JPH11294471A - 軸締結装置における軸締結解除装置 - Google Patents
軸締結装置における軸締結解除装置Info
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- JPH11294471A JPH11294471A JP10108556A JP10855698A JPH11294471A JP H11294471 A JPH11294471 A JP H11294471A JP 10108556 A JP10108556 A JP 10108556A JP 10855698 A JP10855698 A JP 10855698A JP H11294471 A JPH11294471 A JP H11294471A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テーパー加圧部材に予めセットした締結解除
用ボルトで軸締結装置の締結したテーパー加圧部材とテ
ーパーボス部を簡単に分離する。 【解決手段】 テーパー加圧部材にU字座金を嵌合しう
る収容座を凹設した螺孔を設け、締結解除用ボルトとテ
ーパーボス部との間隔より厚肉としたU字座金を設け、
予めテーパー加圧部材の収容座にU字座金を介在して締
結解除用ボルトを締付けセットし、軸締結装置の締結解
除時、テーパー加圧部材の螺孔に締付けセットした締結
解除用ボルトを緩めて収容座に介在したU字座金を抜き
取り後、締結解除用ボルトのねじ込みによりテーパー加
圧部材をテーパーボス部より分離しうるものである。
用ボルトで軸締結装置の締結したテーパー加圧部材とテ
ーパーボス部を簡単に分離する。 【解決手段】 テーパー加圧部材にU字座金を嵌合しう
る収容座を凹設した螺孔を設け、締結解除用ボルトとテ
ーパーボス部との間隔より厚肉としたU字座金を設け、
予めテーパー加圧部材の収容座にU字座金を介在して締
結解除用ボルトを締付けセットし、軸締結装置の締結解
除時、テーパー加圧部材の螺孔に締付けセットした締結
解除用ボルトを緩めて収容座に介在したU字座金を抜き
取り後、締結解除用ボルトのねじ込みによりテーパー加
圧部材をテーパーボス部より分離しうるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は工作機械、ロボッ
ト、OA機器等において制御用モートルの高精度、位置
決め等に利用する軸締結装置、及び軸継手の軸締結装置
において軸締結を分離させる軸締結解除装置に関する。
ト、OA機器等において制御用モートルの高精度、位置
決め等に利用する軸締結装置、及び軸継手の軸締結装置
において軸締結を分離させる軸締結解除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軸継手の軸締結装置では、図7及
び図8に示すように、軸を締結するボス部102を有す
るフランジ部101を板バネ103を介して連結した軸
継手のフランジ部101のボス部102にテーパー付き
凹孔104を設け、該凹孔104にテーパー付き環状部
材105を嵌合し、締付けボルト106で締結するもの
がある。この軸締結装置で軸締結後において、軸とボス
部との位置関係を変更する場合、或いは軸をボス部より
外す場合等に軸締結装置の軸締結を解除するために、前
記環状部材105に取り外し用螺孔107が形成されて
いる。この取り外し用螺孔107には取り外し用ボルト
を装着しないで使用される。軸締結装置の軸締結を解除
する際には、この取り外し用螺孔にボルトを外部より螺
合してねじ込みボルトの先端をボス部に当てて環状部材
を分離するようにしたものは公知である。
び図8に示すように、軸を締結するボス部102を有す
るフランジ部101を板バネ103を介して連結した軸
継手のフランジ部101のボス部102にテーパー付き
凹孔104を設け、該凹孔104にテーパー付き環状部
材105を嵌合し、締付けボルト106で締結するもの
がある。この軸締結装置で軸締結後において、軸とボス
部との位置関係を変更する場合、或いは軸をボス部より
外す場合等に軸締結装置の軸締結を解除するために、前
記環状部材105に取り外し用螺孔107が形成されて
いる。この取り外し用螺孔107には取り外し用ボルト
を装着しないで使用される。軸締結装置の軸締結を解除
する際には、この取り外し用螺孔にボルトを外部より螺
合してねじ込みボルトの先端をボス部に当てて環状部材
を分離するようにしたものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の軸締結装置
の軸締結取り外し装置としては、環状部材に螺孔が設け
られているだけで、軸締結の取り外し時にこの螺孔にボ
ルトを螺挿するために環状部材の端面とモーター、機
械、歯車等との間に広い間隔を要する。図8の環状部材
105側にモーター、機械等が接近して設置されて、加
圧部材の端面とモーター、機械、歯車等との間の間隔が
ボルトの長さより狭い場合には、モーター、機械、歯車
等を移動しないかぎり前記加圧部材の螺孔にボルトを入
れることができず、軸の締結を緩めたり或いは外したり
することが困難であり、軸とボス部との位置関係を変
更、或いは軸をボス部より外すことができず問題となっ
ていた。又、軸締結装置とモーター、機械等間に広い間
隔を要するためにその分だけ軸締結装置の軸の長さを長
くしなければならないために機械の性能低下、振動、捩
じれ等の原因ともなり問題となっていた。
の軸締結取り外し装置としては、環状部材に螺孔が設け
られているだけで、軸締結の取り外し時にこの螺孔にボ
ルトを螺挿するために環状部材の端面とモーター、機
械、歯車等との間に広い間隔を要する。図8の環状部材
105側にモーター、機械等が接近して設置されて、加
圧部材の端面とモーター、機械、歯車等との間の間隔が
ボルトの長さより狭い場合には、モーター、機械、歯車
等を移動しないかぎり前記加圧部材の螺孔にボルトを入
れることができず、軸の締結を緩めたり或いは外したり
することが困難であり、軸とボス部との位置関係を変
更、或いは軸をボス部より外すことができず問題となっ
ていた。又、軸締結装置とモーター、機械等間に広い間
隔を要するためにその分だけ軸締結装置の軸の長さを長
くしなければならないために機械の性能低下、振動、捩
じれ等の原因ともなり問題となっていた。
【0004】この発明は上記従来の問題点を解決するた
めに、発明者はテーパー加圧部材の端面に設ける螺孔に
独特のU字座金を嵌合しうる収容座を凹設し、予めその
収容座にU字座金を介在させて締結解除用ボルトを螺合
セットしておき、締結装置の締結解除の際にU字座金を
抜き取り、締結解除用ボルトをねじ込んでテーパー加圧
部材をねじ作用でテーパーボス部より簡単に分離できる
ようにし、かつ軸締結装置とモーター、機械等との設置
間隔を狭くすることができる軸締結装置における軸締結
解除装置を提供することを目的とする。
めに、発明者はテーパー加圧部材の端面に設ける螺孔に
独特のU字座金を嵌合しうる収容座を凹設し、予めその
収容座にU字座金を介在させて締結解除用ボルトを螺合
セットしておき、締結装置の締結解除の際にU字座金を
抜き取り、締結解除用ボルトをねじ込んでテーパー加圧
部材をねじ作用でテーパーボス部より簡単に分離できる
ようにし、かつ軸締結装置とモーター、機械等との設置
間隔を狭くすることができる軸締結装置における軸締結
解除装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する手段】この発明の請求項1の軸締結装
置における軸締結解除装置は、軸締結するテーパーボス
部2にテーパー加圧部材8を接合させ締結手段で締結す
る軸締結装置において、前記テーパー加圧部材8にU字
座金22を嵌合しうる収容座23を凹設した螺孔21を
設け、前記収容座23に嵌合できかつ締結解除用ボルト
に脱着可能で、該ボルトとテーパーボス部との間隔より
厚肉としたU字座金22を設け、予めテーパー加圧部材
の収容座にU字座金を介在して締結解除用ボルトを締付
けセットし、軸締結装置の締結解除時、テーパー加圧部
材8の螺孔21に締付けセットした締結解除用ボルト2
5を緩めて収容座に収容したU字座金22を抜き取り
後、締結解除用ボルト25のねじ込みによりテーパー加
圧部材8をテーパーボス部2より分離しうることを特徴
とするものである。
置における軸締結解除装置は、軸締結するテーパーボス
部2にテーパー加圧部材8を接合させ締結手段で締結す
る軸締結装置において、前記テーパー加圧部材8にU字
座金22を嵌合しうる収容座23を凹設した螺孔21を
設け、前記収容座23に嵌合できかつ締結解除用ボルト
に脱着可能で、該ボルトとテーパーボス部との間隔より
厚肉としたU字座金22を設け、予めテーパー加圧部材
の収容座にU字座金を介在して締結解除用ボルトを締付
けセットし、軸締結装置の締結解除時、テーパー加圧部
材8の螺孔21に締付けセットした締結解除用ボルト2
5を緩めて収容座に収容したU字座金22を抜き取り
後、締結解除用ボルト25のねじ込みによりテーパー加
圧部材8をテーパーボス部2より分離しうることを特徴
とするものである。
【0006】前記した第1発明の構成によれば、テーパ
ー加圧部材がフランジ部のボス部に締結手段で軸締結さ
れたとき、予めテーパー加圧部材の端面の螺孔のU字座
金収容座にU時座金を介在して締結解除用ボルトで締付
けてセットし、該テーパー加圧部材の螺孔にセットした
締結解除用ボルトとテーパーボス部の端面との間にU字
座金の肉厚より狭い間隔をあけた状態とされているの
で、軸締結装置の締結解除時には締結解除用ボルトを緩
めてU字座金を収容座より抜き取りることによりそのU
字座金の肉厚分のストロークの範囲で締結解除用ボルト
をねじ込みでき、而して、該ボルトをねじ込んで進出さ
せてボス部に衝接させ、衝接後さらにボルトを回すこと
によりねじ作用でテーパー加圧部材をテーパーボス部よ
り簡単かつ的確に分離することができる。従って、工作
機械、ロボット、OA機器等において制御用モートルの
高精度、位置決め等に利用すれば、軸とボス部との位置
関係を変更する場合、或いは軸をボス部より取り外す場
合に軸締結の分離作業を速やかに行うことができる。
又、軸締結装置とモーター、機械等間の間隔を狭くでき
るので、軸締結装置の軸の長さが長くなることなく、機
械の性能に影響なく、振動、捩じれが生ずることもな
い。
ー加圧部材がフランジ部のボス部に締結手段で軸締結さ
れたとき、予めテーパー加圧部材の端面の螺孔のU字座
金収容座にU時座金を介在して締結解除用ボルトで締付
けてセットし、該テーパー加圧部材の螺孔にセットした
締結解除用ボルトとテーパーボス部の端面との間にU字
座金の肉厚より狭い間隔をあけた状態とされているの
で、軸締結装置の締結解除時には締結解除用ボルトを緩
めてU字座金を収容座より抜き取りることによりそのU
字座金の肉厚分のストロークの範囲で締結解除用ボルト
をねじ込みでき、而して、該ボルトをねじ込んで進出さ
せてボス部に衝接させ、衝接後さらにボルトを回すこと
によりねじ作用でテーパー加圧部材をテーパーボス部よ
り簡単かつ的確に分離することができる。従って、工作
機械、ロボット、OA機器等において制御用モートルの
高精度、位置決め等に利用すれば、軸とボス部との位置
関係を変更する場合、或いは軸をボス部より取り外す場
合に軸締結の分離作業を速やかに行うことができる。
又、軸締結装置とモーター、機械等間の間隔を狭くでき
るので、軸締結装置の軸の長さが長くなることなく、機
械の性能に影響なく、振動、捩じれが生ずることもな
い。
【0007】請求項2の発明は、請求項1のテーパーボ
ス部2の端面に、前記U字座金収容座を凹設した螺孔2
1に対応する位置に締結解除用ボルト25の先端が当接
する平坦面13が形成されたものである。
ス部2の端面に、前記U字座金収容座を凹設した螺孔2
1に対応する位置に締結解除用ボルト25の先端が当接
する平坦面13が形成されたものである。
【0008】前記した第2の発明によれば、テーパーボ
スの端面に締結解除用ボルトの先端が当接する平坦面が
形成されているので、締結解除用ボルトをねじ込むと
き、ボルトの先端が平坦面に的確に当接してさらに回す
ことによりテーパー加圧部材を螺孔のねじ作用で離反す
る方向へ移動してテーパーボス部より簡単に分離させる
ことができる。
スの端面に締結解除用ボルトの先端が当接する平坦面が
形成されているので、締結解除用ボルトをねじ込むと
き、ボルトの先端が平坦面に的確に当接してさらに回す
ことによりテーパー加圧部材を螺孔のねじ作用で離反す
る方向へ移動してテーパーボス部より簡単に分離させる
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1はこの発明の軸締結解除装置を備え
た軸締結装置を示す正面図、図2は同縦断面図、図3は
ボス部、加圧部材、U字座金、ボルトを分離して示す斜
視図、図4は軸締結解除装置のU字座金を収容して締結
解除用ボルトを締付け時の要部拡大断面図、図5は同、
U字座金を外した要部拡大断面図、図6は締結解除用ボ
ルトをねじ込んだ状態の要部拡大断面図、図7は従来の
軸締結装置の正面図、図8は同縦断面図である。
いて説明する。図1はこの発明の軸締結解除装置を備え
た軸締結装置を示す正面図、図2は同縦断面図、図3は
ボス部、加圧部材、U字座金、ボルトを分離して示す斜
視図、図4は軸締結解除装置のU字座金を収容して締結
解除用ボルトを締付け時の要部拡大断面図、図5は同、
U字座金を外した要部拡大断面図、図6は締結解除用ボ
ルトをねじ込んだ状態の要部拡大断面図、図7は従来の
軸締結装置の正面図、図8は同縦断面図である。
【0010】図1乃び図2において軸継手の軸締結装置
を説明する。実施形態では、ダブル板バネ式軸継手を示
すもので、中央に楕円型とした金属製スペーサー3を置
き、その両側に板バネ4をボルト5により固定し、軸を
挿入締結するテーパーボス部2を一体形成した一対の楕
円型とした金属製等フランジ部1を前記板バネ4と複数
箇所対向して締付けボルト6とナット7で締付け固定
し、かつ前記テーパーボス部2に金属製等テーパー加圧
部材、例えば、テーパーキャップ8を被せ、テーパーキ
ャップ8の挿通孔9に締付けボルト10を挿入しボス部
の螺孔11に螺合してボス部2のテーパー面2aにテー
パーキャップ8のテーパー面8aを嵌合して締付けてボ
ス部に挿入した軸を締結する構造としてある。なお、テ
ーパー加圧部材として、テーパーキャップを使用した場
合で説明したが、この構造に限られるものではなく、テ
ーパー環状部材等テーパーを利用してボス部に嵌合締結
できる構造のものであればよい。又、軸締結装置は上記
のものに限られるものではなく、例えば、両側のフラン
ジ部の対向面にクロスに備えた軸受けアームをクロスジ
ョイントピンで結合し、フランジ部のボス部にテーパー
加圧部材を嵌合し前記と同様に締結手段で締結して二軸
間の伝達を行う軸継手、カップリング等でもよい。
を説明する。実施形態では、ダブル板バネ式軸継手を示
すもので、中央に楕円型とした金属製スペーサー3を置
き、その両側に板バネ4をボルト5により固定し、軸を
挿入締結するテーパーボス部2を一体形成した一対の楕
円型とした金属製等フランジ部1を前記板バネ4と複数
箇所対向して締付けボルト6とナット7で締付け固定
し、かつ前記テーパーボス部2に金属製等テーパー加圧
部材、例えば、テーパーキャップ8を被せ、テーパーキ
ャップ8の挿通孔9に締付けボルト10を挿入しボス部
の螺孔11に螺合してボス部2のテーパー面2aにテー
パーキャップ8のテーパー面8aを嵌合して締付けてボ
ス部に挿入した軸を締結する構造としてある。なお、テ
ーパー加圧部材として、テーパーキャップを使用した場
合で説明したが、この構造に限られるものではなく、テ
ーパー環状部材等テーパーを利用してボス部に嵌合締結
できる構造のものであればよい。又、軸締結装置は上記
のものに限られるものではなく、例えば、両側のフラン
ジ部の対向面にクロスに備えた軸受けアームをクロスジ
ョイントピンで結合し、フランジ部のボス部にテーパー
加圧部材を嵌合し前記と同様に締結手段で締結して二軸
間の伝達を行う軸継手、カップリング等でもよい。
【0011】図2および図3において、フランジ部1の
両側のテーパーボス部2は中心にフランジ部1まで軸を
挿入する軸孔12が設けられ、かつその外周面にテーパ
ー面2aが形成され、端面にはボルト10を螺合する螺
孔11が設けられ、かつ後述の締結解除用ボルト25が
当接する平坦面13が形成されている。なお、実施形態
では、軸との締結を確実にするために、テーパーボス部
2の上下に外周から軸孔まで半径方向に切離した縮径用
溝14が形成され、かつフランジ部1の内周に内端まで
切込み溝15が形成され、フランジ部1とボス部2の内
周両側には前記縮径用溝14の軸線に直交方向で内端か
ら外端まで軸方向に縮径用凹溝16が形成されている。
而して、ボス部2のテーパー面2aにキャップ8のテー
パー面8aを嵌合して締付ける時、前記した縮径用溝等
を挟圧するとともにこの弾性薄肉部に曲げ応力がかかり
ボス部の先端側からフランジ部の内端まで縮径して軸に
的確に締付け可能としてある。テーパーボス部の軸締結
のための溝の構成は上記のものに限られるものではな
く、例えばボス部に半径方向の割り溝を設けた構成等で
も良い。
両側のテーパーボス部2は中心にフランジ部1まで軸を
挿入する軸孔12が設けられ、かつその外周面にテーパ
ー面2aが形成され、端面にはボルト10を螺合する螺
孔11が設けられ、かつ後述の締結解除用ボルト25が
当接する平坦面13が形成されている。なお、実施形態
では、軸との締結を確実にするために、テーパーボス部
2の上下に外周から軸孔まで半径方向に切離した縮径用
溝14が形成され、かつフランジ部1の内周に内端まで
切込み溝15が形成され、フランジ部1とボス部2の内
周両側には前記縮径用溝14の軸線に直交方向で内端か
ら外端まで軸方向に縮径用凹溝16が形成されている。
而して、ボス部2のテーパー面2aにキャップ8のテー
パー面8aを嵌合して締付ける時、前記した縮径用溝等
を挟圧するとともにこの弾性薄肉部に曲げ応力がかかり
ボス部の先端側からフランジ部の内端まで縮径して軸に
的確に締付け可能としてある。テーパーボス部の軸締結
のための溝の構成は上記のものに限られるものではな
く、例えばボス部に半径方向の割り溝を設けた構成等で
も良い。
【0012】図3乃至図6において、テーパー加圧部材
のテーパーキャップ8は、前面中央に軸孔20を有する
金属製等の筒状キャップで、内周に前記テーパーボス部
2に嵌合させるテーパー面8aが形成され、キャップ8
の端面には前記の挿通孔9とは別に、キャップ8の両側
に複数の螺孔21が形成され、その螺孔21の入口には
後述のU字座金22が高速回転中に飛び出さないように
その座金の一部を嵌合着座しうる円形のU字座金収容座
23が座ぐり形成されている。22は収容座23に嵌合
しうる径の円形で、かつ締結解除用ボルト25に側方よ
り着脱できるようにU字孔を形成し、締結解除用ボルト
とテーパーボス部との間隔Lより肉厚Bを厚肉とした金
属製、合成樹脂製等のU字座金(U字孔丸座金)であ
る。前記U字座金収容座23の深さは、U字座金22の
肉厚Bより浅く形成して、U字座金22収容座23に突
出状に嵌合着座され、該座金が高速回転中に飛び出さな
いようにするとともに、U字座金22を抜き取るときに
は抜き易い深さとするのが好ましい。この収容座23の
深さを深くしすぎると、U字座金22、座金24等が中
に入ってしまい、抜き取るとき、ボルトをかなり緩めて
浮かせなければ抜き出すことができなくなり、或いはU
字座金を抜いてボルトをねじ込むときにボルトの頭部ま
で中に入ってしまいスパナが利かなくなるので、収容座
は比較的浅く形成するのが好ましい。24は緩み止めの
円形の座金、ワッシャで、収容座23に嵌合しうる径と
する。25はテーパー加圧部材の螺孔に螺挿し、テーパ
ー加圧部材とテーパーボス部を分離させるための締結解
除用ボルトである。
のテーパーキャップ8は、前面中央に軸孔20を有する
金属製等の筒状キャップで、内周に前記テーパーボス部
2に嵌合させるテーパー面8aが形成され、キャップ8
の端面には前記の挿通孔9とは別に、キャップ8の両側
に複数の螺孔21が形成され、その螺孔21の入口には
後述のU字座金22が高速回転中に飛び出さないように
その座金の一部を嵌合着座しうる円形のU字座金収容座
23が座ぐり形成されている。22は収容座23に嵌合
しうる径の円形で、かつ締結解除用ボルト25に側方よ
り着脱できるようにU字孔を形成し、締結解除用ボルト
とテーパーボス部との間隔Lより肉厚Bを厚肉とした金
属製、合成樹脂製等のU字座金(U字孔丸座金)であ
る。前記U字座金収容座23の深さは、U字座金22の
肉厚Bより浅く形成して、U字座金22収容座23に突
出状に嵌合着座され、該座金が高速回転中に飛び出さな
いようにするとともに、U字座金22を抜き取るときに
は抜き易い深さとするのが好ましい。この収容座23の
深さを深くしすぎると、U字座金22、座金24等が中
に入ってしまい、抜き取るとき、ボルトをかなり緩めて
浮かせなければ抜き出すことができなくなり、或いはU
字座金を抜いてボルトをねじ込むときにボルトの頭部ま
で中に入ってしまいスパナが利かなくなるので、収容座
は比較的浅く形成するのが好ましい。24は緩み止めの
円形の座金、ワッシャで、収容座23に嵌合しうる径と
する。25はテーパー加圧部材の螺孔に螺挿し、テーパ
ー加圧部材とテーパーボス部を分離させるための締結解
除用ボルトである。
【0013】前記キャップ8は肉厚が薄いので、螺孔2
1の有効螺子部を多くするために、実施形態ではキャッ
プ8の端面の内面が傾斜状として厚肉としてあり、それ
に対応してボス部2の端面も傾斜面としてあるので、そ
のボス部2の傾斜した端面には締結解除用ボルト25の
先端面を当接させるため平坦面13が座ぐり形成されて
いる。実施形態ではボス部2の端面に円形の平坦面13
が形成されているが、これに限定されるものではなく、
平坦面は端より切り欠き状に設けてもよい。
1の有効螺子部を多くするために、実施形態ではキャッ
プ8の端面の内面が傾斜状として厚肉としてあり、それ
に対応してボス部2の端面も傾斜面としてあるので、そ
のボス部2の傾斜した端面には締結解除用ボルト25の
先端面を当接させるため平坦面13が座ぐり形成されて
いる。実施形態ではボス部2の端面に円形の平坦面13
が形成されているが、これに限定されるものではなく、
平坦面は端より切り欠き状に設けてもよい。
【0014】而して、図3および図4に示すように、キ
ャップ8のU字座金収容座23に締結解除用ボルト25
をセットする場合には、収容座23に厚肉のU字座金2
2とその上に座金24を介在させて締付け、高速回転時
にボルトが緩まないようにセットされる。締締結解除用
ボルト25の長さは、キャップ8の収容座部とU字座金
23と座金24との厚みの総計とほぼ同じとして、ボル
ト端部がキャップ8の内面より出ないようにされて、キ
ャップ8をボス部2に嵌合して締付けボルト10で締結
時において、締結解除用ボルト25の先端とボス部2の
端面との間にU字座金22の肉厚Bより狭い間隔Lがあ
けられている。軸締結の解除時には、このU字座金22
をU字座金収容座23より抜き取ることにより、U字座
金22の肉厚B分のストロークの範囲で座金24ととも
にねじ込むことができる。
ャップ8のU字座金収容座23に締結解除用ボルト25
をセットする場合には、収容座23に厚肉のU字座金2
2とその上に座金24を介在させて締付け、高速回転時
にボルトが緩まないようにセットされる。締締結解除用
ボルト25の長さは、キャップ8の収容座部とU字座金
23と座金24との厚みの総計とほぼ同じとして、ボル
ト端部がキャップ8の内面より出ないようにされて、キ
ャップ8をボス部2に嵌合して締付けボルト10で締結
時において、締結解除用ボルト25の先端とボス部2の
端面との間にU字座金22の肉厚Bより狭い間隔Lがあ
けられている。軸締結の解除時には、このU字座金22
をU字座金収容座23より抜き取ることにより、U字座
金22の肉厚B分のストロークの範囲で座金24ととも
にねじ込むことができる。
【0015】上記したこの発明の構造によれば、予めキ
ャップ8のU字座金収容座23にU字座金22を嵌合着
座し、その上に座金24を載せ、締結解除用ボルト25
を締付けセットし、このキャップ8をフランジ部1のボ
ス部2に嵌合して締付けボルト10を挿通孔9を通じて
螺孔11に螺合して、キャップ8のテーパー面の作用で
ボス部2が均等に縮径されて軸が締結される。このよう
にして軸締結された軸締結装置で、軸とボス部との位置
関係を変更する場合、或いは軸をボス部より外す場合等
に軸の締結を解除する時には、締結解除用ボルト25を
緩めてボルト頭部とキャップ8との間にU字座金22を
抜き取るための間隔をあけることによりU字座金22を
収容座23より抜き取り、U字座金22の肉厚B分のス
トロークの範囲でボルト25をねじ込みできる。締結解
除用ボルト25を許容ストロークの範囲で進出させてボ
ルト25の先端をボス部2の平坦面13に衝接させ、平
坦面13に衝接後さらにボルト25を回すことにより螺
孔とのねじ作用でキャップ8がボス部より離反する方向
に移動されて、ボス部とキャップを分離することができ
る。従って、工作機械、ロボット、OA機器等において
制御用モートルの高精度、位置決め等に利用すれば、軸
とボス部との位置関係を変更する場合、或いは軸をボス
部より取り外す場合に軸締結の分離作業を速やかに行う
ことができる。
ャップ8のU字座金収容座23にU字座金22を嵌合着
座し、その上に座金24を載せ、締結解除用ボルト25
を締付けセットし、このキャップ8をフランジ部1のボ
ス部2に嵌合して締付けボルト10を挿通孔9を通じて
螺孔11に螺合して、キャップ8のテーパー面の作用で
ボス部2が均等に縮径されて軸が締結される。このよう
にして軸締結された軸締結装置で、軸とボス部との位置
関係を変更する場合、或いは軸をボス部より外す場合等
に軸の締結を解除する時には、締結解除用ボルト25を
緩めてボルト頭部とキャップ8との間にU字座金22を
抜き取るための間隔をあけることによりU字座金22を
収容座23より抜き取り、U字座金22の肉厚B分のス
トロークの範囲でボルト25をねじ込みできる。締結解
除用ボルト25を許容ストロークの範囲で進出させてボ
ルト25の先端をボス部2の平坦面13に衝接させ、平
坦面13に衝接後さらにボルト25を回すことにより螺
孔とのねじ作用でキャップ8がボス部より離反する方向
に移動されて、ボス部とキャップを分離することができ
る。従って、工作機械、ロボット、OA機器等において
制御用モートルの高精度、位置決め等に利用すれば、軸
とボス部との位置関係を変更する場合、或いは軸をボス
部より取り外す場合に軸締結の分離作業を速やかに行う
ことができる。
【0016】以上の実施形態を示したが、この発明はこ
の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で、様々な形態を実施しうるものである。
の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で、様々な形態を実施しうるものである。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、予めテーパー加圧部
材の端面の螺孔のU字座金収容座にU時座金を介在して
締結解除用ボルトで締付けセットし、テーパー加圧部材
がフランジ部のボス部に締結手段で軸締結されたとき、
該テーパー加圧部材の螺孔に締付けセットした締結解除
用ボルトとテーパーボス部の端面との間がU字座金の肉
厚より狭い間隔とされているので、軸締結装置の締結解
除時には締結解除用ボルトを緩めてU字座金を収容座よ
り抜き取りることによりそのU字座金の肉厚分のストロ
ークの許容範囲で締結解除用ボルトをねじ込みでき、該
ボルトをねじ込んで進出させてボス部に衝接させ、衝接
後さらにボルトを回すことによりねじ作用でテーパー加
圧部材をテーパーボス部より簡単かつ的確に分離するこ
とができる。従って、工作機械、ロボット、OA機器等
において制御用モートルの高精度、位置決め等に利用す
れば、軸とボス部との位置関係を変更する場合、或いは
軸をボス部より取り外す場合に軸締結の分離作業を速や
かに行うことができて便利である。又、軸締結装置とモ
ーター、機械等間の間隔を狭くできるので、軸締結装置
の軸の長さが長くなることなく、機械の性能に影響な
く、振動、捩じれが生ずることもない。
材の端面の螺孔のU字座金収容座にU時座金を介在して
締結解除用ボルトで締付けセットし、テーパー加圧部材
がフランジ部のボス部に締結手段で軸締結されたとき、
該テーパー加圧部材の螺孔に締付けセットした締結解除
用ボルトとテーパーボス部の端面との間がU字座金の肉
厚より狭い間隔とされているので、軸締結装置の締結解
除時には締結解除用ボルトを緩めてU字座金を収容座よ
り抜き取りることによりそのU字座金の肉厚分のストロ
ークの許容範囲で締結解除用ボルトをねじ込みでき、該
ボルトをねじ込んで進出させてボス部に衝接させ、衝接
後さらにボルトを回すことによりねじ作用でテーパー加
圧部材をテーパーボス部より簡単かつ的確に分離するこ
とができる。従って、工作機械、ロボット、OA機器等
において制御用モートルの高精度、位置決め等に利用す
れば、軸とボス部との位置関係を変更する場合、或いは
軸をボス部より取り外す場合に軸締結の分離作業を速や
かに行うことができて便利である。又、軸締結装置とモ
ーター、機械等間の間隔を狭くできるので、軸締結装置
の軸の長さが長くなることなく、機械の性能に影響な
く、振動、捩じれが生ずることもない。
【0018】又、テーパーボスの端面に締結解除用ボル
トの先端が当接する平坦面が形成されているので、締結
解除用ボルトをねじ込むとき、ボルトの先端が平坦面に
的確に当接してさらに回すことによりテーパー加圧部材
を螺孔のねじ作用で離反する方向へ移動してテーパーボ
ス部より簡単に分離させることができる。
トの先端が当接する平坦面が形成されているので、締結
解除用ボルトをねじ込むとき、ボルトの先端が平坦面に
的確に当接してさらに回すことによりテーパー加圧部材
を螺孔のねじ作用で離反する方向へ移動してテーパーボ
ス部より簡単に分離させることができる。
【図1】この発明の軸締結解除装置を備えた軸締結装置
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】ボス部、加圧部材、U字座金、ボルトを分離し
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図4】軸締結解除装置のU字座金を収容して締結解除
用ボルトを締付け時の要部拡大断面図である。
用ボルトを締付け時の要部拡大断面図である。
【図5】同、U字座金を外した要部拡大断面図である。
【図6】締結解除用ボルトをねじ込んだ状態の要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図7】従来の軸締結装置の正面図である。
【図8】同縦断面図である。
1 フランジ部 2 テーパーボス部 8 テーパーキャップ 13 平坦面 21 螺孔 22 U字座金 23 U字座金収容座 24 座金 25 締結解除用ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 軸締結するテーパーボス部にテーパー加
圧部材を接合させ締結手段で締結する軸締結装置におい
て、 前記テーパー加圧部材にU字座金を嵌合着座しうる収容
座を凹設した螺孔を設け、 前記収容座に嵌合できかつ締結解除用ボルトに脱着可能
で、該ボルトとテーパーボス部との間隔より厚肉とした
U字座金を設け、 予めテーパー加圧部材の収容座にU字座金を介在して締
結解除用ボルトを締付けセットし、 軸締結装置の締結解除時、テーパー加圧部材の螺孔に締
付けセットした締結解除用ボルトを緩めて収容座に介在
したU字座金を抜き取り後、締結解除用ボルトのねじ込
みによりテーパー加圧部材をテーパーボス部より分離し
うることを特徴とする軸締結装置における軸締結解除装
置。 - 【請求項2】 テーパーボス部の端面には、前記U字座
金収容座を凹設した螺孔に対応する位置に締結解除用ボ
ルトの先端が当接する平坦面が形成された請求項1記載
の軸締結装置における軸締結解除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108556A JPH11294471A (ja) | 1998-04-04 | 1998-04-04 | 軸締結装置における軸締結解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10108556A JPH11294471A (ja) | 1998-04-04 | 1998-04-04 | 軸締結装置における軸締結解除装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294471A true JPH11294471A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14487832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10108556A Pending JPH11294471A (ja) | 1998-04-04 | 1998-04-04 | 軸締結装置における軸締結解除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294471A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012207686A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Tsubaki Emerson Co | 軸継手の締結解除構造 |
-
1998
- 1998-04-04 JP JP10108556A patent/JPH11294471A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012207686A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Tsubaki Emerson Co | 軸継手の締結解除構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |