JPH09299664A - ミシンの鳥の巣発生防止方法および装置 - Google Patents

ミシンの鳥の巣発生防止方法および装置

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JPH09299664A
JPH09299664A JP11767596A JP11767596A JPH09299664A JP H09299664 A JPH09299664 A JP H09299664A JP 11767596 A JP11767596 A JP 11767596A JP 11767596 A JP11767596 A JP 11767596A JP H09299664 A JPH09299664 A JP H09299664A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫製開始時の糸の糸端による鳥の巣の発生を
防止すること。 【解決手段】 上下の糸3を捕捉・保持する糸保持手段
9と、この糸保持手段9により捕捉・保持した上下の糸
3の糸端を結合する糸結合手段11とを有することを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの鳥の巣発
生防止方法および装置に係り、特に、縫製開始時の糸の
糸端による鳥の巣の発生を防止することのできるミシン
の鳥の巣発生防止方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ミシン、特に工業用ミシンに
おいては、縫製した後に、上下の糸を自動的に切断する
糸切断装置を備えたものが、縫製効率の向上等の理由に
より多用されている。
【0003】このような従来のミシンの糸切断装置は、
例えば、接離自在な可動刃と固定刃を、針の移動経路に
対して進退自在とすることにより糸(上糸および下糸)
を切断するものである。
【0004】このような従来の糸切断装置を備えたミシ
ンにおいては、図11に示すように、縫製物としての例
えば布1に形成した糸3(糸3は上糸3aおよび下糸3
bを総称する)による縫い目2に、縫製開始時の上糸3
aおよび下糸3bの糸端が布下側で共に絡まって、いわ
ゆる鳥の巣4が発生してしまう場合があり、この縫製開
始時の上糸3aおよび下糸3bの両者の糸端による鳥の
巣4が発生すると、見栄えの悪さに加え、ごわごわとし
た感触を与え、縫製品の風合いを損ない縫製品質を低下
させてしまうという問題点があった。
【0005】このような問題点に対処するためには、図
12に示すように、縫製開始時の上糸3aの長さを短く
制御して、縫製開始時の上糸3aの糸端が布下側に出る
量(長さ)を短くする糸端制御方法や、図13に示すよ
うに、縫製開始時の上糸3aの糸端を保持し布上側に残
した後、縫製開始時の上糸3aの糸端を短く切断する糸
端切断方法などが提案されている。
【0006】しかしながら、前述した糸端制御方法にお
いては、第1針にて上糸3aと下糸3bによる縫い目2
が形成されず布下側において縫い始め目飛びとなるとい
う問題点があった。また、前述した糸端切断方法におい
ては、第1針にて上糸3aと下糸3bとにより縫い目2
が形成されるものの、両者ともに、縫製開始時の下糸3
bが布下側で縫い目2に絡まって、縫製開始時の下糸3
bの糸端による鳥の巣4aが発生する場合があるという
問題点があった。さらに、両者ともに、縫製開始時の糸
3の糸端は、布1を貫通した糸3と布1との摩擦力によ
って布1に保持されているにすぎず、例えば、外部から
の軽い力によって、上糸3aおよび下糸3bが図12お
よび図13に想像線にて示すように布1から容易に抜け
てしまう、つまり、縫製開始時の縫い目2の糸3が布1
から抜けて糸3がほつれてしまい、この糸3のほつれを
防止するためには、図14に示すように、縫製開始時に
返し縫いを施さねばならないという問題点があった。
【0007】そこで、図15に示すように、縫製開始時
の糸3の糸端による鳥の巣4および縫製開始時の糸3の
ほつれを防止するために、縫製開始時の上糸3aの糸端
に糸玉と称される結び目5を形成し、この結び目5を布
1に縫い込んで縫い目2を形成する方法が提案されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上糸3
aの糸端に形成した結び目5を縫い込んだ縫い目2は、
図15に示すように、縫製開始時の下糸3bが布下側で
縫い目2に絡まって、縫製開始時の下糸3bの糸端によ
る鳥の巣4aの発生を確実に防止することができない場
合があるという問題点があった。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、縫製開始時の糸の糸端による鳥の巣の発生を防
止することのできるミシンの鳥の巣発生防止方法および
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のミシン
の鳥の巣発生防止方法の特徴は、縫製開始時の上下の糸
の糸端を予め結合する点にある。
【0011】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明のミシンの鳥の巣発生防止装置の特徴は、上下の
糸を捕捉・保持する糸保持手段と、この糸保持手段によ
り捕捉・保持した上下の糸の糸端を結合する糸結合手段
とを有する点にある。
【0012】そして、本発明のミシンのミシンの鳥の巣
発生防止装置を本発明のミシンの鳥の巣発生防止方法に
沿って動作させることにより、縫製開始時の上糸および
下糸の糸端を予め結合することができる。そして、上下
の糸の糸端を結合した状態で縫製することにより、縫製
開始時の糸がほつれることなく縫製開始時の糸の糸端に
よる鳥の巣の発生を確実に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。なお、前述した従来のものと同一
ないし相当する構成については、図面中に同一の符号を
付し、その説明は省略する。
【0014】本発明に係るミシンの鳥の巣発生防止方法
を適用する本発明に係るミシンの鳥の巣発生防止装置の
実施の形態について、上下の糸の糸端の結合を、上下の
糸の糸端に上下の糸からなる結び目を形成することによ
り得るようにしたものを例示して説明する。
【0015】図1から図3は本発明に係るミシンの鳥の
巣発生防止方法を適用する本発明に係るミシンの鳥の巣
発生防止装置の実施の形態の一例の要部を示すものであ
り、図1は斜視図、図2は正面図、図3は糸保持手段の
要部の平面図である。
【0016】図1に示すように、本実施の形態のミシン
の鳥の巣発生防止装置(以下、単に、鳥の巣発生防止装
置と記す)6は、針7に掛けられる上糸3aと、この上
糸3aに絡ませる下糸3bとをほぼシート状の縫製物と
しての例えば布1へ縫い込ませる一般的なミシン本体8
に付設されている。
【0017】図1および図2に示すように、前記鳥の巣
発生防止装置6は、上下の糸3を捕捉・保持する糸保持
手段9と、この糸保持手段9により捕捉・保持した上下
の糸3の糸端を結合する糸結合手段としての糸玉と称さ
れる後述する上下の糸3からなる結び目10を形成する
糸結び手段11とを有している。
【0018】前記糸保持手段9は、針板12と釜14と
の間に位置する上下の糸3をつかみ、このつかんだ上下
の糸3を釜14の側方に引っ張って、上下の糸3を釜1
4の側方へ張り渡すことができるように構成されてい
る。
【0019】更に説明すると、糸保持手段9は、ミシン
本体8の針板12の下方に配設されたワイパ駆動モータ
13の出力軸(図示せず)によりその基端を支持され、
図2に破線両矢印Aにて示すように、先端(自由端)が
針板12と釜14との間に位置する上下の糸3の糸端ま
で往復動する略L字形状の揺動アーム15を有してい
る。この揺動アーム15の先端には、図3に詳示するよ
うに、上下の糸3の糸端を捕捉・保持するための先端が
鋏の如く開閉自在とされた糸つかみ体16と、この糸つ
かみ体16を開閉自在に駆動させるための例えばソレノ
イドなどからなる糸つかみアクチュエータ17とが配設
されている。
【0020】そして、糸つかみ体16は、揺動アーム1
5により針板12と釜14との間に位置する上下の糸3
の糸端に向かって移動する際に開かれて上下の糸3の糸
端近傍を捕捉し、上下の糸3を捕捉すると閉じられて上
下の糸3の糸端を保持し、この状態で揺動アーム15が
元の位置に復帰すると、上下の糸3の糸端を釜14の側
方に引っ張って図2に破線にて示すように、上下の糸3
を釜14の側方に張り渡すことができるようになってい
る。
【0021】なお、糸保持手段9としては、すでに提案
されている各種のものから設計コンセプトなどの必要に
応じて選択すればよく、特に、本実施の形態の糸保持手
段9の構成に限定されるものではない。
【0022】前記糸結び手段11は、前記糸保持手段9
により釜14の側方に張り渡された上下の糸3に接する
位置に配設され、釜14の側方に張り渡された上下の糸
3を絡めて輪を作るとともに、この上下の糸3により形
成した輪の前記糸保持手段9側を切断し、かつ、切断さ
れた上下の糸3の釜14側の糸端をつかんで前記輪を通
して上下の糸3が糸端で連結した後述する上下の糸3か
らなる結び目10を形成することができるように構成さ
れている。
【0023】更に説明すると、この糸結び手段11は、
釜14の側方に張り渡された上下の糸3を絡めて輪を作
るとともに、この上下の糸3により形成した輪の前記糸
保持手段9側を切断し、かつ、切断された上下の糸3の
釜14側の糸端をつかんで前記輪を通して上下の糸3が
連結した上下の糸3からなる結び目10を形成するため
の糸結び爪18を有している。
【0024】そして、糸結び爪18は、ミシン本体8の
針板12の下方に配設され前記糸保持手段9により釜1
4の側方に張り渡された上下の糸3にほぼ直交する回転
中心線回りに回転自在な回転軸19と、この回転軸19
の先端から回転軸19の軸芯方向に対して直交する方向
に屈曲延伸された爪部20とを有している。そして、回
転軸19の基端は、糸結び爪駆動モータ21の出力軸
(図示せず)に支持されている。
【0025】なお、糸結び手段11としては、すでに提
案されている各種のものから設計コンセプトなどの必要
に応じて選択すればよく、特に、本実施の形態の糸結び
手段11の構成に限定されるものではない。
【0026】また、ミシン本体8の所望の位置には、少
なくとも前記糸保持手段9および糸結び手段11を縫製
開始時の上下の糸3の糸端に上下の糸3からなる結び目
10を形成するように制御するするための、少なくとも
CPU、適宜な容量のROM、RAMなどにより形成さ
れたメモリ、各部を駆動するための各種のドライバ(コ
ントローラ)とを備えた制御手段(図示せず)が配設さ
れている。
【0027】つぎに、前述したミシンの鳥の巣発生防止
装置の作用について本発明に係るミシンの鳥の巣発生防
止方法とともに図1から図6により説明する。
【0028】図4は、糸保持手段によって上下の糸を同
時に捕捉・保持可能な糸経路を示す説明図、図5は本実
施の形態の鳥の巣発生防止装置によって上下の糸の糸端
に形成される上下の糸からなる結び目を示す説明図、図
6は本実施の形態の鳥の巣発生防止装置によって上下の
糸の糸端に形成される上下の糸からなる結び目を縫い込
んだ縫い目を示す説明図である。
【0029】本実施の形態の鳥の巣発生防止装置6によ
れば、ミシンを起動させると、図示しない制御手段から
送出される制御指令に基づいて、1針目の中の釜14の
剣先22で引っかけられて釜14を渡る上糸3aおよび
釜14から繰り出される下糸3bが糸保持手段9によっ
て同時に捕捉・保持可能な位置で停止する。この糸保持
手段9よって上下の糸3を同時に捕捉・保持可能な糸経
路を図4に示す。
【0030】ついで、糸保持手段9は、針板12と釜1
4との間に位置する上下の糸3を捕捉・保持し、上下の
糸3を図2に破線にて示すように、釜14の側方に引っ
張って、上下の糸3を釜14の側方へ張り渡す。
【0031】ついで、糸結び手段11は、釜14の側方
に張り渡された上下の糸3を絡めて輪を作るとともに、
この上下の糸3により形成した輪の前記糸保持手段9側
を切断し、かつ、切断した上下の糸3の釜14側の糸端
をつかんで前記輪を通して上下の糸3が糸端で連結した
上下の糸3からなる結び目10を針板12の下方で形成
する。つまり、糸結び手段11は、上下の糸3の糸端に
上下の糸3からなる結び目10を確実に形成することが
できる。この針板12の下方で形成された糸玉と称され
る結び目10を図5に示す。
【0032】ついで、上下の糸3の糸端に結び目10を
形成すると、縫製動作が開始され、縫製物としての布1
の縫製開始時に結び目10を縫い込んだ縫い目2が形成
される。この本実施の形態の鳥の巣発生防止装置6によ
り形成される結び目10を縫い込んだ縫い目2を図6に
示す。
【0033】このような構成からなる本実施の形態の鳥
の巣発生防止装置6によれば、図6に示すように、布1
に形成した糸3による縫い目2に、縫製開始時の上糸3
aの糸端だけでなく、縫製開始時の下糸3bの糸端も縫
い目2に縫い込まれることがなく、従来の縫製開始時の
上糸3aおよび下糸3bの糸端による鳥の巣4の発生を
確実に防止することができる。
【0034】また、本実施の形態の鳥の巣発生防止装置
6によれば、上下の糸3の糸端を結び目10で連結する
ことができるので、従来の糸3が布1から抜けて縫い目
2がほつれてしまうというという糸3のほつれを確実に
防止することができる。
【0035】すなわち、本実施の形態の鳥の巣発生防止
装置6によれば、糸3のほつれをより確実に防止すると
ともに、鳥の巣4の発生を確実に防止することができる
ので、縫製品の風合いを損なわずに縫製品質を確実に向
上させることができるという効果を奏する。
【0036】さらにまた、本実施の形態の鳥の巣発生防
止装置6は、針板12の下方に配設されており、針板1
2の上面に載置する布1に対して干渉しないので、縫製
時の作業者の作業スペースを狭めることなく、円滑な縫
製作業を可能とすることができる。
【0037】図7から図10は本発明に係るミシンの鳥
の巣発生防止方法を適用する本発明に係るミシンの鳥の
巣発生防止装置の実施の形態の他例を示すものであり、
本実施の形態の鳥の巣発生防止装置6aは、針板12
(図示せず)の上方に配設された糸保持手段9aと糸結
び手段(図示せず)とを有している。
【0038】前記糸保持手段9aは、すでに提案されて
いる針板12の上方に位置する糸3を捕捉するワイパ2
5と、このワイパ25で捕捉した糸3の糸端を保持する
クランプ26とを具備している。その他の構成は、前述
した実施の形態と同様とされている。
【0039】なお、前記糸保持手段9aおよび糸結び手
段は、すでに提案されている各種のものから設計コンセ
プトなどの必要に応じて選択することができる。
【0040】このような構成からなる本実施の形態の鳥
の巣発生防止装置6aの動作は、まず、図7に示すよう
に、針板12の上方に位置する上糸3aをワイパ25で
捕捉して、この捕捉した上糸3aの糸端をクランプ26
で保持する。ついで、図8に示すように、針7を1針分
だけ針落ちさせて上糸3aで下糸3bを布上側に引き出
して針板12の上方に位置させる。ついで、図9に示す
ように、ワイパ25を駆動して布上側に引き出した下糸
3bを捕捉して、この捕捉した下糸3bの糸端をすでに
保持している上糸3aの糸端とともにクランプ26で保
持する。ついで、図10に示すように、図示しない糸結
び装置を駆動して、上下の糸3が糸端で連結した結び目
10を針板12の上方で形成する。ついで、上下の糸3
の糸端に前述したように上下の糸3からなる結び目10
を形成すると、縫製動作が開始され、縫製物としての布
1の縫製開始時に図6に示す前述した実施の形態と同様
の結び目10を縫い込んだ縫い目2が形成される。
【0041】なお、本実施の形態の鳥の巣発生防止装置
6aの動作は、前述した鳥の巣発生防止装置6と同様
に、ミシン本体8の所望の位置に配設された少なくとも
CPU、適宜な容量のROM、RAMなどにより形成さ
れたメモリ、各部を駆動するための各種のドライバ(コ
ントローラ)とを備えた図示しない制御手段により制御
されるようになっている。
【0042】したがって、本実施の形態の鳥の巣発生防
止装置6aによれば、布1に形成した糸3による縫い目
2に、縫製開始時の上糸3aの糸端だけでなく、縫製開
始時の下糸3bの糸端も縫い目2に縫い込まれなくな
り、従来の縫製開始時の上糸3aおよび下糸3bの糸端
による鳥の巣4の発生を確実に防止することができると
ともに、上下の糸3の糸端を結び目10で連結すること
ができるので、従来の糸3が布1から抜けて縫い目2が
ほつれてしまうというという糸3のほつれを確実に防止
することができる。
【0043】すなわち、本実施の形態の鳥の巣発生防止
装置6aによれば、前述した実施の形態の巣発生防止装
置6と同様に、糸3のほつれを確実に防止するととも
に、鳥の巣4の発生を確実に防止することができるの
で、縫製品の風合いを損なわずに縫製品質を確実に向上
させることができるという効果を奏する。
【0044】なお、前述した鳥の巣発生防止装置6の制
御手段による結び目10の形成動作と鳥の巣発生防止装
置6aの制御手段による結び目10の形成動作とは異な
っているが、メモリに記憶させる結び目10の形成動作
のためのプログラムを変更することなどによって、必要
な結び目10の形成動作を容易に得ることができるよう
になっている。
【0045】また、二本針ミシンなどの2本以上の複数
の針7を有するミシン(図示せず)においては、複数の
上糸3aの糸端を連結するように結び目を形成すること
により、糸3のほつれを防止することができる。
【0046】さらにまた、前記各実施の形態において
は、上下の糸3の糸端を結合する方法として、上下の糸
3の糸端に上下の糸3からなる結び目10を形成する方
法を用いたが、上下の糸3の糸端を結合する方法として
は、上下の糸3を連結するようにして上下の糸3の糸端
を接着する方法および上下の糸3を連結するようにして
上下の糸3の糸端を溶着する方法等を用いてもよい。そ
して、上下の糸3の糸端を結合する方法として、上下の
糸3の糸端を接着する方法を用いる場合には、糸結合手
段として糸接着手段(図示せず)を用い、上下の糸3の
糸端を溶着する方法を用いる場合には、糸結合手段とし
て糸溶着手段(図示せず)を用いるとよい。
【0047】さらに、本発明は、前記各実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて変更することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明のミシンの鳥
の巣発生防止方法および装置によれば、上下の糸の糸端
を予め結合することができるので、鳥の巣の発生を確実
に防止することができるとともに、縫製品の風合いを損
なわずに縫製品質を確実に向上させることができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るミシンの鳥の巣発生防止方法を
適用する本発明に係るミシンの鳥の巣発生防止装置の実
施の形態の一例の要部の斜視図
【図2】 図1の正面図
【図3】 図1の糸保持手段の要部の平面図
【図4】 図1の糸保持手段によって上下の糸を同時に
捕捉・保持可能な糸経路を示す説明図
【図5】 図1のミシンの鳥の巣発生防止装置によって
上下の糸の糸端に形成される上下の糸からなる結び目を
示す説明図
【図6】 図1のミシンの鳥の巣発生防止装置によって
上下の糸の糸端に形成される上下の糸からなる結び目を
縫い込んだ縫い目を示す説明図
【図7】 本発明に係るミシンの鳥の巣発生防止方法を
適用する本発明に係るミシンの鳥の巣発生防止装置の実
施の形態の他例の上糸を保持した状態を示す説明図
【図8】 図7のミシンの鳥の巣発生防止装置の動作状
態の図7に続く途中経過を示す図7と同様の図
【図9】 図7のミシンの鳥の巣発生防止装置の動作状
態の図8に続く途中経過を示す図7と同様の図
【図10】 図7のミシンの鳥の巣発生防止装置の動作
状態の図9に続く途中経過を示す図7と同様の図
【図11】 従来の縫製開始時の上下の糸により発生す
る鳥の巣のある縫製状態を示す説明図
【図12】 従来の縫製開始時の下糸により発生する鳥
の巣および下糸のほつれを示す説明図
【図13】 従来の縫製開始時の下糸により発生する鳥
の巣および上下の糸のほつれを示す説明図
【図14】 従来の糸のほつれを防止するための返し縫
いを示す説明図
【図15】 従来の上糸の糸端に形成した結び目を縫い
込んだ縫い目を示す説明図
【符号の説明】
1 (縫製物としての)布 2 縫い目 3 糸 3a 上糸 3b 下糸 6、6a ミシンの鳥の巣発生防止装置 7 針 9、9a 糸保持手段 10 結び目 11 (糸結合手段としての)糸結び手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製開始時の上下の糸の糸端を予め結合
    することを特徴とするミシンの鳥の巣発生防止方法。
  2. 【請求項2】 上下の糸を捕捉・保持する糸保持手段
    と、この糸保持手段により捕捉・保持した上下の糸の糸
    端を結合する糸結合手段とを有することを特徴とするミ
    シンの鳥の巣発生防止装置。
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