受け止め具5の右端面に当接させる。次に、図示しな
い油圧源から油圧入口9dに接続されたホース等で供給
される油圧を油圧入口9dから油圧室9c内に注入す
る。油圧室9c内の油圧は、外側油圧部品9bを左方へ
押し、内側油圧部品9aを右方へ押す。外側油圧部品9
bはブッシュ受け止め具5を押し、ブッシュ受け止め具
5は被締結体1bの端面に当たって位置が決まり、外側
テーパブッシュ4oを受け止めて外側テーパブッシュ4
oの位置決めをする。内側油圧部品9aは締結ボルト2
を図の右方へ移動させるように力をかけ、締結ボルト2
はナット3b及びブッシュ負荷用具6を介して内側テー
パブッシュ4iを図の右方へ移動させるように力をかけ
る。油圧負荷装置9が発揮する力の大きさは油圧を調節
して任意に設定することができる。
ト2の図の左端部のねじにナット3bをねじ込んでブッ
シュ負荷用具6の左端面に当接させる。締結ボルト2の
図の右端部のねじに油圧負荷装置9をねじ込んでブッシ
ュ受け止め具5の右端面に当接させる。次に、図示しな
い油圧源から油圧入口9dに接続されたホース等で供給
される油圧を油圧入口9dから油圧室9c内に注入す
る。油圧室9c内の油圧は、外側油圧部品9bを左方へ
押し、内側油圧部品9aを右方へ押す。外側油圧部品9
bはブッシュ受け止め具5を押し、ブッシュ受け止め具
5は被締結体1bの端面に当たって位置が決まり、外側
テーパブッシュ4oを受け止めて外側テーパブッシュ4
oの位置決めをする。内側油圧部品9aは締結ボルト2
を図の右方へ移動させるように力をかけ、締結ボルト2
はナット3b及びブッシュ負荷用具6を介して内側テー
パブッシュ4iを図の右方へ移動させるように力をかけ
る。油圧負荷装置9が発揮する力の大きさは油圧を調節
して任意に設定することができる。
【0013】図1(A)に示すように、油圧負荷装置9
の力により、ブッシュ受け止め具5で受け止められた外
側テーパブッシュ4oに対して内側テーパブッシュ4i
が図の右方へ移動すると、内側テーパブッシュ4iと外
側テーパブッシュ4oとのテーパのくさび作用により、
外側テーパブッシュ4oの径は大きくなり、内側テーパ
ブッシュ4iの径は小さくなる。例えば、自由状態で、
外側テーパブッシュ4oの外面と被締結体1a,1bの
通し穴との間には殆ど隙間がないように形成し、内側テ
ーパブッシュ4iの内面と締結ボルト2との間にはある
程度の僅かな隙間があるように形成しておけば、上記の
ように油圧負荷装置9によって力をかけて、内側テーパ
ブッシュ4iと外側テーパブッシュ4oとのテーパのく
さび作用により、外側テーパブッシュ4oの径が大きく
なり、内側テーパブッシュ4iの径が小さくなったと
き、外側テーパブッシュ4oが所定の圧力で被締結体1
a,1bの通し穴に圧接し、内側テーパブッシュ4iは
締結ボルト2に接触するだけか小さい圧力で接するよう
にすることができる。このようにして被締結体1a,1
bの通し穴にテーパブッシュ4i,4oを圧接させた固
定した後、油圧負荷装置9をねじ戻して外してブッシュ
受け止め具5を抜き取り、ナット3bをねじ戻して外し
てブッシュ負荷用具6を抜き取る。
の力により、ブッシュ受け止め具5で受け止められた外
側テーパブッシュ4oに対して内側テーパブッシュ4i
が図の右方へ移動すると、内側テーパブッシュ4iと外
側テーパブッシュ4oとのテーパのくさび作用により、
外側テーパブッシュ4oの径は大きくなり、内側テーパ
ブッシュ4iの径は小さくなる。例えば、自由状態で、
外側テーパブッシュ4oの外面と被締結体1a,1bの
通し穴との間には殆ど隙間がないように形成し、内側テ
ーパブッシュ4iの内面と締結ボルト2との間にはある
程度の僅かな隙間があるように形成しておけば、上記の
ように油圧負荷装置9によって力をかけて、内側テーパ
ブッシュ4iと外側テーパブッシュ4oとのテーパのく
さび作用により、外側テーパブッシュ4oの径が大きく
なり、内側テーパブッシュ4iの径が小さくなったと
き、外側テーパブッシュ4oが所定の圧力で被締結体1
a,1bの通し穴に圧接し、内側テーパブッシュ4iは
締結ボルト2に接触するだけか小さい圧力で接するよう
にすることができる。このようにして被締結体1a,1
bの通し穴にテーパブッシュ4i,4oを圧接させた固
定した後、油圧負荷装置9をねじ戻して外してブッシュ
受け止め具5を抜き取り、ナット3bをねじ戻して外し
てブッシュ負荷用具6を抜き取る。
【0014】次に、図1(B)に示すように、締結ボル
ト2にナット3a,3bをねじ込んでそれぞれ被締結体
1b及び被締結体1aの端面に当接させる。ナット3a
の外側に負荷受け具7を置く。負荷受け具7の軸方向寸
法はナット3aのそれより大きく形成されている。油圧
負荷装置9を締結ボルト2にねじ込んで負荷受け具7に
当接させる。油圧負荷装置9に前記のように油圧を注入
すれば、外側油圧部品9bは負荷受け具7を介して被締
結体1bに受け止められているので、内側油圧部品9a
は締結ボルト2を図の右方へ引っ張るように力をかけ
る。締結ボルト2はナット3bを介して被締結体1aに
受け止められているので、張力により伸長するように弾
性変形する。締結ボルト2が伸長するとナット3aが緩
むので、ナット3aを増し締めして被締結体1bの端面
に当接させる。その後、油圧負荷装置9を緩めてねじ戻
して外し、負荷受け具7も外して締結が完了する。
ト2にナット3a,3bをねじ込んでそれぞれ被締結体
1b及び被締結体1aの端面に当接させる。ナット3a
の外側に負荷受け具7を置く。負荷受け具7の軸方向寸
法はナット3aのそれより大きく形成されている。油圧
負荷装置9を締結ボルト2にねじ込んで負荷受け具7に
当接させる。油圧負荷装置9に前記のように油圧を注入
すれば、外側油圧部品9bは負荷受け具7を介して被締
結体1bに受け止められているので、内側油圧部品9a
は締結ボルト2を図の右方へ引っ張るように力をかけ
る。締結ボルト2はナット3bを介して被締結体1aに
受け止められているので、張力により伸長するように弾
性変形する。締結ボルト2が伸長するとナット3aが緩
むので、ナット3aを増し締めして被締結体1bの端面
に当接させる。その後、油圧負荷装置9を緩めてねじ戻
して外し、負荷受け具7も外して締結が完了する。
【0015】以上のようにして締結した結果、油圧負荷
装置9により締結ボルト2に付与された張力は、被締結
体1a,1bに当接したナット3a,3bによって保持
され、この締結ボルト2に内在する張力によりナット3
a,3bは被締結体1a,1bを押し付ける。前述のよ
うに内側テーパブッシュ4iと締結ボルト2との接触圧
力が零か小さくなるように形成しておけば、内側テーパ
ブッシュ4iと締結ボルト2との間の摩擦の問題はなく
なり、締結ボルト2の幹部にはテーパはないので、油圧
負荷装置9によって締結ボルト2に付与された力は、全
てナット3a,3bによって被締結体1a,1bを押し
付ける力になり、従来のもののような力の損失はない。
装置9により締結ボルト2に付与された張力は、被締結
体1a,1bに当接したナット3a,3bによって保持
され、この締結ボルト2に内在する張力によりナット3
a,3bは被締結体1a,1bを押し付ける。前述のよ
うに内側テーパブッシュ4iと締結ボルト2との接触圧
力が零か小さくなるように形成しておけば、内側テーパ
ブッシュ4iと締結ボルト2との間の摩擦の問題はなく
なり、締結ボルト2の幹部にはテーパはないので、油圧
負荷装置9によって締結ボルト2に付与された力は、全
てナット3a,3bによって被締結体1a,1bを押し
付ける力になり、従来のもののような力の損失はない。
【0016】図1において、以上のように、外側テーパ
ブッシュ4oと内側テーパブッシュ4iとのテーパ作用
により、外側テーパブッシュ4oが被締結体1a,1b
の通し穴に圧接し、締結ボルト2に付与された張力によ
りナット3b,3aが被締結体1a,1bを挾み付ける
ので、被締結体1aと被締結体1bとが一体的に強力か
つ確実に締結される。
ブッシュ4oと内側テーパブッシュ4iとのテーパ作用
により、外側テーパブッシュ4oが被締結体1a,1b
の通し穴に圧接し、締結ボルト2に付与された張力によ
りナット3b,3aが被締結体1a,1bを挾み付ける
ので、被締結体1aと被締結体1bとが一体的に強力か
つ確実に締結される。
【0017】なお、内側テーパブッシュ4iは通常のテ
ーパ付き円筒状とし、外側テーパブッシュ4oは軸方向
に全通するスリットを切って径方向の弾性変形を容易に
するとか水平に切断して二つ割りにすれば、油圧負荷装
置9によって内側テーパブッシュ4iと外側テーパブッ
シュ4oとを押し付けて、外側テーパブッシュ4oの径
が大きくなり、内側テーパブッシュ4iの径が小さくな
ったとき、被締結体1a,1bの通し穴と外側テーパブ
ッシュ4oとの接触圧力を任意に大きくすることがで
き、かつ、締結ボルト2の外径と内側テーパブッシュ4
iの内径との仕上げ寸法を予め調整しておくことによ
り、締結ボルト2と内側テーパブッシュ4iとの接触圧
力を零又は所望の値に任意に設定することができる。
ーパ付き円筒状とし、外側テーパブッシュ4oは軸方向
に全通するスリットを切って径方向の弾性変形を容易に
するとか水平に切断して二つ割りにすれば、油圧負荷装
置9によって内側テーパブッシュ4iと外側テーパブッ
シュ4oとを押し付けて、外側テーパブッシュ4oの径
が大きくなり、内側テーパブッシュ4iの径が小さくな
ったとき、被締結体1a,1bの通し穴と外側テーパブ
ッシュ4oとの接触圧力を任意に大きくすることがで
き、かつ、締結ボルト2の外径と内側テーパブッシュ4
iの内径との仕上げ寸法を予め調整しておくことによ
り、締結ボルト2と内側テーパブッシュ4iとの接触圧
力を零又は所望の値に任意に設定することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、テー
パブッシュを、内面がテーパとなっている外側のテーパ
ブッシュと外面がテーパとなっている内側のテーパブッ
シュとの組み合わせとし、締結ボルトはテーパのないボ
ルトとしたので、外側のテーパブッシュを両被締結体の
通し穴に圧接させ、かつ、締結ボルトとブッシュとの間
の摩擦の問題が解消して、締結ボルトに付与される引張
り力は殆ど全て両被締結体を締付ける力となり、両被締
結体は強力かつ確実に締結される。
パブッシュを、内面がテーパとなっている外側のテーパ
ブッシュと外面がテーパとなっている内側のテーパブッ
シュとの組み合わせとし、締結ボルトはテーパのないボ
ルトとしたので、外側のテーパブッシュを両被締結体の
通し穴に圧接させ、かつ、締結ボルトとブッシュとの間
の摩擦の問題が解消して、締結ボルトに付与される引張
り力は殆ど全て両被締結体を締付ける力となり、両被締
結体は強力かつ確実に締結される。
【図1】この発明によるボルト締結構造の実施の一形態
を示し、(A)はテーパブッシュを装着中の状態を示す
縦断面図、(B)は締結ボルトに張力を付与してナット
を螺着中の状態を示す縦断面図である。
を示し、(A)はテーパブッシュを装着中の状態を示す
縦断面図、(B)は締結ボルトに張力を付与してナット
を螺着中の状態を示す縦断面図である。
【図2】従来のボルト締結構造を示し、(A)はテーパ
ブッシュを装着中の状態を示す縦断面図、(B)は締結
ボルトに張力を付与してナットを螺着中の状態を示す縦
断面図である。
ブッシュを装着中の状態を示す縦断面図、(B)は締結
ボルトに張力を付与してナットを螺着中の状態を示す縦
断面図である。
1a,1b:被締結体、 2:締結ボルト、 3a,3b:ナット、 4o:外側テーパブッシュ、 4i:内側テーパブッシュ、 5:ブッシュ受け止め具、 6:ブッシュ負荷用具、 7:負荷受け具、 9:油圧負荷装置。
Claims (2)
- 【請求項1】 両被締結体の通し穴に締結ボルトと共に
挿入したテーパブッシュを前記両被締結体の通し穴に圧
接させ、前記締結ボルトにナットをかけて前記両被締結
体を締結するボルト締結構造において、前記テーパブッ
シュは内面がテーパとなっている外側のテーパブッシュ
と外面がテーパとなっている内側のテーパブッシュとの
組み合わせとし、前記締結ボルトはテーパのないボルト
としたことを特徴とするボルト締結構造。 - 【請求項2】 両被締結体の通し穴に締結ボルトと共に
挿入したテーパブッシュを前記両被締結体の通し穴に圧
接させ、前記締結ボルトにナットをかけて前記両被締結
体を締結するボルト締結構造において、前記テーパブッ
シュは内面がテーパとなっている外側のテーパブッシュ
と外面がテーパとなっている内側のテーパブッシュとの
組み合わせとし、前記締結ボルトはテーパのないボルト
とし、前記内外のテーパブッシュの一方を受け止めて他
方を油圧負荷装置により押し込むことによって外側のテ
ーパブッシュを前記両被締結体の通し穴に圧接させた
後、前記油圧負荷装置により前記締結ボルトに張力を付
与して前記締結ボルトにナットを螺着して前記両被締結
体を締結したことを特徴とするボルト締結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8132540A JPH09296826A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | ボルト締結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8132540A JPH09296826A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | ボルト締結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296826A true JPH09296826A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15083675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8132540A Withdrawn JPH09296826A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | ボルト締結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09296826A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013018052A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-31 | Kayo Watanabe | 通水機構及びその製造方法並びにブッシュ装置 |
| JP2015036586A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd | シャフトカップリングアセンブリおよびシャフトを連結するための方法 |
| CN104487722A (zh) * | 2012-08-06 | 2015-04-01 | 三菱重工业株式会社 | 回转机械的转子连接用夹具及转子连接方法 |
| JP2015515583A (ja) * | 2012-03-06 | 2015-05-28 | テクノファースト インダストリーズ プロプライエタリー リミテッドTechnofast Industries Pty Ltd | 大容量ラジアルフィット結合ボルト組立体、大容量拡張スリーブボルト組立体又は少なくとも2つの部品を固定する方法 |
| CN107989873A (zh) * | 2016-10-26 | 2018-05-04 | 斯凯孚公司 | 螺栓装置、联接装置和联接装置的拆卸方法 |
| DE102018118779B4 (de) | 2018-08-02 | 2023-03-02 | Nord-Lock Switzerland Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur Verbindung zweier Bauteile mit radialem und axialem Kraftschluss |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP8132540A patent/JPH09296826A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013018052A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-31 | Kayo Watanabe | 通水機構及びその製造方法並びにブッシュ装置 |
| CN103561886A (zh) * | 2011-06-15 | 2014-02-05 | 渡边佳代 | 衬套装置、疏水机构及其制造方法 |
| US9452471B2 (en) | 2011-06-15 | 2016-09-27 | Kayo Watanabe | Bushing device, water-communicating mechanism and a method of making the water-communicating mechanism |
| US10155264B2 (en) | 2011-06-15 | 2018-12-18 | Kayo Watanabe | Water-communicating mechanism |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |