JPH09301071A - バックミラーの角度調整装置 - Google Patents
バックミラーの角度調整装置Info
- Publication number
- JPH09301071A JPH09301071A JP13966796A JP13966796A JPH09301071A JP H09301071 A JPH09301071 A JP H09301071A JP 13966796 A JP13966796 A JP 13966796A JP 13966796 A JP13966796 A JP 13966796A JP H09301071 A JPH09301071 A JP H09301071A
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- JP
- Japan
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- gear
- mirror surface
- angle
- slide member
- mirror
- Prior art date
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライド部材を薄くすることができ、かつ、
小さいトルクの急速変角用モータによっても瞬時にスラ
イド部材を進退動作させることのできるバックミラーの
角度調整装置を提供することが課題である。 【解決手段】 スライド部材の外周側に突起片を形成
し、駆動ギヤの内周側に突起片と螺合する螺旋溝を形成
し、駆動ギヤの回転に伴って突起片を螺旋溝内にて摺動
させ、これにより、アジャストナットを進退動作させ
る。このような構成によれば、駆動ギヤの厚さに対して
大きい鏡面の傾動角度を得ることができるので、装置全
体をコンパクトに設計することができるようになる。ま
た、平歯車を連結した減速器を急速変角用モータに接続
しているので、ウォームを用いた場合と比較して、動力
の伝達効率が向上するようになる。
小さいトルクの急速変角用モータによっても瞬時にスラ
イド部材を進退動作させることのできるバックミラーの
角度調整装置を提供することが課題である。 【解決手段】 スライド部材の外周側に突起片を形成
し、駆動ギヤの内周側に突起片と螺合する螺旋溝を形成
し、駆動ギヤの回転に伴って突起片を螺旋溝内にて摺動
させ、これにより、アジャストナットを進退動作させ
る。このような構成によれば、駆動ギヤの厚さに対して
大きい鏡面の傾動角度を得ることができるので、装置全
体をコンパクトに設計することができるようになる。ま
た、平歯車を連結した減速器を急速変角用モータに接続
しているので、ウォームを用いた場合と比較して、動力
の伝達効率が向上するようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
バックミラーの鏡面を任意の角度に傾動操作する際の角
度調整装置に係り、特に、車両後退時に後輪部近傍を視
認することができるように急速に鏡面角度を変動させる
技術に関する。
バックミラーの鏡面を任意の角度に傾動操作する際の角
度調整装置に係り、特に、車両後退時に後輪部近傍を視
認することができるように急速に鏡面角度を変動させる
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載されるドアミラー、
インナーミラー等のバックミラーは、運転する人に応じ
て鏡面角度を微妙に調整する必要がある。このような操
作を運転席に座ったままでリモコン操作するために、従
来より、角度調整装置が用いられている。角度調整装置
は、バックミラーの鏡面を左右方向及び上下方向に傾動
させるために、中心部に配置された支点に対して上下方
向の軸上及び左右方向の軸上にそれぞれ可動ピボットを
配置し、該可動ピボットを進退動作させることによりバ
ックミラーの鏡面を所望の角度に傾動させる。一方、車
庫入れ時等車両を後退させる際に、運転者が後輪近傍を
見たい場合には、この位置に視界が来るようにバックミ
ラーの鏡面を下方向に傾動させる必要がある。しかしな
がら、一旦ミラー角度をずらして後輪近傍を視野範囲と
するべく調整すると、その後運転する際に再度鏡面角度
を調整するのが面倒であり煩わしい。そこで、従来よ
り、実用新案登録第3003586号公報(以下、従来
例1という)、及び特願平8−53627号(以下、従
来例2という)に記載されたものが知られている。
インナーミラー等のバックミラーは、運転する人に応じ
て鏡面角度を微妙に調整する必要がある。このような操
作を運転席に座ったままでリモコン操作するために、従
来より、角度調整装置が用いられている。角度調整装置
は、バックミラーの鏡面を左右方向及び上下方向に傾動
させるために、中心部に配置された支点に対して上下方
向の軸上及び左右方向の軸上にそれぞれ可動ピボットを
配置し、該可動ピボットを進退動作させることによりバ
ックミラーの鏡面を所望の角度に傾動させる。一方、車
庫入れ時等車両を後退させる際に、運転者が後輪近傍を
見たい場合には、この位置に視界が来るようにバックミ
ラーの鏡面を下方向に傾動させる必要がある。しかしな
がら、一旦ミラー角度をずらして後輪近傍を視野範囲と
するべく調整すると、その後運転する際に再度鏡面角度
を調整するのが面倒であり煩わしい。そこで、従来よ
り、実用新案登録第3003586号公報(以下、従来
例1という)、及び特願平8−53627号(以下、従
来例2という)に記載されたものが知られている。
【0003】図7は、前記従来例1に記載された角度調
整装置の構成を示す分解斜視図であり、同図に示すよう
にこの角度調整装置は、フロントハウジング101に対
し回転が阻止されてスライド部材102が取り付けられ
ている。そして、急速変角用モータ103を回転駆動す
ることによりこの回転駆動力はギヤ104、105を介
してアクションブロック106に伝達されるので、この
アクションブロック106が回転することにより、アク
ションブロック106内周面に形成されたピン115が
スライド部材102の溝部116を摺動し、これにより
スライド部材102が進退動作することになる。これと
連動してアジャストナット109もまた進退動作するの
で、バックミラーの鏡面角度を急速に変角させることが
できるようになる。
整装置の構成を示す分解斜視図であり、同図に示すよう
にこの角度調整装置は、フロントハウジング101に対
し回転が阻止されてスライド部材102が取り付けられ
ている。そして、急速変角用モータ103を回転駆動す
ることによりこの回転駆動力はギヤ104、105を介
してアクションブロック106に伝達されるので、この
アクションブロック106が回転することにより、アク
ションブロック106内周面に形成されたピン115が
スライド部材102の溝部116を摺動し、これにより
スライド部材102が進退動作することになる。これと
連動してアジャストナット109もまた進退動作するの
で、バックミラーの鏡面角度を急速に変角させることが
できるようになる。
【0004】また、鏡面角度を微調整する場合には、微
調整用モータ107を回動させることによりウォーム1
13、ウォームホイール108を介してアジャストナッ
ト109が回動することになり、該アジャストナット1
09の爪111はスライド部材102のネジ112に螺
合しているので、アジャストナット109は低速で進退
動作することになり、これにより、アジャストナット1
09先端のピボット110が鏡面を傾動させるので、鏡
面角度を微調整することができるようになる。更に、フ
ロントハウジング101には板バネ114が形成されて
おり、該板バネ114の付勢力によりスライド部材10
2を上方向に押し上げるので、スライド部材のガタがな
くなり、鏡面にビビリが発生することを防止するように
している。
調整用モータ107を回動させることによりウォーム1
13、ウォームホイール108を介してアジャストナッ
ト109が回動することになり、該アジャストナット1
09の爪111はスライド部材102のネジ112に螺
合しているので、アジャストナット109は低速で進退
動作することになり、これにより、アジャストナット1
09先端のピボット110が鏡面を傾動させるので、鏡
面角度を微調整することができるようになる。更に、フ
ロントハウジング101には板バネ114が形成されて
おり、該板バネ114の付勢力によりスライド部材10
2を上方向に押し上げるので、スライド部材のガタがな
くなり、鏡面にビビリが発生することを防止するように
している。
【0005】図8は、従来例2に記載されたバックミラ
ーの角度調整装置の構成を示す斜視図であり、同図に示
すようにフロントハウジング121に対して回転が阻止
されてスライド部材122が取り付けられており、この
スライド部材122の雄ネジ123の周囲部には該雄ネ
ジ123と螺合する雌ネジ124が形成された急速変角
用ギヤ125が配置されている。そして、急速変角用モ
ータ126を回転駆動させるとウォーム127、ギヤ1
28、129を介して急速変角用ギヤ125が回動する
ので、フロントハウジング121に対して回転が阻止さ
れたスライド部材122は上下方向に進退動作すること
になる。これにより、アジャストナット130の先端部
に当接されるバックミラー鏡面(不図示)の角度が急速
に変化するようになる。
ーの角度調整装置の構成を示す斜視図であり、同図に示
すようにフロントハウジング121に対して回転が阻止
されてスライド部材122が取り付けられており、この
スライド部材122の雄ネジ123の周囲部には該雄ネ
ジ123と螺合する雌ネジ124が形成された急速変角
用ギヤ125が配置されている。そして、急速変角用モ
ータ126を回転駆動させるとウォーム127、ギヤ1
28、129を介して急速変角用ギヤ125が回動する
ので、フロントハウジング121に対して回転が阻止さ
れたスライド部材122は上下方向に進退動作すること
になる。これにより、アジャストナット130の先端部
に当接されるバックミラー鏡面(不図示)の角度が急速
に変化するようになる。
【0006】一方、鏡面角度を微調整する際には、微調
整用モータ131を回転駆動させることによりウォーム
132、鏡面調整用ギヤ133を介してアジャストナッ
ト130が回動することになり、該アジャストナットの
爪134はスライド部材のネジ部135に螺合している
ので、回転に伴って進退動作し、鏡面角度を微調整する
ことができるようになっている。また、急速変角モータ
126を駆動させてアジャストナット130を急速に下
方向にスライドさせる際には、爪134がネジ部135
から外れるのを防止するために、中間プレート136の
内周面にテーパ部137を形成している。即ち、爪13
4がテーパ部137に当接すると該爪134は内側に押
し付けられるように付勢されるので、ネジ部135から
外れることが無い。更に、スライド部材122と急速変
角用ギヤ125とがネジで螺合する構成とされているの
で、小さい駆動力でもスライド部材を進退動作させるこ
とができるようになる。
整用モータ131を回転駆動させることによりウォーム
132、鏡面調整用ギヤ133を介してアジャストナッ
ト130が回動することになり、該アジャストナットの
爪134はスライド部材のネジ部135に螺合している
ので、回転に伴って進退動作し、鏡面角度を微調整する
ことができるようになっている。また、急速変角モータ
126を駆動させてアジャストナット130を急速に下
方向にスライドさせる際には、爪134がネジ部135
から外れるのを防止するために、中間プレート136の
内周面にテーパ部137を形成している。即ち、爪13
4がテーパ部137に当接すると該爪134は内側に押
し付けられるように付勢されるので、ネジ部135から
外れることが無い。更に、スライド部材122と急速変
角用ギヤ125とがネジで螺合する構成とされているの
で、小さい駆動力でもスライド部材を進退動作させるこ
とができるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例1においては、アクションブロック106の内
周面にピン115が形成され、スライド部材102に形
成された溝部116内を滑動してアクションブロック1
06が進退動作するようになっているので、スライド部
材102の太径部の厚みをアクションブロック106の
厚みの1/2よりも大きくしなければならない。以下、
これを図9に示す断面図を参照しながら説明すると、い
ま、アクションブロック106の厚みをHとすると、ピ
ン115はほぼ中央、即ち、H/2の位置に形成される
のでスライド部材102の進退距離をLとすると(H/
2)>Lを満たすように、厚みHを設定する必要があ
る。そして、スライド部材102が溝部116から脱出
せず円滑に滑動するためにはスライド部材102の太径
部の厚みをH/2以上としなければならない。このた
め、スライド部材102の太径部の厚みを所定値よりも
小さくすることができず、部品の大型化、コストの増大
を招いていた。
た従来例1においては、アクションブロック106の内
周面にピン115が形成され、スライド部材102に形
成された溝部116内を滑動してアクションブロック1
06が進退動作するようになっているので、スライド部
材102の太径部の厚みをアクションブロック106の
厚みの1/2よりも大きくしなければならない。以下、
これを図9に示す断面図を参照しながら説明すると、い
ま、アクションブロック106の厚みをHとすると、ピ
ン115はほぼ中央、即ち、H/2の位置に形成される
のでスライド部材102の進退距離をLとすると(H/
2)>Lを満たすように、厚みHを設定する必要があ
る。そして、スライド部材102が溝部116から脱出
せず円滑に滑動するためにはスライド部材102の太径
部の厚みをH/2以上としなければならない。このた
め、スライド部材102の太径部の厚みを所定値よりも
小さくすることができず、部品の大型化、コストの増大
を招いていた。
【0008】また、図7に示すようにアクションブロッ
ク106を回動させるためにウォーム、ウォームホイー
ルを使用しているので、動力の伝達効率が悪いという欠
点がある。そこで、従来例2の図8に示したように、急
速変角用ギヤ125とスライド部材122をネジで螺合
させることにより小さいトルクでもスライド部材122
を進退動作させることができる。ところが、この方法で
は急速変角用ギヤ125の回転数に対するスライド部材
122の移動距離が小さいのでスライド部材122の進
退速度が遅くなるという欠点がある。この発明はこのよ
うな従来の課題を解決するためになされたものであり、
その目的とするところは、スライド部材の太径部の厚み
を薄くすることができ、かつ、小さいトルクの急速変角
用モータによっても瞬時にスライド部材を進退動作させ
ることのできるバックミラーの角度調整装置を提供する
ことにある。
ク106を回動させるためにウォーム、ウォームホイー
ルを使用しているので、動力の伝達効率が悪いという欠
点がある。そこで、従来例2の図8に示したように、急
速変角用ギヤ125とスライド部材122をネジで螺合
させることにより小さいトルクでもスライド部材122
を進退動作させることができる。ところが、この方法で
は急速変角用ギヤ125の回転数に対するスライド部材
122の移動距離が小さいのでスライド部材122の進
退速度が遅くなるという欠点がある。この発明はこのよ
うな従来の課題を解決するためになされたものであり、
その目的とするところは、スライド部材の太径部の厚み
を薄くすることができ、かつ、小さいトルクの急速変角
用モータによっても瞬時にスライド部材を進退動作させ
ることのできるバックミラーの角度調整装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車両用バックミラーに搭載される鏡面の角度
を微調整すると共に、車両後退時に後方車輪近傍を視認
可能とするべく前記鏡面角度を急変操作可能なバックミ
ラーの角度調整装置において、前記車両用バックミラー
のフロントハウジングに対して回転が阻止され、円柱形
状の外周に雄ネジ及び突起片が形成されたスライド部材
と、円筒形状を成し、外周部にはギヤ溝が刻設され、内
周部には前記スライド部材の突起片が嵌合される螺旋状
の溝部が形成され、前記フロントハウジングに対して回
動自在とされた急速変角用ギヤと、前記急速変角用ギヤ
の外周部のギヤ溝に噛合して回転動力を与える急速変角
用モータと、先端部には前記鏡面の裏面側に当接される
ピボットを有し、かつ、後端部には前記スライド部材の
雄ネジに螺合する係止片が形成された押圧部材と、中央
開口部に前記押圧部材が貫通し得る円筒形状を成し、前
記押圧部材と共に回動し、外周部にギヤ溝が刻設された
鏡面調整用ギヤと、前記鏡面調整用ギヤのギヤ溝と噛合
して回転動力を与える微調整用モータと、を有すること
が特徴である。
本発明は、車両用バックミラーに搭載される鏡面の角度
を微調整すると共に、車両後退時に後方車輪近傍を視認
可能とするべく前記鏡面角度を急変操作可能なバックミ
ラーの角度調整装置において、前記車両用バックミラー
のフロントハウジングに対して回転が阻止され、円柱形
状の外周に雄ネジ及び突起片が形成されたスライド部材
と、円筒形状を成し、外周部にはギヤ溝が刻設され、内
周部には前記スライド部材の突起片が嵌合される螺旋状
の溝部が形成され、前記フロントハウジングに対して回
動自在とされた急速変角用ギヤと、前記急速変角用ギヤ
の外周部のギヤ溝に噛合して回転動力を与える急速変角
用モータと、先端部には前記鏡面の裏面側に当接される
ピボットを有し、かつ、後端部には前記スライド部材の
雄ネジに螺合する係止片が形成された押圧部材と、中央
開口部に前記押圧部材が貫通し得る円筒形状を成し、前
記押圧部材と共に回動し、外周部にギヤ溝が刻設された
鏡面調整用ギヤと、前記鏡面調整用ギヤのギヤ溝と噛合
して回転動力を与える微調整用モータと、を有すること
が特徴である。
【0010】また、前記急速変角用モータは、2以上の
平歯車を噛合させて減速する減速機構を有することを特
徴とする。更に、前記鏡面調整用ギヤと前記急速変角用
ギヤとの間に中間プレートを介置したことを特徴とす
る。また、前記中間プレートの、押圧部材の係止片との
接触部は該係止片とほぼ同一のテーパとされたことを特
徴とする。上述の如く構成された本発明によれば、スラ
イド部材の突起片が、急速変角用ギヤの内周側に形成さ
れた螺旋状溝部に螺合して摺動するので、スライド部材
の進退移動距離を大きく取ることができるようになり、
急速変角用ギヤの厚さを薄型化することができるような
る。また、2以上の平歯車を噛合して構成される減速機
構を急速変角用モータに取り付けて減速しているので、
減速機構を小型化することができると共に、回転動力の
伝達効率を向上させることができる。更に、中間プレー
トの貫通孔周囲部をテーパ面としているので、押圧部材
が急激に下方向に引きつけられてもスライド部材の雄ネ
ジから外れることは無いので、ミラー角度の位置ずれを
防止することができるようになる。
平歯車を噛合させて減速する減速機構を有することを特
徴とする。更に、前記鏡面調整用ギヤと前記急速変角用
ギヤとの間に中間プレートを介置したことを特徴とす
る。また、前記中間プレートの、押圧部材の係止片との
接触部は該係止片とほぼ同一のテーパとされたことを特
徴とする。上述の如く構成された本発明によれば、スラ
イド部材の突起片が、急速変角用ギヤの内周側に形成さ
れた螺旋状溝部に螺合して摺動するので、スライド部材
の進退移動距離を大きく取ることができるようになり、
急速変角用ギヤの厚さを薄型化することができるような
る。また、2以上の平歯車を噛合して構成される減速機
構を急速変角用モータに取り付けて減速しているので、
減速機構を小型化することができると共に、回転動力の
伝達効率を向上させることができる。更に、中間プレー
トの貫通孔周囲部をテーパ面としているので、押圧部材
が急激に下方向に引きつけられてもスライド部材の雄ネ
ジから外れることは無いので、ミラー角度の位置ずれを
防止することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1(a)は、本発明が適用された
バックミラーの角度調整装置の一実施形態の構成を示す
斜視図、同図(b)は、鏡面を上下方向に傾動させる傾
動機構の分解斜視図、図2は平面図である。図1(a)
及び図2に示すように、この角度調整装置はバックミラ
ー鏡面(不図示)の裏面側に配置される2つのアジャス
トナット(押圧部材)1、2の先端部に形成されたピボ
ット3、4にて鏡面を進退させることにより鏡面を上下
方向、左右方向に傾動させることができるものである。
即ち、左右傾動用モータ5を可逆的に駆動させることに
よりアジャストナット1が進退動作するので、ピボット
3に係合された鏡面はアジャストナット1の進退動作に
伴って左右方向に傾動することになり、一方、上下方向
の微調整用モータ6を駆動させることにより、アジャス
トナット2が進退動作するので、ピボット4に係合され
る鏡面はアジャストナット2の進退動作に伴って上下方
向に傾動することになる。
基づいて説明する。図1(a)は、本発明が適用された
バックミラーの角度調整装置の一実施形態の構成を示す
斜視図、同図(b)は、鏡面を上下方向に傾動させる傾
動機構の分解斜視図、図2は平面図である。図1(a)
及び図2に示すように、この角度調整装置はバックミラ
ー鏡面(不図示)の裏面側に配置される2つのアジャス
トナット(押圧部材)1、2の先端部に形成されたピボ
ット3、4にて鏡面を進退させることにより鏡面を上下
方向、左右方向に傾動させることができるものである。
即ち、左右傾動用モータ5を可逆的に駆動させることに
よりアジャストナット1が進退動作するので、ピボット
3に係合された鏡面はアジャストナット1の進退動作に
伴って左右方向に傾動することになり、一方、上下方向
の微調整用モータ6を駆動させることにより、アジャス
トナット2が進退動作するので、ピボット4に係合され
る鏡面はアジャストナット2の進退動作に伴って上下方
向に傾動することになる。
【0012】また、例えば、車両後退時等、車両の後輪
部近傍を視野に入れたいときには、急速変角用モータ7
を駆動させることによりアジャストナット2が螺合する
スライド部材9を急速に進退動作させることにより、鏡
面を上下方向に瞬時に傾動させることができるものであ
る。図1(b)に示すように、上下方向への傾動機構
は、フロントハウジング8に対して回転が阻止されて配
置されるスライド部材9と、駆動ギヤ11と、中間プレ
ート12と、鏡面調整用ギヤ13と、アジャストナット
2と、急速変角用モータ7とから主として構成されてい
る。
部近傍を視野に入れたいときには、急速変角用モータ7
を駆動させることによりアジャストナット2が螺合する
スライド部材9を急速に進退動作させることにより、鏡
面を上下方向に瞬時に傾動させることができるものであ
る。図1(b)に示すように、上下方向への傾動機構
は、フロントハウジング8に対して回転が阻止されて配
置されるスライド部材9と、駆動ギヤ11と、中間プレ
ート12と、鏡面調整用ギヤ13と、アジャストナット
2と、急速変角用モータ7とから主として構成されてい
る。
【0013】フロントハウジング8には円形状凹部34
が形成されており、該円形状凹部34の内側には2本の
回転止め10が植設されている。スライド部材9は、2
段円柱構造を成しており細径部は後述するようにアジャ
ストナット2と螺合するアジャストネジ16が螺設され
ており、太径部には回転止め10と嵌合するキー溝14
が形成され、更に、突起部15が2箇所に形成されてい
る。駆動ギヤ11は、円筒形状を成しており、外周部に
はギヤ溝17が刻設され、内周部には前記突起部15が
螺合して摺動する螺旋溝18が形成されている。アジャ
ストナット2は、先端部に球形状のピボット4が取り付
けられており、これとは反対側の後端部は複数に分岐さ
れ、各分岐端には前記したスライド部材9のアジャスト
ネジ16と螺合する爪19が取り付けられている。ま
た、アジャストナット2の側面には、鏡面調整用ギヤ1
3との間の相対的な回転を阻止するためのフィン20が
形成されている。
が形成されており、該円形状凹部34の内側には2本の
回転止め10が植設されている。スライド部材9は、2
段円柱構造を成しており細径部は後述するようにアジャ
ストナット2と螺合するアジャストネジ16が螺設され
ており、太径部には回転止め10と嵌合するキー溝14
が形成され、更に、突起部15が2箇所に形成されてい
る。駆動ギヤ11は、円筒形状を成しており、外周部に
はギヤ溝17が刻設され、内周部には前記突起部15が
螺合して摺動する螺旋溝18が形成されている。アジャ
ストナット2は、先端部に球形状のピボット4が取り付
けられており、これとは反対側の後端部は複数に分岐さ
れ、各分岐端には前記したスライド部材9のアジャスト
ネジ16と螺合する爪19が取り付けられている。ま
た、アジャストナット2の側面には、鏡面調整用ギヤ1
3との間の相対的な回転を阻止するためのフィン20が
形成されている。
【0014】鏡面調整用ギヤ13は、略円筒形状を成し
ており、外周部には図1(b)に示した微調整用モータ
6からの回転動力を伝えるためのギヤ溝21が刻設さ
れ、更に内周側には、前記フィン20を係止するための
切欠22が形成されている。中間プレート12は中央部
にアジャストネジ16が貫通するための開口部23が穿
設されており、鏡面調整用ギヤ13と駆動ギヤ11との
間に介装される。そして、開口部23の周囲部は従来例
にて既に説明した図8と同様に、テーパ面とされてお
り、アジャストナット2の爪19が接触したときには該
テーパ面にて爪19を内側に押圧することにより爪19
のアジャストネジ16からのずれを防止することができ
るようになっている。
ており、外周部には図1(b)に示した微調整用モータ
6からの回転動力を伝えるためのギヤ溝21が刻設さ
れ、更に内周側には、前記フィン20を係止するための
切欠22が形成されている。中間プレート12は中央部
にアジャストネジ16が貫通するための開口部23が穿
設されており、鏡面調整用ギヤ13と駆動ギヤ11との
間に介装される。そして、開口部23の周囲部は従来例
にて既に説明した図8と同様に、テーパ面とされてお
り、アジャストナット2の爪19が接触したときには該
テーパ面にて爪19を内側に押圧することにより爪19
のアジャストネジ16からのずれを防止することができ
るようになっている。
【0015】急速変角用モータ7は、後述するように、
減速ギヤが内蔵された構造を有しており、該モータ7の
回転駆動力はアイドルギヤ24を介して駆動ギヤ11に
伝達されるようになっている。図3(a)は、減速ギヤ
が内蔵された急速変角用モータ7と駆動ギヤ11との結
合状態を示す説明図であり、同図(b)は減速ギヤの詳
細な構成を示す説明図である。同図(b)に示すよう
に、急速変角用モータ7の回転軸25はキー26にてモ
ータピニオン27と共に回転し得るようになっており、
該回転軸25には更に第2ギヤ29がルーズに軸支され
ている。また、回転軸25の側部近傍に配置された回転
軸32には、第1ギヤ28及び第3ギヤ30がそれぞれ
軸32に対してルーズに軸支されている。そして、モー
タピニオン27と第1ギヤ28とが噛合しており、第1
ギヤ28と第2ギヤ29とが噛合し、更に、第2ギヤ2
9と第3ギヤ30とが噛合しているので、モータピニオ
ン27に伝達された回転動力は逐次減速されながら第1
ギヤ28、第2ギヤ29、第3ギヤ30を介して回転軸
33に軸支される出力ギヤ31に伝えられることにな
り、これにより、出力ギヤ31は各ギヤのギヤ比に対応
する回転速度に減速されて回転することになる。そし
て、同図(a)に示すように、出力ギヤ31の回転軸は
アイドルギヤ24を介して駆動ギヤ11に伝達されるよ
うになる。
減速ギヤが内蔵された構造を有しており、該モータ7の
回転駆動力はアイドルギヤ24を介して駆動ギヤ11に
伝達されるようになっている。図3(a)は、減速ギヤ
が内蔵された急速変角用モータ7と駆動ギヤ11との結
合状態を示す説明図であり、同図(b)は減速ギヤの詳
細な構成を示す説明図である。同図(b)に示すよう
に、急速変角用モータ7の回転軸25はキー26にてモ
ータピニオン27と共に回転し得るようになっており、
該回転軸25には更に第2ギヤ29がルーズに軸支され
ている。また、回転軸25の側部近傍に配置された回転
軸32には、第1ギヤ28及び第3ギヤ30がそれぞれ
軸32に対してルーズに軸支されている。そして、モー
タピニオン27と第1ギヤ28とが噛合しており、第1
ギヤ28と第2ギヤ29とが噛合し、更に、第2ギヤ2
9と第3ギヤ30とが噛合しているので、モータピニオ
ン27に伝達された回転動力は逐次減速されながら第1
ギヤ28、第2ギヤ29、第3ギヤ30を介して回転軸
33に軸支される出力ギヤ31に伝えられることにな
り、これにより、出力ギヤ31は各ギヤのギヤ比に対応
する回転速度に減速されて回転することになる。そし
て、同図(a)に示すように、出力ギヤ31の回転軸は
アイドルギヤ24を介して駆動ギヤ11に伝達されるよ
うになる。
【0016】図4は、図1に示した角度調整装置を搭載
したバックミラーの構成を示す断面図であり、同図に示
すように、バックミラーの鏡面41はミラーホルダ42
により固定されており、該ミラーホルダ42の中央部に
は球面形状を有する傾動ピボット44が取り付けられて
いる。そして、キャップサポート43と支持ピボット4
5とにより傾動ピボット44を挟持し、更にネジ46に
て締め付けることにより、フロントハウジング8側に対
して鏡面41が傾動し得る構成とされている。そして、
アジャストナット2先端のピボット4がミラーホルダ4
2裏面に形成されたピボット受け47に係合しているの
で、アジャストナット2の進退動作に伴って鏡面41が
上下方向に傾動し得るようになっている。
したバックミラーの構成を示す断面図であり、同図に示
すように、バックミラーの鏡面41はミラーホルダ42
により固定されており、該ミラーホルダ42の中央部に
は球面形状を有する傾動ピボット44が取り付けられて
いる。そして、キャップサポート43と支持ピボット4
5とにより傾動ピボット44を挟持し、更にネジ46に
て締め付けることにより、フロントハウジング8側に対
して鏡面41が傾動し得る構成とされている。そして、
アジャストナット2先端のピボット4がミラーホルダ4
2裏面に形成されたピボット受け47に係合しているの
で、アジャストナット2の進退動作に伴って鏡面41が
上下方向に傾動し得るようになっている。
【0017】次に、上記の如く構成された本実施形態に
作用について説明する。図4に示す鏡面41を上下方向
に傾動させて鏡面角度を微調整する際には、図1(b)
に示した微調整用モータ6を回転駆動させる。これによ
り、回転動力は図1(a)に示す鏡面調整用ギヤ13に
伝達されるので、鏡面調整用ギヤ13は回転することに
なり、該鏡面調整用ギヤ13に対して回転が阻止された
アジャストナット2もまた余儀なく回転することにな
る。この際、アジャストナット2の爪19はスライド部
材9のアジャストネジ16に螺合しているので、回転に
伴ってアジャストナット2は進退動作することになり、
図4に示した鏡面41を上下方向に傾動させることがで
きるようになる。
作用について説明する。図4に示す鏡面41を上下方向
に傾動させて鏡面角度を微調整する際には、図1(b)
に示した微調整用モータ6を回転駆動させる。これによ
り、回転動力は図1(a)に示す鏡面調整用ギヤ13に
伝達されるので、鏡面調整用ギヤ13は回転することに
なり、該鏡面調整用ギヤ13に対して回転が阻止された
アジャストナット2もまた余儀なく回転することにな
る。この際、アジャストナット2の爪19はスライド部
材9のアジャストネジ16に螺合しているので、回転に
伴ってアジャストナット2は進退動作することになり、
図4に示した鏡面41を上下方向に傾動させることがで
きるようになる。
【0018】また、例えば車庫入れ時等、車両の後部車
輪近傍を視認したいときには、図1(a)に示す急速変
角用モータ7を回転駆動させると、図3(a)に示した
ように該急速変角用モータ7の出力ギヤ31を介してア
イドルギヤ24が回転し、このアイドルギヤ24と噛合
している駆動ギヤ11もまた回転することになる。そし
て、駆動ギヤ11が回転すると、図1(a)に示すよう
にフロントハウジング8に対して回転が阻止されたスラ
イド部材9の突起部15が駆動ギヤ11内周面の螺旋溝
18を摺動し、該スライド部材9は進退動作することに
なる。そして、この螺旋溝18のピッチは、アジャスト
ネジ16のピッチよりも著しく大きいので、駆動ギヤ1
1の回転角度に対する進退動作の割合も著しく大きくな
る。従って、スライド部材9は急激に進退動作すること
になり、これに伴って進退動作するアジャストナット2
により鏡面41(図4参照)の角度を上下方向に急速に
傾動させることができるようになる。その結果図5に示
す如く鏡面41を瞬時に下方向に傾動させることができ
るので、運転者は即時に車両の後輪近傍バックミラーの
視野に入れることができるようになる。
輪近傍を視認したいときには、図1(a)に示す急速変
角用モータ7を回転駆動させると、図3(a)に示した
ように該急速変角用モータ7の出力ギヤ31を介してア
イドルギヤ24が回転し、このアイドルギヤ24と噛合
している駆動ギヤ11もまた回転することになる。そし
て、駆動ギヤ11が回転すると、図1(a)に示すよう
にフロントハウジング8に対して回転が阻止されたスラ
イド部材9の突起部15が駆動ギヤ11内周面の螺旋溝
18を摺動し、該スライド部材9は進退動作することに
なる。そして、この螺旋溝18のピッチは、アジャスト
ネジ16のピッチよりも著しく大きいので、駆動ギヤ1
1の回転角度に対する進退動作の割合も著しく大きくな
る。従って、スライド部材9は急激に進退動作すること
になり、これに伴って進退動作するアジャストナット2
により鏡面41(図4参照)の角度を上下方向に急速に
傾動させることができるようになる。その結果図5に示
す如く鏡面41を瞬時に下方向に傾動させることができ
るので、運転者は即時に車両の後輪近傍バックミラーの
視野に入れることができるようになる。
【0019】この時のスライド部材9と駆動ギヤ11と
の結合の状態を図6に示す断面図を参照しながら説明す
ると、スライド部材9の太径部9aは外周部に突起15
が形成されていればよいので従来例にて示した図9の場
合と比較して厚さを薄く構成することができる。そし
て、図6から明かなように、駆動ギヤ11の厚さHから
スライド部材9の太径部の厚さTを引いた距離L´の範
囲でスライド部材9が進退動作することができるように
なる。この距離L´は駆動ギヤ11の厚さHの半分H/
2よりも大きいので、同一の厚さの駆動ギヤ9を使用し
た場合には、図9に示したものよりも進退動作の幅を大
きく取ることができ、ひいては鏡面41(図4、図5)
の傾動角度を大きく取ることができるようになる。
の結合の状態を図6に示す断面図を参照しながら説明す
ると、スライド部材9の太径部9aは外周部に突起15
が形成されていればよいので従来例にて示した図9の場
合と比較して厚さを薄く構成することができる。そし
て、図6から明かなように、駆動ギヤ11の厚さHから
スライド部材9の太径部の厚さTを引いた距離L´の範
囲でスライド部材9が進退動作することができるように
なる。この距離L´は駆動ギヤ11の厚さHの半分H/
2よりも大きいので、同一の厚さの駆動ギヤ9を使用し
た場合には、図9に示したものよりも進退動作の幅を大
きく取ることができ、ひいては鏡面41(図4、図5)
の傾動角度を大きく取ることができるようになる。
【0020】このようにして、本実施形態によれば、ス
ライド部材9の太径部外周側に突起部15を形成し、駆
動ギヤ11の内周側に螺旋溝18を形成してこれらを螺
合して摺動させているので、スライド部材9の進退距離
を大きく取ることができ、鏡面の傾動角度を大きくする
ことができるようになる。また、反対に進退距離を同一
とすれば、駆動ギヤ11の厚みを薄型化することがで
き、角度調整装置全体の厚さを薄く構成することができ
るようになる。更に、駆動ギヤ11を回転させるため
に、減速器付きの急速変角用モータ7を使用し、従来の
ようにウォーム、ウォームホイールを使用しないので、
装置全体を小型化することができ、また、スライド部材
9を進退動作させるときの軸推力を向上させることがで
きるようになる。更に、ウォーム、ウォームホイールを
使用しないことにより、モータにスラスト荷重を加える
ことがないので反転動作を円滑に行うことができるよう
なる。また、中間プレート12の開口部23周囲部がテ
ーパ状に形成されているので、鏡面41を急速に下方向
に傾動させたときにおいてもアジャストナット2の爪1
9がアジャストネジ16から外れることは無いので、鏡
面角度の位置ずれを防止することができるようになる。
ライド部材9の太径部外周側に突起部15を形成し、駆
動ギヤ11の内周側に螺旋溝18を形成してこれらを螺
合して摺動させているので、スライド部材9の進退距離
を大きく取ることができ、鏡面の傾動角度を大きくする
ことができるようになる。また、反対に進退距離を同一
とすれば、駆動ギヤ11の厚みを薄型化することがで
き、角度調整装置全体の厚さを薄く構成することができ
るようになる。更に、駆動ギヤ11を回転させるため
に、減速器付きの急速変角用モータ7を使用し、従来の
ようにウォーム、ウォームホイールを使用しないので、
装置全体を小型化することができ、また、スライド部材
9を進退動作させるときの軸推力を向上させることがで
きるようになる。更に、ウォーム、ウォームホイールを
使用しないことにより、モータにスラスト荷重を加える
ことがないので反転動作を円滑に行うことができるよう
なる。また、中間プレート12の開口部23周囲部がテ
ーパ状に形成されているので、鏡面41を急速に下方向
に傾動させたときにおいてもアジャストナット2の爪1
9がアジャストネジ16から外れることは無いので、鏡
面角度の位置ずれを防止することができるようになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スライド部材の外周側に突起片が形成され、急速変角用
ギヤ(駆動ギヤ)の内周側に螺旋溝が形成されているの
で、急速変角用ギヤの厚みを薄くしても鏡面の角度を大
きく変角させることができるので、急速変角用ギヤを薄
型化することができるようになり、装置全体をコンパク
トに構成することができるようになる。また、減速機構
付きの急速変角用モータを使用しているので、装置全体
を小型化することができると共に動力の伝達効率が向上
する。更に、従来のウォーム、ウォームホイールを使用
するものと比較するとモータ軸にスラスト荷重を与える
ことが無いので、円滑に反転操作を行うことができるよ
うになる。
スライド部材の外周側に突起片が形成され、急速変角用
ギヤ(駆動ギヤ)の内周側に螺旋溝が形成されているの
で、急速変角用ギヤの厚みを薄くしても鏡面の角度を大
きく変角させることができるので、急速変角用ギヤを薄
型化することができるようになり、装置全体をコンパク
トに構成することができるようになる。また、減速機構
付きの急速変角用モータを使用しているので、装置全体
を小型化することができると共に動力の伝達効率が向上
する。更に、従来のウォーム、ウォームホイールを使用
するものと比較するとモータ軸にスラスト荷重を与える
ことが無いので、円滑に反転操作を行うことができるよ
うになる。
【図1】 本発明の一実施形態に係るバックミラーの角
度調整装置の構成を示す斜視図、及び要部分解斜視図。
度調整装置の構成を示す斜視図、及び要部分解斜視図。
【図2】 本実施形態の角度調整装置の平面図
【図3】 急速変角用モータの詳細な構成を示す説明
図。
図。
【図4】 本実施形態に係る角度調整装置の断面図。
【図5】 鏡面を急速に下方向変角させたときの状態を
示す説明図。
示す説明図。
【図6】 スライド部材と駆動ギヤとの連結状態の詳細
を示す説明図。
を示す説明図。
【図7】 従来例1に記載された角度調整装置の構成を
示す分解斜視図。
示す分解斜視図。
【図8】 従来例2に記載された角度調整装置の構成を
示す分解斜視図。
示す分解斜視図。
【図9】 従来におけるスライド部材と駆動ギヤとの連
結状態を示す説明図。
結状態を示す説明図。
1,2 アジャストナット(押圧部材) 3,4 ピボット 5 左右傾動用モータ 6 微調整用モータ 7 急速変角用モータ 8 フロントハウジング 9 スライド部材 10 回転止め 11 駆動ギヤ(急速変角用ギヤ) 12 中間プレート 13 鏡面調整用ギヤ 14 キー溝 15 突起部 16 アジャストネジ 17 ギヤ溝 18 螺旋溝 19 爪 20 フィン 21 ギヤ溝 22 切欠 23 開口部 24 アイドルギヤ 25 回転軸 26 キー 27 モータピニオン 28 第1ギヤ 29 第2ギヤ 30 第3ギヤ 31 出力ギヤ 32,33 回転軸 41 強面 42 ミラーホルダ 43 キャップサポート 44 傾動ピボット 45 支持ピボット 46 ネジ 47 ピボット受け
Claims (4)
- 【請求項1】 車両用バックミラーに搭載される鏡面の
角度を微調整すると共に、車両後退時に後方車輪近傍を
視認可能とするべく前記鏡面角度を急変操作可能なバッ
クミラーの角度調整装置において、 前記車両用バックミラーのフロントハウジングに対して
回転が阻止され、円柱形状の外周に雄ネジ及び突起片が
形成されたスライド部材と、 円筒形状を成し、外周部にはギヤ溝が刻設され、内周部
には前記スライド部材の突起片が嵌合される螺旋状の溝
部が形成され、前記フロントハウジングに対して回動自
在とされた急速変角用ギヤと、 前記急速変角用ギヤの外周部のギヤ溝に噛合して回転動
力を与える急速変角用モータと、 先端部には、前記鏡面の裏面側に当接されるピボットを
有し、かつ、後端部には前記スライド部材の雄ネジに螺
合する係止片が形成された押圧部材と、 中央開口部に前記押圧部材が貫通し得る円筒形状を成
し、前記押圧部材と共に回動し、外周部にギヤ溝が刻設
された鏡面調整用ギヤと、 前記鏡面調整用ギヤのギヤ溝と噛合して回転動力を与え
る微調整用モータと、 を有することを特徴とするバックミラーの角度調整装
置。 - 【請求項2】 前記急速変角用モータは、2以上の平歯
車を噛合させて減速する減速機構を有することを特徴と
する請求項1に記載のバックミラーの角度調整装置。 - 【請求項3】 前記鏡面調整用ギヤと前記急速変角用ギ
ヤとの間に中間プレートを介置したことを特徴とする請
求項1に記載のバックミラーの角度調整装置。 - 【請求項4】 前記中間プレートの、押圧部材の係止片
との接触部は該係止片とほぼ同一のテーパとされたこと
を特徴とする請求項3に記載のバックミラーの角度調整
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13966796A JP3181220B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | バックミラーの角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13966796A JP3181220B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | バックミラーの角度調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09301071A true JPH09301071A (ja) | 1997-11-25 |
| JP3181220B2 JP3181220B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=15250622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13966796A Expired - Fee Related JP3181220B2 (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | バックミラーの角度調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3181220B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5990649A (en) * | 1997-07-01 | 1999-11-23 | Murakami Corporation | Control device for quick angle adjustment of rearview mirror |
| WO2016127901A1 (zh) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 宁波精成车业有限公司 | 汽车后视镜镜面驱动器双离合打滑装置 |
| JP2024540431A (ja) * | 2021-11-23 | 2024-10-31 | エムシーアイ(ミラー コントロールズ インターナショナル)ネザーランド ベー.フェー. | 車両の外部視覚ユニットのための調整装置 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP13966796A patent/JP3181220B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5990649A (en) * | 1997-07-01 | 1999-11-23 | Murakami Corporation | Control device for quick angle adjustment of rearview mirror |
| WO2016127901A1 (zh) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 宁波精成车业有限公司 | 汽车后视镜镜面驱动器双离合打滑装置 |
| JP2024540431A (ja) * | 2021-11-23 | 2024-10-31 | エムシーアイ(ミラー コントロールズ インターナショナル)ネザーランド ベー.フェー. | 車両の外部視覚ユニットのための調整装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3181220B2 (ja) | 2001-07-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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|
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