JPH0930365A - 一括搭載電子式エアバッグ装置及びこの装置を車両に組付ける方法 - Google Patents
一括搭載電子式エアバッグ装置及びこの装置を車両に組付ける方法Info
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- JPH0930365A JPH0930365A JP20736295A JP20736295A JPH0930365A JP H0930365 A JPH0930365 A JP H0930365A JP 20736295 A JP20736295 A JP 20736295A JP 20736295 A JP20736295 A JP 20736295A JP H0930365 A JPH0930365 A JP H0930365A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 誤爆を確実に防止できる一括搭載電子式エア
バッグ装置と、この装置の車両への組付け方法を提供す
る。 【解決手段】 エアバッグユニット8と、加速度センサ
9と、衝突を検知し、エアバッグを展開させるための駆
動回路5に、その作動信号18を出力する衝突判断回路
10と、イグニッションスイッチ2を介して車載バッテ
リ32に接続され、電気エネルギを蓄積するコンデンサ
4とを一体的に備え、衝突判断回路は、作動信号の出力
を許可する許可モードと許可しない不許可モードとの2
つのモードを有し且つ少なくとも不許可モードから許可
モードへの切替えは可能とされ、不許可モードにある場
合には、これを警告する警告信号発生手段とを備えてお
り、切替えは、所定時間内におけるイグニッションスイ
ッチ2の複数回のON/OFF操作によって行う様にし
た。
バッグ装置と、この装置の車両への組付け方法を提供す
る。 【解決手段】 エアバッグユニット8と、加速度センサ
9と、衝突を検知し、エアバッグを展開させるための駆
動回路5に、その作動信号18を出力する衝突判断回路
10と、イグニッションスイッチ2を介して車載バッテ
リ32に接続され、電気エネルギを蓄積するコンデンサ
4とを一体的に備え、衝突判断回路は、作動信号の出力
を許可する許可モードと許可しない不許可モードとの2
つのモードを有し且つ少なくとも不許可モードから許可
モードへの切替えは可能とされ、不許可モードにある場
合には、これを警告する警告信号発生手段とを備えてお
り、切替えは、所定時間内におけるイグニッションスイ
ッチ2の複数回のON/OFF操作によって行う様にし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の乗員保護
装置であるエアバッグ装置に関し、特にエアバッグ,ガ
ス発生器と共に電子式センサーシステムを含めて一体化
したモジュールのステアリングホイールへの組付け時の
誤爆防止技術に関するものである。
装置であるエアバッグ装置に関し、特にエアバッグ,ガ
ス発生器と共に電子式センサーシステムを含めて一体化
したモジュールのステアリングホイールへの組付け時の
誤爆防止技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアバッグモジュール(エアバッグ装
置)には、一般に、センサーシステムをエアバッグやガ
ス発生剤と共に一体的に組み込んだ所謂一括搭載型モジ
ュールと言われるものと、センサーシステムを車体の別
の場所に設置する分離搭載型モジュールと言われるもの
がある。この内の一括搭載型電子式エアバッグモジュー
ルは、エアバッグを膨張させるガスを噴出するガス発生
器に取り付けられたエアバッグユニット、車体の衝突時
の加速度の変化を検出する加速度センサ、該加速度セン
サからの信号に基づいて車両の衝突の有無を判断する衝
突判断回路、前記ガス発生器の点火装置であるスクイブ
(電気雷管)に点火信号を発する作動回路及び電子回路
のみによる誤作動を防止する観点から配置される衝突に
より接点を閉成する衝突センサ等を一体化して、ステア
リングホイールに一括して装着できる様にモジュール化
したものである。このモジュールでは、通常はイグニッ
ションスイッチを介して車載バッテリから供給される電
気エネルギを作動回路中に配設されたバックアップコン
デンサに蓄積し、車両の衝突が発生すると、加速度セン
サからの信号に基づき、衝突判断回路で衝突を検知して
作動回路に作動信号を出力する。これにより作動回路が
バックアップコンデンサに蓄積した電気エネルギを前記
スクイブに通電してこれを点火し、この点火によりガス
発生器が作動してエアバッグを展開する様に構成されて
いる。
置)には、一般に、センサーシステムをエアバッグやガ
ス発生剤と共に一体的に組み込んだ所謂一括搭載型モジ
ュールと言われるものと、センサーシステムを車体の別
の場所に設置する分離搭載型モジュールと言われるもの
がある。この内の一括搭載型電子式エアバッグモジュー
ルは、エアバッグを膨張させるガスを噴出するガス発生
器に取り付けられたエアバッグユニット、車体の衝突時
の加速度の変化を検出する加速度センサ、該加速度セン
サからの信号に基づいて車両の衝突の有無を判断する衝
突判断回路、前記ガス発生器の点火装置であるスクイブ
(電気雷管)に点火信号を発する作動回路及び電子回路
のみによる誤作動を防止する観点から配置される衝突に
より接点を閉成する衝突センサ等を一体化して、ステア
リングホイールに一括して装着できる様にモジュール化
したものである。このモジュールでは、通常はイグニッ
ションスイッチを介して車載バッテリから供給される電
気エネルギを作動回路中に配設されたバックアップコン
デンサに蓄積し、車両の衝突が発生すると、加速度セン
サからの信号に基づき、衝突判断回路で衝突を検知して
作動回路に作動信号を出力する。これにより作動回路が
バックアップコンデンサに蓄積した電気エネルギを前記
スクイブに通電してこれを点火し、この点火によりガス
発生器が作動してエアバッグを展開する様に構成されて
いる。
【0003】この一括搭載型の電子式エアバッグ装置
は、自動車のステアリングホイールの中央部に組付けら
れるが、衝撃により接点を閉成する衝突センサ(及びセ
ーフィングセンサも)も同時に内蔵しているため、組付
け時の誤爆を防止する目的で、通常は上述の作動回路に
安全機構を設けている。例えば、特開昭63−2229
54号公報に記載されている様に、作動回路のスクイブ
の両端を短絡する常閉接点の安全スイッチを設けたも
の、或いはこれと共に、ステアリングホイールにピンを
突設しておき、エアバッグモジュールをステアリングホ
イールに組付けると、該ピンが安全スイッチに当接して
その接点を開き、エアバッグの展開が許可(能動)状態
になるように構成されている。
は、自動車のステアリングホイールの中央部に組付けら
れるが、衝撃により接点を閉成する衝突センサ(及びセ
ーフィングセンサも)も同時に内蔵しているため、組付
け時の誤爆を防止する目的で、通常は上述の作動回路に
安全機構を設けている。例えば、特開昭63−2229
54号公報に記載されている様に、作動回路のスクイブ
の両端を短絡する常閉接点の安全スイッチを設けたも
の、或いはこれと共に、ステアリングホイールにピンを
突設しておき、エアバッグモジュールをステアリングホ
イールに組付けると、該ピンが安全スイッチに当接して
その接点を開き、エアバッグの展開が許可(能動)状態
になるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
安全機構を採用しても、取付け時の誤爆を完全に防止す
る事は困難であった。即ち、自動車の組立ラインの最終
工程でエアバッグモジュールをステアリングホイールに
組付けているが、この取付け時には、各種部品の作動試
験も同時に行われるので、前後の工程も含めて全てイグ
ニッションスイッチをONにした状態で各工程が行われ
ている。組立手順は、先ず電源等のコネクタを接続し、
次にエアバッグモジュールをステアリングホイール中央
部の取付け箇所に嵌め込むが、この取付け箇所は狭いス
ペースなので、強く嵌め込んだときに最後の当たりで衝
撃が加わる事がある。すると完全に嵌め込んだ状態で
は、ピンが安全スイッチを押してエアバッグの展開が許
可状態になっているので、イグニッションスイッチがO
Nの状態のためバックアップコンデンサは充電状態にあ
り、この結果、前記組立時の衝撃によって衝突センサが
閉成して回路が閉じられエアバッグが誤爆を発生する事
があった。又、安全スイッチがONして許可状態になっ
た後の組立工程において、絶対に衝撃が加わらないとい
う保証もなく、且つ安全スイッチとピンのストロークの
調整が極めてシビアで難しいという問題点がある。又、
このような問題点はメカニカルな安全機構を採用する限
り上記以外の他の方法であっても逃れることは困難であ
った。
安全機構を採用しても、取付け時の誤爆を完全に防止す
る事は困難であった。即ち、自動車の組立ラインの最終
工程でエアバッグモジュールをステアリングホイールに
組付けているが、この取付け時には、各種部品の作動試
験も同時に行われるので、前後の工程も含めて全てイグ
ニッションスイッチをONにした状態で各工程が行われ
ている。組立手順は、先ず電源等のコネクタを接続し、
次にエアバッグモジュールをステアリングホイール中央
部の取付け箇所に嵌め込むが、この取付け箇所は狭いス
ペースなので、強く嵌め込んだときに最後の当たりで衝
撃が加わる事がある。すると完全に嵌め込んだ状態で
は、ピンが安全スイッチを押してエアバッグの展開が許
可状態になっているので、イグニッションスイッチがO
Nの状態のためバックアップコンデンサは充電状態にあ
り、この結果、前記組立時の衝撃によって衝突センサが
閉成して回路が閉じられエアバッグが誤爆を発生する事
があった。又、安全スイッチがONして許可状態になっ
た後の組立工程において、絶対に衝撃が加わらないとい
う保証もなく、且つ安全スイッチとピンのストロークの
調整が極めてシビアで難しいという問題点がある。又、
このような問題点はメカニカルな安全機構を採用する限
り上記以外の他の方法であっても逃れることは困難であ
った。
【0005】本発明は、かかる従来技術の有する上述の
問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とする
ところは、エアバッグ装置を車両に取付ける際に、誤爆
を確実に防止する事ができる一括搭載電子式エアバッグ
装置と、この装置の車両への組付け方法を提供すること
にある。
問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とする
ところは、エアバッグ装置を車両に取付ける際に、誤爆
を確実に防止する事ができる一括搭載電子式エアバッグ
装置と、この装置の車両への組付け方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明における一括搭載電子式エアバッグ装置は、
ガス発生器に装着されたエアバッグユニットと、車両の
加速度を検出する加速度センサと、該加速度センサから
の加速度信号に基づいて衝突を検知し、エアバッグを展
開させるための駆動回路に、その作動信号を出力する衝
突判断回路と、イグニッションスイッチを介して車載バ
ッテリに接続され、該バッテリからの電気エネルギを蓄
積するコンデンサとを一体的に備えた一括搭載電子式エ
アバッグ装置であって、前記衝突判断回路は、前記作動
信号の出力を許可する許可モードと許可しない不許可モ
ードとの2つのモードを有し且つ少なくとも前記不許可
モードから許可モードへの切替えは可能とされ、前記不
許可モードにある場合には、これを警告する警告信号発
生手段とを備えており、前記不許可モードから許可モー
ドへの切替えは、所定時間内におけるイグニッションス
イッチの複数回のON/OFF操作によって行う様にし
たものである。
め、本発明における一括搭載電子式エアバッグ装置は、
ガス発生器に装着されたエアバッグユニットと、車両の
加速度を検出する加速度センサと、該加速度センサから
の加速度信号に基づいて衝突を検知し、エアバッグを展
開させるための駆動回路に、その作動信号を出力する衝
突判断回路と、イグニッションスイッチを介して車載バ
ッテリに接続され、該バッテリからの電気エネルギを蓄
積するコンデンサとを一体的に備えた一括搭載電子式エ
アバッグ装置であって、前記衝突判断回路は、前記作動
信号の出力を許可する許可モードと許可しない不許可モ
ードとの2つのモードを有し且つ少なくとも前記不許可
モードから許可モードへの切替えは可能とされ、前記不
許可モードにある場合には、これを警告する警告信号発
生手段とを備えており、前記不許可モードから許可モー
ドへの切替えは、所定時間内におけるイグニッションス
イッチの複数回のON/OFF操作によって行う様にし
たものである。
【0007】上記において、不許可モードにある場合に
は、装置の自己診断処理を行い、装置に異常が検出され
た場合には、不許可モードから許可モードへの切替えを
不能となす事もでき、この場合には、異常を警告する警
告信号発生手段を設け、更にこの警告は、前記不許可モ
ードにある事を警告する警告信号とは異なった信号とな
す事もできる。
は、装置の自己診断処理を行い、装置に異常が検出され
た場合には、不許可モードから許可モードへの切替えを
不能となす事もでき、この場合には、異常を警告する警
告信号発生手段を設け、更にこの警告は、前記不許可モ
ードにある事を警告する警告信号とは異なった信号とな
す事もできる。
【0008】又、許可モードから不許可モードへの切替
えも可能とし、この切替え操作もイグニッションスイッ
チのON/OFF操作で行える様になし、更に両イグニ
ッションスイッチのON/OFF操作のパターンを異な
る様になす事もでき、この場合の許可モードから不許可
モードへの切替えのためのイグニッションスイッチの操
作のパターンは、不許可モードから許可モードへの切替
えのための操作パターンよりも複雑となす事もできる。
えも可能とし、この切替え操作もイグニッションスイッ
チのON/OFF操作で行える様になし、更に両イグニ
ッションスイッチのON/OFF操作のパターンを異な
る様になす事もでき、この場合の許可モードから不許可
モードへの切替えのためのイグニッションスイッチの操
作のパターンは、不許可モードから許可モードへの切替
えのための操作パターンよりも複雑となす事もできる。
【0009】更に、上記装置を車両に組付けるに当た
り、予め衝突判断回路には不許可モードを登録してお
き、該装置を車両に取付けてコネクタを結線し、衝突判
断回路が不許可モードにある事を警告信号によって確認
した後に前記不許可から許可へのモード切替えを、所定
時間内における複数回のイグニッションスイッチのON
/OFF操作によって行う一括搭載電子式エアバッグ装
置の車両への組付け方法も本発明の方法である。
り、予め衝突判断回路には不許可モードを登録してお
き、該装置を車両に取付けてコネクタを結線し、衝突判
断回路が不許可モードにある事を警告信号によって確認
した後に前記不許可から許可へのモード切替えを、所定
時間内における複数回のイグニッションスイッチのON
/OFF操作によって行う一括搭載電子式エアバッグ装
置の車両への組付け方法も本発明の方法である。
【0010】上記の如き手段を採用する事により、エア
バッグモジュールの車両への取付け時を含む車両の組立
時には、衝突判断回路を予め不許可モードに登録してお
き、全ての組立完了後に、イグニッションスイッチの操
作によって許可モードに切替える様にすると、車両の組
立時には、エアバッグのマイコンからは作動信号そのも
のを出力しない様に制御されているので、誤爆を確実に
防止する事ができる。この際、衝突判断回路が不許可モ
ードにある間は、警告ランプが点灯する等の警告がなさ
れ続けているので、モード切替え忘れにより不許可モー
ドのままで工場から出荷され、エアバッグが展開しない
という事態に至る虞れはない。又、このモードの切替え
をイグニッションスイッチの操作によって行うので、マ
イコンとの通信インタフェース等を必要とすることなく
簡単にモード切替えを行うことができる。
バッグモジュールの車両への取付け時を含む車両の組立
時には、衝突判断回路を予め不許可モードに登録してお
き、全ての組立完了後に、イグニッションスイッチの操
作によって許可モードに切替える様にすると、車両の組
立時には、エアバッグのマイコンからは作動信号そのも
のを出力しない様に制御されているので、誤爆を確実に
防止する事ができる。この際、衝突判断回路が不許可モ
ードにある間は、警告ランプが点灯する等の警告がなさ
れ続けているので、モード切替え忘れにより不許可モー
ドのままで工場から出荷され、エアバッグが展開しない
という事態に至る虞れはない。又、このモードの切替え
をイグニッションスイッチの操作によって行うので、マ
イコンとの通信インタフェース等を必要とすることなく
簡単にモード切替えを行うことができる。
【0011】又、万が一、異常のあるエアバッグモジュ
ールをステアリングホイールに組付けた際は、不許可モ
ードから許可モードにイグニッションスイッチによる切
替え操作を行ったとしても、異常状態を警報する警告ラ
ンプが点灯し続けるので異常を直ちに確認する事ができ
る。
ールをステアリングホイールに組付けた際は、不許可モ
ードから許可モードにイグニッションスイッチによる切
替え操作を行ったとしても、異常状態を警報する警告ラ
ンプが点灯し続けるので異常を直ちに確認する事ができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一括搭載
電子式エアバッグ装置の構成を示す機能ブロック図、図
2はマイコンの作動を示すフローチャート図、図3はイ
グニッションスイッチによるモード切替え操作の例を示
すグラフ図、図4はエアバッグ装置の生産からユーザー
に至るまでの概略工程図である。
て図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一括搭載
電子式エアバッグ装置の構成を示す機能ブロック図、図
2はマイコンの作動を示すフローチャート図、図3はイ
グニッションスイッチによるモード切替え操作の例を示
すグラフ図、図4はエアバッグ装置の生産からユーザー
に至るまでの概略工程図である。
【0013】先ず、図1に基づきエアバッグ装置の構成
を説明する。図1において、一括搭載電子式エアバッグ
装置は、ガス発生器を有するエアバッグユニット8、点
火制御ユニット1等が一体的にモジュール化されたもの
である。3は昇圧回路であり、イグニッションスイッチ
2を介して接続される車載バッテリ32の電圧を所定の
電圧(通常は28V)に昇圧するものである。4はバッ
クアップコンデンサであり、昇圧回路3に接続され、該
昇圧回路3から供給される電気エネルギを蓄積し、衝突
時に車載バッテリ32からの電流供給が絶たれてもスク
イブ7への電気エネルギの供給を可能とするものであ
る。5はスクイブ駆動回路であり、バックアップコンデ
ンサ4に接続され、常時は遮断状態にあるが、作動信号
18が入力されると導通して該バックアップコンデンサ
4の電気エネルギをスクイブ7に供給する。エアバッグ
ユニット8は、図示されないが通常は折り畳まれて収納
されているエアバッグと、これを展開するガスを発生す
るためのガス発生器等からなり、スクイブ7はガス発生
器に内蔵されている。スクイブ7はスクイブ駆動回路5
に接続され、前述した通電により点火してガス発生器を
作動させエアバッグを展開する。6はセーフィングセン
サであり、スクイブ駆動回路5とグランド間に挿設さ
れ、常時は接点が開いていて誤爆を防止するとともに、
衝突時には後述の衝突判断回路10より小さい加速度で
接点を閉じて衝突時におけるスクイブへの通電を妨害し
ないようになっている。以上の昇圧回路3、バックアッ
プコンデンサ4、スクイブ駆動回路5、スクイブ7、セ
ーフィングセンサ6がエアバッグユニット8の作動回路
50を構成する。
を説明する。図1において、一括搭載電子式エアバッグ
装置は、ガス発生器を有するエアバッグユニット8、点
火制御ユニット1等が一体的にモジュール化されたもの
である。3は昇圧回路であり、イグニッションスイッチ
2を介して接続される車載バッテリ32の電圧を所定の
電圧(通常は28V)に昇圧するものである。4はバッ
クアップコンデンサであり、昇圧回路3に接続され、該
昇圧回路3から供給される電気エネルギを蓄積し、衝突
時に車載バッテリ32からの電流供給が絶たれてもスク
イブ7への電気エネルギの供給を可能とするものであ
る。5はスクイブ駆動回路であり、バックアップコンデ
ンサ4に接続され、常時は遮断状態にあるが、作動信号
18が入力されると導通して該バックアップコンデンサ
4の電気エネルギをスクイブ7に供給する。エアバッグ
ユニット8は、図示されないが通常は折り畳まれて収納
されているエアバッグと、これを展開するガスを発生す
るためのガス発生器等からなり、スクイブ7はガス発生
器に内蔵されている。スクイブ7はスクイブ駆動回路5
に接続され、前述した通電により点火してガス発生器を
作動させエアバッグを展開する。6はセーフィングセン
サであり、スクイブ駆動回路5とグランド間に挿設さ
れ、常時は接点が開いていて誤爆を防止するとともに、
衝突時には後述の衝突判断回路10より小さい加速度で
接点を閉じて衝突時におけるスクイブへの通電を妨害し
ないようになっている。以上の昇圧回路3、バックアッ
プコンデンサ4、スクイブ駆動回路5、スクイブ7、セ
ーフィングセンサ6がエアバッグユニット8の作動回路
50を構成する。
【0014】一方、10は衝突判断回路を内蔵するマイ
コンであり、加速度センサ9及びスクイブ駆動回路5と
接続され、加速度センサ9から入力される加速度信号1
9に基づいて衝突の有無、程度を判断し、エアバッグを
展開させるべき重大な衝突と判断すると、作動信号18
をスクイブ駆動回路5に出力する様になっている。従っ
て、車両の衝突が発生すると、マイコン10から作動信
号が出力され、スクイブ駆動回路5が導通し、バックア
ップコンデンサ4から電流がスクイブ7に供給され、ガ
ス発生器を作動させてエアバッグが展開する。
コンであり、加速度センサ9及びスクイブ駆動回路5と
接続され、加速度センサ9から入力される加速度信号1
9に基づいて衝突の有無、程度を判断し、エアバッグを
展開させるべき重大な衝突と判断すると、作動信号18
をスクイブ駆動回路5に出力する様になっている。従っ
て、車両の衝突が発生すると、マイコン10から作動信
号が出力され、スクイブ駆動回路5が導通し、バックア
ップコンデンサ4から電流がスクイブ7に供給され、ガ
ス発生器を作動させてエアバッグが展開する。
【0015】又、マイコン10にはスクイブ診断回路1
3、通信インタフェース11、EEPROM(電気的に
書き換え可能な読出専用メモリ)12、警告ランプ17
が接続されている。スクイブ診断回路13は、更に上記
作動回路50に接続されて該回路の断線の有無等を診断
し、そのデータをマイコン10を介してEEPROM1
2に蓄積すると共に、通信インタフェース11を通して
外部に出力し、又、異常が検出されれば警告ランプ17
を点灯するようになっている。警告ランプ17はインス
トルメントパネルやステアリングホイール内に設置さ
れ、運転者の注意を喚起する様になっている。
3、通信インタフェース11、EEPROM(電気的に
書き換え可能な読出専用メモリ)12、警告ランプ17
が接続されている。スクイブ診断回路13は、更に上記
作動回路50に接続されて該回路の断線の有無等を診断
し、そのデータをマイコン10を介してEEPROM1
2に蓄積すると共に、通信インタフェース11を通して
外部に出力し、又、異常が検出されれば警告ランプ17
を点灯するようになっている。警告ランプ17はインス
トルメントパネルやステアリングホイール内に設置さ
れ、運転者の注意を喚起する様になっている。
【0016】又、マイコン10には、低電圧検出器31
と切替え器30により選択的に接続される車載バッテリ
32(イグニッションスイッチ2)又はバックアップコ
ンデンサ4の電圧が降圧回路16により5Vに降圧され
て動作用電圧として供給されている。更にマイコン10
には、バッテリー32からイグニッション電圧Eiが入
力されており、マイコン10はこの電圧Eiを監視して
いる。また、このイグニッション電圧Eiは後述のモー
ド切替えに利用される。尚、14はウォッチドッグタイ
マ、15はリセット回路であって、マイコン10の暴走
を防止するためのものである。
と切替え器30により選択的に接続される車載バッテリ
32(イグニッションスイッチ2)又はバックアップコ
ンデンサ4の電圧が降圧回路16により5Vに降圧され
て動作用電圧として供給されている。更にマイコン10
には、バッテリー32からイグニッション電圧Eiが入
力されており、マイコン10はこの電圧Eiを監視して
いる。また、このイグニッション電圧Eiは後述のモー
ド切替えに利用される。尚、14はウォッチドッグタイ
マ、15はリセット回路であって、マイコン10の暴走
を防止するためのものである。
【0017】次に、本発明の特徴であるマイコン10に
内蔵されている衝突判断回路を不許可モード又は許可モ
ードとするプログラムの内容を図2のフローチャート基
づき説明する。本例では図1のイグニッションスイッチ
2を操作してイグニッション電圧EiをON/OFFす
ることによりマイコン10に内蔵された衝突判断回路の
モードを切り替える様にしている。
内蔵されている衝突判断回路を不許可モード又は許可モ
ードとするプログラムの内容を図2のフローチャート基
づき説明する。本例では図1のイグニッションスイッチ
2を操作してイグニッション電圧EiをON/OFFす
ることによりマイコン10に内蔵された衝突判断回路の
モードを切り替える様にしている。
【0018】図2において、イグニッションキーがON
されると(ステップ♯1)、EEPROMに記録されて
いる現在のモード状態が読み出され(ステップ♯2)、
「不許可モード」か否かを判断し(ステップ♯3)、
「不許可モード」でなければ通常のエアバッグ展開判断
処理へ移行する(ステップ♯13)。不許可モードのと
きは、不許可モードを示す警告ランプの点滅(例えば
0.2秒間隔)を開始する(ステップ♯4)。この不許
可モードのときは、次に装置の自己診断処理を行い(ス
テップ♯14)、装置の異常の有無を判断し(ステップ
♯15)、異常と判断したときは異常を示す警告ランプ
の点滅(例えば0.5秒間隔)又は常灯させて表示し
(ステップ♯16)、運転者或いは作業者に異常を警告
する。従ってこの場合には次の「不許可」から「許可」
へのモード移行するルーチン(ステップ♯6〜9)には
進めない。車体の組立工程でイグニッションスイッチを
ONにしたままで行われる各種作業も、このステップ♯
4の状態で行われる事になるのでエアバッグ装置の誤爆
はあり得ない。因みに、車両組立工場に入荷するエアバ
ッグ装置のEEPROMには、予め不許可モードが記憶
されている。
されると(ステップ♯1)、EEPROMに記録されて
いる現在のモード状態が読み出され(ステップ♯2)、
「不許可モード」か否かを判断し(ステップ♯3)、
「不許可モード」でなければ通常のエアバッグ展開判断
処理へ移行する(ステップ♯13)。不許可モードのと
きは、不許可モードを示す警告ランプの点滅(例えば
0.2秒間隔)を開始する(ステップ♯4)。この不許
可モードのときは、次に装置の自己診断処理を行い(ス
テップ♯14)、装置の異常の有無を判断し(ステップ
♯15)、異常と判断したときは異常を示す警告ランプ
の点滅(例えば0.5秒間隔)又は常灯させて表示し
(ステップ♯16)、運転者或いは作業者に異常を警告
する。従ってこの場合には次の「不許可」から「許可」
へのモード移行するルーチン(ステップ♯6〜9)には
進めない。車体の組立工程でイグニッションスイッチを
ONにしたままで行われる各種作業も、このステップ♯
4の状態で行われる事になるのでエアバッグ装置の誤爆
はあり得ない。因みに、車両組立工場に入荷するエアバ
ッグ装置のEEPROMには、予め不許可モードが記憶
されている。
【0019】次に、モードの「不許可」から「許可」へ
の切替えは、通常の運転準備のためのイグニッションス
イッチ操作では行われないスイッチ操作によって行われ
る。即ち、上記「不許可モード」の状態を警告ランプで
確認し、更に装置にも異常のない事を確認した後、イグ
ニッションスイッチのOFF操作を行う。このイグニッ
ションスイッチのOFF操作の有無を検出し(ステップ
♯5)、検出されなければ(イグニッションスイッチが
ONのままであれば)、再度前記自己診断のルーチンを
繰り返し行う事になるが、スイッチOFFを検出すると
タイマーが始動する(ステップ♯6)。このタイマーは
任意に設定できるが、通常は3〜5秒程度に設定されて
いる。OFFの状態で設定時間経過の有無を確認し(ス
テップ♯7)、更に所定時間内にイグニッションスイッ
チがOFFから再度ONになった事が検出されると(ス
テップ♯8)、この「OFF→ON」操作が、予め設定
されている所定回数(例えば2回)か否かを判断し(ス
テップ♯9)、所定回数未満であれば再度ステップ♯7
に戻る。所定回数の「OFF→ON」操作が確認される
と、モードは「不許可」から「許可」に切り換えられ
(ステップ♯10)、このモードがEEPROMに記録
される。従って、次回にイグニッションスイッチがON
されたときは、モードは初めから「許可モード」になっ
ている。許可モードに切り換えられると警告ランプの点
滅が消え(ステップ♯11)るので、これで操作者はモ
ード切替えを確認する頃ができる。続いて通常の点火判
断,自己診断処理が開始される(ステップ♯12)。
の切替えは、通常の運転準備のためのイグニッションス
イッチ操作では行われないスイッチ操作によって行われ
る。即ち、上記「不許可モード」の状態を警告ランプで
確認し、更に装置にも異常のない事を確認した後、イグ
ニッションスイッチのOFF操作を行う。このイグニッ
ションスイッチのOFF操作の有無を検出し(ステップ
♯5)、検出されなければ(イグニッションスイッチが
ONのままであれば)、再度前記自己診断のルーチンを
繰り返し行う事になるが、スイッチOFFを検出すると
タイマーが始動する(ステップ♯6)。このタイマーは
任意に設定できるが、通常は3〜5秒程度に設定されて
いる。OFFの状態で設定時間経過の有無を確認し(ス
テップ♯7)、更に所定時間内にイグニッションスイッ
チがOFFから再度ONになった事が検出されると(ス
テップ♯8)、この「OFF→ON」操作が、予め設定
されている所定回数(例えば2回)か否かを判断し(ス
テップ♯9)、所定回数未満であれば再度ステップ♯7
に戻る。所定回数の「OFF→ON」操作が確認される
と、モードは「不許可」から「許可」に切り換えられ
(ステップ♯10)、このモードがEEPROMに記録
される。従って、次回にイグニッションスイッチがON
されたときは、モードは初めから「許可モード」になっ
ている。許可モードに切り換えられると警告ランプの点
滅が消え(ステップ♯11)るので、これで操作者はモ
ード切替えを確認する頃ができる。続いて通常の点火判
断,自己診断処理が開始される(ステップ♯12)。
【0020】因みに、上記イグニッションスイッチの操
作に手間取っていると、所定時間内に所定回数のON/
OFFが行われていないので、ステップ♯7でタイムオ
ーバーと判断されて再びステップ♯5に戻り、再度イグ
ニッションスイッチのON/OFF操作をやり直す事に
なる。又、イグニッションスイッチがOFFのままで放
置されると、ステップ♯6のタイマーは作動を開始する
が、バックアップコンデンサが放電してしまうので、数
秒内に自動的に全ての回路が停止してしまう事になる。
作に手間取っていると、所定時間内に所定回数のON/
OFFが行われていないので、ステップ♯7でタイムオ
ーバーと判断されて再びステップ♯5に戻り、再度イグ
ニッションスイッチのON/OFF操作をやり直す事に
なる。又、イグニッションスイッチがOFFのままで放
置されると、ステップ♯6のタイマーは作動を開始する
が、バックアップコンデンサが放電してしまうので、数
秒内に自動的に全ての回路が停止してしまう事になる。
【0021】上記ステップにおけるイグニッションスイ
ッチのON/OFFの検出は、前述した様にマイコン1
0がイグニッション電圧Eiを監視しているので、この
電圧変化で判断することができる。マイコン10は、イ
グニッション電圧Eiが切られてもバックアップコンデ
ンサに蓄えられたエネルギにより、上記各ステップのプ
ログラムを実行する事ができる。従って、短時間の間に
行われる上記ON/OFF操作においては、問題なく上
記ステップ♯6〜9の操作が実行され、不許可モードか
ら許可モードへの切替えが行われる。
ッチのON/OFFの検出は、前述した様にマイコン1
0がイグニッション電圧Eiを監視しているので、この
電圧変化で判断することができる。マイコン10は、イ
グニッション電圧Eiが切られてもバックアップコンデ
ンサに蓄えられたエネルギにより、上記各ステップのプ
ログラムを実行する事ができる。従って、短時間の間に
行われる上記ON/OFF操作においては、問題なく上
記ステップ♯6〜9の操作が実行され、不許可モードか
ら許可モードへの切替えが行われる。
【0022】
【実施例】次に、モード切替え操作を更に詳細に図3の
実施例に基づいて説明する。図3(a)は不許可モード
から許可モードへの切替え操作を示したものであり、イ
グニッションスイッチのON/OFF操作を3秒以内に
2回繰り返す(,)と3回目()のONで許可モ
ードとなる。一方、警告ランプは2回目までのONの時
(,)には0.2秒周期で点滅し、不許可状態にあ
ることを警告する。3回目()のONで許可モードに
なると、6秒間連続点灯後消灯する。尚、この警告ラン
プは診断異常の警告と兼用されるが、診断異常の場合に
は不許可モードの警告とは異なったパターンの点滅、即
ち0.5秒間隔の点滅又は連続点灯となる。この不許可
モードから許可モードへの切替えは、自動車メーカーの
組付け工程で実施するため比較的簡単なパターン(暗
号)Aとしている。
実施例に基づいて説明する。図3(a)は不許可モード
から許可モードへの切替え操作を示したものであり、イ
グニッションスイッチのON/OFF操作を3秒以内に
2回繰り返す(,)と3回目()のONで許可モ
ードとなる。一方、警告ランプは2回目までのONの時
(,)には0.2秒周期で点滅し、不許可状態にあ
ることを警告する。3回目()のONで許可モードに
なると、6秒間連続点灯後消灯する。尚、この警告ラン
プは診断異常の警告と兼用されるが、診断異常の場合に
は不許可モードの警告とは異なったパターンの点滅、即
ち0.5秒間隔の点滅又は連続点灯となる。この不許可
モードから許可モードへの切替えは、自動車メーカーの
組付け工程で実施するため比較的簡単なパターン(暗
号)Aとしている。
【0023】本発明の誤爆防止の観点からは、以上の機
能を有しておれば良いが、更に以下の如き機能を付加さ
せる事も可能である。即ち、図3(b)は許可モードか
ら不許可モードへ切替えも出来る様にした場合の操作を
示したもので、図示したパターンB、即ち2秒ON
()→1秒OFF→1秒ON()→1秒OFF→1
秒ON()→1秒OFF→2秒ON()→1秒OF
F→→1秒ON()→1秒OFF→ON()の複雑
なイグニッションスイッチ操作をすると(〜)6回
目のON状態()で不許可状態となり、前述のように
警告ランプが点滅(例えば0.3秒周期)する。尚、上
記ON/OFFの時間は、正確に1秒、2秒と計測しな
がら人手によってON/OFF操作を行う事は不可能で
あるので、例えば±0.2秒程度の多少の幅を持たせて
おき、感覚的に時間を測定しつつイグニッションスイッ
チのON/OFF操作を行える様にしている事は言うま
でもない。
能を有しておれば良いが、更に以下の如き機能を付加さ
せる事も可能である。即ち、図3(b)は許可モードか
ら不許可モードへ切替えも出来る様にした場合の操作を
示したもので、図示したパターンB、即ち2秒ON
()→1秒OFF→1秒ON()→1秒OFF→1
秒ON()→1秒OFF→2秒ON()→1秒OF
F→→1秒ON()→1秒OFF→ON()の複雑
なイグニッションスイッチ操作をすると(〜)6回
目のON状態()で不許可状態となり、前述のように
警告ランプが点滅(例えば0.3秒周期)する。尚、上
記ON/OFFの時間は、正確に1秒、2秒と計測しな
がら人手によってON/OFF操作を行う事は不可能で
あるので、例えば±0.2秒程度の多少の幅を持たせて
おき、感覚的に時間を測定しつつイグニッションスイッ
チのON/OFF操作を行える様にしている事は言うま
でもない。
【0024】又、この許可モードから不許可モードへの
切替えは、自動車がユーザに購入使用された後のディー
ラー工場での整備、補修を想定しているため、ユーザー
の操作では絶対起こりえないパターンとする必要があ
り、図示するように複雑なパターンBとしている。な
お、図示するパターンは例示であり、これ以外のもので
も構わない事は言うまでもないが、両パターンを同じと
する事も可能である。
切替えは、自動車がユーザに購入使用された後のディー
ラー工場での整備、補修を想定しているため、ユーザー
の操作では絶対起こりえないパターンとする必要があ
り、図示するように複雑なパターンBとしている。な
お、図示するパターンは例示であり、これ以外のもので
も構わない事は言うまでもないが、両パターンを同じと
する事も可能である。
【0025】次に、上述のエアバッグ装置の操作方法を
工程に従って図4に基づいて説明する。図4において、
エアバッグ装置メーカーにおいて、エアバッグ装置の点
火動作を確認し、出荷の合否を判定(20)する。合格
品には消印を押して封印(21)し、図1の通信インタ
フェース11を使用して直接暗号Bを入力してEEPR
OMに不許可モードを記録しておく。次に、自動車メー
カーの組立工程において、エアバッグモジュールをステ
アリングホイールに組み込んだ後、動作試験等のためイ
グニッションスイッチをONにすると警告ランプが点滅
(23)する。この組立工程の間は、不許可モードにな
っているので、如何なる衝撃があっても誤爆することは
ない。又、警告ランプが点滅し続けているので、モード
切替えを忘れる虞れもない。次にイグニッションスイッ
チを操作して図3の暗号Aを入力してモードを不許可モ
ードから許可モードに切り替える(24)。これにより
警告ランプも消灯し、この状態で工場から出荷される。
次に、車検等のためディーラーの工場でイグニッション
スイッチをONしたままエアバッグ装置を取り外す場合
には、イグニッションスイッチを操作して図3の暗号B
を入力し、許可モードから不許可モードに切り替える
(25)。点検が終われば、再度前述の許可モードへの
切替え操作を行い、ユーザーに渡される事になる。
工程に従って図4に基づいて説明する。図4において、
エアバッグ装置メーカーにおいて、エアバッグ装置の点
火動作を確認し、出荷の合否を判定(20)する。合格
品には消印を押して封印(21)し、図1の通信インタ
フェース11を使用して直接暗号Bを入力してEEPR
OMに不許可モードを記録しておく。次に、自動車メー
カーの組立工程において、エアバッグモジュールをステ
アリングホイールに組み込んだ後、動作試験等のためイ
グニッションスイッチをONにすると警告ランプが点滅
(23)する。この組立工程の間は、不許可モードにな
っているので、如何なる衝撃があっても誤爆することは
ない。又、警告ランプが点滅し続けているので、モード
切替えを忘れる虞れもない。次にイグニッションスイッ
チを操作して図3の暗号Aを入力してモードを不許可モ
ードから許可モードに切り替える(24)。これにより
警告ランプも消灯し、この状態で工場から出荷される。
次に、車検等のためディーラーの工場でイグニッション
スイッチをONしたままエアバッグ装置を取り外す場合
には、イグニッションスイッチを操作して図3の暗号B
を入力し、許可モードから不許可モードに切り替える
(25)。点検が終われば、再度前述の許可モードへの
切替え操作を行い、ユーザーに渡される事になる。
【0026】
【発明の効果】上述の如き構成を有する本発明の一括搭
載電子式エアバッグ装置によれば、以下の如き顕著な効
果が期待できる。 (1)本発明のエアバッグ装置には、エアバッグを作動
させる作動信号の出力を許可しない不許可モードと、こ
れを許可する許可モードとの2つのモードを設け、且つ
不許可モードから許可モードへの切替えを可能となして
いるので、不許可モードの状態でエアバッグ装置の車両
への取付け作業を行う事ができ、組立工程において多少
の衝撃があっても誤爆を確実に防止する事が可能とな
る。 (2)前記不許可モードの場合には、これを警告する警
告信号発生手段を備えているので、許可モードへの切替
え忘れを防止する事ができる。 (3)上述の様に、電子式エアバッグ装置の場合は衝突
判断用にマイコンを備えており、且つ通常の装置は診断
用にEEPROMも備えているので、本発明を適用する
上で何等ハードウエアの追加を必要とせず、ソフトウエ
アの追加のみで誤爆防止を確実なものとする事ができる
と共に、従来のような安全スイッチ、ピン等のメカニカ
ルな部品も不要となり、コスト低減の観点からも、その
効果は大である。 (4)必要なモード切替えのための操作は、イグニッシ
ョンスイッチのON/OFF操作のみであるので、自動
車組立工程においてマイコンとの通信インタフェースを
必要とする事なく簡単にモード切替えを行う事ができ、
組立工程の煩雑さが軽減される。 (5)更に、許可モードから不許可モードへの切替えも
可能とすれば、設備完備した自動車組立工場のみなら
ず、設備の不十分な自動車整備工場においても、使用中
の車の補修段階で、許可モードから不許可モードに切り
換えてエアバッグ装置の取り替え等の作業を行う事が可
能となるので、組立工場内のみならず、修理工場におい
ても誤爆防止の安全性は一層向上する。
載電子式エアバッグ装置によれば、以下の如き顕著な効
果が期待できる。 (1)本発明のエアバッグ装置には、エアバッグを作動
させる作動信号の出力を許可しない不許可モードと、こ
れを許可する許可モードとの2つのモードを設け、且つ
不許可モードから許可モードへの切替えを可能となして
いるので、不許可モードの状態でエアバッグ装置の車両
への取付け作業を行う事ができ、組立工程において多少
の衝撃があっても誤爆を確実に防止する事が可能とな
る。 (2)前記不許可モードの場合には、これを警告する警
告信号発生手段を備えているので、許可モードへの切替
え忘れを防止する事ができる。 (3)上述の様に、電子式エアバッグ装置の場合は衝突
判断用にマイコンを備えており、且つ通常の装置は診断
用にEEPROMも備えているので、本発明を適用する
上で何等ハードウエアの追加を必要とせず、ソフトウエ
アの追加のみで誤爆防止を確実なものとする事ができる
と共に、従来のような安全スイッチ、ピン等のメカニカ
ルな部品も不要となり、コスト低減の観点からも、その
効果は大である。 (4)必要なモード切替えのための操作は、イグニッシ
ョンスイッチのON/OFF操作のみであるので、自動
車組立工程においてマイコンとの通信インタフェースを
必要とする事なく簡単にモード切替えを行う事ができ、
組立工程の煩雑さが軽減される。 (5)更に、許可モードから不許可モードへの切替えも
可能とすれば、設備完備した自動車組立工場のみなら
ず、設備の不十分な自動車整備工場においても、使用中
の車の補修段階で、許可モードから不許可モードに切り
換えてエアバッグ装置の取り替え等の作業を行う事が可
能となるので、組立工場内のみならず、修理工場におい
ても誤爆防止の安全性は一層向上する。
【図1】本発明の一括搭載電子式エアバッグ装置の構成
を示す機能ブロック図である。
を示す機能ブロック図である。
【図2】マイコンの作動を示すフローチャート図であ
る。
る。
【図3】イグニッションスイッチによるモード切替え操
作を示すグラフ図である。
作を示すグラフ図である。
【図4】エアバッグ装置の工程図である。
2 イグニッションスイッチ 8 エアバッグユニット(エアバッグ) 9 加速度センサ(センサ) 10 マイコン(衝突判断回路) 18 作動信号 32 車載バッテリ 50 作動回路
Claims (8)
- 【請求項1】 ガス発生器に装着されたエアバッグユニ
ット(8)と、車両の加速度を検出する加速度センサ
(9)と、該加速度センサからの加速度信号に基づいて
衝突を検知してエアバッグを展開させるための駆動回路
(5)に、その作動信号(18)を出力する衝突判断回
路(10)と、イグニッションスイッチ(2)を介して
車載バッテリ(32)に接続され、該バッテリからの電
気エネルギを蓄積するコンデンサ(4)とを一体的に備
えた一括搭載電子式エアバッグ装置において、前記衝突
判断回路(10)は、前記作動信号(18)の出力を許
可する許可モードと許可しない不許可モードとの2つの
モードを有し且つ少なくとも前記不許可モードから許可
モードへの切替えは可能とされ、前記不許可モードにあ
る場合には、これを警告する警告信号発生手段とを備え
ており、前記不許可モードから許可モードへの切替え
は、所定時間内におけるイグニッションスイッチ(2)
の複数回のON/OFF操作によって行う事を特徴とす
る一括搭載電子式エアバッグ装置。 - 【請求項2】 前記衝突判断回路(10)が不許可モー
ドの場合には、装置の自己診断処理を行い、装置に異常
が検出されると不許可モードから許可モードへの切替え
を不能にしてなる請求項1に記載の一括搭載電子式エア
バッグ装置。 - 【請求項3】 前記装置の自己診断の結果、装置に異常
が検出されると、これを警告する警告信号発生手段を有
しており、当該警告信号と前記不許可モードを警告する
警告信号とは、そのモードを異ならしめている請求項2
に記載の一括搭載電子式エアバッグ装置。 - 【請求項4】 前記警告信号が、警告ランプの点滅であ
る請求項1乃至3のいずれかに記載の一括搭載電子式エ
アバッグ装置。 - 【請求項5】 許可モードから不許可モードへの切替え
も可能となし、且つこの切替えも、所定時間内における
イグニッションスイッチの複数回のON/OFF操作に
よって行える様にしてなる請求項1乃至4のいずれかに
記載の一括搭載電子式エアバッグ装置。 - 【請求項6】 前記許可モードから不許可モードへの切
替えのためのイグニッションスイッチの操作パターン
と、前記不許可モードから許可モードへのイグニッショ
ンスイッチの操作パターンとを異なる操作パターンとし
てなる請求項5に記載の一括搭載電子式エアバッグ装
置。 - 【請求項7】 前記許可モードから不許可モードへの切
替えのためのイグニッションスイッチの操作パターン
を、前記不許可モードから許可モードへのイグニッショ
ンスイッチの操作パターンよりも複雑にしてなる請求項
6に記載の一括搭載電子式エアバッグ装置。 - 【請求項8】 ガス発生器に装着されたエアバッグユニ
ット(8)と、車両の加速度を検出する加速度センサ
(9)と、該加速度センサからの加速度信号に基づいて
衝突を検知してエアバッグを展開させるための駆動回路
(5)に、その作動信号(18)を出力する衝突判断回
路(10)と、イグニッションスイッチ(2)を介して
車載バッテリ(32)に接続され、該バッテリからの電
気エネルギを蓄積するコンデンサ(4)とを一体的に備
え、前記衝突判断回路(10)には、前記作動信号(1
8)の出力を許可する許可モードと許可しない不許可モ
ードとの2つのモードを有し且つ少なくとも前記不許可
モードから許可モードへの切替えは可能とされ、不許可
モードにあるときは、これを警告する警告信号発生手段
とを備えてなる一括搭載電子式エアバッグ装置を車両に
組付けるに当たり、前記衝突判断回路(10)を予め不
許可モードが登録した状態で該装置を車両に取付け、続
いてコネクタを結線した後、前記衝突判断回路(10)
が不許可モードにある事を前記警告信号発生手段にて確
認し、しかる後に所定時間内におけるイグニッションス
イッチ(2)の複数回のON/OFF操作によって、前
記不許可モードから許可モードに切り替える事を特徴と
する一括搭載電子式エアバッグ装置の車両への組付け方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20736295A JPH0930365A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 一括搭載電子式エアバッグ装置及びこの装置を車両に組付ける方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20736295A JPH0930365A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 一括搭載電子式エアバッグ装置及びこの装置を車両に組付ける方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930365A true JPH0930365A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16538485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20736295A Pending JPH0930365A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 一括搭載電子式エアバッグ装置及びこの装置を車両に組付ける方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930365A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008197960A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Panasonic Ev Energy Co Ltd | 制御機能付き回路、及び、その検査方法 |
| JP2010167995A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Denso Corp | 乗員保護システム |
| JP2017123106A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 電子制御装置 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP20736295A patent/JPH0930365A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008197960A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Panasonic Ev Energy Co Ltd | 制御機能付き回路、及び、その検査方法 |
| JP2010167995A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Denso Corp | 乗員保護システム |
| JP2017123106A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 電子制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |