JPH09297459A - 画像記録装置 - Google Patents
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- JPH09297459A JPH09297459A JP8132827A JP13282796A JPH09297459A JP H09297459 A JPH09297459 A JP H09297459A JP 8132827 A JP8132827 A JP 8132827A JP 13282796 A JP13282796 A JP 13282796A JP H09297459 A JPH09297459 A JP H09297459A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焦電効果による静電潜像形成を利用した画像
記録装置に於いて、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段と
の分離部に於ける剥離放電を防止し、高コントラストで
画像ボケのない高品質な画像記録を可能にする。 【解決手段】 潜像電荷保持媒体3は、その表面がサー
マルヘッド4によって画像信号に応じて選択的に加熱さ
れ、加熱部分には焦電効果により電荷が発生する。この
時、サーマルヘッド4の表面に形成された導電体層5に
は交流電圧が印加され、潜像電荷保持媒体3の表面は電
気的に中和された状態となる。ここで、導電体層5は、
サーマルヘッド4と潜像電荷保持媒体3との接触領域
(ニップ領域)内およびニップ領域よりも潜像電荷保持
媒体3の搬送方向に対して上流側のみに形成されてい
る。そのため、潜像電荷保持媒体3とサーマルヘッド4
が分離する部分には、導電体層5は存在せず、分離部で
の剥離放電は抑制される。
記録装置に於いて、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段と
の分離部に於ける剥離放電を防止し、高コントラストで
画像ボケのない高品質な画像記録を可能にする。 【解決手段】 潜像電荷保持媒体3は、その表面がサー
マルヘッド4によって画像信号に応じて選択的に加熱さ
れ、加熱部分には焦電効果により電荷が発生する。この
時、サーマルヘッド4の表面に形成された導電体層5に
は交流電圧が印加され、潜像電荷保持媒体3の表面は電
気的に中和された状態となる。ここで、導電体層5は、
サーマルヘッド4と潜像電荷保持媒体3との接触領域
(ニップ領域)内およびニップ領域よりも潜像電荷保持
媒体3の搬送方向に対して上流側のみに形成されてい
る。そのため、潜像電荷保持媒体3とサーマルヘッド4
が分離する部分には、導電体層5は存在せず、分離部で
の剥離放電は抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ,ファク
シミリ,複写機,表示板等に適用される画像記録装置に
関し、特に、焦電効果を利用して形成した静電潜像を、
帯電させた着色媒体により現像することにより画像形成
を行う画像記録装置に関する。
シミリ,複写機,表示板等に適用される画像記録装置に
関し、特に、焦電効果を利用して形成した静電潜像を、
帯電させた着色媒体により現像することにより画像形成
を行う画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱されることにより材料表面に電荷を
発生させる焦電性材料を利用して静電潜像を形成し、こ
れを帯電させた着色媒体で現像することにより画像記録
する技術が、これまでに幾つか開示されている。
発生させる焦電性材料を利用して静電潜像を形成し、こ
れを帯電させた着色媒体で現像することにより画像記録
する技術が、これまでに幾つか開示されている。
【0003】例えば、米国特許第3,824,098号
に於いて、バーグマン(Bergman)らは、焦電材
料としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を、加熱手
段としてランプ光を用いた複写装置を提案している。即
ち、原稿を透過させたランプ光によって焦電材料を選択
的に加熱することにより潜像を形成し、これを帯電させ
た着色粒子(トナー)で現像することによって原稿の複
写を得ている。また、特開昭56−158350号に於
いては、焦電材料の加熱手段としてレーザ光,サーマル
ヘッドを用いる技術が開示されている。
に於いて、バーグマン(Bergman)らは、焦電材
料としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を、加熱手
段としてランプ光を用いた複写装置を提案している。即
ち、原稿を透過させたランプ光によって焦電材料を選択
的に加熱することにより潜像を形成し、これを帯電させ
た着色粒子(トナー)で現像することによって原稿の複
写を得ている。また、特開昭56−158350号に於
いては、焦電材料の加熱手段としてレーザ光,サーマル
ヘッドを用いる技術が開示されている。
【0004】更に、米国特許第5,185,619号お
よび特開平5−134506号には、電荷中和を利用し
た潜像形成方法に基づく画像記録装置が開示されてい
る。即ち、加熱手段である加熱針の表面に、接地した導
電体層を設けることにより、加熱時に焦電効果によって
発生する電荷を積極的に電荷中和させる技術が開示され
ている。このように、焦電材料の加熱中に焦電材料表面
を電荷中和させると、焦電材料を室温に戻した際に、加
熱時に発生した電荷と逆の極性の電荷が焦電材料表面に
発生し潜像が形成される。こうして得られた逆極性電荷
による潜像は、加熱時に発生する電荷と比較して、時間
的に安定に保持することができるという利点がある。し
かし、実際には、上記したように、接地した導電体層を
電荷中和手段として用いた装置では、ムラのない均一な
電荷中和を行うことが困難であるため、高品質な画像記
録を行うことが困難であった。
よび特開平5−134506号には、電荷中和を利用し
た潜像形成方法に基づく画像記録装置が開示されてい
る。即ち、加熱手段である加熱針の表面に、接地した導
電体層を設けることにより、加熱時に焦電効果によって
発生する電荷を積極的に電荷中和させる技術が開示され
ている。このように、焦電材料の加熱中に焦電材料表面
を電荷中和させると、焦電材料を室温に戻した際に、加
熱時に発生した電荷と逆の極性の電荷が焦電材料表面に
発生し潜像が形成される。こうして得られた逆極性電荷
による潜像は、加熱時に発生する電荷と比較して、時間
的に安定に保持することができるという利点がある。し
かし、実際には、上記したように、接地した導電体層を
電荷中和手段として用いた装置では、ムラのない均一な
電荷中和を行うことが困難であるため、高品質な画像記
録を行うことが困難であった。
【0005】そこで、本願発明者らは、特願平7−13
0867号に於いて、電荷中和手段に交流電圧あるいは
直流電圧を印加し、電荷中和を促進するようにした画像
記録装置を提案した。図6に、加熱手段としてサーマル
ヘッドを、電荷中和手段としてサーマルヘッド表面に形
成した導電体層を用いた場合の従来の画像記録装置の構
成例を示す。
0867号に於いて、電荷中和手段に交流電圧あるいは
直流電圧を印加し、電荷中和を促進するようにした画像
記録装置を提案した。図6に、加熱手段としてサーマル
ヘッドを、電荷中和手段としてサーマルヘッド表面に形
成した導電体層を用いた場合の従来の画像記録装置の構
成例を示す。
【0006】潜像が形成されるベルト状の潜像電荷保持
媒体3は、焦電体層1および導電体層2の2層から構成
される。コントローラ16は、画像信号に従ってサーマ
ルヘッド4の微小発熱素子22を選択的に発熱させ、サ
ーマルヘッド4は、潜像電荷保持媒体3を選択的に加熱
する。加熱によって焦電体層1の表面に発生した電荷
は、サーマルヘッド4の表面に形成された電荷中和手段
となる導電体層29を通して電荷中和される。このと
き、導電体層29には交流電源21から交流電圧が印加
され、潜像電荷保持媒体3の表面と導電体層29の表面
との間には振動電界が形成される。これにより、両表面
間での電荷移動が助長され、結果的に潜像電荷保持媒体
3の表面は均一且つ高効率に電荷中和される。プラテン
ローラ6の回転に伴って移動する潜像電荷保持媒体3
は、サーマルヘッド4から離れると室温に戻る。これに
より、逆極性の電荷が発生し潜像17が形成される。形
成された潜像17は、現像剤8,現像ローラ9を含む現
像器7によってトナー現像される。潜像電荷保持媒体3
上に付着したトナー18は、転写ローラ12によって記
録紙11に転写され、記録紙11に転写されたトナー1
8は、ヒートローラ13,圧力ローラ14からなる定着
器15によって記録紙11に定着され、画像19が形成
される。尚、導電体層2は、導電ローラ20を介して常
に接地電位に保たれている。
媒体3は、焦電体層1および導電体層2の2層から構成
される。コントローラ16は、画像信号に従ってサーマ
ルヘッド4の微小発熱素子22を選択的に発熱させ、サ
ーマルヘッド4は、潜像電荷保持媒体3を選択的に加熱
する。加熱によって焦電体層1の表面に発生した電荷
は、サーマルヘッド4の表面に形成された電荷中和手段
となる導電体層29を通して電荷中和される。このと
き、導電体層29には交流電源21から交流電圧が印加
され、潜像電荷保持媒体3の表面と導電体層29の表面
との間には振動電界が形成される。これにより、両表面
間での電荷移動が助長され、結果的に潜像電荷保持媒体
3の表面は均一且つ高効率に電荷中和される。プラテン
ローラ6の回転に伴って移動する潜像電荷保持媒体3
は、サーマルヘッド4から離れると室温に戻る。これに
より、逆極性の電荷が発生し潜像17が形成される。形
成された潜像17は、現像剤8,現像ローラ9を含む現
像器7によってトナー現像される。潜像電荷保持媒体3
上に付着したトナー18は、転写ローラ12によって記
録紙11に転写され、記録紙11に転写されたトナー1
8は、ヒートローラ13,圧力ローラ14からなる定着
器15によって記録紙11に定着され、画像19が形成
される。尚、導電体層2は、導電ローラ20を介して常
に接地電位に保たれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電荷
中和手段となる導電体層29に交流電圧を印加すること
により、ムラのない均一な電荷中和を行うことが可能に
なる。しかし、上記した画像記録装置では、潜像電荷保
持媒体3と導電体層29からなる電荷中和手段とが分離
する部分(図7のA部)に於いて剥離放電が発生し、そ
の結果、潜像の鮮鋭度やコントラストが著しく低下して
しまうという問題があった。即ち、潜像電荷保持媒体3
と電荷中和手段が分離される部分では、微小な空間を隔
てた放電が生じ、これにより、潜像のエッジ部にボケが
発生したり、一旦形成された潜像が再び中和されること
により潜像電位が低下するという問題が生じる。特に、
電荷中和手段に電圧を印加する場合には、剥離放電も発
生しやすくなるため、画像ボケや潜像電位低下が激しく
なり、高品質の画像記録を行うことが困難であった。
中和手段となる導電体層29に交流電圧を印加すること
により、ムラのない均一な電荷中和を行うことが可能に
なる。しかし、上記した画像記録装置では、潜像電荷保
持媒体3と導電体層29からなる電荷中和手段とが分離
する部分(図7のA部)に於いて剥離放電が発生し、そ
の結果、潜像の鮮鋭度やコントラストが著しく低下して
しまうという問題があった。即ち、潜像電荷保持媒体3
と電荷中和手段が分離される部分では、微小な空間を隔
てた放電が生じ、これにより、潜像のエッジ部にボケが
発生したり、一旦形成された潜像が再び中和されること
により潜像電位が低下するという問題が生じる。特に、
電荷中和手段に電圧を印加する場合には、剥離放電も発
生しやすくなるため、画像ボケや潜像電位低下が激しく
なり、高品質の画像記録を行うことが困難であった。
【0008】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段と
の分離部に於ける剥離放電を抑制し、高コントラストで
画像ボケのない高品質な画像記録を可能とする画像記録
装置を提供することを目的としている。
されたものであり、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段と
の分離部に於ける剥離放電を抑制し、高コントラストで
画像ボケのない高品質な画像記録を可能とする画像記録
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、焦電体層を有し所定方向に搬送される潜像電
荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を選択的に加熱する
加熱手段と、前記潜像電荷保持媒体の加熱中もしくは加
熱直後に前記潜像電荷保持媒体表面を電気的に中和する
電荷中和手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成された
静電潜像を可視化する現像手段とを有する画像記録装置
に於いて、前記電荷中和手段が前記潜像電荷保持媒体と
前記加熱手段との間に介在する導電体層からなり、且つ
該導電体層が、前記加熱手段と前記潜像電荷保持媒体と
が圧接されるニップ領域内部のみ、もしくは前記ニップ
領域とそれよりも前記潜像電荷保持媒体の搬送方向に対
して上流側のみに限定して配置される。
するため、焦電体層を有し所定方向に搬送される潜像電
荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を選択的に加熱する
加熱手段と、前記潜像電荷保持媒体の加熱中もしくは加
熱直後に前記潜像電荷保持媒体表面を電気的に中和する
電荷中和手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成された
静電潜像を可視化する現像手段とを有する画像記録装置
に於いて、前記電荷中和手段が前記潜像電荷保持媒体と
前記加熱手段との間に介在する導電体層からなり、且つ
該導電体層が、前記加熱手段と前記潜像電荷保持媒体と
が圧接されるニップ領域内部のみ、もしくは前記ニップ
領域とそれよりも前記潜像電荷保持媒体の搬送方向に対
して上流側のみに限定して配置される。
【0010】上記した構成に於いては、放電防止用の絶
縁性部材により潜像電荷保持媒体と電荷中和手段との間
の絶縁性が高められるため、剥離放電が抑制される。
縁性部材により潜像電荷保持媒体と電荷中和手段との間
の絶縁性が高められるため、剥離放電が抑制される。
【0011】また、本発明は、電荷中和手段となる導電
体層がトナー等によって汚れ、画質が低下した場合、新
しい導電体層を新たな電荷中和手段とし、画質の低下を
防止するために、前記導電体層が、絶縁性フィルム上に
形成された複数の帯状の導電体層の内の1つからなり、
且つ、前記絶縁性フィルムを搬送することにより、前記
絶縁性フィルム上に形成されている帯状の導電体層の内
の、過去に電荷中和手段とされたことのない導電体層の
端部を前記ニップ領域内部に位置付ける搬送手段を備え
た。
体層がトナー等によって汚れ、画質が低下した場合、新
しい導電体層を新たな電荷中和手段とし、画質の低下を
防止するために、前記導電体層が、絶縁性フィルム上に
形成された複数の帯状の導電体層の内の1つからなり、
且つ、前記絶縁性フィルムを搬送することにより、前記
絶縁性フィルム上に形成されている帯状の導電体層の内
の、過去に電荷中和手段とされたことのない導電体層の
端部を前記ニップ領域内部に位置付ける搬送手段を備え
た。
【0012】上記構成に於いては、潜像電荷保持媒体と
加熱手段との分離部に導電体層が存在しないので、分離
部に於ける剥離放電を抑制できる。
加熱手段との分離部に導電体層が存在しないので、分離
部に於ける剥離放電を抑制できる。
【0013】また、本発明は、分離部に於ける剥離放電
を抑制するため、焦電体層を有し所定方向に搬送される
潜像電荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を選択的に加
熱する加熱手段と、前記潜像電荷保持媒体の加熱中もし
くは加熱直後に前記潜像電荷保持媒体表面を電気的に中
和する電荷中和手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成
された静電潜像を可視化する現像手段とを有する画像記
録装置に於いて、前記潜像電荷保持媒体と前記電荷中和
手段との分離部に放電防止用の絶縁性部材を配設する。
を抑制するため、焦電体層を有し所定方向に搬送される
潜像電荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を選択的に加
熱する加熱手段と、前記潜像電荷保持媒体の加熱中もし
くは加熱直後に前記潜像電荷保持媒体表面を電気的に中
和する電荷中和手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成
された静電潜像を可視化する現像手段とを有する画像記
録装置に於いて、前記潜像電荷保持媒体と前記電荷中和
手段との分離部に放電防止用の絶縁性部材を配設する。
【0014】上記した構成に於いては、電荷中和手段と
なる導電体層が汚れ、画質が低下した場合であっても、
搬送手段によって絶縁性フィルムを搬送することによ
り、過去に電荷中和手段とされたことのない導電体層が
ニップ領域内部に位置付けられ、新たな電荷中和手段と
なる。
なる導電体層が汚れ、画質が低下した場合であっても、
搬送手段によって絶縁性フィルムを搬送することによ
り、過去に電荷中和手段とされたことのない導電体層が
ニップ領域内部に位置付けられ、新たな電荷中和手段と
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の構成図である。
本実施例の画像記録装置は、無端ベルト状の潜像電荷保
持媒体3、加熱手段としてのサーマルヘッド4、電荷中
和手段としての導電体層5、プラテンローラ6、現像器
7、転写ローラ12、定着器15、コントローラ16、
導電ローラ20、交流電源21から構成される。尚、図
1に於いて、図6と同一符号は同一部分を表している。
本実施例の画像記録装置は、無端ベルト状の潜像電荷保
持媒体3、加熱手段としてのサーマルヘッド4、電荷中
和手段としての導電体層5、プラテンローラ6、現像器
7、転写ローラ12、定着器15、コントローラ16、
導電ローラ20、交流電源21から構成される。尚、図
1に於いて、図6と同一符号は同一部分を表している。
【0017】潜像電荷保持媒体3には、焦電体層1(厚
さ約100μm)と導電体層2(厚さ約0.1μm)の
2層からなるフィルムを無端状にしたベルトを用いた。
焦電体層1および導電体層2の材料には、それぞれPV
DF及びアルミニウムを用いた。導電体層2は、導電ロ
ーラ20を介して常に接地電位を保っている。
さ約100μm)と導電体層2(厚さ約0.1μm)の
2層からなるフィルムを無端状にしたベルトを用いた。
焦電体層1および導電体層2の材料には、それぞれPV
DF及びアルミニウムを用いた。導電体層2は、導電ロ
ーラ20を介して常に接地電位を保っている。
【0018】本実施例で使用したサーマルヘッド4は、
熱転写記録用に一般に用いられているライン型サーマル
ヘッドであり、ジュール熱により発熱する微小発熱素子
22が、約83μmピッチ(300dot/inch)
で潜像電荷保持媒体3の幅方向に一列に並んだ構造を有
している。コントローラ16は、これらの微小発熱素子
22を画像信号に応じて選択的に発熱させることによ
り、潜像電荷保持媒体3が画像信号に応じて選択的に加
熱されるようにする。
熱転写記録用に一般に用いられているライン型サーマル
ヘッドであり、ジュール熱により発熱する微小発熱素子
22が、約83μmピッチ(300dot/inch)
で潜像電荷保持媒体3の幅方向に一列に並んだ構造を有
している。コントローラ16は、これらの微小発熱素子
22を画像信号に応じて選択的に発熱させることによ
り、潜像電荷保持媒体3が画像信号に応じて選択的に加
熱されるようにする。
【0019】サーマルヘッド4の表面には、電荷中和手
段としての導電体層5が形成されている。導電体層5
は、図2に示すように、サーマルヘッド4と潜像電荷保
持媒体3とが圧接されるニップ領域内、及びニップ領域
よりも潜像電荷保持媒体3の搬送方向に対して上流側の
みに配置されている。つまり、潜像電荷保持媒体3とサ
ーマルヘッド4が分離する部分(図2のB部)には導電
体層5が存在せず、その結果、剥離放電の発生が抑制さ
れる。本実施例では、サーマルヘッド4の表面に厚さ約
0.1μmのアルミニウムもしくはクロムの金属薄膜を
蒸着することにより、導電体層5を形成した。
段としての導電体層5が形成されている。導電体層5
は、図2に示すように、サーマルヘッド4と潜像電荷保
持媒体3とが圧接されるニップ領域内、及びニップ領域
よりも潜像電荷保持媒体3の搬送方向に対して上流側の
みに配置されている。つまり、潜像電荷保持媒体3とサ
ーマルヘッド4が分離する部分(図2のB部)には導電
体層5が存在せず、その結果、剥離放電の発生が抑制さ
れる。本実施例では、サーマルヘッド4の表面に厚さ約
0.1μmのアルミニウムもしくはクロムの金属薄膜を
蒸着することにより、導電体層5を形成した。
【0020】尚、加熱手段となるサーマルヘッド4の表
面に形成する導電体層5には、本実施例で用いたような
金属薄膜の他、導電性有機材料など、導電性を有する他
の材料を用いることも可能である。また、絶縁性の下地
膜の上に導電体層を形成するなど、積層構造としてもか
まわない。更に、導電性のフィルムを導電体層5として
使用することも可能である。即ち、帯状に切断した導電
性フィルムをサーマルヘッド4の表面に固定するように
しても良い。
面に形成する導電体層5には、本実施例で用いたような
金属薄膜の他、導電性有機材料など、導電性を有する他
の材料を用いることも可能である。また、絶縁性の下地
膜の上に導電体層を形成するなど、積層構造としてもか
まわない。更に、導電性のフィルムを導電体層5として
使用することも可能である。即ち、帯状に切断した導電
性フィルムをサーマルヘッド4の表面に固定するように
しても良い。
【0021】加熱された潜像電荷保持媒体3の焦電体層
1の表面には、焦電効果によって電荷が発生するが、こ
れは導電体層5を通して中和される。ここでは、導電体
層5に、交流電源21から交流電圧を印加することによ
り、電荷中和の均一性を向上させた。本実施例では、振
幅1.5kV、周波数300Hzの交流電圧を導電体層
5に印加した。
1の表面には、焦電効果によって電荷が発生するが、こ
れは導電体層5を通して中和される。ここでは、導電体
層5に、交流電源21から交流電圧を印加することによ
り、電荷中和の均一性を向上させた。本実施例では、振
幅1.5kV、周波数300Hzの交流電圧を導電体層
5に印加した。
【0022】加熱が終了した潜像電荷保持媒体3は自然
冷却により室温に戻り、これに伴い、逆極性電荷による
潜像17が形成される。本実施例では、焦電体層1の表
面の温度上昇を40度とした時、約900Vの潜像電位
を得た。
冷却により室温に戻り、これに伴い、逆極性電荷による
潜像17が形成される。本実施例では、焦電体層1の表
面の温度上昇を40度とした時、約900Vの潜像電位
を得た。
【0023】潜像電荷保持媒体3上に形成された潜像1
7を、現像器7を用いて現像した。本実施例では、現像
方法に接触式非磁性一成分現像方式を用いた。現像を終
えた潜像電荷保持媒体3を、記録媒体である記録紙11
と重ね合わせ、電圧を印加した転写ローラ12を記録紙
11の背面より押し当てることにより、トナー18を記
録紙11の表面に静電転写した。トナー18が転写され
た記録紙11を、ヒートローラ13と圧力ローラ14と
からなる定着器15を通すことにより、トナー18を記
録紙11上へ定着し、画像19を形成した。
7を、現像器7を用いて現像した。本実施例では、現像
方法に接触式非磁性一成分現像方式を用いた。現像を終
えた潜像電荷保持媒体3を、記録媒体である記録紙11
と重ね合わせ、電圧を印加した転写ローラ12を記録紙
11の背面より押し当てることにより、トナー18を記
録紙11の表面に静電転写した。トナー18が転写され
た記録紙11を、ヒートローラ13と圧力ローラ14と
からなる定着器15を通すことにより、トナー18を記
録紙11上へ定着し、画像19を形成した。
【0024】尚、潜像17の現像方法、現像剤8の種
類、記録紙11への転写方法、および記録紙11への定
着方法などについては、本実施例で用いた方法に限定さ
れるものではなく、従来の電子写真記録で用いられるよ
うな他の方法を用いても同様の効果を得ることが可能で
ある。
類、記録紙11への転写方法、および記録紙11への定
着方法などについては、本実施例で用いた方法に限定さ
れるものではなく、従来の電子写真記録で用いられるよ
うな他の方法を用いても同様の効果を得ることが可能で
ある。
【0025】トナー18を記録紙11に転写した後、潜
像電荷保持媒体3は再びサーマルヘッド4まで送られ、
次の潜像形成が実行される。これに先立ち、潜像電荷保
持媒体3上に未転写のトナー18が存在する場合は、必
要に応じてクリーナ(図示せず)を用いて除去を行っ
た。また、潜像電荷が残存している場合には、必要に応
じて導電性ブラシ等の除電手段(図示せず)によって除
電を行った。
像電荷保持媒体3は再びサーマルヘッド4まで送られ、
次の潜像形成が実行される。これに先立ち、潜像電荷保
持媒体3上に未転写のトナー18が存在する場合は、必
要に応じてクリーナ(図示せず)を用いて除去を行っ
た。また、潜像電荷が残存している場合には、必要に応
じて導電性ブラシ等の除電手段(図示せず)によって除
電を行った。
【0026】上記のような装置構成のもとで記録実験を
実行した結果、電荷中和手段である導電体層5に交流電
圧を印加した状態でも、画像ボケのないシャープな画像
を高コントラストで記録できることが確認された。比較
実験として、導電体層5をニップ領域の下流側に形成し
た状態(図7の構成)で記録実験を実行したところ、記
録結果に激しい画像ボケが発生し、更に、潜像電位も約
40%減少することが確認された。このような比較実験
からも明らかなように、潜像電荷保持媒体3と電荷中和
手段の分離部に於ける剥離放電を防止することにより、
鮮鋭度及びコントラストの高い画像記録が可能になる。
実行した結果、電荷中和手段である導電体層5に交流電
圧を印加した状態でも、画像ボケのないシャープな画像
を高コントラストで記録できることが確認された。比較
実験として、導電体層5をニップ領域の下流側に形成し
た状態(図7の構成)で記録実験を実行したところ、記
録結果に激しい画像ボケが発生し、更に、潜像電位も約
40%減少することが確認された。このような比較実験
からも明らかなように、潜像電荷保持媒体3と電荷中和
手段の分離部に於ける剥離放電を防止することにより、
鮮鋭度及びコントラストの高い画像記録が可能になる。
【0027】図3は、本発明の別の実施例の構成図であ
る。本実施例と図1に示した実施例との相違点は、導電
体層5の替わりに電荷中和フィルム23を用いるように
した点、電極ローラ30を設けた点、電荷中和フィルム
23が巻付けられているローラ26aを設けた点、電荷
中和フィルム23を巻き取るローラ26bを設けた点で
ある。尚、図3に於いて、他の図1と同一符号は同一部
分を表している。
る。本実施例と図1に示した実施例との相違点は、導電
体層5の替わりに電荷中和フィルム23を用いるように
した点、電極ローラ30を設けた点、電荷中和フィルム
23が巻付けられているローラ26aを設けた点、電荷
中和フィルム23を巻き取るローラ26bを設けた点で
ある。尚、図3に於いて、他の図1と同一符号は同一部
分を表している。
【0028】潜像電荷保持媒体3とサーマルヘッド4と
の間には、電荷中和フィルム23が挟み込まれている。
電荷中和フィルム23は、図4に示すように、絶縁性フ
ィルム24の表面に、複数の帯状の導電体層25をフィ
ルムの幅方向に配置した構成を有する。本実施例では、
絶縁性フィルム24として厚さ約10μmの絶縁性ポリ
アラミドフィルムを使用し、その表面にアルミニウム蒸
着膜(厚さ約0.1μm)からなる帯状の導電体層25
を複数形成したものを電荷中和フィルム23とした。
の間には、電荷中和フィルム23が挟み込まれている。
電荷中和フィルム23は、図4に示すように、絶縁性フ
ィルム24の表面に、複数の帯状の導電体層25をフィ
ルムの幅方向に配置した構成を有する。本実施例では、
絶縁性フィルム24として厚さ約10μmの絶縁性ポリ
アラミドフィルムを使用し、その表面にアルミニウム蒸
着膜(厚さ約0.1μm)からなる帯状の導電体層25
を複数形成したものを電荷中和フィルム23とした。
【0029】潜像形成時には、絶縁性フィルム24上に
形成されている複数の導電体層25の内の1つを、その
上端部が潜像電荷保持媒体3とサーマルヘッド4のニッ
プ領域内に位置するように固定し、上記導電体層25
に、電極ローラ30を介して周波数約300Hz,振幅
1kVp−pの交流電圧を印加した。つまり、上記導電
体層25が電荷中和手段となる。これにより、潜像電荷
保持媒体3と導電体層25との間で電荷移動が繰り返さ
れ、潜像電荷保持媒体3の表面は均一な電荷中和状態と
なる。尚、潜像電荷保持媒体3と電荷中和フィルム23
とが分離する部分には、導電体層25が存在しないた
め、分離部に於ける剥離放電は抑制される。
形成されている複数の導電体層25の内の1つを、その
上端部が潜像電荷保持媒体3とサーマルヘッド4のニッ
プ領域内に位置するように固定し、上記導電体層25
に、電極ローラ30を介して周波数約300Hz,振幅
1kVp−pの交流電圧を印加した。つまり、上記導電
体層25が電荷中和手段となる。これにより、潜像電荷
保持媒体3と導電体層25との間で電荷移動が繰り返さ
れ、潜像電荷保持媒体3の表面は均一な電荷中和状態と
なる。尚、潜像電荷保持媒体3と電荷中和フィルム23
とが分離する部分には、導電体層25が存在しないた
め、分離部に於ける剥離放電は抑制される。
【0030】加熱および電荷中和が終了すると、潜像電
荷保持媒体3は室温に戻り、それに伴い、潜像17が形
成される。その後は、前述した実施例と同様の現像,転
写,定着プロセスが実行され、記録紙11上に画像19
が形成される。
荷保持媒体3は室温に戻り、それに伴い、潜像17が形
成される。その後は、前述した実施例と同様の現像,転
写,定着プロセスが実行され、記録紙11上に画像19
が形成される。
【0031】尚、記録を複数回繰り返すと、潜像電荷保
持媒体3上に残存したトナーが導電体層25上に堆積
し、良好な画像を形成できなくなる場合がある。このよ
うな場合、搬送手段となるローラ26bで電荷中和フィ
ルム23を巻き取ることにより電荷中和フィルム23を
ローラ26aからローラ26bの方向に搬送し、現在電
荷中和手段として使用している導電体層25に替えて、
過去に電荷中和手段として使用されたことのない新しい
導電体層25をニップ領域に配置することにより、良好
が画像を形成できるようになる。尚、記録紙11に10
枚記録するたびに、電荷中和フィルム23をローラ26
aからローラ26bの方向に搬送し、新しい導電体層2
5が潜像形成部に配置されるようにすることにより、長
期の記録実験に於いても、良好な画像を安定して得られ
ることが確認された。
持媒体3上に残存したトナーが導電体層25上に堆積
し、良好な画像を形成できなくなる場合がある。このよ
うな場合、搬送手段となるローラ26bで電荷中和フィ
ルム23を巻き取ることにより電荷中和フィルム23を
ローラ26aからローラ26bの方向に搬送し、現在電
荷中和手段として使用している導電体層25に替えて、
過去に電荷中和手段として使用されたことのない新しい
導電体層25をニップ領域に配置することにより、良好
が画像を形成できるようになる。尚、記録紙11に10
枚記録するたびに、電荷中和フィルム23をローラ26
aからローラ26bの方向に搬送し、新しい導電体層2
5が潜像形成部に配置されるようにすることにより、長
期の記録実験に於いても、良好な画像を安定して得られ
ることが確認された。
【0032】図5は本発明の更に別の実施例の要部構成
図であり、潜像形成部分の構成のみを示した図である。
図であり、潜像形成部分の構成のみを示した図である。
【0033】潜像電荷保持媒体3とサーマルヘッド4と
の間には、電荷中和手段となる導電性フィルム27が挟
み込まれている。本実施例では、導電性フィルムに厚さ
13μmの導電性ポリアラミドフィルムを使用した。
の間には、電荷中和手段となる導電性フィルム27が挟
み込まれている。本実施例では、導電性フィルムに厚さ
13μmの導電性ポリアラミドフィルムを使用した。
【0034】また、潜像電荷保持媒体3と導電性フィル
ム27とが分離される部分には、絶縁性材料からなる放
電防止部材28が固定されている。この放電防止部材2
8の存在により、潜像電荷保持媒体3と導電性フィルム
27との間の絶縁性が高められ、剥離放電が防止され
る。尚、放電防止部材28は、潜像電荷保持媒体3の表
面と摩擦接触しやすく、摩擦帯電によって発生する電荷
によって潜像電荷保持媒体3上の潜像17が乱される場
合がある。そこで、本実施例では、放電防止部材28の
材料に潜像電荷保持媒体3と同じ材料、即ちPVDFを
用いることにより摩擦帯電の発生を抑制した。尚、放電
防止部材28は、必ずしも潜像電荷保持媒体3の表面と
同じ材料である必要はないが、摩擦帯電を発生させにく
い同系の材料であることが望ましい。実際の記録実験に
於いて、潜像電荷保持媒体3と導電性フィルム27との
分離部に放電防止部材28を配設した場合、画像ボケの
ない良好な画像記録が実行可能であることが確認され
た。
ム27とが分離される部分には、絶縁性材料からなる放
電防止部材28が固定されている。この放電防止部材2
8の存在により、潜像電荷保持媒体3と導電性フィルム
27との間の絶縁性が高められ、剥離放電が防止され
る。尚、放電防止部材28は、潜像電荷保持媒体3の表
面と摩擦接触しやすく、摩擦帯電によって発生する電荷
によって潜像電荷保持媒体3上の潜像17が乱される場
合がある。そこで、本実施例では、放電防止部材28の
材料に潜像電荷保持媒体3と同じ材料、即ちPVDFを
用いることにより摩擦帯電の発生を抑制した。尚、放電
防止部材28は、必ずしも潜像電荷保持媒体3の表面と
同じ材料である必要はないが、摩擦帯電を発生させにく
い同系の材料であることが望ましい。実際の記録実験に
於いて、潜像電荷保持媒体3と導電性フィルム27との
分離部に放電防止部材28を配設した場合、画像ボケの
ない良好な画像記録が実行可能であることが確認され
た。
【0035】尚、本実施例では、電荷中和手段に導電性
フィルム27を用いたが、サーマルヘッド4上に形成し
た導電体層など、他の形態の電荷中和手段を用いても同
様の効果を得ることができる。
フィルム27を用いたが、サーマルヘッド4上に形成し
た導電体層など、他の形態の電荷中和手段を用いても同
様の効果を得ることができる。
【0036】以上、実施例をもって本発明を詳細に説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。例えば、実施例に於いては、加熱手段としてライ
ン型サーマルヘッドを用いたが、シリアル型サーマルヘ
ッド,加熱針など、他の加熱手段を用いることが可能で
ある。
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。例えば、実施例に於いては、加熱手段としてライ
ン型サーマルヘッドを用いたが、シリアル型サーマルヘ
ッド,加熱針など、他の加熱手段を用いることが可能で
ある。
【0037】また、実施例に於いては、潜像電荷保持媒
体3をベルト状にしたが、ドラム状,平板状など、他の
形状のものを用いても同様の効果を得ることができる。
体3をベルト状にしたが、ドラム状,平板状など、他の
形状のものを用いても同様の効果を得ることができる。
【0038】更に、実施例に於いては、記録媒体を紙と
したが、その他の様々な記録媒体に対して本発明が有効
であることは明白である。
したが、その他の様々な記録媒体に対して本発明が有効
であることは明白である。
【0039】また、記録媒体に対する着色媒体の転写及
び定着は必ずしも必要ではなく、一時的に記録媒体上或
いは潜像電荷保持媒体上に着色媒体を保持することによ
り、表示板等の一時的に情報表示する機器への応用も可
能である。
び定着は必ずしも必要ではなく、一時的に記録媒体上或
いは潜像電荷保持媒体上に着色媒体を保持することによ
り、表示板等の一時的に情報表示する機器への応用も可
能である。
【0040】また、実施例に於いては、着色媒体を全て
着色粒子(粉体トナー)としたが、液体トナー,液体イ
ンクなど、他の形態の着色媒体を使用しても良い。
着色粒子(粉体トナー)としたが、液体トナー,液体イ
ンクなど、他の形態の着色媒体を使用しても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電荷中
和手段を構成する導電体層をニップ領域内部のみ、もし
くはニップ領域とそれよりも潜像電荷保持媒体の搬送方
向に対して上流側のみに限定して配置したものであるの
で、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段との分離部に於け
る剥離放電を抑制でき、その結果、高コントラストで鮮
鋭度の高い画像記録が可能となる。
和手段を構成する導電体層をニップ領域内部のみ、もし
くはニップ領域とそれよりも潜像電荷保持媒体の搬送方
向に対して上流側のみに限定して配置したものであるの
で、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段との分離部に於け
る剥離放電を抑制でき、その結果、高コントラストで鮮
鋭度の高い画像記録が可能となる。
【0042】また、本発明は、潜像電荷保持媒体と電荷
中和手段との分離部に放電防止用の絶縁性部材を配設す
るようにしたので、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段と
の分離部に於ける剥離放電を抑制でき、その結果、高コ
ントラストで鮮鋭度の高い画像記録が可能となる。
中和手段との分離部に放電防止用の絶縁性部材を配設す
るようにしたので、潜像電荷保持媒体と電荷中和手段と
の分離部に於ける剥離放電を抑制でき、その結果、高コ
ントラストで鮮鋭度の高い画像記録が可能となる。
【0043】更に、本発明は、電荷中和手段となる導電
体層が汚れ、画質が低下した場合であっても、搬送手段
によって複数の帯状の導電体層が形成された絶縁性フィ
ルムを搬送することにより、過去に電荷中和手段とされ
たことのない導電体層がニップ領域内部に位置づけら
れ、新たな電荷中和手段とされるので、電荷中和手段の
汚れによる画質低下を防ぐことができる。
体層が汚れ、画質が低下した場合であっても、搬送手段
によって複数の帯状の導電体層が形成された絶縁性フィ
ルムを搬送することにより、過去に電荷中和手段とされ
たことのない導電体層がニップ領域内部に位置づけら
れ、新たな電荷中和手段とされるので、電荷中和手段の
汚れによる画質低下を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1に示した実施例の潜像形成部の構成を示し
た図である。
た図である。
【図3】本発明の他の実施例の構成図である。
【図4】図3に示した実施例で使用した電荷中和フィル
ムの構造を示す図である。
ムの構造を示す図である。
【図5】本発明のその他の実施例の要部構成図である。
【図6】従来の画像記録装置の構成例を示す図である。
【図7】図6に示した従来の画像記録装置に於ける潜像
形成部の拡大図である。
形成部の拡大図である。
1…焦電体層 2…導電体層 3…潜像電荷保持媒体 4…サーマルヘッド 5…導電体層 6…プラテンローラ 7…現像器 8…現像剤 9…現像ローラ 11…記録紙 12…転写ローラ 13…ヒートローラ 14…圧力ローラ 15…定着器 16…コントローラ 17…潜像 18…トナー 19…画像 20…導電ローラ 21…交流電源 22…微小発熱体素子 23…電荷中和フィルム 24…絶縁性フィルム 25…導電体層 26a,26b…ローラ 27…導電性フィルム 28…放電防止部材 29…導電体層 30…電極ローラ
Claims (7)
- 【請求項1】 焦電体層を有し所定方向に搬送される潜
像電荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を選択的に加熱
する加熱手段と、前記潜像電荷保持媒体の加熱中もしく
は加熱直後に前記潜像電荷保持媒体表面を電気的に中和
する電荷中和手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成さ
れた静電潜像を可視化する現像手段とを有する画像記録
装置に於いて、 前記電荷中和手段が前記潜像電荷保持媒体と前記加熱手
段との間に介在する導電体層からなり、且つ該導電体層
が、前記加熱手段と前記潜像電荷保持媒体とが圧接され
るニップ領域内部のみ、もしくは前記ニップ領域とそれ
よりも前記潜像電荷保持媒体の搬送方向に対して上流側
のみに限定して配置されたことを特徴とする画像記録装
置。 - 【請求項2】 前記導電体層が、前記加熱手段表面上に
生膜された導電体膜からなることを特徴とする請求項1
記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 前記導電体層が、前記加熱手段に対して
固定された導電性フィルムからなることを特徴とする請
求項1記載の画像記録装置。 - 【請求項4】 前記導電体層が、絶縁性フィルム上に形
成された複数の帯状の導電体層の内の1つからなり、且
つ、 前記絶縁性フィルムを搬送することにより、前記絶縁性
フィルム上に形成されている帯状の導電体層の内の、過
去に電荷中和手段とされたことのない導電体層の端部を
前記ニップ領域内部に位置付ける搬送手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の画像記録装置。 - 【請求項5】 焦電体層を有し所定方向に搬送される潜
像電荷保持媒体と、該潜像電荷保持媒体を選択的に加熱
する加熱手段と、前記潜像電荷保持媒体の加熱中もしく
は加熱直後に前記潜像電荷保持媒体表面を電気的に中和
する電荷中和手段と、前記潜像電荷保持媒体上に形成さ
れた静電潜像を可視化する現像手段とを有する画像記録
装置に於いて、 前記潜像電荷保持媒体と前記電荷中和手段との分離部に
放電防止用の絶縁性部材を配設したことを特徴とする画
像記録装置。 - 【請求項6】 前記電荷中和手段が、前記潜像電荷保持
媒体と前記加熱手段との間に挟まれた導電性フィルムか
らなることを特徴とする請求項5記載の画像記録装置。 - 【請求項7】 前記絶縁性部材の表面が、前記潜像電荷
保持媒体の表面と同じ材料からなることを特徴とする請
求項5記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8132827A JPH09297459A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8132827A JPH09297459A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 画像記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297459A true JPH09297459A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15090477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8132827A Pending JPH09297459A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297459A (ja) |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP8132827A patent/JPH09297459A/ja active Pending
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