JPS6216617B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216617B2 JPS6216617B2 JP18625182A JP18625182A JPS6216617B2 JP S6216617 B2 JPS6216617 B2 JP S6216617B2 JP 18625182 A JP18625182 A JP 18625182A JP 18625182 A JP18625182 A JP 18625182A JP S6216617 B2 JPS6216617 B2 JP S6216617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickles
- vegetables
- sodium acetate
- kimchi
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/90—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
Landscapes
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Description
本発明は新規な漬物の製造方法に関するもので
ある。 従来漬物、特に野菜の漬物としては多数の種類
があり古くから多く賞用されている。用いる野菜
も白菜、大根、胡瓜等多数あり、又用いる調味料
も食塩、ぬかみそ等多数なり、多種多様のものが
家庭で自家用に少量、生産、使用され、或は工場
等で企業的に大量に生産、販売されている。これ
らの漬物は漬け込みに要する時間の長短により、
例えば一夜漬等漬ける時間の短い浅漬、古漬、キ
ムチなどの漬ける日数が一般に長い深漬に分けら
れている。 これらの多数の野菜の漬物の中でたえば前記キ
ムチは元来朝鮮で古くから賞用されている漬物で
あるが、近年本邦内にあつても広く賞用されるよ
うになつている。このキムチで代表される深漬の
場合、通常前記の如き野菜類を食塩、或はぬかな
どを用い気温の高低に応じて2〜10日間位漬け込
むことによりつくられ、独特の風味を有し、食欲
増進に役立つて漬物とみなされている。キムチに
限らず漬物類は主して野菜類を収穫しえない冬季
のための保存、貯蔵を目的とするものであり、従
つて冬季のような温度の低い状態では2〜3ケ月
程度は日持ちすることができるが、その他の温度
が高い季節にあつては漬込み中又は保存中発酵過
剰となり、酢つぱくなつたり、カビが生えたりし
て変質し、日持ちが悪くなるという問題がある。 これらの問題を解決するため、これまでこれら
の漬物を缶詰或は瓶詰にしたり、又は漬物にソル
ビン酸カリウムなどの合成保存料を添加したりす
る方法がとられているが、その場合野菜の歯ざわ
り、新鮮さなどの風味が損なわれるという難点が
あつた。また合成保存料以外のものとして漬物類
に酢酸ナトリウムを添加する方法も考えられてい
るが、この場合日持ちが若干伸びる程度でその効
果はさして思わしいものではなく、未だこれとい
つた解決法のないのが現状であつた。 従つて本発明者らはこれら種々の難点を解決し
て温度の高い季節を含め四季を通じて常に野菜の
漬物の日持ちをよくし長期保存後も良好な風味を
有し、その保存性を向上しうる漬物の製造方法を
提供することを目的として、鋭意研究、実験を重
ねた結果多くの物質の中で特に酢酸ナトリウムを
含む四つの物質をともに野菜の漬物に添加するこ
とによつて四季を通じて漬物の日持ちを著しく長
くしうることが見出されて本発明に至つたのであ
る。 かくして本発明は野菜の漬物を製造するに際し
して酢酸ナトリウム、有機酸、卵白リゾチームお
よび揮発性辛子油を添加することを特徴とする漬
物の製造方法を提供するものである。尚本発明は
特にキムチを製造するに際して実施することを期
待されるものである。 本発明について更に詳細に説明すれば、本発明
において野菜の漬物とは、白菜、大根、人参、胡
瓜、茄子など各種の野菜を食塩やぬかなどにつけ
たものを云い、野菜の種類、調味料の種類、これ
らの組合わせは任意である。本発明方法は前述し
た浅漬よりもキムチなどの深漬の場合に効果がえ
られる。 また本発明における野菜の漬物の製法は酢酸ナ
トリウム等特定の物質を添加する点を除いては通
常行なわれている方法と何ら変りなく、任意であ
る。白菜のキムチをつくる場合を代表的な一例と
して述べれば、適宜大きさ、量の白菜を水洗い
し、その白菜に対して例えば3〜5%程度の適当
な量の食塩を振りまぶして一昼夜漬けこみ、仮漬
けする。白菜がしんなりしたら水洗し、水切りし
た後、唐辛子、にんにく、しようがなどいずれも
摺つたものなどからなる調味料を添加しよく混合
して更に2日から10日間漬込み、本漬けして製品
とする。 本発明はこのように野菜の漬物を製造するに際
して酢酸ナトリウム、有機酸、卵白リゾチームお
よび揮発性辛子油を添加する。酢酸ナトリウムと
しては通常市販されているものを用いればよい。
有機酸としては食用に適する有機酸であれば何で
もよく。たとえば酢酸、クエン酸、フマル酸、リ
ンゴ酸などを単独又は数種併用して用いることが
できる。酢酸ナトリウムと有機酸は組合わせて考
慮され、その添加量は前者10重量部に対して後者
7〜3部の量の割合が好ましく、その両者合計量
が野菜と各種漬け込み(調味)料等からなる漬物
の総重量(ぬか漬の場合はぬか床を含めた総重
量)に対して0.02〜0.05%用いるのが好ましい。
あまり少なくて0.02%以下のときは効果が生じ難
く、またあまり多くて0.05%以上となつてもさし
て効果を期待しがたい。 次に卵白リゾチームは卵白に含まれる微生物細
胞壁溶解酵素であり、市販のものを用いればよ
い。その添加量は前記漬物総重量に対して0.01〜
0.04%が好ましく、0.02〜0.03%の範囲がより好
ましい。 次いで揮発性辛子油はアリルイソチオシアネー
トを呼ばれるもので、通常市販されているものを
用いればよく、その量は前記総重量に対して
0.003〜0.02%の範囲が好ましい。あまり多いと
辛味が強くなり漬物の種類によつては風味がふさ
わしくないものとなる。 これらの四つの添加物を添加する時期は、前記
仮漬け、本漬け等の漬け込み工程時でもよく、或
は漬け込みが済んで缶や瓶に詰めるときでもよ
く、いずれの段階でも任意である。又添加する方
法も任意であり、夫々別々に或は一緒に添加して
もよくにんにく、しようが等の調味料に混合して
添加してもよく、又仕上つた漬物に直接添加して
もよい。特に瓶詰めなどにして保存するときには
瓶に詰めるときに漬物と一緒に添加すればよい。
添加した後よく混合してなるべく均一になるよう
注意する。 本発明はこのようにこれら四つの添加物をとも
に併用、添加するのであり、これら添加物を全く
用いないときは短時日で変質し、又夫々一種、二
種用いても若干長持ちする程度であるのに対して
本発明のように四つの添加物をともに用いるとき
は高い気温時においても30日以上も良好に保存す
ることができるのある。このような効果は四つの
添加物をともに用いるときに初めて得られるもの
であり、これはこれら各添加物の防腐効果が相乗
的に働くからと考えられる。 尚、本発明において用いられる四つの添加物は
いずれも広く市販されているもであり、従つて容
易且つ廉価に入手、利用するもことができ、経済
的な面においてもきわめて有利である。 本発明の方法によつて野菜の漬物をいかに長期
間良好に保存しうるかは次の試験例によつて明か
であろう。 試験例 試験方法 白菜の表皮、芯を除き適宜大きさに縦四つ切り
に切つてえられたもの5Kgに食塩175gを一晩漬
け込んで仮漬けした後、これをよく水洗し水切り
したもの3.7Kgを下記配合の調味料650gと混合
し、4日間漬けこんで白菜キムチを製造した。こ
れを対照品1とする。 調味料の配合 重量部 ネギ(きざんだもの) 15 ニラ(5cm長さに切つたもの) 15 しようが 6.5 にんにく 6.5 いかの塩辛 31 砂糖 6.5 食塩 10 唐辛子 0.4 レツドヘルペツパー 6.5 グルタミン酸ナトリウム 2.5パブリカ抽出液 0.1 合 計 100 さらに前記白菜(3.7Kg)に上記調味料(650
g)を混合する際に酢酸ナトリウム1g(0.02
%)と有機酸としてのフマル酸0.5g(0.01%)
と卵白リゾチームを1.5g(0.03%)、揮発性辛子
油0.3g(0.007%)を添加して試験品とした。尚
カツコ内の(%)はいずれも漬物総重量に対する
値を示す。 別に対照品として上記の如き量の酢酸ナトリウ
ムとフマル酸混合物、卵白リゾチーム、揮発性辛
子油を夫々単独で用いたものをつくり、順に対照
品2〜4とする。 このようにしてえられた白菜キムチについて夏
期に漬け込み時から2日、4日、7日、10日、20
日、30日間室温(20℃)で保存後の状態をPH
(酢つぱさの程度)、カビの発生の有無(7〜30
日保存中の場合のみ)風味について測定、観察
した。 その結果は、下記の表のとおりであつた。
ある。 従来漬物、特に野菜の漬物としては多数の種類
があり古くから多く賞用されている。用いる野菜
も白菜、大根、胡瓜等多数あり、又用いる調味料
も食塩、ぬかみそ等多数なり、多種多様のものが
家庭で自家用に少量、生産、使用され、或は工場
等で企業的に大量に生産、販売されている。これ
らの漬物は漬け込みに要する時間の長短により、
例えば一夜漬等漬ける時間の短い浅漬、古漬、キ
ムチなどの漬ける日数が一般に長い深漬に分けら
れている。 これらの多数の野菜の漬物の中でたえば前記キ
ムチは元来朝鮮で古くから賞用されている漬物で
あるが、近年本邦内にあつても広く賞用されるよ
うになつている。このキムチで代表される深漬の
場合、通常前記の如き野菜類を食塩、或はぬかな
どを用い気温の高低に応じて2〜10日間位漬け込
むことによりつくられ、独特の風味を有し、食欲
増進に役立つて漬物とみなされている。キムチに
限らず漬物類は主して野菜類を収穫しえない冬季
のための保存、貯蔵を目的とするものであり、従
つて冬季のような温度の低い状態では2〜3ケ月
程度は日持ちすることができるが、その他の温度
が高い季節にあつては漬込み中又は保存中発酵過
剰となり、酢つぱくなつたり、カビが生えたりし
て変質し、日持ちが悪くなるという問題がある。 これらの問題を解決するため、これまでこれら
の漬物を缶詰或は瓶詰にしたり、又は漬物にソル
ビン酸カリウムなどの合成保存料を添加したりす
る方法がとられているが、その場合野菜の歯ざわ
り、新鮮さなどの風味が損なわれるという難点が
あつた。また合成保存料以外のものとして漬物類
に酢酸ナトリウムを添加する方法も考えられてい
るが、この場合日持ちが若干伸びる程度でその効
果はさして思わしいものではなく、未だこれとい
つた解決法のないのが現状であつた。 従つて本発明者らはこれら種々の難点を解決し
て温度の高い季節を含め四季を通じて常に野菜の
漬物の日持ちをよくし長期保存後も良好な風味を
有し、その保存性を向上しうる漬物の製造方法を
提供することを目的として、鋭意研究、実験を重
ねた結果多くの物質の中で特に酢酸ナトリウムを
含む四つの物質をともに野菜の漬物に添加するこ
とによつて四季を通じて漬物の日持ちを著しく長
くしうることが見出されて本発明に至つたのであ
る。 かくして本発明は野菜の漬物を製造するに際し
して酢酸ナトリウム、有機酸、卵白リゾチームお
よび揮発性辛子油を添加することを特徴とする漬
物の製造方法を提供するものである。尚本発明は
特にキムチを製造するに際して実施することを期
待されるものである。 本発明について更に詳細に説明すれば、本発明
において野菜の漬物とは、白菜、大根、人参、胡
瓜、茄子など各種の野菜を食塩やぬかなどにつけ
たものを云い、野菜の種類、調味料の種類、これ
らの組合わせは任意である。本発明方法は前述し
た浅漬よりもキムチなどの深漬の場合に効果がえ
られる。 また本発明における野菜の漬物の製法は酢酸ナ
トリウム等特定の物質を添加する点を除いては通
常行なわれている方法と何ら変りなく、任意であ
る。白菜のキムチをつくる場合を代表的な一例と
して述べれば、適宜大きさ、量の白菜を水洗い
し、その白菜に対して例えば3〜5%程度の適当
な量の食塩を振りまぶして一昼夜漬けこみ、仮漬
けする。白菜がしんなりしたら水洗し、水切りし
た後、唐辛子、にんにく、しようがなどいずれも
摺つたものなどからなる調味料を添加しよく混合
して更に2日から10日間漬込み、本漬けして製品
とする。 本発明はこのように野菜の漬物を製造するに際
して酢酸ナトリウム、有機酸、卵白リゾチームお
よび揮発性辛子油を添加する。酢酸ナトリウムと
しては通常市販されているものを用いればよい。
有機酸としては食用に適する有機酸であれば何で
もよく。たとえば酢酸、クエン酸、フマル酸、リ
ンゴ酸などを単独又は数種併用して用いることが
できる。酢酸ナトリウムと有機酸は組合わせて考
慮され、その添加量は前者10重量部に対して後者
7〜3部の量の割合が好ましく、その両者合計量
が野菜と各種漬け込み(調味)料等からなる漬物
の総重量(ぬか漬の場合はぬか床を含めた総重
量)に対して0.02〜0.05%用いるのが好ましい。
あまり少なくて0.02%以下のときは効果が生じ難
く、またあまり多くて0.05%以上となつてもさし
て効果を期待しがたい。 次に卵白リゾチームは卵白に含まれる微生物細
胞壁溶解酵素であり、市販のものを用いればよ
い。その添加量は前記漬物総重量に対して0.01〜
0.04%が好ましく、0.02〜0.03%の範囲がより好
ましい。 次いで揮発性辛子油はアリルイソチオシアネー
トを呼ばれるもので、通常市販されているものを
用いればよく、その量は前記総重量に対して
0.003〜0.02%の範囲が好ましい。あまり多いと
辛味が強くなり漬物の種類によつては風味がふさ
わしくないものとなる。 これらの四つの添加物を添加する時期は、前記
仮漬け、本漬け等の漬け込み工程時でもよく、或
は漬け込みが済んで缶や瓶に詰めるときでもよ
く、いずれの段階でも任意である。又添加する方
法も任意であり、夫々別々に或は一緒に添加して
もよくにんにく、しようが等の調味料に混合して
添加してもよく、又仕上つた漬物に直接添加して
もよい。特に瓶詰めなどにして保存するときには
瓶に詰めるときに漬物と一緒に添加すればよい。
添加した後よく混合してなるべく均一になるよう
注意する。 本発明はこのようにこれら四つの添加物をとも
に併用、添加するのであり、これら添加物を全く
用いないときは短時日で変質し、又夫々一種、二
種用いても若干長持ちする程度であるのに対して
本発明のように四つの添加物をともに用いるとき
は高い気温時においても30日以上も良好に保存す
ることができるのある。このような効果は四つの
添加物をともに用いるときに初めて得られるもの
であり、これはこれら各添加物の防腐効果が相乗
的に働くからと考えられる。 尚、本発明において用いられる四つの添加物は
いずれも広く市販されているもであり、従つて容
易且つ廉価に入手、利用するもことができ、経済
的な面においてもきわめて有利である。 本発明の方法によつて野菜の漬物をいかに長期
間良好に保存しうるかは次の試験例によつて明か
であろう。 試験例 試験方法 白菜の表皮、芯を除き適宜大きさに縦四つ切り
に切つてえられたもの5Kgに食塩175gを一晩漬
け込んで仮漬けした後、これをよく水洗し水切り
したもの3.7Kgを下記配合の調味料650gと混合
し、4日間漬けこんで白菜キムチを製造した。こ
れを対照品1とする。 調味料の配合 重量部 ネギ(きざんだもの) 15 ニラ(5cm長さに切つたもの) 15 しようが 6.5 にんにく 6.5 いかの塩辛 31 砂糖 6.5 食塩 10 唐辛子 0.4 レツドヘルペツパー 6.5 グルタミン酸ナトリウム 2.5パブリカ抽出液 0.1 合 計 100 さらに前記白菜(3.7Kg)に上記調味料(650
g)を混合する際に酢酸ナトリウム1g(0.02
%)と有機酸としてのフマル酸0.5g(0.01%)
と卵白リゾチームを1.5g(0.03%)、揮発性辛子
油0.3g(0.007%)を添加して試験品とした。尚
カツコ内の(%)はいずれも漬物総重量に対する
値を示す。 別に対照品として上記の如き量の酢酸ナトリウ
ムとフマル酸混合物、卵白リゾチーム、揮発性辛
子油を夫々単独で用いたものをつくり、順に対照
品2〜4とする。 このようにしてえられた白菜キムチについて夏
期に漬け込み時から2日、4日、7日、10日、20
日、30日間室温(20℃)で保存後の状態をPH
(酢つぱさの程度)、カビの発生の有無(7〜30
日保存中の場合のみ)風味について測定、観察
した。 その結果は、下記の表のとおりであつた。
【表】
表中風味において
〇……風味良好、野菜の歯ごたえもよい
△……やや酢つぱい
×……酢味が強く、野菜が軟化
を示す。
上の表から明らかなように、本発明に係る四つ
の添加物を全く用いない場合(対照品1)は7日
にして酢味が強くなつて野菜が軟化するなど変質
を来し、各添加物を夫々一部併用或は単独で用い
た場合(対照品2〜4)はたとえば最も良好な酢
酸ナトリウム+フマル酸の場合でも20日位の保存
が限度であつたが、本発明のように4種の添加物
をすべて用いた試験品の場合(5)は夏期に30日を経
過しても酢つぱさもなくカビも発生せず風味、食
感とも良好であつた。 このように本発明に従つて野菜の漬物の製造に
際して酢酸ナトリウム、有機酸、卵白リゾチーム
および揮発性辛子油を添加することによつて気温
の高い季節においても漬物の日持ちを著しく長く
し、長期保存後も風味のよいものを得ることがで
きるのである。 以下に実施例をあげる。 実施例 1 大根を一辺2cmのダイス状の大きさに切つたも
の1Kgに食塩40gをよく混ぜながら加え、一晩仮
漬けをした後水切りしたもの720gに、さきの試
験例と同じ配合の調味料130gを混合し、その際
漬物総重量に対し酢酸ナトリウム0.2g(0.02
%)、クエン酸0.1g(0.01%)、卵白リゾチーム
0.2g(0.02%)、揮発性辛子油0.1g(0.01%)を
加えた。7日間漬けこんで、大根キムチを製造し
た。 実施例 2 胡瓜1Kgを軽く塩摺りする。一方ぬか2.5Kgと
食塩600gとを漬水1.7Kgとともによく混合しぬか
床をつくり、これに酢酸ナトリウム1.2g(0.02
%)、リンゴ酸0.6g(0.01%)、卵白リゾチーム
1.2g(0.02%)、揮発性辛子油0.2g(0.003%)
とを添加、混合し、これらの添加物の入つたぬか
床をつくる。このぬか床に、塩ずりした胡瓜を7
日間漬けこんで古漬けの胡瓜をつくつた。 実施例 3 試験例の対照品1と同じように、白菜に食塩を
加え仮漬けし、調味料により4日間漬けこんで漬
け上つた白菜キムチに試験例の試験品の場合と同
じ量の酢酸ナトリウム、フマル酸、卵白リゾチー
ム及び揮発性辛子油を添加しよく混合した。これ
を200gづつ瓶につめ、白菜キムチの瓶詰を製造
した。 実施例1〜3でえられた漬物はいづれも夏期に
室温で30日間保存してもカビの発生がなく、又過
度にすつぱいこともなく風味も良好であつた。
の添加物を全く用いない場合(対照品1)は7日
にして酢味が強くなつて野菜が軟化するなど変質
を来し、各添加物を夫々一部併用或は単独で用い
た場合(対照品2〜4)はたとえば最も良好な酢
酸ナトリウム+フマル酸の場合でも20日位の保存
が限度であつたが、本発明のように4種の添加物
をすべて用いた試験品の場合(5)は夏期に30日を経
過しても酢つぱさもなくカビも発生せず風味、食
感とも良好であつた。 このように本発明に従つて野菜の漬物の製造に
際して酢酸ナトリウム、有機酸、卵白リゾチーム
および揮発性辛子油を添加することによつて気温
の高い季節においても漬物の日持ちを著しく長く
し、長期保存後も風味のよいものを得ることがで
きるのである。 以下に実施例をあげる。 実施例 1 大根を一辺2cmのダイス状の大きさに切つたも
の1Kgに食塩40gをよく混ぜながら加え、一晩仮
漬けをした後水切りしたもの720gに、さきの試
験例と同じ配合の調味料130gを混合し、その際
漬物総重量に対し酢酸ナトリウム0.2g(0.02
%)、クエン酸0.1g(0.01%)、卵白リゾチーム
0.2g(0.02%)、揮発性辛子油0.1g(0.01%)を
加えた。7日間漬けこんで、大根キムチを製造し
た。 実施例 2 胡瓜1Kgを軽く塩摺りする。一方ぬか2.5Kgと
食塩600gとを漬水1.7Kgとともによく混合しぬか
床をつくり、これに酢酸ナトリウム1.2g(0.02
%)、リンゴ酸0.6g(0.01%)、卵白リゾチーム
1.2g(0.02%)、揮発性辛子油0.2g(0.003%)
とを添加、混合し、これらの添加物の入つたぬか
床をつくる。このぬか床に、塩ずりした胡瓜を7
日間漬けこんで古漬けの胡瓜をつくつた。 実施例 3 試験例の対照品1と同じように、白菜に食塩を
加え仮漬けし、調味料により4日間漬けこんで漬
け上つた白菜キムチに試験例の試験品の場合と同
じ量の酢酸ナトリウム、フマル酸、卵白リゾチー
ム及び揮発性辛子油を添加しよく混合した。これ
を200gづつ瓶につめ、白菜キムチの瓶詰を製造
した。 実施例1〜3でえられた漬物はいづれも夏期に
室温で30日間保存してもカビの発生がなく、又過
度にすつぱいこともなく風味も良好であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 野菜の漬物を製造するに際し、酢酸ナトリウ
ム、有機酸、卵白リゾチームおよび揮発性辛子油
を添加することを特徴とする漬物の製造方法。 2 野菜の漬物がキムチである特許請求の範囲第
1項記載の漬物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57186251A JPS5974951A (ja) | 1982-10-23 | 1982-10-23 | 漬物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57186251A JPS5974951A (ja) | 1982-10-23 | 1982-10-23 | 漬物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5974951A JPS5974951A (ja) | 1984-04-27 |
| JPS6216617B2 true JPS6216617B2 (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=16184994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57186251A Granted JPS5974951A (ja) | 1982-10-23 | 1982-10-23 | 漬物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5974951A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0361025U (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-14 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5151286A (en) * | 1990-03-15 | 1992-09-29 | Campbell Soup Company | Process for packaging acidified vegetable |
| CN104381928A (zh) * | 2014-11-29 | 2015-03-04 | 夏华 | 一种酱渍茄片的制作方法 |
| CN104544072B (zh) * | 2014-12-31 | 2017-01-11 | 漯河联泰食品有限公司 | 老坛酸菜强化营养餐包的制备方法 |
-
1982
- 1982-10-23 JP JP57186251A patent/JPS5974951A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0361025U (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5974951A (ja) | 1984-04-27 |
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