JPH09302409A - Rh真空脱ガス槽の浸漬管補修装置および補修方法 - Google Patents
Rh真空脱ガス槽の浸漬管補修装置および補修方法Info
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- JPH09302409A JPH09302409A JP13969896A JP13969896A JPH09302409A JP H09302409 A JPH09302409 A JP H09302409A JP 13969896 A JP13969896 A JP 13969896A JP 13969896 A JP13969896 A JP 13969896A JP H09302409 A JPH09302409 A JP H09302409A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はRH真空脱ガス槽下部側、特に浸漬
管内外面の耐火物の迅速補修装置および補修方法を提供
する。 【解決手段】 真空脱ガス槽の浸漬管補修装置におい
て、真空脱ガス槽の下方に位置し、かつ、該装置の中心
線延長上に回転中心軸をもつターンテーブルを設け、該
ターンテーブル上のほぼ中央部に2本の支持ポストを立
設し、一方の浸漬管軸心の延長線上に回転軸心をもち、
溶射補修材の溶射ノズルをもった搬送体を、前記支持ポ
ストの一方に嵌合して配設すると共に、他方の浸漬管軸
心の延長線上に回転軸心をもち、吹付補修材の吹付けノ
ズルをもった搬送体を、もう一方の支持ポストに嵌合配
設し、前記補修材搬送体を各々回転・昇降可能に設置し
た補修装置および、真空脱ガス処理を終えた真空脱ガス
槽を熱間の状態で、真空脱ガス槽の浸漬管補修装置上に
搬送し、浸漬管の内面の溶射補修と、他方の浸漬管外面
の吹付補修を同時に行う浸漬管の補修方法。
管内外面の耐火物の迅速補修装置および補修方法を提供
する。 【解決手段】 真空脱ガス槽の浸漬管補修装置におい
て、真空脱ガス槽の下方に位置し、かつ、該装置の中心
線延長上に回転中心軸をもつターンテーブルを設け、該
ターンテーブル上のほぼ中央部に2本の支持ポストを立
設し、一方の浸漬管軸心の延長線上に回転軸心をもち、
溶射補修材の溶射ノズルをもった搬送体を、前記支持ポ
ストの一方に嵌合して配設すると共に、他方の浸漬管軸
心の延長線上に回転軸心をもち、吹付補修材の吹付けノ
ズルをもった搬送体を、もう一方の支持ポストに嵌合配
設し、前記補修材搬送体を各々回転・昇降可能に設置し
た補修装置および、真空脱ガス処理を終えた真空脱ガス
槽を熱間の状態で、真空脱ガス槽の浸漬管補修装置上に
搬送し、浸漬管の内面の溶射補修と、他方の浸漬管外面
の吹付補修を同時に行う浸漬管の補修方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はRH真空脱ガス槽下
部側、特に浸漬管内外面の耐火物の迅速補修に関するも
のである。
部側、特に浸漬管内外面の耐火物の迅速補修に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、鋼材品質の高度化により、溶鋼の
真空脱ガス精錬比率が増してきている。このため真空脱
ガス槽耐火物への負荷も増大し、真空脱ガス槽耐火物の
溶損量も大きくなり、特に真空脱ガス槽下部の浸漬管内
外面耐火物の溶損が著しく大きくなっている。耐火物溶
損量の増大に伴い、耐火物の交換回数はその数を増し、
その耐用期間も短くなり、真空脱ガス槽の稼働率低下の
要因となっている。
真空脱ガス精錬比率が増してきている。このため真空脱
ガス槽耐火物への負荷も増大し、真空脱ガス槽耐火物の
溶損量も大きくなり、特に真空脱ガス槽下部の浸漬管内
外面耐火物の溶損が著しく大きくなっている。耐火物溶
損量の増大に伴い、耐火物の交換回数はその数を増し、
その耐用期間も短くなり、真空脱ガス槽の稼働率低下の
要因となっている。
【0003】従来、かかる真空脱ガスの浸漬管の補修方
法としては、耐火物溶損部位に成形用枠体を取付け、不
定形補修材を流し込んで補修する方法がある。例えば特
開昭60−215712号、特開昭63−166923
号、特開平2−179817号、特開平4−88116
号、特開平5−9553号などの公報に開示されてい
る。また、この他に特公平3−23605号公報に開示
されているように、吹付けノズルによって耐火物補修材
を溶損部位に吹付ける方式も提案されている。
法としては、耐火物溶損部位に成形用枠体を取付け、不
定形補修材を流し込んで補修する方法がある。例えば特
開昭60−215712号、特開昭63−166923
号、特開平2−179817号、特開平4−88116
号、特開平5−9553号などの公報に開示されてい
る。また、この他に特公平3−23605号公報に開示
されているように、吹付けノズルによって耐火物補修材
を溶損部位に吹付ける方式も提案されている。
【0004】しかして、浸漬管の耐火物溶損部位を補修
する場合、外側面部は比較的溶損部に近付けるので、補
修作業者による耐火物の吹き付けで補修を行うことがで
きるが、浸漬管の内面を補修する場合は、浸漬管の取外
しが必要となり、真空脱ガス槽を長時間休止しなければ
ならなく、このため、脱ガス槽耐火物の温度低下とな
り、寿命短縮要因の1つとなっていた。
する場合、外側面部は比較的溶損部に近付けるので、補
修作業者による耐火物の吹き付けで補修を行うことがで
きるが、浸漬管の内面を補修する場合は、浸漬管の取外
しが必要となり、真空脱ガス槽を長時間休止しなければ
ならなく、このため、脱ガス槽耐火物の温度低下とな
り、寿命短縮要因の1つとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】脱ガス精錬工程を必要
とする鋼種が増大している現状においては、短時間で効
率的、かつ、耐用性に優れた真空脱ガス槽浸漬管内外面
耐火物の補修方法が要望されていた。しかし、従来の補
修方法では、溶損した浸漬管に対し、溶射または吹付け
を作業者の人手によって適宜行っていたので、そのため
必然的に長い時間を要していた。このような作業では補
修作業に対する信頼性にも乏しく、また、労力的にも無
駄な点も多い等、種々の問題点を有していた。
とする鋼種が増大している現状においては、短時間で効
率的、かつ、耐用性に優れた真空脱ガス槽浸漬管内外面
耐火物の補修方法が要望されていた。しかし、従来の補
修方法では、溶損した浸漬管に対し、溶射または吹付け
を作業者の人手によって適宜行っていたので、そのため
必然的に長い時間を要していた。このような作業では補
修作業に対する信頼性にも乏しく、また、労力的にも無
駄な点も多い等、種々の問題点を有していた。
【0006】そこで、迅速な補修を行うために、浸漬管
を取外すことなく熱間(真空脱ガス槽使用後、そのまま
の状態)における補修ができ、環境面からは作業者が補
修物に接近せずに作業を行い得ると共に、それぞれの浸
漬管に対して内面と外面を、同一装置において同時に独
立して別個に補修を行うことのできることが望まれてい
たもので、本発明は、前記目的に合致した補修装置とそ
の方法を提供するものである。
を取外すことなく熱間(真空脱ガス槽使用後、そのまま
の状態)における補修ができ、環境面からは作業者が補
修物に接近せずに作業を行い得ると共に、それぞれの浸
漬管に対して内面と外面を、同一装置において同時に独
立して別個に補修を行うことのできることが望まれてい
たもので、本発明は、前記目的に合致した補修装置とそ
の方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために開発されたものであって、その要旨とする
ところは、 .真空脱ガス槽の浸漬管補修装置において、真空脱ガ
ス槽の下方に位置し、かつ、該装置の中心線延長上に回
転中心軸をもつターンテーブルを設け、該ターンテーブ
ル上のほぼ中央部に2本の支持ポストを立設し、一方の
浸漬管軸心の延長線上に回転軸心をもち、溶射補修材の
溶射ノズルをもった搬送体を、前記支持ポストの一方に
嵌合して配設すると共に、他方の浸漬管軸心の延長線上
に回転軸心をもち、吹付補修材の吹付けノズルをもった
搬送体を、もう一方の支持ポストに嵌合配設し、前記補
修材搬送体を各々回転・昇降可能に設置したこと。
決するために開発されたものであって、その要旨とする
ところは、 .真空脱ガス槽の浸漬管補修装置において、真空脱ガ
ス槽の下方に位置し、かつ、該装置の中心線延長上に回
転中心軸をもつターンテーブルを設け、該ターンテーブ
ル上のほぼ中央部に2本の支持ポストを立設し、一方の
浸漬管軸心の延長線上に回転軸心をもち、溶射補修材の
溶射ノズルをもった搬送体を、前記支持ポストの一方に
嵌合して配設すると共に、他方の浸漬管軸心の延長線上
に回転軸心をもち、吹付補修材の吹付けノズルをもった
搬送体を、もう一方の支持ポストに嵌合配設し、前記補
修材搬送体を各々回転・昇降可能に設置したこと。
【0008】.該浸漬管補修装置を台車上に設置する
と共に、該台車上の近接した位置に各補修材収納したタ
ンクを設置し、一体的に軌条上を搬送できるようになし
たこと。 .真空脱ガス槽の浸漬管補修に際して、真空脱ガス処
理を終えた真空脱ガス槽を熱間の状態で、真空脱ガス槽
の浸漬管補修装置上に搬送し、一方の浸漬管の内面を溶
射補修材の溶射ノズルをもった搬送体を、回転・昇降す
ることにより補修し、他方の浸漬管外面を吹付補修材の
吹付けノズルをもった搬送体を回転・昇降することによ
り補修することを主体としたRH真空脱ガス槽の浸漬管
補修装置および補修方法にある。
と共に、該台車上の近接した位置に各補修材収納したタ
ンクを設置し、一体的に軌条上を搬送できるようになし
たこと。 .真空脱ガス槽の浸漬管補修に際して、真空脱ガス処
理を終えた真空脱ガス槽を熱間の状態で、真空脱ガス槽
の浸漬管補修装置上に搬送し、一方の浸漬管の内面を溶
射補修材の溶射ノズルをもった搬送体を、回転・昇降す
ることにより補修し、他方の浸漬管外面を吹付補修材の
吹付けノズルをもった搬送体を回転・昇降することによ
り補修することを主体としたRH真空脱ガス槽の浸漬管
補修装置および補修方法にある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明者らは、前記のような問題
を解決するため種々な研究を行い、浸漬管内外面を迅
速、かつ、効率的な補修方法についての開発を重ね、熱
間(真空脱ガス槽使用後、そのままの状態)における補
修の可能性について検討を行った末、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は、RH式真空脱ガス装置
の2本の浸漬管に対し、一方の浸漬管には外壁面を予め
定められたプログラムに従って自動的に吹き付け補修
し、また、他方の浸漬管にはその内壁面を同様に予め定
めたプログラムに従って自動的に溶射補修することを並
列的に同時に作動可能とする装置を開発したもので、こ
れらの作業を終えた後、同装置を載置したターンテーブ
ルを180°ターンさせ、それぞれ未補修の浸漬管に対
して同様の作業を自動的に行うことにより、補修時間が
短縮でき、さらに効率的で信頼性の高い浸漬管の熱間補
修を可能としたものである。
を解決するため種々な研究を行い、浸漬管内外面を迅
速、かつ、効率的な補修方法についての開発を重ね、熱
間(真空脱ガス槽使用後、そのままの状態)における補
修の可能性について検討を行った末、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は、RH式真空脱ガス装置
の2本の浸漬管に対し、一方の浸漬管には外壁面を予め
定められたプログラムに従って自動的に吹き付け補修
し、また、他方の浸漬管にはその内壁面を同様に予め定
めたプログラムに従って自動的に溶射補修することを並
列的に同時に作動可能とする装置を開発したもので、こ
れらの作業を終えた後、同装置を載置したターンテーブ
ルを180°ターンさせ、それぞれ未補修の浸漬管に対
して同様の作業を自動的に行うことにより、補修時間が
短縮でき、さらに効率的で信頼性の高い浸漬管の熱間補
修を可能としたものである。
【0010】以下、本発明を図1〜2に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明装置の全体を示したもので、本
発明の理解を容易とするため、本装置の上方に補修すべ
き真空脱ガス槽30の浸漬管31a,31bがそれぞれ
所定位置に存在している状態を示した。図中補修装置1
の左側にはポスト3a、右側にはポスト3bがターンテ
ーブル4上に立設されており、該ターンテーブル4には
該テーブル4を回転するためのサーボモータ17が配設
されている。支持ポスト3aにはボールネジによるスク
リュー式昇降機構がその内部に設置されており、浸漬管
内面補修用の溶射ノズル5の搬送体6aが、該支持ポス
ト3aと嵌合し支持ポスト内部において螺合しており、
サーボモータ7の駆動により昇降可能となっている。ま
た、該溶射ノズル5はその下部においてサーボモータ8
の駆動により両軸間のプーリーに架設されたベルト9が
摺動することにより、溶射ノズル自体が360°回転で
きるよう回転自在に構成されている。
説明する。図1は本発明装置の全体を示したもので、本
発明の理解を容易とするため、本装置の上方に補修すべ
き真空脱ガス槽30の浸漬管31a,31bがそれぞれ
所定位置に存在している状態を示した。図中補修装置1
の左側にはポスト3a、右側にはポスト3bがターンテ
ーブル4上に立設されており、該ターンテーブル4には
該テーブル4を回転するためのサーボモータ17が配設
されている。支持ポスト3aにはボールネジによるスク
リュー式昇降機構がその内部に設置されており、浸漬管
内面補修用の溶射ノズル5の搬送体6aが、該支持ポス
ト3aと嵌合し支持ポスト内部において螺合しており、
サーボモータ7の駆動により昇降可能となっている。ま
た、該溶射ノズル5はその下部においてサーボモータ8
の駆動により両軸間のプーリーに架設されたベルト9が
摺動することにより、溶射ノズル自体が360°回転で
きるよう回転自在に構成されている。
【0011】一方、支持ポスト3bにも同様にボールネ
ジによるスクリュー式昇降機構が内設されており、浸漬
管外壁面補修用の吹付ノズル10の昇降をサーボモータ
11がつかさどり、同様に吹付ノズル10が浸漬管の外
周を回転するにはサーボモータ12を駆動することによ
りベルト13の摺動により支柱およびアームを介して作
動する。すなわち吹付ノズル10は浸漬管の外面の補修
に携わる関係上、搬送体6bの上方に回転自在の支柱1
4が設置されており、該支柱の上部には吹付ノズル10
を支えるアーム15を有している。さらに、吹付ノズル
10自体を回転させるためのサーボモータ16も吹付ノ
ズル下部に取付けられている。
ジによるスクリュー式昇降機構が内設されており、浸漬
管外壁面補修用の吹付ノズル10の昇降をサーボモータ
11がつかさどり、同様に吹付ノズル10が浸漬管の外
周を回転するにはサーボモータ12を駆動することによ
りベルト13の摺動により支柱およびアームを介して作
動する。すなわち吹付ノズル10は浸漬管の外面の補修
に携わる関係上、搬送体6bの上方に回転自在の支柱1
4が設置されており、該支柱の上部には吹付ノズル10
を支えるアーム15を有している。さらに、吹付ノズル
10自体を回転させるためのサーボモータ16も吹付ノ
ズル下部に取付けられている。
【0012】これらの装置は粉塵の発生の多い場所に設
置される関係上、該装置への防塵対策が施されており、
装置の主要部分全体を例えば鉄板製カバー20で覆い、
粉塵の装置内への侵入を防いでいる。また、カバーにも
特別な工夫を行い、溶射補修ノズルの出入口には開閉可
能な例えばスライド式開閉蓋23が取付けられ、溶射ノ
ズルの上昇時には蓋を開き、収納時には蓋を閉じられる
ような構成を採っている。さらにまた、吹付ノズル側に
は、支柱14の上部に陣笠状の防護具22が取付けら
れ、真空脱ガス槽内部に残留する溶けた地金、スラグ等
の残滓落下物から該装置を保護している。また、同様に
支持アーム15にも、該アームの動きに付随して可動す
ることができるアームカバー21が取付けられており、
吹付ノズルの駆動部を防護している。
置される関係上、該装置への防塵対策が施されており、
装置の主要部分全体を例えば鉄板製カバー20で覆い、
粉塵の装置内への侵入を防いでいる。また、カバーにも
特別な工夫を行い、溶射補修ノズルの出入口には開閉可
能な例えばスライド式開閉蓋23が取付けられ、溶射ノ
ズルの上昇時には蓋を開き、収納時には蓋を閉じられる
ような構成を採っている。さらにまた、吹付ノズル側に
は、支柱14の上部に陣笠状の防護具22が取付けら
れ、真空脱ガス槽内部に残留する溶けた地金、スラグ等
の残滓落下物から該装置を保護している。また、同様に
支持アーム15にも、該アームの動きに付随して可動す
ることができるアームカバー21が取付けられており、
吹付ノズルの駆動部を防護している。
【0013】搬送体6a,6bは各支持ポスト3a,3
bによって嵌合支持され、上、下に昇降するため、支持
ポスト3a,3bの搬送体側は支持ポスト全長に亘って
開口部を有しており、その開口部からの粉塵の侵入を防
ぐため、カーテン24a,24bが設けられ、該搬送体
6a,6bの動きと共に、上、下に昇降し、粉塵の侵入
を防いでいる。また、該カーテン24a,24bは支持
ポスト3a,3b内の上、下部に設置されたカーテンの
収納具25a,25bによって、カーテンの上下動に従
って巻取り、巻戻しされる。なお、カーテン24は弾性
体で構成されているので、特に収納具の巻取り、巻戻し
のための動力は必要としない。
bによって嵌合支持され、上、下に昇降するため、支持
ポスト3a,3bの搬送体側は支持ポスト全長に亘って
開口部を有しており、その開口部からの粉塵の侵入を防
ぐため、カーテン24a,24bが設けられ、該搬送体
6a,6bの動きと共に、上、下に昇降し、粉塵の侵入
を防いでいる。また、該カーテン24a,24bは支持
ポスト3a,3b内の上、下部に設置されたカーテンの
収納具25a,25bによって、カーテンの上下動に従
って巻取り、巻戻しされる。なお、カーテン24は弾性
体で構成されているので、特に収納具の巻取り、巻戻し
のための動力は必要としない。
【0014】さらに、本装置では図3に示すように溶射
補修材を収納したタンク27aと、吹付補修材を収納し
たタンク27bは、走行台車26上に並設して搭載され
ており、補修材の供給を容易ならしめると同時に、補修
個所への移動が軌条上を走行するだけで簡単に行えるよ
う配慮されている。
補修材を収納したタンク27aと、吹付補修材を収納し
たタンク27bは、走行台車26上に並設して搭載され
ており、補修材の供給を容易ならしめると同時に、補修
個所への移動が軌条上を走行するだけで簡単に行えるよ
う配慮されている。
【0015】以下、本発明装置の各部の動きを浸漬管を
補修した1例に基づいて説明する。まず、稼働の終えた
熱間状態でのRH真空脱ガス槽30の下部の所定位置
へ、本補修装置1を走行台車26を移動せしめることに
よって設置する。しかる後、溶射ノズル5の上部を覆っ
ているカバー20の開閉蓋23を開口し、サーボモータ
7を駆動して、該溶射ノズル5を浸漬管31aの内部へ
上昇せしめる。溶射ノズルは設備的には浸漬管の上部に
接合されている環流管32も溶射補修する能力を有して
おり、該環流管の内部耐火物の損傷状況に応じて環流管
32a部分を含めて、浸漬管31aの内部耐火物を上方
から下方にかけて、溶射ノズル5をサーボモータ8の回
転力によって回動させながら、溶損個所を主体に全面に
亘って溶射補修を行う。
補修した1例に基づいて説明する。まず、稼働の終えた
熱間状態でのRH真空脱ガス槽30の下部の所定位置
へ、本補修装置1を走行台車26を移動せしめることに
よって設置する。しかる後、溶射ノズル5の上部を覆っ
ているカバー20の開閉蓋23を開口し、サーボモータ
7を駆動して、該溶射ノズル5を浸漬管31aの内部へ
上昇せしめる。溶射ノズルは設備的には浸漬管の上部に
接合されている環流管32も溶射補修する能力を有して
おり、該環流管の内部耐火物の損傷状況に応じて環流管
32a部分を含めて、浸漬管31aの内部耐火物を上方
から下方にかけて、溶射ノズル5をサーボモータ8の回
転力によって回動させながら、溶損個所を主体に全面に
亘って溶射補修を行う。
【0016】一方、ほぼ同時に吹付ノズル10は、サー
ボモータ11の駆動力により浸漬管31bの外面を上昇
し、該浸漬管31bの上方から下方にかけて外壁面耐火
物の補修を行う。この場合、吹付ノズル10はサーボモ
ータ12の回転力によって、浸漬管31bの外周壁に沿
い、所定間隔を保持しながら周囲を回動し補修材の吹付
を続行する。なお、吹付ノズルはサーボモータ16によ
って、吹付ノズル自体の回転も可能であり、外面の損傷
程度に応じて補修材噴射角度を変え、垂直面からの吹付
のみならず垂直面に対し適宜な角度をもって吹付けを行
うことができる。また、浸漬管31aと31b間の外壁
間隔は僅かしかないため、この間隙に吹付ノズル10を
入り込ませることはできないので、吹付ノズル自体が傾
斜できるよう設計されており、間隙部分の外面補修は吹
付ノズルの先端部を自由自在に回転、傾動することによ
り補修を行う。
ボモータ11の駆動力により浸漬管31bの外面を上昇
し、該浸漬管31bの上方から下方にかけて外壁面耐火
物の補修を行う。この場合、吹付ノズル10はサーボモ
ータ12の回転力によって、浸漬管31bの外周壁に沿
い、所定間隔を保持しながら周囲を回動し補修材の吹付
を続行する。なお、吹付ノズルはサーボモータ16によ
って、吹付ノズル自体の回転も可能であり、外面の損傷
程度に応じて補修材噴射角度を変え、垂直面からの吹付
のみならず垂直面に対し適宜な角度をもって吹付けを行
うことができる。また、浸漬管31aと31b間の外壁
間隔は僅かしかないため、この間隙に吹付ノズル10を
入り込ませることはできないので、吹付ノズル自体が傾
斜できるよう設計されており、間隙部分の外面補修は吹
付ノズルの先端部を自由自在に回転、傾動することによ
り補修を行う。
【0017】浸漬管31aの内面の補修と浸漬管31b
の外面の補修が終えると、それぞれの補修ノズルを降下
させた後、サーボモータ17を駆動しターンテーブル4
を180°回転させ、次いで、前回の動作と同様の動作
をそれぞれの未補修浸漬管に対して行うことにより、両
浸漬管31a,31bの補修を完了する。
の外面の補修が終えると、それぞれの補修ノズルを降下
させた後、サーボモータ17を駆動しターンテーブル4
を180°回転させ、次いで、前回の動作と同様の動作
をそれぞれの未補修浸漬管に対して行うことにより、両
浸漬管31a,31bの補修を完了する。
【0018】なお、各補修ノズルへの補修材の供給につ
いては、補修材は走行台車26上に搭載している補修材
収納タンク27より行い、LPガス、酸素ガス、圧縮空
気、水等の補助材は補修装置1の設定位置近傍に配設さ
れている各補助材の供給配管より、ホースを介して取り
入れることができる。
いては、補修材は走行台車26上に搭載している補修材
収納タンク27より行い、LPガス、酸素ガス、圧縮空
気、水等の補助材は補修装置1の設定位置近傍に配設さ
れている各補助材の供給配管より、ホースを介して取り
入れることができる。
【0019】また、浸漬管31の内面を溶射補修、外面
を吹付補修とそれぞれ別々の補修技術を採用したのは、
浸漬管31の外面はフランジ部の金物が露出している場
合があり、溶射ノズルでは火炎を用いる関係上、フラン
ジ部の金物を溶解する恐れがあり、浸漬管の取り外し時
に不都合な事態が生ずる。一方、浸漬管31の内面側は
溶鋼の環流が行われる個所であり、外面よりも過酷な状
況下にさらされる結果、耐火物の溶損量も大きく、より
効果的な補修として溶射補修を採用したものである。こ
れらの補修に際しては、各サーボモータの作動および補
修材の量、時間等は予め定められたプログラムに従い、
決まったパターンに従い遠隔操作で自動的に作業を行う
もので、作業者が補修浸漬管に接近する必要はなくなっ
た。
を吹付補修とそれぞれ別々の補修技術を採用したのは、
浸漬管31の外面はフランジ部の金物が露出している場
合があり、溶射ノズルでは火炎を用いる関係上、フラン
ジ部の金物を溶解する恐れがあり、浸漬管の取り外し時
に不都合な事態が生ずる。一方、浸漬管31の内面側は
溶鋼の環流が行われる個所であり、外面よりも過酷な状
況下にさらされる結果、耐火物の溶損量も大きく、より
効果的な補修として溶射補修を採用したものである。こ
れらの補修に際しては、各サーボモータの作動および補
修材の量、時間等は予め定められたプログラムに従い、
決まったパターンに従い遠隔操作で自動的に作業を行う
もので、作業者が補修浸漬管に接近する必要はなくなっ
た。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば浸漬管の補修に際し、浸
漬管を取り外して補修する必要はなく、熱間で補修する
ことが可能であり、補修費の大幅な削減が見込まれる。
また、これらの補修は、一方では浸漬管の外面を吹き付
け補修し、他方では内面を溶射補修し、これを並行して
同時に行うことが可能なため、短時間で、かつ人手作業
に頼らずに自動的に行うことができ、補修作業上極めて
その有用性が大きい。
漬管を取り外して補修する必要はなく、熱間で補修する
ことが可能であり、補修費の大幅な削減が見込まれる。
また、これらの補修は、一方では浸漬管の外面を吹き付
け補修し、他方では内面を溶射補修し、これを並行して
同時に行うことが可能なため、短時間で、かつ人手作業
に頼らずに自動的に行うことができ、補修作業上極めて
その有用性が大きい。
【図1】本発明装置の1例とRH真空脱ガス槽下部の位
置関係を示した全体図
置関係を示した全体図
【図2】本発明装置の1例の部分拡大図
【図3】本発明装置を台車に搭載した1例を示す図
1 補修装置 3a,3b 支持ポスト 4 ターンテーブル 5 溶射ノズル 6a,6b 搬送体 7 サーボモータ 8 サーボモータ 9 ベルト 10 吹付ノズル 11 サーボモータ 12 サーボモータ 13 ベルト 14 支柱 15 支持アーム 16 サーボモータ 17 サーボモータ 20 カバー 21 アームカバー 22 防護具 23 開閉蓋 24 カーテン 25a,25b 収納具 26 走行台車 27a,27b 補修材タンク 30 真空脱ガス槽 31a,31b 浸漬管 32a,32b 環流管
Claims (9)
- 【請求項1】 真空脱ガス槽の浸漬管補修装置におい
て、真空脱ガス槽の下方に位置し、かつ、該装置の中心
線延長上に回転中心軸をもつターンテーブルを設け、該
ターンテーブル上のほぼ中央部に2本の支持ポストを立
設し、一方の浸漬管軸心の延長線上に回転軸心をもち、
溶射補修材の溶射ノズルをもった搬送体を、前記支持ポ
ストの一方に嵌合して配設すると共に、他方の浸漬管軸
心の延長線上に回転軸心をもち、吹付補修材の吹付けノ
ズルをもった搬送体を、もう一方の支持ポストに嵌合配
設し、前記補修材搬送体を各々回転・昇降可能に設置し
たことを特徴とするRH真空脱ガス槽の浸漬管補修装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の浸漬管補修装置におい
て、各立設した支持ポストおよび各補修材搬送体を、全
体的に外方から覆うカバーを設けたことを特徴とするR
H真空脱ガス槽の浸漬管補修装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の浸漬管補修装置の全体を
覆うカバーにおいて、溶射補修材の溶射ノズルの出入口
に開閉可能な蓋を設置したことを特徴とするRH真空脱
ガス槽の浸漬管補修装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の浸漬管補修装置の全体を
覆うカバーにおいて、吹付補修材の吹付けノズルをもっ
た搬送体の上方に、陣笠状の残滓物落下防護具を取付け
たことを特徴とするRH真空脱ガス槽の浸漬管補修装
置。 - 【請求項5】 請求項2記載の浸漬管補修装置の全体を
覆うカバーにおいて、吹付補修材の吹付けノズル支持ア
ームを覆うカバーが、吹付けノズルの旋回と共に同一旋
回することを特徴とするRH真空脱ガス槽の浸漬管補修
装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の浸漬管補修装置におい
て、立設した各支持ポストと該支持ポストに配設した各
補修材搬送体との嵌合開口部に、該開口部を覆うカーテ
ンを設け、該カーテンを補修材搬送体の昇降に追従し
て、支持ポストの上下に設置した収納具により、カーテ
ンの巻取り・巻戻しを行うことを特徴とするRH真空脱
ガス槽の浸漬管補修装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の浸漬管補修装置におい
て、該浸漬管補修装置を台車上に設置すると共に、該台
車上の近接した位置に各補修材収納したタンクを設置
し、一体的に軌条上を搬送できるようになしたことを特
徴とするRH真空脱ガス槽の浸漬管補修装置。 - 【請求項8】 真空脱ガス槽の浸漬管補修に際して、真
空脱ガス処理を終えた真空脱ガス槽を熱間の状態で、請
求項1記載の真空脱ガス槽の浸漬管補修装置上に搬送
し、一方の浸漬管の内面を溶射補修材の溶射ノズルをも
った搬送体を、回転・昇降することにより補修し、他方
の浸漬管外面を吹付補修材の吹付けノズルをもった搬送
体を回転・昇降することにより補修することを特徴とす
るRH真空脱ガス槽の浸漬管補修方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の浸漬管補修において、予
め定めた補修パターンに従い、遠隔操作で自動補修する
ことを特徴とするRH真空脱ガス槽の浸漬管補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13969896A JPH09302409A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | Rh真空脱ガス槽の浸漬管補修装置および補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13969896A JPH09302409A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | Rh真空脱ガス槽の浸漬管補修装置および補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09302409A true JPH09302409A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15251345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13969896A Withdrawn JPH09302409A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | Rh真空脱ガス槽の浸漬管補修装置および補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09302409A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272238A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 洗浄方法及び洗浄装置 |
| CN114574664A (zh) * | 2022-01-29 | 2022-06-03 | 北京首钢股份有限公司 | 一种rh浸渍管修补方法 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP13969896A patent/JPH09302409A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272238A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 洗浄方法及び洗浄装置 |
| CN114574664A (zh) * | 2022-01-29 | 2022-06-03 | 北京首钢股份有限公司 | 一种rh浸渍管修补方法 |
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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