JPH09297357A - 原稿照明装置 - Google Patents
原稿照明装置Info
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- JPH09297357A JPH09297357A JP8114808A JP11480896A JPH09297357A JP H09297357 A JPH09297357 A JP H09297357A JP 8114808 A JP8114808 A JP 8114808A JP 11480896 A JP11480896 A JP 11480896A JP H09297357 A JPH09297357 A JP H09297357A
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- fluorescent tube
- heater
- tube wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】画像形成用装置において、螢光管の実質的な寿
命への影響なしに、あるいは上記影響を有効に軽減しつ
つ螢光管の効率良い立ち上げを実現する。 【構成】画像形成用装置において、原稿像を結像させる
ために原稿0を照明する装置であって、光源としての蛍
光管12と、蛍光管12に給電する電源手段26と、螢
光管12の管壁を熱するヒータ14と、蛍光管12の管
壁温度を検知する温度センサ16と、温度センサ16の
出力に基づき、管壁が所定の規定温度を実現するように
ヒータ14を制御する制御手段28とを有し、画像形成
用装置の電源をオンにしたとき、温度センサ16により
管壁温度を検知し、検知された温度に応じて制御手段2
8によるヒータ制御の加熱目標温度を異ならせる。
命への影響なしに、あるいは上記影響を有効に軽減しつ
つ螢光管の効率良い立ち上げを実現する。 【構成】画像形成用装置において、原稿像を結像させる
ために原稿0を照明する装置であって、光源としての蛍
光管12と、蛍光管12に給電する電源手段26と、螢
光管12の管壁を熱するヒータ14と、蛍光管12の管
壁温度を検知する温度センサ16と、温度センサ16の
出力に基づき、管壁が所定の規定温度を実現するように
ヒータ14を制御する制御手段28とを有し、画像形成
用装置の電源をオンにしたとき、温度センサ16により
管壁温度を検知し、検知された温度に応じて制御手段2
8によるヒータ制御の加熱目標温度を異ならせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光源として蛍光管を用
いる原稿照明装置に関する。
いる原稿照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログやデジタルの複写装置において
は、原稿を読み取ったり、原稿像により感光体の露光を
行ったりするために原稿の照明が行われる。原稿照明を
行う原稿照明装置には種々のものが知られているが、光
源として蛍光管を用いるものは原稿照明に要する電力の
消費が小さく、照明の際の発熱量が小さい等の利点を有
し、近時、広く使用されつつある。
は、原稿を読み取ったり、原稿像により感光体の露光を
行ったりするために原稿の照明が行われる。原稿照明を
行う原稿照明装置には種々のものが知られているが、光
源として蛍光管を用いるものは原稿照明に要する電力の
消費が小さく、照明の際の発熱量が小さい等の利点を有
し、近時、広く使用されつつある。
【0003】周知の如く、光源としての蛍光管は、その
管壁温度(通常、蛍光管長手方向中央部の管壁部の温度
で代表される)により輝度が変化し、最大輝度は通常、
40度C前後の管壁温度で得られる。
管壁温度(通常、蛍光管長手方向中央部の管壁部の温度
で代表される)により輝度が変化し、最大輝度は通常、
40度C前後の管壁温度で得られる。
【0004】原稿照明装置が用いられる複写装置等の装
置内温度は通常40度Cより低く、特に、装置の電源を
オンにするとき蛍光管の管壁温度は装置の設置されてい
る部屋の室温に等しいのが普通である。このため電源を
オンにしてから、蛍光管の管壁温度を40度C近傍の温
度まで「立ち上げ」る必要がある。
置内温度は通常40度Cより低く、特に、装置の電源を
オンにするとき蛍光管の管壁温度は装置の設置されてい
る部屋の室温に等しいのが普通である。このため電源を
オンにしてから、蛍光管の管壁温度を40度C近傍の温
度まで「立ち上げ」る必要がある。
【0005】蛍光管の立ち上げを行う方法としては、電
源オンに応じて蛍光管を点灯(ウォームアップ点灯)さ
せ、蛍光管自体の発熱により管壁温度を上昇させる方法
(特開昭62−6276号公報)や、電源オンに応じて
蛍光管を点灯するとともにヒータにより蛍光管を外部か
ら加熱し、蛍光管自体の発熱とヒータによる加熱とで管
壁温度を上昇させる方法(特公平6−5399号公報)
が知られている。
源オンに応じて蛍光管を点灯(ウォームアップ点灯)さ
せ、蛍光管自体の発熱により管壁温度を上昇させる方法
(特開昭62−6276号公報)や、電源オンに応じて
蛍光管を点灯するとともにヒータにより蛍光管を外部か
ら加熱し、蛍光管自体の発熱とヒータによる加熱とで管
壁温度を上昇させる方法(特公平6−5399号公報)
が知られている。
【0006】これらの方法では、蛍光管の立ち上げのた
めに蛍光管自体の点灯が不可欠であり、蛍光管の寿命
(点灯時間の総和)が平均して一定していることを考え
ると、立ち上げのための蛍光管の点灯時間が、蛍光管本
来の使命である原稿照明に用いられる時間を短縮するこ
とにつながってしまう。換言すれば、蛍光管の実質的な
寿命を短縮してしまう問題がある。
めに蛍光管自体の点灯が不可欠であり、蛍光管の寿命
(点灯時間の総和)が平均して一定していることを考え
ると、立ち上げのための蛍光管の点灯時間が、蛍光管本
来の使命である原稿照明に用いられる時間を短縮するこ
とにつながってしまう。換言すれば、蛍光管の実質的な
寿命を短縮してしまう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑み、画像形成用装置において、螢光管の実質的な
寿命への影響なしに、あるいは上記影響を有効に軽減し
つつ螢光管の効率良い立ち上げを実現することを課題と
する(請求項1〜4)。
情に鑑み、画像形成用装置において、螢光管の実質的な
寿命への影響なしに、あるいは上記影響を有効に軽減し
つつ螢光管の効率良い立ち上げを実現することを課題と
する(請求項1〜4)。
【0008】この発明の別の課題は、低消費電力モード
を持つ画像形成用装置において、低消費電力モードにお
ける電力消費効果をより高め得る原稿照明装置の提供に
ある(請求項5)。
を持つ画像形成用装置において、低消費電力モードにお
ける電力消費効果をより高め得る原稿照明装置の提供に
ある(請求項5)。
【0009】この発明の他の課題は、上記低消費電力モ
ードを持つ画像形成用装置において低消費電力モードか
ら使用モードへの切り替え時に、螢光管の実質的な寿命
への影響なしに、あるいは上記影響を有効に軽減しつつ
螢光管の効率良い立ち上げを実現することにある(請求
項6〜9)。
ードを持つ画像形成用装置において低消費電力モードか
ら使用モードへの切り替え時に、螢光管の実質的な寿命
への影響なしに、あるいは上記影響を有効に軽減しつつ
螢光管の効率良い立ち上げを実現することにある(請求
項6〜9)。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の原稿照明装置
は「画像形成用装置において、原稿像を結像させるため
に原稿を照明する装置」である。「画像形成用装置」は
画像形成に用いられる装置であり、具体的にはアナログ
やデジタルの複写装置、ファクシミリや画像スキャナ等
である。これらの画像形成用装置では、原稿の読み取り
や感光体に対する画像露光のために、原稿像の結像(画
像露光の目的では感光体表面上への結像であり、原稿読
取の目的では撮像素子の受光面上への結像である)が必
要であり、原稿照明はこの結像のために行なわれる。
は「画像形成用装置において、原稿像を結像させるため
に原稿を照明する装置」である。「画像形成用装置」は
画像形成に用いられる装置であり、具体的にはアナログ
やデジタルの複写装置、ファクシミリや画像スキャナ等
である。これらの画像形成用装置では、原稿の読み取り
や感光体に対する画像露光のために、原稿像の結像(画
像露光の目的では感光体表面上への結像であり、原稿読
取の目的では撮像素子の受光面上への結像である)が必
要であり、原稿照明はこの結像のために行なわれる。
【0011】請求項1〜4記載の原稿照明装置は、螢光
管と、電源手段と、ヒータと、温度センサと、制御手段
とを有する。「螢光管」は、原稿を照明する光源であ
る。「電源手段」は、螢光管に給電する手段である。
「ヒータ」は、螢光管の管壁を熱するためのものであ
る。「温度センサ」は、蛍光管の管壁温度を検知するた
めのものである。
管と、電源手段と、ヒータと、温度センサと、制御手段
とを有する。「螢光管」は、原稿を照明する光源であ
る。「電源手段」は、螢光管に給電する手段である。
「ヒータ」は、螢光管の管壁を熱するためのものであ
る。「温度センサ」は、蛍光管の管壁温度を検知するた
めのものである。
【0012】「制御手段」は、温度センサの出力に基づ
き、螢光管の管壁が所定の規定温度を実現するようにヒ
ータを制御する手段である。この制御手段はヒータの制
御以外に、必要に応じて「電源手段を制御する」ことが
できる。「規定温度」は、螢光管が実質的に最大輝度で
発光する管壁温度である。
き、螢光管の管壁が所定の規定温度を実現するようにヒ
ータを制御する手段である。この制御手段はヒータの制
御以外に、必要に応じて「電源手段を制御する」ことが
できる。「規定温度」は、螢光管が実質的に最大輝度で
発光する管壁温度である。
【0013】請求項1記載の発明は「画像形成用装置の
電源をオンにしたとき、温度センサにより管壁温度を検
知し、検知された温度に応じて、制御手段によるヒータ
制御の加熱目標温度を異ならせる」ことを特徴とする。
電源をオンにしたとき、温度センサにより管壁温度を検
知し、検知された温度に応じて、制御手段によるヒータ
制御の加熱目標温度を異ならせる」ことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明の原稿照明装置では、
制御手段が電源手段を制御することができ「画像形成用
装置の電源をオンにした直後に温度センサにより検知さ
れた管壁温度が、所定の温度より低いとき、ヒータによ
る加熱の開始と同時もしくは加熱の開始に相前後して蛍
光管を点灯する」ことを特徴とする。
制御手段が電源手段を制御することができ「画像形成用
装置の電源をオンにした直後に温度センサにより検知さ
れた管壁温度が、所定の温度より低いとき、ヒータによ
る加熱の開始と同時もしくは加熱の開始に相前後して蛍
光管を点灯する」ことを特徴とする。
【0015】この請求項2記載の原稿照明装置の場合に
おいて、ヒータによる加熱の開始と同時もしくは加熱の
開始に相前後して点灯した蛍光管の消灯のタイミングは
「管壁温度および/または点灯時間」により決定するこ
とができる(請求項3)。
おいて、ヒータによる加熱の開始と同時もしくは加熱の
開始に相前後して点灯した蛍光管の消灯のタイミングは
「管壁温度および/または点灯時間」により決定するこ
とができる(請求項3)。
【0016】請求項4記載の発明は、上記請求項1また
は2または3記載の原稿照明装置において、原稿照明を
行なうときの螢光管の管壁の規定温度が40度Cであ
り、加熱目標温度:θS=40+αにおいて、画像形成
用装置の電源をオンにした直後に温度センサにより検知
された管壁温度:θ0が、θ0≧20度Cのときα=0、
θ0<20度Cのときα=2・(20−θ0)であること
を特徴とする。
は2または3記載の原稿照明装置において、原稿照明を
行なうときの螢光管の管壁の規定温度が40度Cであ
り、加熱目標温度:θS=40+αにおいて、画像形成
用装置の電源をオンにした直後に温度センサにより検知
された管壁温度:θ0が、θ0≧20度Cのときα=0、
θ0<20度Cのときα=2・(20−θ0)であること
を特徴とする。
【0017】請求項5〜9記載の原稿照明装置は「低消
費電力モードを持つ画像形成用装置において、原稿像を
結像させるために原稿を照明する装置」である。「低消
費電力モード」は、画像形成用装置を、その積算電力が
小さい状態に保つモードであり、一般に画像形成用の動
作が行なわれないスタンバイ状態のモードで、画像形成
用装置の電源は当然にオンになっている。
費電力モードを持つ画像形成用装置において、原稿像を
結像させるために原稿を照明する装置」である。「低消
費電力モード」は、画像形成用装置を、その積算電力が
小さい状態に保つモードであり、一般に画像形成用の動
作が行なわれないスタンバイ状態のモードで、画像形成
用装置の電源は当然にオンになっている。
【0018】請求項5〜9記載の原稿照明装置は、螢光
管と、電源手段と、ヒータと、温度センサと、制御手段
とを有する。これらのうち、螢光管、電源手段、ヒー
タ、温度センサは上記請求項1〜4記載の発明における
と同様のものである。
管と、電源手段と、ヒータと、温度センサと、制御手段
とを有する。これらのうち、螢光管、電源手段、ヒー
タ、温度センサは上記請求項1〜4記載の発明における
と同様のものである。
【0019】「制御手段」は、温度センサの出力に基づ
き、螢光管の管壁が所定の温度を実現するようにヒータ
を制御する手段であり、ヒータの制御以外、必要に応じ
「電源手段を制御する」ことができる。
き、螢光管の管壁が所定の温度を実現するようにヒータ
を制御する手段であり、ヒータの制御以外、必要に応じ
「電源手段を制御する」ことができる。
【0020】請求項5記載の発明は「画像形成用装置が
低消費電力モードであるとき、制御手段によるヒータ制
御の加熱目標温度を画像形成用装置のレディ状態の規定
温度よりも低く設定して加熱制御を行う」ことを特徴と
する。「レディ状態」は、原稿の照明を行なえる状態で
あり、このとき螢光管の管壁温度は所定の規定温度に制
御される。
低消費電力モードであるとき、制御手段によるヒータ制
御の加熱目標温度を画像形成用装置のレディ状態の規定
温度よりも低く設定して加熱制御を行う」ことを特徴と
する。「レディ状態」は、原稿の照明を行なえる状態で
あり、このとき螢光管の管壁温度は所定の規定温度に制
御される。
【0021】この請求項5記載の原稿照明装置におい
て、低消費電力モードから使用モード(レディ状態を実
現し・維持するモード)への切り替え時に、温度センサ
により検知される管壁温度に応じて、規定温度を実現す
るための制御手段によるヒータ制御の加熱目標温度を異
ならせることができる(請求項6)。
て、低消費電力モードから使用モード(レディ状態を実
現し・維持するモード)への切り替え時に、温度センサ
により検知される管壁温度に応じて、規定温度を実現す
るための制御手段によるヒータ制御の加熱目標温度を異
ならせることができる(請求項6)。
【0022】請求項5または6記載の原稿照明装置にお
いては、低消費電力モードから使用モードへの切り替え
時に、温度センサにより検知される管壁温度が所定の温
度より低いとき、ヒータによる加熱の開始と同時もしく
は加熱の開始に相前後して蛍光管を点灯することができ
(請求項7)、このように点灯させた蛍光管の消灯のタ
イミングは「管壁温度および/または点灯時間」により
決定することができる(請求項8)。
いては、低消費電力モードから使用モードへの切り替え
時に、温度センサにより検知される管壁温度が所定の温
度より低いとき、ヒータによる加熱の開始と同時もしく
は加熱の開始に相前後して蛍光管を点灯することができ
(請求項7)、このように点灯させた蛍光管の消灯のタ
イミングは「管壁温度および/または点灯時間」により
決定することができる(請求項8)。
【0023】請求項9記載の発明の原稿照明装置は、請
求項6または7または8記載の原稿照明装置において規
定温度が40度Cであり、低消費電力モードから使用モ
ードへ切り替えるとき、加熱目標温度:θST=40+β
において、切り替え時に温度センサにより検知された管
壁温度:θSLが、θSL≧35度Cのときβ=0、θSL<
35度Cのとき、α=4・(35−θSL)であることを
特徴とする。
求項6または7または8記載の原稿照明装置において規
定温度が40度Cであり、低消費電力モードから使用モ
ードへ切り替えるとき、加熱目標温度:θST=40+β
において、切り替え時に温度センサにより検知された管
壁温度:θSLが、θSL≧35度Cのときβ=0、θSL<
35度Cのとき、α=4・(35−θSL)であることを
特徴とする。
【0024】勿論、請求項5〜9記載の発明は何れも、
請求項1〜4の任意の1に記載の発明と併用が可能であ
り、請求項1〜4の任意の1に記載の発明を前提として
請求項5〜9の任意の1に記載の発明を実施することが
できる。
請求項1〜4の任意の1に記載の発明と併用が可能であ
り、請求項1〜4の任意の1に記載の発明を前提として
請求項5〜9の任意の1に記載の発明を実施することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1(a)において、照明される
べき原稿0は原稿ガラス10上に平面的に定置される。
原稿照明装置の光源である螢光管12は、長手方向を図
面に直交させて原稿ガラス10の下部に配備される。螢
光管を点灯すると原稿ガラス10を介して原稿0の、図
面に直交する方向へ長い「帯状領域」が照明される。
べき原稿0は原稿ガラス10上に平面的に定置される。
原稿照明装置の光源である螢光管12は、長手方向を図
面に直交させて原稿ガラス10の下部に配備される。螢
光管を点灯すると原稿ガラス10を介して原稿0の、図
面に直交する方向へ長い「帯状領域」が照明される。
【0026】原稿0の照明された部分からの反射光側は
第1ミラー18、第2ミラー20、第3ミラー22によ
り順次反射され、結像レンズ24に入射し、結像レンズ
24により原稿像(照明されている原稿部分の像)が結
像される。原稿像の結像は、感光体の露光を行なうとき
には(結像レンズ24の像側の図示されないミラーを介
して)感光体表面上に、原稿の読み取りを行なう場合で
あれば撮像素子(CCD等)の受光面上に行なわれる。
第1ミラー18、第2ミラー20、第3ミラー22によ
り順次反射され、結像レンズ24に入射し、結像レンズ
24により原稿像(照明されている原稿部分の像)が結
像される。原稿像の結像は、感光体の露光を行なうとき
には(結像レンズ24の像側の図示されないミラーを介
して)感光体表面上に、原稿の読み取りを行なう場合で
あれば撮像素子(CCD等)の受光面上に行なわれる。
【0027】蛍光管12は第1ミラー18と一体と成っ
て、例えば図の右方へ所定の速度:Vで移動して原稿面
を照明走査し、第2ミラー20は第3ミラー22と一体
と成ってV/2の速度で移動し、原稿面から結像レンズ
24に到る物体距離を不変に保つ。このように、蛍光管
12と第1〜第3ミラー18,20,22を変位させる
かわりに、これらを固定して原稿ガラス10を変位させ
ることにより、原稿0の照明走査を行なってもよい。な
お、説明の具体性のため、図1(a)は画像形成用装置
(デジタル複写装置や画像スキャナ等)における原稿の
読み取り部の形態を示しており、図示されない撮像素子
の受光面に結像する原稿像は一般に縮小像である。
て、例えば図の右方へ所定の速度:Vで移動して原稿面
を照明走査し、第2ミラー20は第3ミラー22と一体
と成ってV/2の速度で移動し、原稿面から結像レンズ
24に到る物体距離を不変に保つ。このように、蛍光管
12と第1〜第3ミラー18,20,22を変位させる
かわりに、これらを固定して原稿ガラス10を変位させ
ることにより、原稿0の照明走査を行なってもよい。な
お、説明の具体性のため、図1(a)は画像形成用装置
(デジタル複写装置や画像スキャナ等)における原稿の
読み取り部の形態を示しており、図示されない撮像素子
の受光面に結像する原稿像は一般に縮小像である。
【0028】螢光管12は図1(b)に示すように、そ
の長手方向の大部分にわたり、ヒータ14に囲繞されて
いる。図1(c)を参照すると、螢光管12の長手方向
にわたってスリット状に設けられた光射出部12A以外
の部分は、管内壁に形成された反射膜の上に螢光物質が
塗布されており、光射出部12Aから放射される光が原
稿を照明する。ヒータ14は光射出部12Aを除くよう
にして螢光管12の管壁を囲繞する。そして、ヒータ1
6により囲繞された部分の、螢光管12の長手方向の中
央部に「温度センサ」であるサーミスタ16が設けら
れ、螢光管12の「管壁温度」を検知するようになって
いる。
の長手方向の大部分にわたり、ヒータ14に囲繞されて
いる。図1(c)を参照すると、螢光管12の長手方向
にわたってスリット状に設けられた光射出部12A以外
の部分は、管内壁に形成された反射膜の上に螢光物質が
塗布されており、光射出部12Aから放射される光が原
稿を照明する。ヒータ14は光射出部12Aを除くよう
にして螢光管12の管壁を囲繞する。そして、ヒータ1
6により囲繞された部分の、螢光管12の長手方向の中
央部に「温度センサ」であるサーミスタ16が設けら
れ、螢光管12の「管壁温度」を検知するようになって
いる。
【0029】螢光管12の両端部の口金120にはピン
121が設けられ、ピン121を介して管電流およびフ
ィラメント電流が供給(給電)される。給電は図1
(a)の電源手段としての電源26から行なわれる。
121が設けられ、ピン121を介して管電流およびフ
ィラメント電流が供給(給電)される。給電は図1
(a)の電源手段としての電源26から行なわれる。
【0030】ヒータ16は、具体的には、例えば実開平
3−39208号公報に開示されたヒータ等、公知の適
宜のものを利用できる。サーミスタ16は、図1(c)
に示す位置でなく、図1(b)の位置:Aに配備するこ
とも考えられるが、位置Aにサーミスタ16を配備する
と、ヒータ14による加熱の効果がサーミスタに検出さ
れるのに時間がかかり(螢光管の管壁を構成するガラス
は熱伝導率が低い)、温度制御における温度の波打ちの
振幅・周期が大きくなり、精度の良い温度制御が困難に
なりやすい。図1(d)は、ヒータ14の発熱源14A
およびサーミスタ16とコネクタ30の結線状態を示し
ている。
3−39208号公報に開示されたヒータ等、公知の適
宜のものを利用できる。サーミスタ16は、図1(c)
に示す位置でなく、図1(b)の位置:Aに配備するこ
とも考えられるが、位置Aにサーミスタ16を配備する
と、ヒータ14による加熱の効果がサーミスタに検出さ
れるのに時間がかかり(螢光管の管壁を構成するガラス
は熱伝導率が低い)、温度制御における温度の波打ちの
振幅・周期が大きくなり、精度の良い温度制御が困難に
なりやすい。図1(d)は、ヒータ14の発熱源14A
およびサーミスタ16とコネクタ30の結線状態を示し
ている。
【0031】サーミスタ16の出力は(コネクタ30を
介して)制御手段28に入力され、制御手段28は上記
入力に基づきヒータ14を制御する。制御手段28はま
た、電源26を制御する。説明中の実施の形態におい
て、制御手段28はマイクロコンピュータもしくはCP
Uである。なお、制御手段28は電源26を制御するこ
とにより螢光管12の点・消灯を制御できるようになっ
ている。
介して)制御手段28に入力され、制御手段28は上記
入力に基づきヒータ14を制御する。制御手段28はま
た、電源26を制御する。説明中の実施の形態におい
て、制御手段28はマイクロコンピュータもしくはCP
Uである。なお、制御手段28は電源26を制御するこ
とにより螢光管12の点・消灯を制御できるようになっ
ている。
【0032】画像形成用装置の電源をオンにしたときの
螢光管12の管壁温度は、それ以前に画像形成用装置が
どのような状態にあったかにより異なるが、一般に規定
温度よりも低い温度にある。
螢光管12の管壁温度は、それ以前に画像形成用装置が
どのような状態にあったかにより異なるが、一般に規定
温度よりも低い温度にある。
【0033】例えば、冬期においては、朝一番に画像形
成用装置の電源がオンにされたような場合、管壁温度は
10度C程度であろう。また空調された部屋に設置され
た画像形成用装置では、朝一番に画像形成用装置の電源
をオンにした場合、管壁温度は20度C前後であろう。
成用装置の電源がオンにされたような場合、管壁温度は
10度C程度であろう。また空調された部屋に設置され
た画像形成用装置では、朝一番に画像形成用装置の電源
をオンにした場合、管壁温度は20度C前後であろう。
【0034】そこで、例として、規定温度(螢光管12
が最大輝度で発光する温度)が40度である場合に、ヒ
ータ14による加熱の目標温度を40度Cに設定して、
制御手段28により温度制御(螢光管12の管壁温度を
規定温度:40度Cに立ち上げて、その規定温度に維持
する)を行なう場合の、立ち上げにおける管壁温度の変
化を説明図的に示すと、画像形成用装置の電源がオンに
成った直後にサーミスタ16が検知する管壁温度:10
度、15度、20度に応じて、図2の曲線2−1,2−
2,2−3に示す如きものとなる。
が最大輝度で発光する温度)が40度である場合に、ヒ
ータ14による加熱の目標温度を40度Cに設定して、
制御手段28により温度制御(螢光管12の管壁温度を
規定温度:40度Cに立ち上げて、その規定温度に維持
する)を行なう場合の、立ち上げにおける管壁温度の変
化を説明図的に示すと、画像形成用装置の電源がオンに
成った直後にサーミスタ16が検知する管壁温度:10
度、15度、20度に応じて、図2の曲線2−1,2−
2,2−3に示す如きものとなる。
【0035】制御手段28は、ヒータ14に通ずる所定
の加熱電流の通電をオン・オフさせるが、加熱電流通電
のオン時間(通電時間)を、サーミスタ16の検知する
管壁温度と加熱目標温度(この場合規定温度:40度)
との差に比例させて管壁の加熱を行なう。このため、管
壁温度の変化を表す曲線2−1,2−2,2−3におけ
る曲線の傾きは、管壁温度が規定温度に近づくに従って
緩やかになる。
の加熱電流の通電をオン・オフさせるが、加熱電流通電
のオン時間(通電時間)を、サーミスタ16の検知する
管壁温度と加熱目標温度(この場合規定温度:40度)
との差に比例させて管壁の加熱を行なう。このため、管
壁温度の変化を表す曲線2−1,2−2,2−3におけ
る曲線の傾きは、管壁温度が規定温度に近づくに従って
緩やかになる。
【0036】このような加熱特性であるため、電源をオ
ンにした直後における管壁温度が10度Cや15度Cの
ときには「規定温度まで加熱される立ち上げ時間」とし
てそれぞれ115秒、130秒という長時間を要する。
立ち上げ時間は90秒以内であることが望ましい。曲線
2−1,2−2,2−3のうち、90秒以内に立ち上げ
完了するのは、電源をオンにした直後の管壁温度が20
度Cの場合のみ(85秒)である。
ンにした直後における管壁温度が10度Cや15度Cの
ときには「規定温度まで加熱される立ち上げ時間」とし
てそれぞれ115秒、130秒という長時間を要する。
立ち上げ時間は90秒以内であることが望ましい。曲線
2−1,2−2,2−3のうち、90秒以内に立ち上げ
完了するのは、電源をオンにした直後の管壁温度が20
度Cの場合のみ(85秒)である。
【0037】そこで、この発明においては、画像形成用
装置の電源をオンにしたときサーミスタ16により管壁
温度を検知し、検知された温度に応じて、制御手段28
によるヒータ制御の加熱目標温度を異ならせる(請求項
1)。
装置の電源をオンにしたときサーミスタ16により管壁
温度を検知し、検知された温度に応じて、制御手段28
によるヒータ制御の加熱目標温度を異ならせる(請求項
1)。
【0038】即ち、説明中の実施の形態においては、規
定温度:40度Cに対し、加熱目標温度:θSを「θS=
40+α」とし、画像形成用装置の電源をオンにした直
後にサーミスタ16により検知された管壁温度:θ
0が、θ0≧20度Cのときα=0(即ち、加熱目標温度
を規定温度40度Cとして加熱制御を行なう)、θ0<
20度Cのとき、α=2・(20−θ0)、θS=80−
2θ0を加熱目標温度としてヒータ14による加熱を制
御する(請求項4)。なお、この加熱制御では、好まし
い立ち上げ時間として設定された前記90秒の手前10
秒の時点(即ち、電源をオンにしてから80秒後)で、
加熱目標温度を40度(規定温度)に切り換える。
定温度:40度Cに対し、加熱目標温度:θSを「θS=
40+α」とし、画像形成用装置の電源をオンにした直
後にサーミスタ16により検知された管壁温度:θ
0が、θ0≧20度Cのときα=0(即ち、加熱目標温度
を規定温度40度Cとして加熱制御を行なう)、θ0<
20度Cのとき、α=2・(20−θ0)、θS=80−
2θ0を加熱目標温度としてヒータ14による加熱を制
御する(請求項4)。なお、この加熱制御では、好まし
い立ち上げ時間として設定された前記90秒の手前10
秒の時点(即ち、電源をオンにしてから80秒後)で、
加熱目標温度を40度(規定温度)に切り換える。
【0039】このようにすると、電源をオンにした直後
の管壁温度が15度の場合、管壁温度の上昇は図2の曲
線(破線)2−2Aのようになって、立ち上げ時間は略
80秒に改善されている。また、電源をオンにした直後
の管壁温度が10度Cの場合、管壁温度の上昇は曲線
(破線)2−1Aのようになって、立ち上げ時間は10
5秒まで改善されている。この場合の、螢光管立ち上げ
の手順をフロー図として図4に示す。
の管壁温度が15度の場合、管壁温度の上昇は図2の曲
線(破線)2−2Aのようになって、立ち上げ時間は略
80秒に改善されている。また、電源をオンにした直後
の管壁温度が10度Cの場合、管壁温度の上昇は曲線
(破線)2−1Aのようになって、立ち上げ時間は10
5秒まで改善されている。この場合の、螢光管立ち上げ
の手順をフロー図として図4に示す。
【0040】立ち上げ時間が「90秒以内」を好ましい
とする観点からすると、電源をオンにした直後の管壁温
度が10度Cの場合にも、90秒以内で立ち上げを完了
するのが好ましい。これを達成する一つの方法として、
加熱目標温度の切り換えをさらに細かくし、管壁温度が
10度のときの加熱目標温度を上記場合の60度(80
度C−20度C)よりも高く設定することが考えられ
る。しかし、螢光管の管壁材料が熱膨張率が大きく、熱
伝導率の低いガラスであることを考えると、加熱目標温
度をあまり高く設定した場合、急激な加熱で螢光管が損
傷する虞れがある。
とする観点からすると、電源をオンにした直後の管壁温
度が10度Cの場合にも、90秒以内で立ち上げを完了
するのが好ましい。これを達成する一つの方法として、
加熱目標温度の切り換えをさらに細かくし、管壁温度が
10度のときの加熱目標温度を上記場合の60度(80
度C−20度C)よりも高く設定することが考えられ
る。しかし、螢光管の管壁材料が熱膨張率が大きく、熱
伝導率の低いガラスであることを考えると、加熱目標温
度をあまり高く設定した場合、急激な加熱で螢光管が損
傷する虞れがある。
【0041】そこでこの発明においては、画像形成用装
置の電源をオンにした直後に温度センサにより検知され
た管壁温度:θ0が、所定の温度(例えば15度C)よ
り低いとき、ヒータ16による加熱の開始と同時、もし
くは加熱の開始に相前後して蛍光管を点灯し(この目的
のために、制御手段28が電源26を介して螢光管12
の点・消灯を制御できるようになっている)、ヒータ1
6による加熱と螢光管12の点灯による自己発熱とによ
り立ち上げ時間の短縮を図る。このようにした場合、電
源をオンにした直後の管壁温度が10度のときの管壁温
度の上昇は、図2の曲線(鎖線)2−1Bのようになっ
て、立ち上がり時間は55秒まで短縮されている。
置の電源をオンにした直後に温度センサにより検知され
た管壁温度:θ0が、所定の温度(例えば15度C)よ
り低いとき、ヒータ16による加熱の開始と同時、もし
くは加熱の開始に相前後して蛍光管を点灯し(この目的
のために、制御手段28が電源26を介して螢光管12
の点・消灯を制御できるようになっている)、ヒータ1
6による加熱と螢光管12の点灯による自己発熱とによ
り立ち上げ時間の短縮を図る。このようにした場合、電
源をオンにした直後の管壁温度が10度のときの管壁温
度の上昇は、図2の曲線(鎖線)2−1Bのようになっ
て、立ち上がり時間は55秒まで短縮されている。
【0042】この場合、螢光管12はずっと点灯させて
おくのではなく、管壁温度および/または点灯時間によ
り決定される消灯タイミングで消灯させる(請求項
3)。説明中の実施の形態では、螢光管の壁面温度が3
7度になった段階で、螢光管12を消灯し、且つ、加熱
目標温度を規定温度:40度に切り換えている。この場
合の、螢光管立ち上げの手順をフロー図として図4に示
す。
おくのではなく、管壁温度および/または点灯時間によ
り決定される消灯タイミングで消灯させる(請求項
3)。説明中の実施の形態では、螢光管の壁面温度が3
7度になった段階で、螢光管12を消灯し、且つ、加熱
目標温度を規定温度:40度に切り換えている。この場
合の、螢光管立ち上げの手順をフロー図として図4に示
す。
【0043】図2における曲線2−1A,2−2A,2
−1Bの何れの場合も、加熱目標温度を高く設定したこ
とに伴い、管壁温度は、規定温度40度に安定するまで
に、規定温度以上の温度まで上昇するが、最高温度が規
定温度:40度から1〜3度程度の高さであれば実質的
な問題とはならない。
−1Bの何れの場合も、加熱目標温度を高く設定したこ
とに伴い、管壁温度は、規定温度40度に安定するまで
に、規定温度以上の温度まで上昇するが、最高温度が規
定温度:40度から1〜3度程度の高さであれば実質的
な問題とはならない。
【0044】上には、画像形成用装置の電源をオンにし
た場合の「螢光管の立ち上げ」を説明したが、以下に
は、低消費電力モードを持つ画像形成用装置の場合に就
き説明する。
た場合の「螢光管の立ち上げ」を説明したが、以下に
は、低消費電力モードを持つ画像形成用装置の場合に就
き説明する。
【0045】「低消費電力モード」は前述の如く、積算
電力が小さい状態に保つモードであり、画像形成用装置
の電源はオンになっている。例えば、画像形成用装置が
複写装置の場合であれば、定着装置における定着ローラ
の表面温度を定着時よりも若干低いスタンバイ温度に保
持して積算電力の軽減を図っている。従来は、このよう
な低消費電力モードにおいても、螢光管の壁面温度は規
定温度に制御することが意図されていたが、この発明で
は、低消費電力モードにおいて「制御手段によるヒータ
制御の加熱目標温度を画像形成用装置のレディ状態の規
定温度よりも低く設定して加熱制御を行う」のである
(請求項5)。
電力が小さい状態に保つモードであり、画像形成用装置
の電源はオンになっている。例えば、画像形成用装置が
複写装置の場合であれば、定着装置における定着ローラ
の表面温度を定着時よりも若干低いスタンバイ温度に保
持して積算電力の軽減を図っている。従来は、このよう
な低消費電力モードにおいても、螢光管の壁面温度は規
定温度に制御することが意図されていたが、この発明で
は、低消費電力モードにおいて「制御手段によるヒータ
制御の加熱目標温度を画像形成用装置のレディ状態の規
定温度よりも低く設定して加熱制御を行う」のである
(請求項5)。
【0046】即ち、図1(a)において制御手段28
は、低消費電力モードになる(電源がオンの状態におい
て、原稿照明が所定時間継続して行なわれないとき自動
的にこのモードになる)と、ヒータ16による加熱の加
熱目標温度を規定温度:40度よりも低い温度、例えば
30度に切り換えて管壁温度の制御を行なう。これによ
り低消費電力モードにおける積算電力をより有効に軽減
できる。
は、低消費電力モードになる(電源がオンの状態におい
て、原稿照明が所定時間継続して行なわれないとき自動
的にこのモードになる)と、ヒータ16による加熱の加
熱目標温度を規定温度:40度よりも低い温度、例えば
30度に切り換えて管壁温度の制御を行なう。これによ
り低消費電力モードにおける積算電力をより有効に軽減
できる。
【0047】低消費電力モードにおける螢光管12の管
壁温度の加熱目標温度が一通りの温度、例えば、30度
に決まっていれば、低消費電力モードの間「管壁温度」
は30度に保たれている。しかし、近来、低消費電力モ
ードでの積算電力の更なる低減化を求め、低消費電力モ
ードにおける螢光管の管壁温度を、所望により或いは自
動的に、2以上の待機温度に設定することが意図されて
いる。
壁温度の加熱目標温度が一通りの温度、例えば、30度
に決まっていれば、低消費電力モードの間「管壁温度」
は30度に保たれている。しかし、近来、低消費電力モ
ードでの積算電力の更なる低減化を求め、低消費電力モ
ードにおける螢光管の管壁温度を、所望により或いは自
動的に、2以上の待機温度に設定することが意図されて
いる。
【0048】例えば、画像形成用装置の電源がオンに成
っている状態で、3分以上原稿照明が行なわれないとき
は、螢光管の管壁温度を30度Cの待機温度に制御し、
さらに10分以上原稿照明が行なわれないときには、待
機温度:20度Cに制御するようにする(制御は制御手
段28で行なう)。
っている状態で、3分以上原稿照明が行なわれないとき
は、螢光管の管壁温度を30度Cの待機温度に制御し、
さらに10分以上原稿照明が行なわれないときには、待
機温度:20度Cに制御するようにする(制御は制御手
段28で行なう)。
【0049】このように待機温度が2種以上ある場合、
低消費電力モードから使用モードへの切り替え時に、螢
光管の管壁温度をレディ状態の規定温度まで立ち上げる
のに、ヒータによる加熱の加熱目標温度を例えば、規定
温度:40度に設定して加熱制御を行なうと、切り換え
時の管壁温度が20度Cであるか30度Cであるかに応
じて、管壁温度は、図3の曲線3−1,3−2のように
上昇する。
低消費電力モードから使用モードへの切り替え時に、螢
光管の管壁温度をレディ状態の規定温度まで立ち上げる
のに、ヒータによる加熱の加熱目標温度を例えば、規定
温度:40度に設定して加熱制御を行なうと、切り換え
時の管壁温度が20度Cであるか30度Cであるかに応
じて、管壁温度は、図3の曲線3−1,3−2のように
上昇する。
【0050】使用モードへの切り換え時に、規定温度ま
で立ち上げるのに要する時間は、実用的検知から30秒
以下であることが望ましいが、図3の曲線3−1,3−
2の例では、上記時間としてそれぞれ60秒、40秒を
要しており、立ち上げ時間が長すぎる。
で立ち上げるのに要する時間は、実用的検知から30秒
以下であることが望ましいが、図3の曲線3−1,3−
2の例では、上記時間としてそれぞれ60秒、40秒を
要しており、立ち上げ時間が長すぎる。
【0051】そこで請求項6記載の発明では、前記低消
費電力モードから使用モードへの切り換え時に、温度セ
ンサ16により検知される管壁温度に応じて、規定温度
(40度C)を実現するための制御手段によるヒータ制
御の加熱目標温度を異ならせる。即ち、具体的には、低
消費電力モードから使用モードへ切り替えるとき、加熱
目標温度:θST=40+βにおいて、切り替え時に温度
センサにより検知された管壁温度:θSLが、θSL≧35
度Cのときβ=0、θSL<35度Cのとき、β=4・
(35−θSL)とする(請求項9)。上記加熱目標温度
は、管壁温度が37度Cに達した時点で規定温度40度
に切り換える。この場合の立ち上げの手順をフロー図と
して図6に示す。
費電力モードから使用モードへの切り換え時に、温度セ
ンサ16により検知される管壁温度に応じて、規定温度
(40度C)を実現するための制御手段によるヒータ制
御の加熱目標温度を異ならせる。即ち、具体的には、低
消費電力モードから使用モードへ切り替えるとき、加熱
目標温度:θST=40+βにおいて、切り替え時に温度
センサにより検知された管壁温度:θSLが、θSL≧35
度Cのときβ=0、θSL<35度Cのとき、β=4・
(35−θSL)とする(請求項9)。上記加熱目標温度
は、管壁温度が37度Cに達した時点で規定温度40度
に切り換える。この場合の立ち上げの手順をフロー図と
して図6に示す。
【0052】このようにした場合の、管壁温度の変化
は、図3の曲線(破線)3−3,3−4のようになり、
θSL=30度Cのとき22秒で立ち上げが完了してい
る。しかし、θSL=20度Cでは、立ち上げ時間は36
秒まで改善されているが、なお、好ましい立ち上げ時間
(30秒以内)は達成されない。
は、図3の曲線(破線)3−3,3−4のようになり、
θSL=30度Cのとき22秒で立ち上げが完了してい
る。しかし、θSL=20度Cでは、立ち上げ時間は36
秒まで改善されているが、なお、好ましい立ち上げ時間
(30秒以内)は達成されない。
【0053】そこで、この場合には、低消費電力モード
から使用モードへの切り替え時に、温度センサにより検
知される管壁温度が所定の温度より低いとき(説明中の
例では25度C以下)、ヒータ14による加熱の開始と
同時もしくは加熱の開始に相前後して蛍光管12を点灯
する(請求項7)。点灯させた蛍光管は、管壁温度が3
7度Cとなった時点で消灯する(請求項8)。この場合
の立ち上げの手順をフロー図として図7に示す。
から使用モードへの切り替え時に、温度センサにより検
知される管壁温度が所定の温度より低いとき(説明中の
例では25度C以下)、ヒータ14による加熱の開始と
同時もしくは加熱の開始に相前後して蛍光管12を点灯
する(請求項7)。点灯させた蛍光管は、管壁温度が3
7度Cとなった時点で消灯する(請求項8)。この場合
の立ち上げの手順をフロー図として図7に示す。
【0054】このようにしたとき、θSL=20度Cのと
きの管壁温度変化は図3の曲線(鎖線)3−5のように
なり、22秒で立ち上げを完了できた。
きの管壁温度変化は図3の曲線(鎖線)3−5のように
なり、22秒で立ち上げを完了できた。
【0055】なお、上の説明した実施の形態では、光源
として螢光管12のみを用いる場合を説明したが、図1
(a)に示すように、原稿照明部に対して螢光管12と
ともに螢光管13を配し、螢光管13の管壁温度の制御
を、螢光管12におけると同様に行なうことができるの
は言うまでもない。
として螢光管12のみを用いる場合を説明したが、図1
(a)に示すように、原稿照明部に対して螢光管12と
ともに螢光管13を配し、螢光管13の管壁温度の制御
を、螢光管12におけると同様に行なうことができるの
は言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な原稿照明装置を実現できる。請求項1〜4記載
の発明によれば、原稿照明装置を用いる画像形成用装置
の電源をオンにしてから、螢光管の管壁温度が所定の規
定温度に達するまでの立ち上げ時間を有効に短縮するこ
とができ、しかも、螢光管が立ち上げ時間中ずっと点灯
されるわけではないので、螢光管の実質的な寿命の短縮
が有効に軽減される。
ば新規な原稿照明装置を実現できる。請求項1〜4記載
の発明によれば、原稿照明装置を用いる画像形成用装置
の電源をオンにしてから、螢光管の管壁温度が所定の規
定温度に達するまでの立ち上げ時間を有効に短縮するこ
とができ、しかも、螢光管が立ち上げ時間中ずっと点灯
されるわけではないので、螢光管の実質的な寿命の短縮
が有効に軽減される。
【0057】請求項5記載の発明によれば、低消費電力
モードにおける積算電力を有効に軽減できる。
モードにおける積算電力を有効に軽減できる。
【0058】請求項6〜9記載の発明によれば、低消費
電力モードから使用モードに切り換えてから、螢光管の
管壁温度が所定の規定温度に達するまでの立ち上げ時間
を有効に短縮することができ、しかも、螢光管の実質的
な寿命の短縮が有効に軽減される。
電力モードから使用モードに切り換えてから、螢光管の
管壁温度が所定の規定温度に達するまでの立ち上げ時間
を有効に短縮することができ、しかも、螢光管の実質的
な寿命の短縮が有効に軽減される。
【図1】この発明の実施の1形態を説明するための図で
ある。
ある。
【図2】請求項2〜4記載の発明の作用を説明するため
の図である。
の図である。
【図3】請求項6〜9記載の発明の作用を説明するため
の図である。
の図である。
【図4】請求項1,4記載の発明による、螢光管の立ち
上げの手順を示すフロー図である。
上げの手順を示すフロー図である。
【図5】請求項1,2,3,4記載の発明による、螢光
管の立ち上げの手順を示すフロー図である。
管の立ち上げの手順を示すフロー図である。
【図6】請求項6,9記載の発明による、螢光管の立ち
上げの手順を示すフロー図である。
上げの手順を示すフロー図である。
【図7】請求項6,7,8,9記載の発明による、螢光
管の立ち上げの手順を示すフロー図である。
管の立ち上げの手順を示すフロー図である。
0 原稿 12 螢光管 14 ヒータ 16 サーミスタ(温度センサ)
Claims (9)
- 【請求項1】画像形成用装置において、原稿像を結像さ
せるために原稿を照明する装置であって、 光源としての蛍光管と、 この蛍光管に給電する電源手段と、 上記螢光管の管壁を熱するヒータと、 上記蛍光管の管壁温度を検知する温度センサと、 この温度センサの出力に基づき、上記管壁が所定の規定
温度を実現するように上記ヒータを制御する制御手段と
を有し、 画像形成用装置の電源をオンにしたとき、上記温度セン
サにより管壁温度を検知し、検知された温度に応じて、
上記制御手段によるヒータ制御の加熱目標温度を異なら
せることを特徴とする原稿照明装置。 - 【請求項2】請求項1記載の原稿照明装置において、 画像形成用装置の電源をオンにした直後に温度センサに
より検知された管壁温度が、所定の温度より低いとき、
ヒータによる加熱の開始と同時もしくは加熱の開始に相
前後して蛍光管を点灯することを特徴とする原稿照明装
置。 - 【請求項3】請求項2記載の原稿照明装置において、 ヒータによる加熱の開始と同時もしくは加熱の開始に相
前後して点灯した蛍光管の消灯のタイミングを、管壁温
度および/または点灯時間により決定することを特徴と
する原稿照明装置。 - 【請求項4】請求項1または2または3記載の原稿照明
装置において、 規定温度が40度Cであり、加熱目標温度:θS=40
+αにおいて、 画像形成用装置の電源をオンにした直後に温度センサに
より検知された管壁温度:θ0が、θ0≧20度Cのとき
α=0、θ0<20度Cのとき、α=2・(20−θ0)
であることを特徴とする原稿照明装置。 - 【請求項5】低消費電力モードを持つ画像形成用装置に
おいて、原稿像を結像させるために原稿を照明する装置
であって、 光源としての蛍光管と、 この蛍光管に給電する電源手段と、 上記螢光管の管壁を熱するヒータと、 上記蛍光管の管壁温度を検知する温度センサと、 この温度センサの出力に基づき、上記管壁が所定の温度
を実現するように上記ヒータを制御する制御手段とを有
し、 画像形成用装置が低消費電力モードであるとき、制御手
段によるヒータ制御の加熱目標温度を画像形成用装置の
レディ状態の規定温度よりも低く設定して加熱制御を行
うことを特徴とする原稿照明装置。 - 【請求項6】請求項5記載の原稿照明装置において、 低消費電力モードから使用モードへの切り替え時に、温
度センサにより検知される管壁温度に応じて、規定温度
を実現するための制御手段によるヒータ制御の加熱目標
温度を異ならせることを特徴とする原稿照明装置。 - 【請求項7】請求項5または6記載の原稿照明装置にお
いて、 低消費電力モードから使用モードへの切り替え時に、温
度センサにより検知される管壁温度が所定の温度より低
いとき、ヒータによる加熱の開始と同時もしくは加熱の
開始に相前後して蛍光管を点灯することを特徴とする原
稿照明装置。 - 【請求項8】請求項7記載の原稿照明装置において、 ヒータによる加熱の開始と同時もしくは加熱の開始に相
前後して点灯した蛍光管の消灯のタイミングを、管壁温
度および/または点灯時間により決定することを特徴と
する原稿照明装置。 - 【請求項9】請求項6または7または8記載の原稿照明
装置において、 規定温度が40度Cであり、低消費電力モードから使用
モードへ切り替えるとき、加熱目標温度:θST=40+
βにおいて、 切り替え時に温度センサにより検知された管壁温度:θ
SLが、θSL≧35度Cのときβ=0、θSL<35度Cの
とき、α=4・(35−θSL)であることを特徴とする
原稿照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114808A JPH09297357A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 原稿照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114808A JPH09297357A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 原稿照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297357A true JPH09297357A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14647210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8114808A Pending JPH09297357A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 原稿照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297357A (ja) |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP8114808A patent/JPH09297357A/ja active Pending
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