JPH0929884A - 積層フィルム - Google Patents
積層フィルムInfo
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- JPH0929884A JPH0929884A JP7180456A JP18045695A JPH0929884A JP H0929884 A JPH0929884 A JP H0929884A JP 7180456 A JP7180456 A JP 7180456A JP 18045695 A JP18045695 A JP 18045695A JP H0929884 A JPH0929884 A JP H0929884A
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Abstract
り、高度な防湿性を有し、経済的にも優れた積層フィル
ムを提供する。 【構成】 無機層を含んでなる積層フィルムであって、
該積層フィルムの試験片を90mm×110mmとし、
その片面上の中心に厚さ0.6mm、50mm×50m
mのポリテトラフルオロエチレンを設置し、さらにその
上に厚さ0.1mm、90mm×110mmのポリテト
ラフルオロエチレンフィルムを試験片と外形が一致する
ように重ね、これをロール圧力6kgf/cm2 、温度
140℃に加熱したロール間に、フィルムの送り速度1
m/minで通す処理を施したとき、該処理の前後で積
層フィルムの水蒸気透過量の上昇が2.5×10-3g/
day以下であることを特徴とする積層フィルム。
Description
積層フィルムに関する。さらに詳しくはエレクトロルミ
ネセンス(EL)素子の保護フィルムとして有用な防湿
性に優れた積層フィルムに関する。
る特徴に加え、低電力消費で安価な面発光素子である。
しかしながら有機分散型EL素子は、ZnS等の蛍光物
質を有機バインダーに分散して発光体層を作成している
ために、雰囲気中の水分を発光体が吸湿してしまう。発
光物質は、水分に接触すると変質し、発光しなくなる。
そこで従来は、防湿性且つ光透過性に優れたフッ素系フ
ィルム、特にポリ塩化三フッ化エチレン(PCTFE)
を主体とした積層フィルムにより、EL素子をパッケー
ジし、発光物質を水分から保護している。また最近で
は、フッ素系フィルムの代わりに、プラスチックフィル
ムの表面に無機薄膜層を有する防湿性に優れたフィルム
を主体とした積層フィルムも使用されている。例えば、
特開昭60−159165号公報では、プラスチックフ
ィルムにMgOをコーティングしたフィルムを提案して
いる。特開平2−258251号公報では、ポリビニル
アルコールフィルムにケイ素酸化物をコーティングした
フィルムを提案している。また特開平3−203634
号公報では、フィルムを堅くすることによりフィルムの
変形を防ぐ事を提案している。
系フィルムを主体とした積層フィルムは高価であるた
め、EL素子の製造コストが上がってしまう欠点をもっ
ている。またフッ素系フィルムは、地球環境問題の上か
ら、その製造、廃棄が問題とされている。一方、表面に
無機薄膜層を有するプラスチックフィルムを主体とした
積層フィルムは、EL素子をパッケージする工程におい
て防湿性の劣化が起こるという問題がある。通常、EL
素子のパッケージは以下に記述するように行われる。E
L用防湿積層フィルムには多くの場合に片面にシーラン
ト層が設けられている。EL素子の発光面がシーラント
面とあわさるよう、EL素子上に防湿積層フィルムを置
く。EL素子の非発光面側に、金属、ガラス等の防湿性
のある物質を設置、或いは防湿積層フィルムのシーラン
ト面と非発光面があわさるように防湿積層フィルムを設
置される。これを、加熱したロール間を通すことによっ
て、またはヒートプレスすることによって熱圧着する。
このとき防湿積層フィルムがEL素子の端等でEL素子
に沿うよう曲げられる。この曲げにより無機薄膜層が破
壊され、防湿性はその曲げられた部分で著しく低下す
る。前記のように特開平3−203634号公報では、
これを解決するためフィルムの剛性を上げているが、こ
れではうまくEL素子がパッケージできない欠点があ
る。
済的にも優れ、EL素子用保護フィルムとして使用し得
る積層フィルムを提供することにある。
発明によって解決される。 無機層を含んでなる積層フィルムであって、該積層フ
ィルムの試験片を90mm×110mmとし、その片面
上の中心に厚さ0.6mm、50mm×50mmのポリ
テトラフルオロエチレンを設置し、さらにその上に厚さ
0.1mm、90mm×110mmのポリテトラフルオ
ロエチレンフィルムを試験片と外形が一致するように重
ね、これをロール圧力6kgf/cm2 、温度140℃
に加熱したロール間に、フィルムの送り速度1m/mi
nで通す処理を施したとき、該処理の前後で積層フィル
ムの水蒸気透過量の上昇が2.5×10-3g/day以
下であることを特徴とする積層フィルム。 少なくとも片面に無機層を有するプラスチックフィル
ムと、100μm以下の厚みで水蒸気透過度が6g/m
2 /day以下である有機層とを含んでなる記載の積
層フィルム。 無機層が、金属酸化物を含んでなるまたは記載の
積層フィルム。 無機層が、酸化アルミニウムを20〜99重量%含有
してなり、該無機層の比重が式: D=0.01A+b (式中、Dは無機層の比重を、Aは無機層中の酸化アル
ミニウムの重量%を、bは1.6〜2.2の数を示す)
を満足するまたは記載の積層フィルム。 有機層が、ポリプロピレンまたはポリ塩化ビニリデン
を含んでなる記載の積層フィルム。
なり、次に示す処理の前後で水蒸気透過量の上昇が2.
5×10-3g/day以下であることを特徴とする。該
処理とは、当該積層フィルムの試験片を90mm×11
0mmとし、その片面上、但し積層フィルムの片面にシ
ーラント層が設けられている場合は、シーラント層側の
面上の中心に厚さ0.6mm、50mm×50mmのポ
リテトラフルオロエチレンを設置し、さらにその上に厚
さ0.1mm、90mm×110mmのポリテトラフル
オロエチレンフィルムを試験片と外形が一致するように
重ね、これをロール圧力6kgf/cm2 、温度140
℃に加熱したロール間に、フィルムの送り速度1m/m
inで通す処理である。即ち、該処理を施した後、ポリ
テトラフルオロエチレンから積層フィルムを剥がしてそ
の水蒸気透過度を測定し、この処理後の積層フィルムの
水蒸気透過度から処理前の水蒸気透過度を引いた値に、
測定面積を掛けることにより算出した水蒸気透過量が、
2.5×10-3g/day以下である。該処理前後の水
蒸気透過量の上昇が2.5×10-3g/dayを越える
と、防湿性が低下し、EL素子用保護フィルムとして用
いた場合にEL素子の発光層の劣化が激しくなる。好ま
しくは1×10-3g/day以下、より好ましくは5×
10-4g/day以下である。
K 7129 B法に基づき、MOCON社製、PE
RMATRAN−W3/31を用いて40℃、90%R
Hで測定したものである。
は、無機層を含んでなる積層フィルムであってもよい
が、好適には少なくとも片面に無機層を有するプラスチ
ックフィルム(以下、A層ともいう)と、1μm以上の
厚みで水蒸気透過量が2.5×10-4g/m2 /day
以下である有機層(以下、B層ともいう)とを含んでな
る積層フィルムとすることにより得ることができる。
物としては、金属酸化物(例えば、Al2 O3 、SiO
2 、MgO、CaO、ZrO等)等が挙げられる。これ
らは2種以上併用してもよく、例えばAl2 O3 −Si
O2 、MgO−SiO2 、Al2 O3 −MgO等が挙げ
られる。水に対して安定である点、また可撓性、水蒸気
バリア性の点から、好ましくはSiO2 、Al2 O3 −
SiO2 である。
ば真空蒸着法、スパッタ法、イオンプレーティング法、
ウェットコート法によって製造される。
性の点から、5〜800nmが好ましく、より好ましく
は7〜100nmである。
性)が損なわれない限り不純物(例えば、炭素等)を例
えば3%程度以下含んでいても良い。
20〜99重量%含有してなることが好ましく、該無機
層の比重が式: D=0.01A+b (式中、Dは無機層の比重を、Aは無機層中の酸化アル
ミニウムの重量%を、bは1.6〜2.2の数を示す)
を満足することが好ましい。bの値が1.6未満で上記
式が成立する場合は、無機層の構造が粗雑となり、積層
フィルムの水蒸気バリア性が十分に得られない傾向があ
る。また、上記式が成立するためのbの値が2.2より
も大きい場合は、成膜後の初期水蒸気バリア特性は優れ
ているものの、膜が硬くなりすぎて機械特性が劣り、取
扱によって積層フィルムの水蒸気バリア性が低下する傾
向がある。より好ましくは、上記式においてbが1.7
〜2.1の範囲である。
061に基づいて、密度勾配管法により測定したもので
ある。
って適宜調整される。
を形成する有機高分子としては、例えばポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポ
リエチレン、ナイロン6、ナイロン12、ナイロン6
6、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン
(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ
カーボネート、ポリスチレン等が挙げられる。中でも、
防湿性の点から、PET、PP、PVAが好ましい。該
有機高分子は、これら有機高分子同士を、または該有機
高分子と他の有機物(例えば、アクリル等)とを共重合
したりブレンドしたりして用いてもよい。
ず、自体既知の方法で行われる。
えば滑剤、可塑剤、帯電防止剤等が配合されていてもよ
い。
は、例えば前記有機高分子を溶融押し出しして、必要に
応じ長手方向または、及び幅方向に延伸、冷却、熱固定
して製造される。
理、火炎処理、アンーカーコート等の表面処理をしても
良い。
0μmが好ましく、より好ましくは10〜100μmで
ある。厚みが3μm未満であると、変形しやすく、取扱
が困難となる傾向があり、500μmを越えると可撓性
が低下する傾向がある。
くとも片面に前記無機層を設けてなり、その製造方法は
特に限定されず、例えば真空蒸着法、スパッタ法、イオ
ンプレーティング法、ウェットコート法によって製造さ
れる。
00μm以下の厚みで水蒸気透過度が6g/m2 /da
y以下であり、好ましくは3g/m2 /day以下、よ
り好ましくは1g/m2 /day以下である。水蒸気透
過度が6g/m2 /dayを越えると、前記処理後の水
蒸気透過量の上昇量が大きくなる。有機層を形成する有
機物としては、上記特性を満たすものであれば特に限定
されないが、例えばPP、PVDC、PVC、ポリアク
リルニトリル等のプラスチックが挙げられ、中でも厚み
が薄くても水蒸気透過度の少ない点から、PP、PVD
Cが好ましい。
の積層フィルムの水蒸気透過量の測定方法に従って測定
したものである。但し、該有機層が他のフィルムにコー
ティングされて製造される場合は、以下のようにして測
定することができる。まず、他のフィルムの水蒸気透過
度を予め測定した後、有機物をコーティングして他のフ
ィルム上に有機層を作る。この水蒸気透過度を同様にし
て測定して他のフィルムの水蒸気透過度から換算した値
である。即ち、コーティングフィルムの水蒸気透過度の
逆数が、有機層の水蒸気透過度の逆数と他のフィルムの
水蒸気透過度の逆数との和に等しく、これより換算する
ことができる。
る原料有機物や有機層の厚さ等によって調整される。
限定されず、自体既知の方法で製造される。
に限定されないが、例えば前記のプラスチックフィルム
の製造方法に準じてフィルム状にする、または他のフィ
ルムにコーティングする方法等が挙げられる。
以下、より好ましくは20μm以下である。100μm
を越えると積層フィルムの可撓性が低下する傾向があ
る。
機層(B層)とを含んでなる。A層、B層は1層ずつで
も良いし、数層重ねても良い。各層の積層の順番も、特
に限定されないが、B層に含まれる無機層が最外層とな
らないように積層される。また、積層フィルムの透明性
を損なわなければ、A層、B層以外の層が設けられてい
てもよい。
限されず、例えばA層フィルムとB層フィルムとを接着
剤(例えば、ポリウレタン系接着剤)によりラミネート
する方法でも良いし、或いはA層フィルム上に、フィル
ムとしたときに1μm以上の厚みで水蒸気透過量が2.
5×10-4g/m2 /day以下となるような有機物を
コーティングすることによって、A層フィルム上にB層
を設ける方法でも良い。また、任意のプラスチックフィ
ルム上に、フィルムとしたときに1μm以上の厚みで水
蒸気透過量が2.5×10-4g/m2 /day以下とな
るような有機物をコーティングし、このフィルムを接着
剤によりB層とラミネートして製造することもできる。
ト層を有していてもよい。シーラント層としては、熱圧
着可能である点から熱可塑性樹脂、例えばエチレン−ア
クリル系共重合樹脂、低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、アイオノマー樹脂、接着性ポリエステル樹脂
等が挙げられる。特にEL用としては、金属との接着性
の点から、エチレン−アクリル酸エチル共重合樹脂(E
EA)、エチレン−アクリル酸共重合樹脂(EAA)、
エチレン−メタアクリル酸共重合樹脂(EMAA)が好
ましい。
ないが、例えば押出しラミネート法、ドライラミネート
法等が挙げられる。
線透過率が70%以上であることが好ましく、より好ま
しくは80%以上である。
K 7105に基づいて、NDH−1001DPヘイズ
メータ(日本電色工業(株)製)を用いて測定したもの
である。
ラスチックフィルム、無機層、有機層の種類や厚さ等に
よって調整される。
た、特性値の測定方法を以下に示す。
K 7129 B法に基づいて、MOCON社製、P
ERMATRAN−W3/31を用い、40℃×90%
RHで測定した。
7105に基づいて、NDH−1001DPヘイズメ
ータ(日本電色工業(株)製)を用いて測定した。
基づいて、密度勾配管法により測定した。
(ミノルタカメラ株式会社製)を用いて測定した。
Ox(以下、xは約1.8)を50nmコーティングし
てA層を得た。B層として厚さ60μmの2軸延伸PP
(OPP)フィルム(水蒸気透過量:2.1g/m2 /
day)を使用し、シーラント層として厚さ50μmの
EAAフィルムを使用した。各フィルムを接着剤でドラ
イラミネートして積層フィルムを得た。積層フィルムの
構成は、OPP/SiOxコートPET/EAAであ
り、SiOxコート面はOPP側とした。
ム(水蒸気透過量:9.2g/m2 /day)を用いた
以外は実施例1と同様にして積層フィルムを得た。積層
フィルムの構成は、PET/SiOxコートPET/E
AAである。
Oxを50nmコーティングしてA層を得た。該A層の
SiOx側に、PVDCを厚さ4μmとなるようにコー
ティングし、さらにPVDC層の上に厚さ100μmの
PETフィルムを重ね、A層上にB層を形成した(B層
の水蒸気透過量:3.5g/m2 /day)。また、シ
ーラント層として厚さ50μmのEAAフィルムを使用
した。各フィルムを接着剤でドライラミネートして積層
フィルムを得た。積層フィルムの構成は、PET/PV
DC/SiOxコートPET/EAAである。
フィルムを得た(B層の水蒸気透過量:5.5g/m2
/day)。積層フィルムの構成はPET/SiOxコ
ートPET/EAAである。
ウムを40重量%含んだ比重2.6(b=2.2)の酸
化アルミニウム−酸化ケイ素複合酸化物からなる無機層
を、蒸着法で20nmコーティングすることによって形
成し、A層を得た。B層として厚さ60μmのOPPフ
ィルム(水蒸気透過量:2.1g/m2/day)を使
用し、シーラント層として厚さ50μmのEAAフィル
ムを使用した。各フィルムを接着剤でドライラミネート
して積層フィルムを得た。積層フィルムの構成は、A層
を2層とし、Al2 O3 −SiO2 コートPET/OP
P/Al2 O3 −SiO2 コートPET/EAAであ
り、Al2 O3 −SiO2 コートPETのAl2 O3 −
SiO2 コート面はいずれもOPP側とした。
PETフィルム(水蒸気透過量:9.2g/m2 /da
y)を使用した以外は実施例3と同様にして積層フィル
ムを得た。積層フィルムの構成は、Al2 O3 −SiO
2 コートPET/PET/Al2 O3 −SiO2 コート
PET/EAAである。
TフィルムにPVDCを5μmとなるようにコーティン
グしたフィルムを使用した(B層の水蒸気透過量:2.
8g/m2 /day)。また、シーラント層として厚さ
50μmのEAAフィルムを使用した。各フィルムを接
着剤でドライラミネートして積層フィルムを得た。積層
フィルムの構成は、A層を2層とし、PVDCコートP
ET/Al2 O3 −SiO2 コートPET/Al2 O3
−SiO2 コートPET/EAAである。Al2 O3 −
SiO2 コートPETフィルムはAl2 O3 −SiO2
コート面同士を接着した。PVDCコートPETフィル
ムのPVDCコート面はAl2 O3 −SiO2 コートP
ET側とした。
PETフィルム(水蒸気透過量:46g/m2 /da
y)を用いた以外は実施例4と同様にして積層フィルム
を得た。積層フィルムの構成は、PET/Al2 O3 −
SiO2 コートPET/Al2 O3 −SiO2 コートP
ET/EAAである。
3で得られたA層を用い、他方は厚さ12μmのナイロ
ン(Ny)フィルムの片面に、酸化アルミニウムを55
重量%含んだ比重2.3(b=1.7)の酸化アルミニ
ウム−酸化ケイ素複合酸化物からなる無機層を、蒸着法
で20nmコーティングすることによって形成し、A層
を得た。B層として厚さ60μmのOPPフィルム(水
蒸気透過量:2.1g/m2 /day)を使用した。ま
た、他方のA層のNyフィルム面に、EEAを厚さ50
μmとなるように押し出しラミネートしてシーラント層
を形成した。各フィルムを接着剤でドライラミネートし
て積層フィルムを得た。積層フィルムの構成は、A層を
2層とし、OPP/Al2 O3 −SiO2 コートPET
/Al2 O3 −SiO2 コートNy/EEAである。A
l2 O3 −SiO2コートPETフィルムとAl2 O3
−SiO2 コートNyフィルムはコート面同士を接着し
た。
のPETフィルム(水蒸気透過量:3.7g/m2 /d
ay)を使用した以外は実施例5と同様にして積層フィ
ルムを得た。積層フィルムの構成は、PET/Al2 O
3 −SiO2 コートPET/Al2 O3 −SiO2 コー
トNy/EEAである。
2で得られたA層を用い、他方は厚さ12μmのPVA
フィルムの片面に、蒸着法でSiOxを50nmコーテ
ィングして得た。B層として厚さ60μmのOPPフィ
ルム(水蒸気透過量:2.1g/m2 /day)を使用
した。また、他方のA層のPVAフィルム面に、EAA
を厚さ50μmとなるように押し出しラミネートしてシ
ーラント層を形成した。各フィルムを接着剤でドライラ
ミネートして積層フィルムを得た。積層フィルムの構成
は、OPP/SiOxコートPET/SiOxコートP
VA/EEAである。SiOxコートPETフィルムと
SiOxコートPVAフィルムはSiOxコート面同士
を接着した。
のPETフィルム(水蒸気透過量:3.7g/m2 /d
ay)を用いた以外は実施例6と同様にして積層フィル
ムを得た。積層フィルムの構成は、PET/SiOxコ
ートPET/SiOxコートPVA/EEAである。
3で得られたA層を用い、他方は厚さ12μmのPVA
フィルムの片面に、酸化アルミニウムを40重量%含ん
だ比重2.6(b=2.2)の酸化アルミニウム−酸化
ケイ素複合酸化物からなる無機層を、蒸着法によって2
0nmコーティングすることによって得た。B層として
厚さ60μmのOPPフィルム(水蒸気透過量:2.1
g/m2/day)を使用した。また、他方のA層のP
VAフィルムと反対面に、EEAを厚さ50μmとなる
ように押し出しラミネートしてシーラント層を形成し
た。各フィルムを接着剤でドライラミネートして積層フ
ィルムを得た。積層フィルムの構成は、OPP/Al2
O3 −SiO2 コートPET/Al2 O3 −SiO2コ
ートPVA/EEAである。Al2 O3 −SiO2 コー
トPETフィルムとAl2 O3 −SiO2 コートPVA
フィルムはAl2 O3 −SiO2 コート面同士を接着し
た。
のPET(水蒸気透過量:3.7g/m2 /day)を
用いた以外は実施例7と同様にして積層フィルムを得
た。積層フィルムの構成は、PET/Al2 O3 −Si
O2 コートPET/Al2 O3 −SiO2 コートPVA
/EEAである。
た積層フィルムの構成を表1に、有機層の水蒸気透過
度、積層フィルムの光線透過率、下記処理前後の積層フ
ィルムの水蒸気透過度および水蒸気透過量上昇量を表2
に示す。得られた積層フィルムを90mm×110mm
の試験片とし、そのシーラント層側の面上の中心に、厚
さ0.6mm、50mm×50mmのポリテトラフルオ
ロエチレンを設置し、さらにその上に厚さ0.1mm、
90mm×110mmのポリテトラフルオロエチレンフ
ィルムを、試験片と外形が一致するように重ね、これを
ロール圧力6kgf/cm2 、温度140℃に加熱した
ロール間に、フィルムの送り速度1m/minで通す処
理を行った。該処理を施した後、ポリテトラフルオロエ
チレンから積層フィルムを剥がしてその水蒸気透過量を
測定し、この処理後の積層フィルムの水蒸気透過量から
処理前の水蒸気透過量を引いた値に、測定面積(50c
m2 )を掛けることにより算出した値を水蒸気透過量上
昇量とした。
10mm)を用い、実際に15mm×40mmのEL素
子をパッケージした。蛍光層はZnSをバインダー(シ
アノレジン)に分散したものを使った。背面電極にはア
ルミ板を使い、その上に誘電体層(BaTiO3 層)、
蛍光層、透明電極(ITOフィルム)を順に重ねた。こ
れを、積層フィルムを用いて両側よりラミネートし、図
1に示される積層フィルムでパッケージされたEL素子
を得た。比較例7の積層フィルムを用いた場合は、特に
積層フィルム同士の接着部分に気泡が入り、きれいにラ
ミネートできなかった。これを、50℃×90%RH
で、100V、400Hzの交流電源に接続し、連続点
灯してその輝度を測定した。0時間後の輝度を100%
とし、輝度の経時変化を観察した。結果を図2に示す。
れた防湿性を有する積層フィルムを提供できる。また該
積層フィルムは、加工性に優れ、また経済性の面からも
優れている。したがってEL素子パッケージに最適であ
り、かつその他の防湿性能を要求される用途にも好適に
用いることができる。
L素子の断面図である。
ジされたEL素子の輝度の経時変化を示すグラフであ
る。 1 積層フィルム 2 透明電極 3 蛍光層 4 誘電体層 5 電極
Claims (5)
- 【請求項1】 無機層を含んでなる積層フィルムであっ
て、該積層フィルムの試験片を90mm×110mmと
し、その片面上の中心に厚さ0.6mm、50mm×5
0mmのポリテトラフルオロエチレンを設置し、さらに
その上に厚さ0.1mm、90mm×110mmのポリ
テトラフルオロエチレンフィルムを試験片と外形が一致
するように重ね、これをロール圧力6kgf/cm2 、
温度140℃に加熱したロール間に、フィルムの送り速
度1m/minで通す処理を施したとき、該処理の前後
で積層フィルムの水蒸気透過量の上昇が2.5×10-3
g/day以下であることを特徴とする積層フィルム。 - 【請求項2】 少なくとも片面に無機層を有するプラス
チックフィルムと、100μm以下の厚みで水蒸気透過
度が6g/m2 /day以下である有機層とを含んでな
る請求項1記載の積層フィルム。 - 【請求項3】 無機層が、金属酸化物を含んでなる請求
項1または2記載の積層フィルム。 - 【請求項4】 無機層が、酸化アルミニウムを20〜9
9重量%含有してなり、該無機層の比重が式: D=0.01A+b (式中、Dは無機層の比重を、Aは無機層中の酸化アル
ミニウムの重量%を、bは1.6〜2.2の数を示す)
を満足する請求項1または2記載の積層フィルム。 - 【請求項5】 有機層が、ポリプロピレンまたはポリ塩
化ビニリデンを含んでなる請求項2記載の積層フィル
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18045695A JP3900543B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 積層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18045695A JP3900543B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 積層フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929884A true JPH0929884A (ja) | 1997-02-04 |
| JP3900543B2 JP3900543B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=16083549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18045695A Expired - Lifetime JP3900543B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 積層フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3900543B2 (ja) |
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-
1995
- 1995-07-17 JP JP18045695A patent/JP3900543B2/ja not_active Expired - Lifetime
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