JPH09301133A - ピボット軸の防水構造 - Google Patents

ピボット軸の防水構造

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JPH09301133A
JPH09301133A JP8139726A JP13972696A JPH09301133A JP H09301133 A JPH09301133 A JP H09301133A JP 8139726 A JP8139726 A JP 8139726A JP 13972696 A JP13972696 A JP 13972696A JP H09301133 A JPH09301133 A JP H09301133A
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JP
Japan
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pivot shaft
shaft
vehicle
waterproof
guard
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JP8139726A
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English (en)
Inventor
Takanori Suzuki
孝紀 鈴木
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、構成部品を少なく
し、かつ防水性能を確保して車両室内の快適性を保ち、
ピボット軸の角度設定やピボット軸の高さが異なるもの
においても共通使用ができる汎用性に富んだ安価なピボ
ット軸の防水構造を提供する。 【解決手段】 ピボット軸1を防水部材10によって
防水する防水構造において、防水部材10は中空筒状の
シャフトガード部12と、このシャフトガード部12の
少なくとも上部内側に形成されたリップ部11と、車両
外板4への取付部13と、この取付部13とシャフトガ
ード部12の下部位置とを可撓性を備え遊びを有して連
結する連結部14と、取付部13の下方に形成されるス
カート部15と、を備え、車両外板4における配設孔4
aと、防水部材10の取付部13とを係合すると共に、
スカート部15を車両内板5に圧接させ、ピボット軸1
をシャフトガード部内12に挿着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本考案は車両用ワイパのピボ
ット軸の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用ワイパ装置のピボット軸
は、車体側から外部に延出した先端部側にワイパアーム
が固定され、基端側にリンクアーム或はワイパモータの
出力軸と連結されている。そしてワイパモータの駆動に
よってピボット軸が回動して、この回動によってワイパ
アームを往復揺動させ、ガラス面の払拭を行なうように
構成されている。
【0003】このため、車体側とピボット軸との間の防
水対策が行なわれているが、従来からピボット軸の防水
構造に関して各種の技術が提案されている。例えば図4
に示すように、ピボット軸ホルダ111の外部突出部1
11cに、アウターパネル116に圧接する環状リップ
部118bを一体に有し、アウターパネル116に穿設
した開口116aを環状リップ部118bで圧接して閉
塞する弾性材からなるパネルシール部材118を用いた
技術(例えば実開昭62−156570号公報参照)、
或いは、シール部材とナットとの間にカラーを介設し、
シール部材がカラーを介してナットに押されることによ
り、車体パネルにおいてシール部材を広い面積で均等に
押圧させ、かつシール部材は各シールリング部で、カラ
ーおよびスリーブにそれぞれ押接されることによりシー
ル状態を作り出す技術(例えば実開昭62−16216
0号公報参照)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記パネルシール部材
を用いた技術(上記の技術)では、環状リップ部118
bはアウターパネル116における開口116aを閉塞
するものであり、アウターパネル116における防水構
造は有している。しかしアウターパネル116とインナ
ーパネル115との間に水が浸入したときにおいて、イ
ンナーパネル115の開口115aから車両室内への防
水構造を有していない。
【0005】さらに、環状リップ部118bとアウター
パネル116とを圧接するために、ピボット軸の長さに
合わせて環状リップ部118bを形成する必要がある。
【0006】また、シール部材とナットとの間にカラー
を介設して防水する技術(上記の技術)においても、上
記従来技術と同様にインナーパネルから車両室内への防
水構造を有していない。さらにナットとカラーとシール
部材とを圧接するために、ピボット軸の長さに合わせて
カラー及びシール部材を形成する必要がある。
【0007】以上のように、従来技術においては、アウ
ターパネルにおける防水をすることはできるが、インナ
ーパネルにおける防水構造を有していないために、アウ
ターパネルとインナーパネルとの間に水が浸入したとき
には車両室内への防水をすることができない。また防水
だけでなく車両室内への防塵、防臭をすることができな
いために、車両室内にほこりやにおいが入り込んでしま
うという問題があった。
【0008】また各ピボット軸の長さに合わせた防水部
材が必要であり、例えば、ピボット軸が長いものに防水
部材を配置するためには、シール部材等の防水部材をピ
ボット軸の長さに合わせて設定するか、或はシャフトの
みを伸ばす形に設定するため、シャフトが被水したり、
被水による錆びの発生等によって防水部材が摩耗し、防
水性に問題が生じてしまう。
【0009】本発明の目的は、構成部品を少なくし、か
つ防水性能を確保して車両室内の快適性を保ち、ピボッ
ト軸の角度設定やピボット軸の高さが異なるものにおい
ても共通使用ができる汎用性に富んだ安価なピボット軸
の防水構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るピボット軸
の防水構造は、車両外板及び車両内板に形成されたピボ
ット軸の配設孔からピボット軸を延出して、ワイパアー
ム側と連結するピボット軸を防水部材によって防水する
防水構造において、前記防水部材は中空筒状のシャフト
ガード部と、該シャフトガード部の少なくとも上部内側
に形成されたリップ部と、車両外板への取付部と、該取
付部と前記シャフトガード部の下部位置とを可撓性を備
え遊びを有して連結する連結部と、前記取付部の下方に
形成されるスカート部と、を備え、前記車両外板におけ
る配設孔と、防水部材の取付部とを係合すると共に、前
記スカート部を前記車両内板に圧接させ、前記ピボット
軸を前記シャフトガード部内に挿着してなることを特徴
とする。
【0011】また、前記連結部は蛇腹状に形成されると
好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において、ピボット軸1は
車両外板4及び車両内板5に形成された配設孔4a及び
5aから延出している。本発明におけるピボット軸の防
水構造は、ピボット軸1のワイパアーム6と連結する側
を防水部材10によって防水する防水構造である。防水
部材10は中空筒状のシャフトガード部12と、このシ
ャフトガード部12の少なくとも上部内側に形成された
リップ部11と、車両外板4への取付部13と、この取
付部13とシャフトガード部12の下部位置とを可撓性
を備え遊びを有して連結する連結部14と、取付部13
の下方に形成されるスカート部15と、を備えている。
そして車両外板4における配設孔4aと、防水部材10
の取付部13とを係合すると共に、スカート部15を車
両内板5に圧接させ、ピボット軸1をシャフトガード部
12内に挿着する。
【0013】上記実施例によれば、防水部材10を、中
空筒状のシャフトガード部12と、このシャフトガード
部12の少なくとも上部内側に形成されたリップ部11
と、車両外板4への取付部13と、この取付部13とシ
ャフトガード部12の下部位置とを可撓性を備え遊びを
有して連結する連結部14と、取付部13の下方に形成
されるスカート部15と、を備えたものとし、車両外板
4における配設孔4aと、防水部材10の取付部13と
を係合すると共に、スカート部15を車両内板5に圧接
させ、ピボット軸1をシャフトガード部12内に挿着し
ているので、ピボット軸1と車両外板4との防水は取付
部13によって行われ、車両外板4と車両内板5との防
水はスカート部15によって行われ、またピボット軸1
の防水はシャフトガード部12で行うことができる。
【0014】また、可撓性を備え遊びを有して連結する
連結部14により、防水部材10は、ピボット軸1の長
さや傾斜状態に応じて共通使用ができる汎用性を備えた
ものとなる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本考案を
限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。図1は本考案の第1実施
例を示すものであり、図1はピボット軸の長さが短い例
を示す要部断面図、図2はピボット軸の長さが長い例を
示す図1と同様な要部断面図である。
【0016】一般に車両用ワイパ装置において、ピボッ
ト軸1はピボット軸ホルダ2内に配置され、ピボット軸
1の先端側がピボット軸ホルダ2から外部に延出してい
る。そしてピボット軸1は車体側から延出し、このピボ
ット軸1の先端側には、ワイパアーム6を構成するアー
ムヘッド3が配設されている。アームヘッド3は断面凹
状をした凹部3aと、ピボット軸1の先端を貫通させる
貫通孔3bが形成されている。またピボット軸1の基端
側はリンクアーム或はワイパモータの出力軸(図示せ
ず)と連結される。また図1中、符号7はアームヘッド
カバー、符号8はアームスプリングである。
【0017】本例におけるピボット軸1の防水構造は、
図1で示すように、車両外板4に形成されたピボット軸
1の配設孔4a及び車両内板5に形成されたピボット軸
1の配設孔5aからピボット軸ホルダ2を備えたピボッ
ト軸1が延出し、このピボット軸1と車両外板4及び車
両内板5とを防水部材10によって防水するものであ
る。
【0018】本例の防水部材10は、ゴム等の弾性部材
から構成されたキャップ構造をしており、中空筒状のシ
ャフトガード部12と、前記シャフトガード部12の上
部内側に形成されたリップ部11と、車両外板4への取
付部13と、該取付部13と前記シャフトガード部12
とを可撓性を備えた遊びを有して連結する連結部14
と、前記取付部13の下方に形成されるスカート部15
と、を備えている。
【0019】 本例の中空筒状のシャフトガ
ード部12は、上端部に折返し部12aが形成され、こ
のシャフトガード部12の内側には複数のリップ部11
が3箇所形成されている。そして本例のシャフトガード
部12は全体が厚肉となっており、リップ部11を保持
する剛体となっている。そしてリップ部11はピボット
軸1と密着して摺動する。
【0020】また本例のシャフトガード部12の内側端
部位置には当接部16が形成されており、該当接部16
はピボット軸ホルダ2の上端面と当接し、シャフトガー
ド部12,リップ部11を押し上げるものである。また
本例では、シャフトガード部12の下部外側位置には、
後述する連結部14が一体に形成されている。
【0021】本例の取付部13は、外周位置に、車両外
板4における配設孔4aの縁部と嵌合する嵌合溝部13
aが形成されており、内側は円筒状の中空部13bが形
成されている。そして内側円筒状の中空部13bの径
は、前記シャフトガード部12の径よりも大径に形成さ
れている。
【0022】また、本例のスカート部15は、上記取付
部13の下方から突出して形成されている。このスカー
ト部15は、可撓性を備えており、車両外板4と車両内
板5との間に位置する。そしてスカート部15は、車両
内板5に圧接されて後方広がりに配設されるように形成
されている。
【0023】本例の連結部14は、前記シャフトガード
部12と前記取付部13とを可撓性を備えた遊びを有し
て連結するものである。即ち本例の連結部14は、全体
が薄肉で可撓性を備えたものとなっており、小径のシャ
フトガード部12と大径の取付部13とを連結する。
【0024】次に、上記構成からなる防水部材10の取
付けについて説明する。まず、車両外板4の配設孔4a
の縁部へ、取付部13の嵌合溝部13aを嵌合させて、
車両外板4と取付部13とを係合する。このときスカー
ト部15は車両外板4と車両内板5の間に位置して車両
内板5の上面5bを押圧する。次にピボット軸1をシャ
フトガード部12内に挿着する。
【0025】これによりピボット軸1と車両外板4との
防水は取付部13によって行われ、車両外板4と車両内
板5との防水はスカート部15によって行われ、またピ
ボット軸1の防水はシャフトガード部12で行うことが
できる。
【0026】そして車両外板4と車両内板5との防水を
行うスカート部15は、防水を行うだけでなく、車両室
内への防塵、防臭を同時に行って、車両室内を快適に保
つことができる。
【0027】また、防水部材10は、ピボット軸1の長
さや傾斜状態に応じて共通使用ができる汎用性を備えた
ものとなる。即ち、車体外板5が本例と異なる角度で傾
斜をしていたり、ワイパ装置の配設位置の関係からピボ
ット軸1が傾く場合には、中空状のシャフトガード部1
2内にピボット軸1を挿着することにより、ピボット軸
1の傾きに合わせ防水部材10のリップ部11,シャフ
トガード部12が傾くことになるが、この傾きは、可撓
性を備え遊びを有して連結する連結部14により、取付
部13には影響を及ぼすことなく対応できる。
【0028】また連結部14より発生する反力は、シャ
フトガード部12の下部位置で連結部14を保持する構
造となっているため、リップ部11に及ぶことなく、リ
ップ部11は均一は接触圧のままであり、リップ部11
の偏摩耗は発生せず、確実な防水効果を得ることができ
る。
【0029】さらに外部に延出する長さ(高さ)の異な
るピボット軸1に対して、例えば図2に示すようにピボ
ット軸1が外部に長く延出するときには、防水部材10
のシャフトガード部12内にピボット軸1を挿入し、ピ
ボット軸ホルダ2の上端部が、シャフトガード部12の
下端部に形成された当接部16に当接し、防水部材10
を押し上げて、連結部14の遊びを延長させるので、ピ
ボット軸1の高さが変わっても連結部14で防水部材1
0が伸縮し、常に、アームヘッド3と防水部材10との
間の最適クリアランスを確保することができる。
【0030】これに対して、図1に示すようにピボット
軸1が外部に延出するのが短い場合、連結部14は遊び
をもって装着されることになる。
【0031】なお、本例において、リップ部11を3箇
所形成した例を示したが、3箇所に限らず何箇所設けて
もよい。
【0032】図3は本発明の他の実施例を示す説明図で
ある。本例において上記実施例と同様部材には同一符号
を付してその説明を省略する。
【0033】本例では、リップ部11をシャフトガード
部12の上端内側に形成し、シャフトガード部12の下
端部にはピボット軸ホルダ2の外径に嵌合するように固
定部21を延出して形成し、この固定部21は剛性体と
しており、この固定部21の内側でリップ部11側の位
置には、肩当て部22が形成されている。
【0034】本例の固定部21は、リップ部11をピボ
ット軸1の傾きに合わせるものであり、本例の肩当て部
22はシャフトガード部12(即ちリップ11)を上方
に押し上げるものである。
【0035】本例では連結部14を薄肉の蛇腹形状にし
たものであり、シャフトガード部12の略中間位置で連
結している。この連結部14はシャフトガード部12の
傾きと高さに応じて伸縮し、一方側に可撓する。
【0036】本例によれば、ピボット軸1の傾きに対し
て、剛性体として形成さえた固定部21にピボット軸1
を挿入することにより、ピボット軸1の傾きに合わせ、
保持部材10のリップ部11,シャフトガード部12,
固定部21,肩当て部22が傾くことになり、この傾き
は、蛇腹状の連結部14により、取付部13には影響を
及ぼすことがない。
【0037】また、蛇腹状の連結部14より発生する反
力は、ピボット軸1及びピボット軸ホルダ2が保持部材
10の固定部21によって係合保持されるため、リップ
部11に及ぶことなく、均一は接触圧のままとなるた
め、リップ部11の偏摩耗は発生せず、確実に防水を行
なうことができる。なおピボット軸1の高さが異なるも
のに対しては、蛇腹状の連結部14が伸縮し対応するも
のである。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ピボット
軸の防水が単一部品で可能であり、ピボット軸と車両外
板との防水,車両外板と車両内板との防水,ピボット軸
の防水ができる。特に、車両外板と車両内板との防水構
造においては、同時に防塵,防臭をすることもでき、車
両室内を快適に保つことができる。
【0039】さらに、防水部材はピボット軸の長さを問
わずに共通使用ができる汎用性にすることができ、ピボ
ット軸が傾斜しても、遊びを有する連結部によって、取
付部に影響を及ぼすことなくピボット軸の傾斜に追従さ
せることができる。そしてピボット軸の傾きと、高さが
同時に異なるものであっても十分対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す要部断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
【図4】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ピボット軸 2 ピボット軸ホルダ 3 アームヘッド 3a 凹部 3b 貫通孔 4 車両外板 4a 配設孔 5 車両内板 5a 配設孔 6 ワイパアーム 7 アームヘッドカバー 8 アームスプリング 10 防水部材 11 リップ部 12 シャフトガード部 13 取付部 14 連結部 15 スカート部 16 当接部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両外板及び車両内板に形成されたピボ
    ット軸の配設孔からピボット軸を延出して、ワイパアー
    ム側と連結するピボット軸を防水部材によって防水する
    防水構造において、前記防水部材は中空筒状のシャフト
    ガード部と、該シャフトガード部の少なくとも上部内側
    に形成されたリップ部と、車両外板への取付部と、該取
    付部と前記シャフトガード部の下部位置とを可撓性を備
    え遊びを有して連結する連結部と、前記取付部の下方に
    形成されるスカート部と、を備え、前記車両外板におけ
    る配設孔と、防水部材の取付部とを係合すると共に、前
    記スカート部を前記車両内板に圧接させ、前記ピボット
    軸を前記シャフトガード部内に挿着してなることを特徴
    とするピボット軸の防水構造。
  2. 【請求項2】 前記連結部は蛇腹状に形成されてなる請
    求項1記載のピボット軸の防水構造。
JP8139726A 1996-05-10 1996-05-10 ピボット軸の防水構造 Pending JPH09301133A (ja)

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