JPH09299320A - 内視鏡のアングル装置 - Google Patents

内視鏡のアングル装置

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Publication number
JPH09299320A
JPH09299320A JP8143429A JP14342996A JPH09299320A JP H09299320 A JPH09299320 A JP H09299320A JP 8143429 A JP8143429 A JP 8143429A JP 14342996 A JP14342996 A JP 14342996A JP H09299320 A JPH09299320 A JP H09299320A
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JP
Japan
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angle
wire
operation wire
tip
treatment instrument
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Application number
JP8143429A
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English (en)
Inventor
Haruo Akiba
治男 秋庭
Yuichi Torii
雄一 鳥居
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 挿入部を細径化でき、かつ処置具挿通チャン
ネルの内径を大きくできるようにする。 【解決手段】 アングル部22内にそれぞれ90°の位
置に4本の操作ワイヤ25U,25R,25D,25L
のうち、アングル部22を下方に湾曲させる際に引っ張
られる操作ワイヤ25Dは最先端リング23aとその次
に位置するアングルリング23との間を連結する枢着ピ
ン24から先端固定部に至るまでの間は2本に分岐され
て、分岐ワイヤ部25Da,25Dbとなし、これら分
岐ワイヤ部25Da,25Dbは左右に分かれて、最先
端リング23aにおいて、操作ワイヤ25Uの先端固定
位置とアングル部22の中心位置とを結ぶ上下方向の中
心線Cに対して対称となる位置に設けた切り絞り部26
a,26bに挿通された上で、折り返されて半田付けに
より固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用等として用
いられる内視鏡において、その挿入部における先端部本
体を所定の方向に向けるために設けられるアングル部を
湾曲操作するためのアングル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、本体操作部に体腔等の内部に
挿入される挿入部を連設してなるものであり、挿入部は
全体が硬質パイプからなる硬性内視鏡と、挿入部のほぼ
全長が軟性となった軟性内視鏡とがある。いずれの場合
でも、挿入部の先端面または先端側部には少なくとも照
明窓と観察窓とが設けられ、照明窓には照明用レンズが
装着され、また観察窓には対物レンズが装着される。従
って、軟性内視鏡でも、先端部分は硬質の部材からなる
先端部本体となっており、この先端部本体を所望の方向
に向けるためにアングル部が連設され、このアングル部
から本体操作部までの部位は体腔内等への挿入経路に沿
って自在に曲がる軟性部となっている。また、硬性内視
鏡でも、照明窓及び観察窓を設けた先端部本体を所望の
方向に向けるために、硬質パイプの先端にアングル部を
連設する構成としたものもある。
【0003】軟性内視鏡であれ、またアングル部を持っ
た硬性内視鏡であれ、アングル部は先端部本体を所望の
方向に向けるためのものであり、その具体的な構成は、
図4乃至図6に示したようになっている。ここで、図4
には軟性内視鏡の構成を示すが、アングル部を持った硬
性内視鏡であっても、アングル部の連結部が軟性部であ
るか、硬質パイプであるかの差だけであって、アングル
部自体の構成については、格別の差異はない。
【0004】而して、図4において、1は本体操作部、
2は挿入部である。挿入部2は先端側から先端部本体2
a、アングル部2b及び軟性部2cとなっている。先端
部本体2aには、図示は省略するが、照明窓及び観察窓
が設けられており、これらにより内視鏡観察機構が構成
される。また、これらに加えて、処置具挿通チャンネル
及び洗浄用流体供給チューブが設けられている。アング
ル部2bは先端部本体2aに連結されており、このアン
グル部2bは、図5に示したように、多数のアングルリ
ング3を連設することにより構造体が形成され、ネット
と樹脂被覆層とからなる外装5がこのアングルリング3
の連結体に被着される。先端部本体2aにはアングルリ
ング3のうちの最先端リング3aが固定的に連結されて
いる。この最先端リング3aから軟性部に至るまでは多
数のアングルリング3を、枢着ピン4を用いて順次上下
及び左右の2箇所ずつ連結し、左右に連結した前後のア
ングルリング3,3間は上下方向に所定角度回動できる
ようになっており、これにより上下方向に湾曲する。ま
た、上下に連結した前後のアングルリング3,3間は左
右方向に所定角度回動して左右方向に湾曲できる。な
お、アングル部におけるアングルリングを左右の2箇所
順次枢着ピンで連結する構成としたものもあり、この場
合には、アングル部は上下方向にのみ湾曲する。
【0005】アングル部2bは、遠隔操作により上下及
び左右に湾曲できるものであり、この遠隔操作を行うた
めに操作ワイヤ6が設けられる。操作ワイヤ6は、アン
グル部2b内では、上下及び左右の4箇所、即ち90°
の角度毎に4本設けられており、これら各操作ワイヤ6
は、その先端が最先端リング3aまたは先端部本体2a
に固定される。そして、各操作ワイヤ6は、アングル部
2b内では、枢着ピンに設けた挿通孔に挿通する等によ
り円周方向における所定の位置に位置決めした状態で挿
通され、アングル部2bが連結される軟性部2cの内部
では密着コイル内に挿通された状態で本体操作部1内に
まで延在される。そして、上下の対の操作ワイヤ6,6
及び左右の対の操作ワイヤ6,6はそれぞれプーリ(図
示せず)に巻回され、これらプーリは本体操作部1に設
けたアングルノブ7a,7bにより回動させることによ
って、操作ワイヤを押し引きして、アングル部2bを上
下または左右に湾曲できるようになる。従って、4本の
操作ワイヤ6及びその押し引き手段であるアングルノブ
7a,7bとこれらにより回動されるプーリによりアン
グル装置が構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、挿入部内に
は種々の部材が挿通されており、例えば電子内視鏡にあ
っては、先端部本体2aに設けた対物レンズ10にはプ
リズム11の入射面が対向配設されており、体腔内の像
はこのプリズム11により光路が90°曲折されて、基
板12上に設置した固体撮像素子13に結像されるよう
になっている。また、図6に示したように、プリズム1
1の配設部の両側にライトガイド14,14が挿通さ
れ、基板12の下方位置には可撓性チューブからなる処
置具挿通チャンネル15が配置されており、さらに送気
送水管16が処置具挿通チャンネル15と並ぶように配
置されている。
【0007】このように、電子内視鏡にあっては、挿入
部のうち、先端部本体2aとアングル部2bとの連結部
近傍は、プリズム11と固体撮像素子13及びその基板
12からなる撮像ユニット17が配置され、また処置具
挿通チャンネル15を先端部本体2aに穿設した処置具
導出用の通路に接続するために、接続パイプ18が設け
られ、処置具挿通チャンネル15を構成するチューブが
この接続パイプ18に嵌合されており、さらに操作ワイ
ヤ6の先端を固定するために、最先端リング3aには軸
線方向に位置を違えるか、または同じ位置において、そ
れぞれ90°の位置関係となるように4箇所の切り絞り
部3aRが設けられ、各操作ワイヤ6はこの切り絞り部
3aR内に挿通させた後に、折り返すようにして半田付
けSを行うことにより固定されることになる。以上のこ
とから、先端部本体2aとアングル部2bとの連結部に
おける内蔵物の充填率が極めて高くなる。
【0008】内視鏡の挿入部は人体等の挿入経路に沿っ
て挿入されるが、この挿入経路に狭窄部等があり、従っ
て挿入操作性を良好ならしめ、また患者の苦痛軽減を図
るためには、挿入部を細径化する必要がある。しかしな
がら、図6から明らかなように、先端部本体2aとアン
グル部2bとの連結部に位置する各部材のうち、撮像ユ
ニット17が最も大型のものであり、次いで処置具挿通
チャンネル15のサイズが大きい。従って、これらを合
理的に配置しなければ、挿入部の細径化を図ることがで
きない。
【0009】以上のことから、挿入部の内蔵物のうちの
大型の部材である撮像ユニット17を上部側の半円部分
に、処置具挿通チャンネル15を下部側の半円の部分に
位置させ、できるだけデッドスペースが生じないように
配置される。そして、撮像ユニット17による観察視野
はできるだけ挿入部の中心位置にある方が好ましく、従
って観察視野の中心を図6に示したように、ほぼ挿入部
の上下方向における中心線c上に配置する。また、処置
具挿通チャンネル15は挿入部の下半分のスペースを最
大限に利用し、かつ処置具の導出方向を観察視野の中心
にできるだけ近くするために、その中心を中心線c上と
なるように位置させる。このように、中心線cに処置具
挿通チャンネル15を位置させ、かつアングル部2bの
下半分のスペースがほぼ完全に利用できるとすれば、こ
の処置具挿通チャンネル15の外径は、実質的にアング
ル部2bの内径の半分に相当する寸法を持たせることが
できるはずである。
【0010】ところで、最先端リング3aにおける上下
方向の中心線cの位置には、アングル部2bを上下方向
に湾曲させる操作ワイヤ6の先端を固定するための切り
絞り部3aRが設けられているから、撮像ユニット17
及び処置具挿通チャンネル15は切り絞り部3aRと干
渉しないように配置しなければならない。撮像ユニット
17の上部はプリズム11となっており、このプリズム
11は先端部本体2aからアングル部2bに向けて斜め
下方に傾斜しているから、このプリズム11の上部を最
先端リング3aの内面に近接させても、その後背部にス
ペース的な余裕がある。従って、撮像ユニット17にあ
っては、プリズム11の後背部に切り絞り部3aRが位
置させれば、相互に干渉することなく配置できる。
【0011】これに対して、処置具挿通チャンネル15
は、先端部本体2a側から真直ぐアングル部2b側に延
在されており、しかも先端部分は接続パイプ18に嵌合
されているから、この接続パイプ18への嵌合部分は太
径化する。しかも、処置具挿通チャンネル15と接続パ
イプ18との連結状態を安定させるために、接続パイプ
18の先端部本体2aからはかなりの長さ突出させるこ
とになる。そこで、処置具挿通チャンネル15は、接続
パイプ18に嵌合されて太径となった状態で、この切り
絞り部3aRの位置を通過することになるので、この切
り絞り部3aRと干渉しないように引き出さなければな
らない。従って、切り絞り部3aRの突出分だけ処置具
挿通チャンネル15は細径になってしまう。
【0012】処置具挿通チャンネル15は内部に処置具
を挿通させるが、処置具として、例えば臓器や組織を把
持したり、患部を摘出したり、また組織を採取する等の
操作を行う鉗子においては、その操作性を良好にするた
めには、できるだけ大径の把持部を持ったものを用いる
必要がある。しかしながら、この処置具挿通チャンネル
15の配置スペースが制約されることから、大型の処置
具を挿通できる程度に大きな内径とすることができな
い。従って、処置具挿通チャンネル15の内径を大きく
しようとすれば、挿入部2全体が太くなってしまう。
【0013】さらに、処置具挿通チャンネル15を切り
絞り部3aRの位置を避けるようにずらせれば、ある程
度大径化できるが、そうすると処置具が導出される部位
と観察視野の中心とが左右方向にずれてしまうことにな
り、処置具を導出させた時に、それが斜め下方から観察
視野に入るようになり、従ってその操作性の観点から好
ましくはない。
【0014】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、処置具挿通チャンネルを細径化させず、また挿
入部を太くすることなく、アングル部の湾曲操作を行う
操作ワイヤの先端固定を行えるようにすることを目的と
するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、先端が固定され、180°の間隔を
隔てて設けた1対からなる操作ワイヤを少なくとも1組
設けて、この対となる操作ワイヤを押し引き操作するこ
とによって、挿入部のアングル部を湾曲操作可能とした
内視鏡のアングル装置であって、前記各操作ワイヤのう
ち、少なくとも1本の操作ワイヤの少なくとも先端部分
を2本に分岐させて分岐ワイヤ部となし、これら分岐ワ
イヤ部のそれぞれの先端を、この操作ワイヤと対をなす
操作ワイヤの位置とアングル部の中心とを通る中心線に
対して対称の位置で固定する構成としたことをその特徴
とするものである。
【0016】アングル部は上下方向に湾曲可能となった
ものと、上下及び左右方向に湾曲可能なものとがある。
いずれにしろ、処置具挿通チャンネルは通常は下方に配
置される。従って、下方に配置した操作ワイヤの先端の
固定部を、アングル部の上下方向の中心線から外した位
置に配置するのが好ましい。
【0017】操作ワイヤは、その先端固定部より基端側
であれば、どの位置で分岐させても良い。例えば、アン
グル部内において分岐させることもできるし、またアン
グル部内では2本のまま挿通させ、アングル部より基端
側の位置で1本化することもでき、さらにはアングル操
作手段に至るまでのほぼ全長にわたって2本のまま延在
させることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3に基づいて本
発明の実施の一形態について説明する。ここで、図1は
内視鏡の挿入部における先端部分の縦断面図であり、図
2は図1のX−X断面図、図3は図1のY−Y断面図で
ある。なお、以下の説明においては、軟性内視鏡であっ
て、上下及び左右の4方向に湾曲できるように構成した
ものについて説明するが、上下または左右の2方向に湾
曲するものであっても、またアングル部を有する硬性内
視鏡として構成することもできる。
【0019】これらの図において、20は挿入部であっ
て、挿入部20は先端部本体21及びアングル部22を
有し、アングル部22には図示は省略するが、軟性部が
連設されている。アングル部22は、先端部本体21に
直接連結される最先端リング23aを含むアングルリン
グ23を順次枢着ピン24を介して連結する構成となっ
ている。
【0020】アングル部22内には、それぞれ90°の
位置に4本の操作ワイヤ25U,25R,25D,25
L(操作ワイヤを総称する場合には符号25を用いる)
が設けられている。それぞれ180°の位置関係にある
操作ワイヤ25Uと操作ワイヤ25Dとが対をなし、ま
た操作ワイヤ25Rと操作ワイヤ25Lとが対をなし
て、押し引き操作される。これらの4本の操作ワイヤ
は、従来技術において説明したと同様、アングル部22
から軟性部を経て本体操作部内に延在されて、この本体
操作部に設けられ、アングルノブにより操作されるプー
リに巻回される。
【0021】操作ワイヤ25Uを引っ張って、操作ワイ
ヤ25Dを送り出すと、アングル部22は上方に向けて
湾曲し、逆に操作ワイヤ25Dを引っ張り、操作ワイヤ
25Uを送り出すと、アングル部22は下方に湾曲す
る。一方、操作ワイヤ25Rを引っ張り、操作ワイヤ2
5Lを送り出すと、アングル部22は右方に、操作ワイ
ヤ25Lを引っ張り、操作ワイヤ25Rを送り出すと、
アングル部22は左方に湾曲する。
【0022】操作ワイヤ25の先端は最先端リング23
aに設けた切り絞り部26に挿通させて、折り返した上
で半田付けSにより固定される。そして、アングル部2
2内ではそれぞれの操作ワイヤ25は枢着ピン24に設
けた挿通孔24a内に挿通することによって、所定の位
置に位置決めした状態でアングル部22に連設した軟性
部にまで導かれる。
【0023】以上の点については前述した従来技術のも
のと格別の差異はない。然るに、4本の操作ワイヤ25
のうち、アングル部22を下方に湾曲させる際に引っ張
られる操作ワイヤ25Dは最先端リング23aとその次
に位置するアングルリング23との間を連結する枢着ピ
ン24から先端固定部に至るまでの間は2本に分岐され
て、分岐ワイヤ部25Da,25Dbとなっている。そ
して、これら分岐ワイヤ部25Da,25Dbは左右に
分かれて、最先端リング23aにおいて、操作ワイヤ2
5Uの先端固定位置とアングル部22の中心位置とを結
ぶ上下方向の中心線Cに対して対称となる位置に設けた
切り絞り部26a,26bに挿通された上で、折り返さ
れて半田付けSにより固定されている。
【0024】このように、枢着ピンの位置から操作ワイ
ヤ25Dを分岐させることから、この分岐部を構成する
枢着ピンを、他の枢着ピンと区別するために、符号24
Dで示す。そして、この枢着ピン24Dにおける挿通孔
24Daは、先端側が拡開しており、これにより操作ワ
イヤ25Dを引っ張る時に、分岐ワイヤ部25Da,2
5Dbが円滑に挿通孔24Da内に引き込まれることに
なり、これら分岐ワイヤ部25Da,25Dbの円滑な
摺動性が確保され、それらに無理な力が作用して断線す
る等のおそれはない。
【0025】一般に操作ワイヤ25は多数の金属細線を
撚ることにより構成されるものであって、操作ワイヤ2
5Dの先端を2本に分岐させるには、この金属撚り線を
途中から2分割することにより形成できる。従って、分
岐ワイヤ部25Da,25Dbは分岐前の部位より細く
なるから、他の操作ワイヤ25U,25R,25Lを固
定するための切り絞り部26より、これら分岐ワイヤ部
25Da,25Dbを固定する切り絞り部26a,26
bの方が絞りによる突出量を少なくすることができる。
【0026】挿入部における先端部本体21とアングル
部22との連結部においては、従来技術について説明し
たと同様、プリズム,固体撮像素子及びその基板から構
成される撮像ユニット30が配置されると共に、処置具
挿通チャンネル31が接続パイプ32に嵌合された状態
に配置されており、これら以外にも、撮像ユニット30
の左右の位置にライトガイド33が、また処置具挿通チ
ャンネル31の側部には送気送水管34がそれぞれ配置
されている。そして、撮像ユニット30及びライトガイ
ド33は上半分の位置に、処置具挿通チャンネル31及
び送気送水管34は下半分に配置されている。下半分に
位置する処置具挿通チャンネル31は均一な外径のまま
最先端リング23aの位置を通過するが、この処置具挿
通チャンネル31を最大限に大径化するために、その中
心が中心線C上に位置させ、かつ最先端リング23aの
内面との間にできるだけ隙間がない状態に配置する。
【0027】本来であれば、最先端リング23aにおけ
る操作ワイヤ25Dを固定する切り絞り部は中心線Cの
位置に設けられるが、操作ワイヤ25Dの先端部分は2
本化されて、この中心線Cの位置を避けた左右に振り分
けるようにしているから、切り絞り部が邪魔にならず、
処置具挿通チャンネル31を最先端リング23aの内面
とほぼ接触する状態に配置できる。そして、2本に分け
られた分岐ワイヤ部25Da,25Dbは、処置具挿通
チャンネル31を避けた位置で、中心線Cに対して対称
となる位置に設けた切り絞り部26a,26bに固定さ
れている。この結果、切り絞り部の形成による実質的に
デッドスペースがなくなり、下半分におけるスペースを
有効に活用できて、処置具挿通チャンネル31は最大限
にまで大径化でき、また撮像ユニット30における観察
視野の中心と、処置具の導出部位とが上下方向に間隔は
あるものの、左右方向では一致しているから、この処置
具の操作性も良好になる。また、処置具挿通チャンネル
31を大径化する必要がなければ、挿入部20の外径を
細くすることも可能になる。
【0028】しかも、切り絞り部26a,26bは曲面
形状となっており、かつ他の操作ワイヤ25U,25
R,25L用の切り絞り部26より絞り量が少ないか
ら、相互にある程度近接させた位置に配置しても、処置
具挿通チャンネル31とは干渉しない状態にすることが
できる。一方、操作ワイヤ25Dの分岐点である枢着ピ
ン24Dは、アングル部22における内面側に突出して
いるが、硬質部材である接続パイプ32はこの枢着ピン
24Dの位置まで延在されないことから、可撓性のある
処置具挿通チャンネル31は、この枢着ピン24Dによ
る突出部分を避けるように迂回させることは可能であ
る。
【0029】ここで、操作ワイヤ25Dは操作ワイヤ2
5Uに対して180°の位置に固定されていないが、枢
着ピン24Dの位置から基端側では、操作ワイヤ25D
は操作ワイヤ25Uと180°の位置関係にあるから、
操作ワイヤ25Dに引っ張り力を加えた時には、アング
ル部22には両分岐ワイヤ部25Da,25Dbに対し
て均等な引っ張り力が作用することになって、それらの
円周方向における中間部、即ち操作ワイヤ25Uに対し
て実質的に180°の部位に引っ張り力が作用すること
になる。従って、アングル部22の下方に湾曲させた時
には、真直ぐ下方に湾曲することになり、捩れ等が生じ
るおそれはない。
【0030】なお、操作ワイヤ25Dを分岐させる位置
は、最先端リング23aとそれに連結されるアングルリ
ング23との間としたが、アングル部22内において、
正確に位置決めされておれば、アングル部22より基端
側の位置、例えば軟性部への連結部から分岐させるよう
に構成しても良く、またアングル操作手段を構成するプ
ーリの位置から分岐状態にすることもできる。ただし、
これらの場合には、アングル部22内においては、分岐
ワイヤ部25Da,25Dbは枢着ピン24の位置を通
らないから、各アングルリング23の所定の位置に切り
絞り部を設けて、これら分岐ワイヤ部25Da,25D
bを挿通させるようにする。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように、少なくとも1本
の操作ワイヤを2本に分岐させて分岐ワイヤ部となし、
これら分岐ワイヤ部のそれぞれの先端を、この操作ワイ
ヤと対をなす操作ワイヤの位置とアングル部の中心とを
通る中心線に対して対称の位置で固定する構成とし、処
置具挿通チャンネルを操作ワイヤの固定部と干渉しない
状態に配置できるようにしたので、挿入部の外径を太く
することなく、処置具挿通チャンネルを最大限に大径化
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すアングル装置を備
えた挿入部の先端部分の構成を示す縦断面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】アングルリング及び操作ワイヤのみを示す図1
のY−Y線の位置での断面図である。
【図4】内視鏡の全体構成図である。
【図5】従来技術による内視鏡の挿入部の先端部分の縦
断面図である。
【図6】図5のZ−Z断面図である。
【符号の説明】
20 挿入部 21 先端部本体 22 アングル部 23 アングルリング 23a 最先端リング 24,24D 枢着ピン 24a,24Da 挿通孔 25,25U,25D,25R,25L 操作ワイヤ 25Da,25Db 分岐ワイヤ部 26,26a,26b 切り絞り部 30 撮像ユニット 31 処置具挿通チャンネル 32 接続パイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が固定され、180°の間隔を隔て
    て設けた1対からなる操作ワイヤを少なくとも1組設け
    て、この対となる操作ワイヤを押し引き操作することに
    よって、挿入部のアングル部を湾曲操作可能とした内視
    鏡のアングル装置において、前記各操作ワイヤのうち、
    少なくとも1本の操作ワイヤの少なくとも先端部分を2
    本に分岐させて分岐ワイヤ部となし、これら分岐ワイヤ
    部のそれぞれの先端を、この操作ワイヤと対をなす操作
    ワイヤの位置とアングル部の中心とを通る中心線に対し
    て対称の位置で固定する構成としたことを特徴とする内
    視鏡のアングル装置。
  2. 【請求項2】 前記アングル部は上下及び左右方向に湾
    曲可能なもので、上下方向に湾曲させるための一対の操
    作ワイヤと、左右方向に湾曲させるための一対の操作ワ
    イヤとを備える構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の内視鏡のアングル装置。
  3. 【請求項3】 前記2本に分岐させた操作ワイヤは、そ
    れを引っ張った時に、アングル部を下方に湾曲させる操
    作ワイヤであって、挿入部内に挿通されている挿通部材
    のうち、処置具挿通チャンネルを、この2本に分岐させ
    た操作ワイヤ間の位置に配置する構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の内視鏡のアングル装置。
  4. 【請求項4】 前記2本に分岐させた操作ワイヤは、前
    記アングル部内で1本化する構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載の内視鏡のアングル装置。
JP8143429A 1996-05-15 1996-05-15 内視鏡のアングル装置 Pending JPH09299320A (ja)

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JP8143429A JPH09299320A (ja) 1996-05-15 1996-05-15 内視鏡のアングル装置

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