JPH09299022A - 梅加工品 - Google Patents

梅加工品

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JPH09299022A
JPH09299022A JP14682896A JP14682896A JPH09299022A JP H09299022 A JPH09299022 A JP H09299022A JP 14682896 A JP14682896 A JP 14682896A JP 14682896 A JP14682896 A JP 14682896A JP H09299022 A JPH09299022 A JP H09299022A
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    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風味豊かでしかも低塩もしくは無塩タイプで
長期保存可能な梅加工品を提供する。 【解決手段】 梅加工品の梅肉中の有機酸量を3重量%
以上とし、且つ食塩量を3重量%以下とする。有機酸中
の酢酸の量は5重量%以上とすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期保存性に優れ
た低塩もしくは無塩タイプの梅加工品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、梅を使用した長期保存食品と
して梅干しが広く親しまれており、次のように製造され
ている。
【0003】まず、梅雨時期に収穫された適度に熟した
梅を水につけてあく抜きした後に、梅の重量の2割程度
の量の食塩をまぶし、それを容器中で軽く重しをかけな
がら塩漬けする。ここで、徐々に梅からしみ出た水分が
梅酢と称される漬け汁となる。次に、必要に応じて風味
と色付けのために塩揉みした赤紫蘇を容器に加えて更に
漬け込む。そして土用の時期に、容器から梅を取り出
し、2〜3日間天日で乾燥した後に、容器中の梅酢に再
度漬け込む。これにより風味豊かな梅干しが得られる。
このようにして製造された従来の梅干しは、梅肉中に2
0重量%以上の高濃度の食塩を含有しているために長期
保存性に優れたものとなる。
【0004】なお、このような従来の梅干しの酸味は、
わずかに含まれている酢酸に由来するものではなく、梅
肉中に約2〜2.5重量%で含有されているクエン酸に
由来するものである。
【0005】ところが、近年の健康食品ブームの中で、
伝統的な塩蔵食品に対しても低塩化することが望まれて
おり、梅干しも例外ではない。
【0006】そこで、天日で乾燥する前に、塩漬けした
梅を水洗することにより脱塩し、梅肉中の食塩量を10
重量%程度に調整した低塩タイプの梅干しが市販される
ようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水洗に
より脱塩した梅干しは、水洗により食塩分のみならず風
味成分も溶出し、更に梅肉質の保形性も低下し、そのた
め梅干しの風味が劣化するという問題があった。また、
食塩量が低下するために、その長期保存性も低下すると
いう問題もあった。
【0008】また、梅干しに対する最近の低塩化の要請
はより強いものとなっており、場合により無塩化するこ
とも求められるようになっているが、このような要請に
対しては、水洗脱塩した梅干しではもはや対処すること
ができないという問題があった。これは、従来の水洗に
よる脱塩する方法では食塩濃度を約8%以下とすること
が非常に困難となっているためである。従って、長期保
存が可能であり、且つ風味豊かでしかも低塩もしくは無
塩タイプの梅干し等の梅加工品は存在していないという
のが現状である。
【0009】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、長期保存性に優れしかも
風味豊かで低塩もしくは無塩タイプの梅加工品を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、梅加工品の
梅肉中の食塩量を3重量%以下とし、しかも有機酸量を
3重量%以上とすることにより、上述の目的を達成でき
ることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0011】即ち、本発明は、梅肉中の有機酸量が3重
量%以上であり且つ食塩量が3重量%以下であることを
特徴とする梅加工品を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の梅加工品を詳細に
説明する。
【0013】本発明の梅加工品は、その梅肉中の有機酸
量が梅肉基準で3重量%以上であり、且つ食塩量が3重
量%以下であることを特徴とする。梅肉中の有機酸量を
梅肉基準で3重量%以上とすることにより、梅加工品の
保存性を向上させ、しかも梅肉の熟成を促進し、梅加工
品に豊かな風味を付与することができる。また、食塩量
を梅肉基準で3重量%以下とすることにより、市場にお
ける梅加工品に対する低塩化の要請に応えることができ
る。
【0014】なお、本発明の梅加工品において、有機酸
とは、梅自体に元来含まれている有機酸(例えば、クエ
ン酸、リンゴ酸、コハク酸、シュウ酸等)や、梅の加工
中に用いられる有機酸(例えば、酢酸、乳酸等など)を
含む。
【0015】このように、本発明の梅加工品は種々の有
機酸を含有するが、有機酸の全量(総有機酸量)の好ま
しくは5重量%以上が酢酸となるようにする。これによ
り、梅加工品により良好な梅香と風味とを付与すること
ができる。
【0016】また、本発明の梅加工品においては、有機
酸としてクエン酸及びリンゴ酸を使用することが好まし
い。これにより、梅肉に好ましいソフト感を付与するこ
とができる。この場合、クエン酸量をリンゴ酸量の好ま
しくはl.5倍(重量)以上とすることにより、より良
好なソフト感を梅肉に付与することができる。また、ク
エン酸とリンゴ酸とを除いたその他の有機酸の中には、
梅加工品により良好な外観を付与することができる成分
が含まれている。従って、クエン酸とリンゴ酸とを除い
たその他の有機酸の合計量が、総有機酸量の好ましくは
20重量%以上50重量%以下となるようにすることに
より、梅加工品に良好な外観を付与することができる。
【0017】次に本発明の梅加工品の梅肉中の食塩量
は、前述したように梅肉基準で3重量%以下であるが、
0%としてもよい。これにより無塩タイプの梅加工品が
得られる。
【0018】本発明の梅加工品は、以下に説明する工程
に従って製造することができる。
【0019】工程(a) まず、生梅100kgを洗浄し、必要に応じて水に2〜
3時間漬けてあく抜きした後、酢酸水溶液50〜100
リットル中に浸漬する。
【0020】ここで、酢酸水溶液の酢酸濃度は、低過ぎ
ると腐敗しやすくなり、高過ぎると食味が劣化するの
で、好ましくは0.2〜3.0重量%に調整する。な
お、酢酸水溶液には、酢酸以外にも必要に応じてクエン
酸、リンゴ酸、砂糖、化学調味料、核酸系調味料、エチ
ルアルコール等を添加することができる。
【0021】なお、生梅の酢酸水溶液への浸漬の際の条
件は、梅の熟度、大きさ、柔軟さなどにより異なるが、
梅肉が適度な硬度{一般に果実硬度計(針径5mm長さ
10mm)で約1.0kg程度の硬度}となるまで浸漬
する。例えば、温度条件に関しては低過ぎると必要以上
に硬くなり、高過ぎると肉質が潰れやすくなるので、好
ましくは2〜40℃、より好ましくは25〜35℃であ
る。また、浸漬時間に関しては、短過ぎると柔軟さが不
足し、長過ぎると潰れやすくなるので、少なくとも20
日〜3ヶ月である。より具体的には、浸漬温度が25〜
35℃である場合には約20日間浸漬し、また浸漬温度
が10〜20℃である場合には約2ヶ月間浸漬し、ある
いは浸漬温度が2〜5℃である場合には少なくとも3ヶ
月間浸漬する。
【0022】工程(b) 次に、梅を酢酸水溶液から引上げ、常法に従って液切り
して乾燥する。
【0023】ここで、乾燥の方法としては、強制的に温
風を吹き付けることにより乾燥してもよいが、従来の梅
干しと同様に、天日に2〜3日さらすことにより乾燥す
ることが、風味の点から好ましい。この場合、乾燥の程
度が低過ぎると表皮が破れ易くなり、高過ぎると肉質が
縮んで硬くなるので、梅肉中の水分含量が好ましくは4
0〜70重量%となるまで乾燥する。
【0024】工程(c) 次に、乾燥した梅50kgを、調味液10〜30リット
ル中に浸漬し、調味液を梅肉に浸透させることにより本
発明の梅加工品が得られる。
【0025】ここで、調味液としては、食塩、種々の有
機酸(例えば、酢酸、クエン酸、リンゴ酸等)、砂糖、
醤油、化学調味料、色素等を適宜調合したものを使用す
ることができる。
【0026】なお、上述のように、乾燥した梅の調味液
への浸漬の条件は、梅の大きさ、柔軟さ、調味液の組成
などにより異なるが、梅肉中の有機酸量及び食塩量が所
定範囲内、即ち有機酸量が梅肉中に3重量%以上であっ
て、食塩量が梅肉中に3重量%以下となるように浸漬す
ればよい。例えば、温度条件に関しては、調味液が凍ら
ない温度以上であることが必要であるが、高過ぎると梅
肉がくずれやすくなるので、好ましくは2〜10℃の温
度で浸漬する。また、浸漬時間に関しては、短過ぎると
調味液による味付けが不十分となり、長過ぎると潰れや
すくなるので、10〜60日である。
【0027】このようにして得られた本発明の梅加工品
は、従来の高食塩濃度の梅干しにかわる低塩もしくは無
塩タイプの梅干しとして、あるいは菓子や和洋食素材な
どの食品素材の一つとして有用なものとなる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0029】実施例1 生梅50kgを、水で希釈した食酢50リットル(酸度
0.4%)に25℃で30日間浸漬した。このときの梅
の平均硬度は、果実硬度計(針径5mm長さ10mm)
で約1.05kgであった。
【0030】その後、食酢から梅を取り出し、3日間天
日干しすることにより乾燥した。この時の梅肉中の水分
含量は60重量%であった。
【0031】次に、得られた乾燥梅を、調味液10リッ
トル(食塩9.3重量%、砂糖25重量%、酢酸2重量
%、リンゴ酸0.5重量%、クエン酸0.5重量%、グ
ルタミン酸ナトリウム3%、核酸系調味料0.2重量
%、水バランス量)に5℃で20日間浸漬した。これに
より梅肉中に梅肉基準で表1に示す有機酸量と食塩量と
を含有する調味梅干しが得られた。
【0032】実施例2 調味液中の食塩量と酢酸の各濃度を調整する以外は実施
例1と同様の操作により、表1に示す有機酸量と食塩量
とを含有する調味梅干しを得た。
【0033】実施例3 調味液中の食塩量と酢酸の各濃度を調整する以外は実施
例1と同様の操作により、食塩量が0%であって、表1
に示す量の有機酸を含有する調味梅干しを得た。
【0034】比較例1 水洗した生梅50kgに、食塩10kgをまぶして2ヶ
月間塩漬けした。
【0035】次に、塩漬けの梅を水洗した後は、実施例
1と同様に乾燥し、調味液に浸漬した。これにより、表
1に示す量の有機酸と食塩とを含有する調味梅干しを得
た。
【0036】比較例2 調味液中の水の一部を酢酸に代えることにより、調味液
中の酢酸の量を増加させること以外は、比較例1と同様
の操作により、表1に示す量の有機酸と食塩とを含有す
る調味梅干しを得た。
【0037】比較例3 調味液中の食塩と酢酸の量を調整すること以外は比較例
1と同様の操作により、表1に示す有機酸量と食塩量と
を含有する調味梅干しを得た。
【0038】比較例4 調味液中の食塩と酢酸の量を調整すること以外は比較例
1と同様の操作により、表1に示す有機酸量と食塩量と
を含有する調味梅干しを得た。
【0039】(評価)実施例1〜3及び比較例1〜4の
調味梅干しについて、10名の専門パネラーにより、風
味(「梅香」、「食感」、「塩味」)、「外観」及び
「保存性」について官能評価させてランクづけを行っ
た。また、その結果に基づき梅加工品としての総合評価
を行った。得られた結果を表1に示す。
【0040】「梅香」評価ランク 基準 A; 梅香が良好である場合 B; 梅香が弱い場合 C; 梅香が非常に弱い場合
【0041】「食感」評価ランク 基準 A; 梅肉質が良好な場合 B; 梅肉質がやや硬いか又はやや柔らかい場合 C; 梅肉質が硬過ぎるか又は柔らかすぎる場合
【0042】「塩味」評価ランク 基準 A; 好ましい塩味である場合 B; 塩味が幾分強い場合 C; 塩味が非常に強い場合
【0043】「外観」評価ランク 基準 A; 従来の梅干しより明るい梅干し色である場合 B; 従来の梅干しと同程度の色である場合 C; 従来の梅干しより暗い色である場合
【0044】「保存性」評価ランク 基準 A; 常温保存で少なくとも6ヶ月なんら変化がない場
合 B; 常温保存で6ヶ月以内に変色、かびの発生等の変
化がある場合 C; 常温保存で1ヶ月以内に変色、かびの発生等の変
化がある場合
【0045】「総合評価」ランク 基準 ○: 上述の5種類の評価項目のすべてがAである場合 △: Aの数が3又は4個の場合 ×: Aの数が2個以下である場合又はCが一つでもあ
る場合
【0046】
【表1】 実施例 比較例 1 2 3 1 2 3 4 有機酸量(wt%) 3.0 4.0 5.0 2.0 2.5 3.0 3.0 食塩量(wt%) 3.0 2.0 0 3.0 3.0 4.0 10.0 (評価) 「梅香」 A A A C C C B 「食感」 A A A C C B B 「塩味」 A A A B B B C 「外観」 A A A B B B B 「保存性」 A A A C C C B総合評価 ○ ○ ○ × × × ×
【0047】表1から、実施例1〜3の梅加工品が、い
ずれの評価項目についても良好な結果を示しており、従
って、実施例1〜3の梅加工品が、保存特性に優れしか
も豊かな風味を有している梅加工品であることがわか
る。
【0048】一方、比較例1及び2の場合には、脱塩に
よって食塩含量が低下し、また有機酸量も低下し、その
結果、梅香、食感、長期保存性が低下したことがわか
る。また、比較例3及び4の場合には食塩量が多く、低
塩化の要請に応えることができない。
【0049】実施例4 実施例3と同様の操作により、梅肉中の食塩量及び総有
機酸量がそれぞれ0重量%及び3重量%であり、総有機
酸量に占める酢酸の比率(重量%)が表2に示す値に調
整されている梅加工品(4a〜4g)を製造した。な
お、酢酸の比率の調整は、有機酸分析の一方法であるポ
ストカラム法で確認しながら行った。
【0050】得られた梅加工品について、実施例3と同
様に評価したところ、いずれの項目についても実施例3
と同様な優れた結果が得られた。特に、総有機酸中の酢
酸の比率が5.0重量%以上である梅加工品(4e〜4
g)は、4a〜4dの梅加工品に比べ、梅香と肉質とが
より良好なものとなっていた。
【0051】
【表2】 (梅加工品) 4a 4b 4c 4d 4e 4f 4g 酢酸の比率(wt%) 2.0 2.5 2.9 3.0 5.0 10.0 50.0(対総有機酸量)
【0052】実施例5 実施例1と同様の操作により、梅肉中の食塩量、総有機
酸量及び総有機酸量に占める酢酸の比率が、それぞれ3
重量%、3重量%及び3.3重量%であって、梅肉中の
クエン酸量及びリンゴ酸量並びに両者の比率が表3に示
す数値であり、しかも、それらを除く有機酸量が総有機
酸量の30重量%となるように調整された梅加工品(5
a〜5f)を製造した。なお、クエン酸とリンゴ酸との
比率やその他の有機酸量の調整は、実施例4の場合と同
様に行った。
【0053】得られた梅加工品について、実施例1と同
様に評価したところ、いずれの項目についても実施例1
と同様な優れた結果が得られた。特に、クエン酸の含有
量がリンゴ酸の含有量の1.5倍以上となっている梅加
工品(5d〜5f)は、5a〜5cの梅加工品に比べ、
肉質がよりソフトとなり好ましい食感を呈していた。
【0054】
【表3】 (梅加工品) 5a 5b 5c 5d 5e 5f (1)クエン酸量(wt%) 1.2 1.3 1.35 1.38 1.5 1.7 (2)リンゴ酸量(wt%) 1.1 1.0 0.95 0.92 0.8 0.6(1)/(2)比率 1.09 1.3 1.42 1.5 1.88 2.83
【0055】実施例6 実施例1と同様の操作により、梅肉中の食塩量、総有機
酸量及び総有機酸量に占める酢酸の比率が、それぞれ3
重量%、3重量%及び3.3重量%であって、梅肉中の
クエン酸量がリンゴ酸量の2.0倍(重量)であり、そ
して総有機酸からクエン酸とリンゴ酸とを除いた残りの
有機酸量の総有機酸量に対する比率が表4に示す値とな
るように調整された梅加工品(6a〜6f)を製造し
た。なお、総有機酸量中に占めるその他の有機酸の量の
比率の調整は、実施例4の場合と同様に行った。
【0056】得られた梅加工品について、実施例1と同
様に評価したところ、いずれの項目についても実施例1
と同様な優れた結果が得られた。特に、その他の有機酸
量の比率が20%〜50%となっている梅加工品(6c
〜6e)は、6a、6b及び6fの梅加工品に比べ外観
の色がより好ましいものであった。
【0057】
【表4】 (梅加工品) 6a 6b 6c 6d 6e 6f その他の有機酸/総有機酸(wt%) 15 19 20 30 50 51
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、長期保存性に優れ、し
かも風味豊かな低塩もしくは無塩タイプの梅加工品が得
られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梅肉中の有機酸量が3重量%以上であり
    且つ食塩量が3重量%以下であることを特徴とする梅加
    工品。
  2. 【請求項2】 有機酸の5重量%以上が酢酸である請求
    項1記載の梅加工品。
  3. 【請求項3】 有機酸がクエン酸及びリンゴ酸を含有
    し、クエン酸の重量がリンゴ酸の1.5倍以上であり、
    且つクエン酸とリンゴ酸とを除いた有機酸の合計量が有
    機酸全量の20重量%以上50重量%以下である請求項
    1又は2記載の梅加工品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199612A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Naris Cosmetics Co Ltd ムメフラール含有組成物の製造方法
JP2015061540A (ja) * 2013-01-24 2015-04-02 サッポロビール株式会社会社 容器入り飲料、容器入り飲料の製造方法、容器入りアルコール飲料、容器入りアルコール飲料の製造方法及び風味付与方法

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