JPH0930107A - カラーインクジェット記録方法 - Google Patents
カラーインクジェット記録方法Info
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- JPH0930107A JPH0930107A JP7180012A JP18001295A JPH0930107A JP H0930107 A JPH0930107 A JP H0930107A JP 7180012 A JP7180012 A JP 7180012A JP 18001295 A JP18001295 A JP 18001295A JP H0930107 A JPH0930107 A JP H0930107A
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Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 色再現性に優れたカラーインクジェット記録
方法の提供。 【解決手段】 着色剤吸着層を有する記録媒体に、イン
クジェット記録方式により複数のカラーインク組成物の
液滴を吐出し、該インク組成物の着色剤を前記該記録媒
体に付着させてカラー画像を形成する方法であって、前
記カラーインク組成物の着色剤のそれぞれを前記着色剤
吸着層の特定の深さに局在させ、かつ実質的に色調の異
なる着色剤を同一の深さに混在させない、カラーインク
ジェット記録方法。
方法の提供。 【解決手段】 着色剤吸着層を有する記録媒体に、イン
クジェット記録方式により複数のカラーインク組成物の
液滴を吐出し、該インク組成物の着色剤を前記該記録媒
体に付着させてカラー画像を形成する方法であって、前
記カラーインク組成物の着色剤のそれぞれを前記着色剤
吸着層の特定の深さに局在させ、かつ実質的に色調の異
なる着色剤を同一の深さに混在させない、カラーインク
ジェット記録方法。
Description
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、記録媒体上にインクジェット方式によって複
数の着色剤を付着させて着色し、カラー画像を形成する
方法に関する。
数の着色剤を付着させて着色し、カラー画像を形成する
方法に関する。
【0002】背景技術 インクジェット記録方式を用いてカラー画像を形成する
場合、少なくともイエローインク、マゼンタインク、お
よびシアンインクを用いるのが一般的である。さらに、
イエロー、マゼンタ、およびシアンの三色に加えて、イ
エローインク、マゼンタインク、およびシアンインクを
重ねて印字し、レッド、グリーン、およびブルー、さら
には黒を形成させ、計7色によってカラー印字を行うこ
とも行われている。なお、黒については、イエロー、マ
ゼンタおよびシアンを重ねて印字して得る方法の他に、
ブラックインクを用意してそれを用いる方法もある。
場合、少なくともイエローインク、マゼンタインク、お
よびシアンインクを用いるのが一般的である。さらに、
イエロー、マゼンタ、およびシアンの三色に加えて、イ
エローインク、マゼンタインク、およびシアンインクを
重ねて印字し、レッド、グリーン、およびブルー、さら
には黒を形成させ、計7色によってカラー印字を行うこ
とも行われている。なお、黒については、イエロー、マ
ゼンタおよびシアンを重ねて印字して得る方法の他に、
ブラックインクを用意してそれを用いる方法もある。
【0003】このようなカラーインクジェット記録方法
においては、インク単独の色再現性に加えて、重ねて印
字された場合のレッド、グリーン、およびブルーの色調
の良好な再現性が重要となる。単独で良好な色再現性を
有していたインク組成物を用いても、重ねて印字された
後にも良好な色再現性を期待出来ないことがある。ま
た、印字品質の紙依存性があり、記録紙の性質によって
印字品質が左右されることも観察されている。
においては、インク単独の色再現性に加えて、重ねて印
字された場合のレッド、グリーン、およびブルーの色調
の良好な再現性が重要となる。単独で良好な色再現性を
有していたインク組成物を用いても、重ねて印字された
後にも良好な色再現性を期待出来ないことがある。ま
た、印字品質の紙依存性があり、記録紙の性質によって
印字品質が左右されることも観察されている。
【0004】従って、記録媒体の特性に依存せず、単色
においても、また重ねて印字された場合においても、良
好な色再現が得られるカラーインクジェット記録方法が
求められているといえる。
においても、また重ねて印字された場合においても、良
好な色再現が得られるカラーインクジェット記録方法が
求められているといえる。
【0005】
【発明の概要】本発明者らは、今般、色再現性に優れた
カラーインクジェット記録が、着色剤を記録媒体中に色
ごとにそれぞれ局在させることで実施できることを見出
した。本発明はかかる知見に基づくものである。
カラーインクジェット記録が、着色剤を記録媒体中に色
ごとにそれぞれ局在させることで実施できることを見出
した。本発明はかかる知見に基づくものである。
【0006】本発明は、着色剤吸着層を有する記録媒体
に、インクジェット記録方式により複数のカラーインク
組成物の液滴を吐出し、該インク組成物の着色剤を前記
該記録媒体に付着させてカラー画像を形成する方法であ
って、前記カラーインク組成物の着色剤のそれぞれを前
記着色剤吸着層の特定の深さに局在させ、かつ実質的に
色調の異なる着色剤を同一の深さに混在させない、カラ
ーインクジェット記録方法に関するもの、である。
に、インクジェット記録方式により複数のカラーインク
組成物の液滴を吐出し、該インク組成物の着色剤を前記
該記録媒体に付着させてカラー画像を形成する方法であ
って、前記カラーインク組成物の着色剤のそれぞれを前
記着色剤吸着層の特定の深さに局在させ、かつ実質的に
色調の異なる着色剤を同一の深さに混在させない、カラ
ーインクジェット記録方法に関するもの、である。
【0007】
【発明の具体的説明】本発明において、インクジェット
記録方法とは、インク滴を形成し、そのインク滴を記録
媒体に吐出して付着させ、記録媒体上にインクドットを
形成して画像を記録する方法をいう。また、本発明にお
いて用いられるインク組成物は、着色剤と、有機溶媒
と、水とから基本的に構成されてよい。本発明において
用いられる記録媒体は着色剤を吸着する着色剤吸着層を
有する。この着色剤吸着層は、基材上にそれが設けられ
て記録媒体とされてもよく、また着色剤吸着層自体が記
録媒体とされてもよい(例えば、後者の例としては普通
紙が挙げられる)。
記録方法とは、インク滴を形成し、そのインク滴を記録
媒体に吐出して付着させ、記録媒体上にインクドットを
形成して画像を記録する方法をいう。また、本発明にお
いて用いられるインク組成物は、着色剤と、有機溶媒
と、水とから基本的に構成されてよい。本発明において
用いられる記録媒体は着色剤を吸着する着色剤吸着層を
有する。この着色剤吸着層は、基材上にそれが設けられ
て記録媒体とされてもよく、また着色剤吸着層自体が記
録媒体とされてもよい(例えば、後者の例としては普通
紙が挙げられる)。
【0008】本発明においてインク組成物は、カラー画
像記録が可能な複数のカラーインク組成物の組み合わせ
とされてよいが、好ましくはイエロー、マゼンタ、そし
てシアンの各着色剤をそれぞれ含んでなるイエロー、マ
ゼンタ、そしてシアンのインク組成物、さらに場合によ
ってブラックインク組成物の組み合わせが用いられる。
像記録が可能な複数のカラーインク組成物の組み合わせ
とされてよいが、好ましくはイエロー、マゼンタ、そし
てシアンの各着色剤をそれぞれ含んでなるイエロー、マ
ゼンタ、そしてシアンのインク組成物、さらに場合によ
ってブラックインク組成物の組み合わせが用いられる。
【0009】本発明によるカラーインクジェット記録方
法においては、各色の着色剤を特定の深さに局在させ、
実質的に色調の異なる着色剤を混在させない。これを実
現する具体的な態様としては、(A)記録媒体の着色剤
吸着層に対する移動率Rf 値の異なるイエロー、マゼン
タ、シアン、および必要に応じてブラックの各着色剤と
を使用する態様、または(B)着色剤吸着層が多孔質層
からなり、その細孔が印字面に近いほど連続的あるいは
断続的に大きくなるように構成されている記録媒体と、
粒径の異なるイエロー、マゼンタ、シアン、および必要
に応じてブラックの各着色剤とを組合せて用いる態様が
あげられる。
法においては、各色の着色剤を特定の深さに局在させ、
実質的に色調の異なる着色剤を混在させない。これを実
現する具体的な態様としては、(A)記録媒体の着色剤
吸着層に対する移動率Rf 値の異なるイエロー、マゼン
タ、シアン、および必要に応じてブラックの各着色剤と
を使用する態様、または(B)着色剤吸着層が多孔質層
からなり、その細孔が印字面に近いほど連続的あるいは
断続的に大きくなるように構成されている記録媒体と、
粒径の異なるイエロー、マゼンタ、シアン、および必要
に応じてブラックの各着色剤とを組合せて用いる態様が
あげられる。
【0010】(A)移動率(Rf 値)の異なる着色剤を
使用する態様 この態様で用いられる記録媒体は、インクが染み込み、
かつ着色剤に対して安定した移動率を与えるものであれ
ば限定されない。そのような記録媒体の例としては、
紙、例えば普通紙または酸性紙、あるいは基材上に着色
剤吸着性の素材を塗布したものなどがあげられる。
使用する態様 この態様で用いられる記録媒体は、インクが染み込み、
かつ着色剤に対して安定した移動率を与えるものであれ
ば限定されない。そのような記録媒体の例としては、
紙、例えば普通紙または酸性紙、あるいは基材上に着色
剤吸着性の素材を塗布したものなどがあげられる。
【0011】着色剤の移動率は、着色剤と、記録媒体の
着色剤吸着層の材質と、そして着色剤以外のインク組成
物の成分とによって原則として決まる。従って、本発明
においては、着色剤の種類およびインク組成物の組成
を、記録媒体の着色剤吸着層の材質を勘案しながら制御
することで、着色剤の移動率を制御できる。その際、移
動率を着色剤ごとに変化させる。すなわち、実質的に色
調を異にする着色剤同士が同一の深さとならないよう考
慮する。
着色剤吸着層の材質と、そして着色剤以外のインク組成
物の成分とによって原則として決まる。従って、本発明
においては、着色剤の種類およびインク組成物の組成
を、記録媒体の着色剤吸着層の材質を勘案しながら制御
することで、着色剤の移動率を制御できる。その際、移
動率を着色剤ごとに変化させる。すなわち、実質的に色
調を異にする着色剤同士が同一の深さとならないよう考
慮する。
【0012】このような考慮の結果得られたインク組成
物を記録媒体に印字すると、着色剤はインク組成物の有
機溶媒および水を展開剤としながら、着色剤吸収層に浸
透していゆく。そして、移動率に依存して着色剤は着色
剤吸着層の特定の深さの位置に局在し、かつ実質的に異
なる色調の着色剤は異なる深さの位置に局在する。その
状態を模式的に表せば、図1に示される通りとなる。す
なわち、図1において、着色剤吸着層1にインク滴2が
インクジェット記録方法によって付着させられると、着
色剤はその移動率の相違によって着色剤吸着層1の特定
の深さの位置に局在する。具体的には、移動率の最も大
きな着色剤は印字面から最も深い位置に局在する着色剤
3となる。さらに、移動率の最も小さな着色剤は印字面
に最も近い位置に局在する着色剤5となり、中間的な移
動率の着色剤は着色剤5と着色剤3との間の位置に着色
剤4として局在することとなる。
物を記録媒体に印字すると、着色剤はインク組成物の有
機溶媒および水を展開剤としながら、着色剤吸収層に浸
透していゆく。そして、移動率に依存して着色剤は着色
剤吸着層の特定の深さの位置に局在し、かつ実質的に異
なる色調の着色剤は異なる深さの位置に局在する。その
状態を模式的に表せば、図1に示される通りとなる。す
なわち、図1において、着色剤吸着層1にインク滴2が
インクジェット記録方法によって付着させられると、着
色剤はその移動率の相違によって着色剤吸着層1の特定
の深さの位置に局在する。具体的には、移動率の最も大
きな着色剤は印字面から最も深い位置に局在する着色剤
3となる。さらに、移動率の最も小さな着色剤は印字面
に最も近い位置に局在する着色剤5となり、中間的な移
動率の着色剤は着色剤5と着色剤3との間の位置に着色
剤4として局在することとなる。
【0013】この方法において、「それぞれの色調の着
色剤が実質的に同一の深さの位置に局在しない」とは、
ある深さにおける特定の色調の着色剤の割合が85モル
%以上、好ましくは90モル%以上、さらに好ましくは
95モル%以上、であることを意味する。このように異
なる色調の着色剤が同一の深さの位置に局在しないため
には、それぞれの着色剤に単一のものを用いた場合、そ
のRf 値がお互いに0.05以上、好ましくは0.08
以上、さらに好ましくは0.1以上、異なる必要があ
る。
色剤が実質的に同一の深さの位置に局在しない」とは、
ある深さにおける特定の色調の着色剤の割合が85モル
%以上、好ましくは90モル%以上、さらに好ましくは
95モル%以上、であることを意味する。このように異
なる色調の着色剤が同一の深さの位置に局在しないため
には、それぞれの着色剤に単一のものを用いた場合、そ
のRf 値がお互いに0.05以上、好ましくは0.08
以上、さらに好ましくは0.1以上、異なる必要があ
る。
【0014】また、本発明の好ましい態様によれば、イ
エロー着色剤はできるだけ深い位置に局在すること、す
なわちRf 値が他の着色剤に比べて一番大きくなってい
ること、が色再現の観点から好ましい。最も好ましく
は、深い位置から順に、イエロー、マゼンタ、シアンの
順で着色剤が局在する場合である。ブラック着色剤をも
ちいる場合、ブラック着色剤は他の着色剤と同一の位置
に混在しても色再現性に大きな寄与はないが、できるだ
け記録媒体の印字面に近い位置、好ましくは印字面、に
局在することが好ましい。
エロー着色剤はできるだけ深い位置に局在すること、す
なわちRf 値が他の着色剤に比べて一番大きくなってい
ること、が色再現の観点から好ましい。最も好ましく
は、深い位置から順に、イエロー、マゼンタ、シアンの
順で着色剤が局在する場合である。ブラック着色剤をも
ちいる場合、ブラック着色剤は他の着色剤と同一の位置
に混在しても色再現性に大きな寄与はないが、できるだ
け記録媒体の印字面に近い位置、好ましくは印字面、に
局在することが好ましい。
【0015】また、イエロー、マゼンタ、およびシアン
の各着色剤は、それぞれ近似の色調を持つ複数の着色剤
を混合して用いてもよい。この場合、その近似の色調を
持つ複数の着色剤は実質的に同一の位置に局在しなくて
もよいが、他の色調の着色剤と混在しにくいように、実
質的に同一の位置に局在することが好ましく、すなわ
ち、混合する着色剤のRf 値の差が小さいことが好まし
い。
の各着色剤は、それぞれ近似の色調を持つ複数の着色剤
を混合して用いてもよい。この場合、その近似の色調を
持つ複数の着色剤は実質的に同一の位置に局在しなくて
もよいが、他の色調の着色剤と混在しにくいように、実
質的に同一の位置に局在することが好ましく、すなわ
ち、混合する着色剤のRf 値の差が小さいことが好まし
い。
【0016】(B)着色剤の粒径の差を利用したインク
ジェット記録方法 この態様において用いられる記録媒体は、着色剤吸着層
が多孔質層とされ、さらにその細孔径が印字面に近いほ
ど大きく構成されてなる。そしてさらに、この態様にお
いては、着色剤の分子径が異なるものを利用する。
ジェット記録方法 この態様において用いられる記録媒体は、着色剤吸着層
が多孔質層とされ、さらにその細孔径が印字面に近いほ
ど大きく構成されてなる。そしてさらに、この態様にお
いては、着色剤の分子径が異なるものを利用する。
【0017】この態様に用いられる記録媒体の構造を模
式的示すと、図2のように表される。図2において、着
色剤吸着層10は、印字面11から順に、細孔径が最も
大きな層12、細孔径が最も小さな層14、そして細孔
径が層12と層14との中間的な層13の三層から構成
されてなる。図2に示される記録媒体は印字面からの細
孔径の変化が断続的であるが、連続的に変化するもので
あってもよい。
式的示すと、図2のように表される。図2において、着
色剤吸着層10は、印字面11から順に、細孔径が最も
大きな層12、細孔径が最も小さな層14、そして細孔
径が層12と層14との中間的な層13の三層から構成
されてなる。図2に示される記録媒体は印字面からの細
孔径の変化が断続的であるが、連続的に変化するもので
あってもよい。
【0018】ここで、印字面11からインク組成物がイ
ンクジェット記録方法によって印字されると、着色剤吸
着層10が、いわゆる「ふるい」として作用し、着色剤
をその分子径に依存してとらえ、局在させる。すなわ
ち、着色剤の分子径を層12には浸透できるが層13に
は浸透できない大きさとすると、その着色剤は層12に
局在する。さらに、着色剤の分子径を層12および13
には浸透できるが層14には浸透できない大きさとする
と、その着色剤は層13に局在する。さらにまた、着色
剤の分子径を層12、13、そして14を浸透できる大
きさとすると、その着色剤は層14に局在することとな
る。従って、インク組成物の着色剤の分子径と着色剤吸
着層10の各層の細孔径とを考慮して制御すると、着色
剤を着色剤吸着層10の各層に局在させることが可能と
なる。
ンクジェット記録方法によって印字されると、着色剤吸
着層10が、いわゆる「ふるい」として作用し、着色剤
をその分子径に依存してとらえ、局在させる。すなわ
ち、着色剤の分子径を層12には浸透できるが層13に
は浸透できない大きさとすると、その着色剤は層12に
局在する。さらに、着色剤の分子径を層12および13
には浸透できるが層14には浸透できない大きさとする
と、その着色剤は層13に局在する。さらにまた、着色
剤の分子径を層12、13、そして14を浸透できる大
きさとすると、その着色剤は層14に局在することとな
る。従って、インク組成物の着色剤の分子径と着色剤吸
着層10の各層の細孔径とを考慮して制御すると、着色
剤を着色剤吸着層10の各層に局在させることが可能と
なる。
【0019】この態様に好ましく用いられる記録媒体と
しては、基材上に複数の多孔質素材の層を設けたもの、
より具体的にはアルミナ水和物などを層を設けたものが
挙げられる。
しては、基材上に複数の多孔質素材の層を設けたもの、
より具体的にはアルミナ水和物などを層を設けたものが
挙げられる。
【0020】着色剤の分子径と着色剤吸着層の細孔径の
値は、上記のような着色剤の局在化が可能である限り適
宜決定されてよい。一般的な着色剤である染料の分子径
が10〜50オングストローム程度であることから、そ
れらを分子径によってふるい分けることができるような
細孔径群を有した着色剤吸収層を形成することができ
る。
値は、上記のような着色剤の局在化が可能である限り適
宜決定されてよい。一般的な着色剤である染料の分子径
が10〜50オングストローム程度であることから、そ
れらを分子径によってふるい分けることができるような
細孔径群を有した着色剤吸収層を形成することができ
る。
【0021】この態様において、それぞれの色調の着色
剤が実質的に同一の深さの位置に局在しないとは、ある
深さにおける特定の色調の着色剤の割合が85モル%以
上、好ましくは90モル%以上、さらに好ましくは95
モル%以上、であることを意味する。また、本発明の好
ましい態様によれば、イエロー着色剤はできるだけ深い
位置に局在すること、すなわち粒径が他の着色剤に比べ
て一番小さくなっていること、が色再現の観点から好ま
しい。最も好ましくは、深い位置から順に、イエロー、
マゼンタ、シアンの順で着色剤が局在する場合である。
ブラック着色剤を用いる場合、ブラック着色剤は他の着
色剤と同一の位置に混在しても色再現性に大きな寄与は
ないが、できるだけ記録媒体の印字面に近い位置、好ま
しくは印字面、に局在することが好ましい。
剤が実質的に同一の深さの位置に局在しないとは、ある
深さにおける特定の色調の着色剤の割合が85モル%以
上、好ましくは90モル%以上、さらに好ましくは95
モル%以上、であることを意味する。また、本発明の好
ましい態様によれば、イエロー着色剤はできるだけ深い
位置に局在すること、すなわち粒径が他の着色剤に比べ
て一番小さくなっていること、が色再現の観点から好ま
しい。最も好ましくは、深い位置から順に、イエロー、
マゼンタ、シアンの順で着色剤が局在する場合である。
ブラック着色剤を用いる場合、ブラック着色剤は他の着
色剤と同一の位置に混在しても色再現性に大きな寄与は
ないが、できるだけ記録媒体の印字面に近い位置、好ま
しくは印字面、に局在することが好ましい。
【0022】また、イエロー、マゼンタ、およびシアン
の各着色剤は、それぞれ近似の色調の着色剤を混合して
用いてもよいが、それぞれの色調の着色剤を局在させる
ために、混合する着色剤の粒径差が小さいことが好まし
い。
の各着色剤は、それぞれ近似の色調の着色剤を混合して
用いてもよいが、それぞれの色調の着色剤を局在させる
ために、混合する着色剤の粒径差が小さいことが好まし
い。
【図1】本発明の方法による記録材料における着色剤分
布の一例を示す模式図。
布の一例を示す模式図。
【図2】本発明に用いることのできる、細孔径分布を有
する着色剤吸着層の一例を示す模式図。
する着色剤吸着層の一例を示す模式図。
1 着色剤吸着層 2 インク滴 3 移動率の最も大きな着色剤 4 移動率が着色剤3と着色剤5の中間である着色剤 5 移動率の最も小さな着色剤 10 着色剤吸着層 11 印字面 12 細孔径が最も大きい層 13 細孔径が層12と層13の中間である層 14 細孔径が最も小さい層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板 野 雅 明 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】着色剤吸着層を有する記録媒体に、インク
ジェット記録方式により複数のカラーインク組成物の液
滴を吐出し、該インク組成物の着色剤を前記該記録媒体
に付着させてカラー画像を形成する方法であって、前記
カラーインク組成物の着色剤のそれぞれを前記着色剤吸
着層の特定の深さに局在させ、かつ実質的に色調の異な
る着色剤を同一の深さに混在させない、カラーインクジ
ェット記録方法。 - 【請求項2】複数のカラーインク組成物が、イエロー着
色剤、マゼンタ着色剤、およびシアン着色剤をそれぞれ
含んでなるイエローインク組成物、マゼンタインク組成
物、およびシアンインク組成物である、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項3】複数のカラーインク組成物が、イエロー着
色剤、マゼンタ着色剤、シアン着色剤、およびブラック
着色剤をそれぞれ含んでなるイエローインク組成物、マ
ゼンタインク組成物、シアンインク組成物、およびブラ
ックインク組成物である、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】前記着色剤吸収層に対するそれぞれの着色
剤の移動率Rf 値が異なり、その浸透の度合いによりそ
れぞれの着色剤を特定の深さに局在させる、請求項1〜
3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】前記記録媒体の着色剤吸着層が多孔質層で
あって、その細孔径が印字面に近いほど大きく構成され
るものであり、かつ着色剤の分子径が互いに異なるもの
である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】イエロー着色剤が他の着色剤に比べて最も
深い層に局在する、請求項1〜5のいずれか一項に記載
の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180012A JPH0930107A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | カラーインクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180012A JPH0930107A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | カラーインクジェット記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930107A true JPH0930107A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16075920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7180012A Pending JPH0930107A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | カラーインクジェット記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930107A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6312121B1 (en) | 1998-09-11 | 2001-11-06 | Xerox Corporation | Ink jet printing process |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP7180012A patent/JPH0930107A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6312121B1 (en) | 1998-09-11 | 2001-11-06 | Xerox Corporation | Ink jet printing process |
| US6547380B2 (en) | 1998-09-11 | 2003-04-15 | Xerox Corporation | Ink jet printing process |
| US6871945B2 (en) | 1998-09-11 | 2005-03-29 | Xerox Corporation | Ink jet printing process |
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