JPH09300641A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH09300641A
JPH09300641A JP12413996A JP12413996A JPH09300641A JP H09300641 A JPH09300641 A JP H09300641A JP 12413996 A JP12413996 A JP 12413996A JP 12413996 A JP12413996 A JP 12413996A JP H09300641 A JPH09300641 A JP H09300641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
cap
communication port
recording head
inkjet recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP12413996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Kitade
雄二郎 北出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェット記録装置におけるインクジェッ
ト記録ヘッドのクリーニング手段の一部であるキャップ
として、その内部にインク滴が残留しない安価なキャッ
プを提供する。 【解決手段】キャップ内部のインクの濡れ性が悪いと、
インクジェット記録ヘッドから吸引したインクが、イン
ク滴としてポンプへの連通口10から離れた部分に残留す
る可能性がある。これを防止するために、連通口10の周
辺を含む底部及び底部に隣接する側壁部の表面をインク
の濡れ性のよい表面(図1では、機械的に荒らした面2
2) とする。更に、連通口10に連通する溝を設けるとよ
り効果的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
記録ヘッド(以下では記録ヘッドと略称する)のインク
初期充填やノズル詰まり解消などのためのクリーニング
手段を備えているインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4はインクジェット記録装置の要部を
示す斜視図であり、図5はそのクリーニング手段近傍の
構成図である。キャリッジ17には、図示されていない記
録ヘッド2が搭載されている。キャリッジ17はベルト16
に接続されており、そのベルト16がモータ11に取り付け
られたプーリ12によって駆動されることによって、スペ
ーシング軸18に案内されて、その軸方向に往復運動する
ことができる。一方、記録媒体15はプラテン13上に配置
され、少なくとも一対以上の紙送り用のローラ14によ
り、記録ヘッド2の走査方向に垂直に移動することがで
きる。したがって、キャリッジ17を移動して1行の印字
を行った後に紙送りをするという操作を繰り返すことに
よって、記録媒体15上に印字することができる。
【0003】記録媒体15上に印字しない時には、記録ヘ
ッド2は非印字領域にあり、したがって、キャリッジ17
は記録媒体15上には位置せず、記録媒体15の外側にある
クリーニング手段上にある。クリーニング手段は、キャ
ップ1、ワイパ4、昇降部5及び図示していないポンプ
より構成されており、印字しない時には、記録ヘッド2
の乾燥を防止するために、キャップ1でノズル面3を覆
っている。キャップ1がノズル面3を覆ったり、離れた
りするのは、昇降部5による。このクリーニング手段
は、更に、インクジェット記録装置を始めて使用する時
に記録ヘッド2及びインク供給チューブ19内へインクを
導くためのインク初期充填動作や、記録ヘッド2内の気
泡やノズル部に付着したゴミを除去するクリーニング動
作を行うことも目的とし、その際にはポンプによってイ
ンクを吸引する。
【0004】この目的でポンプを駆動する場合には、キ
ャップ1は記録ヘッド2のノズル面3を覆っている。こ
の状態を示しているのが図5である。ポンプとしては、
例えば、ベローズの往復運動により負圧を発生するポン
プが使用される。ポンプを駆動するとキャップ1と記録
ヘッド2のノズル面3で形成される空間が負圧となり、
記録ヘッド2からキャップ1内にインクが吸引され、そ
のインクはインクチューブ6及びポンプを通って廃棄さ
れる。所定の時間、記録ヘッド2からインクを吸引した
後、ポンプを停止し、キャップ1を記録ヘッド2から離
す。
【0005】図6は、キャップ1を記録ヘッド2から離
した状態を示した図で、この後、記録ヘッド2のノズル
面3に付着したインクがワイパ4によって拭き取られ
る。図7は、インク吸引後のキャップ1内の様子を示す
図で、キャップ1内にはインクが残留インク滴23とし
て、ポンプとの連通口10(以下では、連通口10と略称す
る) から離れた部分に残留している。ここで、再びポン
プを駆動して、空吸引と呼ばれる、キャップ1内に残留
しているインクを除去する操作が行われる。この操作に
おいて、キャップ1の連通口10の周囲のみにインク滴が
残留している場合には、インク滴を完全に除去すること
は可能であるが、図7のように離れた部分に残留してい
る場合には、インクの表面張力に抗してインクを吸引す
る力を発生することができないので、キャップ1内にイ
ンク滴がしばしば残留することになる。
【0006】キャップ1内のインク滴が完全に除去でき
ないで、キャップ1内にインク滴が残留していると、非
印字時のインクの乾燥防止のために、記録ヘッド2をキ
ャップ1に密接させた時に、記録ヘッド2のノズル面3
にキャップ1内の残留インク滴が付着し、再び印字を行
う場合に、記録媒体15の表面を汚損するなどのトラブル
を生じることがある。
【0007】なお、キャップ1の底部を連通口10に向け
て傾けても、インク滴の残留を防止することはできな
い。図8は、このインクの残留を防止するための従来例
を示すキャップの断面図で、キャップ1内の連通口10が
シート状の多孔質体21で覆われている。このようにする
と、多孔質体21の毛細管現象によって残留インクは完全
に除去される。しかしながら、この方法では、部品点数
が増え、組み立て工数もかかるので、コストが高くな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の説明で述べ
たように、従来技術においては、記録ヘッド2内をクリ
ーニングした後に、キャップ1内に残留するインク滴を
空吸引で完全に除去することができず、その後の印字操
作で記録媒体15を汚損する心配がある。インク滴の除去
を完全にする手段として、キャップ1内にシート状の多
孔質体21を導入する方法があるが、部品点数が増え、組
み立て工数もかかるので、コストが高くなる。これらの
欠点を解決した、安価なキャップを供給することが、こ
の発明の課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明においては、キャップ内面の、少なくと
も連通口の周囲を含む底部及び底部に隣接する側壁部の
表面をインクの濡れ性のよい表面としている。少なくと
も連通口の周囲のインクの濡れ性がよいので、残留イン
クが連通口へ容易に移動できるので、空吸引によるイン
ク滴の除去が完全となる。
【0010】インクの濡れ性のよい表面としては、機械
的に荒らされた表面や、インクの濡れ性のよい塗料を塗
布された表面が有効である。更に、残留インクの除去効
果をより高くするために、キャップ内面の底部に連通口
に連通する溝を設ける。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明は、記録ヘッドからキャ
ップ内へインクを吸引した後に、キャップ内にインク滴
を残留させないことを目的としており、そのために、キ
ャップ内面をインクの濡れ性のよい状態にし、空吸引時
に、キャップ内の残留インクが連通口へ容易に移動で
き、液滴状になって残ることを防止していることがポイ
ントである。
【0012】以下に実施例について説明する。 (第1の実施例)図1はこの発明によるインクジェット
記録装置の第1の実施例におけるキャップの構造を示す
断面図である。この実施例のキャップ1が、従来技術の
キャップと異なる点は、その内面の内、連通口10の周囲
の表面を、500メッシュのサンドペーパーで荒らして
いることである(図1では、機械的に荒らした面22と記
した) 。サンドペーパーで荒らすことによってインクの
濡れ性のよい表面が形成され、空吸引時に、残留インク
が連通口へ移動し、キャップ内に液滴状に残留すること
がなくなる。この状態を示す写真が図2である。キャッ
プ1の内部にはインク滴の残留は見られない。
【0013】この実施例では、インクの濡れ性のよい表
面を形成する手段として、500メッシュのサンドペー
パーによる荒らしを説明したが、他の機械的な荒らし、
例えば番手の異なるサンドペーパーによる荒らしやサン
ドブラストなど、によっても同様の効果を得ることがで
きる。更に、インクの濡れ性のよい表面を底面全体ある
いは底部に隣接する側壁部まで拡げると、インク滴の除
去はより完全となる。
【0014】(第2の実施例)図には示していないが、
第2の実施例は、キャップの内面の内、連通口の周囲を
含む底部及び底部に隣接する側壁部の表面に、インクの
濡れ性のよい塗料を塗布した。この場合も、第1の実施
例と同様の効果を得ることができた。 (第3の実施例)図3は、この発明の第3の実施例にお
けるキャップの構造を示す斜視図である。キャップ1の
内面の底部に、連通口10に連通する溝9を設けて、空吸
引時に、残留インクが連通口10により容易に移動できる
ようにしたものである。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、キャップ内面の、少
なくとも連通口の周囲を含む底部及び底部に隣接する側
壁部の表面をインクの濡れ性のよい表面としている。少
なくとも連通口の周囲のインクの濡れ性がよいので、残
留インクが連通口へ容易に移動できるので、空吸引によ
るインク滴の除去が完全となる。
【0016】更に、キャップ内面の底部に連通口に連通
する溝を設けて、残留インクの除去効果をより高くして
いる。このようにして、キャップ内面にインク滴が残留
しない低コストのキャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるインクジェット記録装置の第1
の実施例におけるキャップの構造を示す断面図
【図2】第1の実施例のキャップにおけるインクの除去
状態を示す図
【図3】この発明の第3の実施例におけるキャップの構
造を示す斜視図
【図4】インクジェット記録装置の要部を示す斜視図
【図5】インクジェット記録装置のクリーニング手段近
傍の構成図
【図6】キャップを記録ヘッドから離した状態を示すク
リーニング手段近傍の構成図
【図7】インク吸引後のキャップ内の様子を示す図
【図8】従来例におけるキャップの断面図
【符号の説明】
1 キャップ 2 記録ヘッド 3 ノズル面 4 ワイパ 5 昇降部 6 インクチューブ 7 フレーム 8 側板 9 溝 10 連通孔 11 モータ 12 プーリ 13 プラテン 14 ローラ 15 記録媒体 16 ベルト 17 キャリッジ 18 スペーシング軸 19 インク供給チューブ 20 インクタンク 21 多孔質体 22 機械的に荒らした面 23 残留インク滴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット記録ヘッドと、このヘッド
    に密着可能に移動できるキャップ及びこのキャップと連
    通しているポンプ手段が発生する負圧によって、前記ヘ
    ッド内の気泡やゴミを除去するクリーニング手段を有す
    るインクジェット記録装置において、 キャップ内面の、少なくともポンプ手段に連通している
    口の周囲を含む底部及び底部に隣接する側壁部がインク
    の濡れ性のよい表面にされていることを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインクジェット記録装置
    において、 インクの濡れ性のよい表面が機械的に荒らされた表面で
    あることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のインクジェット記録装置
    において、 インクの濡れ性のよい表面がインクの濡れ性のよい塗料
    を塗布された表面であることを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかの項に記
    載のインクジェット記録装置において、 キャップ内面のポンプ手段に連通している口の周囲に
    は、この口に連通する溝が設けられていることを特徴と
    するインクジェット記録装置。
JP12413996A 1996-05-20 1996-05-20 インクジェット記録装置 Pending JPH09300641A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1086815A1 (en) 1999-09-27 2001-03-28 Nec Corporation Head cleaning unit for ink-jet printer capable of sufficiently sucking up waste ink
US6616265B2 (en) 2000-12-14 2003-09-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Suction cap for ink-jet recording apparatus
JP2010173205A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置

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