JPH09302381A - 陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物 - Google Patents
陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物Info
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- JPH09302381A JPH09302381A JP8145048A JP14504896A JPH09302381A JP H09302381 A JPH09302381 A JP H09302381A JP 8145048 A JP8145048 A JP 8145048A JP 14504896 A JP14504896 A JP 14504896A JP H09302381 A JPH09302381 A JP H09302381A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 界面活性剤性能、低温安定性等にすぐれた陰
イオン性界面活性剤及びそれを含むマイルド性にすぐれ
た洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 一般式 R1−O−(AO)nCH2COOM (1) (式中、R1は平均炭素数が8〜20の高級アルキル基
またはアルケニル基であり、AOはアルキレンオキサイ
ド、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウムまたはアルカノールアミンであり、nは0
又は1以上の整数である)で表わされるエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩の混合物からなり、該混合物を構
成するエーテルカルボン酸及び/又はその塩に含まれる
アルキレンオキサイドの付加モル数nの平均値n(a
v)が1〜10の範囲にあり、さらに、該混合物が特定
のエーテルカルボン酸及び/又はその塩の重量分布を有
する陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成
物。
イオン性界面活性剤及びそれを含むマイルド性にすぐれ
た洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 一般式 R1−O−(AO)nCH2COOM (1) (式中、R1は平均炭素数が8〜20の高級アルキル基
またはアルケニル基であり、AOはアルキレンオキサイ
ド、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウムまたはアルカノールアミンであり、nは0
又は1以上の整数である)で表わされるエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩の混合物からなり、該混合物を構
成するエーテルカルボン酸及び/又はその塩に含まれる
アルキレンオキサイドの付加モル数nの平均値n(a
v)が1〜10の範囲にあり、さらに、該混合物が特定
のエーテルカルボン酸及び/又はその塩の重量分布を有
する陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成
物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は優れた泡立ち性と低
温安定性を有し、蛋白変性率が極めて低いため肌に対し
てマイルドな感触を与える陰イオン性界面活性剤及びそ
れを含む洗浄剤組成物に関するものである。
温安定性を有し、蛋白変性率が極めて低いため肌に対し
てマイルドな感触を与える陰イオン性界面活性剤及びそ
れを含む洗浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】一般式R−O−(CH2C
H2O)nCH2COOM(式中、Rは高級アルキル基又
はアルケニル基、nは整数、Mは塩形成性陽イオンを示
す)で表わされるエーテルカルボン酸塩は公知である。
このエーテルカルボン酸塩については種々の合成塩が知
られているが、活性水素を持つ高級アルコール(R−O
H)に酸化物触媒の存在下にエチレンオキサイドを付加
させてエトキシル化し、次いで得られた中間体としての
付加物(高級アルコールエトキシレート)にモノクロル
酢酸を反応させてカルボキシル化し、次いで塩を生成さ
せることにより製造されている。
H2O)nCH2COOM(式中、Rは高級アルキル基又
はアルケニル基、nは整数、Mは塩形成性陽イオンを示
す)で表わされるエーテルカルボン酸塩は公知である。
このエーテルカルボン酸塩については種々の合成塩が知
られているが、活性水素を持つ高級アルコール(R−O
H)に酸化物触媒の存在下にエチレンオキサイドを付加
させてエトキシル化し、次いで得られた中間体としての
付加物(高級アルコールエトキシレート)にモノクロル
酢酸を反応させてカルボキシル化し、次いで塩を生成さ
せることにより製造されている。
【0003】ところで、前記一般式で表わされるエーテ
ルカルボン酸塩は、陰イオン性界面活性剤として広く利
用されている。しかし、前記のようにして得られるエー
テルカルボン酸塩は、未反応高級アルコールや、この未
反応高級アルコールにエチレンオキサイドの付加した化
合物、さらにこの高級アルコールにモノクロル酢酸が縮
合した化合物等を含むとともに、エチレンオキサイドの
付加モル数nが広範囲に分布したものであるため、その
界面活性剤性能及び低温安定性において未だ満足し得る
ものではなかった。従って、このような従来のエーテル
カルボン酸塩は、ボディーシャンプーや、ヘアーシャン
プー、台所用洗浄剤等として用いる場合に、その配合量
も必然的に多くなり、コスト的にも不利になり、さらに
低温時の貯蔵性に劣る等の問題をも有していた。
ルカルボン酸塩は、陰イオン性界面活性剤として広く利
用されている。しかし、前記のようにして得られるエー
テルカルボン酸塩は、未反応高級アルコールや、この未
反応高級アルコールにエチレンオキサイドの付加した化
合物、さらにこの高級アルコールにモノクロル酢酸が縮
合した化合物等を含むとともに、エチレンオキサイドの
付加モル数nが広範囲に分布したものであるため、その
界面活性剤性能及び低温安定性において未だ満足し得る
ものではなかった。従って、このような従来のエーテル
カルボン酸塩は、ボディーシャンプーや、ヘアーシャン
プー、台所用洗浄剤等として用いる場合に、その配合量
も必然的に多くなり、コスト的にも不利になり、さらに
低温時の貯蔵性に劣る等の問題をも有していた。
【0004】また近年は、エーテルカルボン酸塩の中性
から弱酸性領域での洗浄力及び起泡力を改良した洗浄剤
組成物として、分子量分布の狭いエーテルカルボン酸塩
からなる化粧用洗浄剤(特開昭61−21199号公
報)、特定のエチレンオキサイドの付加モル分布をもつ
エーテルカルボン酸塩を含有した洗浄剤組成物(特公平
7−094674号公報)などが提案されている。
から弱酸性領域での洗浄力及び起泡力を改良した洗浄剤
組成物として、分子量分布の狭いエーテルカルボン酸塩
からなる化粧用洗浄剤(特開昭61−21199号公
報)、特定のエチレンオキサイドの付加モル分布をもつ
エーテルカルボン酸塩を含有した洗浄剤組成物(特公平
7−094674号公報)などが提案されている。
【0005】しかし、前記の分子量分布の狭いエーテル
カルボン酸塩からなる化粧用洗浄剤では、エチレンオキ
サイドの付加モル数を特定の範囲の中に入れるために、
蒸留等の精製操作が必要となり、製造法が複雑で高価な
ものとなる。また、特定のエチレンオキサイドの付加モ
ル分布nが0のものの含有量が3〜20重量%、nが6
以上のものの含有量が5〜35重量%に限定したエーテ
ルカルボン酸塩では、界面活性剤性能が優れるものの、
用途によっては組成物の液性や安定性に影響を与える等
の欠点があった。
カルボン酸塩からなる化粧用洗浄剤では、エチレンオキ
サイドの付加モル数を特定の範囲の中に入れるために、
蒸留等の精製操作が必要となり、製造法が複雑で高価な
ものとなる。また、特定のエチレンオキサイドの付加モ
ル分布nが0のものの含有量が3〜20重量%、nが6
以上のものの含有量が5〜35重量%に限定したエーテ
ルカルボン酸塩では、界面活性剤性能が優れるものの、
用途によっては組成物の液性や安定性に影響を与える等
の欠点があった。
【0006】更に、本発明者らは先に特開平5−214
362号公報で下記一般式(2) R2−O−(CH2CH2O)nCH2COOM (2) (式中、R2は平均炭素数が8〜20の高級アルキル基
またはアルケニル基であり、Mはアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアミンで
あり、nは0又は1以上の整数である)で表わされるエ
ーテルカルボン酸塩の混合物からなり、該混合物を構成
するエーテルカルボン酸塩に含まれるエチレンオキサイ
ドの付加モル数nの平均値n(av)が1〜10の範囲
にあり、かつエチレンオキサイドの付加モル数nが0の
エーテルカルボン酸塩成分の含有率が10重量%以下で
あり、さらに、該混合物は、次の数式
362号公報で下記一般式(2) R2−O−(CH2CH2O)nCH2COOM (2) (式中、R2は平均炭素数が8〜20の高級アルキル基
またはアルケニル基であり、Mはアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアミンで
あり、nは0又は1以上の整数である)で表わされるエ
ーテルカルボン酸塩の混合物からなり、該混合物を構成
するエーテルカルボン酸塩に含まれるエチレンオキサイ
ドの付加モル数nの平均値n(av)が1〜10の範囲
にあり、かつエチレンオキサイドの付加モル数nが0の
エーテルカルボン酸塩成分の含有率が10重量%以下で
あり、さらに、該混合物は、次の数式
【数2】 (式中、Yiはエチレンオキサイドの付加モル数がiモ
ルのエーテルカルボン酸塩の重量%を示し、Pは混合物
中の最も含有率の高いエーテルカルボン酸塩のエチレン
オキサイド付加モル数を示す)を満足するエーテルカル
ボン酸塩の重量分布を有することを特徴とする陰イオン
性界面活性剤及びこれを含む洗浄剤組成物を提案した。
この陰イオン性界面活性剤及びこれを含む洗浄剤組成物
は、従来品に比べて、泡立ち性、蛋白変性率および低温
安定性のいずれにおいても改良されたものとなってい
る。しかし、前記特性に対する要求はより厳しくなって
おり、従って、本発明はそうした特性をさらに向上させ
た陰イオン性界面活性剤及びこれを含む洗浄剤組成物が
要求されるようになってきている。
ルのエーテルカルボン酸塩の重量%を示し、Pは混合物
中の最も含有率の高いエーテルカルボン酸塩のエチレン
オキサイド付加モル数を示す)を満足するエーテルカル
ボン酸塩の重量分布を有することを特徴とする陰イオン
性界面活性剤及びこれを含む洗浄剤組成物を提案した。
この陰イオン性界面活性剤及びこれを含む洗浄剤組成物
は、従来品に比べて、泡立ち性、蛋白変性率および低温
安定性のいずれにおいても改良されたものとなってい
る。しかし、前記特性に対する要求はより厳しくなって
おり、従って、本発明はそうした特性をさらに向上させ
た陰イオン性界面活性剤及びこれを含む洗浄剤組成物が
要求されるようになってきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エーテルカ
ルボン酸(塩)を界面活性剤として使用する際に見られ
る前記問題・要求を解決し、界面活性剤性能および低温
安定性にすぐれた陰イオン性界面活性剤及びそれを含む
洗浄剤組成物を提供するとともに、さらに蛋白変性率が
極めて低く、肌に対するマイルド性(過敏症肌)にすぐ
れた陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物
を提供することをその課題とする。
ルボン酸(塩)を界面活性剤として使用する際に見られ
る前記問題・要求を解決し、界面活性剤性能および低温
安定性にすぐれた陰イオン性界面活性剤及びそれを含む
洗浄剤組成物を提供するとともに、さらに蛋白変性率が
極めて低く、肌に対するマイルド性(過敏症肌)にすぐ
れた陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物
を提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく先に特開平5−214362号において提
案した発明をもとに更に鋭意研究を重ねた結果、本発明
を完成するに至った。即ち、本発明によれば、一般式
(1) R1−O−(AO)nCH2COOM (1) (式中、R1は平均炭素数が8〜20の高級アルキル基
またはアルケニル基であり、AOはアルキレンオキサイ
ド、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウムまたはアルカノールアミンであり、nは0
又は1以上の整数である)で表わされるエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩の混合物からなり、該混合物を構
成するエーテルカルボン酸及び/又はその塩に含まれる
アルキレンオキサイドの付加モル数nの平均値n(a
v)が1〜10の範囲にあり、さらに、該混合物は、次
の数式
を解決すべく先に特開平5−214362号において提
案した発明をもとに更に鋭意研究を重ねた結果、本発明
を完成するに至った。即ち、本発明によれば、一般式
(1) R1−O−(AO)nCH2COOM (1) (式中、R1は平均炭素数が8〜20の高級アルキル基
またはアルケニル基であり、AOはアルキレンオキサイ
ド、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウムまたはアルカノールアミンであり、nは0
又は1以上の整数である)で表わされるエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩の混合物からなり、該混合物を構
成するエーテルカルボン酸及び/又はその塩に含まれる
アルキレンオキサイドの付加モル数nの平均値n(a
v)が1〜10の範囲にあり、さらに、該混合物は、次
の数式
【数1】 (式中、Yiはアルキレンオキサイドの付加モル数がi
モルのエーテルカルボン酸及び/又はその塩の重量%を
示し、Pは混合物中の最も含有率の高いエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩のアルキレンオキサイド付加モル
数を示す)を満足するエーテルカルボン酸及び/又はそ
の塩の重量分布を有することを特徴とする陰イオン性界
面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物が提供される。
モルのエーテルカルボン酸及び/又はその塩の重量%を
示し、Pは混合物中の最も含有率の高いエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩のアルキレンオキサイド付加モル
数を示す)を満足するエーテルカルボン酸及び/又はそ
の塩の重量分布を有することを特徴とする陰イオン性界
面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で陰イオン性界面活性剤の
対象とされる前記一般式(1)で表わされるエーテルカ
ルボン酸及び/又はその塩の混合物(以下、混合物Aと
もいう)は下記一般式(2) R1−O−(AO)nH (2) (式中、R、AOは一般式(1)と同じであり、nは1
以上の整数である。)で表わされるポリオキシエチレン
系非イオン界面活性剤からの誘導体として得ることがで
きる。ポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤は、ア
ルコキシル化触媒の存在下、活性水素含有化合物にアル
キレンオキサイドを付加して従来公知の方法に従って製
造することができる。
対象とされる前記一般式(1)で表わされるエーテルカ
ルボン酸及び/又はその塩の混合物(以下、混合物Aと
もいう)は下記一般式(2) R1−O−(AO)nH (2) (式中、R、AOは一般式(1)と同じであり、nは1
以上の整数である。)で表わされるポリオキシエチレン
系非イオン界面活性剤からの誘導体として得ることがで
きる。ポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤は、ア
ルコキシル化触媒の存在下、活性水素含有化合物にアル
キレンオキサイドを付加して従来公知の方法に従って製
造することができる。
【0010】ここで、アルコキシル化触媒としては、金
属イオン添加酸化マグネシウム(特公平6−15038
号公報、特開平7−227540号公報、同6−198
169号公報、同6−182206号公報、同5−17
0688号公報)、焼成ハイドロタルサイト(特開平2
−71841号公報)、疎水化ハイドロタルサイト(特
表平6−505986号公報)、水酸化アルミニウム・
マグネシウム焼成物(特願平7−94417号)等のA
l−Mg系複合酸化物触媒、或いはそれらの表面改質し
た触媒(特願平6−334781号、同6−33478
2号)、更にバリウムの酸化物、水酸化物(特開昭54
−75187号公報)、スチロンチウムの酸化物、水酸
化物(特公昭63−32055号公報)、カルシウム化
合物(特開平2−134336号公報、同2−1351
44号公報)等を用いて付加反応を行うことにより、ア
ルキレンオキサイド付加モル分布の狭い反応物が得ら
れ、蒸留などの精製操作をすることなく、n=0である
未反応の活性水素含有化合物含有率が5重量%以下であ
るポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤を得ること
ができる。
属イオン添加酸化マグネシウム(特公平6−15038
号公報、特開平7−227540号公報、同6−198
169号公報、同6−182206号公報、同5−17
0688号公報)、焼成ハイドロタルサイト(特開平2
−71841号公報)、疎水化ハイドロタルサイト(特
表平6−505986号公報)、水酸化アルミニウム・
マグネシウム焼成物(特願平7−94417号)等のA
l−Mg系複合酸化物触媒、或いはそれらの表面改質し
た触媒(特願平6−334781号、同6−33478
2号)、更にバリウムの酸化物、水酸化物(特開昭54
−75187号公報)、スチロンチウムの酸化物、水酸
化物(特公昭63−32055号公報)、カルシウム化
合物(特開平2−134336号公報、同2−1351
44号公報)等を用いて付加反応を行うことにより、ア
ルキレンオキサイド付加モル分布の狭い反応物が得ら
れ、蒸留などの精製操作をすることなく、n=0である
未反応の活性水素含有化合物含有率が5重量%以下であ
るポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤を得ること
ができる。
【0011】一般式(1)で表されるエーテルカルボン
酸及び/又はその塩の混合物(以降、混合物Aというこ
とがある)は、従来公知の方法に従って製造することが
できる。例えば、ハロゲン化酢酸法としては、アルカリ
金属アルコラートにモノハロゲン化酢酸アルカリ塩を反
応させる方法(GB−A−1027481,DE−A−
975850,GB−A−1337401)等の他、一
般式でMが水素以外の化合物(1)(便宜上ここでは
「水酸基化合物」と略記する)と固体の水酸化アルカリ
の混合物中にモノハロゲン化酢酸又はその塩を供給して
反応させる方法(US−A−2623900,DE−A
−2759169)等、水酸基化合物とモノハロゲン化
酢酸アルカリ塩の混合物中に固体の水酸化アルカリを供
給して反応させる方法(特開昭54−4932号公
報)、ハロゲン化酢酸法の収率を改善する方法(特開昭
60−72842号公報、同64−3146号公報、特
開平3−47147号公報)等、モノクロル酢酸の代わ
りに臭化酢酸エステルと反応した後にケン化する方法
(CA−A−1114762)等が例示される。
酸及び/又はその塩の混合物(以降、混合物Aというこ
とがある)は、従来公知の方法に従って製造することが
できる。例えば、ハロゲン化酢酸法としては、アルカリ
金属アルコラートにモノハロゲン化酢酸アルカリ塩を反
応させる方法(GB−A−1027481,DE−A−
975850,GB−A−1337401)等の他、一
般式でMが水素以外の化合物(1)(便宜上ここでは
「水酸基化合物」と略記する)と固体の水酸化アルカリ
の混合物中にモノハロゲン化酢酸又はその塩を供給して
反応させる方法(US−A−2623900,DE−A
−2759169)等、水酸基化合物とモノハロゲン化
酢酸アルカリ塩の混合物中に固体の水酸化アルカリを供
給して反応させる方法(特開昭54−4932号公
報)、ハロゲン化酢酸法の収率を改善する方法(特開昭
60−72842号公報、同64−3146号公報、特
開平3−47147号公報)等、モノクロル酢酸の代わ
りに臭化酢酸エステルと反応した後にケン化する方法
(CA−A−1114762)等が例示される。
【0012】直接酸化法としては、例えば、バナジン酸
アンモニウムなどの触媒存在下、硫酸、ホルムアルデヒ
ド、クロム酸を用いる方法(特開昭48−528号公
報)等、過酸化物を用いる方法(EP−A−1968
1,EP−A−39111)、アルカリ性過マンガン酸
カリウムを用いる方法(工業化学雑誌,62,1089
(1959))等が例示される。また、貴金属触媒の存
在下で、空気又は酸素により酸化する方法、例えば、従
来よりPt/C、Pd/Cに代表される酸化反応触媒、
或いは前記酸化反応触媒にスズ、テルル、セレン、ビス
マス等を修飾した酸化反応用触媒(特開昭48−341
22号公報、同53−141218号公報、同54−7
9229号公報、同54−84523号公報、同57−
58642号公報、同59−1443号公報、同62−
198641号公報、同62−269749号公報、同
62−269748号公報、同62−269745号公
報、特開平1−146840号公報、同4−12825
1号公報、特表平5−503686号公報)等が例示で
きる。
アンモニウムなどの触媒存在下、硫酸、ホルムアルデヒ
ド、クロム酸を用いる方法(特開昭48−528号公
報)等、過酸化物を用いる方法(EP−A−1968
1,EP−A−39111)、アルカリ性過マンガン酸
カリウムを用いる方法(工業化学雑誌,62,1089
(1959))等が例示される。また、貴金属触媒の存
在下で、空気又は酸素により酸化する方法、例えば、従
来よりPt/C、Pd/Cに代表される酸化反応触媒、
或いは前記酸化反応触媒にスズ、テルル、セレン、ビス
マス等を修飾した酸化反応用触媒(特開昭48−341
22号公報、同53−141218号公報、同54−7
9229号公報、同54−84523号公報、同57−
58642号公報、同59−1443号公報、同62−
198641号公報、同62−269749号公報、同
62−269748号公報、同62−269745号公
報、特開平1−146840号公報、同4−12825
1号公報、特表平5−503686号公報)等が例示で
きる。
【0013】更に、水酸基化合物にアクリロニトリルを
アルカリ触媒の存在下でマイケル付加し、シアノエチル
エーテルを得て、次いで加水分解することにより一般式
(1)を得る方法(US−A−2454545,US−
A−2280790,US−A−4115326,DE
−A−2601825)等が例示される。
アルカリ触媒の存在下でマイケル付加し、シアノエチル
エーテルを得て、次いで加水分解することにより一般式
(1)を得る方法(US−A−2454545,US−
A−2280790,US−A−4115326,DE
−A−2601825)等が例示される。
【0014】上記方法で得られたエーテルカルボン酸及
び又はその塩の混合物は、従来公知の方法により精製す
ることができる。例えば、カラムクロマトグラフィー
法、分取液体クロマトグラフィー法、抽出溶剤法等によ
り、未反応物、副生成物などを分離して純度を高めるこ
とができる。
び又はその塩の混合物は、従来公知の方法により精製す
ることができる。例えば、カラムクロマトグラフィー
法、分取液体クロマトグラフィー法、抽出溶剤法等によ
り、未反応物、副生成物などを分離して純度を高めるこ
とができる。
【0015】一般式(1)のMで表されるアルカリ金属
は、ナトリウム、カリウム及びリチウム等が挙げられ
る。アルカリ土類金属塩としては、カルシウム、マグネ
シウム及びバリウム等が挙げられる。アルカノールアミ
ンとしては、モノ−、ジ−及びトリ−のエタノールアミ
ン、n−及びiso−プロパノールアミン等が例示でき
る。特に好ましくは、ナトリウム、カルシウム、マグネ
シウム、トリエタノールアミンである。これらは、2種
以上の混合塩であっても良い。これらの塩類を得る為に
は、得られた当該塩を硫酸、塩酸等の鉱酸で酸性化した
後、石油エーテル等の従来公知の溶媒抽出を行い、希望
する塩基で中和することにより容易に得られる。
は、ナトリウム、カリウム及びリチウム等が挙げられ
る。アルカリ土類金属塩としては、カルシウム、マグネ
シウム及びバリウム等が挙げられる。アルカノールアミ
ンとしては、モノ−、ジ−及びトリ−のエタノールアミ
ン、n−及びiso−プロパノールアミン等が例示でき
る。特に好ましくは、ナトリウム、カルシウム、マグネ
シウム、トリエタノールアミンである。これらは、2種
以上の混合塩であっても良い。これらの塩類を得る為に
は、得られた当該塩を硫酸、塩酸等の鉱酸で酸性化した
後、石油エーテル等の従来公知の溶媒抽出を行い、希望
する塩基で中和することにより容易に得られる。
【0016】混合物Aを構成するエーテルカルボン酸又
はその塩成分は、その高級アルキル基またはアルケニル
基を示すRの炭素数や、アルキレンオキサイド(AO)
の付加モル数nにおいて異なる。エーテルカルボン酸及
び/又はその塩に含まれる高級アルキル基又はアルケニ
ル基Rの平均炭素数は8〜20、好ましくは12〜16
である。この混合物Aにおいて、エーテルカルボン酸及
び/又はその塩に含まれるAOの平均付加モル数n(a
v)は、1〜10の範囲にするのがよく、より好ましく
は3〜5の範囲内に規定するのがよい。このAOの平均
付加モル数n(av)が1未満では、界面活性剤として
の泡立ち性能に劣るとともに、「ぬるつき感」が増大す
るようになるので好ましくない。また、n(av)が1
0を超えると親水性が大きくなりすぎて、洗浄力低下等
の問題を生じるので好ましくない。
はその塩成分は、その高級アルキル基またはアルケニル
基を示すRの炭素数や、アルキレンオキサイド(AO)
の付加モル数nにおいて異なる。エーテルカルボン酸及
び/又はその塩に含まれる高級アルキル基又はアルケニ
ル基Rの平均炭素数は8〜20、好ましくは12〜16
である。この混合物Aにおいて、エーテルカルボン酸及
び/又はその塩に含まれるAOの平均付加モル数n(a
v)は、1〜10の範囲にするのがよく、より好ましく
は3〜5の範囲内に規定するのがよい。このAOの平均
付加モル数n(av)が1未満では、界面活性剤として
の泡立ち性能に劣るとともに、「ぬるつき感」が増大す
るようになるので好ましくない。また、n(av)が1
0を超えると親水性が大きくなりすぎて、洗浄力低下等
の問題を生じるので好ましくない。
【0017】さらに、混合物Aにおいて、それに含まれ
ているエーテルカルボン酸及び/又はその塩のAO付加
モル数nに関する重量分布はできるだけシャープである
ことが好ましく、界面活性剤性能や洗浄時の「ぬるつき
感」、肌に対する「マイルド性」、低温安定性の点か
ら、混合物Aは前記数式(I)を満足することが必要で
ある。前記数式(I)は、最も含有率の高いエーテルカ
ルボン酸及び/又はその塩のAO付加モル数をPとした
時に、AO付加モル数nが(P−2)から(P+2)の
範囲にあるエーテルカルボン酸及び/又はその塩の合計
含有率Y(重量%)を示すものである。この合計含有率
Yが大きい程、混合物Aに含まれているエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩のAO付加モル数nに関する重量
分布がシャープ(狭い)であることを示す。
ているエーテルカルボン酸及び/又はその塩のAO付加
モル数nに関する重量分布はできるだけシャープである
ことが好ましく、界面活性剤性能や洗浄時の「ぬるつき
感」、肌に対する「マイルド性」、低温安定性の点か
ら、混合物Aは前記数式(I)を満足することが必要で
ある。前記数式(I)は、最も含有率の高いエーテルカ
ルボン酸及び/又はその塩のAO付加モル数をPとした
時に、AO付加モル数nが(P−2)から(P+2)の
範囲にあるエーテルカルボン酸及び/又はその塩の合計
含有率Y(重量%)を示すものである。この合計含有率
Yが大きい程、混合物Aに含まれているエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩のAO付加モル数nに関する重量
分布がシャープ(狭い)であることを示す。
【0018】本発明では、この合計含有率Yは、80重
量%以上、好ましくは85重量%以上に保持するのがよ
い。この合計含有率Yが前記範囲より小さいときは、洗
浄時のぬるつき感や、肌に対するマイルド性、低温安定
性等が悪くなるので好ましくない。また、本発明の混合
物Aにおいて、最も含有率の高いエーテルカルボン酸及
び/又はその塩のAO付加モル数Pとエーテルカルボン
酸及び/又はその塩に含まれるAOの平均付加モル数n
(av)とはできるだけ近接するのが好ましく、一般に
は、両者の差の絶対値|P−n(av)|が0〜2の範
囲にあることが好ましい。陰イオン界面活性剤として用
いられている従来のエーテルカルボン酸及び/又はその
塩の混合物は、そのn(av)が1〜10の範囲内にあ
っても、混合物に含まれているエーテルカルボン酸及び
/又はその塩のAO付加モル数nに関する重量分布がブ
ロード(広い)であり、Pとn(av)との差が大きく
なる上、AO付加モル数nが0であるエーテルカルボン
酸及び/又はその塩の含有率が多くなり、また、一般式
(2)のn=0のいわゆる未反応活性水素含有化合物も
多く含まれる。このようなエーテルカルボン酸及び/又
はその塩の混合物は、界面活性剤性能及び低温安定性が
劣るとともに、洗浄時のぬるつき感や肌に対するマイル
ド性等においても好ましくない。混合物Aにおいて前記
n=0の含有率は、5重量%以下好ましくは0〜3重量
%、更に好ましくは0〜2重量%の範囲に規定するのが
良い。更に、n=1の含有率は、7重量%以下好ましく
は0〜5重量%の範囲に規定することにより、洗浄力を
高めることができる。n=1の含有率が7重量%以上の
場合は期待した洗浄力が得られない。
量%以上、好ましくは85重量%以上に保持するのがよ
い。この合計含有率Yが前記範囲より小さいときは、洗
浄時のぬるつき感や、肌に対するマイルド性、低温安定
性等が悪くなるので好ましくない。また、本発明の混合
物Aにおいて、最も含有率の高いエーテルカルボン酸及
び/又はその塩のAO付加モル数Pとエーテルカルボン
酸及び/又はその塩に含まれるAOの平均付加モル数n
(av)とはできるだけ近接するのが好ましく、一般に
は、両者の差の絶対値|P−n(av)|が0〜2の範
囲にあることが好ましい。陰イオン界面活性剤として用
いられている従来のエーテルカルボン酸及び/又はその
塩の混合物は、そのn(av)が1〜10の範囲内にあ
っても、混合物に含まれているエーテルカルボン酸及び
/又はその塩のAO付加モル数nに関する重量分布がブ
ロード(広い)であり、Pとn(av)との差が大きく
なる上、AO付加モル数nが0であるエーテルカルボン
酸及び/又はその塩の含有率が多くなり、また、一般式
(2)のn=0のいわゆる未反応活性水素含有化合物も
多く含まれる。このようなエーテルカルボン酸及び/又
はその塩の混合物は、界面活性剤性能及び低温安定性が
劣るとともに、洗浄時のぬるつき感や肌に対するマイル
ド性等においても好ましくない。混合物Aにおいて前記
n=0の含有率は、5重量%以下好ましくは0〜3重量
%、更に好ましくは0〜2重量%の範囲に規定するのが
良い。更に、n=1の含有率は、7重量%以下好ましく
は0〜5重量%の範囲に規定することにより、洗浄力を
高めることができる。n=1の含有率が7重量%以上の
場合は期待した洗浄力が得られない。
【0019】本発明の混合物Aを用いた洗浄剤組成物に
は、必要に応じ、他のアニオン性界面活性剤を配合する
ことができる。この場合、その併用する界面活性剤のた
めに、通常、肌に対するマイルド性は低下する傾向にあ
る。本発明者らは、本発明の界面活性剤の特徴である肌
に対するマイルド性を落とさず、これと併用できる好ま
しい他の界面活性剤について検討した。その結果、次の
二種類のアニオン性界面活性剤が極めて良い結果をもた
らすことが判った。
は、必要に応じ、他のアニオン性界面活性剤を配合する
ことができる。この場合、その併用する界面活性剤のた
めに、通常、肌に対するマイルド性は低下する傾向にあ
る。本発明者らは、本発明の界面活性剤の特徴である肌
に対するマイルド性を落とさず、これと併用できる好ま
しい他の界面活性剤について検討した。その結果、次の
二種類のアニオン性界面活性剤が極めて良い結果をもた
らすことが判った。
【0020】(a)下記一般式(3)で表わされるポリ
オキシエチレン硫酸エステル塩 R2−O−(CH2CH2O)m−SO3X (3) (式中、R2は炭素数8〜16のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、XはNa、K等のアルカリ金属、Mg等
のアルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールア
ミン(例えばジエタノールアミン、1−エタノールアミ
ン、特にトリエタノールアミン等)であり、mは1〜7
の整数、特に好ましくは2〜5の整数である。) この(a)ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩
の洗浄剤組成物中の添加量は0.1〜20重量%、好ま
しくは0.1〜5重量%である。0.1重量%よりも少
ない場合はこれらの界面活性剤を併用する効果殆ど認め
られず、逆に、20重量%を超えると肌に対するマイル
ド性が低下するので好ましくない。
オキシエチレン硫酸エステル塩 R2−O−(CH2CH2O)m−SO3X (3) (式中、R2は炭素数8〜16のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、XはNa、K等のアルカリ金属、Mg等
のアルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールア
ミン(例えばジエタノールアミン、1−エタノールアミ
ン、特にトリエタノールアミン等)であり、mは1〜7
の整数、特に好ましくは2〜5の整数である。) この(a)ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩
の洗浄剤組成物中の添加量は0.1〜20重量%、好ま
しくは0.1〜5重量%である。0.1重量%よりも少
ない場合はこれらの界面活性剤を併用する効果殆ど認め
られず、逆に、20重量%を超えると肌に対するマイル
ド性が低下するので好ましくない。
【0021】(b)ミリスチン酸塩 塩を形成する陽イオンとしては、Na、K等のアルカリ
金属、Mg等のアルカリ土類金属、アンモニウム、アル
カノールアミンを挙げることができる。このミリスチレ
ン酸塩の洗浄剤組成物中の添加量は0.1〜20重量
%、好ましくは0.1〜10重量%である。0.1重量
%よりも少ない場合はこれらの界面活性剤を併用する効
果は殆ど認められず、逆に、20重量%を超えると肌に
対するマイルド性が低下するので好ましくない。
金属、Mg等のアルカリ土類金属、アンモニウム、アル
カノールアミンを挙げることができる。このミリスチレ
ン酸塩の洗浄剤組成物中の添加量は0.1〜20重量
%、好ましくは0.1〜10重量%である。0.1重量
%よりも少ない場合はこれらの界面活性剤を併用する効
果は殆ど認められず、逆に、20重量%を超えると肌に
対するマイルド性が低下するので好ましくない。
【0022】本発明の洗浄剤組成物は、前記した混合物
A又はこの混合物Aに前記(a)ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸エステル塩や(b)ミリスチン酸塩を添加し
た混合物からなる陰イオン性界面活性剤を含有するもの
である。洗浄剤組成物中でのこの陰イオン性界面活性剤
の含有率は、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量
%である。1重量%未満の場合は洗浄性能が劣り所期の
目的を達成できない。他方、50重量%よりも多い含量
の場合は使用時に例えば水により液状化させにくいので
好ましくない。
A又はこの混合物Aに前記(a)ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸エステル塩や(b)ミリスチン酸塩を添加し
た混合物からなる陰イオン性界面活性剤を含有するもの
である。洗浄剤組成物中でのこの陰イオン性界面活性剤
の含有率は、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量
%である。1重量%未満の場合は洗浄性能が劣り所期の
目的を達成できない。他方、50重量%よりも多い含量
の場合は使用時に例えば水により液状化させにくいので
好ましくない。
【0023】本発明の洗浄剤組成物は、シャンプー、ボ
ディーシャンプー、台所用洗浄剤及び洗顔剤等の使用目
的に応じた製品形態とするために、通常の洗浄剤組成物
に用いられる種々の添加剤、補助成分を本発明の目的を
特に阻害しないで範囲で含有することが出来る。これら
の添加剤の例としては、水、エタノール、イソプロパノ
ール、プロピレングリコール等の溶剤や、また、ポリエ
チレングリコール、ポリエチレンオキサイド、高級アル
コールエトキシレート、キトサン、カラギナン、セルロ
ース誘導体等の高分子化合物などを挙げることができ
る。また、本発明の洗浄剤組成物には、高級脂肪酸、ア
シル化アミノ酸塩、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、アルキルジメチルアミノヒドロキシプロピルスルフ
ォベタイン等の活性剤と適当な割合で添加することもで
きるし、更に、エチレンジアミン4酢酸、クエン酸等の
金属イオン封鎖剤、安息香酸等の防かび剤、色素、香料
などを添加することもできる。これらの添加剤および補
助成分は99〜50重量%、好適には97〜60重量%
の範囲で使用することができる。本発明の洗浄剤組成物
は、固体、液体、ペースト状等の各種の洗浄剤の形態で
利用することができる。液体またはペースト状の洗浄剤
として用いる場合には、従来の同種の洗浄剤と比較して
低温安定性の向上したものである。
ディーシャンプー、台所用洗浄剤及び洗顔剤等の使用目
的に応じた製品形態とするために、通常の洗浄剤組成物
に用いられる種々の添加剤、補助成分を本発明の目的を
特に阻害しないで範囲で含有することが出来る。これら
の添加剤の例としては、水、エタノール、イソプロパノ
ール、プロピレングリコール等の溶剤や、また、ポリエ
チレングリコール、ポリエチレンオキサイド、高級アル
コールエトキシレート、キトサン、カラギナン、セルロ
ース誘導体等の高分子化合物などを挙げることができ
る。また、本発明の洗浄剤組成物には、高級脂肪酸、ア
シル化アミノ酸塩、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、アルキルジメチルアミノヒドロキシプロピルスルフ
ォベタイン等の活性剤と適当な割合で添加することもで
きるし、更に、エチレンジアミン4酢酸、クエン酸等の
金属イオン封鎖剤、安息香酸等の防かび剤、色素、香料
などを添加することもできる。これらの添加剤および補
助成分は99〜50重量%、好適には97〜60重量%
の範囲で使用することができる。本発明の洗浄剤組成物
は、固体、液体、ペースト状等の各種の洗浄剤の形態で
利用することができる。液体またはペースト状の洗浄剤
として用いる場合には、従来の同種の洗浄剤と比較して
低温安定性の向上したものである。
【0024】本発明の陰イオン性界面活性剤は、従来の
ものと同様に各種洗浄剤成分として用いることができる
が、泡立ちがよく肌に対してマイルドである性質を利用
して、特に、シャンプー、ボディーシャンプー、クレン
ジング化粧料等の身体用洗浄剤として最適である。ま
た、手に対してマイルドあり、「ぬるつき」感が少ない
ので台所用洗剤としても好適のものである。
ものと同様に各種洗浄剤成分として用いることができる
が、泡立ちがよく肌に対してマイルドである性質を利用
して、特に、シャンプー、ボディーシャンプー、クレン
ジング化粧料等の身体用洗浄剤として最適である。ま
た、手に対してマイルドあり、「ぬるつき」感が少ない
ので台所用洗剤としても好適のものである。
【0025】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、以下において示す%及び部はいずれも重量
基準により示す。
する。なお、以下において示す%及び部はいずれも重量
基準により示す。
【0026】また、以下において示す試験項目の評価方
法の内容は次の通りである。 (1)ぬめり感のなさ、泡感触及び泡立ち性 表1で示した成分組成を用いて、リーナッツ法により測
定し、除去率70%以下であればCとして表示した。 (2)洗浄力 表1で示した成分組成を用いて、5名のパネラーが実際
に使用して評価し、評価基準は4段階で行ない、著しく
良好であれば◎、良好であれば○、普通であれば△、劣
っていれば×として表示した。 (条件) 汚垢:大豆油/牛脂=60%/40%、界面活性剤濃
度:0.026%、pH7、3°DH、25℃、5分 (3)蛋白変性率 表1で示した成分組成を用いて、界面活性剤濃度が1%
となるように、以下の組成のバッファー液で洗浄剤組成
物を希釈し、40℃で24時間静置した後、卵白アルブ
ミンの変性率をクロマトグラフィー法にて測定し、肌に
対するマイルド性を評価した。 (バッファー液組成) NaH2PO4・2H2O:0.02mol/l NaHPO4・12H2O:0.03mol/l Na2SO4:0.15mol/l (液体クロマトグラフィー測定条件) 1)移動層:バッファー液 2)注入量:4μl 3)カラム温度:室温 4)カラム:TSK−GER G3000SWXL(東
ソー社製) 5)流速:0.8ml/min (蛋白変性率の算出) (肌に対するマイルド性の評価基準) A:蛋白変性率30%以下 B:蛋白変性率31〜70% C:蛋白変性率71%以上 (4)低温安定性 表1で示した成分組成の洗浄剤組成物を−5℃の恒温槽
に1ケ月静置したときの外観を観察し、初期と変わらな
いものを○、濁り等で外観が僅かに変化しているものを
△、著しく変化しているものを×として評価した。
法の内容は次の通りである。 (1)ぬめり感のなさ、泡感触及び泡立ち性 表1で示した成分組成を用いて、リーナッツ法により測
定し、除去率70%以下であればCとして表示した。 (2)洗浄力 表1で示した成分組成を用いて、5名のパネラーが実際
に使用して評価し、評価基準は4段階で行ない、著しく
良好であれば◎、良好であれば○、普通であれば△、劣
っていれば×として表示した。 (条件) 汚垢:大豆油/牛脂=60%/40%、界面活性剤濃
度:0.026%、pH7、3°DH、25℃、5分 (3)蛋白変性率 表1で示した成分組成を用いて、界面活性剤濃度が1%
となるように、以下の組成のバッファー液で洗浄剤組成
物を希釈し、40℃で24時間静置した後、卵白アルブ
ミンの変性率をクロマトグラフィー法にて測定し、肌に
対するマイルド性を評価した。 (バッファー液組成) NaH2PO4・2H2O:0.02mol/l NaHPO4・12H2O:0.03mol/l Na2SO4:0.15mol/l (液体クロマトグラフィー測定条件) 1)移動層:バッファー液 2)注入量:4μl 3)カラム温度:室温 4)カラム:TSK−GER G3000SWXL(東
ソー社製) 5)流速:0.8ml/min (蛋白変性率の算出) (肌に対するマイルド性の評価基準) A:蛋白変性率30%以下 B:蛋白変性率31〜70% C:蛋白変性率71%以上 (4)低温安定性 表1で示した成分組成の洗浄剤組成物を−5℃の恒温槽
に1ケ月静置したときの外観を観察し、初期と変わらな
いものを○、濁り等で外観が僅かに変化しているものを
△、著しく変化しているものを×として評価した。
【0027】実施例1 表1に記載した陰イオン性界面活性剤の所定量と他の成
分を添加して全量を100%とし、こうして得られた洗
浄剤組成物を用いて、ぬめり感、泡感触、泡立ち性、蛋
白変性率及び低温安定性を試験した。その結果を表1に
示す。
分を添加して全量を100%とし、こうして得られた洗
浄剤組成物を用いて、ぬめり感、泡感触、泡立ち性、蛋
白変性率及び低温安定性を試験した。その結果を表1に
示す。
【0028】実施例2及びび実施例3 表1に記載した陰イオン性界面活性剤の所定量に、ポリ
オキシエチレン硫酸エステル・トリエタノールアミン塩
又はミリスチン酸トリエタノールアミン塩を添加した以
外は実施例1に準じて試験した。その結果を表1に示
す。
オキシエチレン硫酸エステル・トリエタノールアミン塩
又はミリスチン酸トリエタノールアミン塩を添加した以
外は実施例1に準じて試験した。その結果を表1に示
す。
【0029】比較例1 実施例1に準じて同じ組成の洗浄剤組成物を調製した。
但し、陰イオン性界面活性剤中の未反応高級アルコール
のカルボキシレートの含有率は、実施例1〜3の場合よ
りも高く、9%であり、また、エーテルカルボン酸塩の
エチレンオキサイドの付加モリ数に関する重合分布は広
く(ブロード)であり、そのn(平均)は4であるが、
最も高い含有率を与えるエーテルカルボン酸塩のエチレ
ンオキサイドの付加モル数Pは1であった。また、前記
数式1で示される値は、41%であった。この組成物を
用いてぬめり感、泡感触、泡立ち性、蛋白変性率、及び
低温安定性を試験したが、実施例1〜3に比較して明ら
かに劣っている。
但し、陰イオン性界面活性剤中の未反応高級アルコール
のカルボキシレートの含有率は、実施例1〜3の場合よ
りも高く、9%であり、また、エーテルカルボン酸塩の
エチレンオキサイドの付加モリ数に関する重合分布は広
く(ブロード)であり、そのn(平均)は4であるが、
最も高い含有率を与えるエーテルカルボン酸塩のエチレ
ンオキサイドの付加モル数Pは1であった。また、前記
数式1で示される値は、41%であった。この組成物を
用いてぬめり感、泡感触、泡立ち性、蛋白変性率、及び
低温安定性を試験したが、実施例1〜3に比較して明ら
かに劣っている。
【0030】比較例2 実施例1に準じて同じ組成の洗浄剤組成物を調製した。
但し、陰イオン性界面活性剤中の未反応高級アルコール
のカルボキシレートの含有率は7%、前記数式Iで示さ
れる値は75%と比較例1に比べ、エーテルカルボン酸
塩のエチレンキシソイドの付加モル数に関する重量分布
は、シャープ(狭い)になっているが、実施例1〜3に
比較して明らかに劣っている。このことから、アルキレ
ンオキサイドの付加モル数に関する重量分布はシャープ
(狭い)で、前記数式Iで示される値を75%から91
%と高くでき、且つ、エチレンオキサイド付加モル数n
=1以下の含鉄走費劾%と低くすることにより、従来の
課題を解決しすることが可能となった。
但し、陰イオン性界面活性剤中の未反応高級アルコール
のカルボキシレートの含有率は7%、前記数式Iで示さ
れる値は75%と比較例1に比べ、エーテルカルボン酸
塩のエチレンキシソイドの付加モル数に関する重量分布
は、シャープ(狭い)になっているが、実施例1〜3に
比較して明らかに劣っている。このことから、アルキレ
ンオキサイドの付加モル数に関する重量分布はシャープ
(狭い)で、前記数式Iで示される値を75%から91
%と高くでき、且つ、エチレンオキサイド付加モル数n
=1以下の含鉄走費劾%と低くすることにより、従来の
課題を解決しすることが可能となった。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の陰イオン性界面活性剤およびそ
れを含む洗浄剤組成物は、エーテルカルボン酸及び/又
は塩のアルキレンオキサイド付加モル数nの重量分布を
極めて狭く(シャープ)にしたことにより、従来品に比
べて、洗浄力、泡立ち性、蛋白変性率および低温安定性
のいずれにおいても改善された外、洗浄時のぬめり感が
少ないものである。また、ポリオキシエチレン硫酸エス
テル塩およびミリスチン酸塩を併用したものもすぐれた
性能を示す。本発明の洗浄剤組成物は、泡立ち性が良好
で蛋白変性率が極めて低く肌に対してマイルドであるた
め、ヘアシャンプーやボディーシャンプー等の皮膚洗浄
剤として有用であるばかりでなく、台所用洗剤としても
有用であり、手にマイルドな使用感をもたらす。
れを含む洗浄剤組成物は、エーテルカルボン酸及び/又
は塩のアルキレンオキサイド付加モル数nの重量分布を
極めて狭く(シャープ)にしたことにより、従来品に比
べて、洗浄力、泡立ち性、蛋白変性率および低温安定性
のいずれにおいても改善された外、洗浄時のぬめり感が
少ないものである。また、ポリオキシエチレン硫酸エス
テル塩およびミリスチン酸塩を併用したものもすぐれた
性能を示す。本発明の洗浄剤組成物は、泡立ち性が良好
で蛋白変性率が極めて低く肌に対してマイルドであるた
め、ヘアシャンプーやボディーシャンプー等の皮膚洗浄
剤として有用であるばかりでなく、台所用洗剤としても
有用であり、手にマイルドな使用感をもたらす。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 貴弘 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(1) R1−O−(AO)nCH2COOM (1) (式中、R1は平均炭素数が8〜20の高級アルキル基
またはアルケニル基であり、AOはアルキレンオキサイ
ド、Mは水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウムまたはアルカノールアミンであり、nは0
又は1以上の整数である)で表わされるエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩の混合物からなり、該混合物を構
成するエーテルカルボン酸及び/又はその塩に含まれる
アルキレンオキサイドの付加モル数nの平均値n(a
v)が1〜10の範囲にあり、さらに、該混合物は、次
の数式 【数1】 (式中、Yiはアルキレンオキサイドの付加モル数がi
モルのエーテルカルボン酸及び/又はその塩の重量%を
示し、Pは混合物中の最も含有率の高いエーテルカルボ
ン酸及び/又はその塩のアルキレンオキサイド付加モル
数を示す)を満足するエーテルカルボン酸及び/又はそ
の塩の重量分布を有することを特徴とする陰イオン性界
面活性剤。 - 【請求項2】 請求項1の陰イオン性界面活性剤を含有
する洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8145048A JPH09302381A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8145048A JPH09302381A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09302381A true JPH09302381A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15376186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8145048A Pending JPH09302381A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 陰イオン性界面活性剤及びそれを含む洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09302381A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002275483A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Daisan Kogyo Kk | コンベア用潤滑剤組成物 |
| JP2005112946A (ja) * | 2003-10-06 | 2005-04-28 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
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1996
- 1996-05-15 JP JP8145048A patent/JPH09302381A/ja active Pending
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